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クルンカセーム運河ボート⑤イェーク・ランルアン

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月31日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。昨日も朝方は靄っていたのですが、昼前から晴れ。そんな天気が数日続いています。

さて、先日のエントリーが運河ボートを探す街歩きだったり、プラカノン運河ボートもエントリーしたばかりなので、連続しての運河ボートがテーマになりました。いやぁ~、申し訳ないです。

両方とものんびりした雰囲気は共通していますが、プラカノンは生活密着タイプ。プラカノンと言うスクムビット=大都会のイメージとは異なり、庶民の町中で基本そこに住み人だけが使います。

一方、クルンカセームは官庁主導で旧市街を走るボート、そこに住む方が生活に使う理由はほとんど無いかと思います。どちらかと言えば観光要素を濃く感じる運河ボートです。

そのクルンカセーム運河(正式にはパドゥン・クルンカセーム運河)ボートの第5回目で、「イェーク ランルアン船着場」。この運河ボートが走る中で一番賑やかなエリアです。

20170124 Lan Luang 0

それでは本題に入る前に今までのエントリーです。

第4回目「クルンカセーム運河ボート④ ラマ1世通り
第3回目「クルンカセーム運河ボート③ ノパウォン船着場
第2回目「クルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場
第1回目「クルンカセーム運河ボート① 新船着場

上記以外にもこの運河ボートに関しては運航スタート4日後にはエントリーしていて、現在バンコクで最も新しく、旧市街地に近い運河ボートです。
BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河
BKK旧市街に新しい運河ボート①パドゥン・クルンカセーム運河


No.5 イェーク ランルアン船着場Lan Luang Junction

「イェーク」とはタイ語で交差点の意味(正確には知りませんが)で、それが付くわりには大きな道路の交差点はありません。強いて言うなら近くにランルアン通りと(運河とずっと並行する)クルンカセーム通りの交差点があります。

20170124 Lan Luang 1

20170124 Lan Luang 2

また、まさかセンセープ運河とクルンカセーム運河が交差するからではないと思いますが、まさに道路のように運河そして運河ボートが交差する所が近くにあります。

20170124 Lan Luang 3

センセープ側は本数も多く大きな船で速度を上げて走るので、そこを小さな船で横切るクルンカセーム側は毎回びくびくしながら船首で十分に横を確認しながら進みます。運河が交差する所で運河ボートも交差する・・・慣れて来た頃が危ないなぁ~と事故を心配する所です。

Sep11 Canal 8

センセープ運河はこの交差から西側はマハナーク運河の名を変えますが、ちょうど交差した所のクルンカセーム通りの橋(画像下)が低いために船には特殊な構造があります。水位が上がっている時に屋根を下げる機能です。最初は手で触れていた屋根が動いたのでかなり驚きました(笑)センセープ運河ボートがプラトゥナームで船を変える必要があるひとつの理由だと思っています。

SEAN Boat 3

SEAN Boat 5

さて、クルンカセーム運河ボートですが船着場はランルアン通りの橋から南に70mぐらい離れていて、すぐ横には小さな橋が運河に架かっています。ファランポーンを出発してテウェスに向かう船の左側に船着場はあります。

20170124 Lan Luang 4

船着場のすぐ横がボーベー市場の北端になります。そしてこの船着場から北側はマハナーク市場です。その為に人や車の行き来が激しくこの船着場周辺がいつも賑やかな理由です。

20170124 20170124 Lan Luang 5

ボーベー市場は衣料卸店が並ぶ問屋街のようなもので、まとめ買いする方がほとんどです。タイで人が集まる所は露天商が並び、どこにでもあるような安い服が必ず売られていますが、そうした服を見る度にここで買われたに違いないと思います。

Bobe 3

マハナークは果物の市場でパイナップル、スイカにパパイヤと屋台で売られるような果物が多くキロ売りされていますので、これらの多くが屋台や露天商行きになるのでしょう。

Mhanak Market 2016DEC

船が船着場を離れるとランルアン通りの下を横切ります。ランルアン通りはペッブリー通りから民主記念塔があるラチャダムヌンクラン通りへと抜ける道で、多くの路線バスが走っています。
2番(サムロン~王宮広場)
8番(ハッピーランド~サパーンプット)
44番(バーンカピ~ワット・ポー)
59番(ランシット~王宮広場)
60番(スアンサイアム~パーククロン)
79番(プッタモントン・サーイ2~サイアム)
183番(オームヤイ~戦勝記念塔)
511番(パークナム~新南バスターミナル)

船着場のあるクルンカセーム通りでここを通るのは以下のバスです。
37番(ワット・チェーンロン~ボーベー市場)
53番(旧市街地に循環路線)

20170124 Lan Luang 6

いかがでしょうか、ボーベー市場とマハナーク市場はそれぞれ衣料と果物に特化した市場で、そこを歩くだけでも面白い所です。旧市街地でアクセスが少し悪いのですがファランポーンから運河ボートを使うのはお勧めでもあります。

20170124MapBoat

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2017.01.31 | コメント(3) | 水上/運河ボート

春節の街を行く②曼谷中華街ヤワラーは…

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月30日、今朝のバンコク(の隅っこ)は薄曇りで、白く濁った空です。昨日も晴れだったのですが空は白く濁っていました。アレって何なのでしょうねぇ・・・

さて、昨日は春節前日の大晦日の事を書きましたが、その夜の日付が変わる24時に何かが起きるかと思ったのですが・・・爆竹の「ば」の字もなくて静かに日付が変わりました。
そう思ってしまうのは・・・中国での大晦日の経験があるからです。

13年前になりますねぇ~ アメリカで働いている時で、本場(笑)中国は大連に長期出張していたので、いったん帰るわけにも行かずホテルで過ごしていました。

20170130 Dailing

春節を迎える大晦日?の大連はまるで市街戦のように爆竹と花火がものすごかったのを覚えています。煙も流れずにビルの谷間に漂い、ちょっと異常な雰囲気でした。でも街自体はガラガラで寂しい感じすらしましたけどね。

Dalian

その大連がある中国東北部では春節は餃子、水餃子を食べる人が多いようです。田舎に帰らない大連出身のスタッフが気を使って自宅に招いてくれた事がありますが、確かに自家製餃子がたくさんあって、美味しかった記憶があります。皮が結構モチモチした感じだったような・・・

そんな餃子がシーナカリン通りはパラダイス近く(要は私のアパート近く)の「遼寧餃子館」で食べられます。そう言えば大連も遼寧省ですねぇ・・・

Sui-Gyouza

「遼寧」と言えば、最近よくニュースに出てくる中国の航空母艦に名付けられましたが、実は・・・この航空母艦を当時13年以上前から大連でよく見ていました。市内中心部と空港間の高架道路上から大連港に停泊しているのがよく見えていたのです。

20170130 Ship

ソ連崩壊後に売却されたのを係留していて、スクラップの鉄の塊であれで外海に出られるのかと思っていたのですが・・・2004年2月に撮った画像が上のものです。普通に車から撮っていましたが、アレを使えるようにするとは・・・すごい執念みたいなものを感じます。

話がどんどんずれていますね。本題に戻しましょう(汗)

タイでは2003年にバンコクの中華街ことヤワラー(ヤワラート)に行ったことがあります。13年前ですが、当時もヤワラー通りは歩行者に開放され、パレードや出店も出ていました。でも人々の服装も街の雰囲気も今と比べたら質素に見えますねぇ~

Yaowarat 2003

そして昨年2016年も春節を迎えた2月8日に行って来ました。記憶の中には2003年のヤワラーがあったのですが、もうその時とは比べようもない賑わいでした。街全体がお祭り騒ぎで華やいでいました。たった13年ですが、そこにはバンコクだけでなく中国の経済的な勢いも関係あるのでしょう。

Yaowarat 1

昨年のヤワラー通りは完全に交通止めで歩行者天国(古い?)になっていて、両脇には出店が並んでいました。

Gate

Shop

それでは今年はどうなのでしょう? まさしく春節を迎えた1月28日に去年と同じルートでヤワラー地区を歩いてみました。

まずヤワラー地区へ行くのって、観光の方はもちろん在住でも電車しか使えない人には少し交通が不便な所だと思います。私は時間はかかりますがアパート近くのバンナートラート通りから一本で行ける、路線バス46番でファランポーンの近くまで行って歩きました。

まぁ、今はMRT(地下鉄)があるので何も考えずにファランポーン駅まで行って、1番出口からクルンカセーム運河を渡って、ワット・トライミットと中華門を通りヤワラーへ入るのが一番良いかと思います。ちょうど今回の私のコースと同じになります。

歩くのが嫌な方は40番がファランポーン駅からヤワラー通りを走ります。ミニバスを入れると本数が多く、ミニバス以外はスクムビット通りからも乗れます。

20170130 Bus 40

反対に西の方からヤワラーへ入りたい方は、あまり渋滞区間を走らず本数もそこそこの204番をサイアムか国立競技場から乗ると良いかと思います。戦勝記念塔からだと本数が多い8番がやはりヤワラーの西端を通るのでお勧めです。

私的に避けたいのはチャオプラヤー・エクスプレスを使って「N5 ラーチャウォン船着場Rachawong」からヤワラーへアクセスする方法です。たぶん多くのサイトやガイドブックでこれが書いてありそうな気がしますが、特にサトーン船着場(サパーンタクシン)までわざわざ遠回りして行き、激混みの船着場でなかなか来ないボートに乗って着くのは離れている船着場です。

20170131 Bus 1

それぐらいならサパーンタクシン駅の反対側で降りて本数が多い1番でチャルンクルン通りを抜けて、ヤワラー通りの好きな所で降りるのが早くて楽です。同じような所を走る35番や75番もバックアップ案に使えます。もっとも帰路はまた別な話ですけどね。

交通の話になって、また話が長くなりました(汗) 今度こそ本題のヤワラーです。

ワット・トライミットWat Trimitre・・・いつからこんな立派なお寺になったのでしょうか?少なくても前在住時(2000~2003年)は有名な漆喰が剥がれて出てきた黄金の仏像があるわりには、失礼ながらみすぼらしいお寺でした。

Wat Trimitre 2017Jan 2

Wat Trimitre 2017Jan 1

ここはやはり地元の方より観光の方々が目立っていました。日本の絵馬のように鈴に何か書かれて納めているを見ましたが、他のお寺では見た事がないですねぇ~ そして黄金の仏像も今は簡単に見られないとか、16年前の画像を引っ張り出しました。

20170130 Trimitre

Wat Trimit 2003

続いて「天華醤院」です。タイで成功した大富豪の中国人達によって設立した財団の運営だそうで、貧しい人の治療をする病院もあります。天華醤院には中国から運ばれた観世音菩薩像(観音さまですね)も祀られています。病気治癒にご利益があるとか・・・今年も自分と家族の為に熱心に祈りました。

20170130 Shirne

昨年は天華醤院前は舞台があって、そこで獅子踊りなどが披露されていました。ここからヤワラー通りが歩行者に開放されて、多くの方が赤いチャイナ服を着られ散策されていました。

昨年の天華醤院前です。

20170130 Last Year

今年の天華醤院前前です

20170130 This Year

もちろん中華寺院の中は華やいだ色で満ちていますが、ヤワラー地区全体で見ればやはり国全体が服喪中であることの影響は隠せません。その象徴がヤワラー通りを歩行者に開放せずに、おそらくパレードや舞台でのイベントも中止にした事なのでしょう。

ヤワラー地区だけでなく目をバンコク全体を見ても、街が色を取り戻したのを感じたのは春節ではなく年が明けた1月からで、それが顕著に現れたのは崩御100日が過ぎてからです。下の画像は一昨日、春節その日で一見華やかな中華街に見えますが、これなら普段と全く変わりません。

20170130 Yaowarat 1

真っ赤に染まった昨年までのヤワラーを知る身には、そこまで弾けられない・・・ちょっと寂しげな春節に見えてなりません。それは毎日街を庶民の目線で見つめ続けている私の正直な感想です。

続いてヤワラー通りからチャルンクルン通りへ行き、「龍蓮禅院(ワット・マンコン・カマラワートWat Mangkon Kamalawat)」へ。ここは地下鉄の駅がすぐそばに出来るので、その工事の影響で歩道もなくて歩けませんでした。

20170130 Yaowarat 3

路地への誘導があるのですが、当然人が通る路地は露天商が店を広げ、人がひしめてしばらく前にも後ろにも動きませんでした。店なんか見るものはありませんから、バスだけでなく人もチャルンクルン通りはしばらく避けるべきです。

20170130 Yaowarat 2

ワット・マンコンはバンコクで一番古い中国仏教寺院だそうで、願いが叶う事で有名だそうです。ここでも願いをいっぱいしてしまいました。
そしてここは人が多いながらも、やはり昨年と比べるとちょっと遠慮気味に新年を祝っている感じがします。

昨年のワット・マンコンです。

Wat Mangkon

今年のワット・マンコンです。

20170130 Mongkon 1

20170130 Mangkon 2

ワット・マンコン前からマンコン通りでヤワラー通りへ戻る時に獅子舞を見かけましたが、今回はここだけでした。

20170130 Mangkon 3

今年は表通りのヤワラー通りが歩行者に開放されてなく、お隣のチャルンクルン通りは地下鉄工事で歩けもしない状態。路地奥で赤いチャイナ服を着こんだ方を時折見かけましたが、例年の2割ぐらいでしょうか・・・

20170130 Yaowarat 4

20170130 Yaowarat 5

以上は全て昨年と今年のヤワラー地区だけを比べたもので、バンコクの春節は・・・とかタイの春節は・・・なんて見てもいない事を語るものではありません。

まぁ、今年のヤワラーは仕方ないですね。もしかしたら自粛したヤワラー地区よりも、別な所の方が伸び伸びと春節を祝っているのかも知れません。

最後に路地の中にひっそりと建つ永福寺へ。ここはいつものように混んでいませんが、元々はラタナコーシン時代に中国人により建てられたお寺で、その後荒廃したのが再建されたものです。カメラをポケットにしまい、しっかりと一年の無事を祈りました。

年寄りの習性なのか、ヤワラーへ行ってもまるで新年の初詣のように寺や祠を巡ってしまいます。

タイ人の方々はどう過ごしているのか・・・・多くの観光客や賑やかな所を求めて来た若者に隠れがちですが、老舗のレストランでは中華系の大家族がお年寄りを囲み春節を祝っている姿を多く見かけました。お爺ちゃん、お婆ちゃんは律儀に黒服のままで、大人になったその子供たちは普通の服装で、そしてお孫さんなのか小さな子供たちは赤いチャイナ服を着させて・・・その姿はまさに今のタイを象徴するかのように私には見えました。

その後、調べたいことがあってヤワラーを離れてサンペーン市場を通りメモリアル橋へ。先日「またまた変化!チャオプラヤー・エクスプレス・ボート最新事情」で書いた、改修工事を終えて停まるようになった「N6 メモリアル橋 Memorial Bridge」を見る為です。

ブログに書いたからには、船から見るだけでなく陸側からも確認したかったのです。無事上下ともオレンジ旗船が停まる事を確認して一安心。

20170130 Memorial

川面を渡る風は気持ちよく、この桟橋から見る「メモリアル橋(サパーン・プット)」は跳ね橋部分がよく見えて・・・今は動く事がない跳ね橋が上がった所を想像しながら、しばし時の経つのを忘れてしまいます。

20161209 OLD

帰りはもう歩く気がしなかったので、船着場目の前で路駐しながら出発を待つ路線バス8番(サパーン・プット~バーンカピ)で戦勝記念塔へ、戦勝記念塔からは高速道路経由の139番でバンナートラート通りへと帰りました。合計バス代が29バーツ、往復でも42バーツです。一日中動いて・・・130円ぐらいでしょうか(笑)

下のマップは今回ヤワラー地区で歩いたルートです。

Yaowarat Map

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2017.01.30 | コメント(4) | バンコク街歩き

春節の街を行く①大晦日のステキな出会い

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月29日、今朝のバンコク(の隅っこ)は空が白く濁っていますが、晴れになるように思えます。いやぁ~昨日は青空が広がり、風も木陰では気持ちよく気持ちまで晴れ晴れするような一日でした。

さて、1月も押し迫って来ましたねぇ~ お正月も今日を入れて後3日だけ・・・なんて言ってら笑われてしまいますね。今は元旦とか三が日だけを意味が強く、旧暦なんて学校でも教えない事でしょう。(画像下は昨日のヤワラーです)

20170128 Yaowarat

旧暦って言えば・・・大正月(1日)、小正月(15日)が過ぎれば、旧正月です。タイ正月(ソンクラン)まではちょっと間が空きますが、たくさん正月があるので嬉しくなりませんか(笑)・・・ってこれも若い人には??だらけの話でしょう。

旧暦ですので簡単に言っちゃえば月の満ち欠けによるので、毎年の一日が変わり今年は昨日の1月28日が新月で1月1日、旧正月です。アジアの大国中国が使う「春節」の方が今は通じやすいのかも知れませんね。ベトナムでは「テト」だったかな・・・

タイはご承知の通り公的には祝祭日でもないのですが、中華系の方々も多く、そうした人達にとってこの時期はその華人の血が色濃く出るようです。ただ、一般的には商戦イベントとしてショッピングモールなどでは賑やかにされていますね。

20170128 JAS

そんな春節前日、大晦日とは呼ばないでしょうが一昨日はカオサン地区を歩いていました。朝出た時は別な目的地を考えていましたが、バンナー交差点のバス停で目的のバスが来ないで少しイライラして来た時、目の前に2番赤バスの高速道路経由車が停まりました。ガラガラだったのと無料バスだったので、思わず乗り込んでしまいました(笑)

そして乗りながら行先を考えていました。高速道路を降りたプラトゥナームにしようか、もっと先のマハナート市場かボーベー市場にしようか・・・そんな事を考えている間に王宮広場です(汗)二日連続(笑)

王宮エリアが規制中なので元々の終点とは大違いで国立博物館前ぐるっと回って終点です。それは知っていましたが、復路をどのルートで戻るのか気になったのでそのまま乗っていました(苦笑)

Bus2 Sanam Luang END

そうしたらカオサン地区の真ん中を通ってラチャダムヌンクラン通りに戻りました。それだけ分かれば十分で慌ててバスを降りました。ちょうどカオサンで調べたい事があったのを思い出していました。

数日前なのですが、読者コメントで昔、カオサンからファランポーン駅横まで運河ボートがあった事を教えて頂きました(コメントされた方も聞いただけ)。カオサンへは今でもチャオプラヤー・エクスプレスのプラ・アーティット船着場はすぐ近くですし、センセープ運河ボートの西端パンファー船着場からもアクセス出来ます。

20170128 Khaosan

しかし、どうもそれらとは違うようです。私も80年代半ばからのカオサンは知っていて、路地奥には髭ぼうぼうで半裸の西洋人が昼から飲んだくれていたり、エアコンはもちろん扇風機もない部屋で多いと8人ぐらいが寝ていたり・・・そんな今の観光地化したカオサンではない時代でしたが、その運河ボートを知らなくてがぜん興味を覚えました。

本ブログの読者はご存知の通り、私はネットやメディアで拾った事でブログを書くのが大嫌い。そしてネットで安易に物事を調べるのも避けています。自分自身が見聞き経験した事だけをブログには書いています。

好きなタイでちょっと昔の庶民の足・・・これ以上好きな事はないのに、それを調べる楽しみをネットに奪われるなんて出来ません!(キッパリ)

いつか自分の足で調べたい・・・それを思い出したのは偶然に任せるままに来たカオサン(笑)

カオサンに近い運河と言ったら、カオサン地区の北にあるバンランプー運河でしょう。王宮を中心としたラッターナコシン島を取り囲む運河の内側から2番目の運河で、大昔は城壁がラッターナコシン島を囲っていた名残りのプラスメン砦やマハカーン砦がある運河です。

ちなみにこの運河と城壁をたどる旅もエントリー予定リストに入っていますが、いつになるやら・・・(笑)えっと・・・バンランプー運河がチャオプラヤー川に合流する所がプラスメン砦の前で、まずはここからの調査開始です(笑)

20170128 Phra Sumen 1

この砦の裏で運河を渡った所にある「バルコニー・バーBlackcoral Bar」、木陰のカウチで足を伸ばしでビールを飲めるし、ファラン客100%で英語の会話も楽しめるので「私的指定休憩所」です(笑) 

20170128 Phra Sumen

そこのお兄ちゃん・・・ハイ、もちろん知りませんでした。面倒臭そうだし、早々に話しを止めてビールを頂きました。ちょうどお腹も減っていました、休憩もしたかったのでヨシとしましょう。

20170128 Canal 1

一休みして運河に沿って歩き出しました。次に尋ねたのは「バンランプー博物館PIPITBNGLAMPHU」、この地域の博物館で展示品はともかく、ここなら何か知っているでしょう。デスクのお兄ちゃん、折角私がタイ語で尋ねたのに、すぐにネーティブな発音の英語で返してきました(笑)

20170128 Museum

全く話が通じませんでした。言葉の問題ではなく、運河ボートを説明するのにも大変(汗)きっと一度も乗った事がない、どこかのボンボンでしょう。博物館の係員なら分かるかと思ったのですが、今時の若者の事務員です。

バンランプー運河沿い、サムセン通り沿い、さらに北のテウェスあたりまではカオサンとは違ったこじゃれたゲストハウスが多くなります。道端で他人に聞くには込み入った話なので、今度はそんなゲストハウスで聞く事にしました。出来たら若い人じゃない方に(笑)

20170128 Canal 2

何度か運河を渡ったり、戻ったり・・・しながらサムセン通りの東側まで来ました。この辺りは上級(笑)ゲストハウスの密集度が高まります。それらを覗きながら歩いていると・・・橋のたもとの小さなホテルが目に入りました。

20170128 Canal 3

ホテルの入口、路地に面して豪華な料理を並べていました。お線香や黄色の紙もあったのでお供え物だと分かりました。その写真を厚かましくも撮っていたら・・・品の良い女性が話しかけて来ました。私よりも少し年上かと思います。

20170128 Hotel 1

女性・老「どうぞ、こちらにお掛けになりませんか」
私   「あっ、失礼しました。これは食べるのですか?」
(ここまではタイ語だったので、難しい事を言えません)
女性・老「ええ、どうぞどうぞこちらで休んでください」
私   「ありがとうございます。でも、見ていただけですから」

女性がスタッフに何か声をかけ、冷たいお茶が差し出されました。そして若い女性が出て来ました。お年寄りの女性はオーナーで、若い女性はお孫さんの感じです。

女性・若「どうぞ遠慮なく、そして後で料理も食べられますよ」
(少しタイ語のアクセントですが立派な英語です)
私   「(お茶を頂きながら)これって少し香りがしますね」
女性・若「(少し奥の鉢植えから葉をもぎって)この葉を入れています」
私   「あの料理はお供え物ですか?」
女性・若「はい、この後で皆で食べますが、どうぞご一緒に」
私   「あ、ありがとうございます。しかしこのホテルは良い感じですね」

その後、宿泊料や部屋タイプ、収容人数、それに客層などの話をしました。彼女お勧めの「すごく居心地が良い」と言う部屋も見せて頂きました。その後に運河に向けて開け放たれたロビー兼レストランでお供え物の料理を(形だけ)取り分けて頂きました。

私   「それにしても英語がお上手ですね。どこで学ばれました?」
女性・若「タマサート大学で」
私   「(お辞儀をしながら)なるほど・・・」

久しぶりに人と話したので、すっかり写真を撮るのを忘れていました(汗)それにここを歩いていた目的も忘れていました(笑) 画像下で左のユニフォーム姿の女性がスタッフで、中央がタマサート卒の(たぶん)お孫さんで、右が最初に声をかけてくれた(たぶんオーナーの)女性。皆さん笑顔がとても素敵です。

20170128 Hotel 2

その後にお供えの料理と一緒だった金色の紙を燃やしました。何かを形どっていますし、漢字も書いてありました。地方によって習慣が異なるかも知れませんが、ここでは大晦日にこうした行事を済ませて、お正月は何もしないそうです。

20170128 Hotel 3

そうそう、タマサート卒のお孫さんに通訳してもらいお婆様にお聞きしました。
「昔、運河ボートがこことファランポーンの間を走っていませんでしたか?」
「ええ、ありましたよ。サムセン通りの橋近くでしたねぇ・・・」

どうやら大型のボートではなくロングテイルボートみたいで、今のプラカノン運河ボートのイメージでしょうか。いつ頃だったのかは分かりませんでしたが、あったのですねぇ~もっとも当時は他にもたくさんあったそうです。特にトンブリー側は・・・

運河ボートがあった事が分かっただけで満足し、なぜか心も満ちてホテルを後にしました。お見送りまで受けて・・・

20170128Hotel 4

人間関係などは勝手な想像ですが、ちょっと古くはなっていますが清潔で運河沿いのロケーションも素晴らしいです。そして何と言ってもスタッフの優しさが心にしみました。何しろ、通りすがっただけの私にこんなにも優しくして頂いたのですから・・・

大晦日の素敵な出会い。もっとお婆様には話を聞きたいものです。機会があれば、また寄って、ご飯だけでも食べてみようと思っています。
ホテルの場所と名前はあえてふせておきますが、この辺りを知っている方には画像だけで十分でしょう。

20170128 Map

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2017.01.29 | コメント(4) | バンコク街歩き

75番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月28日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ワット・プッタブーチャWat Phutthabucha ~ プッタブーチャ通りPhutthabucha ~プラチャ・ウティット通りPracha Uthit ~ スクサワット通りSuk Sawat ~ ソムデットプラチャオタクシン通りSomdet Phra Chao Taksin ~クルンテープ橋Krungthep Br. ~ チャルンクルン通りCharoen Krung ~ ファランポーン駅Hua Lam Phong St.

Bus75 Map

バンコク南西のバーンモット地区にあるワット・プッタブーチャからクルンテープ橋を渡り、ファランポーン駅(の近く)まで行く路線です。

ファランポーン駅側の起点は知らないとまず分からないかと(汗)駅正面のラマ4世通りを渡った、パドゥン・クルンカセーム運河沿いです。

本数は3種類のバスを合わせて普通(15分に一本程度)です。


バス車種

直営ノンエアコンバス・赤バス
委託エアコンバス・黄色 (一律13バーツです)
委託ミニバス


ルート周辺

バスの出発はチャオプラヤー川西側、そして南のプラプラデーンの西側と言ったら分かるでしょうか・・・そんな地のワット・プッタブーチャ前です。普通、日本人には馴染みが薄い所かも知れません。

Wat Phutthabucha 2017Jan 1

直営赤バス、委託黄色短尺エアコンバスとミニバスと、バス種類でプッタブーチャ通り上の出発点が微妙に異なっています。赤バスはソイ36の中にバス車庫があり、委託エアコンバスはプッタブーチャ通り沿い(ソイ36近く)、ミニバスはプッタブーチャ通り上で分散路駐しています。

Bus75 Phutthabucha 1

Bus75 Phutthabucha 2

ワット・プッタブーチャはこの地区では名刹なのでしょう。大変広い境内を持ち、プッタブーチャ通りに面してヤック2体が抱える立派な門(一番上の画像)が入口です。境内が大変広く、市が立っていました。近所の農家が持ち寄ったような市場で好感が持てます。また境内奥にマッサージ小屋もあります。

Wat Phutthabucha 2017JAN 2

Wat Phutthabucha 2017JAN 3

そして一番奥、本堂裏?にはバーンモット運河Bang Motが流れています。ちょっといい感じの運河でしばらく見入ってしまいました。このバーンモット運河を北上すると、エカチャイのワット・サイまで通じています。「ローカル鉄道マハーチャイ線を歩く6 ワット・サイ」でエントリーしています。

Wat Phutthabucha 2017JAN 4

Wat Phutthabucha 2017JAN 5

プッタブーチャ通りから左折してプラチャ・ウティット通りに入ればすぐキングモックット工科大学トンブリー校King Mongkut's University of Technology Thonburiです。

Bus75 Pracha Uthit

KMUTT 2017JAN

バスがプラチャ・ウティット通りからスクサワット通りに入ってすぐ、スクサワットSoi38の反対側はこのあたりで一番乗り降りが多い「バンパコック市場Bang Pakok Market」です。古い市場ですが周辺を含めての賑わいはトンブリー地区らしいです。

Bus75 Bang Pakok

Bang Pakok Market 1

Bus75 Suk Sawat

スクサワット通りがソムデットプラチャオタクシン通りと名を変え、ラマ3世通りへと右折してクルンテープ橋でチャオプラヤー川左岸(東側)に入ります。画像下でバスの向こうの橋はラマ3世橋です。

Bus75 Krungthep

クルンテープ橋は跳ね橋式の可動橋(今は動きません)で開通は1959年6月25日。チャオプラヤー川に5番目に架かった橋で「チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋」で詳細をエントリーしています。

Krungthep Br 2016 Oct

クルンテープ橋を渡った所がラマ3世通りとチャルンクルン通りとのタノントック交差点で、バスは左折してチャルンクルン通りを走ります。チャルンクルン通りはタイで最初の舗装道路でニューロードとも呼ばれ、路面電車も走っていました。その名残りが(バスは行きませんが)交差点の反対側奥に路面電車が保存されています。「消えた路面電車を追う」で書いています。

Tram 1

チャルンクルン通りはチャオプラヤー川左岸(東側)沿いの道ですが、タノントックは南端で北端はワットポー裏まで通じています。画像下はタノントック交差点そばのAssalapheyah Mosque前の75番です。

Bus75 Thanon Tok 1

Bus75 Thanon Tok 2

バスはアジアンティークの後方?入り口前を通ります。私的には苦手な夜だけの営業だけですし、観光客目当てのお土産やレストランなので数年前に行っただけです。

Asiatique

チャルンクルン通りでBTS高架手前はジャンク船の寺で有名な「ワット・ヤンナワーWat Yannawa」前を走ります。

Wat Yannawa

バスはBTSサパーンタクシン駅高架下を直進しますが、駅の反対側はチャオプラヤー川で、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「サトーン船着場」があります。チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの関連エントリーは多いのですが、「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証3 激変の南」や「チャオプラヤー・ツーリスト・ボート徹底検証2 全て見せます船着場」があります。

Sathon 3

チャルンクルン通りでこの先はオリエンタル・ホテルなどがある地区です。この辺りからファランポーン駅近くまで往路と復路が異なります。

Bus75 Map Detail

往路のバスだけが通りますが、チャルンクルン通りSoi22から20までは路面電車の線路跡が見られます。「消えた線路を追う」で書いています。

Rail 1

バスがパドゥン・クルンカセーム運河を渡るとバンコクの中華街ことヤワラー地区が目の前です。バスは中華門の1ブロック手前で右折してファランポーン駅へ向かいますが、「ワット・トライミットWat Traimit」近くを通ります。ワット・トライミットには漆喰で隠されていたのが偶然発見された黄金仏像が有名ですが、最近では、英国サッカー「プレミアリーグ」でレスター・シティFCが優勝した事でお守りが人気のようです。

Bus053 Wat Trimit

Wat Trimit 2003

再度パドゥン・クルンカセーム運河を渡り右折したら終点ファランポーンです。ここから休むことなくすぐに復路へと入ります。ファランポーン駅までは徒歩5~10分ぐらい離れています。

Bus75 Hua Lam phong

ファランポーン駅は国鉄クルンテープ駅と地下鉄MRTファランポーン駅がありますが、国鉄はバンスー駅への中央駅機能移転の話もあるので、ここで駅が見られるのもいつまでか・・・。ファランポーン駅に関してのエントリーはたくさんあり、「思い出のバンコク中央駅」などがあります。南バスターミナル同様に若い時はここから北へ南へと向かいました。

ST 1

ファランポーン駅横のパドゥン・クルンカセーム運河では2016年9月から運河ボートがテウェスまで運航されています。「BKK旧市街に新しい運河ボート ①」などで詳細をエントリーしています。

Sep11 Canal 9

そして駅前のラマ4世通はMRTブルーライン・ファランポーン駅からの地下延伸工事中です。地下鉄工事に関しては「MRT地下延長部上を歩く」で詳しく書いています。またここは最も渋滞がキツイ所です。

Mar21 Hua Lamphong 1

バスは復路でチャルンクルン通りに戻りますが、すぐ一方通行部分になるのでシープラヤ通りからスリウォン通りへと迂回します。

復路のバスに戻ってスリウォン通りでは「極上空間の英国式図書館」でエントリーしたネルソン・ヘイズ・ライブラリーの目の前を通ります。会員制図書館ながら何度もバンコクとタイの歴史本を読まされていただいています。

Inside 1

スリウォン通りからチャルンクルン通りへと左折すれば、これ以降は往路と同じルートになります。

いかがでしょうか、ファランポーン駅から少し離れていますが、この路線を覚えると同じルートを走る35番同様に、ファランポーン駅からシープラヤ通りからスリウォン通り、そしてサパーンタクシン辺りへ出るのに便利になります。

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2017.01.28 | コメント(0) | バンコク路線バス

前国王崩御100日以後の王宮周辺

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月27日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。昨日は雲がありながらも終日良い天気でした。風があれば良いのですが、日差しはどんどんきつくなっているように思えます。

さて、先月ワチラロンコン新国王が即位され、一週間前にはタイ仏教の大きな節目の百日の仏教儀式が行われました。

それでバンコクの街と人々は何か変わったのでしょうか・・・

結論から言えば・・・何も変わっていないように思えます。街と人々は徐々にですが色を取り戻しつつあります。それはある日突然変わるのではなく、気が付いたら変わっていたと思うぐらいです。

今となっては普段の生活でプミポン前国王が崩御された事を思い出させるのは、街で見かけるまだ黒い服か喪章のリボンを付けた人々ぐらいです。きっと会社などで特に都心部ではまだ服装に気を遣う事もあるかとは思いますが、私の生活圏ではそんな具合です。

それでは王宮エリアはどうなのでしょうか?

