80番 バンコク不完全バスガイド

1月18日、こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

これはバンコクの路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコクの路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。それら全てを含み系統全部を始点から終点までは乗れていません。ですからこれは不完全バスガイドです。路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。


基本情報

ワット・シーヌアン・タマウィモンWat Srinuan Thammawimol ~ ノンケーム・ワットシーヌアン通りNong Khaem Wat Srinual ~ ペットカセーム・ソイ81 Phet Kasem Soi81 ~ ペットカセーム通りPhetkasem ~ バーンケー市場Bang Khae ~ BTSバーンワー駅Bang Wa ~ タープラTha Phra ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ピンクラオ橋Pin Klao Br.~ 王宮広場Sanam Luang(王宮エリア規制中:ラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klang ~ 民主記念塔Democracy Momument)

 全区間の地図は一番下にあります。

バンコクの西サムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアンから王宮広場までの路線です。

王宮エリア側の起点(タマサート大学前)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)は民主記念塔でUターンしています。

本数は直営エアコンバスだけでも普通(15分に一本程度)なのですが、それ以外に委託エアコンバスとミニバスもあるので待つストレスはありません。

バス車種

直営エアコンバス・オレンジ(ワット・シーヌアン~王宮広場)
委託エアコンバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)
委託ノンエアコンミニバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)

ルート周辺

バスの出発はバンコクとサムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアン・タマウィモンです。このお寺横のノンケーム・ワットシーヌアン通りで路駐して出発を待っています。

Bus80 Wat Srinuan 1

ワット・シーヌアン・・・失礼ながらかなり普通じゃないお寺です(汗)本堂とか礼拝堂、僧堂、火葬堂などの集合体のイメージからは遠いです。お寺に付帯するのか定かではありませんが、学校と病院のビルがそこだけ集まっています。その中に閉じたままのお寺っぽいお堂はあるのですが・・・

Wat Srinuan 2017Jan 2

海軍の船だと思いますが掃海艇がその堂の横に置いてあるし、その堂以外は砦風に作った大きな建物の中に大砲や機関銃を飾ってあり、その前はアユタヤ時代の戦闘シーンです。色々変わったコレクションのお寺をタイで見ていますが、ここはバトルファンなのでしょうか?

Wat Srinuan 2017Jan 3

Wat Srinuan 2017Jan 4

居合わせた僧と少し話しましたが、ナレースワンなど歴代の王だそうです。なぜバトルなのかは私の幼稚なタイ語では最後まで分かりませんでした。

このお寺の裏、そしてバスが路駐している後ろに流れるのがナムデーン運河Nam Daengで、この小さな運河が都境になります。運河の手前にはバンコク都境標柱があります。

Wat Srinuan 2017Jan 5

バスがワット・シーヌアン前を出るとノンケーム・ワットシーヌアン通りを北上しますが、この通りは畑なのか果樹園なのか、ただの野原なのか・・・どうしてバスが通るのかを考えてしまう道です。でもここもバンコク都なのですねぇ~

Wat Srinuan 2017Jan 1

バスがパーシーチャルーン運河の手前の丁字路で右折する所がワット・ノンケームです。この丁字路手前に委託バス車庫(画像下)があり、車庫を出てすぐにコンビニ・セブン前から委託バスがルートに合流します。従って復路では委託バスはワット・シーヌアンまで行かないので注意です。

Bus80 Nong Khaem 1

ワット・ノンケームはパーシーチャルーン運河に接した大きなお寺で、1870年建立だそうです。当時この辺りは沼地でケーム(知らない英語でSACCHARUM)の草に囲まれていた事から名付けられたそうです。地方では普通にありますが、お寺の広い敷地では市が立っているようです。

Nong Khaem 2017Jan 1

パーシーチャルーン運河はバンコクヤイ運河に接するワット・パークナム横からターチン川まで一直線で28㎞の運河です。説明板に面白い話が載っていました。ラマ4世がアヘン税徴収官に命じて運河を掘らせたそうです。中国人工夫への支払いもアヘンが使われたそうです。

Nong Khaem 2017Jan 3

運河の完成はラマ5世統治下の1872年、ちょうどワット・ノンケームの建立と同じ時期ですね。そして工事費が回収されるまでは運河を利用する船から税金を徴収したそうです。そんな事からかパーシーチャルーンを訳すると「税金で繁栄」でしょうか。色々な意味で税金を上手に使った運河と言う事でしょうか・・・しかしアヘン税まであったのですねぇ~

その運河に立派な「ワット・ノンケーム船着場Wat Nong Khaem Pier」があるのですが・・・この下で登場するパーシーチャルーン運河ボートがここまで来ているはずはないし・・・今は謎のままです(汗)

Nong Khaem 2017Jan 2

バスはペットカセーム通りSoi81からペットカセーム通りに出ると、いったん西へ行ってからUターンして東に向かいます。そしてペットカセーム通りとカンチャナピセーク通りが立体交差する所には、この地域で一番大きなショッピングモール「ザ・モール・バーンケーThe Mall Bang Khae」があります。「西の巨艦ショッピングモール」で詳細をエントリー済みです。

Mar29 Mall Bangkhae 1

ザ・モール・バーンケーから東のペットカセーム通りはMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸工事で現在はぐちゃぐちゃ状態です。その工事状態や駅の場所、周辺情報を「MRT高架延長部下を歩く 1」と「MRT高架延長部下を歩く 2」でエントリー済みです。

Mar26 Lak Song 2

ペットカセーム通り沿いのバーンケー市場はこの地域で一番大きな市場です。歩道上から市場内へと境目なく店が続き、いつ行っても多くの人で賑わっています。私の好きな市場の一つです。

Bus007 BangKhae1

バーンケー市場の横に小さな運河(Ratcha Montri)が南北に流れているのですが、ペットカセーム通りからワット・ニンマーノーラディーまでの運河沿いが独特の雰囲気なのです。なんて言うか・・・運河を背にした小さな店がずらっと並んでいます。

Bus007 BnagKhae2

またワット・ニンマーノーラディーには前述したパーシーチャルーン運河ボートの船着場がありますし、「パーシーチャルーン運河水上マーケット」のいい感じの木造長屋風造りの建屋が並んでいます(まぁ、あまり人気が無いようで寂しさが漂っていますが)。

Wat Nimma Norad

ペットカセーム通りSoi56~54の反対側にはショッピング・モール「シーコン・バーンケー Seacon Bangkae」があり、4階にはバンコクのショッピングモールで一番充実している遊戯施設「YoYoLand」があります。「もう一つのシーコン」で詳しく紹介しています。

Mar22 Seacon bankae 1

バスはBTSシーロム線の西端の駅「バンワー駅」の下を通りますが(画像下は珍しいエアコンバスです)、このすぐ近くにパーシーチャルーン運河ボートの「サパーン・タークシン-ペットカセーム船着場」があります。当時バンコクで一番新しい運河ボート(2016年9月からは二番目)で個人的にはかなり好きです。「バンコクで一番新しい運河ボート」や「パーシーチャルーン運河ボート活用術」などのエントリーがあります。

Bus80 Bangwa

Boat

ペットカセーム通りSoi20を15分ほど歩くとバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、新しく(強引に)作られた「バーンルアン運河水上マーケット」があります。規模が小さいし賑わっていませんが、隣はアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。詳しくは「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」でエントリー済みです。

BangLuang

Canal

タープラ交差点でバスは左折しジャラン・サニットウォン通りに入ります。この交差点上にMRTタープラ駅が工事中です。そのMRTブルーラインは延長部が完成すると数字の「9」のように変則環状線になります。タープラ駅はその「9」の字の重なり合う所で、現在工事でものすごい事になっています。

Mar24 Tha Phra 2

タープラ交差点近くには立派なお寺ワット・タラートがあるのですが、ここの本堂?の中に遺跡のような石組みの古い本堂?があって仏像が安置されています。

May26 Tha Phra 5

タープラ交差点まではペットカセーム通りでMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事下を走ります。タープラ交差点からはジャラン・サニットウォン通りで同じくブルーラインのバンスー駅からの延伸高架工事下を走ります。結局80番は全部で9駅を通る事になります。

May26 Tha Phra 1

MRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事も全区間を歩き、全駅を紹介しています。「MRTブルーライン延伸部を歩く 5 いよいよ最終回」が最後のエントリーです。

May26 13

ジャラン・サニットウォン通りSoi3の奥でバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、上記の古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。ギャラリーやカフェに土産物売りなどが運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。

Artist House 2

Artist House 3

ジャラン・サニットウォンSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

やがてバスはジャラン・サニットウォン通りとプランノック通りとの交差点「イエーク・ファイチャイ」を直進します。「イエーク」は交差点で「ファイチャイ」はSpotlightスポットライトの意味があるそうで、英語の意味すら今一つ理解できないのですが(汗)文脈から第二次世界大戦末期のバンコク空襲に備えての対空迎撃用投光器に関係があるようです。そんな説明板がある交差点が下の画像です。

May23 Fai Chai 2

そしてジャラン・サニットウォン通りが東へカーブする辺りには、この周辺で一番大きなバンクーンシー市場Bang Khun Sri Marketがあります。近年に改修されたのか中はかなり整備されています。私はバンコクや周辺で一番清潔に思う市場はラムカムヘン大学バンナーキャンパス前の市場なのですが、そこによく似ており、整然と売り場が仕切られタイル張りの床もまだきれいに残っています。市場内食堂もなかなか良くて利用しています。

Bus80 Charan Sanit Wong

May23 Fai Chai 5

次にバスは「トンブリー駅Thon Buri Railway St.」からの南本線の踏切を渡ります。「南本線はファランポーン駅からだろう!」と思われる方が多いでしょう。旧ラマ6世橋が鉄道専用橋となりチャオプラヤー川を渡りファランポーン駅に行くようになる前、南本線は他の路線と接続しないでトンブリー駅が南本線のターミナル駅で、今でもトンブリー駅を南本線の起点としているのです。

May23 Bang Khun Noi 2

バスはバンコク・ノイ運河を渡り「ボロムラチャヨンニー交差点Borommaratchachonnani Junction」で右折しますが、交差点を曲がるとすぐローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」があります。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

パタデパートを過ぎるとプラ・ピンクラオ橋を渡りますが、その手前橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

またプラ・ピンクラオ橋近くの「ワット・ドゥシダーラーム・ウォラウィハーンWat Dusidaram Worawihan」横から狭い路地を行くと、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩15分ぐらいで着きます。「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、私的にはがっかりだった所です。

Museum 4

Bus80 Pin Klao

バスがチャオプラヤー川を渡る橋は「プラ・ピンクラオ橋Phra Pin Klao Bridge」です。「チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋」で詳細をエントリー済みです。

20161220 Pin Klao 5

バスがピンクラオ橋でチャオプラヤー川を渡り、王宮広場を右に見ながらラチャダムヌンクラン通りに入り民主記念塔手前が終点です。民主記念塔のロータリー(委託バスはその前)でUターンして復路に入ります。

Bus80 DM (Start)

Democracy Monument

この終点から復路に入るルートですが、冒頭に書いた通りプミポン前国王崩御に伴う規制で2016年10月から王宮広場周辺には入りません。たぶん一年間(2017年10月)までこの臨時のルートになるかと思われます。以前は画像下のように王宮広場を半周したのですが・・・

Bus80 Sanam Luang

さて、終点の民主記念塔の手前はカオサン通りのすぐ横です。昔と違って安宿と情報を求めてバックパッカーが集まる所ではなくなったように思えます。スマホさえあればいくらでも旅の情報が得られる時代ですが、なぜか未だに旅人が集まります。

