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オレゴンから愛 Oregon / The Eyrie Vineyards Pinot Gris 2009

先週の土曜日、JSTV(日本語放送)で歌手さだまさしの「今夜も生でさだまさし イン・オレゴン ~サダデーナイト・フィーバー!」という番組が放送されていた。日本では不定期の深夜番組らしく、今回はオレゴンからの放送ということでJSTVも乗って生放送のようだった。

この番組ではオレゴン州や州都ポートランドの素晴らしさを盛んに伝えていたが、私自身もオレゴンの大ファンで昨年は息子と二人でオレゴンのワイナリーを訪ねる旅をしたばかり。家事で忙しい土曜日の午前中なのに手を休めてテレビを観てしまった。

私がオレゴン州のファンになった理由はオレゴンのピノ・ノワールとカレッジフットボールのオレゴン・ダックスが好きだからですが、実はもっと昔・・・1984年から放送されたテレビ番組「オレゴンから愛」を観た事が最初のきっかけでした。

「オレゴンから愛は」当時テレビ番組では最も好きだった「北の国から」のアメリカ版と言われ、冒頭のさだまさしが北の国から同様に主題歌を歌っていた。もちろん土曜日のJSTVでもさだまさしがオレゴンからの愛を歌っていました。

いやぁ~懐かしく、またオレゴンに行きたくなってしまいました!・・・と言うことでオレゴンのワインなのですが・・・
今までオレゴン州の色々なワインを紹介してきましたが、本来今回エントリーのThe Eyrie Vineyardsジ・アイリー・ヴィンヤーズを真っ先に書かなくてはならなかったと思っていました。それは「オレゴン・ピノ・パパ」とも呼ばれるDavid Lettデイヴィッド・レットがまさにオレゴン・ワイン歴史上の象徴的存在だからです。

若き日のDavid Lett(The Eyrie Vineyardsのホームページより)
David

シカゴ生まれのDavid Lettはソルトレイク・シティで育ち、大学で哲学を学び歯科医になるつもりだったのが、ナパでワインの魅力に惹かれはUCデイヴィス校で醸造とブドウ栽培を学ぶことになりました。これはアメリカのワイン関係サクセスストーリーによくある話なのですが、Davidは大学卒業後ヨーロッパに渡り知識と経験を深めた後、葡萄の苗と共にアメリカに戻り、Oregonオレゴン州Willamette Valleyウィラメット・バレーのあのDundee Hillsダンディー・ヒルズに1965年初めてピノ・グリとピノ・ノワールを植えました。

David Lettは2005年にThe Eyrie Vineyardsを離れ(2008年に亡くなられています)、現在はJason Lettジェーソン・レットがワインメーカーを務めています。

The Eyrie Vineyardsジ・アイリー・ヴィンヤードの名はその最初に葡萄を植えた畑にある木に鷲が舞い降りたことに由来するそうで、ラベルにもその鷹と木が描かれています。
さてオレゴンワインのさきがけとも言えるThe Eyrie Vineyardsは、そのピノノワールで何度かのヨーロッパにおけるブラインド・テイスティングで有名になりましたが、中でもジョセフ・ドルーアン主催のコンペティションでベスト2に入り、その後の紹介済みですがドルーアンのオレゴン進出を決定づけました。

そんな歴史的なThe Eyrie Vineyardsはアメリカで最初にシングル・ヴィンヤードのワインを手がけた生産者であり、そのピノノワールが有名ですが、同時にアメリカでピノ・グリからワインを造った最初のワインメーカーでもあります。
わけあって今日はそのピノ・グリの紹介です。

Eyire PG

ピノ・グリはこのブログで最初の紹介になると思いますが、私的にはイタリアのピノ・グリ(ピノ・グリージョ)を多く飲んで来ました。アメリカでは感覚的にはシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの次ぐらいでしょうか、あまりメジャーな白とはなっていないようです。
ある本でピノ・グリは収量を抑制しないと無味乾燥なワインになる・・・と読んだことがありますが、そんな事が影響あるのかもしれません。

The Eyrie Vineyards Pinot Gris 2009はアトランタのAnsley wine merchantで$15とかなりお得な時に買いました。
私的なピノ・グリのイメージは(条件が整って良いと)豊満なボディーと太い骨格、ミネラル感、スモーキーな風味なのですが、他の白との明確な違いを柿やごま油、そしてかなり表現は悪いのですが鉄釘のような香りが特徴的だと思っています。
その柿やごま油を感じ取れますが、決して悪いイメージではなく、なかなか飲みごたえあるボディーで美味しいです。

シャルドネは繊細に研ぎ澄まされた感じや、その正反対に樽香がすごく厚化粧に感じる時があって驚かされるのですが、このピノ・グリはまさに期待通りの無骨な白を楽しませてくれました。なかなか満足の白!

「オレゴンから愛」を思い出し、またオレゴンに行きたくなってしまいました。まだセラーにはThe Eyrie Vineyardsのピノ・ノワールが一本あるので、それを開けて我慢しましょう・・・

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2012.05.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

ワインとジンクス 加えて悪い夢見 パソコン緊急購入

先週金曜日にシャンパングラスを割ってしまいました。しかもほぼ私の胸の高さからキッチンのタイルの床に落ちたから、それは見事に砕け散りました。

アメリカのキッチンですから大きな食器洗い機が備え付けてあるのですが、男の一人暮らしで洗物が少ない上に、料理しながら洗物は済ませてしまい、食べる時(飲み始める時)にはキッチンが片付いてないと気がすまない飲兵衛。だからこの7年以上で食器洗い機を使ったのは2~3回。いつも手洗いなのですが、ワイングラスは安定感がなくハッとする事が多いのです。

リーデルなど高価なグラスは日本に置いたままなので安物なのですが、グラスを割った事自体にショック。しかもキッチンを片付けるのに一苦労で落ち込み、不吉な事を思い出しました・・・私にとってはワイングラスを割ることは悪い事の前兆なのです・

2年前の秋、続けざまにワイングラスを二つ割ってしまい、その後は指を7針縫うほど切ってしまい、自転車からこけて足を怪我、ゴルフカートからこけてまた足を怪我・・・半年以上悪いことばかり続きました。その事を思い出したのです。

ワインとジンクスはヨーロッパでよく言われています。
ワイングラスを贈られると幸運が来る・・・。黒猫が住む醸造所は旨い(ドイツで有名)とか、ボトルに残った最後のワインを注がれると・・・なんて、その土地ごとにいっぱいあるのですが、グラスを割ったら・・・それは気持ちはざわざわしますよねぇ~

しかもその夜に夢を見たのです。急にパソコンが動かなくなった夢を・・・
実は今年の正月にアメリカで使っていたデスクトップ母艦機を日本へ持って行ってしまい、プライベートで使っているパソコンは8年前製造のPanasonic Let`s note一台だけ。しかもこのPCはソフマップで中古で買って何度か改造しているノートPC。

数週間前には7年間使っていたオフィスの仕事用DELLのPC(何度か改造済み)がとうとうハードが駄目になって完全に廃棄処分。仕事用PCなので代替品の手配が色々面倒なために、暫定的にプライベートのノートPCをオフィスに持ち込み(ルール上はNGなのですが)こちょこちょっとサーバーに繋がるようにして使っていました。

そうなのです・・・プライベートも仕事でもたった一台の古い改造ノートPCしかない状態で数週間過ごしていました。そして夢はこのノートPCが壊れてしまい、自宅でもオフィスでも全く何も出来ずに呆然とする夢でした。何とも怖い悪夢です!