20170127 Sanam Luang 1

二日前の1月25日、ついでもあって王宮エリアに行って来たのは昨日のエントリーの通りです。今年になってからは1月11日に次いで2回目です。

そして、プミポン前国王が崩御されてからのバンコクの街と人々、その変化を時系列で見続ける内容もこれで12回目です。過去のエントリーは以下の通りです。

第11回目「崩御後8週間後のバンコク② 王宮周辺エリアの現状
第10回目「崩御後8週間後のバンコク① 今の王宮エリアは
第9回目「崩御後5週間後のバンコク、今の王宮エリアと交通事情
第8回目「崩御後4週間のバンコク、三大衣料品市場を回る
第7回目「崩御後3週間のバンコク、今の王宮エリアは?
第6回目「崩御後2週間のバンコク、観光地の今は?
第5回目「国王崩御後11日間のバンコク、変わる黒服と上京する人々
第4回目「国王崩御後210時間のバンコク、すごい事になった10月22日の王宮前
第3回目「国王崩御後117時間のバンコク②、王宮に集まる人々
第2回目「国王崩御後117時間のバンコク①、王宮エリアは?街は?
第1回目「国王崩御後53時間のバンコク、交通機関、街、市場、夜市は?

王宮エリアには(当たり前ながら)路線バスを乗り継いで行きました。アパート近くから高速経由の139番でプラトゥナームに出て野暮用を片付けた後、たまたま目の前に停まったエアコンバス79番に乗っちゃいました。2番511番も王宮広場北までは同じルートです。

79番のバスを降りたのは民主記念塔を過ぎて2個目のバス停です。ラチャダムヌンクラン通りで王宮広場の北側に接しています。バスを降りた辺りは長距離用の派手な大型バスが一車線を占拠していました。

20170127 Bus

それらのバスの多くは地方から弔問に来られたタイの人々が使われています。そしてその中に中国人団体ツアーが使っているバスも入っています。完全喪服のタイの人々の中に派手な中国の方が右往左往しているのが対照的でした。

時期が春節だからこそ、この対照的な喪服のタイの人々と、派手な中国人観光客が今回の王宮エリアで際立っていました。

20170127 Sanam Luang 2

すでに弔問を終えた方々でしょうか、やはり相当お疲れのようです。無理もないですねぇ~地方からバスで出て来て、王宮広場で弔問を待つ列に何時間も並んだ事でしょう。本当にお疲れさまでした。

20170127 Sanam Luang 3

ラチャダムヌンクラン通りから王宮広場に近づくと交通規制が始まります。この交通規制の内容は以前と全く同じです。

20170127 SL 8

画像下で赤は完全規制で黄色は一方通行にしています。ラチャダムヌンクラン通りは画像一番上で「C」のセキュリティー・チェックポイントを通りますが、現在は(明確な区別は無いものの)チェックポイントは2種類あります。

20161118 Map-SL

画像上で一番上、そしてターチャン(船着場)右、ワット・ポー右上のチェックポイントの3カ所は王宮内へ行きたい外国人観光客も通ります。画像下は通過後に撮ったものですが、今はほとんど形だけの感じでIDを見せる事もなく、手ぶらの私は通過しただけです。

20170127 Sanam Luang 4

実はこのセキュリティー・チェックポイントは意味なしで、王宮エリアの東側にラーチニー通りから防衛省の横などを通るとチェックポイントを通らずに王宮まで行けます。まぁ、チェックポイント自体が形だけですから・・・

一方、陸上競技グランドのような形の王宮広場に入るには再度チェックを受けます。上のマップでは3カ所しか書いていませんが、今はもう少し多くなっています(5~6カ所)。そして以前は私も王宮広場内へ入れましたが、今は弔問目的でない人は基本的には入れないようです。2カ所試して駄目でした(ただ人相が悪かっただけかも)。

20170127 Sanam Luang 5

その王宮広場内は弔問で王宮内へ入る人達が待つ所で、以前はぐるっと広場を取り巻くように長い列が出来ていました。それが今回は明らかに人が少なくなっていました。取り巻くような列は出来ていなく、中央のテント下で待たれていましたが、たまたまこの日だけかも知れませんが以前の半分以下でした。

前回(2016年12月正午少し過ぎ)

20161209 SL 5

今回(2017年1月25日正午少し前)

20170127 Sanam Luang 6

その代わり、その少し空き気味だった王宮広場内を取り巻くように中国人団体客が王宮内に向かっていました。春節なので特に多かったと思います。

20170127 SL 7

20170125 Sanam Luang

ワット・ポーと王宮の間は一方通行にしているのですが、かなり渋滞していました。ここは路線バス1番や53番以外に弔問者用シャトルバスも多いのに、観光客目当てのトゥクトゥクが客待ちしているのを放置しているのもどうかと思います。ここは以前より悪化していました。

20170127 SL 9

ワット・ポーはかなり混雑してますねぇ~ 入口から見ただけですが、春節の祝いなのか赤い提灯がかなり目立っていましたが・・・

20170127 SL 10

王宮エリアを一周した後は、昨日のエントリー「またまた変化!チャオプラヤー・エクスプレス・ボート最新事情」で書いたように、ター・ティアン(船着場)から渡し船でワット・アルン側に渡りチャオプラヤー・エクスプレス・ボートでサートン船着場経由で帰りました。

最近はほとんどチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを使わなくなりました。サトーン~ピンクラオ橋間がうんざりするぐらいすごく混んでいるのと、時間もかかるので避けています。それにサトーンでBTSに乗ると運賃が高いので(汗)

今年初のBTSに乗りましたが、乗り換えのサイアム駅で電車を待つと・・・目の前のパラゴンの大きな垂れ幕がプミポン前国王崩御を悼む内容から、いつの間にか春節セールに変わっていました・・・・

Before

20170127 Before

After

20170127 After

街も人々も徐々にですが、確実に変わっていますね。でも、きっとプミポン前国王がタイの人々の中でいつまでも生き続ける事は間違いないでしょう。

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2017.01.27 | コメント(0) | タイ生活

またまた変化!チャオプラヤー・エクスプレス・ボート最新事情

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月26日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。空気が澄んで乾季には珍しく遠くの山が見えています。昨日は雲が多いながらも時折の晴れ、木陰で川面の風に当たっているとウトウトするような天気でした。

えっと・・・このエントリーを書いている数時間前(1月25日)、2週間ぶりに王宮エリアに行って来ました。春節の為でしょうが、それは悲しみの王宮エリア全体が中国語に包まれた感がしました。お一人お一人が大声で叫んでいらっしゃいますから・・・

20170125 Sanam Luang

王宮エリアの事は別途エントリーするとして・・・帰りにチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを使いました。この後に記しますが、読者コメントでチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを先の2月に使う予定の方がいて、ちょっと気になったので最新事情を見たかったからです。

しかし、王宮エリア前のチャオプラヤー川も中国語が川全体を覆っていました。中国人団体ツアーがチャーター船を使うので、周辺船着場が大変な事になっていたのは何度も書いていますが、ゼロドルツアー廃止以来少しはマシだったのが春節ですから・・・

狭い船着場を中国人ツアーを誘導するのにスピーカーでがなり立て、ボートに乗っても音量を上げての中国語の説明。それも4~5隻があちこちで・・・いやぁ~私的にはちょっとは静かにしてよ!ですが、それでタイの観光業が潤えば何よりです。まぁ、西洋人の家族連れもあきれた顔で見ていましたが(笑)

ところで、日本には「イタチごっこ」と言う言葉がありますね。

一つは子供の遊びで、互いに相手の手の甲をつねって自分の手をその上に乗せるのを繰り返す遊びです。私が経験がないぐらいなのでかなり昔の遊びかと思います(汗)
もう一つはその遊びから来た言葉で、お互いに同じ事を繰り返してキリがないような意味で使いますね。これは(私と同じ年代の方なら)よく使うと思います。

そんなイタチごっこのようだと思えてならないのが、「チャオプラヤー・エクスプレス・ボートChao Phraya Express Boat」と本ブログです(笑)

CPE

昨年11月14日ですから2ヵ月ちょっと前に「また変化!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート最新事情」をエントリーしたばかりなのですが、また変わっていました。

そのイタチごっこの今までの経過ですが・・・以下の通りです。一番上が古く(それでも1年前)下へ行くほど新しい順番で下です。

チャオプラヤー エクスプレス ボートの謎を追う
1バーツの差を追う
間違いだらけのチャオプラヤー・エクスプレス徹底検証1基本の基本
チャオプラヤー・ツーリスト・ボート徹底検証2 全て見せます船着場
チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証3 激変の南
チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証4 近代化への変遷
チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証5 観光ハイライト
チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し
チャオプラヤー・エクスプレス新船着場
チャオプラヤー&センセープ運河・ボート料金値下げ
また変わっていた!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート
また変化!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート最新事情

最初の気付きとエントリーが1年半ぐらい前ですから、本当にコロコロ変わっています。

日中の主流であるオレンジ旗船に限ってですが、この間に料金は三回変わりました。船着場は思い出しただけで・・・

・シープラヤ船着場が改修を終えて大きく移動
・マリン・デパートメント船着場が停まったり通過したり
・プランノック船着場新設
・マハラート船着場通過
・ター・ティアン(船着場)工事閉鎖
・ワット・アルン臨時船着場設置

画像下で左の桟橋は閉鎖中のチャオプラヤー・エクスプレス・ボートのター・ティアン(船着場)で、右の桟橋はワット・アルンへの渡し船の桟橋(閉鎖していません)です。後方にワット・ポーの屋根が写っていますね。

20170125 Tian

そして今日(エントリー時で昨日)気が付いた変化点は・・・

1、ワット・アルン臨時船着場に桟橋増設

昨年11月に出来たばかりの時は桟橋がひとつで上下船が共用していました。乗り降りが多い船着場なので桟橋空き待ちが生じていました。今は桟橋が2カ所になってPier1(ピア1)とPier2(ピア2)に別けています。

20170125 Arun

どこもそうなのですが、この船着場はほぼ観光客100%で慣れていない方が多く、自分がどこへ(上流なのか下流なのか)行くのかも知らない人達ばかり。右往左往していますが、係員はワンデイパスを150バーツ払って買ったチャオプラヤー・ツーリスト・ボート(青旗)の人達を優先で案内し待たせています。それがちょっと嫌な感じで、私は無視して勝手に待ちながら多くの人に道案内していました(笑)

ちなみに二つの桟橋を持つ船着場は多くあります。基本ルールは船が向かう方向側の桟橋が使われます。
例えば、ワット・アルン船着場の場合、川に向かって右が下流、左が上流ですが、下流(サートン方面)に向かう船は右の桟橋(この場合はPier 1)を使い、上流(ノンタブリー方面)に向かう船は左側の桟橋(Pier 2)を使います。これを覚えれば簡単ですね。

2、N7 ラーチニー船着場 Rajinee

平日朝夕だけの普通(旗なし)船が停まる船着場ですが、ここに停まるようになりました。ター・ティアン(船着場)が工事閉鎖になった直後はかすりもしませんでしたが(笑)・・・おそらくター・ティアン(船着場)の代用のつもりでしょう。ワット・アルンは対岸で別途渡し船が必要ですから。

20170125 Rajinee

ラーチニー船着場は閉鎖中のター・ティアン(船着場)と同じ左岸(東側)の下流隣です。サイアム博物館裏でワット・ポーまで600mぐらいでしょうか。パーククロン市場の横(運河の反対側)にあります。

3、N6/1 左岸 パーククローン市場に停まりませんでした

すぐ隣のラーチニー船着場に停まるからなのか? 船外がよく見えず事情が分かりません。いずれにしても私が利用した時は停まりませんでした。

4、N6 メモリアル橋 Memorial Bridgeに停まりました

昨年12月12日、本ブログ「チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋」で以下の様に書いています。

20161210 Memorial Pier

『橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレスの「N6 サパーン・プット船着場Memorial Bridge Pier」があるのですが、長い間工事中で使われていませんでした。それが最近工事が終わり整備された船着場が姿を現しています。きっと近い将来にこの船着場にもチャオプラヤー・エクスプレスが停まるように思えます。』

その船着場に停まるようになりました。

20170125 Memorial

実は、今回チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗った理由がこの確認です。数日前の事ですが読者コメントを頂き、2月に訪タイする方がメモリアル橋を訪れたくて、私自身が書いた上記の記載を読まれた上で該当船着場のやり取りがありました。

その時は「まだオープンしてないと思います」的な事を書いたのですが、気になってなりません。そこでの確認でした。

コメントされた方がこのエントリーを読まれると良いのですが・・・

5、チャオプラヤー・ツーリスト・ボートの呼び方が・・・

つまらない事ですが・・・

「チャオプラヤー・エクスプレス・ボート」と「チャオプラヤー・ツーリスト・ボート」って分かり難いですよねぇ~ そもそも私が最初に気になって実体験を繰り返した原因がこれです。

要はちょっと大きめの船で観光客が乗るサトーン~プラ・アーティット間に限って運航させ、一回40バーツと非常に高い価格にして、ワンデイパスは150バーツにしている嫌いな青旗船です(笑) だからと言ってすぐ来るわけでなく、ちょっと空いているぐらいでしょうか。

チャオプラヤー・ツーリスト・ボートじゃ何だかよく分からないからか、単に思い付きなのか・・・「HOP-ON,HOP-OFF Boat」を前面に出していました。乗り降り自由の意味で使っているのかな?

20170125 Hop

ディズニー(日本は知りません。ごめんなさい)のパークホッパーチケットの真似でしょうか? 本来の英語の意味はHOP-ONもHOP-OFFもかなり異なってしまうのですが(笑)

6、おまけ(ター・ティアン~ワット・アルン間渡し船)

料金が4バーツに値上がりしていました。いつだったか・・・以前私が乗った時は3バーツでした。他の渡し船が料金が変わっていない中を不自然です。

20170125 Ferry

たぶん、ワット・ポーに行く人はチャオプラヤー。エクスプレスのター・ティアン(船着場)が使えなくて、対岸に臨時で出来たワット・アルン船着場との間を渡し船を使わなくてはならないからかと・・・・もちろん個人的な意見です。

7、重要

これだけコロコロ変わるチャオプラヤー・エクスプレス・ボートです。今回エントリーした変化内容は1月25日に下りに一回乗っただけの内容で、規制・混雑やその日その時の事情でも変わるかと思います。

参考程度にお考えいただき、実際にご利用になる際は十分にバックアップ案をお考えください。

20170125 Map Boat

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2017.01.26 | コメント(8) | 水上/運河ボート

508番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月25日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ファームチョラケー車庫Crocodile Farm Bus Depot ~ パークナムPak Nam ~ スクムビット通りSukhmvit ~ バンナー交差点Bangna ~ スクムビット通りSukhmvit ~ プルンチット通りPhloen Chit ~ サイアムスクエアSiam Square ~ ラマ1世通りRama1 → ルアン通りLuang → チャルンクルン通りCharoen Krung → ワット・ポー裏Wat Po

復路
ワット・ポー裏Wat Po → チャルンクルン通りCharoen Krung → バムルンムアン通りBamrung Muang → ラマ1世通りRama1 (以下往路と同じ)


Bus508 Map

サムット・プラーカーン県はチャオプラヤー川の河口の町パークナムから、スクムビット通りを真っすぐ西へ向かい、王宮エリアへ行く路線です。

本来の王宮エリア側の起点(ター・チャン/ワット・プラケオ)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)はワット・ポー裏が終点(復路の起点)です。

バンナー交差点~プラトゥナーム(ペッブリー通り)間の高速道路走行車が行先表示板黄板であります。この高速経由の車両はプラトゥナームから伊勢丹前を走りラチャプラソン交差点で通常区間に戻ります。

2016年4月に高速経由車は王宮広場~メガバンナー間の運行が試験的に行われました。1ヵ月程度で止めましたが「GPSバス運行追跡サイト 他 最新バス事情」で詳細をエントリーしています。

本数は普通より若干少な目(25~30分に一本程度)に感じます。


バス車種

直営エアコンバス・オレンジ


ルート周辺

バスの出発はクロコダイル・ファーム(サムットプラカーン クロコダイルファーム&ズーSamutprakarn Crocodile Farm and Zoo)の隣にあるファームチョラケー車庫からです。タイ語「ファームチョラケー」は英語のクロコダイル・ファームになります。車庫内にバス停があって乗車できます。

Bus508 Crocodile

クロコダイル・ファームは車庫のお隣ですが、他のバス(142,511,536番)とは違ってクロコダイル・ファームの前を通りません。508番で車庫まで来た方は車庫から歩いて徒歩10分ぐらいでしょうか。

APR13 Crocodile 1

ファームチョラケー車庫を出るとすぐ左折して上記のように他のバスとは反対側に向かいます。タイバン通りへと右折して入りパークナム中心部へと向かいます。

Bus508 Map Pak Nam

そして最も賑わうウィブーンシー市場前を通りますが、この辺りは一方通行なので復路と往路が少し異なります。ウィブーンシー市場は魚貝類がメインの市場で昼過ぎでもいつも賑わっていて、この辺りは魚の匂いが満ちています(笑)

Park Nam

市場裏にはチャオプラヤー川で一番下流の渡し船があり、対岸のプラ・サムット・チェーディー船着場を結びます。船は渡し船の中では大きな方ですが、実際にお客が乗る所は平底でなく横に渡された板の上に腰掛けるスタイル。3.5バーツです。

Pak Nam

プラ・サムット・チェーディー側は中州の島の裏側にあり、パークナム側からは見えません。ワット・プラ・サムット・チェーディーはその名(海の仏塔)の通り、白い仏塔が印象的です。パークナムに比べたら賑わいはなく、お寺中心の町です。バスはエアコン20番がターディンデーンから来ています。

Wat

市場を過ぎて往路と復路が合流すると建設中のパークナム展望タワーPaknam Observation Towerが目の前です。このタワーは179.55メーターだそうですが、後45センチは何とかならなかったのでしょうか(笑)そして展望台とレストランが出来るそうですが、さぞ見晴らしは素晴らしい事でしょう。このタワーは画像の通り刑務所跡地に作られています。

APR20 Tower 1

次にバスはサムット・プラーカーン県庁前を通ります。私的には17年前にタイで初めての銀行口座開設や歯医者などがパークナムなので、何かと縁がある町ですが・・・今の県庁からは昔が思い出せないですねぇ~

APR20 Samut Prakan 4

Bus508 Pak Nam

県庁はチャオプラヤー川にも面しており、時折大きな船が川を行き来するのが見えます。またこの辺りの川沿いはきれいに整備されており、川面を渡る風が心地よい所です。

APR20 Samut Prakan 5

APR20 Samut Prakan 6

県庁前(下の画像で時計台がある建物)からはBTSスクムビット線高架下を走りますが、BTSスクムビット線の南端終点のベーリング駅までは延伸工事の真っ最中です。

APR20 Samut Prakan 1

BTS延伸工事に関しては、ベーリング駅から南側の延伸工事部を以下のエントリーで全ての新駅を書いています。

全て見せますBTS延長部と新駅4
全て見せますBTS延長部と新駅3
全て見せますBTS延長部と新駅2
全て見せますBTS延長部と新駅1

サムット・プラーカーン県庁前を過ぎると次はタイ海軍関係の施設が続きます。西側がネーバル・アカデミー(海軍士官学校と訳すのか?)、チャオプラヤー川とスクムビット通りの間にある広い敷地です。

Naval Academy 2016Aug

そして東側には「海軍博物館 Naval Museum」があります。入る時に何らかの身分証明書が必要ですが、無料で中に入れます。「海軍博物館@パークナム」で詳細をエントリー済みです。

APR17 Naval 3

バスはBTS新駅「エラワン・ミュージアム駅」を過ぎると右手に三頭を持つ巨大な象の像がある「エラワン・ミュージアム」です。この施設を美術館と言って良いのか分かりませんが、その外観からも分かるような独特の世界を表現しています。施設前で参拝する方も絶えないので、何かご利益もあるのかも知れません。

APR17 Erawan 2

やがてバスはBTS新駅の「プーチャオ・サミング・プライ駅」を通りますが、ここは日本企業のタイ進出で歴史ある所です。西側には「トヨタ自動車」のサムロン工場があり、1964年に組み立てを開始したトヨタのタイでの最初の工場です。今でも一部ですが乗用車の生産をされているかと思います。下の画像では右側です。

APR17 Phuchao 1

南東側は駅に直結するように「パナソニック」のサムロン工場、今はバッテリー部門でしょうか? 1961年ナショナル・タイとして設立。乾電池やラジオなど日本の産業を牽引した電気製品の組み立て工場で、松下電器(現パナソニック)の記念すべき最初の海外工場だったと記憶しています。

APR17 Phuchao 2

少し離れますがプーチャオ・サミング・プライ通りには「いすゞ自動車」のサムロン工場がありますし、初期にタイに進出した自動車メーカー、電気電子メーカーを中心とした多くの日系企業が集中する所です。

プーチャオ・サミング・プライ通りの西端にはチャオプラヤー川の渡し船があり、チャオプラヤー川の渡し船ではここが一番眺めが素晴らしいです。またバイクやトゥクトゥクも乗る車両用が人用と少しはなれて運航されています。「チャオプラヤー渡し百景1」に詳細をエントリー済みです。

20170116 PhraPhraDaeng

スクムビット通りに話を戻しましょう(苦笑) さて・・・バスは私的に「サムットプラカーン県の浅草」と思っているサムロンに入ります。

Samrong 2016July

サムロンの中心は「インペリアルワールド・サムローン」と複数あるサムロンの市場で曜日や時間に限らず人がうごめいています。そして私にとっても1980年代から知っていながら今も週に一日は通う町でもあります。

APR12 Samrong3

スクムビット通りの両側に市場が広がり、東側のイアムチャルン市場IamcharoenMarketは魚介、肉、野菜などが中心で市場裏のサムロン運河には珍しいロープを手繰る渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」でエントリー済みです。ちょうど下の画像で後ろの方にBTSサムロン駅の屋根が見えています。

Samrong 1

BTS延伸工事もやっと終わり、BTSスクムビット線南端のベーリング駅でバンコク都に入り、バンナー交差点を直進します。ここはスクムビットとバンナートラート通りの大きな交差点で、高速経由車はこの交差点から高速道路に入ります。下の画像は南側から北に向かって撮ったもので、奥がウドムスックになります。

Bangna Junction

上の画像で言えば右側(東側)にはBITEC(バンコク国際貿易展示場)がこの交差点すぐ近くにあります。何かのイベントがあると渋滞が激しい交差点です。

BITEC

また交差点を西側に2.5kmほど行くと(ソンテウあり)チャオプラヤー川で、対岸のプラプラデーン(パパデーン)へ渡し舟で行けます。バイク・自転車も乗る大型?で人は片道4バーツでパパデーン側で払います。バンコク周辺のチャオプラヤー川渡し船は全て詳細をエントリー済みで、ここは「チャオプラヤー渡し百景2」で書いています。

Ferry

対岸ワット・バーンナムプーン・ノークに着くと、そこからモタサイで5分ぐらいでしょうか、私はいつも歩きますが17分で「バーンナムプン水上マーケット」に行けます。

Market 1

また船着場横の売店では貸自転車があり、一日(午後5時まで)100バーツ。特にIDなど必要ではありません。開発が制限されジャングルのようなプラプラデーンの水上マーケットや「シーナコンクエンカン公園」などを回れます。

Bike

さてバンナー交差点を過ぎるとBTSウドムスック駅です。駅横には市場と呼ぶには小さ過ぎるおかず横丁があって、そこを抜けるとウドムスック通りです。

Aug17 udom Suk 1

このウドムスック通りのは路線バスがなくてソンテウが頼りですが、「miniBigC」前あたりからソンテウが縦3~4列で並んでいます。先頭はウドムスック通りをプラベェーPrawetまで直進し、途中「ラマ9世公園」前を通ります。その次のソンテウは「シーコンスクエアSeacon Square」まで行きます。

Songthew Udomsuk 1

そして、ソンテウ乗り場の少し先にはこの周辺では珍しい肉骨茶(バクテー)食堂があります。

Aug17 Udom Suk 2

バスはBTSオンヌット駅を過ぎるとオンヌット通りとの交差点を直進しますが、このオンヌット通りを東に向かいSoi7に入ると占いの店が軒を連ねています。ソイの奥にある「ワット・マハーブット」へ参拝する女性が多いのでどの店も賑わっています。

Aug17 Onnut Soi7

ワット・マハーブットは有名な幽霊ナークを祀った廟のあるお寺で、本当に女性の参拝者が絶えません。ナークの話は怪談なので省略するとして(汗)タイでは何度も映画になっているので、最も有名な幽霊でしょう。

Aug17 Nark

オンヌットの交差点を直進したバスはプラカノン運河を陸橋で越えますが、陸橋後のバス停で運河に戻ればプラカノン運河ボートの乗り場です。「プラカノン運河を行く」と「やはり良いです!プラカノン運河ボート」で詳細を紹介しています。

Boat

そして船着場の目の前はプラカノン市場です。スクムビット通り沿いではバンナーまでの間で一番大きな市場です。

Market

プラカノンを過ぎればエカマイです。日系レストランも多い大型商業施設「ゲートウェイ・エカマイGateway Ekamai」、「ワット・タートンWat That Thong」、「東バスターミナル」に昔からある「メジャーMajor Cineplex」と人が集まる所です。

Ekamai Gateway 2016DEC

East Bus Terminal 2016DEC

またエカマイには「国立科学教育センターNational Science Centre for Education」もあって、中にはプラネタリウムがあります。

Museum 4

この先のトンローから日本人遭遇率が高まり、チットロムまでは貧乏人の私が踏み込めない世界なので省略させて頂きます(笑)多くの詳細なガイドやネットの情報がある事でしょう。バスはそのチットロムの先にあるラチャプラソン交差点で直進します。

ラチャプラソン交差点角には「エラワン廟」があり、ブラフマー神は願い事がかなうとタイ以外にも有名です。

Erawan

高速道路を経由して来たバスはプラトゥナームから伊勢丹前を通り、ラチャプラソン交差点で一般道のルートと合流します。この部分の両方のルート図を作成しました。高速経由は紫色で、一般道ルートは赤です。

Bus508 Map Express

ラチャプラソン交差点を過ぎるとこのバスが走る一番賑やかな所になり、サイアムスクエア、MBK、国立競技場の前を走ります。

Siam 2017JAN

MBK 2016July

Natinal Stadium 2017JAN

ラマ1世通りの西端が「クラサスック橋Krasa Suk Bridge」です。この橋には二つのセクションがあります。一つは東側にあるタイ国鉄の線路を越える陸橋で、もう一つはパドゥン・クルンカセーム運河を渡る部分で、ラマ7世時代の1927年に最初の橋がタイ国鉄によって作られたそうです。下の画像は西からクラサスック橋を撮ったものです。

20170119 Pier 4-3

クラサスック橋で最初はタイ国鉄ファランポーン駅北側の線路を越えます。そして橋の南側はレンガ造りのタイ国鉄本社です。

SRT2017Jan 1

次の運河の橋にはクルンカセーム運河ボートの「クラスアン・パラガン船着場Krasuang Phalang Ngan(エネルギー省船着場)」があります。この船着場に関しては「クルンカセーム運河ボート④ ラマ1世通り」で詳しく書いています。

20170119 Pier 4-1

そしてクラサスック橋を渡るとすぐ左折して運河沿いを走りますが、反対側へ行くとボーベー市場です。衣料卸店が並ぶ問屋街のようなもので、まとめ買いする方がほとんどです。

Bobe 3

さてバスはすぐノパウォン交差点Nopphawong Junctionで右折しルアン通りで旧市街地へ入って行きます。ルアン通りに入りすぐの北側は「ワット・テープシリン・トゥラーワット(ワット・テープシリンタラーワートの記載が多いかも)Wat Thep Sirin Thrawat」です。

Wat Thep Sirin 2017Jan 1

王室第2級寺院ですが、境内には本堂を含めてかなり立派な施設が多く点在してます。かなり名門のようで、最近ではタイ仏教界一の大僧正が亡くなられた時に火葬されたのがこのお寺です。またバンハーン元首相が亡くなられた時もここで火葬されました。

Wat Thep Sirin 2017Jan 2

ルアン通りの西端で突き当たるのが「矯正博物館Correction Museum(旧バンコク特別刑務所跡地)」です(2017年1月現在閉鎖されています)。この博物館は「ロムマニナート公園Rommaninat Park」内にありますが、この公園が刑務所跡です。「気になるスポット5 刑務所①」で詳しく書いています。

Sep06 Prison 4

バスはこの公園を半周するように反対側に回り、ワット・スタットの裏からチャルンクルン通りへ入ります。チャルンクルン通りはバンコクで最初に作られた本格的な道路でニューロードとも呼ばれました。そのチャルンクルン通りの西端がワット・ポーで王宮エリアの規制で現在の終点になっています。終点(復路の起点)の反対側はサランロム公園Saranrom Parkです。

Bus508 Wat Pho

ちなみに国王崩御での王宮エリア規制前は、ワット・プラケオの真横でチャオプラヤーのター・チャン(船着場)近くが終点(起点)でした。規制前と後のルート図を作成しています。

Bus508 Grand Place

Bus508 Map Detail

いかがでしょうか、日本人に多くの方にとってお馴染みのスクムビット通りを長々と走るので、本数が多いとかなり便利かと思うのですが・・・まぁ、スクムビット内を移動するのに511番と合わせて覚えておくと便利です。

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2017.01.25 | コメント(0) | バンコク路線バス

一番新しい複合商業施設 ジャス・アーバン・シーナカリン

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月24日、今朝のバンコク(の隅っこ)は薄曇りです。昨日もうす曇りの一日でした。日差しがきついと感じ始めているので、こんな天気は外に出るのは助かります。

さて、私が住むアパートはシーナリン通りですが、この通りは南はサムットプラカーン県はチャオプラヤー川河口の町パークナムから、北はバーンカピまでほぼ南北に一直線に走る幹線道路です。

ちょうどスワンナプーム空港とスクムビットなどの都心部との中間で南北に縦に走る道路で、バーンカピでラットプラオ通りと、そしてラチャダーピセーク通りとも結ぶと・・・アウターリングと呼ばれている大環状線(カンチャナピセーク通りとかハイウェイ9号線)の内側を回る環状線を形成出来ます。それは東京で言うな環7のような・・・(笑)

アパート近くなら片側4車線でしょうか、空いていれば車は速度無制限かのように飛ばしていますし、渋滞だとちょっとした隙間でも鼻先争いをする車で道路は埋まります。

20170124 Srinakarin

まぁ、(都心部目線言葉で言えば”郊外”とか”ローカル”な)幹線道路であまり住む環境が良いとは思えませんが、近くのバンナートラート通りと合わせてバス使いには交通の便が良いと言えると思っています。まぁ、バスやソンテウを使わない人向けではありませんが・・・

そのシーナカリン通りに都市型鉄道の計画がある事をご存知の方は多いでしょう。ラップラオからバーンカピ経由でシーナカリンを通りサムロンまで。確か、イエローラインって言ってたか・・・私はその工事が始まったら、真っ先にこのアパートで出るつもりでいます。開通まで5年?7年?その間工事で生活環境がぐちゃぐちゃになるのが我慢できませんから(笑)

ところでシーナカリン通りは郊外の(笑)幹線道路なので大型ショッピングモールが多くあります。シーコンスクエアが代表的ですが、他にも色々・・・「全部歩いたシーナカリン通り」なんてエントリーも過去あります(汗)

と言う事で・・・そろそろ本題(笑)