Khaosan 3

また民主記念塔の辺りは「ラッターナコシン島」と呼ばれるバンコクの始まりの地で、この辺りの散策はいにしえにバンコクを歩く歴史の道でもあります。関連エントリーは「ラッターナコシン、いにしえの島を歩く」や「ラッターナコシン博物館」などがあります。

Ratcha Natdaram 3

いかがでしょうか、80番はワット・シーヌアンからペットカセーム通りまでが他の路線がない(80n番は一部同じです)独自路線です。その辺りを詳しく書きましたが、そこではバンコク都とは思えないような雰囲気が味わえます。

Bus80 Map

どうでしょうか、少しはお役に立ったでしょうか・・・ただ乗り続ける事しか出来ませんが、これからも精度を上げて全路線を目指すとともに、更新も続けます。

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2017.01.18 | コメント(0) | バンコク路線バス

都会の思わぬ所に渡し船

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月17日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。いやぁ~昨日は良い天気でしたねぇ~ サムットプラカーン県でソンテウにいつものようにステップ立ち乗りをしていましたが、運悪くずっと日差しが直接当たる方向だったので、腕も足もじりじりしていました。

昨日のエントリーでそのサムットプラカーン県でソンテウが集まるサムロンの事を書きましたが、BTSスクムビット線のベーリング以南の延伸部で、サムロンが最初の駅になります。

そのサムロンは1980年代半ばから知っていて、今のアパートがサムロンからそう遠くないのも、何か昔の土地勘みたいなのが働いたのかも知れません。

そのサムロン駅は現在の一番賑やかな所であるインペリアル・ワールドや市場からは離れていて、サムロン運河の南側にあります。その為にBTS得意のスカイウォークを駅からサムロン運河の北側にある繁華街まで通そうとしています。

20170116 Samrong

このサムロンって賑やかな所は運河の北側に全てあり、スクムビット通りには歩道も無くて運河の南北で歩行者の行き来が少ない所でした。

スクムビット通りの下って言うか横には歩行者用の仮橋はあったのですが、その仮橋から50mぐらいの所に渡し船があったぐらい、運河を挟んでの行き来が不便だったのです。

その渡し船、バンコク周辺部では珍しいロープを伝うように船頭さんが舟を動かすタイプで、「珍景!渡し舟私的ランキング」で見事に1位に輝きました。

Samrong 1

ロープを使った渡し船は他にもあるのですが(画像下はラムカムヘンのセンセープ運河)、人力は私が知る限りここだけです。

Ram 29 2

それも・・・早い時期にもう見る事は出来なくなるように思えます。

渡し船・・・バンコク都とその周辺県だけでも多くを見て来ました。上記の通り私的ランキングを発表(笑)しているぐらいで、チャオプラヤー川の渡し船は河口からパークレットまで全ての渡し船を書いています。最新のエントリー「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」から遡れます。

20170116 PhraPhraDaeng

こんなに渡し船が好きなのは・・・路線バスと同じで、そこに住む庶民の足だからです。特に渡し船は路線バスよりそれが色濃く出て、船を使う人々はその地域の人だけなのが普通です。そして当たり前ながら交通事情が良くない所に多くあります。

そんな想いがブログで伝わったのか・・・読者から私が知らない渡し船をコメントで教えて頂きました。

今日の本題はその知らなかった渡し船です。

年が明けてから行きましたが・・・なかなか良いです。もっとも「良い」の意味が私的に偏り過ぎているかとは思うのですが(汗)

20170116 Bang Sue 1

私が見て来た中で最も短い渡し船だと思います。上述のロープを伝うサムロン運河やセンセープ運河の渡し船より短いです。板を渡せば通れそうな・・・

20170116 Bang Sue 2

場所は・・・バンスー運河で広義で言えばMRTカムペーンペット駅Kamphaeng PhetとBTSサパーンクワイ駅Saphan Khwaiの間です。狭義で言えばオートーコー市場Ortorkor Market裏からワット・パイトンWat Phaiton裏です。

カムペーンペット側にあるオートーコー市場はチャットチャック・ウイークエンドマーケットに近い事もあって観光客が多い市場ですね。市井の市場とはかなり異なって大変綺麗に整備整頓された農業協同組合による市場です。

Ortorkor Market 1

ある意味着飾った外面を感じますし、市井の市場に並ばない旬ではない高い果物も並んでいます。値段は比べようもありません。最近では中国語の表示が大変多いので、中国人観光客が主なターゲットと思われます。いずれにしても「タイ庶民の市場」ではないので、渡し船の利用者は通過するだけです。

Ortorkor Market 2

ここは何度も通っているのに・・・まったく気が付きませんでした。読者から教えていただいた後でも、オートーコー側からの船着場がちょっと探してしまいました。市場の裏でも西端に船着場があります(画像下で右の木の下、左は市場)。

20170116 Bang Sue 3

20170116 Bang Sue 4

サパーンクワイ側は生活感たっぷりな運河沿いの小道を行けば、ワット・パイトンの裏にも横にも出られます。

20170116 Bang Sue 5

20170116 Wat Phaiton 1

ワット・パイトン自体に関しては説明板もなくてお寺の謂れなどは不明です。結界石で囲まれた本堂は閉まっていました。

20170116 Wat Phaiton 2

このお寺からパホンヨーティン通りSoi15を歩けば10分もしないでBTSサパーンクワイ駅です。この短い路地がなかなか「良い」感じです。お寺側はタンブン屋さんが多く、パクソイに向かうに従って食堂が多い下町商店街の趣です。周辺に住む人はさぞ便利かと思います。

20170116 Wat Phaiton 3

サパーンクワイ駅周辺は(営業中のBTS沿線を扱わない)本ブログで唯一多くのエントリーがある所で、出来たらここに住みたいと思うぐらいの好きな町です。(私からすれば)都心部とも言える所でありながら下町風情を感じます。Soi15のパクソイの南はすぐBTSの駅です。

20170116 BTS

渡し船に戻りましょう。
船賃は3バーツ。船の中で船頭さんに払います。船が反対側の時は桟橋で船頭さんに合図すればすぐに来てくれます。小さな船なので乗り降りに十分注意が必要です。

20170116 Bang Sue 6

20170116 Bang Sue 7

面白いのは短い距離の渡し船なので、船の向きを変える事はありません。行き(ワット・パイトン→オートーコー)は舳先に向けて動きますが(画像下)、帰りは船頭さんだけ向きを変えて漕いでそのままバックします(画像下の下)。

20170116 Bang Sue 8

20170116 Bang Sue 9

バンスー運河はタイ国鉄SRTバンスー駅の広い敷地の南側から、ラップラオ運河に繋がる東西の運河です。バンコク大洪水の時は南下する洪水の止める境となった運河で、ご記憶がある方も多いのではないでしょうか。

20170116 Bang Sue 10

さて、渡し船・・・ご近所の方が利用されるだけでなく、オートーコー市場とBTSサパーンクワイ駅を結ぶ近道として使えそうです。BTSモーチット駅で乗り換えてMRTを一駅だけ乗ってカムペーンペット駅に行くなら・・・と言う比較論で、あまり時間差はないかも知れませんが、「近道を知っている感」はたっぷりなので自慢できるかも(笑)

いやぁ~ 面白かったです。
教えて頂いた読者に感謝です。ありがとうございました。

20170116 Map Boat

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2017.01.17 | コメント(2) | 水上/運河ボート

最終回!新線ライトレッドライン④ タリンチャン駅

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月16日、今朝のバンコク(の隅っこ)は薄曇りですが、これから晴れになるようです。昨日は終日うす曇りの一日でした。乾季なのか雨季なのか分からない日が続きましたが、少しは落ち着くのでしょうか・・・

さて先日、久しぶりにサムロンを歩いたのですが、BTSベーリング駅から先の工事でぐちゃぐちゃだったスクムビット通りがすっかり片付いていました。外から見るだけですが、サムロンまでは今年中に試験運転が出来そうな雰囲気でした。

20170117 Samrong

サムロンは私的にサムットプラカーン県の浅草だと思っている所で、周辺に多くある工場に勤める女工さん達がバンコクまでは出ないで、ソンテウが集まるここで買い物を楽しむ所。

ここまで一駅延びるだけで街は大きく変わるでしょうし、BTSが初めてサムットプラカーン県に進入する事になります。

そんなバンコクどころか周辺県をも変えようとしているいるかに見える都市型鉄道、昨年3月から全ての新線工事区間を見て来ました。それもなんと全て歩いて!

歩いて初めて見える物もありますし、何よりも駅だけでなくその周辺の街や人々の暮らしに近づく事が出来るのですよねぇ~ それにしてもなんて馬鹿な事をしたのでしょう(笑)

それも今回のエントリーで一応の最後です。読者コメントだとBTSモーチット北の延伸がエントリーした以外にも離れた所であるようですが、それだけ残して大団円です。

と言う事で、今回のライトレッドラインを除き、エントリー済みの新線と延伸工事の全てを記しておきます。

New Railway 2016 DEC

そしてMRT、BTSにSRTの新線、延伸工事区間のエントリーは以下の通りで、それぞれのシリーズ最終回から全てのエントリーを追えます。

MRTの新線パープルラインを歩くシリーズ
MRTブルーライン・ファランポーン駅からの延伸部を歩くシリーズ
MRTブルーライン・バンスー駅からの延伸部を歩くシリーズ
BTSスクムビット線ベーリング駅からの延伸部を歩くシリーズ
BTSスクムビット線モーチット駅からの延伸部を歩くシリーズ

おまけで(笑)ローカル鉄道そのもののタイ国鉄マハーチャイ線は17回のエントリーで全ての駅を紹介しています。私的なお勧めです。17回目のエントリーから全て追えます。
マハーチャイ線を歩く17 ついに終点マハーチャイ駅

そして今回のテーマ、ライトレッドラインの今までのエントリーです。
国鉄新線ライトレッドライン③ バーンバムル駅
新線ライトレッドライン 全て見せます② バーンソン駅
タイ国鉄新線ライトレッドライン 全て見せます①

そして4回目がいきなりの最終回(笑)いやぁ~ライトレッドラインって短いわけではないのですが、駅が(実際に目で確認できるのは)四つだけなのです。しかも今回エントリー分の駅周辺は・・・この下の本文通りです(汗)


タリンチャン駅Taling Chan

バーンバルム駅を出て線路は西へ向かいバンコクノイ運河を越えます。高架は高速道路で鉄橋が在来線、その向こうに新線があります。ちょうど在来線のディーゼル車が運河を渡っていました。

20170117 Taking Chan 1

20170117 Taking Chan 4

下の画像はバンコクノイ運河の西側から東を撮ったもので、奥がバーンバルム駅側になります。

20170117 Taking Chan 2

この下の画像はその反対側で西側を撮ったもの。奥がタリンチャン駅側になります

20170117 Taking Chan 3

こうした線路沿いを歩くのは・・・本当に面白くありません(笑)線路のフェンスにどこにでもあるような住宅街って言うか、あまり生活感がない町並みが続きます。線路沿いを歩くのに飽きた頃にタリンチャン駅です。

20170117 Taking Chan 5

在来線の駅名は「タリンチャン・ジャンクション駅Taling Chan Junction St.」なんですね。トンブリー駅からの南本線とファランポーン駅からの南本線がこの駅で合流します。トンブリー駅に向かうと途中に観光客に人気の(私は苦手な)タリンチャン水上マーケット(画像下)があります。