夢から覚めた週末、近くの全米展開している電機チェーン店BEST BUYへ早々パソコンを買いに行きました。考えてみると、たった一台のパソコンだけの状態は20年近く無かったです(日本には3台あるのですが)。しかもパソコンはヘビーユーザーほどある日突然動かなくなる事をよく知っています。高級機なんて全く不要!自分にとってのPCはとにかく動けば良いのです。後はなんとか使い方を考えたり改造して行けば・・・そういつも考えています。

調べもせずに急に思い立って飛び込んだショップ。ノートタイプなんて言葉はアメリカにはなくラップトップになる。またA4サイズなんて言い方もない(そもそもアメリカではA4とかB5のような用紙サイズの規格は使用していない)。そのラップトップでも日本のように小型軽量タイプはほとんどみかけず、この店にあった最小サイズが14型。自分にはかなり大きく持ち運びする気にならないサイズだが仕方ない。

左が買ったばかりのPC 右が8年前製造のPC
PC

結局選んだのはToshiba製の14型Satelite。OSがWindows7 HomeでCPUがCore i3-2350MにHDDが750GBでメモリーが6GB。しかもMS Office2010まで付いて価格は$499(約4万円)。価格的には日本と比べてもかなりのお得感がある!! もしかしたらかなりのお買い得だったと突然の出費にも満足。

しかしこの後の問題が山積み!キーボードなど全てアメリカ仕様(当たり前)なので、日本語を使える環境にするのと、Windows7(64Bit版)なので今までWindows XPでなんとか使っていた古いソフトがかなり使えないはず。下手すると古いファイルは開けないかも・・・

昨日のメモリアルデーでアメリカは三連休だったが、新しいパソコンとの格闘で連休がつぶれてしまった。やはりかなりのソフトが使えず、まだまだ使いこなせず、手ごわそう。

さてワイングラスを割り悪い夢見と合わせての不吉な前兆から、パソコンをアメリカで急ぎ買ってしまったが、パソコンを買ったことで不吉から逃れられるか??
健康的にも不安なままの海外一人暮らし。さらに気をつけて前もって手を打てる対策は行うつもりである。

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2012.05.29 | コメント(0) | トラックバック(0) | アメリカ生活

たまには日本酒 アメリカ自炊奮闘記 寿司 / 山口県 永山本家酒造場 貴 特別純米60

ちょっと前のエントリーで好きな焼酎「富乃宝山」を飲むのに「まぐろ漬け丼」を作ったと書きました。好きな食べ物はハムカツだが、本当は寿司だがアメリカ南部の田舎町では食べられないので封印しているとも・・・

封印していたのに文字にして以来「寿司」が頭から離れません。そこで禁断の寿司を作ることにしました。この南部の田舎町には魚屋なんてありません(キッパリ)。

おそらく都会のアトランタに出ればシーフード専門店かアジア系スーパーで魚があると思うのですが遠いので、近くで比較的生鮮食品があるスーパー「The Fresh Market」の魚売り場で選びます。まぁなんとか刺身にして食べられそうな魚があるからです。魚と言ってもマグロとサーモンの大きな切り身ぐらいしか寿司になりそうもないのですが、挑戦です。
Fish
近くのスーパーThe Fresh Marketの魚売り場

なんとか作ったものの、もう二度と作らないでしょう(笑)。シャリ(カリフォルニア米で酢飯)も、寿司ネタも、評価に値せず! あまった大きなサーモンの切り身をレモン汁と醤油でソテーした鮭で日本酒を楽しみました。(出来たら塩鮭がよいのだが・・・)

そんな強引で悲しい寿司にあわせたのは、正月に日本から持ち帰った大切な日本酒「特別純米60 貴」の4号瓶。横浜君嶋屋さんで千円台だったと思う。

Sushi

日本に帰ると、家族とイタリアンなどへ外へ食事に行った時以外は日本酒か焼酎を楽しんでいます。日本酒は辛口は苦手。米味と米麹をしっかり感じ取れるタイプが好みで、山形の「十四代 本丸」、静岡の「磯自慢 純米吟醸」、佐賀の「東一 大吟醸」、山口の「貴 純米」の色々、そして燗酒では福島の「大七 生もと」が好みで、ほとんど横浜君嶋屋さんで買っています。本当にお薦めな店です。

Taka

さて、貴の特別純米60。もう我が家の正月には貴の純米系が必要不可欠なお酒なのですが、特別純米60は2012年正月にアメリカに持ち帰った日本酒。一升瓶はスーツケース内で割れて大騒ぎになった経験があるので、ワインとほぼ同サイズの四号瓶をアメリカに持ち帰っています。

「貴」は山口県の永山本家酒造場、杜氏がまだお若い永山貴博さんで杜氏自身が自らの名を付け作る一品。流行の辛口とかすっきり・・・なんて文字は値せず、しっかりした米を感じさせてくれる日本酒です。

ワインで言えば醸造家ワインメーカーが杜氏。今、私はChasseurやdiatomのようにオーナー兼ワインメーカーの作り出すワインに夢中ですが、蔵元が自ら米造りから酒造りを行うこの日本酒にも同じ気概を感じています。

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2012.05.25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 酒・焼酎・ビール等

私的2012ベスト1更新! California Russian River Valley/Chasseur Freestone Station Russian River Valley Pinot Noir 2004

先月、2012年私的ベスト1のワインを紹介しましたが、早くもベスト1の更新です。しかも同じChasseurシャスールから Freestone Station Russian River Valley Pinot Noir 2004フリーストーン・ステーション・ロシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールが今年の(今のところ)ベスト1になりました。

どんだけChasseurが好きなんだ・・・と思われるでしょうが、本当に自分のストライクゾーン真ん中なんです。しかも、「安い!」とは言えないけど、Chasseurを見かけたら迷わず買ってしまう気にさせる価格。

先月のエントリーで(その時点で)ベスト1と書いたのはChasseur Sylvia's Russian River Valley Pinot Noir 2005でした。
それを超えたのは同じくRussian River ValleyながらFreestone Stationの2004です。ロサンゼルスのTwenty Twentyで$55でした。

Freestone Station

ChasseuのWEBページによると、Chasseuは契約農家から仕入れた小ロットの葡萄を丁寧に手作りブルゴーニュスタイルで醸造し、合計2700ケースの生産しかしていない旨が最初に書いてあります。
現時点で前述WEBページで確認できるPinot Noirは以下の8点だけ。現時点でベスト2になったSylvia's Russian River Valley 2005はないので、その年により契約農家から葡萄を入手していないと思われます。(価格はChasseuのWEBページ上表示)

2010 Russian River Valley $40.00
2010 Sonoma Coast $40
2010 Sonoma County $30
2009 Freestone Station $60
2009 Umino $60
2008 Blank $60
2008 Rayhill $55
2007 Sonoma Coast $40

上記リストの中で下の4点が未経験です。アルコール類をWEB上でオーダーすると(ジョージア州は注文自体は可能ですが)、一人暮らしの私は不在中の配達になってしまい、他の商品とは違い受け取るのに色々難儀するので、基本的にしないことにしているのですが、その原則を破っても各3本ぐらいは注文したいと思っています。

Freestone Stationの葡萄畑はRussian River Valleyの西側境にあるFreestone市に位置し、クリアリィ家所有の畑をダットン家によって耕作されたそうです。このあたりの説明がWEB上で丁寧にされているのもオーナー兼醸造家Bill Hunterビル・ハンターのこだわりなのかも知れません。

さてこのシャスール・フリーストーン・スティションは同じRRVのシルビア同様に薄いガーネット色。この色の薄さは他のピノと異なり際立っています。抜栓直後からトリュフとラズベリーの香りが特徴的。またアルコール度14.3%の記載ですが若干高いのか果実味の糖度を感じます。

これで現時点での2012年私的TOP5を整理すると以下のようになり、Bill Hunterビル・ハンターとGreg Brewerグレッグ・ブリュワーの両醸造家が作るワインが好みとハッキリ分かります(笑)

No.1 Chasseur Freestone Station Russian River Valley Pinot Noir 2004
No.2 Chasseur Sylvia's Russian River Valley Pinot Noir 2005
No.3 diatom Hamon波紋 Chardonnay 2010
No.4 Drew Momument Tree Vineyard Anderson Valley Pinot Noir 2007(未紹介)
No.5 diatom Miya美夜 Chardonnay 2010

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2012.05.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