そのシーナカリン通りに昨年末(2016年11月末)にソフトオープンしたショッピングモール「ジャス・アーバン・シーナカリンJAS URBAN Srinakarin」、本格的にオープンのようなので初めて行って来ました。バンコク都とその周辺部で一番新しい*ショッピングモールです。
(*個人の見解です)

20170124 JAS 1

20170124 JAS 2

シーナカリン通りなのでもちろん建設中から何が出来るのかと楽しみにしていました。ショッピングモールとしましたが、複合商業施設で、何と言うのか・・・ここに集って欲しい、遊んで欲しい、ショッピングや食事を楽しんで欲しいと言った造り手側の意思が伝わります。それをもっと大胆に進めて欲しいもどかしさも同時に感じました。

20170124 JAS 3

場所はシーナカリン通りでもバンナートラート通りより南で、サムットプラカーン県に2~3㎞入った所です。サムロン運河やテーパーラック通りに近いです。

20170124 JAS 4

基本は3階建てで映画館の部分が背が高いようです。中央正面に西洋の教会のような建物がが印象的で何だろう?と気になっていましたが、スターバックス・コーヒーの一軒家でした。ここで高いコーヒーを飲みながらパソコンを開いて西洋気分を味わうのでしょうか・・・(笑)

20170124 JAS 5

20170124 JAS 6

中央部が吹き抜けになって天井は無くて流行なのかテント張りになっています。行った日は晴天で日差しがきつい日だったのですが、風が気持ちよく通っていました。緑と水を意識した造りの為かも知れません。

20170124 JAS 7

20170124 JAS 8

道路に面した横幅は広いのですが、奥行きはそうありません。歩いて大きすぎて全貌が掴めない事は無く、私的にはちょうど良い大きさです。

20170124 JAS 10

一階のスーパーTops近くにあるフードコートはカードではなく現金支払いのシステムで、奇をてらった料理は無くてごく一般的なものでした。セントラル・バンナーのように改装した後は一食70バーツ以下では食べられないような事は無いのですが、ちょっと高めにはなっています。一番安いバーミーナームが50バーツでこの内容なら40か45バーツかと思うような意味です。やはり60~80バーツが主流になって来ていますねぇ~

20170124 JAS 9

特徴的なのは、キッズ関係が充実している事でしょうか。郊外型の複合商業施設では子供を連れた家族がターゲットなのはよく理解出来る所です。

20170124 JAS 11

20170124 JAS 12

3階部分はまだ完成していないように見えましたが、緑多く散歩なのかジョギングなのか出来るような感じです。セントラル・イーストビレッジなど流行のスタイルかと思います。

食事処は7割近くが「しゃぶすし」みたいな現地系日本食がばかりで驚きます。もうメジャーな「やよい軒」以外にも正面玄関すぐには「Yukan'na(勇敢な)」なんて二度見した店名もありました。「Ginza」「ねた」「カボチャ寿司」「KOYAMA」に「ナマケモノすき焼き」(画像下)には笑っちゃいました。

20170124 JAS 13

まぁ、そんな日本食はスルーして・・・気になったのは「Cafe@Chiang Mai」と言うカフェが一番人気でした。Thai Specialty Coffer & Desertとなっていましたが、今度は行ってみようかと思う人気でしたねぇ~

20170124 JAS 14

さて、行き方ですが・・・「○○からタクシーで」のお金持ち目線ブログやフリーペパー的な事を絶対に書かない本ブログです。路線バスは以下の二つです。

バンコク都路線バス145番(北バスターミナル~ラップラオ通り~バーンカピ~シーナカリン通り~パークナム)ノンエアコン・赤バスとエアコン・オレンジがありますが、赤バスは無料バス以外はバンナートラートを越えると7.5バーツになる為に行き先を聞かれる時があります。行先表示板白板でメガバンナーに行く枝線に注意です。

地方バス1196番(シーイアム(バンナートラート通りとシーナカリン通りの交差点)~シーナカリン通り~パークナム)比較的小さなバスと同じ会社で同じ色のソンテウとのハイブリッド路線で、一律8バーツです。地方バスですがあまり待つ印象は無くて本数はそこそこ(15分に一本程度)で、使いやすいです。

20170124 Bus1196

バンナートラート通りのシーイアムSri Iam(正式にはワット・シーイアムWat Sri Iam)の乗り場(画像上)は路駐して出発を待つバス(かソンテウ)に乗れます。出発後2回ほど反対側に行きますが気にしないで下さい。

シーアムの交差点でシーナカリン通りを145番も走っていますが、陸橋上を走っているので、ここで145番のバスに乗るのは現実的ではありません。

20170124 Bus Map

BTSウドムスック駅からシーイアムまでは以下の路線バスが行くので、5分と待つ事はありません。
2番枝線メガ・バンナー行(行先表示板白板赤文字)赤バス
23番枝線メガ・バンナー行(行先表示板白板赤文字)赤バス
38番ラムカムヘン大学2行 委託ノンエアコン、エアコン
46番ラムカムヘン大学2行 委託ノンエアコン、エアコン
48番ラムカムヘン大学2行 委託ノンエアコン、エアコン
139番ラムカムヘン大学2行 委託エアコン
180番メガ・バンナー行 赤バス

BTSバンナー駅からだとバンナー交差点に戻る側のバスで以下の地方バスがシーイアムまで行きます。特に365番は本数が多く10分待つ事はないです。地方バスを乗り継いで行くのも楽しいかも。行き先を告げる必要はありますが、両方とも8バーツです。
365番(パークナム~バンパコンbangpakong)
1141番(パークナム~ラムカムヘン大学2)

20170124 Bus365

バンナー側からシーイアムに来た場合、バス停横の歩道橋で反対側に渡る必要がありますが、(私を含めて)タイ地元民はそのままシーナカリン通りの陸橋下でぐるっと遠回りして来る1196番を待ちます(バス停ではありません)。

サムロン(Iamcharoen市場横)からソンテウ1217番でもジャス・アーバンに行けます。ちなみにこのソンテウは裏道を走ってバンプリー古市場へ行けます。

20170124 Songthew

最後に、過去のショッピングモール・シリーズです。いやぁ~ もう、本当にたくさんエントリーしていますねぇ・・・もちろん全部行って隅々まで歩いているのですが、どこまで暇人なんだ!と思われるでしょう(汗) その通りです(笑)

ザ・ストリート・ラチャダー
セントラル・バンナーが変わっていた
パタ デパート
ザ・ナイン
THE WALK 
クリスタル・デザイン・センターCDC
ザ・クリスタルThe Crystal
スアンプルーン・マーケット@ラマ4
ザ・ブライト THE BRIGHT
ザ・モール・バーンケー THe Mall Bang Khae
シーコン・バーンケー Seacon Bang Khae
パセオパーク Paseo Park
パセオ・ショッピングモール三都物語
フューチャー・パーク Future Park
セントラル・ウエストゲート Central Plaza WestGate
セントラルフェスティバル・イーストビル CentralFestival EastVille
プロムナード Promenade
ファッション・アイランド Fashionisland
スーパーmakro@シーナカリン
パラダイス・HaHa・Thanya
東急@パラダイス
シーコン・スクエア Seacon Square
セントラル・バンナー Central Bang Na
メガ・バンナー MEGA Bang Na
IKEA

いかがでしょうか、わざわざ行く必要も無いかとは思うのですが、たまには遠足の代わりで面白いかも(笑) そして・・・今回記載したバスは全て私の足なので、私が乗っているかも(笑)

20170124 Map JAS

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2017.01.24 | コメント(0) | ショッピング

やはり良いです!プラカノン運河ボート

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月23日、日付が変わったばかりのバンコク(の隅っこ)は晴れです。 いやぁ~、昨日は良く晴れて暑かったですねぇ・・・ 午前中は風があって木陰は気持ち良かったのですが、午後からとっても日向は歩けませんでした。後一か月もするとどんどん気温が上がりますねぇ~ 思うだけでも嫌になります。

さて、四日前なのですが、意図せずプラカノン運河に乗る事になりました。半年以上乗ってなかったで、ずいぶん久しぶりですが・・・良かったですねぇ~ やはりこの運河ボートは楽しいです。

前在住時の17年前は知りませんでした。最初に乗ったは4年ぐらい前で、出張時など機会があれば乗っていました。場所がスクムビットなのでちょっとした時間があれば楽しめましたからね。

Boat

その多くはプラカノンPhra Khanongから乗って終点のシーナカリンSrinakarin(タラート・イアムソンバットIam Sombat Market)まで行って、バスかソンテウで戻るか別な場所へ行く小さな船旅でした(笑)

20170123 Canal 12

今回のロングステイを始めてからも最初はよく乗っていました。今のアパートがシーナカリン通りにあるのも何かの縁だったのでしょう。そんな2015年に「プラカノン運河を行く」を一度エントリーしています。起点となる船着場の場所も書いてあります。

ただ・・・どこかへ行くのに移動の手段として使う事はあまりありませんでした。ただ乗ってのんびりと運河沿いの風景を楽しむ、そこにバンコクの原風景みたいなものを感じていました。今となっては原風景とはちょっと違うと分かりましたが(笑)

それも自然と乗らなくなりました。シーナカリンに住むようになってもプラカノン自体に用事はないし・・・何しろ1時間に一本ですから(笑)

20170123 Canal 11

それが四日前です。クロンタンKlong Than(プラカノン通りとパタナカン通りの交差点)へ行くのにアパートから133番のバスに乗ったのです。そのバスが乗った直後に車掌がどこかへ行って数分間停まったままだったり、何か挙動不審だったのです。

トイレ事情かなぁ~なんて思っていたのですが、車掌と運転手が盛んに話しています。そしてシーコンを過ぎた辺りから何か乗客に言っています。そのタイ語は理解出来ませんでしたが、経験から途中までしか行かないと想像していました。

まぁ、行く所までは乗ろうと思っていたら・・・タラート・イアムソンバットで全員が降ろされてしまったのです。予想通りです。車の調子は悪くないから、車掌の体調か急用が出来たのでしょう。プラカノン運河の橋の下でUターンして戻って行きました。

20170123 Iam 1

本来ならそこで次の133番を待つか、イアムなら206番でも良いのですが、その時にはすっかりバスに乗る気が失せていました(笑)その時の時刻が午前11時8分前。そして目の前にシーナカリンの船着場。

20170123 Iam 2

足は自然と船着場に向かっていました(笑) 何しろ一時間に一本(毎正時発、午後は怪しい)に偶然ちょうど良い時間です。春節の芸能ステージが近くのお寺Wat Khachonsiriワット・カンチョンシリであるのか、船着場が看板に囲まれていました(笑)船着場には誰も居ません。

20170123 Canal 1

午前11時ちょうど、船頭さんは橋の下の影に繋がれた船の中で昼寝中です。5分過ぎに声をかけられたのか起き出して、急ぐことなくUターンして出発しようとしています。手を上げて「乗っけてくれーい」と合図です。船頭さん、面倒くさそうに船をバックさせて桟橋に横付けしてくれました。

20170123 Canal 2

出発した時は私一人、ワット・カンチョンシリを過ぎてバラック建ての家が並ぶ中で若い男性が一人が乗られました。船着場なのか?家の前のスペースなのか? 決まった船着場がお寺など数カ所以外はない運河ボートですから、きっと家の前で手を上げれば乗せてくれるのでしょう。

20170123 Canal 3

回教寺院「アルクバロ・モスクAl-Kubaro Mosque」でヒジャブをされた老いた女性が乗られました。桟橋上で一緒に居た若い女性と子供とハグされてお一人で乗られて来ました。お孫さんと別れた後でしょうか・・・

20170123 Canal 7

運河の川面に乾季の日差しは気持ちよく、エンジン音も船が切る波も静かな中で運河を進みます。

20170123 Canal 4

次に停まったのも船着場なのか民家の桟橋なのか・・・息子さんが老いた母をかばいながら二人で乗り込み、私の前に座られました。

20170123 Canal 10

次に乗ったおばさん、知り合いなのか私の前の席の老女の隣に座り話し出しました。船に流れる風が気持ち良いです。ふと見るとクイッテアオの舟が商い中でした。運河沿いの家だけでまだ商売になるのですねぇ~

20170123 Canal 5

運河沿いに多くあるお寺のひとつでサフラン色の布を巻かれた僧侶が乗り込みました。本来なら船の一番前に座られると思うのですが、前がふさがっていたので船頭さんの近くに座ったようです。私からは見えないのですが、お経が遠くまで響きそうなお声で誰かと話しています。

20170123 Canal 6

結局、乗られたのは10人ぐらいでしょうか、平日の午前11時から昼前の船、思ったより盛況です(笑)

呉越同舟とは言いませんが、ヒジャブのモスリムも、仏教僧侶も、母をかばいながらの息子さん、若者、話好きなおばさん、そして日本人のオッサン・・・色々な人達を乗せて船は進みます。(画像下は別な日のものです)

Monk

プラカノン運河はすぐ先が見えないぐらい曲がりくねっています。仏教寺院、中華寺院、回教寺院が多く、シーナカリン側は裕福とは思えない家々が並んでいますが、それが途中から広い庭が運河に接する大きな一軒建てが目立って、最後にプラカノンが近づくと高層マンションが運河沿いに建っています。

20170123 Canal 8

たった30~40分程度の船から見る景色が大きく変わるのです。色々な人と乗り合わせる中で・・・

プラカノン船着場で船を降りて船頭さんに15バーツを支払いました。初めて乗った時は10バーツ、バンコクの街が大きく変わろうとしている中で、この運河ボートもいつまで続くのか・・・船を見ながら、またすぐに乗りたくなってしまいました。

20170123 Canal 9

バンコクで公共交通として運行されている運河(水上)ボートの全てにかなり頻繁に乗っている私ですが、他とは比べられないものがこのプラカノン運河にはあります。

20170123 Map

えっと・・・今回はなぜか船の中であまり写真を撮りませんでした。ゆっくりと船からの景色や人々の語らいに耳を澄ませていました。このエントリーに使った画像は今回撮ったもの以外にも以前撮ったものも含んでいます(でも全て自前画像です)。

プラカノン側の交通の便は良くて多くの日本人にとって馴染みのスクムビットですので詳細は避けますが、BTS駅はプラカノンもオンヌットもちょっと距離があります。路線バスだとプラカノン市場の前で降りると船着場はすぐ近くです。

シーナカリン側では船着場がシーナカリン通りの橋の下で、そこから陸橋下側道を南に100m強歩くとバス停です。ただこのバス停はシーナカリン通りを北(バーンカピ方面)に行く以下の路線バスと、オンヌット通りを東に行く地方バス1013番(フアタケー行)とソンテウ(ラートクラバン通りとシーコン行きも)が停まります。

11番(直営バスのみでパタナカン通り、ペップリー通り経由MBK行き。本数少)
133番(パタナカン通り、王ラカノン通り経由エカマイ行き)
145番(シーナカリン通り、バーンカピ、ラップラオ通り、北バスターミナル行)
207番(バスの種類でハッピーランドかラムカムヘン大学と行き先が変わります)

スクムビットへ戻りたい方は上記133番か、バス停を変える必要があります。バス停南にあるシーナカリン通りとオンヌット通りの交差点でオンヌット通りを渡り少し西側へ移動してオンヌットSoi58近くのバス停で待つと519番(オンヌット通り、ラマ4世通り経由セントラル・ラマ3行きで、スクムビットはプラカノン市場前だけ停まります)がありますが本数が少ないで、そこを通るソンテウに乗ると良いでしょう。全てを試してはいませんがここからオンヌット通りを東に行くソンテウに乗れば、何番でもオンヌットBigCまでは行くかと(汗) 

また、そのバス停から東に移動すると陸橋を越えて来る地方バス1013番でオンヌットまで行けて、スクムビット通りはプラカノン運河の橋の下でUターンします(画像下)。この地方バスはオンヌット通り、(そして名を変えて)ラートクラバン通りを走りフアタケーまで行きますが、ずっとプラカノン運河(そして名を変えて)プラウェートブリーロム運河と平行します。って・・・運河ボートに乗らなくてもこの地方バスで十分に移動は出来ますね(汗)

20170123Bus1013

最後に、他の運河(水上)ボートの最新エントリーを記しておきます。その最新から古いものへとリンクが貼ってあります。

また変化!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート最新事情
センセープ運河ボート完全ガイド6 東ライン3
消えた運河ボート
バンコクで一番新しい運河ボート
パーシーチャルーン運河ボート活用術

パドゥン・クルンカセーム運河ボートに関しては以下のエントリー以外に現在全ての船着場を紹介中です。
BKK旧市街に新しい運河ボート①パドゥン・クルンカセーム運河
BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河

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2017.01.23 | コメント(2) | 水上/運河ボート

チャオプラヤー名橋奇覧⑩クルントン橋

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月22日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。 昨日も良い天気の一日でした。湿気が少ない風が気持ち良く、ノンエアコンバスもこんな日は捨てたもんじゃないです(笑)

さて、チャオプラヤー名橋奇覧のシリーズもとうとう10回目です。上流から数えて12番目の橋はクルントン橋。この橋だけ名前の由来が分かりません・・・

20170122Krung Thon 5

バンコクとその周辺でチャオプラヤー川に架かる橋の多くは歴代の王に縁の名が使われています。今までの9本の橋も以下の2本だけが王に関係ない名です。

最下流の「カンチャナピセーク橋」は高速道路アウターリング(カンチャナピセーク通り)にあるので仕方ないとして・・・どうせ車専用橋梁だし(笑) そして「クルンテープ橋」、まぁこれも仕方ないでしょう。

この上流の橋もひとつを除いて王の名を冠しています。今回のクルントン橋だけが名前の意味が分からないのですよねぇ~ 

勝手な推測ですが、たぶん、たぶんですよ・・・「クルントン」って「クルンテープ」と「トンブリー」を合わせたのかと(汗)いやぁ~間違っていたら恥ずかしいですねぇ、でもそう思っているのです(笑)

現地現場で自分自身が見聞きした事のみを書くブログで、ネット検索やメディア記事を使わない事を貫いているので、分からない事が多くて申し訳ないです。

そんな「クルントン橋」が今日のお題です。
その本題に入る前に、本シリーズのエントリー済みは以下の通りです。

チャオプラヤー名橋奇覧⑨ラマ8世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑥ プラ・ポックラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑤ タクシン橋
チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋
チャオプラヤー名橋奇覧③ ラマ9世橋
チャオプラヤー名橋奇覧②プミポン橋1&2
チャオプラヤー名橋奇覧①カンチャナピセーク橋

それでは本題に・・・

クルントン橋Krung Thon Bridge

左岸(東側)はドゥシット地区Dusitでラチャウィティ通りRatchawithiに直接繋がります。って言うか、この橋はラチャウィティ通り上の橋です。ラチャウィティ通りは東へ行くと、ウィマーンメーク宮殿Vimanmek Mansionやドゥシット動物園前を通り戦勝記念塔に行き着きます。

20170122Krung Thon 1

実は、そのラチャウィティ通りは昔「サンヒ通りSang Hi」と呼ばれていたそうです。その意味は中国語で「縁起の良い喜び」のようです。いやぁ~こうした説明を(タイ語から訳しただろう英語から)日本語でしているので、訳が下手ですいません。

20170122Krung Thon 2

なんでこんな話をするかと言うと・・・クルントン橋は一般的にはサンヒ橋とも呼ばれているそうです。現地にある橋の英文説明にあったので、本当にタイの人々がそう言っているかは知りませんが(汗)

20170122Krung Thon 3

右岸(西側)はバーンプラット地区Bang Phlatで橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレスの「N16 右岸 サパーン・クルントン Krung Thon Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」でエントリー済みです。そして船着場表示はタイ語のみですが、サパーン・クルントンの後にカッコで「サンヒ」とあります。

20170122Krung Thon 4

ラチャウィティ通りは橋を渡るとシリントン通りと名を変えます。そして橋を降りてすぐにチャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwongとの交差点になります。このチャラン・サニットウォン通りはMRTブルーラインのバンスー駅からの延伸部になり、交差点南西には「シリントン駅Sirindhorn」が出来ます。

May19 Sirindhorn 2

クルントン橋の建設開始は1954年8月ですので、すでに私は生まれています(そんな情報はどうでもいい!の声が聞こえますね)。正式な開通日は1958年3月7日、チャオプラヤー川に架かる橋で3番目に古いかと思います。建設には「富士自動車工業 Fuji Car Manufacturing Co., Ltd.,」がかかわったようで、クルンテープ橋と同じですね。

May19 Krung Tgong Br

橋の構造はチャオプラヤー川に架かる橋でメモリアル橋、クルンテープ橋など古い橋と同様で、桁部分にトラス構造を用いたトラス橋です。鋼鉄を組み合わせて強度を保つ構造には単純な力強さを感じてなりません。6つのセルがあるので橋脚も多く、船の通行など川の利用に関しては高さも含めて厳しい現状だと思います。

20170122Krung Thon 6

Krung Thon Br 2016 AUG

片側2車線で合計4車線ですが、橋の老朽化で大型トラックの通行規制をしています。この橋を通るバスは把握しているだけで以下の通りです。

18番(ターイット市場~戦勝記念塔)
28番(新南バスターミナル~短区間運転で戦勝記念塔)
56番(両岸にわたる循環路線)
66番(政府合同庁舎~新南バスターミナル)
110番(旧ラマ6世橋(ラマ7世橋の横の鉄道専用橋)~テウェス)
515番(戦勝記念塔~サーラーヤー)
539番(オームノイ~戦勝記念塔)

20170122Krung Thon 7

実はまだ街歩きをしながら色々歴史を調べているのですが、左岸(東側)の橋のたもとは非常に興味深い街です。

橋の北側はWat Rachapatikaramでその寺院内の説明によると、元々、安南人Annamese(今で言うベトナム中部から北部の民)の村にあった寺跡にラマ3世によって1836年に建立されたそうです。お寺の由来は別に、ベトナムの人々がここに住んでいたわけを考えると非常に興味深いですねぇ~

Wat Rachatikaram 2017Jan


橋の南側には中華寺院(水尾聖娘廟)が橋のすぐ横、川に接して建っています。入口は狭いのですが、中は想像以上に広くお参りの人も多くおられます。ちなみに寺院内の占いが人気があるようです

20170122 Chin Temple

そして、この中華寺院の南には・・・周囲とは異なった独特の雰囲気を持つ地があります。アユタヤ時代にナーラーイ王からカトリック聖職者に与えられた土地で、最初に小さな教会が建てられたのが1674年とか。それって現チャクリー王朝がラタナコーシン島(現バンコク旧市街)に王宮を建てたずっと前の時代です。

Coception Church 2016 Sep

いかがでしょうか、中国語を語源とした通り名と橋の名、安南人の村、カトリック聖職者に与えられた土地・・・いやぁ~非常に興味深いですねぇ~

20170122 Map

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2017.01.22 | コメント(8) | バンコク街歩き

32番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月21日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報
パークレットPak Kret ~ ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon-Pathum Thani ~ MRT保健省駅Ministry of Public Health ~ プラチャラット通りPracharat ~ ノンタブリー市場Nonthaburi Market ~ ピブーンソンクラム通りPibulsongklam ~ プラチャラット・サイ1通りPracha Rat Sai1 ~ サムセン通りSamsen ~ テウェスThewet ~ 王宮広場Sanam Luang


Bus32 Map

ノンタブリー県パークレットから王宮までの路線です。

本来の王宮エリア側の起点(ワット・ポー)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)は王宮広場(国立博物館とナショナル・シアターの間)でUターンしています。

行き先表示板青板でワット・ポーのままなのを見ていますが、現在はそこまで行きません。

ノンタブリー船着場まで入るのはパークレット行のみで、王宮広場行は船着場に入りません

本数はあまり多くはありません。25~30分に一本のイメージです。


バス車種

直営ノンエアコンバス・赤バス


ルート周辺

バスの出発はパークレットのラマ4世橋へつながる陸橋下で、パークレット市場前です。この陸橋下は復路が側道反対側で終点となるので、同じ所を往路と復路が通ります。ただ、復路で終点を終えたバスは陸橋下でUターン後にいったん待機所へ行くので乗せてくれません。

Bus32 Parkret

陸橋下でUターンする所はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの最北端(上流)船着場になる「パークレット船着場」です。ここを利用するのは朝晩の緑旗船だけなので、私も乗船経験はありません。

CPX Pak Kret 2016 Sep

またこのラマ4世橋の下には対岸へ向かう渡し船が運航されています。「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」で詳細をエントリー済みです。

20161125 Rama4 Br 6

陸橋下側道で復路の終点となるのがスーパーTescoLotus前ですが、このスーパー横の道の突き当りが「ワット・サナームヌアWat Sanam Nuea」(画像下)です。お寺の裏から観光地「クレット島Ko Kret」への渡し船があります。船賃片道2バーツです。「チャオプラヤー渡し百景 クレット島」で詳しく書いています。

20161113 Sanam 1

Boat Ko Kret 2016 Sep

クレット島は主にタイ人に人気の観光地です。チャオプラヤー川の湾曲部をショートカットする水路を作ったために湾曲部が島(実は中州)となったもので、素焼きとお菓子の島として有名です。

Ko koret 2016 Sep

バスがパークレットの船着場や市場の賑わいある所を出てすぐ、ティワノン・パトゥムターニ通りへ右折して入ります。この通りはあまり目立った所がなく、ラッタナーティベット通りとの交差点を直進すると2016年8月に開業なったMRTパープルラインの保健省駅です。

Bus32 MRTP

パープルラインは全線全駅を歩いて全て紹介済みです。最後のエントリー「MRTパープル徹底検証12 全路線全駅紹介⑨ 最終回!」から全ての関連エントリーにアクセス出来ます。

MRT駅の真横に大きく立派な保健省の案内板?が立っていて、保健省はその案内板があるティワノン通りから100mぐらい奥に入った所にゲートがあります。

Sep30 Health 2

このゲートの先が広い公園を含んだキャンパスのような所で、病院や看護学校などが点在し、保健省自体はさらに奥なので歩いて行く気がしません。ただ、大変よく整備された広い公園で人は少なく鳥やリスが多く、公園としては穴場だと思います。

Sep30 Health 4

Sep18 Weather

バスがティワノン通りからプラチャラット通りへ右折して入り、直進すれば突き当りがノンタブリー船着場です。ここを通る全てのバス路線が往復とも船着場へ入るわけではなく厄介です。32番の王宮広場行き(画像下で紫)はノンタブリー船着場に入りませんが、復路のパークレット行き(画像下で赤)はノンタブリー市場前を過ぎるとすぐ左折して船着場に入ります。

Bus63 Nonthaburi Map

Bus32 Nonthaburi

画像上は船着場ではUターンする復路(パークレット行)32番ですが、Uターン後のバス停は少し先(ノンべカリー近く)です。ノンタブリー船着場はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの日中の終点になり、周辺はいつも大変な賑わいです。

Nonthaburi Pier 2016AUG

船着場のすぐ前には「ノンタブリ県旧庁舎Nonthaburi's Old Provincial Hall」があって、一部はノンタブリー・ミュージアムになっています。ラマ6世時代の貴重な建物ですが、痛みが目立ち保存が待たれます。

Nonthaburi Museum 2016AUG

また船着場から渡し船(3バーツ)で対岸に渡り、徒歩15分で「チャルーム・カンチャナピセーク公園Chaloem Kanchanaphisek Park」へ行けます。この公園はチャオプラヤー川に面した大変美しい所で、私的公園ベスト3に必ず入ります。「ぶらり散策ノンタブリー④ 私的ベスト3に入る公園」に詳しく書いています。

Chaloem Kanchanaphisek Park 2016SEP

東岸の船着場に戻り真っすぐ東に向かうと左に「ノンベーカリー」、地元のパン屋さんですがケーキが人気でいつも混雑しています。種類が多くて安いので人気があります。最近は私もここへ行けば買って帰るようになりました。

Nonthaburi Bakery 2016AUG

ノンべカリーのすぐ横の短い路地奥がノンタブリー県刑務所で、面会の人が時間になると多く待っています。実は、その北側は「バンクワン刑務所Bangwang Central Prison」で重罪受刑者用の刑務所です(入口は別で離れています)。

Bangkwang Prison 2016Aug

ノンタブリー市場はこの周辺で最も混む市場でしょう。ノンタブリーの渡し船を見ていても市場帰りの人を多く見かけます。町の中心部に刑務所があるのですが、この市場がエネルギッシュな町の中心です。

Nonthaburi Market 2016AUG

バスはピブーンソンクラム通りでチャオプラヤー川東側をラマ7世橋近くまで南下します。途中、純白の大きな仏塔が印象的なお寺「ワット・ケーマー・ピラターラームWat Khema Phirataram」前を通ります。

Wat KhemaPhirataram

ラマ7世橋東側を通りプラチャラット・サイ1通りに入ります。ラマ7世橋の隣には鉄道専用橋がありますが、この橋は昔ラマ6世橋と呼ばれてチャオプラヤー川に最初に架けられた大橋です。その後に鉄道専用橋になり、その隣に新ラマ6世橋が作られラマ7世橋と命名されました。また、現在はSRTライトレッドライン、高速道路の橋もすぐ横で建設中で4本の橋が並ぶ大変忙しい所です(笑)

Rama7 Bridges 2016 Sep

プラチャラット・サ1通りはMRTブルーラインのバンスー駅からの延伸部で、バンポー駅Bang Pho駅下を横切ります。MRTブルーライン延伸部のこの区間は「MRTブルーライン延伸部を歩く 2」でエントリー済みです。

May17 Bang Pho 1

バスはプラチャラット・サイ1通りからサムセン通りに入ります。サムセン通りSoi28を入ったオンカラックSoi13には「花文化博物館The Museum of Floral Culture」があります。静粛の大人の上品な空間で私的に大好きな博物館です。

FloralCulture 1

サムセンSoi11や13の奥には観光的には全く話題にもならないでしょうが、周囲とは異なった独特の雰囲気を持つ地があります。アユタヤ時代にナーラーイ王からカトリック聖職者に与えられた土地で、最初に小さな教会が建てられたのが1674年とか。それって現チャクリー王朝がラタナコーシン島(現バンコク旧市街)に王宮を建てたずっと前の時代です。

Coception Church 2016 Sep

続いて国立図書館前を通ります。国立図書館については「本を友に。タイの貸本屋と国立図書館」で詳細をエントリーしています。

Library

バスが国立図書館前を過ぎたらすぐにテウェスです。テウェスは生鮮市場、植木市場、学校、お寺と賑やかな所です。またカオサン地区の北に位置しますが、落ち着いた雰囲気のゲストハウスに食堂・カフェも多く、カオサンより居心地が良さそうに思えます。

Bus 23 Market

Bus32 Thewet

テウェスの中央を流れるパドゥン・クルンカセーム運河の上では魚が干されています(笑) 画像左がテウェスの生鮮市場で、右が植木市場で後方が船着場です。

Bus 23 Cannal

運河がチャオプラヤー川に合流する所がテウェス船着場でチャオプラヤー・エクスプレスのオレンジ旗が停まります。またここにもチャオプラヤー対岸二ヶ所に向かう渡し船もあります。「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6」と「チャオプラヤー渡し百景8」で詳細を書いています。

Bus 23 Pier

バスはパドゥン・クルンカセーム運河を渡りますが、橋を渡り運河沿いを南東に行くと、2016年9月に始まったばかりのパドゥン・クルンカセーム運河ボートが運航されています。テウェスからバンコク中央駅ことファランポーン駅までで現在無料です。「BKK旧市街に新しい運河ボート」で詳細をエントリー済みです。また、現在全ての船着場を紹介中です。

Sep09 Boat 3

テウェスを過ぎるとカオサン地区です、ここから王宮広場までは往路と復路がかなり異なります。また規制が多い地区なので(特にプミポン前国王崩御2016年10月から1年間は)ルートがよく変わります。現在のルート詳細図を作成しました。

Bus32 Map Detaile

--往路--

カオサン地区でチャクラポン通りに入ると左はバンランプー市場で、安い服が多く売られいますがその存在感は薄いように思えます。ただバンランプー市場そばのワット・ボヴォニベートは大好きなお寺です。

Khaosan

チャクラポン通りでワット・ジャナソンクラーム・ラーチャウォラマヴィハーンWat Chanasongkhram Ratchaworamahawihan前はカオサン通りの西端です。昔と違って安宿と情報を求めてのバックパッカーは少なくなり、観光地化しています。

Khaosan 3

またワット・ジャナソンクラーム・ラーチャウォラマヴィハーン近くには観光客でも体験できるムエタイジムがあります。「カオサン周辺とムエタイジム」でエントリーしています。