20170117 Taking Chan 6

ここも立派な駅が出来ていますが、その横にはプラットフォームがあるようなないような在来線の駅です。

20170117 Taking Chan 7

20170117 Taking Chan 8

駅の周辺は・・・好奇心を刺激するものは何もないです。バス通りも遠く30分以上ソンテウも通ってなかったです。この駅を利用している方はどうしているのか? って言うか駅を作った意味すらも、在来線があったから以外には見出せませんでした。

20170117 Taking Chan 9

タリンチャン駅で今の所ライトレッドラインとしてはここまでのようです。

最初のエントリーにも書きましたが、ライトレッドラインは2013年にディーゼル車で試験走行を乗客を乗せてしています。それからですので3年以上立派な駅が使われていないままです。

私の勝手な推測ですが、最終的には電車を走らせるのでしょうが車両や運行システムは決まっているのか? この新線に都市型電車を走らせても営業的に成り立つのか? あるべき姿は在来線の線路を廃止して、ライトレッドラインに在来列車も走らせるべきだが・・・もう答えの出ない推測ばかりが出て来ます。

ライトレッドラインもダークレッドラインも新バンスー駅の完成待ちでしょうが、いったいどうなるのか・・・楽しみですが、私がその開業した新線を見る事はないように思えます。

20161208 Map

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2017.01.16 | コメント(4) | 国鉄・BTS・MRT

チャオプラヤー名橋奇覧⑨ラマ8世橋

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月15日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りですが、この後晴れそうに思えます。昨日は久しぶりに良い天気でしたが、涼しくもあった一日です。毎日こんな天気だと助かるのですが・・・

1月15日、以前はこの日に成人式がありました。ちょうどこの時期は東京でも雪が降る事があって、そんな事が思い出されます。今だと「センター試験の日は雪が降る事が多い」でしょうか。厳しい寒さも後2ヵ月です。皆さん身体に気を付けて下さい。

ところで、この日以外にも日本の祝日って・・・古いまま私の頭の中に残ってしまい、それがアップデートで上書きされないままなのです。それは遠い昔に初めて日本の住所を抜いて海外に住むようになって時のままなのです。

海外に長いと言えば、前国王ラマ9世(プミポン国王)の兄君であられたラマ8世はその生涯の多くを海外で過ごされていました。ドイツのハイデルベルグで生まれ、人生の多くをスイスで過ごし、ラマ7世が退位されてタイに戻られた翌年に変死と言う・・・タイではタブー視されている話です。

昨年3月にそのハイデルベルグを旅した時、古い街並みの旧市街を見ながら、幼いラマ8世もここを歩いたのだろうか・・・そんな事を私は思っていました。

20170115 Rama 8-3

さて、強引な前置き話を止めて、そろそろ本題に入りましょう。
年末年始の特番的エントリーが続いていたので、久しぶりになってしまった通常版エントリーの最後は「チャオプラヤー名橋奇覧」シリーズです。

チャオプラヤー川に架かる橋を河口から遡って見て来ましたが、前回はピンクラオ橋でした。そのピンクラオ橋からも良く見えます。画像下では手前がピンクラオ橋で、奥の塔がラマ8世橋です。

20170115 Rama 8-1

また、バンコクの基礎となったラッターナコシン島を歩くと、この橋の印象的な塔がどこからでも見る事が出来ます。(画像下で右奥上です)

20170115 Rama 8-2

ラマ8世橋・・・非常に印象的なフォルムですねぇ・・・
その本題に入る前に、本シリーズのエントリー済みは以下の通りです。

チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑥ プラ・ポックラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑤ タクシン橋
チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋
チャオプラヤー名橋奇覧③ ラマ9世橋
チャオプラヤー名橋奇覧②プミポン橋1&2
チャオプラヤー名橋奇覧①カンチャナピセーク橋

それでは本題に・・・

ラマ8世橋Phra Pin Klao Bridge

ピンクラオ橋の1㎞弱上流に架かる橋です。橋の高さがあるのでランプ部も長く、ラマ8世通りで右岸(西側)はピンクラオ通りとアルンアマリン通りとの交差点に繋がります。

Rama8 Bridge 1

左岸(東側)はサムセン通りの上を通り、ラチャダムヌンノーク通りへと繋がります。ムエタイの「ラーチャダムヌン・スタジアムRachadamnoen MueThai Stadium」の南側です。

20170115 Rama 8-4

ラマ8世橋は塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接繋ぎ支える構造の斜張橋Cable-stayed Bridgeで、厳密には塔と塔の間に張ったメインケーブルを介して橋桁を支える吊り橋とは異なります。横浜のベイブリッジは斜張橋で、東京のレインボーブリッジは吊り橋かと・・・まぁ、そんな事はどうでも良いかも(笑)

20170115 Rama 8-5

チャオプラヤー川に新しく架けられた多くの橋がこの斜張橋で、ずっと下流ですがフォルムが非常に美しいプミポン橋1&2(画像下)もこのタイプです。

20161016 Bhumibol 2-1

ただ、ラマ8世橋は塔が右岸(西側)だけにある非対称の珍しいスタイルです。右岸の陸上にある主塔ひとつで橋を橋桁を支えているので、その主塔は力強く、川には塔がないのも特徴です。

20170115 Rama 8-6

Rama8 Bridge 2

1999年建設開始で開通が2002年5月7日ですが、プミポン前国王が兄君ラマ8世の誕生日9月20日にラマ8世橋と命名しました。珍しく日本のODAではなく、調べると中国系の名が出て来ます。興味深いですねぇ~

20170115 Rama 8-7

塔がある西側はラマ8世公園として整備されており、ラマ8世像が見つめているのはチャオプラヤーの流れなのか、その先の王宮でしょうか・・・

Rama8 Park

東側はラマ5世によって建てられた「バンクンプロム宮殿Bang Khun Phrom Palace」がチャオプラヤー川に面しています。その奥にある「タイ銀行博物館Bank of Thailand Museum」の一部として使われているようですが、この博物館は事前予約のグループのみ立ち入りが出来るので、私はその機会に恵まれていません。

20170115 Rama 8-8

また東側の少し上流側には「テウェス船着場Thewet Pier」があって、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに対岸への渡し船が2ルート、そして2016年9月にスタートしてクルンカセーム運河ボートの船着場もあります。「チャオプラヤー渡し百景8 テウェス」でもエントリーしています。

20170115 Rama 8-9

橋は歩道もあって、川の流れと周辺の景色を楽しみながらこの両岸を行き来出来ます。また歩道の手すりは蓮をモチーフにしたデザインかと勝手に想像しています(汗)

20170115 Rama 8-10

20170115 Rama 8-11

この橋を渡る路線バスはないと思っています。西側は57番(トンブリー地区循環)の時計回りが橋の下でUターンします。東側はサムセン通りを走る下記のバスなど多く走っています(もっとありますが把握してる番号のみ)。
3番(北バスターミナル~クルントンブリー駅)
9番(カンラプルック通り~国鉄サムセン駅)
32番(王宮広場~パークレット)
33番(王宮広場~パトゥムターニ)
49番(北バスターミナル~ファランポーン駅)
53番(旧市街地循環)
64番(ノンタブリー船着場~王宮広場)
65番(ワット・パクナム・ノンタブリー~王宮広場)
516番(バーンブアトン~テウェス)

いかがでしょうか、チャオプラヤー川に架かる橋でもその存在感は一番でしょうか。私には他の橋では感じない、男性的で力強い橋に見えます。

20170115 Map

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2017.01.15 | コメント(0) | バンコク街歩き

109番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月14日

これはバンコクの路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコクの路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。それら全てを含み系統全部を始点から終点までは乗れていません。ですからこれは不完全バスガイドです。路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。


基本情報

セリタイ通りSeri Thai ~ バーンカピ市場Bangkapi Market ~ ラムサリー交差点~ラムカムヘン通りRamkhamhaeng ~ プラカノン通りPhra Khanong ~ ラマ4世通りRamaⅣ ~ ファランポーン駅Hua Lamphong

 全ての路線で全区間の地図は一番下にあります。

セリタイ通りとアウターリングのジャンクション西側から、ファランポーン駅までの路線です。

ラムカムヘン通りからラマ4世通りは他の番号と競合する区間ですが、109番そのものは本数があまり多くなく(20~30分に一本)、なかなか乗る機会がありません。


バス車種

委託ノンエアコンバス


ルート周辺

バスの出発はセリタイ通りのバス車庫からです。セリタイ通りはバーンカピとミンブリーを結びセンセープ運河の北側を走る道路で、バス車庫はアウターリングとの大きなジャンクションの西側にあります。車庫内にベンチがあって出発のバスを待てます。

Bus109 Seri Thai

バス車庫がある周辺は今は古くなった新興住宅街が多いように思えます。その中でもバス車庫の前はナワタニ・ゴルフコースNavatanee Golf Courseの立派な入口があります。1975年のワールドカップが行われたと誇らしげな看板が目立っています。もっともバス利用者には関係ない話ですが(笑)

Navatanee Golf Course

バスはセリタイ通りでバーンカピに向かいます。この通りからは見えませんが北側には運河を利用した池が多く公園が続いています。そんな中で「ナワミン・ピロム公園Nawamin Phirom Park」の南をバスは走ります。この公園はまるで直線400m以上のボートコースのように見えますが、ジョギングなどには最高の所です。

Nawamin Phirom Park 2016 NOV

次にバスはバーンカピ市場とパンティップ前の通りの反対側を走ります。復路ではバス停前が左折専用レーンなので直進する109番は停まれないのですが、直進レーンで停まってくれる時があります。いずれにしても復路でバーンカピで降りたい時は注意です。

Market

パンティッププラザ内はプラトゥーナムに比べたら人は少なくゆっくり見られますし(お兄さんが変な声をかけてくることもないです)、PCパーツは結構幅広く売られています。値段も相対的に安いです。

Pantip Plaz

Pantip Plaz inside

またこのバス停すぐ横にあるラップラオ通りSoi150の奥がセンセープ運河ボートのバーンカピ船着場です。私がアパートから都心部へ出る定番ルートで、ここから運河ボートに乗ると空いていて良い席(水しぶき、振動、騒音が少ない)に座れるのです(笑)

Bus060 Bangkapi

バーンカピでセンセープ運河を渡りラムサリー交差点で右折してラムカムヘン通りへと入ります。バーンカピからラムカムヘンへと入る区間が分かり難いのでマップを作成しました。

Bus109 Map Detailed

ラムカムヘン通りは若者が多く住むエリアですが、同時に近くにいくつかのイスラム寺院もあってムスリムの方が多く住むエリアです(センセープ運河沿い全体がそうですが)。そのラムカムヘン通りへ通じる路地はどこも生活しやすそうな感じで、食堂、ランドリー、カフェ、駄菓子屋など私の故郷の深川を思い出させます。

Ramkhamhaeng 2

ラムカムヘン通りが左に少しカーブする辺りがラジャマンガラ国立競技場Rajamangala National Stadiumとラムカムヘン大学です。ラジャマンガラ国立競技場はサッカーの交際試合がよく行われますね。2016年にはロシアワールドカップ予選に日本とタイが戦いました。

Rajamangala 2016NOV

ラジャマンガラ国立競技場の北側で、ラムカムヘン通りで言えばSoi61から65の反対側(偶数側)には「ラムカムヘン大学前ナイト・マーケット」が毎晩(たぶん)開催されています。

July14 Ramkhamhaeng 9

ラジャマンガラ国立競技場を過ぎるとすぐラムカムヘン大学前です。ラムカムヘン大学はマンモス大学で多くの若者が働きながら卒業を目指しています。ここは「ラム1」とも呼ばれ、「ラム2」はバンナーキャンパスの事です。