天体ショーに飲むワイン Bordeaux / Maison Sichel SIRIUS ROUGE 2008

日本の皆さんは今週早々に金環日食annular solar eclipseを楽しまれたと事思います。実はこの日食、日本だけではなくアメリカでも観られました。調べてみると、東南アジアからアメリカ西部にかけて広い範囲で見られたのです。日本などアジアでは月曜日の日の出後すぐぐらいでしたが、アメリカ西部では(時差の関係で)日曜日の日没前のことです。

西はアジアから東はアメリカ西部までが日食範囲
Map

実は私は子供の時・・・天文少年でした。しかもかなり熱が入った天文少年でした(笑)
アマチュア天文家が自分名前を自ら発見した彗星に付ける・・・そんな話題を私が小学生の頃聞いたためでしょう。中学校に入るとすぐ理科室の倉庫にあった埃だらけの反射望遠鏡を見つけ、理科の先生と借り出す交渉をしました。

理科の先生の条件は理科部に入ること。もちろんすぐ承諾して天文同好会まで作ってしまったのですが(笑) いくら昔でも東京の下町・深川はネオンが明るく夜でも中々星が見られなかったのですが、それでもよく深川不動尊の隣にあった深川公園に重たい反射望遠鏡を持っていって月や火星、木星を観測したものです。

また理科室でこれも眠っていた理科用プラネタリウムを動くようにして遊んでいたら、理科の授業に使われるようになってしまい、先生の助手みたいな扱いになっていました。なかなかよい時代にいい先生と巡り合えたものです(深川二中の鬼塚先生!)

月刊誌(ペラペラな)天文ガイドを少ない小遣いから購入し、上野の国立科学博物館の村山定雄先生が主催されていた天文同好会にも入り、渋谷の五島プラネタリウムにも深川から毎月歩いて通いました(片道3時間ぐらいだった)

実は、アポロ11号で人類が初めて月に降り立った時、NHKの中継番組に招かれて(まぁ50名ぐらいはいたのですが)五島プラネタリウムで生放送に出ていました。深夜に徹夜での生放送に子供がです(笑)

そんな夢中だった天文も中学卒業と同時に熱が冷めたのですが、今でも日食などの天体ショーのニュースには胸が騒ぎます。

日本でも、アメリカでもそんな胸騒ぐ天体ショーを観られなかった悔しさをワインで紛らわしていました。アメリカではオレゴン州南部とカリフォルニア州北部が金環日食のエリアだったのですが、どうも月や太陽、天体ショーに関係ありそうなワイン名が浮かばず、仕方なしにボルドーの輝く星SIRIUSシリウスが今日のエントリーです。
あまりの強引さに腰を抜かした人がいるかも・・・

2012年5月20日のアメリカでの金環日食エリア
Solar

星のシリウスは太陽以外で最も明るい恒星。ワインのシリウスはその輝く星にちなんでいるのでしょう。フランスの事なので詳しくは知りませんが、ボルドーのネゴシアン「メゾン・シシェル」が生産者。オーナーはChateau Palmerシャトー・パルメと同じだそうです。

訪れたシャトー・パルメ
Ch Palmer

何を隠そう(って隠してもいませんが)私はこのボルドーのはシャトー・パルメを訪れているのです。97年のドイツ在住時でしたが、ボルドーを訪れた目的は人生最高のワイン「Chateau Haut Brion シャトー。オー・ブリオン」を訪れるためで、その時に訪れた三つのシャトーの一つでした。その時の模様はホームページでご覧下さい。

さてそんな不思議な縁のシリウス。アトランタのAnsley wine merchantで$12と非常にお得な価格設定なので思わず手にしたワインです。
抜栓直後から豊かな果実味で驚いたのですが、二日目には実は私的には苦手なメルローの「にゅわっとするふくよかな芳香」の感じが強くなり残念でした。でも、まぁ何て言うか・・・濃い赤でした。メルロー60% カベルネソーヴィニヨン40%です。

Sirius

2012年に訪れた大天体ショー。それがきっかけで15年前に訪れたボルドーのシャトーを思い出させてくれたワインです。

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2012.05.22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

映画とワイン France Champagne/Dom Perignon 2000

さて「映画とワイン」シリーズで残回のエントリー、アメリカの映画館でたった一人の観客として観た貴重な「タイタニック」の後編です。

この映画にはディナーのシーンでワインがかなり出てきた印象だったので、気をつけて見たのですが・・・全て白いトーションで包まれたままサービスされていたので、どんなワインだったか分かりませんでした。史実的にはトラべーナ・ウルツガルテン・リースリング・カビネットが有名でドイツの白ワインですね。これはたぶん祝いとして振舞われたワインだと私的には思っています。

映画の中でジャックがディナーに招かれ、乾杯するシーンに使われたのはMoet et Chandon Brutモエ・エ・シャンドン・ブリュットだったと言われていますが、画像としては確認できませんでした。

唯一見分けられたのは、冒頭で沈んだタイタニックから金庫がサルベージ船に引き上げられた時、その金庫を開ける寸前でシャンパンをかけあうシーンがあるのですが、そのシャンパンがドン・ペリニヨンDom Perignonでした。まぁドンペリもモエ・エ・シャンドンで作られていますけどね・・・

Titanic

007のジェームスボンドの好みだったようにドンペリは映画の中でも多く使われていますが、私が映像として印象に残っているのは「ダイハード3」のラストシーン近く、金塊強奪に成功した悪役達が手づかみで飲むシーンです。いったい何本開けたのか・・・

Diehard

このダイハード3でも、タイタニックでも、ドンペリは手づかみでラッパ飲みしたり、振り回し泡を掛け合うように扱われています。アメリカ人はドンペリでシャンパンファイトするのが好きなのかも?

さて私は、ドンペリがバブルの象徴のようで以前は好きではありませんでした。あえて避けていた時期が長かったのですが、ロサンゼルスのワインショップHi-Timeで化粧箱入りDom Perignon 2000年が$100で売っていたので、ついつい買って日本に持ち帰りました。普通のDom Perignon白で黒でもピンクでもましてゴールドでもありません。

DomPerignon

飲んだ印象は・・・美味しかったです! 飲まず嫌いだったのがよく分かりました(笑)何かの祝い事ではなくて普通に日本の家で飲んだのですが、さすがドンペリと素直に感心しました。スパークリングとしては好きなアーモンド系の香りから始まり、濃密なニュアンスが最後まで続きました。

ワインもシャンパンも映画の中でよく小道具として登場します。これからも注意深く映画のシーンを注目したいものです。
また、映画はやはり映画館で観るのは絶対に良い!10ドル(税込みで11.5ドル)と安いのですし、良い気晴らし。これからは積極的に話題の映画を日本より一足早く観て行きたいと思いました。

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2012.05.21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

映画とワイン 映画館で観客は一人だけ!

映画の好きな方でガラガラの映画館を経験した方は多いと思います。でもたった一人だった経験を持つ方は少ないのではないでしょうか・・・
先日、私はそんなたった一人の映画館を経験しました。もちろんアメリカでのことです。
映画はものすごく好きです。子供の時に姉や親に連れられ錦糸町で若大将シリーズやゴジラなどを観た記憶もあります。母がなぜか西部劇が好きで、マカロニウエスタンなんか流行っていた時も覚えています。当時は映画館の外まで列が出来て、館内も多くの立ち見の人がいました。

高校生ぐらいから洋画が好きになり昼食代を節約してまで封切り映画を一人で観ていました。家が近かった日比谷や遠いけど渋谷が多かったです。
好きになったきっかけの映画はこれ一つと言うことではないのですが、印象的なのは「ローマの休日」。いっぺんでオードリー・ヘップバーンのファンになりました。

働き出してからはスピルバーグでしょうか。でもヒットする映画がだんだん少なくなり、やがて貸しビデオ屋が現れ映画館に行く機会はどんどん少なくなりました。

ドイツに住んでいた時は映画館で観たのは一度だけ。ヨーロッパは全て吹き替えをしてしまうので、フランス語をしゃべるバッドマンやドイツ語をしゃべるジェームスボンドにうんざりだった事もあります。