Boxing 3

カオサン地区を抜けるとラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klangを民主記念塔のロータリーに向かいUターンします。そして国立劇場Natinal Theatreと国立博物館前の中間が現在の暫定的な終点(起点)です。

Front

Bus32 Sanam Luang

--復路--

復路は国立劇場からピンクラオ橋の下を通り、プラ・アーチット通りを走ります。この通りでは「 プラ・アーチット(バンランプー)船着場」のそばに停まります。関連エントリーは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証5 観光ハイライト」などがあります。

CPE

プラ・アーチット通りではブラスメン砦とバンランプー博物館前を通り、サムセン通りへと左折して、往路と同じルートになります。

Pom Pra Sumen 2016OCT

Banglamphu Museum 2016 OCT

いかがでしょうか、実はエントリー直前になって国王崩御による王宮エリアの規制が始まり、かなりルートが右往左往しました。今は上記の通りで落ち着いているのですが、まだしばらくこの暫定ルートが続くと思うので、取りあえずエントリーをしておきます。たぶん2017年10月には元に戻るか、また変更になるかだと思います。

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2017.01.21 | コメント(3) | バンコク路線バス

路線バスで行くナコーンパトム③ ターナー百年市場

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月20日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。 昨日も窓から見た限りではよく晴れた一日でした。いつもなら外に出られないで悔しがるのですが、昨日は暑そうだったので部屋で過ごせて幸いでした。

さて、今日はターチン川の流れに魅力を感じその流域を散策する中で、ナコーンパトムとその周辺を旅したショートトリップ「ぶらり散策」のエントリーです。

バンコクからナコーンパトム県の街へ行くにはロットゥーが一番手軽だとは思うのですが、ロットゥーは大嫌いな乗り物です。列車や大きなバスで行く事も出来ますが、やはり途中下車が楽しめる路線バスが一番です。

そこで『路線バスで行くナコーンパトム』、今日は第3回目ですが、今までのエントリーは以下の通りです。BTSバンワー駅から84n番でプッタモントンへ、そして次は547番でワット・スワンへ行ってサーラーヤーに戻った所までです。

第2回目 「路線バスで行くナコーンパトム② サーラーヤー/農耕ツアー
第1回目 「路線バスで行くナコーンパトム① プッタモントン
前置き話(笑)「好青年に助けられた旅 カーオホン百年市場

サーラーヤー駅前の市場でランチを終えて、駅とは反対側の4006号線で路線バスを待ちました。ちょうどマヒドン大学のノースゲートが通りの反対側です。ここからナコーンパトム県の路線バスに乗りたいのです。

20170120 Salaya 1

もちろんロットゥーや長距離用大型バスの途中乗車ではありません。地方都市にある路線バスです。ずいぶん前なのですが、終点のサーラーヤーへ乗って来た事があるのです。その時は道路の反対側が終点でした。そのバスが少し西でUターンしてサーラーヤー駅(市場)前のバス停が起点となるのを知っていました。

Bus6147 Salaya 2

バンコクの路線バス(BMTA)である84n番(サーラーヤー~クロンサン)、124番(サーラーヤー~王宮広場)、515番(サーラーヤー~戦勝記念塔)、そしてここまで乗って来た547番(サーラーヤー~ルンピニー)は来るのですが、地方バスはなかなか来ません。

Bus6147 Salaya 3

そうなんですよねぇ~そう本数が多く無いのですが、まぁ、BMTAのバスでも本数が少ない路線はたくさんありますから。20~30分に一本ぐらいのイメージはあったので気長に待ちました。そうそう路線番号は6147番です。なんでこんな大きな番号になったのでしょうねぇ・・・地方バスにある「謎」のひとつです。

Bus6147 Salaya 1

25分ぐらいでやっと来たバス、実は反対側の終点で20分ぐらいお休みをしての登場です(笑)6147番は数種類のバスがあるのですが、来たのは一番小さなタイプでした。バンコクのミニバスを二回り小さくしたようなオンボロバス長く使われたバスです。

Bus6147 Inside

バスはマヒドン大学を回り込むようにしてボロムラチャヨンニー通りに入り西へ向かいます。大きなセントラル・サーラーヤーを過ぎればターチン川を渡ります。いよいよぶらり散策のメイン登場です。(画像下の6147番は大型タイプです)

Bus6147 Mahidol

路線バス6147番はターチン川西側になると川に沿って上流に向かいます。地方の緑の中を走っている感じがなかなか良いですし、途中に思わず降りたくなるようなターチン川に面したお寺も通ります。

Bus6147 Tha Chin

少し賑やかになった所でバスを降りました。ターチン川に面した「ターナー百年市場Thana Old Market」です。運賃は17バーツ。切符がないので言われるままなのですが、まぁ、距離的にはBMTA比較で少し高いイメージでしょうか(汗)

20170120 Thana 1

このシリーズの前置き話で「カーオホン百年市場」を書きましたが、ターチン川沿いにはこうした古い市場が多く残っています。私自身はそれら以外に「サーム・チュック百年市場」や「ドーンワーイ水上マーケット」に行っていますが、ターナー百年市場はドーンワーイ水上マーケットの上流になります。

20170120 Thana 2

さてターナー市場、メジャー?な所だと思うので他のサイトなどで多く紹介されていると思います。ありていに言えば・・・わざわざここに遠くから行く事はないかと思います。ナコーンパトムの色々な所を回りながらついでに寄るとか・・・・って言う事で、ナコーンパトムへ行く途中での寄り道です(笑)

20170120 Thana 3

確かに、古くからありそうな木で作られた商店、木の屋根の市場、ナコーンパトム県名産のソムオー(日本だとザボン?)で有名な店・・・などがありますが、そう規模は大きいわけでは無く、どちらかと言えばナコーンチャイシーNakhon Chaisiの街に溶け込んでいる古い市場です。

20170120 Thana 4

20170120 Thana 5

観光客を呼び寄せたいのでしょう、こうした古い市場にありがちな古いおもちゃを集めた店や、ソムオーを使った食堂、今はどこにでもありそうなカフェなどがあるので、そこそこ車で来た家族連れも多くいらっしゃいます。ちょっとぶらぶらして、川面を眺めながらの食事には良いかも知れません。

20170120 Thana 6

私は以前、6147番でサーラーヤーへ行った時に見かけたので、今回逆コースで途中下車しました。初めてですが、ざくっと回って十分でした。ランチもバスに乗り前に済ませたし・・・ターチン川の流れを見ると上流には国鉄南本線の鉄橋が見えました。サーラーヤーからナコンパトムに向かう途中、ここでターチン川を渡るのですね。

20170120 Thana 7

さぁ、次の目的地へ行くために市場前でバスを降りた所に戻り、ナコーンパトムへの6147番を待ちます。いやぁ~ちょうどナコンパトム行の6147番が出た後です。交通量があって道路を渡れずバスの後ろ姿を見送ってしまいました。

20170120 Thana 8

地方バスを起点じゃなくてルートの途中で待つって・・・いつもすごく不安になるものです。いつ来るのか全く分からないですからねぇ~ 反対側のサーラーヤー行きが道路を渡れない内にすぐ来ました。このバスに乗って帰りたくなりました(笑)

20170120 Thana 9

まぁ、ここは交通量が多いし、時々ソンテウやタクシーも見かけます。きっと人に聞けばロットゥー乗り場もある事でしょう。

次回に続きます。

20170120 Map

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2017.01.20 | コメント(4) | タイ・トラベル

クルンカセーム運河ボート④ ラマ1世通り

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月19日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。今日は暑くなりそうな朝の空です。昨日も終日晴れて気持ちの良い天気の一日でした。それに風もあって久しぶりの乾季らしい日でした。

さて、2年弱ですが毎日ブログを更新していますが、ブログを書く時間は一日に絶対2時間以内、出来たら1時間で集中して書くようにしています。一日の内、パソコンに向かう時間が長いのはつまらない時間の使い方だと思っています。

スマホを持たないでネット検索も公式サイトしかしない。街歩きの中で自分自身が見聞きした事で、好奇心を刺激されたら自分の足で調べる・・・そんな事が楽しく、それに時間を使いたいのです。

書くのはかなり速い方だと思います。書きたい事は頭の中にいっぱいあるし、キーボードは指の指紋が薄れるぐらいで・・・40年前に機械式タイプライターを仕事で使うようになって以来、パソコンも白黒画面でDOS(ウィンドウズの前世代のOS)で謎の呪文を打ち込む時代からですから(笑)

Ramington

そう言えば個人でホームページを持った時は、エディターで謎のHTMLタグを打ち込むながらの作業でした。Javaが出て来た頃に頑張ったけど、もうエディター作業は諦めでした(汗)

まぁ、今でもブログやメールなどは最初にエディターでテキストベースでざーっと打っちゃいます。それを切り貼りしてブログにしたりしています。だからメモ書き的テキストはPC内にうじゃうじゃあります(笑)

そんなわけで文字にするのは時間がかかりませんが、時間がかかるのは・・・画像処理が面倒ですねぇ~。人の顔が判別出来ない程度の画像、お寺なら火葬堂の煙突、町中ならゴミ箱などは写り込みを避けて、その上で画像サイズを下げます。また本ブログはほとんどのエントリーで地図を入れていますが、その地図作成もけっこう時間を要します。

そんな画像処理より時間がかかる事があります。タイ語の表記(笑)きっとタイ語の読み書き出来る方は全くストレスが無いのでしょうが、私はこれが厄介(汗) 

アソーク、プロンポン、トンロー・・・なんて日本人にお馴染みの所はまず登場しないブログなのに、ほとんどが街歩きの内容なので地名、通り名、運河名、駅名、お寺名・・・など固有名詞はたくさん出て来ます(笑)

私の場合は現地での表記やGoogleMapsでの英語表記がまずあって、そこからカタカナ表記にします。英語読みからのカタカナなのですよねぇ~ そして初めて登場した固有名詞は英語とカタカナを併記するようにもしています。

だからタイ語が読めない私は間違えている事も多いと思います。「タイ語だとそんな読み方しないよ!」みたいな・・・それとカタカナも色々違っちゃいます。チャオプラヤー・エキスプレスなのかエクスプレスなのか(笑)ファランポーンなのかフワランポーンなのか・・・そんなのを考えたら、もう時間がかかって・・・(苦笑)

さて今日のエントリーは・・・そんなタイ語が読めないので、船着場の名前がさっぱり分からないクルンカセーム運河(正式にはパドゥン・クルンカセーム運河)ボートの第4回目です。

それでは今までのエントリーです。

第3回目「クルンカセーム運河ボート③ ノパウォン船着場
第2回目「クルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場
第1回目「クルンカセーム運河ボート① 新船着場

上記以外にもこの運河ボートに関しては運航スタート4日後にはエントリーしていて、現在バンコクで最も新しく、旧市街地に近い運河ボートです。
BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河
BKK旧市街に新しい運河ボート①パドゥン・クルンカセーム運河


えっと、愚痴っぽい前置き話は止めて、本題に入りましょう(汗)

今回の4回目のタイトルは『ラマ1世通り』とありますが、この近くの二つの船着場があるのですが、船着場名がよく分からず苦肉の策です(汗)

「ラマ1世通りRama 1」は日本人お馴染みのスクムビット通りSukhumvitが西へ行ってプルンチット通りPhloen Chit、さらに西へ行ってエラワン廟Erawan Shrineがあるラチャプラソン交差点Ratchaprasong Junctionからがラマ1世通りとなります。

サイアム・スクエアSiam Square前の通りですが、さらに西へ行ってファランポーン駅Hua Lam Phong裏側で線路とクルンカセーム運河を渡った所までがラマ1世通りのようです。この通りの西端は今日のエントリーです。


No.3 船着場名が分かりません(汗)

タイ語が読み書き出来ないでブログを書いている罰ですねぇ~ 船着場には何の表示もなく、画像下の全体図が頼りなのですが、このタイ語に似た表示をGoogleMapsで見つけられませんでした。ごめんなさい。画像下で③の船着場です。

20170119 Map1

20170119 Pier3-2

ファランポーン駅からテウェスに向かって左に船着場があります。No.2船着場に近いノパウォンとラマ1世通りのちょうど中間です。(画像下で奥がファランポーンです)

20170119 Pier 3-1

船着場の西が「ワット・テープシリン・トゥラーワット(ワット・テープシリンタラーワートの記載が多いかも)Wat Thep Sirin Thrawat」です。

Wat Thep Sirin 2017Jan 1

王室第2級寺院ですが、境内には本堂を含めてかなり立派な施設が多く点在してます。かなり名門のようで、最近ではタイ仏教界一の大僧正が亡くなられた時に火葬されたのがこのお寺です。またバンハーン元首相が亡くなられた時もここで火葬されました。

Wat Thep Sirin 2017Jan 2

船着場から運河を挟んで東側はタイ国鉄本社です。中に入った事はありませんが、外から見ただけでもなかなか歴史ある建物のようです。

SRT2017Jan 1

運河沿いに置いてあるベンチも国鉄っぽいですねぇ~

SRT2017Jan 2


No.4 クラスアン・パラガン船着場Krasuang Phalang Ngan

ラマ1世通りがクルンカセーム運河を渡る橋のすぐ横に船着場があります。ファランポーン駅からテウェスに向かって左側です。ラマ1世通りの反対側はレンガ造りのタイ国鉄本社の建物です。

画像下で船着場後ろの木々がある建物は「エネルギー省Ministry of Energy」で、この省のタイ語表記にあたるのが下の下の画像にある船着場表記のタイ語と合致します。それで日本語にすると「エネルギー省船着場」かも知れません(2017年1月19日追記)

20170119 Pier 4-1

20170119 Pier 4-2

ラマ1世通りのこの橋は「クラサスック橋Krasa Suk Bridge」で二つのセクションがあります。一つはこの運河を渡る部分で、もう一つは東側にあるタイ国鉄の線路を越える陸橋です。ラマ7世時代の1927年に最初の橋がタイ国鉄によって作られたそうです。

20170119 Pier 4-3

橋の西側はクラサスック交差点で、この交差点西側はバムルンルアン通りBamrung Muangで東向きの一方通行道路です。

この二つの船着場を通るバスで把握しているのは次の通りで、Inbound(都心行)は両方の船着場を通り、Outbound(郊外行)はクラスアン・パラガン船着場のみです。
15番(BRTラチャプルゥク駅~ナショナル・シアター前)
47番(クロントゥーイ~サイアム・ミュージアム)
48番(ラムカムヘン大学2~ワット・ポー)
53番(旧市街地循環)
204番(ラーチャウォン船着場~ホイクワン)
508番(パークナム~王宮広場)

いかがでしょうか、この辺りまではファランポーン船着場から国鉄関係の施設が続いています。タイの発展の中で国鉄が果たした役割など考えながら、運河ボートに乗るのも楽しいものです。

20170119 Map2

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2017.01.19 | コメント(5) | 水上/運河ボート

80番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月18日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ワット・シーヌアン・タマウィモンWat Srinuan Thammawimol ~ ノンケーム・ワットシーヌアン通りNong Khaem Wat Srinual ~ ペットカセーム・ソイ81 Phet Kasem Soi81 ~ ペットカセーム通りPhetkasem ~ バーンケー市場Bang Khae ~ BTSバーンワー駅Bang Wa ~ タープラTha Phra ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ピンクラオ橋Pin Klao Br.~ 王宮広場Sanam Luang(王宮エリア規制中:ラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klang ~ 民主記念塔Democracy Momument)

Bus80 Map

バンコクの西サムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアンから王宮広場までの路線です。

王宮エリア側の起点(タマサート大学前)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)は民主記念塔でUターンしています。

本数は直営エアコンバスだけでも普通(15分に一本程度)なのですが、それ以外に委託エアコンバスとミニバスもあるので待つストレスはありません。

バス車種

直営エアコンバス・オレンジ(ワット・シーヌアン~王宮広場)
委託エアコンバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)
委託ノンエアコンミニバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)

ルート周辺

バスの出発はバンコクとサムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアン・タマウィモンです。このお寺横のノンケーム・ワットシーヌアン通りで路駐して出発を待っています。

Bus80 Wat Srinuan 1

ワット・シーヌアン・・・失礼ながらかなり普通じゃないお寺です(汗)本堂とか礼拝堂、僧堂、火葬堂などの集合体のイメージからは遠いです。お寺に付帯するのか定かではありませんが、学校と病院のビルがそこだけ集まっています。その中に閉じたままのお寺っぽいお堂はあるのですが・・・

Wat Srinuan 2017Jan 2

海軍の船だと思いますが掃海艇がその堂の横に置いてあるし、その堂以外は砦風に作った大きな建物の中に大砲や機関銃を飾ってあり、その前はアユタヤ時代の戦闘シーンです。色々変わったコレクションのお寺をタイで見ていますが、ここはバトルファンなのでしょうか?

Wat Srinuan 2017Jan 3

Wat Srinuan 2017Jan 4

居合わせた僧と少し話しましたが、ナレースワンなど歴代の王だそうです。なぜバトルなのかは私の幼稚なタイ語では最後まで分かりませんでした。

このお寺の裏、そしてバスが路駐している後ろに流れるのがナムデーン運河Nam Daengで、この小さな運河が都境になります。運河の手前にはバンコク都境標柱があります。

Wat Srinuan 2017Jan 5

バスがワット・シーヌアン前を出るとノンケーム・ワットシーヌアン通りを北上しますが、この通りは畑なのか果樹園なのか、ただの野原なのか・・・どうしてバスが通るのかを考えてしまう道です。でもここもバンコク都なのですねぇ~

Wat Srinuan 2017Jan 1

バスがパーシーチャルーン運河の手前の丁字路で右折する所がワット・ノンケームです。この丁字路手前に委託バス車庫(画像下)があり、車庫を出てすぐにコンビニ・セブン前から委託バスがルートに合流します。従って復路では委託バスはワット・シーヌアンまで行かないので注意です。

Bus80 Nong Khaem 1

ワット・ノンケームはパーシーチャルーン運河に接した大きなお寺で、1870年建立だそうです。当時この辺りは沼地でケーム(知らない英語でSACCHARUM)の草に囲まれていた事から名付けられたそうです。地方では普通にありますが、お寺の広い敷地では市が立っているようです。

Nong Khaem 2017Jan 1

パーシーチャルーン運河はバンコクヤイ運河に接するワット・パークナム横からターチン川まで一直線で28㎞の運河です。説明板に面白い話が載っていました。ラマ4世がアヘン税徴収官に命じて運河を掘らせたそうです。中国人工夫への支払いもアヘンが使われたそうです。

Nong Khaem 2017Jan 3

運河の完成はラマ5世統治下の1872年、ちょうどワット・ノンケームの建立と同じ時期ですね。そして工事費が回収されるまでは運河を利用する船から税金を徴収したそうです。そんな事からかパーシーチャルーンを訳すると「税金で繁栄」でしょうか。色々な意味で税金を上手に使った運河と言う事でしょうか・・・しかしアヘン税まであったのですねぇ~

その運河に立派な「ワット・ノンケーム船着場Wat Nong Khaem Pier」があるのですが・・・この下で登場するパーシーチャルーン運河ボートがここまで来ているはずはないし・・・今は謎のままです(汗)

Nong Khaem 2017Jan 2

バスはペットカセーム通りSoi81からペットカセーム通りに出ると、いったん西へ行ってからUターンして東に向かいます。そしてペットカセーム通りとカンチャナピセーク通りが立体交差する所には、この地域で一番大きなショッピングモール「ザ・モール・バーンケーThe Mall Bang Khae」があります。「西の巨艦ショッピングモール」で詳細をエントリー済みです。

Mar29 Mall Bangkhae 1

ザ・モール・バーンケーから東のペットカセーム通りはMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸工事で現在はぐちゃぐちゃ状態です。その工事状態や駅の場所、周辺情報を「MRT高架延長部下を歩く 1」と「MRT高架延長部下を歩く 2」でエントリー済みです。

Mar26 Lak Song 2

ペットカセーム通り沿いのバーンケー市場はこの地域で一番大きな市場です。歩道上から市場内へと境目なく店が続き、いつ行っても多くの人で賑わっています。私の好きな市場の一つです。

Bus007 BangKhae1

バーンケー市場の横に小さな運河(Ratcha Montri)が南北に流れているのですが、ペットカセーム通りからワット・ニンマーノーラディーまでの運河沿いが独特の雰囲気なのです。なんて言うか・・・運河を背にした小さな店がずらっと並んでいます。

Bus007 BnagKhae2

またワット・ニンマーノーラディーには前述したパーシーチャルーン運河ボートの船着場がありますし、「パーシーチャルーン運河水上マーケット」のいい感じの木造長屋風造りの建屋が並んでいます(まぁ、あまり人気が無いようで寂しさが漂っていますが)。

Wat Nimma Norad

ペットカセーム通りSoi56~54の反対側にはショッピング・モール「シーコン・バーンケー Seacon Bangkae」があり、4階にはバンコクのショッピングモールで一番充実している遊戯施設「YoYoLand」があります。「もう一つのシーコン」で詳しく紹介しています。

Mar22 Seacon bankae 1

バスはBTSシーロム線の西端の駅「バンワー駅」の下を通りますが(画像下は珍しいエアコンバスです)、このすぐ近くにパーシーチャルーン運河ボートの「サパーン・タークシン-ペットカセーム船着場」があります。当時バンコクで一番新しい運河ボート(2016年9月からは二番目)で個人的にはかなり好きです。「バンコクで一番新しい運河ボート」や「パーシーチャルーン運河ボート活用術」などのエントリーがあります。

Bus80 Bangwa

Boat

ペットカセーム通りSoi20を15分ほど歩くとバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、新しく(強引に)作られた「バーンルアン運河水上マーケット」があります。規模が小さいし賑わっていませんが、隣はアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。詳しくは「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」でエントリー済みです。

BangLuang

Canal

タープラ交差点でバスは左折しジャラン・サニットウォン通りに入ります。この交差点上にMRTタープラ駅が工事中です。そのMRTブルーラインは延長部が完成すると数字の「9」のように変則環状線になります。タープラ駅はその「9」の字の重なり合う所で、現在工事でものすごい事になっています。

Mar24 Tha Phra 2

タープラ交差点近くには立派なお寺ワット・タラートがあるのですが、ここの本堂?の中に遺跡のような石組みの古い本堂?があって仏像が安置されています。

May26 Tha Phra 5

タープラ交差点まではペットカセーム通りでMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事下を走ります。タープラ交差点からはジャラン・サニットウォン通りで同じくブルーラインのバンスー駅からの延伸高架工事下を走ります。結局80番は全部で9駅を通る事になります。

May26 Tha Phra 1

MRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事も全区間を歩き、全駅を紹介しています。「MRTブルーライン延伸部を歩く 5 いよいよ最終回」が最後のエントリーです。

May26 13

ジャラン・サニットウォン通りSoi3の奥でバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、上記の古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。ギャラリーやカフェに土産物売りなどが運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。

Artist House 2

Artist House 3

ジャラン・サニットウォンSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

やがてバスはジャラン・サニットウォン通りとプランノック通りとの交差点「イエーク・ファイチャイ」を直進します。「イエーク」は交差点で「ファイチャイ」はSpotlightスポットライトの意味があるそうで、英語の意味すら今一つ理解できないのですが(汗)文脈から第二次世界大戦末期のバンコク空襲に備えての対空迎撃用投光器に関係があるようです。そんな説明板がある交差点が下の画像です。

May23 Fai Chai 2

そしてジャラン・サニットウォン通りが東へカーブする辺りには、この周辺で一番大きなバンクーンシー市場Bang Khun Sri Marketがあります。近年に改修されたのか中はかなり整備されています。私はバンコクや周辺で一番清潔に思う市場はラムカムヘン大学バンナーキャンパス前の市場なのですが、そこによく似ており、整然と売り場が仕切られタイル張りの床もまだきれいに残っています。市場内食堂もなかなか良くて利用しています。

Bus80 Charan Sanit Wong

May23 Fai Chai 5

次にバスは「トンブリー駅Thon Buri Railway St.」からの南本線の踏切を渡ります。「南本線はファランポーン駅からだろう!」と思われる方が多いでしょう。旧ラマ6世橋が鉄道専用橋となりチャオプラヤー川を渡りファランポーン駅に行くようになる前、南本線は他の路線と接続しないでトンブリー駅が南本線のターミナル駅で、今でもトンブリー駅を南本線の起点としているのです。

May23 Bang Khun Noi 2

バスはバンコク・ノイ運河を渡り「ボロムラチャヨンニー交差点Borommaratchachonnani Junction」で右折しますが、交差点を曲がるとすぐローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」があります。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

パタデパートを過ぎるとプラ・ピンクラオ橋を渡りますが、その手前橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

またプラ・ピンクラオ橋近くの「ワット・ドゥシダーラーム・ウォラウィハーンWat Dusidaram Worawihan」横から狭い路地を行くと、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩15分ぐらいで着きます。「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、私的にはがっかりだった所です。

Museum 4

Bus80 Pin Klao

バスがチャオプラヤー川を渡る橋は「プラ・ピンクラオ橋Phra Pin Klao Bridge」です。「チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋」で詳細をエントリー済みです。

20161220 Pin Klao 5

バスがピンクラオ橋でチャオプラヤー川を渡り、王宮広場を右に見ながらラチャダムヌンクラン通りに入り民主記念塔手前が終点です。民主記念塔のロータリー(委託バスはその前)でUターンして復路に入ります。

Bus80 DM (Start)

Democracy Monument

この終点から復路に入るルートですが、冒頭に書いた通りプミポン前国王崩御に伴う規制で2016年10月から王宮広場周辺には入りません。たぶん一年間(2017年10月)までこの臨時のルートになるかと思われます。以前は画像下のように王宮広場を半周したのですが・・・

Bus80 Sanam Luang

さて、終点の民主記念塔の手前はカオサン通りのすぐ横です。昔と違って安宿と情報を求めてバックパッカーが集まる所ではなくなったように思えます。スマホさえあればいくらでも旅の情報が得られる時代ですが、なぜか未だに旅人が集まります。

Khaosan 3

また民主記念塔の辺りは「ラッターナコシン島」と呼ばれるバンコクの始まりの地で、この辺りの散策はいにしえにバンコクを歩く歴史の道でもあります。関連エントリーは「ラッターナコシン、いにしえの島を歩く」や「ラッターナコシン博物館」などがあります。

Ratcha Natdaram 3

いかがでしょうか、80番はワット・シーヌアンからペットカセーム通りまでが他の路線がない(80n番は一部同じです)独自路線です。その辺りを詳しく書きましたが、そこではバンコク都とは思えないような雰囲気が味わえます。

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2017.01.18 | コメント(2) | バンコク路線バス

都会の思わぬ所に渡し船

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月17日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。いやぁ~昨日は良い天気でしたねぇ~ サムットプラカーン県でソンテウにいつものようにステップ立ち乗りをしていましたが、運悪くずっと日差しが直接当たる方向だったので、腕も足もじりじりしていました。

昨日のエントリーでそのサムットプラカーン県でソンテウが集まるサムロンの事を書きましたが、BTSスクムビット線のベーリング以南の延伸部で、サムロンが最初の駅になります。

そのサムロンは1980年代半ばから知っていて、今のアパートがサムロンからそう遠くないのも、何か昔の土地勘みたいなのが働いたのかも知れません。

そのサムロン駅は現在の一番賑やかな所であるインペリアル・ワールドや市場からは離れていて、サムロン運河の南側にあります。その為にBTS得意のスカイウォークを駅からサムロン運河の北側にある繁華街まで通そうとしています。

20170116 Samrong

このサムロンって賑やかな所は運河の北側に全てあり、スクムビット通りには歩道も無くて運河の南北で歩行者の行き来が少ない所でした。

スクムビット通りの下って言うか横には歩行者用の仮橋はあったのですが、その仮橋から50mぐらいの所に渡し船があったぐらい、運河を挟んでの行き来が不便だったのです。

その渡し船、バンコク周辺部では珍しいロープを伝うように船頭さんが舟を動かすタイプで、「珍景!渡し舟私的ランキング」で見事に1位に輝きました。

Samrong 1

ロープを使った渡し船は他にもあるのですが(画像下はラムカムヘンのセンセープ運河)、人力は私が知る限りここだけです。

Ram 29 2

それも・・・早い時期にもう見る事は出来なくなるように思えます。

渡し船・・・バンコク都とその周辺県だけでも多くを見て来ました。上記の通り私的ランキングを発表(笑)しているぐらいで、チャオプラヤー川の渡し船は河口からパークレットまで全ての渡し船を書いています。最新のエントリー「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」から遡れます。

20170116 PhraPhraDaeng

こんなに渡し船が好きなのは・・・路線バスと同じで、そこに住む庶民の足だからです。特に渡し船は路線バスよりそれが色濃く出て、船を使う人々はその地域の人だけなのが普通です。そして当たり前ながら交通事情が良くない所に多くあります。

そんな想いがブログで伝わったのか・・・読者から私が知らない渡し船をコメントで教えて頂きました。

今日の本題はその知らなかった渡し船です。

年が明けてから行きましたが・・・なかなか良いです。もっとも「良い」の意味が私的に偏り過ぎているかとは思うのですが(汗)

20170116 Bang Sue 1

私が見て来た中で最も短い渡し船だと思います。上述のロープを伝うサムロン運河やセンセープ運河の渡し船より短いです。板を渡せば通れそうな・・・

20170116 Bang Sue 2

場所は・・・バンスー運河で広義で言えばMRTカムペーンペット駅Kamphaeng PhetとBTSサパーンクワイ駅Saphan Khwaiの間です。狭義で言えばオートーコー市場Ortorkor Market裏からワット・パイトンWat Phaiton裏です。

カムペーンペット側にあるオートーコー市場はチャットチャック・ウイークエンドマーケットに近い事もあって観光客が多い市場ですね。市井の市場とはかなり異なって大変綺麗に整備整頓された農業協同組合による市場です。

Ortorkor Market 1

ある意味着飾った外面を感じますし、市井の市場に並ばない旬ではない高い果物も並んでいます。値段は比べようもありません。最近では中国語の表示が大変多いので、中国人観光客が主なターゲットと思われます。いずれにしても「タイ庶民の市場」ではないので、渡し船の利用者は通過するだけです。

Ortorkor Market 2

ここは何度も通っているのに・・・まったく気が付きませんでした。読者から教えていただいた後でも、オートーコー側からの船着場がちょっと探してしまいました。市場の裏でも西端に船着場があります(画像下で右の木の下、左は市場)。

20170116 Bang Sue 3

20170116 Bang Sue 4

サパーンクワイ側は生活感たっぷりな運河沿いの小道を行けば、ワット・パイトンの裏にも横にも出られます。

20170116 Bang Sue 5

20170116 Wat Phaiton 1

ワット・パイトン自体に関しては説明板もなくてお寺の謂れなどは不明です。結界石で囲まれた本堂は閉まっていました。

20170116 Wat Phaiton 2

このお寺からパホンヨーティン通りSoi15を歩けば10分もしないでBTSサパーンクワイ駅です。この短い路地がなかなか「良い」感じです。お寺側はタンブン屋さんが多く、パクソイに向かうに従って食堂が多い下町商店街の趣です。周辺に住む人はさぞ便利かと思います。

20170116 Wat Phaiton 3

サパーンクワイ駅周辺は(営業中のBTS沿線を扱わない)本ブログで唯一多くのエントリーがある所で、出来たらここに住みたいと思うぐらいの好きな町です。(私からすれば)都心部とも言える所でありながら下町風情を感じます。Soi15のパクソイの南はすぐBTSの駅です。

20170116 BTS

渡し船に戻りましょう。
船賃は3バーツ。船の中で船頭さんに払います。船が反対側の時は桟橋で船頭さんに合図すればすぐに来てくれます。小さな船なので乗り降りに十分注意が必要です。

20170116 Bang Sue 6

20170116 Bang Sue 7

面白いのは短い距離の渡し船なので、船の向きを変える事はありません。行き(ワット・パイトン→オートーコー)は舳先に向けて動きますが(画像下)、帰りは船頭さんだけ向きを変えて漕いでそのままバックします(画像下の下)。

20170116 Bang Sue 8

20170116 Bang Sue 9

バンスー運河はタイ国鉄SRTバンスー駅の広い敷地の南側から、ラップラオ運河に繋がる東西の運河です。バンコク大洪水の時は南下する洪水の止める境となった運河で、ご記憶がある方も多いのではないでしょうか。

20170116 Bang Sue 10

さて、渡し船・・・ご近所の方が利用されるだけでなく、オートーコー市場とBTSサパーンクワイ駅を結ぶ近道として使えそうです。BTSモーチット駅で乗り換えてMRTを一駅だけ乗ってカムペーンペット駅に行くなら・・・と言う比較論で、あまり時間差はないかも知れませんが、「近道を知っている感」はたっぷりなので自慢できるかも(笑)

いやぁ~ 面白かったです。
教えて頂いた読者に感謝です。ありがとうございました。

20170116 Map Boat

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2017.01.17 | コメント(5) | 水上/運河ボート

最終回!新線ライトレッドライン④ タリンチャン駅

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月16日、今朝のバンコク(の隅っこ)は薄曇りですが、これから晴れになるようです。昨日は終日うす曇りの一日でした。乾季なのか雨季なのか分からない日が続きましたが、少しは落ち着くのでしょうか・・・

さて先日、久しぶりにサムロンを歩いたのですが、BTSベーリング駅から先の工事でぐちゃぐちゃだったスクムビット通りがすっかり片付いていました。外から見るだけですが、サムロンまでは今年中に試験運転が出来そうな雰囲気でした。

20170117 Samrong

サムロンは私的にサムットプラカーン県の浅草だと思っている所で、周辺に多くある工場に勤める女工さん達がバンコクまでは出ないで、ソンテウが集まるここで買い物を楽しむ所。

ここまで一駅延びるだけで街は大きく変わるでしょうし、BTSが初めてサムットプラカーン県に進入する事になります。

そんなバンコクどころか周辺県をも変えようとしているいるかに見える都市型鉄道、昨年3月から全ての新線工事区間を見て来ました。それもなんと全て歩いて!