Bus109 Ram 1

Ramkhamhaeng 3

ラムカムヘンSoi39には「ワット・テープリーラーWat Thepleela」があります。ここははいつ行っても参拝者が多い人気のお寺です。多くの参拝者(しかも女性ばかり)が大きな木に水をかけているので、何かいわれがあると思うのですが、私のタイ語レベルではまったく解りません(汗)

Wat Thepleela 2

ラムカムヘンSoi24には地元の方が使われる市場があります。この市場横から出発するソンテウはラムカムヘン大学とラジャマンガラ国立競技場の裏を通り、ショッピングモール「ザ・ナイン」へ行けます。

Bus093 Seri Market

Jun 02 Nine 1

ラムカムヘンSoi29の奥ですが舟に繋がれたロープが操作され、立ったまま乗る変わった渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」で4位に輝いた(笑)渡し舟ですが、かなり揺れるので怖いです(笑)

Ram 29 2

ラムカムヘンSoi12の隣が「ザ・モール・ラムカムヘン」です。モール・グループの中でもかなりローカル色を感じるのですが、ラムカムヘン地区のランドマーク的存在です。ラムカムヘン通りの反対側にもモールがあって、動く歩道の歩道橋(笑)で結ばれています。

Mall Ram 2

ラマ9世通りを越えるとすぐタイ国鉄東本線の踏切を渡りますが、その上にはエアポートリンクが走り「ラムカムヘン駅」のすぐ横をバスは通ります。

AirportLink Ramkhamgaeng ST

ラムカムヘン通り、パタナカーン通り、ペッブリー通り、スクムビットSoi71が交わるのがクロンターン交差点。バスはここを直進しプラカノン通り(スクムビットSoi71)へ入ります。

Bus109 Ram 2

バーンカピ市場前からクロンターン交差点までの間、センセープ運河と並行してバスは走りセンセープ運河ボートの船着場が続きます。センセープ運河ボートに関しては「センセープ運河ボート完全ガイド2 基本の基本」と、このエリアを紹介した「センセープ運河ボート完全ガイド6 東ライン3」があります。

Pier 2

バスはプラカノンでスクムビット通りを一瞬走ってからラマ4世通りへと入ります。ここでスクムビット通りへ入る手前東側はプラカノン市場です。

Market

このプラカノン市場の奥にはプラカノン運河ボートの乗り場があります。「プラカノン運河を行く」で詳細を紹介していますが、ゆっくりと静かな運河ボートでシーナカリン通りのイアムソンバット市場まで行けます。私的に最も好きな運河ボートですが一時間に一本です(汗)

PhraKanong

さてラマ4世通りに入ったバスは2016年3月に出来たばかりの「スアンプルーン・マーケットSuanplern Market」前を通ります。

APR07 Suanplem 7

そして次がラマ4世通りで一番乗り降りが多いのがクロントゥーイ市場です。クロントゥーイ市場に関してはバンコクで一番大きな市場なので、多くのサイトが紹介していると思います。私のホームページ(ブログではなく)では古いのですが「Talat Khongtoey/クロントゥーイ市場」で紹介しています。

Bus102-Khlong Toei Market

クロントゥーイからラマ4世通りが高速道路高架と鉄道踏切を越えればボンカイ地区。何年か前に赤シャツ派と治安部隊が激突した場所のひとつです。16年前の在住時にはムエタイ・スタジアムがここにあり、スタジアムがラムイントラに移った今も「ルンピニー・スタジアム」と名前だけが残っています。

Bus109 Bonkai

この地区でラマ4世通りの南側には裏サトーンになり、私的に好きな食堂やレストランが多くあります。またこの地区にはマレーシアホテル周辺にカオサンとは趣が異なるゲストハウスが多く、(あまり目立たない)バックパッカーが多いのも特徴です。

Bus074 Malaysia Hotel

ちなみに「マレーシアホテル」はヤワラーの「楽宮大旅社」と並んである時代には怪しげな意味で有名なホテルでした。ヒッピーとかドラッグ・・・そんな時代の事で、今はそんな事はないようでし、そんな昔を知る人も少なくなっているのでしょう。

マレーシアホテル周辺ではドイツ料理の「RATSSTUBE」、イタリアンの「リド」、そして料理の鉄人イアン・キットチャイの「ISSAYA Siamese Club」を紹介しています。リドは昔の面影はなくがっかりでしたが、イアン・キットチャイの店はさすがでした。

Matsaman Curry

まだ本ブログでは紹介してませんが、「日月楼餃子」も以前の在住時に通った店です。小さな店でいつも混んでいるので、今は前を通ってもなかなか入る機会がありません。

Bus074 Chin

ラマ4世通りでルンピニー公園が見えくればウィッタイユ通りとサトーン通りとの交差点です。ずいぶん昔になりますが、この交差点角にルンピニーナイトバザールがあったのですが、もう知る人は居ないかも(汗) ウィッタイユ通り沿いでそのお隣が日本大使館です。

Japan

ラマ4世通りとラチャダムリ通りとの交差点は「サラデーン交差点Sala Daeng」で左はシーロム通りになり、夜には多くの人で賑わう「タニヤ」や「パッポン」などの繁華街がすぐ近くです。なぜか酒屋で両替が出来るタニヤ・スピリットは結構両替レートが良かったりします。

Taniya Exchange

サラデーン交差点の角は「ルンピニー公園」。ルンピニー公園はビジネス街のビルに囲まれた大きな公園で、中にある池ではボートを漕いだり、ジョギング、自転車、太極拳など思い思いのリラックスした時を過ごされています。ラーマ6世統治時代に出来たようで、南西の入り口にラーマ6世の銅像が立っています。

201604 Lumpini Parke

サラデーン交差点を過ぎて北側は「アンリ・デュナン通りHenri Dunant」で赤十字を創設したスイス人の名を冠した通りで、タイ赤十字の施設が点在しています。そして「タイの東大」ことチュラロンコーン大学があります。

Chulalongkorn Uni

ラマ4世通りを西に向かうバスはサムヤーン交差点Sam Yanに入ります。交差点の南はワット・ファランポーンWat Hua Lam Phongです。あまり知られていない話ですがバンコクで亡くなられた旅行者を荼毘にふすお寺のひとつです。私もこの寺での荼毘について直接お寺と調整した経験があります。

Wat Hua Lam Phong 2016OCT

ワット・フアランポーンのラマ4世通り反対側は商業施設「チャムチュリ・スクエアChamchuri Square」です。場所柄若いお嬢さんが多いようで、中に日本系レストランが多いの特徴でしょうか。

Chamchuri Square 2016 OCT

さてバスはやっと終点のタイ国鉄のバンコク中央駅「ファランポーン駅」です。正式には「クルンテープ駅Krung Thep」 なのですが、ここにある地下鉄MRTは「ファランポーン駅」が正式名です。

ST 1

バンスー駅への中央駅機能移転の話もあるので、ここで駅が見られるのもいつまでか・・・。ファランポーン駅に関してのエントリーはたくさんあり、「思い出のバンコク中央駅」などがあります。南バスターミナル同様に若い時はここから北へ南へと向かいました。

20161219 Station 5

またファランポーン駅の横に流れるパドゥン・クルンカセーム運河には2016年9月から運河ボートがテウェスまで運航されています。「全て見せますクルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場」などで詳細をエントリーしています。

Sep11 Canal 9

ファランポーン駅では駅舎正面から見て左側にバス停があり、復路はここが始発になります。下の画像はファランポーン駅前で本来バス停はないのですが、復路の終点でここで降ろしてくれる時が多いです。

Bus109 Hua Lamp Phong

いかがでしょうか、この路線独特の区間はなくて、全て他のバスと競合します。本数が少なく、たまに来ても空いているのが特徴でしょうか。近い将来廃止になるかも知れないので、乗るなら今のうちです(笑)

Bus109 Map

どうでしょうか、少しはお役に立ったでしょうか・・・ただ乗り続ける事しか出来ませんが、これからも精度を上げて全路線を目指すとともに、更新も続けます。

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2017.01.14 | コメント(3) | バンコク路線バス

路線バスで行くナコーンパトム② サーラーヤー/農耕ツアー

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月13日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。 昨日は雲が多いながらも晴れもあったのですが、何だか乾季らしくない天気がまだ続いています。

さて、このシリーズも年末年始に特番を入れたのでだいぶ間が空いてしまいました。ターチン川の流れに魅力を感じその流域を散策する中で、ナコーンパトムとその周辺を旅したショートトリップ「ぶらり散策」のエントリーです。

バンコクからナコーンパトム県の街へ行くにはロットゥーが一番手軽だとは思うのですが、ロットゥーは大嫌いな乗り物です。列車や大きなバスで行く事も出来ますが、やはり途中下車が楽しめる路線バスが一番です。

そこで『路線バスで行くナコーンパトム』、今日は第2回目ですが、今までのエントリーは以下の通りです。BTSバンワー駅から84n番でプッタモントンに行ったのが前回です。

第1回目 「路線バスで行くナコーンパトム① プッタモントン
前置き話(笑)「好青年に助けられた旅 カーオホン百年市場

さて、仏教公園のプッタモントンを見終えて、84n番で降りたバス停まで戻りました。次の目的地は来たバス次第です。これがいつものルール。待ちたくないから来たバス次第で行き先を変えるのが、時間だけはたっぷりある身だから出来る贅沢です(笑)

20161223 Phutthamonthon 10

また84n番が来たらサーラーヤーを象徴するようなマヒドン大学へ行こうかと思っていたのですが、来たバスは547番でした。遠く都心部のルンピニー公園からサーラーヤーはワット・スワン・ナーラムWat Suwan Naram近くのバス車庫へ行くバスです。

Bus547 Salaya

マヒドン大学前も通りますが、折角の547番なので大学で降りずにそのまま終点まで乗る事にしました。終点には何もありませんが、読者には私の目的がお分かりかと思います。そう、ただ終点まで乗りたいだけです(笑)

547番のバス車庫近くにはタイ国鉄南本線の「ワット・スワン駅Wat Suwan」があって、目の前がワット・スワン・ナーラムです。そしてお寺の正面がマハサワット運河Maha Sawatが流れているので、バス車庫を見るついでに寄るつもりでした

Wat Suwan Soi 2016NOV

実際は終点バス車庫の手前で降ろしてもらい(この辺りはバス停がないのです)、ちょっと心配になる細い路地(画像上)に入ります。数分歩いて視界が開けたら目の前は国鉄の線路です。ワット・スワン駅は都心から来た各駅停車がサーラーヤー駅の次に停まる駅で、プラットフォームもありますし駅舎もあります。

20170113 Wat Suwan 5

Wat Suwan St 2016NOV

この駅に「アグロツーリズムAgro Tourism」と看板が立っていました。アグロって英語で農耕の意味なのですが、実際に農業体験でもさせるツアーかと勘違いしてしまいましたが(汗)その看板に説明がありました。「Sightseeing Tour of Fruits and Floweres Farms along Mahasawat Cannal by Amazing Long Tail Boat」とあるので・・・マハサワット運河沿いの果樹園や花農園を回るツアーのようです。

20170113 Indicator

この駅の北側がワット・スワン。お寺自体は失礼ながら特徴がなく、本堂の仏像はベトナムお寺の様にライトアップされています。この辺りは日本人感覚では理解が難しい所です。