タイ王国在住時はよく映画館に行きました。月に2~3回は行っていました。タイでの生活はタイ語、仕事は英語とタイ語が半々。英語漬けでなかった事もあってネーティブな英語に抵抗無く、かえって飢えていました。そうそうタイでは吹き替えと字幕が半々ぐらいでアメリカとほぼ同時に封切られていましたから、日本よりかなり早く観られていました。また、タイ映画もバンコク中心部では英語の字幕付きで上映されていました。

バンコク・エンポリアム内の映画館
Cinema BKK

バンコクの封切り映画館は音響、館内設備、席など日本以上の素晴らしい設備で、しかも当時100THBですから300円ぐらいで映画を観られました。
その上、私はバンコクの中心部に住んでいたので、近くの映画館まで歩いて10分程度。全くストレス解消には映画が最適で、タイ料理とタイ地方への旅行と合わせて当時の大きな趣味でした。

タイでも、もちろんアメリカでも同一の施設に複数のスクリーンがあるもシネマコンプレックスが主流です。
このシネマコンプレックスは家族にも便利で、たまに日本に戻った時、私と家内は夫婦割引で一人1000円!で、そして子供達はほぼ同時刻の子供が好きな映画をと、家族で別々に映画を観ながらも、その後すぐ合流して食事や買い物を楽しめました。

さて・・・私が今住んでいる南部の田舎町には映画館が無いので、車で離れた町まで行くことになりますし、生活も仕事も英語漬けでかなりのストレスを感じる毎日ですから、アメリカに来てからは映画館に行くことはなくなりました。

それが先日心身ともに疲れきり仕事を休んで部屋で寝ていたのですが、頭の中が煮詰まってしまい気晴らしに午後から英語を観に行ったのです。
映画に入り込んで頭の中を空っぽにしたいような気分の時、思いっきりのアクション映画と思ったのですが、、、ちょうど時間が良くて観る気になったのは・・・「タイタニック 3D」でした(笑)

映画のチケットと一緒にタイタニックの乗船券も一緒に(結構立派な乗船券)
Taitanic乗船券

平日の昼過ぎ。3D化したと言ってもだいぶ前の映画ですし、上映開始日からはすでに一ヶ月ぐらい経っていたのでしょう。ガラガラ!って言うか、自分一人!! シネコン・スタイルでもまぁまぁの大きさだったのですが、そこにたった一人で映画を観る経験でした。もし私が居なかったら・・・どうしたのでしょう? 上映しないのか?? 無人でも上映するのか?? 大きな疑問を感じながらの映画でした。

従業員以外誰もお客がいないシネコン
Cinema ATL

タイタニックそのものはDVDで観た事があったので、ストーリー以外にも2Dを3D処理した出来とか、映画に出てくるワインに注目していました。

2Dの3D処理は「思ったより良い」が印象。細かく早い動作の画面はNG。また人が前後してかぶるような場面はかなり苦しい。しかし、タイタニック号を上空からなめるように撮った場面や、海水が浸入してくる場面など、オリジナルの時点で3Dを意識したような映像が随所にあって総合的によく出来ている印象。

さて、やっとここでワインなのですが・・・
この映画は世界最高の豪華客船が舞台なので、当然多くのワインが映像に出てきます。
でも今回はあまりに前置きが長かったので、そのワインについては次回のエントリーにさせていただきます。スイマセン。

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2012.05.20 | コメント(0) | トラックバック(0) | アメリカ生活

機内搭載ワインを知る 今度はファーストクラス California /LANDMARK OVERLOOK Chardonney 2008

「機内搭載ワインを知る」シリーズも4回目になりました(そうかな?)。今回はファーストクラスのワインです。

昨年、そして今年と飛行機に乗り機会が激減したALSTERですが、アメリカで働くようになってからは2009年がたぶん一番飛んだと思います。この年に日本の会社を早期定年退職するために戻ったり、母が亡くなり葬儀や四十九日で戻ったり、日本~アメリカ往復だけで二十回ぐらいはしたように思えます。ほぼ毎月で時には月に二回の往復でした。

まぁそんな年は異常なのですが、日本で勤務した短い期間の2004年は会社指定ツーリスト会社の横浜営業所で一番多く渡航した人が私だったそうです。まぁ隔週のようにヨーロッパ、アジア、アメリカと行き来していましたから。

その為に自分のパスポートは増刷して厚くなり、取り扱いも雑なのでボロボロ状態。今は有効期限切れまで残り1年と少しをなんとか海外に行かないようにしているのですが、さてどうなることやら・・・

私は仕事もプライベートも(アップグレードを期待しながらの)毎回エコノミークラスですが、一度だけ正規にファーストクラスを使ったことがあります。アメリカに赴任した2005年ですが、帰赴任だけはビジネスクラス利用の会社規定。そこに貯まっていたマイレージでファーストクラスにしたのです。

日系の成田~シカゴ間のフライトで、行きたくもなかったアメリカへ渡る自分を勇気付ける意味もあったのですが、慣れない場所で機内では落ち着きが無かったことを覚えています(笑) 

その時のワインは全く覚えていないのですが、今日はANAアメリカ路線のファーストクラスで昨年2011年に機内搭載されたLANDMARK OVERLOOK Chardonney 2008 ランドマーク・オーヴァールック・シャルドネ です。
もちろん今回はファーストクラスですので私が機内で飲んだわけではなく、普通に自宅で飲んでいるワインです。画像は2008年ではなく2007年で、ロサンゼルスのホテルで開けた時に撮ったので画質も悪くすいません。

Landmark

LANDMARK Vineyardランドマーク・ヴィンヤードはイリノイ州の農機具製造で成功したオーナーにより、1974年にソノマ・カウンティのウィンザーに設立されました。その後、高品質シャルドネを目指して1989年にシュガーローフ山麓に移転。

1993年にはアメリカ史上最高のワインメーカーであるヘレン・ターリー女史を短期間ながらコンサルタントとしてて招聘。ランドマークを代表するオーヴァールック・シャルドネ を世に送り出し、一気にシャルドネメーカーとしての地位を確立しました。

OVERLOOK Chardonneyオーヴァールック・シャルドネの特徴は唯一、そのブレンドではないでしょうか。”Comprised of 22 separate vineyards and 36 individual lots”と記されている通り、マルティネリ、ハインツなど有名葡萄畑を含む、なんと22箇所もの葡萄畑からのシャルドネをミックスしています。

・・・と、ここまではセレクションとしては話題性があって面白いのですし、非常に良いシャルドネです。
でも・・・国際線の憧れ!ファーストクラスでサービスされるワインかと思うと、ちょっと疑問なのです。

ワイン自体とセレクションは素晴らしく、ストライクゾーン真ん中と言えます。でもストレートすぎて、しかもその球速が130kmぐらいのプロとしては超平凡って言うか、あれっ?って思うぐらいなのです。
生産数14,000caseと多く、近くのワインショップで$25で購入・・・と、アメリカでは珍しくもなく普通にワインショップにあったりする普通の値段の(って言うか安い)ワインだからです。まぁ、それだけオーヴァールックは素晴らしいワインとも言えるのですが・・・

OVERLOOK Chardonney 2007はあぶったアーモンドとレモンの皮、青りんごが交じり合ったアロマが素晴らしいと最初に飲んだときのメモにありました。この時は2010年だったので、その後ANAファーストクラスに採用されるとは思ってもなかったのですが、知っていたらもっと感激したことでしょう(笑)

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2012.05.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

たまには焼酎 横浜中華街の思いで  鹿児島 芋焼酎 / 西酒造 富乃宝山

前回のエントリーでハムカツの事を書きました。実は「食べ物で何が一番好き?」と聞かれると返事に困ります。確かにハムカツは好きなのですが、一番ではないような・・・今はお寿司でしょうか。でももう半年以上食べてないし、この先も食べられる環境でもないので思い出さないように封印中(涙)

私は食べること自体が好きで、基本的に好き嫌いはありません。世界各国で仕事をし、旅をしてきたので、よほどのゲテモノ以外は何でも美味しく食べられます。むしろ積極的にその土地の食べ物を食べてきました。