歩いて初めて見える物もありますし、何よりも駅だけでなくその周辺の街や人々の暮らしに近づく事が出来るのですよねぇ~ それにしてもなんて馬鹿な事をしたのでしょう(笑)

それも今回のエントリーで一応の最後です。読者コメントだとBTSモーチット北の延伸がエントリーした以外にも離れた所であるようですが、それだけ残して大団円です。

と言う事で、今回のライトレッドラインを除き、エントリー済みの新線と延伸工事の全てを記しておきます。

New Railway 2016 DEC

そしてMRT、BTSにSRTの新線、延伸工事区間のエントリーは以下の通りで、それぞれのシリーズ最終回から全てのエントリーを追えます。

MRTの新線パープルラインを歩くシリーズ
MRTブルーライン・ファランポーン駅からの延伸部を歩くシリーズ
MRTブルーライン・バンスー駅からの延伸部を歩くシリーズ
BTSスクムビット線ベーリング駅からの延伸部を歩くシリーズ
BTSスクムビット線モーチット駅からの延伸部を歩くシリーズ

おまけで(笑)ローカル鉄道そのもののタイ国鉄マハーチャイ線は17回のエントリーで全ての駅を紹介しています。私的なお勧めです。17回目のエントリーから全て追えます。
マハーチャイ線を歩く17 ついに終点マハーチャイ駅

そして今回のテーマ、ライトレッドラインの今までのエントリーです。
国鉄新線ライトレッドライン③ バーンバムル駅
新線ライトレッドライン 全て見せます② バーンソン駅
タイ国鉄新線ライトレッドライン 全て見せます①

そして4回目がいきなりの最終回(笑)いやぁ~ライトレッドラインって短いわけではないのですが、駅が(実際に目で確認できるのは)四つだけなのです。しかも今回エントリー分の駅周辺は・・・この下の本文通りです(汗)


タリンチャン駅Taling Chan

バーンバルム駅を出て線路は西へ向かいバンコクノイ運河を越えます。高架は高速道路で鉄橋が在来線、その向こうに新線があります。ちょうど在来線のディーゼル車が運河を渡っていました。

20170117 Taking Chan 1

20170117 Taking Chan 4

下の画像はバンコクノイ運河の西側から東を撮ったもので、奥がバーンバルム駅側になります。

20170117 Taking Chan 2

この下の画像はその反対側で西側を撮ったもの。奥がタリンチャン駅側になります

20170117 Taking Chan 3

こうした線路沿いを歩くのは・・・本当に面白くありません(笑)線路のフェンスにどこにでもあるような住宅街って言うか、あまり生活感がない町並みが続きます。線路沿いを歩くのに飽きた頃にタリンチャン駅です。

20170117 Taking Chan 5

在来線の駅名は「タリンチャン・ジャンクション駅Taling Chan Junction St.」なんですね。トンブリー駅からの南本線とファランポーン駅からの南本線がこの駅で合流します。トンブリー駅に向かうと途中に観光客に人気の(私は苦手な)タリンチャン水上マーケット(画像下)があります。

20170117 Taking Chan 6

ここも立派な駅が出来ていますが、その横にはプラットフォームがあるようなないような在来線の駅です。

20170117 Taking Chan 7

20170117 Taking Chan 8

駅の周辺は・・・好奇心を刺激するものは何もないです。バス通りも遠く30分以上ソンテウも通ってなかったです。この駅を利用している方はどうしているのか? って言うか駅を作った意味すらも、在来線があったから以外には見出せませんでした。

20170117 Taking Chan 9

タリンチャン駅で今の所ライトレッドラインとしてはここまでのようです。

最初のエントリーにも書きましたが、ライトレッドラインは2013年にディーゼル車で試験走行を乗客を乗せてしています。それからですので3年以上立派な駅が使われていないままです。

私の勝手な推測ですが、最終的には電車を走らせるのでしょうが車両や運行システムは決まっているのか? この新線に都市型電車を走らせても営業的に成り立つのか? あるべき姿は在来線の線路を廃止して、ライトレッドラインに在来列車も走らせるべきだが・・・もう答えの出ない推測ばかりが出て来ます。

ライトレッドラインもダークレッドラインも新バンスー駅の完成待ちでしょうが、いったいどうなるのか・・・楽しみですが、私がその開業した新線を見る事はないように思えます。

20161208 Map

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2017.01.16 | コメント(4) | 国鉄・BTS・MRT

チャオプラヤー名橋奇覧⑨ラマ8世橋

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月15日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りですが、この後晴れそうに思えます。昨日は久しぶりに良い天気でしたが、涼しくもあった一日です。毎日こんな天気だと助かるのですが・・・

1月15日、以前はこの日に成人式がありました。ちょうどこの時期は東京でも雪が降る事があって、そんな事が思い出されます。今だと「センター試験の日は雪が降る事が多い」でしょうか。厳しい寒さも後2ヵ月です。皆さん身体に気を付けて下さい。

ところで、この日以外にも日本の祝日って・・・古いまま私の頭の中に残ってしまい、それがアップデートで上書きされないままなのです。それは遠い昔に初めて日本の住所を抜いて海外に住むようになって時のままなのです。

海外に長いと言えば、前国王ラマ9世(プミポン国王)の兄君であられたラマ8世はその生涯の多くを海外で過ごされていました。ドイツのハイデルベルグで生まれ、人生の多くをスイスで過ごし、ラマ7世が退位されてタイに戻られた翌年に変死と言う・・・タイではタブー視されている話です。

昨年3月にそのハイデルベルグを旅した時、古い街並みの旧市街を見ながら、幼いラマ8世もここを歩いたのだろうか・・・そんな事を私は思っていました。

20170115 Rama 8-3

さて、強引な前置き話を止めて、そろそろ本題に入りましょう。
年末年始の特番的エントリーが続いていたので、久しぶりになってしまった通常版エントリーの最後は「チャオプラヤー名橋奇覧」シリーズです。

チャオプラヤー川に架かる橋を河口から遡って見て来ましたが、前回はピンクラオ橋でした。そのピンクラオ橋からも良く見えます。画像下では手前がピンクラオ橋で、奥の塔がラマ8世橋です。

20170115 Rama 8-1

また、バンコクの基礎となったラッターナコシン島を歩くと、この橋の印象的な塔がどこからでも見る事が出来ます。(画像下で右奥上です)

20170115 Rama 8-2

ラマ8世橋・・・非常に印象的なフォルムですねぇ・・・
その本題に入る前に、本シリーズのエントリー済みは以下の通りです。

チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑥ プラ・ポックラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑤ タクシン橋
チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋
チャオプラヤー名橋奇覧③ ラマ9世橋
チャオプラヤー名橋奇覧②プミポン橋1&2
チャオプラヤー名橋奇覧①カンチャナピセーク橋

それでは本題に・・・

ラマ8世橋 Rama Ⅷ Bridge

ピンクラオ橋の1㎞弱上流に架かる橋です。橋の高さがあるのでランプ部も長く、ラマ8世通りで右岸(西側)はピンクラオ通りとアルンアマリン通りとの交差点に繋がります。

Rama8 Bridge 1

左岸(東側)はサムセン通りの上を通り、ラチャダムヌンノーク通りへと繋がります。ムエタイの「ラーチャダムヌン・スタジアムRachadamnoen MueThai Stadium」の南側です。

20170115 Rama 8-4

ラマ8世橋は塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接繋ぎ支える構造の斜張橋Cable-stayed Bridgeで、厳密には塔と塔の間に張ったメインケーブルを介して橋桁を支える吊り橋とは異なります。横浜のベイブリッジは斜張橋で、東京のレインボーブリッジは吊り橋かと・・・まぁ、そんな事はどうでも良いかも(笑)

20170115 Rama 8-5

チャオプラヤー川に新しく架けられた多くの橋がこの斜張橋で、ずっと下流ですがフォルムが非常に美しいプミポン橋1&2(画像下)もこのタイプです。

20161016 Bhumibol 2-1

ただ、ラマ8世橋は塔が右岸(西側)だけにある非対称の珍しいスタイルです。右岸の陸上にある主塔ひとつで橋を橋桁を支えているので、その主塔は力強く、川には塔がないのも特徴です。

20170115 Rama 8-6

Rama8 Bridge 2

1999年建設開始で開通が2002年5月7日ですが、プミポン前国王が兄君ラマ8世の誕生日9月20日にラマ8世橋と命名しました。珍しく日本のODAではなく、調べると中国系の名が出て来ます。興味深いですねぇ~

20170115 Rama 8-7

塔がある西側はラマ8世公園として整備されており、ラマ8世像が見つめているのはチャオプラヤーの流れなのか、その先の王宮でしょうか・・・

Rama8 Park

東側はラマ5世によって建てられた「バンクンプロム宮殿Bang Khun Phrom Palace」がチャオプラヤー川に面しています。その奥にある「タイ銀行博物館Bank of Thailand Museum」の一部として使われているようですが、この博物館は事前予約のグループのみ立ち入りが出来るので、私はその機会に恵まれていません。

20170115 Rama 8-8

また東側の少し上流側には「テウェス船着場Thewet Pier」があって、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに対岸への渡し船が2ルート、そして2016年9月にスタートしてクルンカセーム運河ボートの船着場もあります。「チャオプラヤー渡し百景8 テウェス」でもエントリーしています。

20170115 Rama 8-9

橋は歩道もあって、川の流れと周辺の景色を楽しみながらこの両岸を行き来出来ます。また歩道の手すりは蓮をモチーフにしたデザインかと勝手に想像しています(汗)

20170115 Rama 8-10

20170115 Rama 8-11

この橋を渡る路線バスはないと思っています。西側は57番(トンブリー地区循環)の時計回りが橋の下でUターンします。東側はサムセン通りを走る下記のバスなど多く走っています(もっとありますが把握してる番号のみ)。
3番(北バスターミナル~クルントンブリー駅)
9番(カンラプルック通り~国鉄サムセン駅)
32番(王宮広場~パークレット)
33番(王宮広場~パトゥムターニ)
49番(北バスターミナル~ファランポーン駅)
53番(旧市街地循環)
64番(ノンタブリー船着場~王宮広場)
65番(ワット・パクナム・ノンタブリー~王宮広場)
516番(バーンブアトン~テウェス)

いかがでしょうか、チャオプラヤー川に架かる橋でもその存在感は一番でしょうか。私には他の橋では感じない、男性的で力強い橋に見えます。

20170115 Map

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2017.01.15 | コメント(0) | バンコク街歩き

109番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月14日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

セリタイ通りSeri Thai ~ バーンカピ市場Bangkapi Market ~ ラムサリー交差点~ラムカムヘン通りRamkhamhaeng ~ プラカノン通りPhra Khanong ~ ラマ4世通りRamaⅣ ~ ファランポーン駅Hua Lamphong

Bus109 Map

セリタイ通りとアウターリングのジャンクション西側から、ファランポーン駅までの路線です。

ラムカムヘン通りからラマ4世通りは他の番号と競合する区間ですが、109番そのものは本数があまり多くなく(20~30分に一本)、なかなか乗る機会がありません。


バス車種

委託ノンエアコンバス


ルート周辺

バスの出発はセリタイ通りのバス車庫からです。セリタイ通りはバーンカピとミンブリーを結びセンセープ運河の北側を走る道路で、バス車庫はアウターリングとの大きなジャンクションの西側にあります。車庫内にベンチがあって出発のバスを待てます。

Bus109 Seri Thai

バス車庫がある周辺は今は古くなった新興住宅街が多いように思えます。その中でもバス車庫の前はナワタニ・ゴルフコースNavatanee Golf Courseの立派な入口があります。1975年のワールドカップが行われたと誇らしげな看板が目立っています。もっともバス利用者には関係ない話ですが(笑)

Navatanee Golf Course

バスはセリタイ通りでバーンカピに向かいます。この通りからは見えませんが北側には運河を利用した池が多く公園が続いています。そんな中で「ナワミン・ピロム公園Nawamin Phirom Park」の南をバスは走ります。この公園はまるで直線400m以上のボートコースのように見えますが、ジョギングなどには最高の所です。

Nawamin Phirom Park 2016 NOV

次にバスはバーンカピ市場とパンティップ前の通りの反対側を走ります。復路ではバス停前が左折専用レーンなので直進する109番は停まれないのですが、直進レーンで停まってくれる時があります。いずれにしても復路でバーンカピで降りたい時は注意です。

Market

パンティッププラザ内はプラトゥーナムに比べたら人は少なくゆっくり見られますし(お兄さんが変な声をかけてくることもないです)、PCパーツは結構幅広く売られています。値段も相対的に安いです。

Pantip Plaz

Pantip Plaz inside

またこのバス停すぐ横にあるラップラオ通りSoi150の奥がセンセープ運河ボートのバーンカピ船着場です。私がアパートから都心部へ出る定番ルートで、ここから運河ボートに乗ると空いていて良い席(水しぶき、振動、騒音が少ない)に座れるのです(笑)

Bus060 Bangkapi

バーンカピでセンセープ運河を渡りラムサリー交差点で右折してラムカムヘン通りへと入ります。バーンカピからラムカムヘンへと入る区間が分かり難いのでマップを作成しました。

Bus109 Map Detailed

ラムカムヘン通りは若者が多く住むエリアですが、同時に近くにいくつかのイスラム寺院もあってムスリムの方が多く住むエリアです(センセープ運河沿い全体がそうですが)。そのラムカムヘン通りへ通じる路地はどこも生活しやすそうな感じで、食堂、ランドリー、カフェ、駄菓子屋など私の故郷の深川を思い出させます。

Ramkhamhaeng 2

ラムカムヘン通りが左に少しカーブする辺りがラジャマンガラ国立競技場Rajamangala National Stadiumとラムカムヘン大学です。ラジャマンガラ国立競技場はサッカーの交際試合がよく行われますね。2016年にはロシアワールドカップ予選に日本とタイが戦いました。

Rajamangala 2016NOV

ラジャマンガラ国立競技場の北側で、ラムカムヘン通りで言えばSoi61から65の反対側(偶数側)には「ラムカムヘン大学前ナイト・マーケット」が毎晩(たぶん)開催されています。

July14 Ramkhamhaeng 9

ラジャマンガラ国立競技場を過ぎるとすぐラムカムヘン大学前です。ラムカムヘン大学はマンモス大学で多くの若者が働きながら卒業を目指しています。ここは「ラム1」とも呼ばれ、「ラム2」はバンナーキャンパスの事です。

Bus109 Ram 1

Ramkhamhaeng 3

ラムカムヘンSoi39には「ワット・テープリーラーWat Thepleela」があります。ここははいつ行っても参拝者が多い人気のお寺です。多くの参拝者(しかも女性ばかり)が大きな木に水をかけているので、何かいわれがあると思うのですが、私のタイ語レベルではまったく解りません(汗)

Wat Thepleela 2

ラムカムヘンSoi24には地元の方が使われる市場があります。この市場横から出発するソンテウはラムカムヘン大学とラジャマンガラ国立競技場の裏を通り、ショッピングモール「ザ・ナイン」へ行けます。

Bus093 Seri Market

Jun 02 Nine 1

ラムカムヘンSoi29の奥ですが舟に繋がれたロープが操作され、立ったまま乗る変わった渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」で4位に輝いた(笑)渡し舟ですが、かなり揺れるので怖いです(笑)

Ram 29 2

ラムカムヘンSoi12の隣が「ザ・モール・ラムカムヘン」です。モール・グループの中でもかなりローカル色を感じるのですが、ラムカムヘン地区のランドマーク的存在です。ラムカムヘン通りの反対側にもモールがあって、動く歩道の歩道橋(笑)で結ばれています。

Mall Ram 2

ラマ9世通りを越えるとすぐタイ国鉄東本線の踏切を渡りますが、その上にはエアポートリンクが走り「ラムカムヘン駅」のすぐ横をバスは通ります。

AirportLink Ramkhamgaeng ST

ラムカムヘン通り、パタナカーン通り、ペッブリー通り、スクムビットSoi71が交わるのがクロンターン交差点。バスはここを直進しプラカノン通り(スクムビットSoi71)へ入ります。

Bus109 Ram 2

バーンカピ市場前からクロンターン交差点までの間、センセープ運河と並行してバスは走りセンセープ運河ボートの船着場が続きます。センセープ運河ボートに関しては「センセープ運河ボート完全ガイド2 基本の基本」と、このエリアを紹介した「センセープ運河ボート完全ガイド6 東ライン3」があります。

Pier 2

バスはプラカノンでスクムビット通りを一瞬走ってからラマ4世通りへと入ります。ここでスクムビット通りへ入る手前東側はプラカノン市場です。

Market

このプラカノン市場の奥にはプラカノン運河ボートの乗り場があります。「プラカノン運河を行く」で詳細を紹介していますが、ゆっくりと静かな運河ボートでシーナカリン通りのイアムソンバット市場まで行けます。私的に最も好きな運河ボートですが一時間に一本です(汗)

PhraKanong

さてラマ4世通りに入ったバスは2016年3月に出来たばかりの「スアンプルーン・マーケットSuanplern Market」前を通ります。

APR07 Suanplem 7

そして次がラマ4世通りで一番乗り降りが多いのがクロントゥーイ市場です。クロントゥーイ市場に関してはバンコクで一番大きな市場なので、多くのサイトが紹介していると思います。私のホームページ(ブログではなく)では古いのですが「Talat Khongtoey/クロントゥーイ市場」で紹介しています。

Bus102-Khlong Toei Market

クロントゥーイからラマ4世通りが高速道路高架と鉄道踏切を越えればボンカイ地区。何年か前に赤シャツ派と治安部隊が激突した場所のひとつです。16年前の在住時にはムエタイ・スタジアムがここにあり、スタジアムがラムイントラに移った今も「ルンピニー・スタジアム」と名前だけが残っています。

Bus109 Bonkai

この地区でラマ4世通りの南側には裏サトーンになり、私的に好きな食堂やレストランが多くあります。またこの地区にはマレーシアホテル周辺にカオサンとは趣が異なるゲストハウスが多く、(あまり目立たない)バックパッカーが多いのも特徴です。

Bus074 Malaysia Hotel

ちなみに「マレーシアホテル」はヤワラーの「楽宮大旅社」と並んである時代には怪しげな意味で有名なホテルでした。ヒッピーとかドラッグ・・・そんな時代の事で、今はそんな事はないようでし、そんな昔を知る人も少なくなっているのでしょう。

マレーシアホテル周辺ではドイツ料理の「RATSSTUBE」、イタリアンの「リド」、そして料理の鉄人イアン・キットチャイの「ISSAYA Siamese Club」を紹介しています。リドは昔の面影はなくがっかりでしたが、イアン・キットチャイの店はさすがでした。

Matsaman Curry

まだ本ブログでは紹介してませんが、「日月楼餃子」も以前の在住時に通った店です。小さな店でいつも混んでいるので、今は前を通ってもなかなか入る機会がありません。

Bus074 Chin

ラマ4世通りでルンピニー公園が見えくればウィッタイユ通りとサトーン通りとの交差点です。ずいぶん昔になりますが、この交差点角にルンピニーナイトバザールがあったのですが、もう知る人は居ないかも(汗) ウィッタイユ通り沿いでそのお隣が日本大使館です。

Japan

ラマ4世通りとラチャダムリ通りとの交差点は「サラデーン交差点Sala Daeng」で左はシーロム通りになり、夜には多くの人で賑わう「タニヤ」や「パッポン」などの繁華街がすぐ近くです。なぜか酒屋で両替が出来るタニヤ・スピリットは結構両替レートが良かったりします。

Taniya Exchange

サラデーン交差点の角は「ルンピニー公園」。ルンピニー公園はビジネス街のビルに囲まれた大きな公園で、中にある池ではボートを漕いだり、ジョギング、自転車、太極拳など思い思いのリラックスした時を過ごされています。ラーマ6世統治時代に出来たようで、南西の入り口にラーマ6世の銅像が立っています。

201604 Lumpini Parke

サラデーン交差点を過ぎて北側は「アンリ・デュナン通りHenri Dunant」で赤十字を創設したスイス人の名を冠した通りで、タイ赤十字の施設が点在しています。そして「タイの東大」ことチュラロンコーン大学があります。

Chulalongkorn Uni

ラマ4世通りを西に向かうバスはサムヤーン交差点Sam Yanに入ります。交差点の南はワット・ファランポーンWat Hua Lam Phongです。あまり知られていない話ですがバンコクで亡くなられた旅行者を荼毘にふすお寺のひとつです。私もこの寺での荼毘について直接お寺と調整した経験があります。

Wat Hua Lam Phong 2016OCT

ワット・フアランポーンのラマ4世通り反対側は商業施設「チャムチュリ・スクエアChamchuri Square」です。場所柄若いお嬢さんが多いようで、中に日本系レストランが多いの特徴でしょうか。

Chamchuri Square 2016 OCT

さてバスはやっと終点のタイ国鉄のバンコク中央駅「ファランポーン駅」です。正式には「クルンテープ駅Krung Thep」 なのですが、ここにある地下鉄MRTは「ファランポーン駅」が正式名です。

ST 1

バンスー駅への中央駅機能移転の話もあるので、ここで駅が見られるのもいつまでか・・・。ファランポーン駅に関してのエントリーはたくさんあり、「思い出のバンコク中央駅」などがあります。南バスターミナル同様に若い時はここから北へ南へと向かいました。

20161219 Station 5

またファランポーン駅の横に流れるパドゥン・クルンカセーム運河には2016年9月から運河ボートがテウェスまで運航されています。「全て見せますクルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場」などで詳細をエントリーしています。

Sep11 Canal 9

ファランポーン駅では駅舎正面から見て左側にバス停があり、復路はここが始発になります。下の画像はファランポーン駅前で本来バス停はないのですが、復路の終点でここで降ろしてくれる時が多いです。

Bus109 Hua Lamp Phong

いかがでしょうか、この路線独特の区間はなくて、全て他のバスと競合します。本数が少なく、たまに来ても空いているのが特徴でしょうか。近い将来廃止になるかも知れないので、乗るなら今のうちです(笑)

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2017.01.14 | コメント(3) | バンコク路線バス

路線バスで行くナコーンパトム② サーラーヤー/農耕ツアー

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月13日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。 昨日は雲が多いながらも晴れもあったのですが、何だか乾季らしくない天気がまだ続いています。

さて、このシリーズも年末年始に特番を入れたのでだいぶ間が空いてしまいました。ターチン川の流れに魅力を感じその流域を散策する中で、ナコーンパトムとその周辺を旅したショートトリップ「ぶらり散策」のエントリーです。

バンコクからナコーンパトム県の街へ行くにはロットゥーが一番手軽だとは思うのですが、ロットゥーは大嫌いな乗り物です。列車や大きなバスで行く事も出来ますが、やはり途中下車が楽しめる路線バスが一番です。

そこで『路線バスで行くナコーンパトム』、今日は第2回目ですが、今までのエントリーは以下の通りです。BTSバンワー駅から84n番でプッタモントンに行ったのが前回です。

第1回目 「路線バスで行くナコーンパトム① プッタモントン
前置き話(笑)「好青年に助けられた旅 カーオホン百年市場

さて、仏教公園のプッタモントンを見終えて、84n番で降りたバス停まで戻りました。次の目的地は来たバス次第です。これがいつものルール。待ちたくないから来たバス次第で行き先を変えるのが、時間だけはたっぷりある身だから出来る贅沢です(笑)

20161223 Phutthamonthon 10

また84n番が来たらサーラーヤーを象徴するようなマヒドン大学へ行こうかと思っていたのですが、来たバスは547番でした。遠く都心部のルンピニー公園からサーラーヤーはワット・スワン・ナーラムWat Suwan Naram近くのバス車庫へ行くバスです。

Bus547 Salaya

マヒドン大学前も通りますが、折角の547番なので大学で降りずにそのまま終点まで乗る事にしました。終点には何もありませんが、読者には私の目的がお分かりかと思います。そう、ただ終点まで乗りたいだけです(笑)

547番のバス車庫近くにはタイ国鉄南本線の「ワット・スワン駅Wat Suwan」があって、目の前がワット・スワン・ナーラムです。そしてお寺の正面がマハサワット運河Maha Sawatが流れているので、バス車庫を見るついでに寄るつもりでした

Wat Suwan Soi 2016NOV

実際は終点バス車庫の手前で降ろしてもらい(この辺りはバス停がないのです)、ちょっと心配になる細い路地(画像上)に入ります。数分歩いて視界が開けたら目の前は国鉄の線路です。ワット・スワン駅は都心から来た各駅停車がサーラーヤー駅の次に停まる駅で、プラットフォームもありますし駅舎もあります。

20170113 Wat Suwan 5

Wat Suwan St 2016NOV

この駅に「アグロツーリズムAgro Tourism」と看板が立っていました。アグロって英語で農耕の意味なのですが、実際に農業体験でもさせるツアーかと勘違いしてしまいましたが(汗)その看板に説明がありました。「Sightseeing Tour of Fruits and Floweres Farms along Mahasawat Cannal by Amazing Long Tail Boat」とあるので・・・マハサワット運河沿いの果樹園や花農園を回るツアーのようです。

20170113 Indicator

この駅の北側がワット・スワン。お寺自体は失礼ながら特徴がなく、本堂の仏像はベトナムお寺の様にライトアップされています。この辺りは日本人感覚では理解が難しい所です。

20170113 Wat Suwan 1

ただ、お寺の正面に流れるマハサワット運河はなかなか雰囲気が良いです。護岸工事があまりされていなく、運河沿いに住む人々との境を感じないのが良いです。

Wat Suwan 2016NOV

お寺からこの運河に向かって右側に運河に接した食堂のような建物があるので、ツアーの中身を聞きに向かいました。その前にちょうどツアーから戻った所なのか、お子様とご両親のご家族がボートから降りて来ました。

20170113 Wat Suwan 2

「ツアーですか?」と話かけたら・・・奥さんがタイっぽくない英語で返事をしてくれました。どこかに留学でもされたような英語です。旦那さんは英語は駄目でしたが・・・
私  「アグロツアーですか?」
奥さん「はい、今ちょうど戻った所」
私  「面白かったですか?」
奥さん「ええ、これが目的で来たから」
私  「いくらでしたか?」
奥さん「ボート貸し切り代が350バーツで、アドミッション代70バーツ/人です」
私  「(声に出さなかったけど)高っ!」「時間はどのくらいですか?」
奥さん「2時間かかったわ・・・ちょっと子どもが飽きちゃって・・・」
私  「ありがとうございます。英語がとてもお上手ですね!」
奥さん「ありがとう、ところでどうやってここまで来たのですか?」
私  「路線バスでバンコクから」
奥さんと旦那さん、目を丸くして驚いていました。自家用車で来るのが常識みたいですね。

20170113 Wat Suwan 3

その後、ツアーの受付っぽい所で確認しようと思ったのですが、料金表など(少なくとも英語では)無くて、仕方なしに食堂のおばちゃんに聞きました。するとおばちゃんはどこかへ消えてオジサンを連れて来て、何やら話しています。

どうも外国人のお客一人じゃ行きたくないようです。ボートのオジサンだけでなく果樹園とか相手側の事情もあるのでしょう。そんな雰囲気を察して・・・本当は私も大して行く気じゃなくてツアーの内容を詳しく知りたかっただけですから、「今日は止めます」と言ってそこを後にしました。

20170113 Wat Suwan 4

蓮池、果樹園など4カ所をまわるようです。当然ですがここは一人で行くような所じゃなくて、グループで行く所ですね。他にお客がいれば一緒も考えられますが、周りは誰もいないし・・・

20170113 Wat Suwan 6

歩いて4006号線に戻り、バスが来たら停めるつもりでバス車庫に向かいましたが、結局車庫まで20分程度歩いてしまいました。車庫内でエアコンを付けたままのバスに乗って出発待ちです。

Bus547 Depot 2

幸いバスはすぐ出発して今度はマヒドン大学前で降りました。路線バスの旅をしていて、大きなキャンパスがあると中を歩く事にしています。中に博物館(実際は収集室のようなもの)があったり、キャンパスバスを見るのも楽しいのですが、キャンパス内の雰囲気が好きだからです。

Bus547 Mahidol

マヒドン大学Mahidol Universityはラマ5世によって1888年の設立されたシリラート病院医療学校が前身で、1943年に正式に大学になり、その後1969年にラマ8世の名(アーナンタ・マヒドン)を冠した大学になったようです。

Mahidol University 2016NOV

チュラロンコーン大学やタマサート大学と比べられる名門のようですねぇ~ この辺りのバンコク行きのバスやロットゥーでは留学生なのか外国の方がよく乗られています。そして好きなキャンパスバスです(笑)

Mahidok Shuttle B

キャンパスはかなり広そうなのでキャンパスを回ると時間がかかりそうです。他に寄りたい所もあるのでタイ国鉄「サーラーヤー駅Salaya」に向かいました。特に駅が目的地ではないのですが、やはり見ておきたいのです(笑)

20170113 Salaya St.

Salaya SRT St.2016NOV

駅の後に駅前にある市場を見てちょっと遅めのランチを頂きました。デザートでパイナップルを差しながら市場前で次のバスを待ちます。

Salaya Market 2016NOV

この次に乗るのはバンコクの路線バスではなく、はいよいよ地方バスになります。

20170113 Map

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2017.01.13 | コメント(0) | タイ・トラベル

全て見せます クルンカセーム運河ボート③ ノパウォン船着場

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月12日、今朝バンコク(の隅っこ)は雲が多いながらも晴れそうです。数日間雨季のような天気が続いていましたが、昨日の午後にはやっと青空が少し見えました。

そんな昨日は今年初の王宮エリアに行きました。王宮広場には入らずバスの乗り換えだけだったのですが、王宮エリアは交通規制も黒服の弔問者も何も変わらず続いていました。地方から団体で大型バスを使っての弔問者がほとんどのように見えます。

そんな中で見かけた日本語、ほんの少しだけ日本語が残念ですが、立派な字は私より上手です(汗) 機械翻訳とは思えないのですが、若い人が慣れない謙譲表現をした感じでしょうか・・・それとも機械翻訳でここまで出来る?! 書いた人は日本人か日本語を書くのにかなり慣れた人かと思います。十分に意味は通じますし、こうした掲示を出す経緯を考えると頭が下がります。

20170112 Sanam Luang

さて、年末年始の特番を入れたので前回からだいぶ間が開いてしまいましたが、昨年スタートした(2016年9月5日)クルンカセーム運河(正式にはパドゥン・クルンカセーム運河)ボートの第3回目です。
第2回目「全て見せますクルンカセーム運河ボート② ファランポーン船着場
第1回目「全て見せますクルンカセーム運河ボート① 新船着場

上記以外にもこの運河ボートに関しては運航スタート4日後にはエントリーしていて、現在バンコクで最も新しく、旧市街地に近い運河ボートです。
BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河
BKK旧市街に新しい運河ボート①パドゥン・クルンカセーム運河

Sep11 Canal 5

前回のエントリーでバンコクの成り立ちと運河の事を書いています。このクルンカセーム運河はラッターナコシン島を外敵から守る為の3番目の堀で、タイでどこでも見かける農耕用や運搬用の運河とは異なるなどです・・・

そのクルンカセーム運河は過去何度か運河ボートが運航されています。私自身が知っているのはイベントに合わせた暫定的な運航ですが、もっと以前には普通の運河ボートがあったようです。もっともそれを言えばバンコクの多くの所で運河ボートが運航されていました。