20170113 Wat Suwan 1

ただ、お寺の正面に流れるマハサワット運河はなかなか雰囲気が良いです。護岸工事があまりされていなく、運河沿いに住む人々との境を感じないのが良いです。

Wat Suwan 2016NOV

お寺からこの運河に向かって右側に運河に接した食堂のような建物があるので、ツアーの中身を聞きに向かいました。その前にちょうどツアーから戻った所なのか、お子様とご両親のご家族がボートから降りて来ました。

20170113 Wat Suwan 2

「ツアーですか?」と話かけたら・・・奥さんがタイっぽくない英語で返事をしてくれました。どこかに留学でもされたような英語です。旦那さんは英語は駄目でしたが・・・
私  「アグロツアーですか?」
奥さん「はい、今ちょうど戻った所」
私  「面白かったですか?」
奥さん「ええ、これが目的で来たから」
私  「いくらでしたか?」
奥さん「ボート貸し切り代が350バーツで、アドミッション代70バーツ/人です」
私  「(声に出さなかったけど)高っ!」「時間はどのくらいですか?」
奥さん「2時間かかったわ・・・ちょっと子どもが飽きちゃって・・・」
私  「ありがとうございます。英語がとてもお上手ですね!」
奥さん「ありがとう、ところでどうやってここまで来たのですか?」
私  「路線バスでバンコクから」
奥さんと旦那さん、目を丸くして驚いていました。自家用車で来るのが常識みたいですね。

20170113 Wat Suwan 3

その後、ツアーの受付っぽい所で確認しようと思ったのですが、料金表など(少なくとも英語では)無くて、仕方なしに食堂のおばちゃんに聞きました。するとおばちゃんはどこかへ消えてオジサンを連れて来て、何やら話しています。

どうも外国人のお客一人じゃ行きたくないようです。ボートのオジサンだけでなく果樹園とか相手側の事情もあるのでしょう。そんな雰囲気を察して・・・本当は私も大して行く気じゃなくてツアーの内容を詳しく知りたかっただけですから、「今日は止めます」と言ってそこを後にしました。

20170113 Wat Suwan 4

蓮池、果樹園など4カ所をまわるようです。当然ですがここは一人で行くような所じゃなくて、グループで行く所ですね。他にお客がいれば一緒も考えられますが、周りは誰もいないし・・・

20170113 Wat Suwan 6

歩いて4006号線に戻り、バスが来たら停めるつもりでバス車庫に向かいましたが、結局車庫まで20分程度歩いてしまいました。車庫内でエアコンを付けたままのバスに乗って出発待ちです。

Bus547 Depot 2

幸いバスはすぐ出発して今度はマヒドン大学前で降りました。路線バスの旅をしていて、大きなキャンパスがあると中を歩く事にしています。中に博物館(実際は収集室のようなもの)があったり、キャンパスバスを見るのも楽しいのですが、キャンパス内の雰囲気が好きだからです。

Bus547 Mahidol

マヒドン大学Mahidol Universityはラマ5世によって1888年の設立されたシリラート病院医療学校が前身で、1943年に正式に大学になり、その後1969年にラマ8世の名(アーナンタ・マヒドン)を冠した大学になったようです。

Mahidol University 2016NOV

チュラロンコーン大学やタマサート大学と比べられる名門のようですねぇ~ この辺りのバンコク行きのバスやロットゥーでは留学生なのか外国の方がよく乗られています。そして好きなキャンパスバスです(笑)

Mahidok Shuttle B

キャンパスはかなり広そうなのでキャンパスを回ると時間がかかりそうです。他に寄りたい所もあるのでタイ国鉄「サーラーヤー駅Salaya」に向かいました。特に駅が目的地ではないのですが、やはり見ておきたいのです(笑)

20170113 Salaya St.

Salaya SRT St.2016NOV

駅の後に駅前にある市場を見てちょっと遅めのランチを頂きました。デザートでパイナップルを差しながら市場前で次のバスを待ちます。

Salaya Market 2016NOV

この次に乗るのはバンコクの路線バスではなく、はいよいよ地方バスになります。

20170113 Map

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2017.01.13 | コメント(0) | タイ・トラベル

全て見せます クルンカセーム運河ボート③ ノパウォン船着場

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月12日、今朝バンコク(の隅っこ)は雲が多いながらも晴れそうです。数日間雨季のような天気が続いていましたが、昨日の午後にはやっと青空が少し見えました。

そんな昨日は今年初の王宮エリアに行きました。王宮広場には入らずバスの乗り換えだけだったのですが、王宮エリアは交通規制も黒服の弔問者も何も変わらず続いていました。地方から団体で大型バスを使っての弔問者がほとんどのように見えます。

そんな中で見かけた日本語、ほんの少しだけ日本語が残念ですが、立派な字は私より上手です(汗) 機械翻訳とは思えないのですが、若い人が慣れない謙譲表現をした感じでしょうか・・・それとも機械翻訳でここまで出来る?! 書いた人は日本人か日本語を書くのにかなり慣れた人かと思います。十分に意味は通じますし、こうした掲示を出す経緯を考えると頭が下がります。

20170112 Sanam Luang

さて、年末年始の特番を入れたので前回からだいぶ間が開いてしまいましたが、昨年スタートした(2016年9月5日)クルンカセーム運河(正式にはパドゥン・クルンカセーム運河)ボートの第3回目です。
第2回目「全て見せますクルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場
第1回目「全て見せますクルンカセーム運河ボート① 新船着場

上記以外にもこの運河ボートに関しては運航スタート4日後にはエントリーしていて、現在バンコクで最も新しく、旧市街地に近い運河ボートです。
BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河
BKK旧市街に新しい運河ボート①パドゥン・クルンカセーム運河

Sep11 Canal 5

前回のエントリーでバンコクの成り立ちと運河の事を書いています。このクルンカセーム運河はラッターナコシン島を外敵から守る為の3番目の堀で、タイでどこでも見かける農耕用や運搬用の運河とは異なるなどです・・・

そのクルンカセーム運河は過去何度か運河ボートが運航されています。私自身が知っているのはイベントに合わせた暫定的な運航ですが、もっと以前には普通の運河ボートがあったようです。もっともそれを言えばバンコクの多くの所で運河ボートが運航されていました。

その運河ボートがなぜ昨年9月に運航され始めたのか・・・現軍政下の人気取り政策のひとつとしか私的には思えません。それは民間がとても利益を出せるような所ではないのと、首相府裏で政府主導の催しへのアクセスが主な目的だと思われるからです。

「過去何度かイベントに合わせた暫定的な運航があった」と書きましたが、そのイベントが「首相府裏で政府主導の催し」の事です。

って言う事で、2016年9月のスタート以来ずっと無料で運航されています。

Sep11 Canal 4

ボートの維持管理、船着場の維持整備、人員・・・と結構費用もかかるとは思うのですが、税金で払われているはずです。そして、無料が暫定的で将来有料になるとも考え難いです。いくらかは別に、有料になったら利用する人は激減するだろうし、そうなったら運航もされないでしょう。

場所的には路線バスと競合するのですが、特に旧市街地を循環する53番はまさにクルンカセーム運河沿いを走ります。私自身何度かボートを待ち切れずバスで移動したぐらいです。

20170112 Bus53

と言う事で・・・無料って意味は、運航自体をいつ止めてもおかしくないって事です。運行目的自体が「観光用」なのか「近隣住民サービス」なのか、どっちつかずで中途半端なのです。

引いて言えば観光用でしょうが、特に観光の目玉があるわけでなく、大々的に宣伝するには周辺整備も遅れているのが実態です。

いつ終わってもおかしくない運河ボート、早めに一度乗る事をお勧めします(笑)

えっと・・・能書きばかりではなく、本題に入りましょう(汗)

起点のファランポーン船着場を出たボートが次に着くのは・・・

No.2 ノパウォン船着場 Nopphawong Pier

20170112 Nopphawong 1

ファランポーンを出て進行方向右(東側)に船着場があります。歩いても10分かからない距離です。この運河ボートはほとんどの船着場でお隣が見える間隔です。画像下では奥がファランポーンで、左に船着場が見えています。

20170112 Nopphawong 6

近くにはノパウォン交差点Nopphawong Junctionがあって、ルアン通りが西のワット・スタットの裏?の方にある「ロムマニナート公園Rommaninat Park」まで延びています。

20170112 Nopphawong 2

旧市街の中心から東に延びたルアン通りが運河を渡れば正面はタイ国鉄本社です。
1916年年のクルンテープ駅(ファランポーン駅)の開業以前は、少し北にあったこの辺りに駅があったようです。

20170112 Nopphawong 3

上記の場所の南側のは「列車図書館」があるのですが、前回行った時は閉まっていました。中に入った記憶はあるのでたまたまかも知れません。

20170112 Nopphawong 7

20170112 Nopphawong 4

同じ場所の北側はタイ国鉄本社への入口です。ゲートの上にあるタイ国鉄のエンブレムが良いですねぇ~

20170112 Nopphawong 5

何かとタイ国鉄と関係ある地にある船着場ですが、画像下で左には蒸気機関車用の給水タンクでしょうか? 実は、それより興味深い「もの」がすぐそばにあります。以前から何度か通っていてずっと気が付かなかったのですが・・・

20170112 Nopphawong 8

画像上は船着場を対岸から撮ったのですが、桟橋の左後方を拡大してみましょう。なぜか装甲車両があるのです。第二次世界大戦中に使用されたみたいですが、詳細はまた別な機会に。クルンテープ駅の北側って、こんな感じで廃材置き場的になっているのが残念です。

20170112 Nopphawong 9

この船着場を通る路線バスですが、ファランポーン駅まで含めてしまうとキリがありません。船着場の目の前を通るバスは以下の通りです。
7番 (ペッカセーム通り~ファランポーン駅)
49番 (北バスターミナル~ファランポーン駅)
85番 (ラマ2世通り~ファランポーン駅)

いかがでしょうか、街歩きをしていると普段気が付かなかったものが見えて来ます。この運河ボートは自転車ぐらいのゆっくりした速度で、ゆっくりと楽して街を見るのにちょうど良いかも。運航を止める前に一度は乗ってみて下さい。

20170112 Map

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2017.01.12 | コメント(0) | 水上/運河ボート

57番 バンコク不完全バスガイド

1月11日、こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

これはバンコクの路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコクの路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。それら全てを含み系統全部を始点から終点までは乗れていません。ですからこれは不完全バスガイドです。路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。


基本情報

以下は寄り道が多い時計回りのルートです。

タリンチャン・バス車庫Taling Chan ~ セントラク・ピンクラオCentral Pin Klao ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ラマ8世橋Rama 8 Br. ~ アルンアマリン通りArun Amarin ~ ワンドーム通りWang Doem ~ イサラパップ通りItsaraphap ~ ターディンデーンTha Din Daeng ~ ソムデットチャオプラヤー通りSomdet Chao Phraya ~ ジャルンラット通りChroen Rat ~ ウォンウィエンヤイWongwain Yai ~ 国鉄ウォンウィエンヤイSRT Wongwain Yai ~ ソムデットプラチャオタクシン通りSomdet Phra Chao Taksin ~ ラチャダピセーク通りRatchadaphisek ~ タープラ交差点Tha Phra Junction ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ バンクンノンBang Khun Non ~ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnani ~ タリンチャン・バス車庫Taling Chan

 全区間の地図は一番下にあります。

チャオプラヤー川右岸(西側)近くトンブリー地区を南北に循環している路線で、この路線だけが通る区間も多くルートはかなり複雑です。

時計回りのみですが、ラマ8世橋(西側のみ)の下やピンクラオ橋(西側のみ)の下も通ります。

トンブリー地区を街歩きをすると何度も見かけるバスです。見どころが多くトンブリー好きは絶対に外せない路線でしょう。何よりもこの路線を覚えるとチャオプラヤー川西側を動くのが非常に便利になります。