タイ王国に赴任していた3年間は毎日外食で、周辺は溢れんばかりの日本食があるバンコク中心部でしたが、ただの一度も自ら欲して日本食を食べたことはありませんでした。屋台から高級レストランまでタイ料理ばかり食べていました。

アメリカでは住んでいるのが南部の田舎町なので、そもそも外食に美味しいものがなく、一人でレストランで食べる雰囲気でもないので(タイでは全く気になりません)、タイとは正反対に毎日自炊になっています。ただ仕方なく料理しているので決して好きでも上手でもないです(キッパリ)。

お寿司は自分で出来ないのですが、こちらのスーパーでマグロが時々売られていますので、マグロのステーキぐらいは出来そうな感じ。とても刺身には使えそうもないので強引にマグロ漬け丼を作った事がありますが、たぶんもう二度と挑戦しないでしょう・・・(笑)

まぐろ漬け丼

この時にあわせたのが富乃宝山、日本から持ち帰り大切に取っておいたのを開けました。画像は四号瓶ですが、日本に行くときはワイン。そして同じ梱包材で日本酒や焼酎の四号瓶をアメリカに持ち帰ります。

ロックで飲みますと芋だけではなく、柑橘系の皮の香りを感じ取れるなど畑の地テロワールすら感じるような非常にピュアな焼酎で大好きです。

富乃宝山

実は富乃宝山は15年ぐらい前から一番好きな焼酎として飲んでいました。2000年代に入り焼酎ブームとかでなかなか入手できなくなり価格も高くなったのですがが、当時はあまり注目されていない時で、一升でも千円台で買えたと記憶しています。でも取り扱い店は少なく横浜の君嶋屋さんで買っていました。

2000年代からは高級焼酎ブームでどんどん売上げが伸び、生産量も相当増やしたようです。このあたりから味が何かバタバタした落ち着かないものになり私は一時離れたのですが、2008年に当時大きく騒がれた事故米を西酒造が扱っていた事が報道され、大きな影響を受けたようです。
1990年代の富乃宝山は山奥の澄んだ湧き水の中に焼酎を感じるようなピュアで繊細な味わいでした。

その後しばらくして前述の横浜・君嶋屋さんから「宝山 芋麹全量」を教えてもらったことがきっかけで、また富乃宝山も飲むようになりました。また普通に日本のスーパーでは置いてあるようになりましたし、ロサンゼルスの日系スーパーでも見かけるようになりましたので、また生産量も大きく増えているのでしょう。

ちなみにALSTRERは麦なら「中々」を何もせずそのままストレートで飲むのが好きです。富乃宝山なら絶対に大きいグラスでロックです。

さて、この富乃宝山は友人のソムリエ・ソムリエールたちの店に行くときの定番お土産で、必ずロックで飲むことを条件に渡していました(笑)
また90年代後半から2005年ぐらいまで、日本に居る時は横浜中華街でよくオフ会を開催しており、そう言った場にも多く持ち込んでいました。

2000年、友人のソムリエ・ソムリエール達を招いてのOFF会
富乃宝山 天龍

画像は大好きな横浜中華街のガレージ改造店・廣東家郷料理の「天龍菜館」のものですが、この店も15年ぐらい前は知る人ぞ知るような超隠れ家的存在で、中華街で働く中国系下働きの方々がお店が終わった後に食べる店でした。常連じゃないとまず入らない店で、たった一人の老板がこつこつと三階で料理している間、一階の店で超常連たちが勝手に飲んだり食べたりする店でした。

富乃宝山 中華

ここもテレビで取り上げられたり、(私も犯人ですが・・・)ネットで書かれたり、老板が病気したりで、私は行かなくなりましたがその後どうなったのか・・・
次回帰国するときがあったら、ちょっと寄りたい店でもあります。美味しい中華も長い間食べていないなぁ~

この2000年の画像だけでソムリエ、ソムリエール、ワインスクール講師と4人ものワインのプロが居ます。他にも料理人の方などで素人はALSTERだけ(笑)
富乃宝山 OFF

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2012.05.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 酒・焼酎・ビール等

母の思いでと好きな食べ物 California Napa Valley / Sterling Cabernet Sauvignon Rutherford 2004

日本では季節が良い頃になってきたと思います。この時期、母の命日も近くなったのですが、今年は日本に戻れず墓参りも出来ないことが気がかりになっています。

1998年、最初の「旅先通信ガイドブック」を仲間たちと出版した時、東京・人形町(日本橋箱崎町)にあった出版元であるソフトバンク社にて撮影会を行いました。本の中で使われる色々な通信関係の撮影だったのですが、まずはスタジオ内での撮影が行われ、引き続き近くのビジネスホテルへ移動。旅先を想定しての撮影でした。

旅先通信ガイドブック初版
旅先通信本

多くの人間がビジネスホテルの狭い部屋に入り、撮影機材を設置。ベッドをずらし電話回線を引き出す・・・・しかし、そこで撮影すべきローゼットタイプの電話引き込み口は無くRJ-11タイプになっていたのです。今はどこでも電話線の引き込み口は抜き差し自由なRJ-11タイプですが、当時は世界的にも電話線が固定されたローゼットタイプがまだ多く、その撮影が必要だったのです。

困った・・・「急ぎどこかでローゼットタイプの家を探さなくてはならない!」 緊張が撮影会のメンバーに走る。 うーん、言いたくは無かったけど・・・実はALSTERの実家はローゼットタイプ。しかもソフトバンク社がある人形町からは隅田川を挟んだ深川である。急遽ALSTERは実家に電話、そのままカメラマン・編集者とタクシーに乗り、深川の実家に行くことになりました。当時ドイツから日本へ戻って半年、3回目の実家でもありました。

実家にタクシーで乗り付け、大きな男たちが機材を持ちまるで乱入するかのように家に入ったからであろう、撮影準備を行っていると近所の方たち数人が手に手に洗面器などの武器?を持ち飛び込んできた。「森田さん大丈夫?」とお袋に呼びかける近所の方・・・最初はきょとんとした我々も、何か暴力団乱入と間違えられたと気が付き、撮影会のことを説明。一同大笑いの後、無事撮影が済んだのはまだ人情や近所付き合いが残る深川での出来事でした。

やがて無事出版された本の巻末に「Special Thanks」として「森田光」の名が印刷されていました。それはALSTERの母の名前であり、編集者の粋な計らいであったのです。

父はドイツ在住時に亡くなり、母はアメリカ在住時で、結局父も母の時も葬儀の席に駆け込むように間に合っただけ。私はとっても親不孝者です。

そんな思いでが残る母は子供のときに戦争の爆撃で足の指を失っていました。私には想像できない苦労をいっぱいしたと思います。そんな母は生きていくのがやっとだったのでしょう・・・料理するのは煮物と漬物ぐらいで、おかずは魚の焼き物か煮物。それでもたまに近所の肉屋で買ったコロッケ、メンチカツ、そしてハムカツが丸いちゃぶ台に乗ることがあって、それらが子供の自分には一番好きなおかずでした。

そして今でも好きな食べ物を聞かれると・・・ハムカツと答えるのです。薄っぺらで安いハムを揚げた、肉屋さんの中でも安いハムカツです。昨日はそんな事を想いながらハムカツを作ってみました。

ハムカツ

おっと忘れそうになった今日のエントリー・・・・そんなハムカツにあわせるのはCabernet Sauvignonと決めていたのですが、せっかく作る好物ですから、あまり安物ではないけど高価でもないディリーワインの中からと言うことで、セラーから溢れてキッチンのキャビネットに置いていたSterling VineyardsスターリングのRutherford 2004。

Sterling

スターリングはアメリカではメジャーなワイナリーでしょう。ナパではケーブルカーでテースティングに向かうことで有名なワイナリーですが、長い間高い評価を得続けている実力あるワインです。また2004年とちょうど飲み頃かと思いました。近くのGeorgia world of Beverageで $40。

カリフォルニアのCabernetらしい果実味。まったく不満は無いのですが、これと言う特徴も感じられなが不満ぐらい。高くも無く万人が美味しく心地よく飲める。ちょうどハムカツにはあっているのかも(笑)