その運河ボートがなぜ昨年9月に運航され始めたのか・・・現軍政下の人気取り政策のひとつとしか私的には思えません。それは民間がとても利益を出せるような所ではないのと、首相府裏で政府主導の催しへのアクセスが主な目的だと思われるからです。

「過去何度かイベントに合わせた暫定的な運航があった」と書きましたが、そのイベントが「首相府裏で政府主導の催し」の事です。

って言う事で、2016年9月のスタート以来ずっと無料で運航されています。

Sep11 Canal 4

ボートの維持管理、船着場の維持整備、人員・・・と結構費用もかかるとは思うのですが、税金で払われているはずです。そして、無料が暫定的で将来有料になるとも考え難いです。いくらかは別に、有料になったら利用する人は激減するだろうし、そうなったら運航もされないでしょう。

場所的には路線バスと競合するのですが、特に旧市街地を循環する53番はまさにクルンカセーム運河沿いを走ります。私自身何度かボートを待ち切れずバスで移動したぐらいです。

20170112 Bus53

と言う事で・・・無料って意味は、運航自体をいつ止めてもおかしくないって事です。運行目的自体が「観光用」なのか「近隣住民サービス」なのか、どっちつかずで中途半端なのです。

引いて言えば観光用でしょうが、特に観光の目玉があるわけでなく、大々的に宣伝するには周辺整備も遅れているのが実態です。

いつ終わってもおかしくない運河ボート、早めに一度乗る事をお勧めします(笑)

えっと・・・能書きばかりではなく、本題に入りましょう(汗)

起点のファランポーン船着場を出たボートが次に着くのは・・・

No.2 ノパウォン船着場 Nopphawong Pier

20170112 Nopphawong 1

ファランポーンを出て進行方向右(東側)に船着場があります。歩いても10分かからない距離です。この運河ボートはほとんどの船着場でお隣が見える間隔です。画像下では奥がファランポーンで、左に船着場が見えています。

20170112 Nopphawong 6

近くにはノパウォン交差点Nopphawong Junctionがあって、ルアン通りが西のワット・スタットの裏?の方にある「ロムマニナート公園Rommaninat Park」まで延びています。

20170112 Nopphawong 2

旧市街の中心から東に延びたルアン通りが運河を渡れば正面はタイ国鉄本社です。
1916年年のクルンテープ駅(ファランポーン駅)の開業以前は、少し北にあったこの辺りに駅があったようです。

20170112 Nopphawong 3

上記の場所の南側のは「列車図書館」があるのですが、前回行った時は閉まっていました。中に入った記憶はあるのでたまたまかも知れません。

20170112 Nopphawong 7

20170112 Nopphawong 4

同じ場所の北側はタイ国鉄本社への入口です。ゲートの上にあるタイ国鉄のエンブレムが良いですねぇ~

20170112 Nopphawong 5

何かとタイ国鉄と関係ある地にある船着場ですが、画像下で左には蒸気機関車用の給水タンクでしょうか? 実は、それより興味深い「もの」がすぐそばにあります。以前から何度か通っていてずっと気が付かなかったのですが・・・

20170112 Nopphawong 8

画像上は船着場を対岸から撮ったのですが、桟橋の左後方を拡大してみましょう。なぜか装甲車両があるのです。第二次世界大戦中に使用されたみたいですが、詳細はまた別な機会に。クルンテープ駅の北側って、こんな感じで廃材置き場的になっているのが残念です。

20170112 Nopphawong 9

この船着場を通る路線バスですが、ファランポーン駅まで含めてしまうとキリがありません。船着場の目の前を通るバスは以下の通りです。
7番 (ペッカセーム通り~ファランポーン駅)
49番 (北バスターミナル~ファランポーン駅)
85番 (ラマ2世通り~ファランポーン駅)

いかがでしょうか、街歩きをしていると普段気が付かなかったものが見えて来ます。この運河ボートは自転車ぐらいのゆっくりした速度で、ゆっくりと楽して街を見るのにちょうど良いかも。運航を止める前に一度は乗ってみて下さい。

20170112 Map

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2017.01.12 | コメント(0) | 水上/運河ボート

57番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月11日、最終更新日2017年4月29日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

以下は寄り道が多い時計回りのルートです。

タリンチャン・バス車庫Taling Chan ~ セントラク・ピンクラオCentral Pin Klao ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ラマ8世橋Rama 8 Br. ~ アルンアマリン通りArun Amarin ~ ワンドーム通りWang Doem ~ イサラパップ通りItsaraphap ~ ターディンデーンTha Din Daeng ~ ソムデットチャオプラヤー通りSomdet Chao Phraya ~ ジャルンラット通りChroen Rat ~ ウォンウィエンヤイWongwain Yai ~ 国鉄ウォンウィエンヤイSRT Wongwain Yai ~ ソムデットプラチャオタクシン通りSomdet Phra Chao Taksin ~ ラチャダピセーク通りRatchadaphisek ~ タープラ交差点Tha Phra Junction ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ バンクンノンBang Khun Non ~ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnani ~ タリンチャン・バス車庫Taling Chan

Bus57 Map

チャオプラヤー川右岸(西側)近くトンブリー地区を南北に循環している路線で、この路線だけが通る区間も多くルートはかなり複雑です。

時計回りのみですが、ラマ8世橋(西側のみ)の下やピンクラオ橋(西側のみ)の下も通ります。

トンブリー地区を街歩きをすると何度も見かけるバスです。見どころが多くトンブリー好きは絶対に外せない路線でしょう。何よりもこの路線を覚えるとチャオプラヤー川西側を動くのが非常に便利になります。

本数は普通で平均すると15分に一本でしょうか。まぁ、片側一車線のマイナーな通りを走る所が多いので渋滞で詰まると全く身動き出来なくなりますが・・・


バス車種

委託ノンエアコンバス・ピンクと青白


ルート周辺

バスの出発は新南バスターミナルの前を通るボロムラチャヨンニー通り沿いはソイ24にある、委託バス会社のタリンチャン車庫です。車庫内では乗れないと思いますが、車庫を出てすぐ横にバス停があります。

Bus57 Depot

Bus57 Taling Chan

バスが車庫を出るとボロムラチャヨンニー通りを東に向かいすぐバンコクノイ運河を渡ります。バンコクノイ運河を渡る橋の上からは高速道路が北に見えますが、その下にはSRTの新線ライト・レッドラインがすでにこの区間は工事を終えています。

20170117 Taking Chan 5

ライトレッドラインに関しては「新線ライトレッドライン④ タリンチャン駅」から全線全駅に遡れます。

20170117 Taking Chan 1

バンコクノイ運河を渡った所が旧南バスターミナルで、以前はここがタイ南部への長距離バスターミナルでした。2007年に上記の新南バスターミナルが出来ると共に使われなくなり、2016年10月までは画像下のように廃墟のようでした。

Bus Terminal

私が昔、旅人だった時は週末の度にバスや鉄道で旅をしていました。そんな旅の中で知ったのが、当時欧米人に人気が出始めたばかりのトラン諸島、シミラン諸島、スリン諸島で、そこへの出発がここでした。下の画像は2000年頃の南バスターミナルです。

Bus Terminal 2

薄暗く狭いバスターミナルに荷物をたくさん抱えた人たちがじっとバスを待つ、その中でうごめく様なエネルギーを全身で感じ、熱気と湿度でシャツが肌にまとわりついていたのが昨日のように思えます。「懐かしの南バスターミナル」でその頃の事を書いています。画像下は現在(2016年4月)の南バスターミナルです。

20170413 South 2

そんな昔の思いでがありながらも廃墟のようだった南バスターミナルですが、2016年10月に戦勝記念塔、民主記念塔、ピンクラオ、ウォンウィエンヤイなどにあったロットゥーの発着場所から(バンコクから見た)タイ西部と南部方面がここに集まり、ロットゥーの発着拠点になっています。

20170413 Terminal 1

ただ(旧)南バスターミナルはボロムラチャチョナニー通りがバンコクノイ運河を越える陸橋横にあり、149番は陸橋を走る為にターミナルの手前か過ぎた所で降りる必要があります。詳しくは「南バスターミナル徹底解剖」でエントリー済みです。

20170413 Map 1

さて、ボロムラチャチョナニー通りが南東に向きを変えてすぐ大型ショッピングモールが続きます。「ザ・センス・ピンクラオThe Sense Pinklao」はオープンが2年前ぐらいでしょうか、中にラーメン屋さんとかどこも同じような店があるのですが、近くにセントラルがあるのでなかなか厳しいように思えます。

Sence Pinklao 2016 Oct

同じ並びですぐ近くにはピンクラオのランドマーク「セントラルプラザ・ピンクラオ」です。バスやロットゥーも集中し多くの人が行き交っています。

Pin Klao Central

Bus57 Pin Klao

バスはジャラン・サニットウォン通りとの交差点を直進しますが、この交差点上にはジャラン・サニットウォン通り上を通るMRTブルーライン・バンスー駅からの延伸工事が行われています。ブルーライン延伸工事に関しては全ての路線と駅の詳細をエントリー済みで、この部分は「MRTブルーライン延伸部を歩く 4」で書いています。

Jun05 MRT1

この交差点を過ぎたらすぐローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」前です。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

Bus57 Pata

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

パタデパートを過ぎてすぐの交差点でバスはラマ8世通りへと左折し、ラマ8世橋のたもと(実際は橋の下)でUターンして同じ交差点に戻ります。ここを通るバスは私が知る限りでは57番だけです。

Rama8 Bridge 1

ラマ8世橋は塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に繋ぎ支える構造の斜張橋Cable-stayed Bridgeで、その塔が右岸(西側)だけにある非対称の珍しいスタイルです。塔がある西側のラマ8世公園前でバスはUターンします。

Rama8 Bridge 2

Rama8 Park

Uターンしてピンクラオ通りに戻ったバスは、今度はピンクラオ橋のたもとまで行き、やはり橋の下でUターンします。

20161220 Pin Klao 7

ここにはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

バスはピンクラオ橋下でUターン後にアルンアマリン交差点で左折してアルンアマリン通りへ入ります。そしてバンコクノイ運河Bangkok Noiの手前で画像下のような案内板に沿って狭い路地(かなり心細い)を行けば、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩5分ぐらいで着きます。

Royal Barge 2017JAN

私的にはがっかりだったので「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、まぁ本物を見るのも良いかと・・・

Museum 4

バスはバンコクノイ運河を渡りますが、この橋の右(西側)はタイ国鉄SRTの南本線の起点となる「トンブリー駅Thonburi Station」です。この駅からカンチャナブリへ向かった経験をお持ちの方もおられるでしょう。トンブリー駅はアクセスが悪いので厄介ですが、一応このアルンアマリン通りを走るバスが一番近いバス停になります。

ThonburiSt2017Jan1

トンブリー駅は「バンコクノーイ駅Bangkok Noi St.」と言う方もいる上に、以前は場所が上記の現トンブリー駅とよりチャオプラヤー川に近い所にあって、かなり厄介です(って、昔の事を考えなければ単純ですが)。画像下でバスが通る橋の向こうが現トンブリー駅で、使われなくなった線路だけが手前に延びています。

ThonburiSt2017Jan2

その以前の駅舎がバスが渡る橋の右側でバンコクノイ運河がチャオプラヤー川と合流する所にあった、ラマ5世時代の南本線開業時のバンコク・ノーイ駅。それが映画「クーカム(メナムの残照)」でも重要なシーンとなったように爆撃を受け破壊され、その後新駅舎となった時(1950年)にトンブリー駅になりました。

その後(結構最近だったと思います)国鉄がシリラート病院へ土地を売却して、現在のトンブリー駅まで後退したのです。今は昔をしのぶように日本製蒸気機関車「ミカド」が旧駅舎の前に置かれていますし、シリラート病院前の船着場N11は「ロットファイThonburi Railway」と名を残しています。

SL

バスがバンコクノイ運河を渡りシリラート病院Siriraj Hospitalを過ぎればワンラン市場Wang Lan Marketとワンラン船着場Wang Lan Pierへの入口があるシリラート交差点Siriraj Junctionです。下はワンラン船着場から見た画像で、右が前国王が亡くなられたシリラート病院で左がワンラン市場です。

Wang Lang

ワンラン船着場からはチャオプラヤー川対岸の「ター・チャン(船着場)Tha Chang」「マハラジ船着場Tha Maharaj」「プラチャン船着場Tha Prachan」の3カ所に渡れます。「チャオプラヤー渡し百景5」で詳しく書いていますが、対岸が王宮エリアで最も川面が混雑する所なので、頻繁に規制や変更があるので注意です。

Maharaj Boat 1

バスがシリラート病院を過ぎればワット・ラカンWat Rakangkositaram Woramahavihanの裏です。鐘(ラカン)の寺として知られ中は至る所に大小の鐘があり、いつも鐘の音が響いています。

Wat Rakang

また、ワット・ラカンの境内にはラマ1世が即位する前まで住まわれていた家が保存されていて、中に入る事が出来ます。思ったより質素で驚きますが、トンブリー王朝では軍人だったわけですからねぇ~

Wat Rakang 3

そしてワット・ラカンの正面にはチャオプラヤー川が流れ、対岸は王宮エリアです。ワット・ラカン船着場~ター・チャン(船着場)間を渡し船が運航されています。 

Chang Boat

ワット・ラカンを過ぎて海軍施設の次が有名な「ワット・アルンラーチャワラーラームWat Arun Ratchawararam」です。ワット・アルンWat Arunとだけ呼ばれる事が多く「暁の寺Temple of Dawn」として知られていますね。このブログではそれ以上の説明は不要でしょう。アルンアマリン通り側入口には画像下の立派な表示があります。

Wat Arun 2017Jan1

ワット・アルン船着場とター・ティアン(船着場)Tha Tien間に渡し船が運航されており、チャオプラヤー川対岸のワット・ポーWat Phoへ行けます。またター・ティアン船着場は2016年11月7日から改修工事の為にチャオプラヤー・エキスプレス・ボートは停まらず、ワット・アルン側に臨時船着場が設けられています。詳しくは「また変化!チャオプラヤー・エキスプレス・ボート最新事情」に書いています。

Wat Arun 2017Jan2

ワット・アルン直後にバスは右折して路地のようなワンドーム通りを経由し、イサラパップ通りへ入り南下します。バンコクヤイ運河Bangkok Yaiを渡ればMRTブルーラインのファランポーン駅からの地下延伸部で、最後の地下駅「イサラパップ駅Itsaraphap」があります。

Mar20 Isarapham1

この後バスは目まぐるしくコースを変えてクロンサン市場へ向かいます。ここまでのルートが日本人にはお馴染みでないでしょうから、マップを作成しました。

Bus57 Map Detail

タクシン病院前のクロンサン交差点Khlong San Junctionを過ぎればクロンサン市場前です。市場と言っても生鮮食品は見かけず(あるのかな?)、衣料品に化粧品、靴などなぜか女性ものが多いように思えます。ミレニアムヒルトンがすぐ横ですが、賑わいは見られません。

Klongsan

この市場を抜けるとクロンサン船着場Khlong San Pier~シープラヤ船着場Si Phraya Pier(チャオプラヤー・エキスプレスの船着場とは離れています)間の渡し船が運航されています。

Si Phraya

クロンサン市場はシャルンナコン通りからチャオプラヤー川まで細長く、まるで鉄道駅のプラットフォームのようです。って、わざわざ書くのは理由があって・・・現在の国鉄マハーチャイ線は1905年に民営ターチーン鉄道としてクロンサン駅~マハーチャイ駅間が開業したのが始まりでした。そう、この市場は(勝手な想像ですが)駅の跡にあるかのように見えるのです(笑)

Jun04 Klongsan Plaza 2

そしてバスはクロンサン市場の前で右折してジャルンラット通りへ入ります。このジャルンラット通りこそクロンサンとウォンウィエンヤイ間の線路跡に作られた道路です。この通りを見ると、不思議な事にまるで線路が見えるようなのは私だけでしょうか・・・

Jun04 CharoenRat 2

Bus57 Chroen Rat

バスはそんな線路の上を走るかのようにウォンウィエンヤイへと向かいます。クロンサンとマハーチャイ線に関しては「ローカル鉄道マハーチャイ線を歩く1 クロンサン」で詳しく書いています。

Jun04 CharoenRat 3

バスがウォンウィエンヤイへ近づくとウォンウィエンヤイ市場があります。どこでも見られる普通の生鮮市場で、規模も特に大きくはないのですが、市場内の食堂スペースは時々利用させていただいています。

Jun12 WWY 7

Jun12 WWY 8

そしてこの市場の周囲は衣料品問屋街でもあります。店前には大きなロールの生地が積まれていますし、周囲にはボタン専門店とか皮の専門店などが並んでいます。

WWY Fabric

そして路地奥の薄暗い所にはミシンひとつで商売する方たちの小さな店が並んでいます。どこの街角にもある縫い屋さんですが、ここはそうした人達が集中しています。ウォンウィエンヤイの表通りには見る事が出来ないタイ庶民の生活があります

WWY Sewing

バスがソムデットプラチャオタクシン通りへと左折して直後の歩道橋下にはバス停があって、歩道橋を渡ればタイ国鉄SRTのマハーチャイ線(メークロン線東線)のウォンウィエンヤイ駅です。

SRT Wong Wain Yai ST
マハーチャイ線は単線で途中で列車交換(実際に交換するのではなく、そこだけ複線で行違う)出来る駅がありますが、始発駅のウォンウィエンヤイ駅は単線です。

Jun12 WWY 4

列車が入りお客が降りると基本的にはすぐ出発するので、どっと人々が乗り込みます。外国人は有料(それでもマハーチャイまで10バーツ)ですが、タイの方たちは無料ですし一日17本あって沿線ならバスよりも早いので利用される方が多いのだと思います。

Jun12 WWY 5

ローカル鉄道そのもののマハーチャイ線は全線全駅を歩いて全てを見て来ました。「マハーチャイ線を歩く17 ついに終点マハーチャイ駅」から全てのエントリーにアクセス出来ます。

Jun22 Ton Sai 3

鉄道の話じゃないので、バスに戻りましょう(汗)

本ブログの往路では通りませんが、反時計回りだとウォンウィエン・ヤイの大きなロータリー内でUターンします。「ウォンウィエン・ヤイ」とはタイ語で大きな(ヤイ)ロータリー(ウォンウィエン)の意味で、そのロータリーの中央にはトンブリー王朝の最初で最後の王だったタークシン王像があります。まさにトンブリー地区の中心です。

Jun12 WWY 2

Bus57 WWY

復路のバスはソムデットプラチャオタクシン通りを南下してラチャダピセーク通り(ラマ3世通りの西端)に入るとタープラです。ここにはモールグループのショッピングモール「ザ・モール・タープラ」があり、ショッピングモールのオープンラッシュの今では古い施設になりますが多くの人を集めています。

Bus57 Talat Phlu

ラチャダピセーク通りとラチャプルゥク通りの交差点はBRT(Bus Rapid Transit)の終点(始発)ラチャプルゥク駅があります。バスはその交差点を直進しますが、交差点東側がBRT駅で、西側はBTS「タラートプルー駅Talat Phlu」です。

BRT Ratchapruek

ラチャダピセーク通りとラチャプルゥク通りの交差点を過ぎるとすぐに国鉄マハチャイ線を陸橋で越えます。下の画像で左が陸橋で右がタラート・プルー駅があります。

Talat Phlu Rachadaphisek

タラート・プルー駅はトンブリー王朝の面影を色濃く残す所です。ここから街歩きをスタートした「トンブリー王朝を歩く(1) タラート・プルーと鄭皇廟」をエントリー済みです。

Bus 004-2

ラチャダピセーク通りがバンコクヤイ運河を渡るとジャラン・サニットウォン通りと名を変えますが、その先でペットカセーム通りと交差します。そこはMRTブルーラインがファランポーン駅とバンスー駅の両方から延長された部分が交差するタープラ駅が工事中です。バスはその真下を(地下で)通ります。

MRT延長工事部を全部歩き、このタープラ周辺は「MRT高架延長部下を歩く 1」でエントリー済みです。

Mar24 Tha Phra 3

ジャラン・サニットウォン通りはそのMRTブルーラインのバンスー駅からの延長部分が工事中で、57番はバンコクノイ運河手前まで工事中のジャラン・サニットウォン通りを走ります。この部分は「MRTブルーライン延伸部を歩く 5」で詳しく書いています。

Bus57 Charan Sanitwong

ジャラン・サニットウォン通りSoi3で短い距離をソンテウでバンコク・ヤイ運河に向かえば、そこは古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。また近くには「水上マーケット私的ランキングがっかり編2016」で輝かしい?ワースト2位になった「バーンルアン運河水上マーケット」があります。

Charan Sanitwong 1

Artist House 3

「バーン・シンラピン」では古い家屋を改装したギャラリーやカフェに土産物売りなどがバンコク・ヤイ運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」で詳細をエントリー済みです。

Artist House 1

また少し北へ行ったジャラン・サニットウォン通りSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

May26 Phanitchayaka 4

さてバスはバンコクノイ運河手前でジャラン・サニットウォン通りから左折してバンクンノン通りへと入ります。この通りはタリンチャン水上マーケットに行く79番と57番が走っていますが、57番はタリンチャン水上マーケットには行かずバンクンノン通りを直進します。そしてボロムラチャヨンニー通りに出た所で左折後Uターンしたら出発したタリンチャン車庫です。画像下はバンクンノン通りの反時計回りの57番です。

Bus57 Bang Khun Non

いかがでしょうか、トンブリー好きには見どころがありすぎて、もうどこで降りて良いのか分かりません(笑)

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2017.01.11 | コメント(2) | バンコク路線バス

セントラル・バンナーで初映画

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月10日、今朝のバンコク(の隅っこ)は雨が上がって曇りです。昨日も終日曇りでしたが、昼前から断続的にパラパラと雨が降り、夜半過ぎは結構激しく降っていました。これで乾季の真っ最中に二日連続の雨。聞きなれた言葉「異常気象」が普通になるのでしょうか・・・

さて、このブログの読者の中には海外に住んでおられる方も多いと思います。そしてその中には映画がお好きな方もおられると思います。

私も映画が好きで、海外暮らしが長い中でも何としてでも映画を観ようと苦労していました。

1990年代を過ごしたドイツでは田舎の一軒家だったので、ドルビー・プロ・ロジックの5chを部屋に設置して、今は世の中で忘れられているだろうレーザー・ディスクを大量に持って行っていました。

House 2000

あれって大きなディスクでしかも一枚が重たいのですよねぇ~ ドイツに行く時は船便で運び、日本出張の度に新リリースを買っては大事にハンドキャリーしたものです。

プレイヤーも色々持っていて、最後はレーザー・ディスクを入れたまま両面演奏できる大きくて重たいプレイヤーも持っていました。もちろんアンプも凝っていましたねぇ~ ワインにハマるまでは小遣いをずいぶん投入したものです。

あのレーザー・ディスクやプレイヤー・・・どこに行ってしまったのか?日本に帰国した時に売ってしまったように思うのですが、まぁ、考えてみれば小さな日本の家ではスペースの有効活用が趣味より優先です(汗)

しかし、映画はやはり映画館で観たいものです。画面が大きいなんて単純な理由ではなく、音の迫力は映画館ならではですし、わざわざ映画館へ行って高い料金を払うと言う行為があっての映画鑑賞ですから、気持ちが違います(笑)

海外で映画を観るのは言葉の問題がありますが、料金が安いのが魅力です。日本が突出して高いように思うのは私だけでしょうか。アメリカで住んだ街は毎週火曜日が6~7ドルで、普通は10ドルだったでしょうか。タイだと曜日で異なりますが、大人だと200~240バーツぐらいでしょうか、高くても6~7ドルですね。3Dだとどこも少し高くなりますね。

20170110 Price

しかし、その映画館も変わったものです。今はシネコンで入れ替え制の全席指定が当たり前ですが、昔は映写技師が回すフィルムの音がカタカタと聞こえ、席のクッションなんて無い様なものでした。今は無き渋谷東急文化会館で1時間以上ならんで立ち見で観たのが「E.T」だったような・・・35年前ですねぇ~(汗)

Shibuya

もっと昔の子供の時で昭和のど真ん中、深川から都電で錦糸町楽天地の映画に行くのはお正月の恒例でした。職人の家でしたから、それしか家族の娯楽は無いと言っても過言ではありません(涙)

「ゴジラ」シリーズに「若大将」シリーズ、「男はつらいよ」シリーズもお正月には欠かせない映画でした。特にテキヤが商売の寅さんは正月がかき入れ時、そこで日本の懐かしい正月風景が必ず映像に出て来たものです。

寅さんのセリフにもう何十年も忘れられないものがあります(少し異なるかも知れませんが)・・・
(画像は松竹公式サイトからの拝借です)

『夜汽車の中、いくらも乗っていない客も皆寝ちまって、俺一人いつまでたっても眠れねぇ。真っ暗な窓ガラスにホッベタくっつけて外を眺めていると・・・遠くに灯りがポツンポツン・・・あ-、あんな所にも人が暮らしているんだなあ・・・汽笛がポーッポーッ、ピーィー・・・そんな時よ、なんだかわけもなく悲しくなって涙がポロポロと出たりするのよ』

20170110 Wasurenagusaa

私自身が旅する中で何度も同じような経験をしたし、今も夕暮れ時にバスに乗るのが苦手な理由もこんな感情になるからです。誰もが夕暮れの中で家路を急いでいるのに、俺一人どこへ行くのだろう・・・って。

さて、前置き話が相当脱線してしまいました(汗)

えっと・・・昨年末のエントリー「メガ(MEGA)でスターウオーズな一日」で書いていますが、年末は街歩きではなく映画を楽しみました。その時に観た予告編で観たいと思った映画がありました。たぶん全く話題にもなっていない映画だと思います。

20161226 Movie 1

皆さんもありませんか!? 映画館で予告編を観て・・・(観たくもなかった)映画に行ってしまう・・・そんな事、ありません? 予告編って、どんな映画も本当に面白そうに編集しているのですよねぇ~ まぁ、それも含めての映画館へ行く楽しみなのですが(笑)

って事で、やっと今日の本題ですが、予告編を観て気になったので正月に行った映画です。

その本題に入る前に・・・明日のエントリーの予告です(汗)

本ブログの特徴の一つは「バンコクの公共交通」の全てを詳細に書いている事です。「全て」と言っても営業中のBTSやMRTは多くの観光ガイドにあるでしょうから、全く触れていませんが(笑)

運河ボートや渡し船、ローカル鉄道から工事中の都市型鉄道、そして「路線バスの旅」的な「バンコク路線バス不完全ガイド」はブログをタイで書き続けている原動力とすら自分では思えるぐらい力を入れています。「どこを走る」もありますが「どんな街を走り」「そこに暮らす人々」を見つめるエントリーです。

ただ・・・あまりに不人気で、アクセス数だけを見るならそれ以外のエントリーの半分ぐらいです。クリックを頂くのは通常の3割ぐらい(涙) まぁ、それは気にしても仕方ないし、読者にとって興味がないエントリーならアクセス数もクリック数も減るのが当たり前です。在住者でも旅行者でも路線バスに乗られると言うか、ご興味がある方が多くないのは分かっています。それよりアクセスやクリックされる方もおられてのブログなので、感謝感謝です。

それでもタイにいる間に何とか全路線を紹介したいのです。ただ乗る事だけでその路線を知るので難しい目標ですが、何か他人様のお役に立つものをロングステイ中に残したいのです。お世話になったタイとタイが好きな方の為に・・・ その為には、一般のエントリーも含めてとにかくブログ自体を継続するしかないです。

その「バンコク路線バス不完全ガイド」で明日は57番をエントリーします。57番はチャオプラヤー川右岸(西側)を南北の楕円状で走る循環路線です。

Bus57 Chroen Rat

セントラル・ピンクラオ、パタ・デパート(動物園)、ラマ8世橋、ピンクラオ橋、王室御座船国立博物館、トンブリー駅(バンコクノイ駅)、シリラート病院、ワット・ラカン、ワット・アルン、クロンサン市場、ウォンウィエンヤイ、国鉄マハーチャイ線、タラート・プルー・・・・とまるでトンブリー地区の総合周遊バスの路線のようです。

Bus 004-2

路線バスに縁が無い方でも、見るだけで面白いと思います。よろしくお願いします。

いやぁ~長い前置き話でしたねぇ・・・そこにブログの予告編まで紛れ込ましてしまい、本当にすいません。ごめんなさい。

えっと・・・やっと本題です(汗)
三が日を正しい日本人の姿である寝正月で過ごし、やっと動き出したのは昔のようにお正月の映画館でした。正月気分も薄れる中でまだクリスマス・ツリーが飾られるセントラル・バンナーに歩いて行きました。

20170110 Central 1

それで観たのは『The Great Wall』中国資本で作られたマット・デイモン主演のアクション映画です。たぶん・・・中国がアメリカ市場を意識しての作品かと思います。まぁ、そんな事は関係なく面白いか面白くないかですね。

20170110 Central 2

年末にメガバンナーで作ったシニアメンバーカードを見せての割引で60バーツ。いやぁ~本当に日本円にすると200円ぐらい、タイではレストランは無理ですが、フードコートや屋台に食堂でランチ一食分でしょうか、嬉しいです。

20170110 Central 3

万里の長城でモンスターの侵入と戦う中国人部隊の中に、ブラック・パウダー(火薬?)を探して旅していた西洋人二人が巻き込まれる・・・そんなストーリーでほぼ全編が戦闘シーン、私的にはB級映画の上(笑)に思えるながらも、そこそこ楽しめました。

20170110 Central 4

言語は英語でタイ語字幕ですが中国人同士が話す言葉は当然中国語で、その時だけタイ語と英語字幕が出ますが、ほとんど英語の字幕は追えないですねぇ(汗)

午前11時半の上映でしたが、エンドロールが流れる中で気づいたらお客は私を入れて10人ぐらいでした。

20170110 Central 5

最後に・・・予告編はありませんでしたが、邦画の上映が2月2日からあるようです。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」だそうですが、すっかりオジサンの私には??です。

20170110 Central 6

今年は映画を観る機会が増えそうですねぇ・・・

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2017.01.10 | コメント(7) | タイ生活

ロングステイを始めた日

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月9日、今朝もバンコク(の隅っこ)は今にも降り出しそうな曇りです。昨日は驚きました・・・この数日は雨が降ってもおかしくないような低い雲に包まれたバンコクだったのですが、昨日はとうとう昼前後にパラパラと降り出し、道路を濡らすほどの雨でした。

2年前の今日はそんな乾季の中の雨とは違って青い空が広がっていました。冬の日本から南国に着いたばかりの私は日差しがきつい空を目を細めて見上げたものです。

2年前の1月9日午前0時を回った時ですから、まさしく今日です。深夜でも活気あるスワンナプーム空港にスーツケースひとつで降り立ち、私はタイでのロングステイを始めました・・・・

2年の時を遡って・・・

2015年1月8日成田空港、デルタ航空バンコク行きは成田PM5:55発。冬の早い夕暮れが迫る中、私は第一ターミナルに駐機されたデルタの747を見ていました。

delta747

その時に考えていたのはこれから向かうバンコクの事ではなく、数分前にガラス越しに見た家内と息子の姿でした。

長い海外勤務で、自宅と成田空港は過去10年だけでも大げさではなく百回以上行き来しています。結婚してからなら二百回なのか三百回なのか、もう数え切れません。
家内はそのほとんどで近くの駅まで見送ってくれていました。駅で・・
 「じゃぁ、行ってくるよ」
 「気をつけて」
 「子ども達を頼む」
そんな判を押したような短い会話で別れをしていました。

それなのに・・・その時は初めて家内と息子が車で成田空港まで送ってくれたのです。
62歳直前でのまた新しい船出、家族も心配だったのでしょうか・・・

通いなれた成田で大して荷物もないのであっと言う間にチェックインを済ませました。待っていた家内と息子と一緒にセキュリティー前まで行って、そこでお別れです。

「アパート探したり、ビザ要件を調べたり・・・色々面倒な事を片付けたら、いったん帰るから」そんな家族に言わなくてもいい事を話したのは、他に言葉がなくて・・・黙り込むのが嫌だったからです。

最後に「ありがとう、じゃぁ行ってくるわ」そんな言葉で別れてしまい、セキュリティーに一人で入りました。

そして、セキュリティーを通り出国手続きに降りるエスカレーターで、ふと見上げたら家内と息子が最後まで見送ってくれていました。そんなことをされたら目頭が熱くなるのですが・・・

かすむ目で何も考えられないまま出国審査を通り搭乗ゲートに向かい、バンコクへ向かうデルタの747の前に立った時、私は別れたばかりの家族を思い「これで良いのだろうか・・・」そんな答えのない問いかけを自分にしていたのです。