本数は普通で平均すると15分に一本でしょうか。まぁ、片側一車線のマイナーな通りを走る所が多いので渋滞で詰まると全く身動き出来なくなりますが・・・


バス車種

委託ノンエアコンバス・ピンクと青白


ルート周辺

バスの出発は新南バスターミナルの前を通るボロムラチャヨンニー通り沿いはソイ24にある、委託バス会社のタリンチャン車庫です。車庫内では乗れないと思いますが、車庫を出てすぐ横にバス停があります。

Bus57 Depot

Bus57 Taling Chan

バスが車庫を出るとボロムラチャヨンニー通りを東に向かいすぐバンコクノイ運河を渡ります。運河を渡った所が旧南バスターミナルで、今は廃墟のようですが、以前はここがタイ南部への長距離バスターミナルでした。下の画像は現在です。

Bus Terminal

前在住時(2000~2003年)は週末の度に、連休なら必ず、バスや鉄道で旅をしていました。そんな旅の中で知ったのが、当時欧米人に人気が出始めたばかりのトラン諸島、シミラン諸島、スリン諸島で、そこへの出発がここでした。

Bus Terminal 2

薄暗く狭いバスターミナルに荷物をたくさん抱えた人たちがじっとバスを待つ、その中でうごめく様なエネルギーを全身で感じ、熱気と湿度でシャツが肌にまとわりついていたのが昨日のように思えます。「懐かしの南バスターミナル」でその頃の事を書いています。

Sence Pinklao 2016 Oct

ボロムラチャヨンニー通りが南東に向きを変えてすぐ大型ショッピングモールが続きます。「ザ・センス・ピンクラオThe Sense Pinklao」(上の画像)はオープンが2年前ぐらいでしょうか、中にラーメン屋さんとかどこも同じような店があるのですが、近くにセントラルがあるのでなかなか厳しいように思えます。

同じ並びですぐ近くにはピンクラオのランドマーク「セントラルプラザ・ピンクラオ」です。バスやロットゥーも集中し多くの人が行き交っています。

Pin Klao Central

Bus57 Pin Klao

バスはジャラン・サニットウォン通りとの交差点を直進しますが、この交差点上にはジャラン・サニットウォン通り上を通るMRTブルーライン・バンスー駅からの延伸工事が行われています。ブルーライン延伸工事に関しては全ての路線と駅の詳細をエントリー済みで、この部分は「MRTブルーライン延伸部を歩く 4」で書いています。

Jun05 MRT1

この交差点を過ぎたらすぐローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」前です。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

Bus57 Pata

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

パタデパートを過ぎてすぐの交差点でバスはラマ8世通りへと左折し、ラマ8世橋のたもと(実際は橋の下)でUターンして同じ交差点に戻ります。ここを通るバスは私が知る限りでは57番だけです。

Rama8 Bridge 1

ラマ8世橋は塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に繋ぎ支える構造の斜張橋Cable-stayed Bridgeで、その塔が右岸(西側)だけにある非対称の珍しいスタイルです。塔がある西側のラマ8世公園前でバスはUターンします。

Rama8 Bridge 2

Rama8 Park

Uターンしてピンクラオ通りに戻ったバスは、今度はピンクラオ橋のたもとまで行き、やはり橋の下でUターンします。

20161220 Pin Klao 7

ここにはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

バスはピンクラオ橋下でUターン後にアルンアマリン交差点で左折してアルンアマリン通りへ入ります。そしてバンコクノイ運河Bangkok Noiの手前で画像下のような案内板に沿って狭い路地(かなり心細い)を行けば、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩5分ぐらいで着きます。

Royal Barge 2017JAN

私的にはがっかりだったので「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、まぁ本物を見るのも良いかと・・・

Museum 4

バスはバンコクノイ運河を渡りますが、この橋の右(西側)はタイ国鉄SRTの南本線の起点となる「トンブリー駅Thonburi Station」です。この駅からカンチャナブリへ向かった経験をお持ちの方もおられるでしょう。トンブリー駅はアクセスが悪いので厄介ですが、一応このアルンアマリン通りを走るバスが一番近いバス停になります。

ThonburiSt2017Jan1

トンブリー駅は「バンコクノーイ駅Bangkok Noi St.」と言う方もいる上に、以前は場所が上記の現トンブリー駅とよりチャオプラヤー川に近い所にあって、かなり厄介です(って、昔の事を考えなければ単純ですが)。画像下でバスが通る橋の向こうが現トンブリー駅で、使われなくなった線路だけが手前に延びています。

ThonburiSt2017Jan2

その以前の駅舎がバスが渡る橋の右側でバンコクノイ運河がチャオプラヤー川と合流する所にあった、ラマ5世時代の南本線開業時のバンコク・ノーイ駅。それが映画「クーカム(メナムの残照)」でも重要なシーンとなったように爆撃を受け破壊され、その後新駅舎となった時(1950年)にトンブリー駅になりました。

その後(結構最近だったと思います)国鉄がシリラート病院へ土地を売却して、現在のトンブリー駅まで後退したのです。今は昔をしのぶように日本製蒸気機関車「ミカド」が旧駅舎の前に置かれていますし、シリラート病院前の船着場N11は「ロットファイThonburi Railway」と名を残しています。

SL

バスがバンコクノイ運河を渡りシリラート病院Siriraj Hospitalを過ぎればワンラン市場Wang Lan Marketとワンラン船着場Wang Lan Pierへの入口があるシリラート交差点Siriraj Junctionです。下はワンラン船着場から見た画像で、右が前国王が亡くなられたシリラート病院で左がワンラン市場です。

Wang Lang

ワンラン船着場からはチャオプラヤー川対岸の「ター・チャン(船着場)Tha Chang」「マハラジ船着場Tha Maharaj」「プラチャン船着場Tha Prachan」の3カ所に渡れます。「チャオプラヤー渡し百景5」で詳しく書いていますが、対岸が王宮エリアで最も川面が混雑する所なので、頻繁に規制や変更があるので注意です。

Maharaj Boat 1

バスがシリラート病院を過ぎればワット・ラカンWat Rakangkositaram Woramahavihanの裏です。鐘(ラカン)の寺として知られ中は至る所に大小の鐘があり、いつも鐘の音が響いています。

Wat Rakang

また、ワット・ラカンの境内にはラマ1世が即位する前まで住まわれていた家が保存されていて、中に入る事が出来ます。思ったより質素で驚きますが、トンブリー王朝では軍人だったわけですからねぇ~

Wat Rakang 3

そしてワット・ラカンの正面にはチャオプラヤー川が流れ、対岸は王宮エリアです。ワット・ラカン船着場~ター・チャン(船着場)間を渡し船が運航されています。 

Chang Boat

ワット・ラカンを過ぎて海軍施設の次が有名な「ワット・アルンラーチャワラーラームWat Arun Ratchawararam」です。ワット・アルンWat Arunとだけ呼ばれる事が多く「暁の寺Temple of Dawn」として知られていますね。このブログではそれ以上の説明は不要でしょう。アルンアマリン通り側入口には画像下の立派な表示があります。

Wat Arun 2017Jan1

ワット・アルン船着場とター・ティアン(船着場)Tha Tien間に渡し船が運航されており、チャオプラヤー川対岸のワット・ポーWat Phoへ行けます。またター・ティアン船着場は2016年11月7日から改修工事の為にチャオプラヤー・エキスプレス・ボートは停まらず、ワット・アルン側に臨時船着場が設けられています。詳しくは「また変化!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート最新事情」に書いています。

Wat Arun 2017Jan2

ワット・アルン直後にバスは右折して路地のようなワンドーム通りを経由し、イサラパップ通りへ入り南下します。バンコクヤイ運河Bangkok Yaiを渡ればMRTブルーラインのファランポーン駅からの地下延伸部で、最後の地下駅「イサラパップ駅Itsaraphap」があります。

Mar20 Isarapham1

この後バスは目まぐるしくコースを変えてクロンサン市場へ向かいます。ここまでのルートが日本人にはお馴染みでないでしょうから、マップを作成しました。

Bus57 Map Detail

タクシン病院前のクロンサン交差点Khlong San Junctionを過ぎればクロンサン市場前です。市場と言っても生鮮食品は見かけず(あるのかな?)、衣料品に化粧品、靴などなぜか女性ものが多いように思えます。ミレニアムヒルトンがすぐ横ですが、賑わいは見られません。

Klongsan

この市場を抜けるとクロンサン船着場Khlong San Pier~シープラヤ船着場Si Phraya Pier(チャオプラヤー・エキスプレスの船着場とは離れています)間の渡し船が運航されています。

Si Phraya

クロンサン市場はシャルンナコン通りからチャオプラヤー川まで細長く、まるで鉄道駅のプラットフォームのようです。って、わざわざ書くのは理由があって・・・現在の国鉄マハーチャイ線は1905年に民営ターチーン鉄道としてクロンサン駅~マハーチャイ駅間が開業したのが始まりでした。そう、この市場は(勝手な想像ですが)駅の跡にあるかのように見えるのです(笑)

Jun04 Klongsan Plaza 2

そしてバスはクロンサン市場の前で右折してジャルンラット通りへ入ります。このジャルンラット通りこそクロンサンとウォンウィエンヤイ間の線路跡に作られた道路です。この通りを見ると、不思議な事にまるで線路が見えるようなのは私だけでしょうか・・・

Jun04 CharoenRat 2

Bus57 Chroen Rat

バスはそんな線路の上を走るかのようにウォンウィエンヤイへと向かいます。クロンサンとマハーチャイ線に関しては「ローカル鉄道マハーチャイ線を歩く1 クロンサン」で詳しく書いています。

Jun04 CharoenRat 3

バスがウォンウィエンヤイへ近づくとウォンウィエンヤイ市場があります。どこでも見られる普通の生鮮市場で、規模も特に大きくはないのですが、市場内の食堂スペースは時々利用させていただいています。

Jun12 WWY 7

Jun12 WWY 8

そしてこの市場の周囲は衣料品問屋街でもあります。店前には大きなロールの生地が積まれていますし、周囲にはボタン専門店とか皮の専門店などが並んでいます。

WWY Fabric

そして路地奥の薄暗い所にはミシンひとつで商売する方たちの小さな店が並んでいます。どこの街角にもある縫い屋さんですが、ここはそうした人達が集中しています。ウォンウィエンヤイの表通りには見る事が出来ないタイ庶民の生活があります

WWY Sewing

バスがソムデットプラチャオタクシン通りへと左折して直後の歩道橋下にはバス停があって、歩道橋を渡ればタイ国鉄SRTのマハーチャイ線(メークロン線東線)のウォンウィエンヤイ駅です。

SRT Wong Wain Yai ST
マハーチャイ線は単線で途中で列車交換(実際に交換するのではなく、そこだけ複線で行違う)出来る駅がありますが、始発駅のウォンウィエンヤイ駅は単線です。

Jun12 WWY 4

列車が入りお客が降りると基本的にはすぐ出発するので、どっと人々が乗り込みます。外国人は有料(それでもマハーチャイまで10バーツ)ですが、タイの方たちは無料ですし一日17本あって沿線ならバスよりも早いので利用される方が多いのだと思います。

Jun12 WWY 5

ローカル鉄道そのもののマハーチャイ線は全線全駅を歩いて全てを見て来ました。「マハーチャイ線を歩く17 ついに終点マハーチャイ駅」から全てのエントリーにアクセス出来ます。