今年は日本に戻れず母の墓参りすら出来そうもないです。
そう言えば、母の好物って何だったのか・・・・・ ゴメン!母さん

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2012.05.16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

思いがけない日本語での会話 California / diatom Hana Shinobu(花偲)Sta.Rita Hills Chardonnay

私は日常日本語で会話することはめったにありません。別にカッコウつけて言うわけではなく、表現すると寂しさと虚しさが入り混じった重たい気持ちが全てです。

めったに・・・と書きましたが、気づくと数週間どころか数ヶ月単位で日本語の会話がありません。会話・・・の意味はやり取りがあることで、日常の挨拶や買い物などでの生活上の必要最低限なやり取りすら全くないです。あるのは独り言ぐらいでしょう。

職場で私の周辺は日本人は居ませんし、関係部署とも英語ばかり。アメリカ南部の田舎暮らしなので生活上接する人たちに日本語を話す人は居ません。外食はまったくしないので日本食レストランは何年も行っていません。

若ければそれもいいのでしょうが・・・年寄りの身にはそうした事に気づくだけで寂しいものです。まぁ働けるだけでも十分と思わないとなりませんね。

そのめったに無い日本語での会話が昨日ありました! デルタ航空のカスタマーサービス(笑)会話の中身や目的よりも、意図せず日本語での会話になった事がかなり嬉しくも印象に残りました。小さな良い出来事みたいなぁ・・・

私はいつも日本発券の成田~アトランタ間の往復チケット(の復路)を持っています。復路の日程変更可能なチケットなどとても高いので、次に一時帰国できる確立の高い日を決めて購入しています。それが今あるチケットの復路の日に今回は一時帰国出来そうもなく、変更金額がかなり高いのですが仕方なしに日程延期の手続きをすることにしました。

インターネット上で出来るかと思ったのですが、デルタ航空に電話する必要があり、アメリカのデルタ航空フリーダイヤルに昨日朝一番で電話しました。
こうしたヘルプデスクのような窓口に電話し全く知らない人と話す場合、かなり早口であおられるようなケースが多いのですが、昨日は最初に応対してくれた男性が会話の最初から(ほとんど話してもなく、お願いしていないのに)「日本語の分かる人に代わりましょう」と勝手に日本人の方と代わられたのです。

それが久しぶりの日本語会話!(悲) 痛い変更費用が発生しましたが、電話での会話でストレスなしにチケットが変更できたので、なぜか満足。珍しくやるじゃないか!デルタ!!とまで思ってしまいました(笑)

さてそんな日本語に触れるのはブログ更新ぐらいALSTERですが、このところ二人の醸造家にほれ込んで追いかけています。一人はChasseurシャスールBill Hunterビル・ハンターで、もう一人がdiatomダイアトムmelvilleメルヴィル、Brewer-Cliftonブリュワー・クリフトンのGreg Brewerグレッグ・ブリュワーです。

Hana Shinobu

そのdaiatomの漢字表記シリーズから今日のエントリーはHana Shinobu花偲です。このブログでは初登場になるアトランタのワインショップph Wine Merchantで$40でした。

Hana Shinobuの印象ですが、一言で非常にクリーンなシャルドネ。ほんのわずかでも樽なんて感じさせない・・・そんな気持ちが伝わってきます(私的には少しは使って欲しいのですが・・・)。レモンの皮と酸が特徴的でMiya美夜よりもさらにドライ。
アルコール度が12.7%とかなり低めにしてあるのは、クリーンな中にも繊細な味わいを大切にした結果なのかも。

ますます興味深くなるdiatomです。

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2012.05.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

アメリカでのクラレットとは? California / Newton Claret 2009

フランスのワインに関しては知識ゼロに近い自分だから、本来の定義はまったく知らないのです。何となくフランスにおいてはクラレットとはボルドーの赤ワイン全般を示しているように思っています。それで言うと私がワインにはまったきっかけのシャトー・オーブリオンもクラレットなのでしょう。

それがアメリカだとボルドータイプの赤ワインでも少しカジュアルなワインを示すように何となく感じています。
今回エントリーのNewton以外にもCOPPOLAやRAMEYにもあります。それぞれラインの中では一番安いレンジより少し上の設定で、誰もが気軽にボルドータイプの赤を楽しむ・・・そんなイメージがあるからです。

そんなアメリカのクラレットを印象付けしたのはNewtonニュートンのClaretクラレットなのかも知れません。

値段付きで失礼
Newton

Newton Vineyardニュートン・ヴィニヤードはニュートン夫妻(奥様は色々と才能豊かな中国系の方です)によって、ナパとソノマを隔てるマヤカマ産地スプリング・マウンテンに1997年に設立されました。この地にあるピノ・ソロと呼ばれる一本松がラベルのデザインに使われています。

私には一貫してボルドータイプのワインを目指しているように思えNewtonは、分かりやすく、赤も白も安心していつ何を飲んでも美味しい信頼できるワインの印象が強いです。ラベルの色を別け分かりやすいラインナップだからかも知れませんが、高評価のシャルドネや赤のパズルも素晴らしいワインだからでしょう。

その中でもClaretは価格的(アトランタのAnsley wine merchantで$24)にも美味しさでも家にはいつも置いておきたいワインです。

ブラックベリーやラズベリー。そしてオークの香りのバランスがよく、まさにカジュアルに飲みたいワインです。メルロ52%、カベルネソーヴィニヨン38%、シラー5%、他のブレンド。

さて、ALSTERはほぼ100%自炊生活をアメリカの南部でもう7年以上続けていますが、ハンバーグは田舎町のスーパーで入手できる材料で比較的作るのも簡単なのでよく料理します。ただ、普通アメリカには合挽き肉がないので牛と豚を最低量の各1パウンド(約450g)買って作るので、結局1kg以上のハンバーグを作ってしまいます。まぁ焼いてから冷凍しても解凍後は美味しいのですが・・・・

Hamberg

そんな冷凍庫にいつもあるハンバーグにとっても合うニュートンのクラレットでもあります。

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2012.05.14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

アメリカで給料を得ている者の円高 California / Chasseur Sonoma County Pinot Noi 2010

フランスの大統領が緊縮財政のサルコジ氏が破れ、財政出動を公約しているオランド氏が次期大統領に決まった先週末、時を同じくしてヨーロッパ債務危機の震源地であったギリシャでも総選挙で緊縮財政の与党が破れ、本日現在政権作りが出来ていない状態です。

アメリカも大統領選挙を控えていますが、なかなか景気が良くならず、一時は持ち直したように思えた雇用統計や経済指標も最近では今ひとつ。

欧州債務危機と米国景気の先行き不安の結果、比較的安全通貨と言われている円が買われて円高が進む・・・このパターンが昨年から一年近く続いています。
私がアメリカに赴任した2005年の円ドル高値(円安)が121.38円。去年の最安値(円高)が76.02円。実にこの7年間で37%も円高になりました。今日時点でも79円台です。

これって、アメリカでドルの給料をもらい、日本の家族に毎月円で送金する私にとってはまさに死活問題。全く同じ金額の給料をドルベースでもらっていたと仮定しても37%の目減りになります。まして2009年から日本から送られた出向者ではなく、現地採用の立場でアメリカで働いているので給料そのものがガ~ンと下がりましたので、ダブルパンチ。

感覚的には給料が当初に比べて半分以下には間違いなくなっています。6割減って4割ぐらいかも・・・泣けないぐらい悲しいのですが、住まいや車を変え(贅沢はワインだけで)一切外食しない生活で頑張っているのですが、もう今年は限界かも知れません・・・

えっ?何が限界かって?? 唯一の贅沢であるワインです。って言ってもこれを取ったら生甲斐も、働き甲斐も、何もなく抜け殻の自分になるのですけどねぇ~ お願いですから少しでも円安方向に変わってください!!(って誰に言っても無理な話ですが)

さて、以前2012年の私的ベスト1のワインが早くも決まったようなエントリーをしましたが、その後もChasseurの旨さが忘れられず、Chasseur攻めをしています。