長い勤めを止めたばかり、しかも日本へ戻り家族と一緒に暮らし始めたばかりなのに、全てをまたリセットしてゼロから別な海外で暮し始めようとする自分、あまりにも重たい出発だったのを昨日の事のように覚えています。

その2年前からさらに遡る事2ヵ月・・・

2014年9月末でアメリカの会社を退職後もしばらくジョージア州に住んでいました。日本の企業をアメリカ在職中の55歳で早期定年退職をした後も、長くアメリカで働いていて10年も住んだ地ですから、去りがたいような気持ちもありました。

アメリカでの勤務は心身ともにボロボロになるぐらい激務で、身体を悪くもしたし、気力も失せた上で自ら退職を決めたのですが、その先に何か考えがあったわけではないのです。

そんな時に娘がジョージアまで遊びに来て一緒にニューヨークへ旅行したり。そんな休暇を過ごして10月には二人で帰国しました。まるで迎えに来てもらったみたいですね(笑)もっとも娘はアメリカに遊びに来たいだけだったと思いますが・・・

20170109 NY

娘と二人で戻った日本・・・働いていた時は思いもしなかったのですが、収入が無い身なのに日本の家でゴロゴロしているのも自分自身が辛くもありました。考えてみれば息子と娘はほとんど一緒に暮らした事はありませんし、家内はドイツでは一緒に暮らしたものの、結婚してからずっと私は海外です。

日本での居場所探しに戸惑いながらも、全くの私の身勝手でまた少しの間海外で暮らすことにさせてもらいました。家内や子供たちにしてみれば、好きなタイで少しはのんびりさせてあげようと思ったのかも知れません。

一応の目標は子供たちが社会に巣立つまでの間、身と心を休めるロングステイです。それは家内の理解もあってなので、変な意味ではないのですが私はタイで少しでも遊ぶと言った感覚は持っていません。それがブログで日々を偽る事無く何も隠さず書いている原点にもなっています。

そして12月にはチケット手配し、正月明けの1月8日に成田発のデルタ便でバンコクに向かいました。

2年前の2015年1月8日、デルタのBKK行きは成田PM5:55発。夕暮れが迫る中、皮肉な事に駐機されたデルタの747はアトランタから着いたばかりなのでしょうか、それともアトランタに向かうのか・・・日本との行き来によく乗った機材でした。

不安も期待に満ちた高揚感もないまま、機内でどう過ごしたのか・・・バンコクまでの6時間をボーっとしたまま、それまでの人生を振り返っていたように思えます。

日本を飛び立つ前に手配したのは当面のホテルだけで、全く事前調査も準備もなくスーツケースひとつで日本を飛び出てしまいました。そんな無鉄砲な事を60歳過ぎでしたのは、その時にすでに海外での暮らしが25年近くあったからでしょう。

2000年から3年間のタイ在住経験があるものの、タイ語は全く幼稚なレベルで読み書きは出来ません。タイでの知り合いはもう全く居ません。日本に家族を残しているので、退職金も年金も使えません。

無い無い尽しの中で何事も一人で進めるしかありませんでした。アパート探し、ビザ、銀行口座開設・・・もう数え切れないほどの多くの厄介な事をひとつひとつ片付け、タイでの生活基盤を一人でゼロから築かなくてはならないのですが・・・

いつの間にか、そうした事を考え乗り切るのが楽しくなって来ました。不思議ですねぇ~面倒だ、厄介だと思ってしまったら、それまででしょう。他人やお金に頼っても何も学ばないでしょう。

「一人でやるっきゃない!」「仕事じゃないし、失敗なんて恐れる事も無い!」「誰かに言われた事でなく自身が決めた事!」「時間はたっぷりあるのだから楽しみながらやろう!!」そう思ったら肩の力も抜けて、後ろばっかり見ていた気持ちが前を向いたのです

スワンナプームで入国審査を終えたのが1月9日0時数分過ぎです。予約していたホテルへタクシーで向かい、一眠りした後にはもうブレーキが利かない車の様に動き出していました。

ホテル近くの市場横で中古の携帯電話を数百バーツで購入。その後朝一番のMBKでSIMカードを購入。その足で以前住んだプロンポン周辺の覚えがある銀行数軒を訪ねて口座開設のトライ。

Cell Phone

銀行はどこも駄目だと分かったものの、バンコク銀行本店に外国人相手の専用カウンターがあると教えてもらい、その日の午後には本店に行っていました。

そこで最初のトラブル。それは私が日本の運転免許証を持ってない事でした。もちろんアメリカの運転免許証は持っているのですが、銀行側は執拗に日本の免許証を要求して来ます。別に身分証明ならパスポートがあるのに・・・

銀行でのやり取りです・・・係員は「どこに住んでいる?アメリカ?日本?」「正式居住地はどこ?」「給与所得はアメリカである?」なんて色々聞いてきます。どうやら日泰と米泰では二ヵ国間租税条約が異なるので、アメリカが絡むのを避けたいようです(私の勝手な理解で詳細不明)。

Bangkok Bank inside

係員も面倒くさそうだし、駄目っぽくて嫌な雰囲気ですが、私も粘りました。だって、それしか無いのですから(笑)
結局、「その代わりこの書類を作成するのでサインしてください」・・・そんな流れで結局国際免許証なしで(日本の免許証もなしで)、なにやら身分を保証するような書類(英語併記があったかなぁ?)にサインして乗り切りました。

あまり良い事例ではないですねぇ~ ごめんなさい(汗)

2年前の1月9日、バンコク到着日の当日には銀行口座を開設し、残った大仕事はアパート探しになっていました。

それからです苦労したのは・・・自身が土地勘があったスクムビット通りに住みたいものの、(ソイが若い順で)エカマイぐらいまでは最初から諦めていました。そこでプラカノンから探し出したのですが・・・
画像下のようにプラカノンでは日本語までありました。

Apartment at Prakanong

プラカノン、オンヌット、ウドムスック・・・などの通りを歩き、そこから全てのソイを歩き周辺と外観から気になったアパートを片っ端から飛び込みです。管理人と会えたのが半分ぐらいでしょうか、その半分で空き部屋があるのがまた半分、そして部屋を見せてもらえるのがその半分・・・それを二週間以上毎日続けていました。

その時が一番落ち込んでいましたねぇ・・・部屋が無いわけではないのです。予算も安い所を多く見ました。落ち込んだのは・・・いざアパートに入ったり、部屋を見ると・・・自分がやっていけそうもないと思ってしまうのです。

アパートの敷地にたむろする人々、一階には誰が使うのか汚れた洗濯機が並び、美容室らしき店には寝ている従業員ばかり、そんな中をアパートに入れば廊下に靴がいっぱいで、開けたままのドアの向こうからテレビの音が聞こる・・・

もちろんそれらを知らなかったわけでは無いのです。いざ自分がそこに住むかと思うと・・・どこも契約できずに、いつの間にかスクムビットを離れてシーナカリンを歩いていました。それで、もう疲れ切った中で妥協して決めてしまったのが今のアパートです(苦笑)

Srinakarin rd.

そして次は、リタイアメント・ビザの取得を当然一人で誰にもネットにも頼らず、取得する事になるのです。

さて、2年前・・・

成田空港第一ターミナル、セキュリティーを通り出国手続きに降りるエスカレーター。ふと見上げて気付いた家内と息子が最後まで見送ってくれた姿、それを今でも思い出します。

その時はエスカレーターの速度がいつに無く速かったのか、こらえきれずに溢れた涙が邪魔したのか、家族の姿はあっと言う間に見えなくなってしまいましたが、その時の家内と息子の姿は心の中に焼きついています。

いつか一緒に暮らすようになるまで、それが消える事はないでしょう。その姿があるからタイで一人で頑張れているのです。

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2017.01.09 | コメント(10) | タイ生活

ロングステイの食卓 お正月の後始末

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月8日、今朝もバンコク(の隅っこ)は曇りです。いやぁ~ 昨日もずっと曇りの一日で涼しかったですねぇ・・・ 

そんな涼しい日にやっと初詣に行けました。BTSサパーンクワイ駅近くにある普通のお寺ですが、堂々とした酉が迎えてくれました。飼っているのでしょうが、干支だから放し飼いにしたのか、たまたまなのか分からないまま縁起が良い!と勝手な解釈です(笑)

20170108 Eto

さて、お正月も残す所あと23日になりました。ただ、松の内がまだ続いていると思うのは、昔は成人の日だった1月15日までが松の内だったからでしょう。

それが今は七草がゆを食べる1月7日ぐらいまでのイメージでしょうか。もっともリタイアした身ですので、毎日が正月のようなものですが(笑)

そのお正月は昨年末から日頃アクセス頂いている方々への感謝を込めて、通常版のエントリーに加えて年末年始の特別バージョンを以下の様にエントリーして来ました。

ロングステイの初夢は・・・
年越し風景と日系スーパーに頼らないおせち料理
タイの人々、蔵出し画像放出!一年の感謝を込めて
2016年総決算 おもしろランキング5~1位
2016年総決算 おもしろランキング10~6位
おもしろ画像放出 乗物編 美しすぎる○○さんも
おもしろ画像放出 街角編

今日はその年末年始特番の締めのエントリーで・・・『お正月の後始末』って、さて何でしょうか(笑)

昨日の正月七日、七草がゆを食べる事は無かったのですが、タイのリタイア生活で迎えた二回目のお正月、特に三が日はしっかりとおせち料理を食べての寝正月でした。

そんな由緒正しい日本人らしい正月を過ごせたのは、昨年末からの準備があったらかでしょう。それも一昨年の年末に日系スーパーに行って、あまりに高いのと野菜などの品質も悪く何も買わずに帰った悲しい年末と正月の反省があったからです(笑)

昨年末30日には大掃除を済ませ、アパート近くのスーパーで全ての買い物を済ませました。そして大晦日は昼からずっとキッチンに立ちっぱなしでおせち料理を準備しました。

20161231 Kitcheon

その甲斐あって正月は準備万端で迎え、お雑煮におせち料理をたくさん作ってしまいました。何度も他人様にお見せできるようなものでないのは十分に承知していますが、おせち料理の準備で一度アップした画像です。オッサン一人が海外の地元スーパーで揃えた材料のみで作ったと言う事で、自慢げな画像を笑ってご勘弁ください。

20161231 Nimono

20161231Osechi

20161231 Zooni

20161231Soba

昨年のお正月の失敗があったからですが、今年こそ!って思って一人暮らしには作り過ぎた感があります(苦笑) 正直、三が日の朝昼晩は(内緒ですが我慢して)食べたものの、四日目からは残ったものを工夫して食べていました。工夫って言っても知恵も食材もお金も無いので、結局は情けないものですが・・・

それで『お正月の後始末』です(笑)

まずお餅、お雑煮は家内のレシピでかなり旨く作れたのですが、大晦日と元旦でお餅を残してすぐ無くなってしまいました。お餅はタイ製の薄っぺらいもので、かなり失敗感があって食が進まず、それだけが残っていました。

20170108 An

そんな事もあるだろうと・・・どこのスーパーだったかも思い出せない昔に買ったタイ製(Made in Thailand表記)の「小倉あん」(画像上)で、「ぜんざい」を作りました。いやぁ~ 美味しかったです。でも、タイ製のあんがあるとは思いませんでした。

20170108 Zenzai

次は煮物、鍋いっぱいに作っちゃったのでお雑煮が無くなった後の主食でした(汗)、最後に煮汁も含めて「うどん」で最後まで頂きました。これが一番美味しかったように思えるのは、鍋の後の雑炊と同じなのかも(笑)

20170108 Udon

このうどんの時に使ったうどんはBigCで買った韓国系?のものです。コシはないけど、乾麺も無かったので助かりました。

20170108 Nudle

お雑煮も、年越しそばも、ぜんざいも、そしてうどんも60バーツ均一のダイソーで買ったプラスチック日本風の一個だけの器を使い回していますが・・・(汗)

最後は角煮、おせち料理の皿に乗せなくて初登場ですが、角煮のつもりが途中で変更してチャーシューと思われるものです(汗)一個しか無かった熱源に鍋もなくて・・・なんだか角煮のようなチャーシューのような半分失敗したのですが、最後に残ったのでチャーシューとしてラーメンにしました。そこで使ったのが上の画像の中華乾麺です。

20170108 Ramen

醤油やとんこつのスープはとても作れないので、アメリカ在住時に覚えた味噌ラーメンです。味噌、麺つゆ、鶏ガラスープの素がベースで、擦ったニンニクとラー油がアクセントです。スープは美味かったけど麺は??でカニカマは余計でした(笑)

いかがでしょうか、まぁ自分で作って食べているだけなので、誰も文句言わないし自分が美味しいと思っているだけなので、自己満足の世界ですけどね(苦笑)いずれにしても、これらで松の内はあまり料理もしなかったし、お正月の雰囲気を味わえました。

そして・・・おせち料理を大晦日に一生懸命作った結果、もう一つ良かった事がありました。それは正月の間・・・ほとんど洗い物が出なかったのです。鍋釜は使わないし、焼きも炒めも煮るのもしないで、皿に毎回並べるぐらいでした。これって楽ですねぇ~

最後は、おせちとは言えないけど年末に買ったチーズなどのワインのつまみ。お馴染みの使い回しの皿ですが(汗) 私的には贅沢でお正月にしか買えないチーズにハム、これを一本299バーツのワインで楽しみました。

20170108 Wine 1

これで年末年始用に準備したおせち料理などを、全て食べきりました。
これで煮物に里芋があって、刺身と酢物もあれば私的には満点だったのですが・・・

最後の最後は(汗) 今までの『ロングステイの食卓』の過去のエントリーです。実は昨年6月から長い間体調が悪く、気分的にも乗らなくてあまり手間のかかる料理はしませんでした。今回のおせち料理は久しぶりの挑戦でした。

ロングステイの食卓 止まらないウイスキーのつまみ
ロングステイの食卓 魚料理
ロングステイの食卓 麺料理
ロングステイの食卓 ハムカツ
ロングステイの食卓 巨大バーガー
ロングステイの食卓 寿司と酒の物語
ロングステイの食卓 カレー物語
ロングステイの食卓

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2017.01.08 | コメント(3) | タイ生活

515番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月7日、最終更新日2017年5月16日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ラーチャモンコン工科大学ラッターナコシン校サーラーヤー・キャンパスRajamangala University of Technology ~ サーラーヤーSalaya ~ マヒドン大学Mahidol University ~ ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnai ~ 新南バスターミナルSouthern Bus Terminal(Sai Tai Mai) ~ シリントン通りSirindhorn ~ クルントン橋Krung Thon Br. ~ クルントン橋Krung Thon Bridge ~ ラチャウィティ通りRatchawithi ~ 戦勝記念塔Victory Monument

Bus515 Map

バンコク都西のナコーンパトム県サーラーヤーから新南バスターミナルを経由して、戦勝記念塔までの路線です。

長い路線ですが、そのルートは単純でクルントン橋と戦勝記念塔の間を除けば渋滞が発生する所は基本的になく、路線の割には時間があまりかかりません。
その上、全車エアコンで本数も多い(10分に一本程度)ので使いやすい路線です。

私的には戦勝記念塔から新南バスターミナルやサーラーヤー方面に行く時(その反対も)は、迷うことなく選択する路線です。


バス車種

直営エアコンバス・オレンジ
    Bus515


ルート周辺

バスの出発はナコーンパトム県サーラーヤーにあるラーチャモンコン工科大学ラッターナコシン校・サーラーヤー・キャンパス横の路地です。バスが路駐して出発を待つ路地から3414号線(プッタモントン・サーイ5)に出る所で乗車出来ます。

Bus515 Rajamangala Univercity

ラーチャモンコン工科大学はパトゥムターニ県ランシットにあるタンヤブリー・キャンパス内を歩いた事がありますが、このキャンパスは入っていません。ラーチャモンコンは英語をそのまま読むとラージャマンガラになるのですが、タイの大学名ってこうした事がたまにありますが、何か古典的な言語の理由があるとは思うのですが知りません(汗) また、ラッターナコシン・キャンパスとなっていますが、私などはそれを聞くとバンコク王宮エリアかと勘違いしてしまいます。何かこれも理由があるのでしょう・・・

Bus515 Salaya

バスはいったん北上して4006号線(たぶんサーラーヤー通りと呼ばれていると思いますが、GoogleMapsでは確認出来ませんでした)に入り東に向かい、バスは国鉄サーラーヤー駅近くを通ります。駅前に市場があってこの辺りで一番賑わう所でしょうか。通りの反対側はマヒドン大学ノースゲート(画像上)です。

Salaya SRT St.2016NOV

Salaya Market 2016NOV

タイ国鉄駅を過ぎてバスはすぐ右折し(実際はいったん左折しUターン)、3310号線(プッタモントン・サーイ4)を南下してマヒドン大学前を通ります。この大学はチュラロンコーン大学やタマサート大学と比べられる名門のようで、515番や大学前からのロットゥーでは留学生なのか外国人とよく乗り合わせます。

Mahidol University 2016NOV

構内のシャトルは青・緑・赤茶?など色分けされており、ルートは分かり易いです(笑) 乗れていませんが・・・

Mahidok Shuttle B

マヒドン大学はラマ5世によって1888年の設立されたシリラート病院医療学校が前身で、1943年に正式に大学になり、その後1969年にラマ8世の名(アーナンタ・マヒドン)を冠した大学になったようです。

バスは大きな立体交差でボロムラチャヨンニー通りに入り、東に向かいます。バスは通りませんがこの大きな立体交差でプッタモントン・サーイ4通りを南に行くとプッタモントンです。プッタモントンは大変広大な仏教公園で仏暦2500年を記念して作られたそうです。建物などで目立ったものが無いのですが、その中で一番目立つのが中央にある背の高い遊行像で、説明板によると15.8mで世界一高いそうです。

20161223 Phutthamonthon 3

さてバスはボロムラチャヨンニー通りを東に向かい、アウターリングとも呼ばれるカンチャナピセーク通りを越えると新南バスターミナルです。ここからはプーケット、サムイ島などタイ南部とナコーンパトム、カンチャナブリーなどタイ西部行きの長距離バスが発着しています。

Southern Bus Terminal

この新南バスターミナルを起点とする路線バスは多いのですが(28番、35番、66番、507番、511番)、そのバス停はバスターミナルの裏(南東)にあってバスターミナルへは徒歩5分程度離れています。その点515番の往路はボロムラチャヨンニー通りの反対側のバス停ですが、復路(戦勝記念塔発)はバスターミナルのすぐ前(画像下)にバス停があります。

Bus515 South Bus Terminal

バスはボロムラチャヨンニー通りで速度を上げて東に向かい、バンコクノイ運河を渡った所が旧南バスターミナルで、以前はここがタイ南部への長距離バスターミナルでした。2007年に上記の新南バスターミナルが出来ると共に使われなくなり、2016年10月までは画像下のように廃墟のようでした。

Bus Terminal

私が昔、旅人だった時は週末の度にバスや鉄道で旅をしていました。そんな旅の中で知ったのが、当時欧米人に人気が出始めたばかりのトラン諸島、シミラン諸島、スリン諸島で、そこへの出発がここでした。下の画像は2000年頃の南バスターミナルです。

Bus Terminal 2

薄暗く狭いバスターミナルに荷物をたくさん抱えた人たちがじっとバスを待つ、その中でうごめく様なエネルギーを全身で感じ、熱気と湿度でシャツが肌にまとわりついていたのが昨日のように思えます。「懐かしの南バスターミナル」でその頃の事を書いています。画像下は現在(2016年4月)の南バスターミナルです。

20170413 South 2

そんな昔の思いでがありながらも廃墟のようだった南バスターミナルですが、2016年10月に戦勝記念塔、民主記念塔、ピンクラオ、ウォンウィエンヤイなどにあったロットゥーの発着場所から(バンコクから見た)タイ西部と南部方面がここに集まり、ロットゥーの発着拠点になっています。

20170413 Terminal 1

ただ(旧)南バスターミナルはボロムラチャチョナニー通りがバンコクノイ運河を越える陸橋横にあり、515番は陸橋を走る為にターミナルの手前か過ぎた所で降りる必要があります。詳しくは「南バスターミナル徹底解剖」でエントリー済みです。

20170413 Map 1

さて、ボロムラチャヨンニー通りを走る多くの路線バスが南東へと向きを変えてピンクラオに向かう中、515番は数少ない直進してシリントン通りへ入るバスです。従って南バスターミナルは上の画像だと左から右への直線状の黄色(陸橋上)を走ります(航空写真上に書いた「陸橋を越えるバスのバス停」ではありません)。南バスターミナルへはバンコクノイ運河手前か陸橋後のバス停から歩く事になります(汗)

陸橋を過ぎてシリントン通りで向きを少し南に向けたあたりがタイ国鉄SRTのバーンバムル駅で、南本線と新線のライトレッドラインが開通を待っています。「国鉄新線ライトレッドライン③ バーンバムル駅」で詳細エントリー済みです。

20170105 Bang Bamru 1

次にバスはチャラン・サニットウォン通りを越える陸橋を渡ります。この交差点はチャラン・サニットウォン通り上を高架で走るMRTブルーラインのバンスー駅先延伸部の工事が盛んに行われています。「MRTブルーライン延伸部を歩く 3」でこのエリアを書いています。

May19 Sirindhorn 3

陸橋を越えるとすぐにチャオプラヤー川をクルントン橋で渡ります。クルントン橋は老朽化が進み大型車の通行を規制していますし、橋桁も低く画像のようにだるま船でもギリギリなので、大型船の通行に障害があるでしょう。

Krung Thon Br 2016 AUG

Bus515 Krung Thon

クルントン橋右岸(西側)の下はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場「N16 右岸 サパーン・クルントン Krung Thon Bridge(Sung Hi)」があって、日中にメインで走るオレンジ旗船が停まります。「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳しく書いています。

Krung Thon Pier 2017Jan

チャオプラヤー川を左岸(東側)に渡った先の南側には私的に好奇心を刺激される地が広がっています。サムセンSoi11や13の奥で、観光的には全く話題にもならないでしょうが、周囲とは異なった独特の雰囲気を持つ地があります。アユタヤ時代にナーラーイ王からカトリック聖職者に与えられた土地で、最初に小さな教会が建てられたのが1674年とか。それって現チャクリー王朝がラタナコーシン島(現バンコク旧市街)に王宮を建てたずっと前の時代です。

Coception Church 2016 Sep

ラチャウィティ通りに戻りサムセン通りとの交差点を越えれば、そこはドゥシット地区です。多くの見どころがありますが、バスは「ウィマンメーク宮殿(ラマ5世博物館)Vimanmek Mansion Palace(Vimanmek Mansion Museum)」前を通ります。現在(2016年8月)は改修工事中で閉鎖されていますが、全てチーク材の3階建て木造建築で大変興味深い施設です。

Vimanmek Mansion 2016 AUG

ウィマンメーク宮殿の南側は「旧国会議事堂(アナンタ・サマーコム宮殿)Ananta Samakhom Throne Hall」で、その前にはラマ5世騎馬像があります。

Ananta Samakhom 2016Aug

Ananta Samakhom Rama5

ウィマンメーク宮殿の隣が「ドゥシット動物園Dusit Zoo」で、バスは2番ゲートの前に停まります。この動物園の見どころ・・・何でしょう(笑) 私的には2階から見るキリンさんが好きです。手が届くような所で餌を食べているのが見られます。

Dusit Zoo Gate2

Dusit Zoo Giraffe

動物園過ぎからラチャウィティ通りは渋滞が多くなります。終点の戦勝記念塔が目の前です。バスはロータリー内でUターンして復路に戻ります。

Bus515 VM

Bus18 Map VM2

昨年2016年10月に戦勝記念塔周辺から300㎞以内の各地に出ていたロットゥーが北・南・東バスターミナルへ移動しましたが、その代わりに現在は近距離のロットゥーが戦勝記念塔のロータリーに沿って発着しています。「戦勝記念塔発着ロットゥー調査②全路線紹介」と「戦勝記念塔発着ロットゥー調査③全路線紹介」で詳細エントリー済みです。

VM Mini Van 2017Apr

いかがでしょうか、バスに乗っていると感じないのですが、見どころがたっぷりありますね。本数が多いのとラチャウィティ通りを除けば渋滞が少ないので使いやすい路線です。一度お試しください。

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2017.01.07 | コメント(14) | バンコク路線バス

国鉄新線ライトレッドライン③ バーンバムル駅

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月6日、今朝のバンコク(の隅っこ)はどんよりと曇っています。昨日も終日曇りで涼しいとも思う一日でした。

日本ではお正月気分も抜けている頃でしょうか、タイではすでに普通の日に戻っています。交通量も増えて空気も埃っぽく感じます。乾季の中でも今頃からが毎日空気の汚れを感じながら、暑さがどんどん増して行き、雨季の雨が恋しくも感じてしまう時期になります。

世界の色々な町に住みましたが、バンコクとその周辺は砂埃って言うか、どこを歩いても空気も道も不快な埃っぽさを感じてならません。そして乾季はそれが強まるのです。

それはバンコクに排気ガスをまき散らす車が多すぎる事もあるでしょうが、街中を引っくり返しているように思えるぐらい工事が多いからもあります。道路工事にビルなどの建設工事、そして多くの都市型鉄道が建設中です。

特に都市型鉄道はそのほとんどが幹線道路上を高架で走らせるので、都市の大動脈に沿って工事現場の粉塵対策なしで道路のほとんどを引っくり返しているイメージです。そして乾季の数か月は雨が降らない・・・

さて、年末年始の特番的エントリーが続いていたので、久しぶりの通常版エントリーは・・・すでに工事がほとんど終わっているタイ国鉄SRTの新線ライトレッドラインの3回目で、「バーンバルム駅」です。

本題の前にいつものように、ライトレッドラインの今までのエントリーです。
新線ライトレッドライン 全て見せます② バーンソン駅
タイ国鉄新線ライトレッドライン 全て見せます①


バーンバムル駅Bang Bamru

前回エントリーのバーンソン駅と今回のバーンバムル駅の間に別な駅があると思うのですが、見つかりませんでした。駅があるように見える資料もあるし、距離的にもこの区間が長すぎておかしいのですが・・・謎のままです。

20170105 Bang Bamru 1

まずお隣のバーンソン駅に戻って・・・新線は在来線南本線と並ぶように高架で西へ向かい、チャオプラヤー川を渡りますが、バーンソン駅を過ぎると高架下はフリーマーケットの「サイアム・ジプシー・ジャンクション」lの建物が長々と続いています。

20170105 Bang Bamru 3

そしてチャオプラヤー川を鉄道専用橋梁で渡ります。画像下では手前からライトレッドライン、在来線、そして高速道路の橋です。画像下は右岸(西側)から撮ったものです。

20170105 Bang Bamru 2

ちなみにお隣の在来線の橋は旧ラマ6世橋で1922年建設開始で公式には1927年開通のチャオプラヤー川に最初に架かった橋です。当初は線路一本、道路一本に歩行者用一歩があったようですが、その後鉄道専用線になりました。それで”旧”ラマ6世橋。ラマ7世博物館では画像下のような貴重な資料が展示されています。

Rama6 Br 2017Jan1

もっとちなみに書くと(笑)このラマ6世橋の開通でタイ国鉄南本線はチャオプラヤー川右岸(西側)にあったトンブリー駅(バンコクノーイ駅)起点だったのが、多くの列車がファランポーン駅発になりました。ただ、正式にはまだトンブリー駅が南本線が起点となっているようです。まぁ、書類上の修正が面倒なだけでしょう(笑)画像下で右がライトレッドラインの橋です。

Rama6 Br 2017 Jan2

ライトレッドラインに戻りましょう(汗)
チャオプラヤー川を渡り、しばらくは高架が続きます。ずっと高速道路と在来線に並行していますが、高速道路は昨年2016年に開通しています。画像下は右岸側です。

20170105 Bang Bamru 4

チャオプラヤー川の右岸から、どこかに駅があるはずと思いずっと線路沿いを歩きました。線路沿いの道は歩道もなく信号もないので飛ばす車が怖いし、周囲の街並みは古くも新しくもなく・・・正直、面白くない街歩きになりました。画像下で左の高架は高速道路です。歩いたのは右側の道路です。

20170105 Bang Bamru 5

上の画像から1㎞ぐらい先で高架は地上に降りて(笑)その先1㎞ぐらいでバーンバムル駅です。下の画像はバーンバムル駅側からチャオプラヤー川方面を撮ったもので、高架が終わった所が遠くに見えます。

20170105 Bang Bamru 6

そして上の画像を撮った所(歩道橋上)から反対側を見れば・・・バーンバムル駅ですが、画像下で左側の複線が在来線で、右の複線がライトレッドラインです。

20170105 Bang Bamru 7

駅舎は在来線と同じって言うか・・・ホームを分けている感じですが、在来線はホームって呼べないような・・・ここに南本線の列車が入って来ると、何か不釣合にも思える立派な駅です。

20170105 Bang Bamru 8

20170105 Bang Bamru 9

駅前も車のアクセスを考えた小さなロータリーや車寄せまであるのですが、どこも歩行者用には考えられてないのが残念です。駅前に(無意味だとしても)横断歩道すらありません。

20170105 Bang Bamru 10

駅の周囲は・・・空き地が目立っている特徴のない町並みで、シリントン通りが近くの幹線道路です。路線バスは515番(戦勝記念塔~サーラーヤー)539番(戦勝記念塔~オームノイ)などが走っています。画像下で駅はバスの後方右奥です。

Bus515 Sirindorm

いかがでしょうか、何のためにこの新線を作ったのか疑問に感じませんか? しかも数年前にバンスー駅以外は完成していて、一般人を乗せての試乗運転もされているのです。何かがおかしいのはタイだから普通?(笑)

20161208 Map

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2017.01.06 | コメント(0) | 国鉄・BTS・MRT

ロングステイの○○は・・・

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月5日、夜明け前の横浜は晴れのようです。寝る前に暖房を止めた部屋は冷え込んで、寝付けず何度も布団を肩の上まで引き上げた中で夜が明けようとしています。外の気温は2℃ぐらいでしょうか・・・

さて、元旦に家族と観る恒例のテレビが「芸能人格付けチェック」です。正月に親戚が集まった時に子供たちが考えたゲーム「親戚格付けチェック」を家でするぐらいです。

Shinnennkai-game

親戚が8~10人集まってこのゲームをすると・・・ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキーと銘酒を出す私の身にもなって欲しいのですが(笑) 

その「芸能人格付けチェック」2017年は、初回からワイン問題が出されて完全に画面に釘付けになってしまいました。

それは・・・そのワインがなんと「シャトー・オー・ブリオン/Chateau Haut Brion 1928年」で市場末端価格100万円って紹介しているじゃないですか! 

シャトー・オー・ブリオン・・・タイでのロングステイを始める前までの、このブログの前身は「ワインな日々fromアメリカ」で『ワインと食』の内容でした。その中の「人生を変えるワインとの出会い」で書いているのが、シャトー・オー・ブリオン/Chateau Haut Brion 1985です。

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ドイツ在住時にパリでのワイン会に出た時です。当時確か二つ星だった「ミシェル・ロスタン」が会場でその料理もすごいのですが、料理の記憶が全てぶっ飛んだものすごいワインがシャトー・オー・ブリオンでした。その後の私の人生を変えたワインです。

私の師匠「辻バードさん」との出会いもこの席でした。日本のパソコン界では先駆者のお一人で、ネットワーカーの草分け的存在ですが、「食」への拘りもすごく一年の多くをパリで過ごされていました。この師匠の指示で私はヨーロッパ中を旨い酒と食を求めて巡る事になったのです・・・

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さてテレビに戻り・・・長期熟成のボルドーとは言え90年近い齢では本来の力は出ないのでは?保存状態次第だなぁ?ガクトGACKTがなぜ間違えないのか謎だなぁ・・・

なんて観ていたら、無性にシャトー・オー・ブリオンを飲みたくなりました。しかもフランスで! こうなった行くしかありません!!

で、行ってしまったのです・・・フランスはボルドーへ。しかもシャトー・オー・ブリオンの前! 