Jun22 Ton Sai 3

鉄道の話じゃないので、バスに戻りましょう(汗)

本ブログの往路では通りませんが、反時計回りだとウォンウィエン・ヤイの大きなロータリー内でUターンします。「ウォンウィエン・ヤイ」とはタイ語で大きな(ヤイ)ロータリー(ウォンウィエン)の意味で、そのロータリーの中央にはトンブリー王朝の最初で最後の王だったタークシン王像があります。まさにトンブリー地区の中心です。

Jun12 WWY 2

Bus57 WWY

復路のバスはソムデットプラチャオタクシン通りを南下してラチャダピセーク通り(ラマ3世通りの西端)に入るとタープラです。ここにはモールグループのショッピングモール「ザ・モール・タープラ」があり、ショッピングモールのオープンラッシュの今では古い施設になりますが多くの人を集めています。

Bus57 Talat Phlu

ラチャダピセーク通りとラチャプルゥク通りの交差点はBRT(Bus Rapid Transit)の終点(始発)ラチャプルゥク駅があります。バスはその交差点を直進しますが、交差点東側がBRT駅で、西側はBTS「タラートプルー駅Talat Phlu」です。

BRT Ratchapruek

ラチャダピセーク通りとラチャプルゥク通りの交差点を過ぎるとすぐに国鉄マハチャイ線を陸橋で越えます。下の画像で左が陸橋で右がタラート・プルー駅があります。

Talat Phlu Rachadaphisek

タラート・プルー駅はトンブリー王朝の面影を色濃く残す所です。ここから街歩きをスタートした「トンブリー王朝を歩く(1) タラート・プルーと鄭皇廟」をエントリー済みです。

Bus 004-2

ラチャダピセーク通りがバンコクヤイ運河を渡るとジャラン・サニットウォン通りと名を変えますが、その先でペットカセーム通りと交差します。そこはMRTブルーラインがファランポーン駅とバンスー駅の両方から延長された部分が交差するタープラ駅が工事中です。バスはその真下を(地下で)通ります。

MRT延長工事部を全部歩き、このタープラ周辺は「MRT高架延長部下を歩く 1」でエントリー済みです。

Mar24 Tha Phra 3

ジャラン・サニットウォン通りはそのMRTブルーラインのバンスー駅からの延長部分が工事中で、57番はバンコクノイ運河手前まで工事中のジャラン・サニットウォン通りを走ります。この部分は「MRTブルーライン延伸部を歩く 5」で詳しく書いています。

Bus57 Charan Sanitwong

ジャラン・サニットウォン通りSoi3で短い距離をソンテウでバンコク・ヤイ運河に向かえば、そこは古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。また近くには「水上マーケット私的ランキングがっかり編2016」で輝かしい?ワースト2位になった「バーンルアン運河水上マーケット」があります。

Charan Sanitwong 1

Artist House 3

「バーン・シンラピン」では古い家屋を改装したギャラリーやカフェに土産物売りなどがバンコク・ヤイ運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」で詳細をエントリー済みです。

Artist House 1

また少し北へ行ったジャラン・サニットウォン通りSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

May26 Phanitchayaka 4

さてバスはバンコクノイ運河手前でジャラン・サニットウォン通りから左折してバンクンノン通りへと入ります。この通りはタリンチャン水上マーケットに行く79番と57番が走っていますが、57番はタリンチャン水上マーケットには行かずバンクンノン通りを直進します。そしてボロムラチャヨンニー通りに出た所で左折後Uターンしたら出発したタリンチャン車庫です。画像下はバンクンノン通りの反時計回りの57番です。

Bus57 Bang Khun Non

いかがでしょうか、トンブリー好きには見どころがありすぎて、もうどこで降りて良いのか分かりません(笑)

Bus57 Map

どうでしょうか、少しはお役に立ったでしょうか・・・ただ乗り続ける事しか出来ませんが、これからも精度を上げて全路線を目指すとともに、更新も続けます。

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2017.01.11 | コメント(2) | バンコク路線バス

セントラル・バンナーで初映画

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月10日、今朝のバンコク(の隅っこ)は雨が上がって曇りです。昨日も終日曇りでしたが、昼前から断続的にパラパラと雨が降り、夜半過ぎは結構激しく降っていました。これで乾季の真っ最中に二日連続の雨。聞きなれた言葉「異常気象」が普通になるのでしょうか・・・

さて、このブログの読者の中には海外に住んでおられる方も多いと思います。そしてその中には映画がお好きな方もおられると思います。

私も映画が好きで、海外暮らしが長い中でも何としてでも映画を観ようと苦労していました。

1990年代を過ごしたドイツでは田舎の一軒家だったので、ドルビー・プロ・ロジックの5chを部屋に設置して、今は世の中で忘れられているだろうレーザー・ディスクを大量に持って行っていました。

House 2000

あれって大きなディスクでしかも一枚が重たいのですよねぇ~ ドイツに行く時は船便で運び、日本出張の度に新リリースを買っては大事にハンドキャリーしたものです。

プレイヤーも色々持っていて、最後はレーザー・ディスクを入れたまま両面演奏できる大きくて重たいプレイヤーも持っていました。もちろんアンプも凝っていましたねぇ~ ワインにハマるまでは小遣いをずいぶん投入したものです。

あのレーザー・ディスクやプレイヤー・・・どこに行ってしまったのか?日本に帰国した時に売ってしまったように思うのですが、まぁ、考えてみれば小さな日本の家ではスペースの有効活用が趣味より優先です(汗)

しかし、映画はやはり映画館で観たいものです。画面が大きいなんて単純な理由ではなく、音の迫力は映画館ならではですし、わざわざ映画館へ行って高い料金を払うと言う行為があっての映画鑑賞ですから、気持ちが違います(笑)

海外で映画を観るのは言葉の問題がありますが、料金が安いのが魅力です。日本が突出して高いように思うのは私だけでしょうか。アメリカで住んだ街は毎週火曜日が6~7ドルで、普通は10ドルだったでしょうか。タイだと曜日で異なりますが、大人だと200~240バーツぐらいでしょうか、高くても6~7ドルですね。3Dだとどこも少し高くなりますね。

20170110 Price

しかし、その映画館も変わったものです。今はシネコンで入れ替え制の全席指定が当たり前ですが、昔は映写技師が回すフィルムの音がカタカタと聞こえ、席のクッションなんて無い様なものでした。今は無き渋谷東急文化会館で1時間以上ならんで立ち見で観たのが「E.T」だったような・・・35年前ですねぇ~(汗)

Shibuya

もっと昔の子供の時で昭和のど真ん中、深川から都電で錦糸町楽天地の映画に行くのはお正月の恒例でした。職人の家でしたから、それしか家族の娯楽は無いと言っても過言ではありません(涙)

「ゴジラ」シリーズに「若大将」シリーズ、「男はつらいよ」シリーズもお正月には欠かせない映画でした。特にテキヤが商売の寅さんは正月がかき入れ時、そこで日本の懐かしい正月風景が必ず映像に出て来たものです。

寅さんのセリフにもう何十年も忘れられないものがあります(少し異なるかも知れませんが)・・・
(画像は松竹公式サイトからの拝借です)

『夜汽車の中、いくらも乗っていない客も皆寝ちまって、俺一人いつまでたっても眠れねぇ。真っ暗な窓ガラスにホッベタくっつけて外を眺めていると・・・遠くに灯りがポツンポツン・・・あ-、あんな所にも人が暮らしているんだなあ・・・汽笛がポーッポーッ、ピーィー・・・そんな時よ、なんだかわけもなく悲しくなって涙がポロポロと出たりするのよ』

20170110 Wasurenagusaa

私自身が旅する中で何度も同じような経験をしたし、今も夕暮れ時にバスに乗るのが苦手な理由もこんな感情になるからです。誰もが夕暮れの中で家路を急いでいるのに、俺一人どこへ行くのだろう・・・って。

さて、前置き話が相当脱線してしまいました(汗)

えっと・・・昨年末のエントリー「メガ(MEGA)でスターウオーズな一日」で書いていますが、年末は街歩きではなく映画を楽しみました。その時に観た予告編で観たいと思った映画がありました。たぶん全く話題にもなっていない映画だと思います。

20161226 Movie 1

皆さんもありませんか!? 映画館で予告編を観て・・・(観たくもなかった)映画に行ってしまう・・・そんな事、ありません? 予告編って、どんな映画も本当に面白そうに編集しているのですよねぇ~ まぁ、それも含めての映画館へ行く楽しみなのですが(笑)

って事で、やっと今日の本題ですが、予告編を観て気になったので正月に行った映画です。

その本題に入る前に・・・明日のエントリーの予告です(汗)

本ブログの特徴の一つは「バンコクの公共交通」の全てを詳細に書いている事です。「全て」と言っても営業中のBTSやMRTは多くの観光ガイドにあるでしょうから、全く触れていませんが(笑)

運河ボートや渡し船、ローカル鉄道から工事中の都市型鉄道、そして「路線バスの旅」的な「バンコク路線バス不完全ガイド」はブログをタイで書き続けている原動力とすら自分では思えるぐらい力を入れています。「どこを走る」もありますが「どんな街を走り」「そこに暮らす人々」を見つめるエントリーです。

ただ・・・あまりに不人気で、アクセス数だけを見るならそれ以外のエントリーの半分ぐらいです。クリックを頂くのは通常の3割ぐらい(涙) まぁ、それは気にしても仕方ないし、読者にとって興味がないエントリーならアクセス数もクリック数も減るのが当たり前です。在住者でも旅行者でも路線バスに乗られると言うか、ご興味がある方が多くないのは分かっています。それよりアクセスやクリックされる方もおられてのブログなので、感謝感謝です。

それでもタイにいる間に何とか全路線を紹介したいのです。ただ乗る事だけでその路線を知るので難しい目標ですが、何か他人様のお役に立つものをロングステイ中に残したいのです。お世話になったタイとタイが好きな方の為に・・・ その為には、一般のエントリーも含めてとにかくブログ自体を継続するしかないです。

その「バンコク路線バス不完全ガイド」で明日は57番をエントリーします。57番はチャオプラヤー川右岸(西側)を南北の楕円状で走る循環路線です。

Bus57 Chroen Rat

セントラル・ピンクラオ、パタ・デパート(動物園)、ラマ8世橋、ピンクラオ橋、王室御座船国立博物館、トンブリー駅(バンコクノイ駅)、シリラート病院、ワット・ラカン、ワット・アルン、クロンサン市場、ウォンウィエンヤイ、国鉄マハーチャイ線、タラート・プルー・・・・とまるでトンブリー地区の総合周遊バスの路線のようです。

Bus 004-2

路線バスに縁が無い方でも、見るだけで面白いと思います。よろしくお願いします。

いやぁ~長い前置き話でしたねぇ・・・そこにブログの予告編まで紛れ込ましてしまい、本当にすいません。ごめんなさい。

えっと・・・やっと本題です(汗)
三が日を正しい日本人の姿である寝正月で過ごし、やっと動き出したのは昔のようにお正月の映画館でした。正月気分も薄れる中でまだクリスマス・ツリーが飾られるセントラル・バンナーに歩いて行きました。

20170110 Central 1

それで観たのは『The Great Wall』中国資本で作られたマット・デイモン主演のアクション映画です。たぶん・・・中国がアメリカ市場を意識しての作品かと思います。まぁ、そんな事は関係なく面白いか面白くないかですね。