Chesseur sonoma c

Chasseurシャスール(シャサー)はピノ・ノワールとシャルドネのスペシャリストですが、とりあえずピノ・ノワールを攻めています。
Sylvia'sが$90だったのでの、比べるのは気の毒なのですが、ロスのManhattan Fine Winesで$28。

結論から言えば期待はずれ。って言うかこれだシングル・ヴィンヤードとは価格帯が異なるし、2010年ですので安いピノとはいえ2年ぐらいは待つべきだったので比べるのが間違い。気になったのはChasseurにはセカンドとも言えるCazarカザーがあるので、その住み分けがよく分からない事。もっとも素人には理解できない戦略があるのだろうが・・・

期待値には遠いとはいえお気に入りのChasseurがこの価格帯で飲めるのは非常に嬉しい。ブラックラズベリーとチェリー香りでフルボディー。2~3年ぐらい後にどうなるか気になるワインでもありました。

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2012.05.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

ショックなスピード違反と保険料 California / Ramey Napa Valley Cabernet Sauvignon 2007

ワインに関係ない話が毎回長いのですが、何しろこのブログ「ワインな日々」はワインが主体ではなく「日々」が主体で雑感ばかりなのでご勘弁を。

前々回のエントリーで書いたように5月は私がアメリカに赴任した月です。そして慌しい中でしたが生きるために住居や車を急ぎ確保したので、毎年5月になると住居や各保険の更新時期となります。

プライベートでは4月までの確定申告、そして5月の各種更新の作業が厄介かつ面倒で大きなストレスなのですが、今年はさらにそのストレスが増しています。

その理由なのですが、車の保険料が昨年に比べて一気に年間500ドル近く上がり、その原因など調べたからです(値上がり自体も予定に無い出費になるのでダブルパンチ)。
アメリカで運転するようになって7年以上無事故。納得が行かないので保険代理店、保険会社とうんざりするような英語で電話のやり取りが続き、いささか参り、情けないのですが降参して支払ってしまいました。

値上がりした理由が二つ。ひとつはジョージア州のレート変更で、もうひとつは昨年3月に娘とフロリダに行った時のスピード違反(これがアメリカで唯一した交通違反です)。知らなかった!アメリカではスピード違反で保険料がガ~ンと上がるのです!!

車が無いと生きることすら出来ないようなアメリカに7年以上住んでいますと、一度ぐらいはスピード違反をしてしまうかと思うのですが(反省はしているけど)、普通アメリカ人はその場で違反を認めず、違反を認めるが裁判所で言い訳をして減刑するか、無罪を主張して裁判所で戦うそうです。あるいは違反後にトラフィックスクールに行って罰金や保険料を下げることも出来るそうです。

今になって職場のアメリカ人スタッフからもそうするのが当たり前のように言われたのですが、日本人ならその場ですぐ認めて罰金を払っちゃいますよねぇ・・・それが一年以上経ってツケが回ってきたわけです。

アメリカの保険システムを知らない自分に腹立ち、英語でのやり取りに疲れ、一年以上前のスピード違反をした事と、その後の処理を悔やみ・・・まったく情けない自分です。

そんなストレスが続いているので、このところワインの消費も進んでいます。ディリー・ワインの10~30ドルレンジに加えて、毎日のようにちょっと高めの40~60ドルレンジのワインも開けてしまうようになりました。
全く関係ない前置きでしたが、今日はそんな私的プチ贅沢なワインからRAMEYレイミーです。

Ramey CS

RAMEYと言ってもベーシックなCabernet Sauvignon Nava Valley 2007です。RAMEYのホームページによると現在のCabernet系リリースはClaret、そして今回エントリーのCabernet Sauvignon Nava Valley、その上にはCabernet Sauvignon, Annum, Napa Valleyと Cabernet Sauvignon, Pedregal Vineyard, Oakvilleがあるようです。本ワインはロサンゼルスのManhattan Fine Winesで$47でした。

ベーシックと言ってもRAMEYですし各誌評価ポイントも90以上です。それとあまりヴィンテージに関係ないカリフォルニアですが、2007年は非常に良いと評価されているので期待したのですが・・・期待値には届かず残念な結果だったワインです。それなりに旨いのですが40ドルも出せばもっと旨いワインがあると思ってしまうのです。

blueberryやblackberryのベリー系が印象的なフルボディータイプ。ただ今回のボトルでは長いフィニッシャは感じられず、二日目にはフラットに思えたのが期待値に届かない理由。

お馴染みのカリォルニア大学デイヴィス校で醸造学を学んだデビット・レイミーレミィはフランスに渡り、ペトリュスで知られるムエックス社で古典的ワイン造りを身に付けた後帰国。その後ドミナスなど有名ワイナリーでの経験後、1996年に自らのRamey Wine Cellarsレイミー・ワイン・セラーズを立ち上げました。その後リリースされたワインはロバートパーカーや全米ワイン誌の高評価を得続けています。

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2012.05.11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

漢字表記の魅惑ワイン California / diatom Miya美夜 Chardonnay 2010

前々回でHamon波紋をエントリーしたので、ついでに同じくdiatomの漢字表記であるMiya美夜を紹介しましょう・・・

私は小学生の最初からどうしても漢字の書き順が覚えられず、そのまま現在に至っています。きっと頭の中の構造にどこか欠けている所があるのでしょう。書き順を間違って覚えているのではなく、その都度いいかげんに書いているので、何が正しく、何が間違っているのかも認識がない、それはひどいものです。

その結果、字は超下手で劣等感すら持っています。また、人前で字を書くとすぐに書き順が間違っている事を知られるので、それはどうしても避けなくてはならないことでした。何とかして人前で字を書きたくない・・・そう思いながらも特に仕事では大人数の前でホワイトボードに書きながら議事を進行していくような機会が増えました。

何とかしなくてはいけない・・・それで上達したのがパソコンと英語かもしれません。
もう20年以上前の誰もがパソコンを持って仕事をするような環境下で無かった頃。いち早くパソコンを使い出し、会議でも大いに活用し、小さなプロジェクターが一般化する前から会議ではパソコンで議事を書きそれをホワイトボードに映していました。どうしても手書きのときは英語を出来るだけ書きました。

苦肉の策どころか、死活問題で覚えた逃げ道。しょせん逃げ道なのは自分自身が分かっています。字が上手い人を見ると、本当にインテリジェンスを感じますし、うらやましい限りです。日本では漢字で苦しみ、アメリカでは英語に苦しむ・・・まるで自分の人生のようなものです。

前置きはこのぐらいで・・・
さて今日のお題はそんな漢字で表記されたワイン名。もちろん日本のワインではなくアメリカのワインです。

Miya

diatomとの最初の出会いはHamon波紋でロサンゼルスで見つけたことは書きましたが、その後ジョージア州アトランタのワイン店にもdiatomがあることを見つけました。Miya美夜です。Ansley wine merchantで$49でした。

あのロバート・パーカーやワイン雑誌から注目されている醸造家グレッグ・ブリュワーが日本人の友人を多く持つことは知られていますが、Miyaはそのお一人である芸術家Miya Ando安藤美夜さんに由来すると思われます。

Hamon波紋の上品でエキゾチックな果実味とは正反対に非常にドライなシャルドネで、白墨と薄いレモンの皮が感じ取れました。酸味とのバランスがよく清楚とか高潔といった表現があてはまるようなワインです。お店の人がシャブリのよう・・・と言っていた意味がフランスものほとんど経験がない自分にも解ります。

抜栓直後は固すぎると思ったのですが、二日目になるとバランスが整い非常に良い状態。2012年の白に限ればHamonに次ぐNo.2! 私的な白の好みのストライクゾーンをがんがん攻めてくるdiatom、ワインショップで見かければ迷うことなく買い増しすべきワインです。

和食にあわせるワインを考えることもないですし、どんなに和食にあっても日本酒を選ぶだろう自分ですが、このワインなら和食もいけそうに思えます。もっともアメリカ南部の田舎で一年365日自炊生活のALSTERには遠い遠い夢のような和食でもあるのですが(涙)

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2012.05.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

ホワイトハウス御用達の泡 California / Iron Hose Classic Vintage Brut 2004

昨日は私にとって重要な記念日でした。まぁ誰にも関係ない自分一人の記念日なのですが、2005年5月7日は私がアメリカに赴任し働きだした日でした。

タイ王国での3年間の赴任を終えて帰国後一年ちょっと。その間日本でも一年の三分の二は海外出張を繰り返していたので、次の海外赴任を伝えられても驚きはしなかったのですが、任地が一番嫌だったアメリカ。かなり悩みましたが断れる立場でもなく、家族を養うには唯一の選択肢としてアメリカに来た日です。

なぜアメリカが嫌だったのか・・・
もう何十回もアメリカでは出張ベースで仕事をしていましたが、仕事では主戦場になるアメリカですから現地の会社も一番大きく、また仕事上の問題も山積み状態なのを知っていました。まぁ世界中で一番問題がある、でも最も重要な海外会社でした。まして私の担当は前任者がいなく多くの問題の中へ一人飛び込む状況でした。

また設計出身で技術系の自分にとってあまり得意じゃな英語も大きな悩みでした。英語を外国語として話すヨーロッパやアジアでの仕事と生活とは全く異なり、そもそも外国人と言った感覚がないアメリカですから英語を母国語のように操る事が当たり前、前提とした仕事や生活設営で、送り込まれた日本人が赴任数ヶ月で帰任したり、精神的にダメージを受けて日本へ逃げるように帰った人も居たのを知っていました。

そんな嵐の中に(いさぎよくではなく、正直逃げ出したい気持ちを持ちながら)入っていったのが2005年5月7日でした。赴任早々生活設営は二の次で山積みの問題がどっと押し寄せてきて、毎日朝7時から夜11時まで仕事、週の何日かは徹夜の状態が一年は続きました。個人主義のアメリカですから会社では生活環境を整えるのも全て自分が切り開かなければならず、車や住む場所をとにかく急ぎ手配し、ソーシャルセキュリティーや保険・・・うんざりするような手続きを終え、会社では無かった組織を作り人材を確保して、ちょっと一息入れられたのは一年経ってからの事でした。

気がつけば体を壊し運転や歩くことも不自由するような状態になり、それでも仕事は昼夜関係なく襲って来て精神的にもかなり参っていたのですが、それでも家族に年に数度だけでも会える事と、子供たちのためにも送金を続ける気持ちが支えでした。

苦しい時期を過ごしたと今だからこそ思えますし、そんな厳しい環境に入った日を記念日として思い返すことが出来るのは、苦しい中でもがむしゃらに頑張ったからかも知れません。その為なのか2009年に帰任が決まるとアメリカに残り仕事を続ける事をオファーされ、いったん帰国し日本の会社を早期定年退職。すぐアメリカに戻り現在に至っています。あれほど嫌だったアメリカでの仕事と生活も今日から8年目の日々を重ねることになります。

さていつも以上に長々、しかも超個人的な思いを綴ってしまいましたが、そんな強い思い、数々の苦難が思い出される記念日だったのですが、その日に開けたワインが今日のエントリーのIron Hose Classic Vintage Brut 2004アイアン ホース "クラシック・ヴィンテージ・ブリュット 2004"です。
ジョージアの自宅近くのGerogia world of beveragesで$33でした。

Iron Horse

アイアン・ホースはアメリカ歴代の政権の信頼を受け、長い間トップ・ブランドとして国内外公式行事での晩餐会、パーティーなどで使われ、多くの歴史上の節目を見守ってきたスパークリングです。そんな政治にも歴史にも全く関係ない異国で働く一人のオヤジ・・・そんな自分だけの小さな記念日にふさわしいのか疑問ながら孤独な乾杯を一人でしました。

ワイナリーの設立は1979年。スターリング夫妻がソノマのグリーン・ヴァレーで畑を入手したのが1976年といいますから、あの有名な「パリスの審判」と同じ年にワイン造りをスタートしたことになります。その後多くのワインを造っていますが、やはりスパークリングとしてはカリフォルニアでトップとして評価されるファミリー経営のワイナリーです。
多くのスパークリングワインを産していますが、クラシック・ヴィンテージ・ブリュットはその名の通りも最も伝統的スパークリングかも知れません。
グリーン・ヴァレーからのピノ・ノワールを75%、シャルドネを25%使用。4年間の熟成熟成を経てリリースされ、、細やかでクリーミーな泡立ち、しっかりとした酸が感じ取れ、スパークリングワインで使われるリッチ、エレガント・・・そんな形容詞がぴったりに思えるのです。

ラベルに使われるロゴはワイナリーを建てた時に掘り出された馬の形をした風向計だそうで、アイアン・ホースとは昔の列車の名前からきているそうです。ワイナリー名やロゴのいかついイメージとは異なった、シャンパーニュのようなエレガントなスパークリング・ワインです。

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2012.05.08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

2012年私的ベストNo.2! California/diatom Hamon波紋 Chardonnay 2010

しばらく書けませんでした。
この間にアクセスいただいた方には申し訳なく思っています。

私のネットとグルメな世界の師匠は故辻バードさんで、パソコンとネットワークの世界では先駆者のお一人。ジャズでは日本チャーリー・パーカー協会の会長さん。食品関係機器の会社のトップでもおられましたが、何よりも「食へのこだわり」はものすごい方でした。その故辻バードさんがよく言われて事のひとつに、「病気や事故、いさかいなどネガティブな事をワイン会や食事会では話すべきではない」があります。
確かにその通りでちょっとした話題のつもりでも、食事会やワイン会の時には話題も楽しく前向きでありたいものです。

そんな意味からもしばらく書けなかった理由をこの場には記しませんが、ワインをこの間に飲んでいなかったわけでもなく、かえって酒量は増えたように思えます。それにまだまだこうしてブログに書くことで自分の記憶を整理したり、記録にすべきワインは200本以上はあると思っています。そんなわけで、あまり溜め込まないうちに再開したいと思っていました。

その早く再開しないと・・・と思わせてくれたのが、今日のエントリーになるdiatomのHamon波紋 Sta. Rita Hills Chardonnayです。2012年の私的ベスト1には惜しくもならずベスト2なのですが、感動的に美味しいシャルドネでした。

Hamon

diatomダイアトムとの最初の出会いは仕事でロサンゼルスに行った時の休日です。ウェストLAのワイン巡回店Wally's Wine & Spiritsでいつものように掘り出し物がないか端からずっとワインを見ていた時です。何気に目に飛び込んできたのが漢字で「波紋」と「美夜」とラベルに書いてあるワインが二本。この時は買いたいワインが決まっていたのでスーツケースに入れられる5本まで残り一本。迷った結果「波紋」だけ買いました。$42でした。

色は淡い淡い黄緑。本当に薄い色です。レモンの皮、メロン、ライチ、薄いライムと連続する上品な香りに圧倒されます。1600本しか生産されていないので日本にも輸出されているのでしょうか? なかなか入手するのが難しいワインとは思うのですが、その漢字記載のラベルとは関係なく日本人が好みそうなワインでもあると思います。

最初に飲んだとき、今までのシャルドネとは一線を引いた異なる印象が強烈で、非常にピュアなシャルドネ造りを目指していることを感じ取りました。
ただ、アルコール度が16%と高い為なのか、濃縮感と共に3杯目あたりから飲み疲れしたのは、ただ単に自分があまりの美味しさから早いピッチで飲んだからかも知れません(笑)

diatomの漢字表記シリーズに関してはまた別途書くとしても、diatomは多くの日本人の友人を持ち、日本文化の影響を受けているといわれる元フランス語教師の醸造家グレッグ・ブリュワーがmelvilleメルヴィル、そして Brewer-Cliftonブリュワー・クリフトンを成功させた後、シャルドネに特化して立ち上げたプライベート・ブランドです。

2005年が初回ヴィンテージだと思いましたので、まだまだ進化中の注目のワインです。

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2012.05.07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ワイン

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ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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