20170110 Central 2

年末にメガバンナーで作ったシニアメンバーカードを見せての割引で60バーツ。いやぁ~本当に日本円にすると200円ぐらい、タイではレストランは無理ですが、フードコートや屋台に食堂でランチ一食分でしょうか、嬉しいです。

20170110 Central 3

万里の長城でモンスターの侵入と戦う中国人部隊の中に、ブラック・パウダー(火薬?)を探して旅していた西洋人二人が巻き込まれる・・・そんなストーリーでほぼ全編が戦闘シーン、私的にはB級映画の上(笑)に思えるながらも、そこそこ楽しめました。

20170110 Central 4

言語は英語でタイ語字幕ですが中国人同士が話す言葉は当然中国語で、その時だけタイ語と英語字幕が出ますが、ほとんど英語の字幕は追えないですねぇ(汗)

午前11時半の上映でしたが、エンドロールが流れる中で気づいたらお客は私を入れて10人ぐらいでした。

20170110 Central 5

最後に・・・予告編はありませんでしたが、邦画の上映が2月2日からあるようです。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」だそうですが、すっかりオジサンの私には??です。

20170110 Central 6

今年は映画を観る機会が増えそうですねぇ・・・

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2017.01.10 | コメント(7) | タイ生活

ロングステイを始めた日

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月9日、今朝もバンコク(の隅っこ)は今にも降り出しそうな曇りです。昨日は驚きました・・・この数日は雨が降ってもおかしくないような低い雲に包まれたバンコクだったのですが、昨日はとうとう昼前後にパラパラと降り出し、道路を濡らすほどの雨でした。

2年前の今日はそんな乾季の中の雨とは違って青い空が広がっていました。冬の日本から南国に着いたばかりの私は日差しがきつい空を目を細めて見上げたものです。

2年前の1月9日午前0時を回った時ですから、まさしく今日です。深夜でも活気あるスワンナプーム空港にスーツケースひとつで降り立ち、私はタイでのロングステイを始めました・・・・

2年の時を遡って・・・

2015年1月8日成田空港、デルタ航空バンコク行きは成田PM5:55発。冬の早い夕暮れが迫る中、私は第一ターミナルに駐機されたデルタの747を見ていました。

delta747

その時に考えていたのはこれから向かうバンコクの事ではなく、数分前にガラス越しに見た家内と息子の姿でした。

長い海外勤務で、自宅と成田空港は過去10年だけでも大げさではなく百回以上行き来しています。結婚してからなら二百回なのか三百回なのか、もう数え切れません。
家内はそのほとんどで近くの駅まで見送ってくれていました。駅で・・
 「じゃぁ、行ってくるよ」
 「気をつけて」
 「子ども達を頼む」
そんな判を押したような短い会話で別れをしていました。

それなのに・・・その時は初めて家内と息子が車で成田空港まで送ってくれたのです。
62歳直前でのまた新しい船出、家族も心配だったのでしょうか・・・

通いなれた成田で大して荷物もないのであっと言う間にチェックインを済ませました。待っていた家内と息子と一緒にセキュリティー前まで行って、そこでお別れです。

「アパート探したり、ビザ要件を調べたり・・・色々面倒な事を片付けたら、いったん帰るから」そんな家族に言わなくてもいい事を話したのは、他に言葉がなくて・・・黙り込むのが嫌だったからです。

最後に「ありがとう、じゃぁ行ってくるわ」そんな言葉で別れてしまい、セキュリティーに一人で入りました。

そして、セキュリティーを通り出国手続きに降りるエスカレーターで、ふと見上げたら家内と息子が最後まで見送ってくれていました。そんなことをされたら目頭が熱くなるのですが・・・

かすむ目で何も考えられないまま出国審査を通り搭乗ゲートに向かい、バンコクへ向かうデルタの747の前に立った時、私は別れたばかりの家族を思い「これで良いのだろうか・・・」そんな答えのない問いかけを自分にしていたのです。

長い勤めを止めたばかり、しかも日本へ戻り家族と一緒に暮らし始めたばかりなのに、全てをまたリセットしてゼロから別な海外で暮し始めようとする自分、あまりにも重たい出発だったのを昨日の事のように覚えています。

その2年前からさらに遡る事2ヵ月・・・

2014年9月末でアメリカの会社を退職後もしばらくジョージア州に住んでいました。日本の企業をアメリカ在職中の55歳で早期定年退職をした後も、長くアメリカで働いていて10年も住んだ地ですから、去りがたいような気持ちもありました。

アメリカでの勤務は心身ともにボロボロになるぐらい激務で、身体を悪くもしたし、気力も失せた上で自ら退職を決めたのですが、その先に何か考えがあったわけではないのです。

そんな時に娘がジョージアまで遊びに来て一緒にニューヨークへ旅行したり。そんな休暇を過ごして10月には二人で帰国しました。まるで迎えに来てもらったみたいですね(笑)もっとも娘はアメリカに遊びに来たいだけだったと思いますが・・・

20170109 NY

娘と二人で戻った日本・・・働いていた時は思いもしなかったのですが、収入が無い身なのに日本の家でゴロゴロしているのも自分自身が辛くもありました。考えてみれば息子と娘はほとんど一緒に暮らした事はありませんし、家内はドイツでは一緒に暮らしたものの、結婚してからずっと私は海外です。

日本での居場所探しに戸惑いながらも、全くの私の身勝手でまた少しの間海外で暮らすことにさせてもらいました。家内や子供たちにしてみれば、好きなタイで少しはのんびりさせてあげようと思ったのかも知れません。

一応の目標は子供たちが社会に巣立つまでの間、身と心を休めるロングステイです。それは家内の理解もあってなので、変な意味ではないのですが私はタイで少しでも遊ぶと言った感覚は持っていません。それがブログで日々を偽る事無く何も隠さず書いている原点にもなっています。

そして12月にはチケット手配し、正月明けの1月8日に成田発のデルタ便でバンコクに向かいました。

2年前の2015年1月8日、デルタのBKK行きは成田PM5:55発。夕暮れが迫る中、皮肉な事に駐機されたデルタの747はアトランタから着いたばかりなのでしょうか、それともアトランタに向かうのか・・・日本との行き来によく乗った機材でした。

不安も期待に満ちた高揚感もないまま、機内でどう過ごしたのか・・・バンコクまでの6時間をボーっとしたまま、それまでの人生を振り返っていたように思えます。

日本を飛び立つ前に手配したのは当面のホテルだけで、全く事前調査も準備もなくスーツケースひとつで日本を飛び出てしまいました。そんな無鉄砲な事を60歳過ぎでしたのは、その時にすでに海外での暮らしが25年近くあったからでしょう。

2000年から3年間のタイ在住経験があるものの、タイ語は全く幼稚なレベルで読み書きは出来ません。タイでの知り合いはもう全く居ません。日本に家族を残しているので、退職金も年金も使えません。

無い無い尽しの中で何事も一人で進めるしかありませんでした。アパート探し、ビザ、銀行口座開設・・・もう数え切れないほどの多くの厄介な事をひとつひとつ片付け、タイでの生活基盤を一人でゼロから築かなくてはならないのですが・・・

いつの間にか、そうした事を考え乗り切るのが楽しくなって来ました。不思議ですねぇ~面倒だ、厄介だと思ってしまったら、それまででしょう。他人やお金に頼っても何も学ばないでしょう。

「一人でやるっきゃない!」「仕事じゃないし、失敗なんて恐れる事も無い!」「誰かに言われた事でなく自身が決めた事!」「時間はたっぷりあるのだから楽しみながらやろう!!」そう思ったら肩の力も抜けて、後ろばっかり見ていた気持ちが前を向いたのです

スワンナプームで入国審査を終えたのが1月9日0時数分過ぎです。予約していたホテルへタクシーで向かい、一眠りした後にはもうブレーキが利かない車の様に動き出していました。

ホテル近くの市場横で中古の携帯電話を数百バーツで購入。その後朝一番のMBKでSIMカードを購入。その足で以前住んだプロンポン周辺の覚えがある銀行数軒を訪ねて口座開設のトライ。

Cell Phone

銀行はどこも駄目だと分かったものの、バンコク銀行本店に外国人相手の専用カウンターがあると教えてもらい、その日の午後には本店に行っていました。

そこで最初のトラブル。それは私が日本の運転免許証を持ってない事でした。もちろんアメリカの運転免許証は持っているのですが、銀行側は執拗に日本の免許証を要求して来ます。別に身分証明ならパスポートがあるのに・・・

銀行でのやり取りです・・・係員は「どこに住んでいる?アメリカ?日本?」「正式居住地はどこ?」「給与所得はアメリカである?」なんて色々聞いてきます。どうやら日泰と米泰では二ヵ国間租税条約が異なるので、アメリカが絡むのを避けたいようです(私の勝手な理解で詳細不明)。

Bangkok Bank inside

係員も面倒くさそうだし、駄目っぽくて嫌な雰囲気ですが、私も粘りました。だって、それしか無いのですから(笑)
結局、「その代わりこの書類を作成するのでサインしてください」・・・そんな流れで結局国際免許証なしで(日本の免許証もなしで)、なにやら身分を保証するような書類(英語併記があったかなぁ?)にサインして乗り切りました。

あまり良い事例ではないですねぇ~ ごめんなさい(汗)

2年前の1月9日、バンコク到着日の当日には銀行口座を開設し、残った大仕事はアパート探しになっていました。

それからです苦労したのは・・・自身が土地勘があったスクムビット通りに住みたいものの、(ソイが若い順で)エカマイぐらいまでは最初から諦めていました。そこでプラカノンから探し出したのですが・・・
画像下のようにプラカノンでは日本語までありました。

Apartment at Prakanong

プラカノン、オンヌット、ウドムスック・・・などの通りを歩き、そこから全てのソイを歩き周辺と外観から気になったアパートを片っ端から飛び込みです。管理人と会えたのが半分ぐらいでしょうか、その半分で空き部屋があるのがまた半分、そして部屋を見せてもらえるのがその半分・・・それを二週間以上毎日続けていました。

その時が一番落ち込んでいましたねぇ・・・部屋が無いわけではないのです。予算も安い所を多く見ました。落ち込んだのは・・・いざアパートに入ったり、部屋を見ると・・・自分がやっていけそうもないと思ってしまうのです。

アパートの敷地にたむろする人々、一階には誰が使うのか汚れた洗濯機が並び、美容室らしき店には寝ている従業員ばかり、そんな中をアパートに入れば廊下に靴がいっぱいで、開けたままのドアの向こうからテレビの音が聞こる・・・

もちろんそれらを知らなかったわけでは無いのです。いざ自分がそこに住むかと思うと・・・どこも契約できずに、いつの間にかスクムビットを離れてシーナカリンを歩いていました。それで、もう疲れ切った中で妥協して決めてしまったのが今のアパートです(苦笑)

Srinakarin rd.

そして次は、リタイアメント・ビザの取得を当然一人で誰にもネットにも頼らず、取得する事になるのです。

さて、2年前・・・

成田空港第一ターミナル、セキュリティーを通り出国手続きに降りるエスカレーター。ふと見上げて気付いた家内と息子が最後まで見送ってくれた姿、それを今でも思い出します。

その時はエスカレーターの速度がいつに無く速かったのか、こらえきれずに溢れた涙が邪魔したのか、家族の姿はあっと言う間に見えなくなってしまいましたが、その時の家内と息子の姿は心の中に焼きついています。

いつか一緒に暮らすようになるまで、それが消える事はないでしょう。その姿があるからタイで一人で頑張れているのです。

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2017.01.09 | コメント(10) | タイ生活

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住27年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用。2014年末に退職し、現在タイでロングステイ中。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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