20170105 SHB 1

このシャトーはボルドーでも、ラトゥールやマルゴーなどの超有名シャトーとは少し違った所にぽつんとあるのです。そして観光コースなどの一般見学者は受け付けてないのですが・・・いつの間にかニューヨークのバイヤーと一緒に中に入っていました。

20170105 SHB 3

20170105 SHB 2

蝋燭の灯りは昔から変わらずワインの色を見る為です。こうした熟成前に数年から数十年後のワインの出来を予測して仕入れる職業が「キャビスト」。パリの超有名レストラン「ラ・トゥール・ダルジャン」のシェフ・キャビストだったグラップ林さんは友人で、パリの自宅にもお邪魔した事があります。

Hayashi-san 1

そんな師匠や友人との昔の事を思い出しながらシャトー・オー・ブリオン内をウロウロしていました。昔は外で葡萄を搾っていたのですねぇ・・・さぞ力仕事だったでしょう。
でも、なぜか自分が若いですねぇ~ どうしたのでしょう。

20170105 SHB 4

どうもオー・ブリオンの若いワインを試飲し過ぎたようです。いつの間にか寝てしまったようで、気が付けばなぜかアメリカはジョージアのアパートに居ました。ジョージアはフロリダ州が隣の南部の州ですが、年に何度かは雪が積もります。雪だるまの形もちょっと変ですねぇ~

Snow Man

長い間留守にしていた為か部屋がすっかり冷え込んでいます。慌てて暖炉に薪を積み火を起こしました。エレベーターが無かったので買った薪を3階の部屋まで上げるのに苦労しましたが、暖炉の前でバーボンをストレートで飲むのと・・・本当に旨いのです。

Fire 2

あっれ!? またいつの間にかウトウトしていたようです。暖炉の火が消えたのか寒くなって目が覚めました。

でも、ここはどこでしょう??

寒かったのはエアコンをつけっ放しで寝てしまったようです。狭い部屋で家族も居なければ暖炉もないし、ましてフランスでもないタイでした。

20170105 Room

いやぁ~ すっかり寝てしまったようですねぇ~

大晦日に作った煮物を三が日、朝昼晩と食べ続け、ご飯を炊いてなかったものだから代わりにビールや安いワインを飲んでしまい、本当の寝正月になってしまいました。

20161231 Nimono

20161231 Wines

夢の中では・・・家族と正月のゲーム、最高のワイン、パリの二つ星でフランス料理、暖炉の前のバーボンで身も心も温まる・・・そんな贅沢な時を旅していたようです。

歳をとって身体のあちこちにガタが来て、なかなか昔のように自由な旅が出来なくなりました。しかし唯一、思い出の中を旅するのは得意になったようです。


そうそう、ブログを書いている途中で寝てしまったのか、タイトルまでおかしいですねぇ~ 本当に書きたかったタイトルを書きましょう。

『ロングステイの「初夢」は・・・』

1月5日、夢から覚めたバンコク(の隅っこ)は雲が多いながらも晴れ間もあります。乾季の過ごしやすさも薄まり、日差しを避けて影を求めて歩く季節が近い事を感じる今日この頃です。

さて、夢から覚めれば・・・常夏のタイで一人暮らしのアパートの部屋。かなり気落ちしていますが、もう一眠りして夢の世界に戻りましょう・・・出来れば元旦ではなく翌日の二日から箱根駅伝をテレビで、家内と旨い酒でも飲みながら・・・(笑)

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2017.01.05 | コメント(5) | タイ生活

81番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月4日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

プッタモントン・サーイ5通りPhuthaMonthon Sai5 ~ ペットカセーム通りPhetkasem ~ バーンケー市場Bang Khae ~ BTSバーンワー駅Bang Wa ~ タープラTha Phra ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ プランノック通りPhran Nok ~ ワンラン通りWang Lang ~ アルンアマリン通りArun Amarin ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ピンクラオ橋Pin Klao Br.

Bus81 Map

バンコク都西のナコンパトム県プッタモントン・サーイ5からピンクラオ橋右岸(西側)までの路線です。

全路線の30%程度がMRTブルーラインの延伸高架工事下を走りますが、時間で言えば60%近くが工事区間の走行になります。

本数は普通(15分に一本)でしょうか。ただ渋滞が激しい区間もあるので、詰まっちゃうと30分以上待ちます(まぁ、それはどの路線でも言える事ですが)。


バス車種

委託ノンエアコンバス
委託エアコンバス(車両はすごく少ないです)


ルート周辺

バスのナコンパトム県プッタモントン・サーイ5の中ほどにある市場前あたりからフェードインするように出発します。プッタモントン・サーイ5はオームノイからサーラーヤーへ繋がる南北の通りで、仏教公園のプッタモントンの裏を走っています。

Bus81 START

何度かバンコク側から乗りましたが、プッタモントン・サーイ5に入ると徐々に乗客がいなくなり、いつも最後に一人で降ろされるのが上の画像のあたり。フェードアウトして、フェードインするよくあるタイプ。

Phuta Monthon Sai5

サーイ5の市場名があるかと思うのですが、タイ語表記だけでどう呼ぶのか分かりません。そのタイ語を機械翻訳に入力すると「フリーマーケットFree Market」と出て来ますが、フリマとは違って普通の市場です。ペットカセーム通りからは3㎞ほど北上したあたりです。

Bus81 Market

バスは道路沿いに工場が並ぶプッタモントン・サーイ5を南下し、ペットカセーム通りへ左折した所がオームノイです。この交差点でバスとは反対側ですがペッカセーム通りを西へ行ったオームヤイには、「サンプラーン・エレファント・グラウンド&ズーSamphran Elephant Ground & Zoo」や「サムプラーン・リバーサイド(旧ローズガーデン)Samphran Riverside」があります。

Bus084 Crocodile

さてバスはペットカセーム通りを東に向かい、ペットカセーム通りとカンチャナピセーク通りが立体交差する所には、この地域で一番大きなショッピングモール「ザ・モール・バーンケーThe Mall Bang Khae」があります。「西の巨艦ショッピングモール」で詳細をエントリー済みです。

Mar29 Mall Bangkhae 1

ザ・モール・バーンケーから東のペットカセーム通りはMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸工事で現在はぐちゃぐちゃ状態です。その工事状態や駅の場所、周辺情報を「MRT高架延長部下を歩く 1」と「MRT高架延長部下を歩く 2」でエントリー済みです。

Mar26 Lak Song 2

Bsu81 PhetKasem

ペットカセーム通り沿いのバーンケー市場はこの地域で一番大きな市場です。歩道上から市場内へと境目なく店が続き、いつ行っても多くの人で賑わっています。私の好きな市場の一つです。

Bus007 BangKhae1

バーンケー市場の横に小さな運河(Ratcha Montri)が南北に流れているのですが、ペットカセーム通りからワット・ニンマーノーラディーまでの運河沿いが独特の雰囲気なのです。なんて言うか・・・運河を背にした小さな店がずらっと並んでいます。

Bus007 BnagKhae2

またワット・ニンマーノーラディーにはパーシーチャルーン運河ボートの船着場がありますし、「パーシーチャルーン運河水上マーケット」のいい感じの木造長屋風造りの建屋が並んでいます(まぁ、あまり人気が無いようで寂しさが漂っていますが)。

Wat Nimma Norad

ペットカセーム通りSoi56~54の反対側にはショッピング・モール「シーコン・バーンケー Seacon Bangkae」があり、4階にはバンコクのショッピングモールで一番充実している遊戯施設「YoYoLand」があります。「もう一つのシーコン」で詳しく紹介しています。

Mar22 Seacon bankae 1

バスはBTSシーロム線の西端の駅「バンワー駅」の下を通りますが(画像下は珍しいエアコンバスです)、このすぐ近くにパーシーチャルーン運河ボートの「サパーン・タークシン-ペットカセーム船着場」があります。当時バンコクで一番新しい運河ボート(2016年9月からは二番目)で個人的にはかなり好きです。「バンコクで一番新しい運河ボート」や「パーシーチャルーン運河ボート活用術」などのエントリーがあります。

Bus81 Bangwa

Boat

ペットカセーム通りSoi20を15分ほど歩くとバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、新しく(強引に)作られた「バーンルアン運河水上マーケット」があります。規模が小さいし賑わっていませんが、隣はアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。詳しくは「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」でエントリー済みです。

BangLuang

Canal

タープラ交差点でバスは左折しジャラン・サニットウォン通りに入ります。この交差点上にMRTタープラ駅が工事中です。そのMRTブルーラインは延長部が完成すると数字の「9」のように変則環状線になります。タープラ駅はその「9」の字の重なり合う所で、現在工事でものすごい事になっています。

Mar24 Tha Phra 2

タープラ交差点近くには立派なお寺ワット・タラートがあるのですが、ここの本堂?の中に遺跡のような石組みの古い本堂?があって仏像が安置されています。

May26 Tha Phra 5

タープラ交差点まではペットカセーム通りでMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事下を走ります。タープラ交差点からはジャラン・サニットウォン通りで同じくブルーラインのバンスー駅からの延伸高架工事下を走ります。結局81番は全部で9駅を通る事になります。

May26 Tha Phra 1

MRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事も全区間を歩き、全駅を紹介しています。「MRTブルーライン延伸部を歩く 5 いよいよ最終回」が最後のエントリーです。

May26 13

ジャラン・サニットウォン通りSoi3の奥でバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、上記の古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。ギャラリーやカフェに土産物売りなどが運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。

Artist House 2

Artist House 3

ジャラン・サニットウォンSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

やがてバスはジャラン・サニットウォン通りとプランノック通りとの交差点「イエーク・ファイチャイ」で右折します。「イエーク」は交差点で「ファイチャイ」はSpotlightスポットライトの意味があるそうで、英語の意味すら今一つ理解できないのですが(汗)文脈から第二次世界大戦末期のバンコク空襲に備えての対空迎撃用投光器に関係があるようです。そんな説明板がある交差点が下の画像です。

May23 Fai Chai 2

バスがプランノック通りからワンラン通りへと直進し、アルンアマリン通りで左折しますが、この交差点はワンラン市場とワンラン船着場への入口でもあります。下はワンラン船着場から見た画像で、右が前国王が亡くなられたシリラート病院Siriraj Hospitalで左がワンラン市場です。

Wang Lang

ワンラン船着場からはチャオプラヤー川対岸の「ター・チャン(船着場)」「マハラジ船着場」「プラチャン船着場」の3カ所に渡れます。「チャオプラヤー渡し百景5」で詳しく書いていますが、対岸が王宮エリアで最も川面が混雑する所なので、頻繁に規制や変更があるので注意です。

Maharaj Boat 1

バスはシリラート病院前を通りバンコクノイ運河を渡ります。この橋の左(西側)はタイ国鉄SRTの南本線の起点となる「トンブリー駅Thonburi Station」です。この駅からカンチャナブリへ向かった経験をお持ちの方もおられるでしょう。トンブリー駅はアクセスが悪いので厄介ですが、一応このアルンアマリン通りを走るバスが一番近いバス停になります。

ThonburiSt2017Jan1

トンブリー駅は「バンコクノーイ駅」と言う方もいる上に、以前は場所が上記の現トンブリー駅とよりチャオプラヤー川に近い所にあって、かなり厄介です(って、昔の事を考えなければ単純ですが)。画像下でバスが通る橋の向こうが現トンブリー駅で、使われなくなった線路だけが手前に延びています。

ThonburiSt2017Jan2

その以前の駅舎がバスが渡る橋の右側でバンコクノイ運河がチャオプラヤー川と合流する所にあった、ラマ5世時代の南本線開業時のバンコク・ノーイ駅。それが映画「クーカム(メナムの残照)」でも重要なシーンとなったように爆撃を受け破壊され、その後新駅舎となった時(1950年)にトンブリー駅になりました。

その後(結構最近だったと思います)国鉄がシリラート病院へ土地を売却して、現在のトンブリー駅まで後退したのです。今は昔をしのぶように日本製蒸気機関車「ミカド」が旧駅舎の前に置かれていますし、シリラート病院前の船着場N11は「ロットファイThonburi Railway」と名を残しています。

SL

さてバスに戻りましょう(汗)バンコクノイ運河を渡った所から、画像下のような案内板に沿って狭い路地(かなり心細い)を行けば「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩5分ぐらいで着きます。

Royal Barge 2017JAN

私的にはがっかりだったので「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、まぁ本物を見るのも良いかと・・・

Museum 4

バスはピンクラオ通りとの大きな交差点で右折し、ピンクラオ橋の側道を走って橋の下でUターンすれば終点です。バスは側道上に路駐で復路への出発を待ちます。

Bus81 PinKlao

終点の「プラ・ピンクラオ橋Phra Pin Klao Bridge」はラマ4世統治下の副王(1851年 - 1866年)の名を冠した橋です。「チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋」で詳細をエントリー済みです。

20161220 Pin Klao 5

いかがでしょうか、遠いナコンパトム県からピンクラオ橋までの路線ですが、反対にピンクラオ橋からトンブリー地区の近距離移動へと使えます。

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2017.01.04 | コメント(2) | バンコク路線バス

ロングステイの生活費 全て見せます

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月3日、今朝バンコク(の隅っこ)は雲が多いながらも晴れになりそうな夜明けです。正月三が日も過ぎようとしていますが、お休みを終えられる方も多いと思います。また一年健康に気を付けて頑張ってください。

さて、「一年の計は元旦にあり」って言いますよね。元旦は昨日過ぎてしまったので、来年2018年の元旦に備えて残り364日。時間は十分ですので、何かの参考にして下さい。

と言う事で、今日は毎月一回の同じテーマの日で昨年12月の生活費です。もう1年半以上、生活費の中身を全て包み隠さず(笑)公開しています。

本来、生活費なんて他人に公開するものではないかも知れません。
このブログの主旨である『リタイアしたオッサンが誰の力も借りず、ネットの情報とは距離を置き頼らず、一人でタイでスタートしたロングステイの日々をありのままに綴る』のに、生活費は避けて通れないと思っています。

いつも思うのですが、生活費の内容はあまりにも私事過ぎるし、微妙な部分もあるのですが、ロングステイに関心がある方にとって、生活費を考えない人はいないでしょう。その意味で思い切って公開しています。少しは何かのご参考になれば良いのですが。

また、毎日のブログには、顔出し、本名も書いて、アパートの事や日々の行動もありのままに書いています。

それは書いていることへの責任と、何ひとつタイでの日々にやましい事がないのもありますが、何かを隠しながらでは本当の『「リタイアしてのタイのロングステイの日々』を書けないと思うからです。30年近いネットワーカーとしての想いも強くあります。

生活費に限らず、飾らず、隠さず、偽らず、ありのままをお伝えできたらと思っています。こんな私のブログがアクセスいただいた方の何かの参考になれば幸いです。

さて、ブログの中で私はいつも書くのですが、それを繰り返させていただきます。

人はそれぞれ。アレが良い、コレが悪いではなく、異なる人、文化、生活、考え方などを謙虚に認め合いたいものです。海外に住む身ならなおさら異なる人たちや考え方を受け入れないとならない・・・ブログを個人の不平不満のはけ口にしてはいけない。私は常にそう思っています。

タイでリタイアしてのロングステイ中の人が何人居るのか知りませんが、その人数分の異なったライフスタイルがあるかと思います。金銭的なことを書くと、どうしても『高いか安いといった安易な比較をしがち』ですが、何よりも無理をせずにそれぞれが満足する時を過ごせればと思います。

それでは12月の生活費です。

--収入--

相変わらず収入は完全にゼロです。全くありません。わずかな年金や退職金は日本にいる家族が使うようにしています。収入が全く無いのが不安で、自然と毎月節約志向が強まります。


--支出--

--アパート部屋代 8,500バーツ/月
賃貸料はすでに2年同じです。アパートはバンコク近郊の幹線道路シーナカリン通り沿いで高層階です。外観、内装、交通・・・など日々のエントリーで書いている事も多く、ご興味があれば場所はすぐ分かるでしょう。築後かなり経っていると思いますが、37㎡スタジオタイプでキッチンが独立してあるのが決め手でした。

Room

悩みはエアコンがオンボロで既に10回も修理などしています。何度修理しても良いのですが、その度に部屋が嵐の後になるので・・・もう勘弁して欲しいです。

隣人たちの深夜過ぎの生活音、普段は目立たない蟻さん・・・が気になる所ですが、年末になって部屋の向かい側に西洋人(スラブ系?)が入居され、深夜の大声と部屋が爆発したのではと思うぐらいの勢いでドアを閉めます。これがもし続くとかなり深刻な問題になります。

--電気代 996バーツ/月
過去最高は1,117バーツでした。最低は706バーツですが、旅行などで不在が多い時で参考程度。年で平均すると900バーツ程度でしょうか。電力会社からの直接請求で支払っています(オーナー経由ではありません)。

毎年乾季になると建物の向きで日差しがきつくなるからエアコン使用が増えますが、時間的には100%自炊なので電気調理器具を使う時間の方が長いかも(笑)

--水道代 0バーツ/月 
なぜかまだ請求がありませんでした(笑)アパート管理事務所から請求書が来るのですが、これで11ヵ月請求がありません。普通なら毎月50~70バーツ台だと思いますが、まとまっては払いたくないものです。

以前、管理事務所からの請求書に管理費と水道代が併記されて送られるので、管理費はオーナーが払うべきなので請求書を分けて欲しいとクレームした後にこうなったような・・・

--通信代 681バーツ/月
3BBのルーター・無線を部屋に設置して631バーツ/月。
スマホ・携帯電話が嫌いなので、プリペイドを毎月100バーツするだけでしたが、3月から50バーツにしました。ガラケーを持つだけで通話をしないで維持だけです(笑)

毎月月末に3BBから請求書が届いていたのですが、11月末にないまま放置していたら一瞬インターネットを止められました(汗)3BBの営業所で説明して支払ったら顧客カードを作成してくれて、次回からはこれを見せて支払って下さい・・・ですって。何か変わったのか?さっぱり分かりません。

--交通費 1,207バーツ/月
普段は1,500~2,000バーツなのですが、なぜか少ない月でした。時々体調が悪くて部屋でじっとしていたらかでしょう。街をぶらぶら歩くのにバスで向かうので、交通費って言うより遊興費かも(笑)

VM

--食費 9,032バーツ/月
食事の内容は夜は完全自炊です。大したものは作れないけど、料理は好きなので近所で買えるもので工夫して作ります。日系スーパーは遠いのと高いので一回行っただけで足が遠のきました(汗) 下はお節料理を作っている最中ですねぇ~

20161231 Kitcheon

20161231 Osechi2

12月は少し高めです。年末年始の贅沢でハムやチーズに安ワインを買ったからでしょう。飲用水やアルコールも含んでいますが、今はアルコールがあまり飲めなくなりました。でも正月は飲みたくて買っちゃいますねぇ(汗)

--日用品 0バーツ/月
スーパーで食品と日用品を買っても詳細まで区別しないので適当な区分です。12月はなぜか日用品分類はゼロでした。たぶん100バーツ以上の大きな物を買ってないので、食費の中に吸収されたのでしょう。

--洗濯代 350バーツ/月
コインランドリーでの洗濯です。乾燥機使用を止めてからは半額ですが、12月は大掃除ついでに色々なものを洗濯したので、少しアップです。

--遊興費 180バーツ/月
今月は映画のシニアカード更新(120バーツ)と映画一回だけです。

合計 20,946バーツ/月

これが衣食住全ての生活費。これ以外にはまったくありません。都心部のマンションでは部屋代にもならないのを知っています(笑)

もう数か月、2万バーツ前後で推移しているので12月も平均的だと思います。私自身は贅沢はしていないものの、自分なりの毎日を楽しんでいると言うか、バンコクの街や人々、その暮らし、文化、歴史に興味が尽きずに、それらに対しての好奇心をエネルギーに毎日街歩きをしています。

そんな日々を毎日のブログに綴っていますが、このブログがほんの少しでもどなたかのお役に立てるなら幸いです。

リタイアした身でお金はないけど時間だけはたっぷりあります。今の自分の状況と性格・・・身の丈にあった自分の日々が皆さまの何かの参考になれば良いのですが・・

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2017.01.03 | コメント(11) | タイ生活

511番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月2日、2017年3月27日更新

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ファームチョラケー車庫Crocodile Farm Bus Depot ~パークナムPak Nam ~ スクムビット通りSukhmvit ~ バンナー交差点Bangna ~ セントラル・ワールド/伊勢丹Central World/ISETAN ~ プラトゥナームPratunam ~ ペッブリー通りPhetchaburi ~ ランルアン通りLan Luang ~ ラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klang ~ 民主記念塔Democracy Monument ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnai ~ 新南バスターミナルSouthern Bus Terminal(Sai Tai Mai)


(一般道走行ルートです)
Bus511 Map All

サムット・プラーカーン県はチャオプラヤー川の河口の町パークナムから、スクムビット通りとプラトゥナームを通り、ピンクラオ橋を渡り新南バスターミナルへ行く路線です。

スクムビットSoi62(BTSバンチャック駅南)~プラトゥナーム(ペッブリー通り)間の高速道路走行車が行先表示板黄板であります。この高速経由の本数もそこそこあるので、高速経由車が走らないスクムビット通りのバンチャック駅から伊勢丹前まででは、本数は普通より若干少な目(20~25分に一本程度)に感じます。

Bus511 Yellow

また行先表示板赤板で「新南バスターミナル~バンナー交差点」と「ファームチョラケー車庫~ピンクラオ」の短区間運転もあります。

Bus511 Red


バス車種

直営エアコンバス・オレンジ


ルート周辺

バスの出発はクロコダイル・ファーム(サムットプラカーン クロコダイルファーム&ズーSamutprakarn Crocodile Farm and Zoo)の隣にあるファームチョラケー車庫からです。タイ語「ファームチョラケー」は英語のクロコダイル・ファームになります。車庫内にバス停があって乗車できます。

Bus511 Crocodile

クロコダイル・ファームは次のバス停ですが、徒歩10分ぐらいでしょうか。私は80年代後半に行った事がありますが、雨が降った後は中の道がぬかるんで大変でした。そんな昔からありますが、変わらぬ人気のようです。

APR13 Crocodile 1

ファームチョラケー車庫やクロコダイル・ファームがあるThetsaban bang Pu 46はバスがやっとすれ違える狭い道ですが、すぐスクムビット通りに出ます。バスはスクムビット通りへ左折しますが、そのすぐ右にはBTSスクムビット線のベーリング駅から南への延伸部分の「サイ・ルアット駅」です。

APR23 SaiLuat 1

そして「サイ・ルアット駅」の南側次の駅が「ケーハ・サムット・プラカーン駅」で最南端の終点です。下の画像で右へカーブした先は電車車庫です。

APR23 KhehaSamutPrakan 2

さてバスに戻りましょう。スクムビット通りで少しだけBTS延伸高架工事下を走りますが、すぐまたいったんスクムビット通りを離れパークナムの中心へとバスは向かいます。パークナムの市街地を抜けてサムット・プラーカーン県庁前でまたBTS延伸部と合流し、その先ベーリング駅(現在の終点駅)までずっと工事区間を走ります。

Bus511 Chorake

BTS延伸工事に関しては、北側のモーチット駅から先の延伸部、MRTブルーラインの両端からの延伸部、そしてSRTレッドラインの延伸部同様に全ての区間を歩いて街の変化を見ています。このBTSベーリング駅から南側の延伸工事部に関しては以下のエントリーで全ての新駅を書いています。

全て見せますBTS延長部と新駅4
全て見せますBTS延長部と新駅3
全て見せますBTS延長部と新駅2
全て見せますBTS延長部と新駅1

さて、バスはパークナムで最も賑わうウィブーンシー市場前を通りますが、この辺りは一方通行なので復路と往路が少し異なります。ウィブーンシー市場は魚貝類がメインの市場で昼過ぎでもいつも賑わっていて、この辺りは魚の匂いが満ちています(笑)

Bus142 Map Pak Nam

Park Nam

市場裏にはチャオプラヤー川で一番下流の渡し船があり、対岸のプラ・サムット・チェーディー船着場を結びます。船は渡し船の中では大きな方ですが、実際にお客が乗る所は平底でなく横に渡された板の上に腰掛けるスタイル。5.5バーツ(なぜか対岸から戻る時は5バーツなのですが)。

Pak Nam

プラ・サムット・チェーディー側は中州の島の裏側にあり、パークナム側からは見えません。ワット・プラ・サムット・チェーディーはその名(海の仏塔)の通り、白い仏塔が印象的です。ちなみにこの白い仏塔は県章になっています。

20170219 Samut Prakan 1

Wat

プラ・サムット・チェーディーは対岸のパークナムに比べたらあまり賑わいはなく、お寺中心の町です。バスはエアコン20番がターディンデーンから来ています。プラ・サムット・チェーディー側の船着場前の中州は「ピースア・サムット要塞 Phi Seua Samut Fort」があって、島全体が要塞博物館になっています。

Phi Seua Samut 2017Mar 1

Phi Seua Samut 2017Mar 2

またプラ・サムット・チェーディー側の船着場を出た所からソンテウ(1290番か1267番)に乗ると、チャオプラヤー河口に作られたポム・プラジュンジョームクラオ要塞Phra Chulachomklao Fort(プラジュンジョームクラオもChulachomklaoもラマ5世の事です)まで行けます。ここには日本製の軍艦メークローン号が保存されています。

Phra Chulachomklao 2017Mar 1

さてパークナム側に戻り・・・市場を過ぎて往路と復路が合流すると建設中のパークナム展望タワーPaknam Observation Towerが目の前です。このタワーは179.55メーターだそうですが、後45センチは何とかならなかったのでしょうか(笑)そして展望台とレストランが出来るそうですが、さぞ見晴らしは素晴らしい事でしょう。このタワーは画像の通り刑務所跡地に作られています。

APR20 Tower 1

次にバスはサムット・プラーカーン県庁前(下の画像で時計台がある建物)を通り、ここからはBTSスクムビット線高架下を走りますが、BTSスクムビット線の南端終点のベーリング駅までは延伸工事の真っ最中です。

APR20 Samut Prakan 1

私的には16年前のタイで初めての銀行口座開設や歯医者などがパークナムなので、何かと縁がある町ですが・・・今の県庁からは昔が思い出せないですねぇ~

APR20 Samut Prakan 4

県庁はチャオプラヤー川にも面しており、時折大きな船が川を行き来するのが見えます。またこの辺りの川沿いはきれいに整備されており、川面を渡る風が心地よい所です。

APR20 Samut Prakan 5

APR20 Samut Prakan 6

サムット・プラーカーン県庁前を過ぎると次はタイ海軍関係の施設が続きます。西側がネーバル・アカデミー(海軍士官学校と訳すのか?)、チャオプラヤー川とスクムビット通りの間にある広い敷地です。

Naval Academy 2016Aug

そして東側には「海軍博物館 Naval Museum」があります。入る時に何らかの身分証明書が必要ですが、無料で中に入れます。「海軍博物館@パークナム」で詳細をエントリー済みです。

APR17 Naval 3

バスはBTS新駅「エラワン・ミュージアム駅」を過ぎると右手に三頭を持つ巨大な象の像がある「エラワン・ミュージアム」です。この施設を美術館と言って良いのか分かりませんが、その外観からも分かるような独特の世界を表現しています。施設前で参拝する方も絶えないので、何かご利益もあるのかも知れません。

APR17 Erawan 2

やがてバスはBTS新駅の「プーチャオ・サミング・プライ駅」を通りますが、ここは日本企業のタイ進出で歴史ある所です。西側には「トヨタ自動車」のサムロン工場があり、1964年に組み立てを開始したトヨタのタイでの最初の工場です。今でも一部ですが乗用車の生産をされているかと思います。下の画像では右側です。

APR17 Phuchao 1

南東側は駅に直結するように「パナソニック」のサムロン工場、今はバッテリー部門でしょうか? 1961年ナショナル・タイとして設立。乾電池やラジオなど日本の産業を牽引した電気製品の組み立て工場で、松下電器(現パナソニック)の記念すべき最初の海外工場だったと記憶しています。

APR17 Phuchao 2

少し離れますがプーチャオ・サミング・プライ通りには「いすゞ自動車」のサムロン工場がありますし、初期にタイに進出した自動車メーカー、電気電子メーカーを中心とした多くの日系企業が集中する所です。

プーチャオ・サミング・プライ通りの西端にはチャオプラヤー川の渡し船があり、チャオプラヤー川の渡し船ではここが一番眺めが素晴らしいです。またバイクやトゥクトゥクも乗る車両用が人用と少しはなれて運航されています。「チャオプラヤー渡し百景1」に詳細をエントリー済みです。

Bus 6-1

スクムビット通りに話を戻しましょう(苦笑) さて・・・バスは私的に「サムットプラカーン県の浅草」と思っているサムロンに入ります。

Bus511 Naval

サムロンの中心は「インペリアルワールド・サムローン」と「サムロン市場」で曜日や時間に限らず人がうごめいています。そして私にとっても1980年代から知っていながら今も週に一日は通う町でもあります。ここに数日後(2017年4月3日)はBTSサムロン駅が開業します。

20170324 Samrong 1

20170324 Samrong 4

そこに集う人たちは田舎から同郷を頼って上京し、狭いアパートに数人で同居しながら工場に勤める女工さん達。朝から晩まで毎日働き、たまの休みにバンコクの都会に出るには眩し過ぎるので、近場のサムロンで買い物したりご飯を友人たちと楽しむ・・・そんな町です。

APR12 Samrong3

スクムビット通りの両側に市場が広がり、東側の市場は魚介、肉、野菜などが中心で市場裏のサムロン運河には珍しいロープを手繰る渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」でエントリー済みです。ちょうど下の画像で後ろの方にBTSサムロン駅の屋根が見えています。

Samrong 1

BTS延伸工事もやっと終わり、BTSスクムビット線南端(2017年4月2日まで)のベーリング駅から先でサムットプラカーン県を離れバンコク都に入り、バンナー交差点を直進します。ここはスクムビットとバンナートラート通りの大きな交差点で、私がバンナートラート通り方面との乗り換えで頻繁に使う所です(笑)下の画像は南側から北に向かって撮ったもので、奥がウドムスックになります。

Bangna Junction

上の画像で言えば右側(東側)にはBITEC(バンコク国際貿易展示場)がこの交差点すぐ近くにあります。何かのイベントがあると渋滞が激しい交差点です。

BITEC

また交差点を西側に2.5kmほど行くと(ソンテウあり)チャオプラヤー川で、対岸のプラプラデーン(パパデーン)へ渡し舟で行けます。バイク・自転車も乗る大型?で人は片道4バーツでパパデーン側で払います。バンコク周辺のチャオプラヤー川渡し船は全て詳細をエントリー済みで、ここは「チャオプラヤー渡し百景2」で書いています。

Ferry

対岸ワット・バーンナムプーン・ノークに着くと、そこからモタサイで5分ぐらいでしょうか、私はいつも歩きますが17分で「バーンナムプン水上マーケット」に行けます。

Market 1

また船着場横の売店では貸自転車があり、一日(午後5時まで)100バーツ。特にIDなど必要ではありません。開発が制限されジャングルのようなプラプラデーンの水上マーケットや「シーナコンクエンカン公園」などを回れます。

Bike

さてバンナー交差点を過ぎるとBTSウドムスック駅です。駅横には市場と呼ぶには小さ過ぎるおかず横丁があって、そこを抜けるとウドムスック通りです。

Bus511 Udomsuk

Aug17 udom Suk 1

このウドムスック通りのは路線バスがなくてソンテウが頼りですが、私が乗るのもここからです。「miniBigC」(なんてセンスのないネーミングでしょう)前あたりからソンテウが縦3~4列で並んでいますが、先頭はウドムスック通りをプラベェーPrawetまで直進し、途中「ラマ9世公園」前を通ります。その次のソンテウは「シーコンスクエアSeacon Square」まで行きます。

Songthew Udomsuk 1

そして、ソンテウ乗り場の少し先にはこの周辺では珍しい肉骨茶(バクテー)食堂があります。

Aug17 Udom Suk 2

BTSウドムスック駅とプンナウィティ駅を過ぎてバンチャック駅Bang Chakの手前スクムビットSoi62で、行き先表示板黄板の高速経由バスのみ左折して高速道路へ入ります。高速の出口はペッブリー通りプラトゥナームなので、バンチャック駅から伊勢丹までの間は行先表示板青板か復路で赤板バンナーまでの短区間運転車になります。

赤は一般道走行で紫は高速道路走行ルートです
Bus511 Map Highway

従って、ここからプラトゥナームまでは行先表示板青板の高速経由ではないバスのルートです。

バスはBTSオンヌット駅を過ぎるとオンヌット通りとの交差点を直進しますが、このオンヌット通りを東に向かいSoi7に入ると占いの店が軒を連ねています。ソイの奥にある「ワット・マハーブット」へ参拝する女性が多いのでどの店も賑わっています。

Aug17 Onnut Soi7

ワット・マハーブットは有名な幽霊ナークを祀った廟のあるお寺で、本当に女性の参拝者が絶えません。ナークの話は怪談なので省略するとして(汗)タイでは何度も映画になっているので、最も有名な幽霊でしょう。

Aug17 Nark

オンヌットの交差点を直進したバスはプラカノン運河を陸橋で越えますが、陸橋後のバス停で運河に戻ればプラカノン運河ボートの乗り場です。「プラカノン運河を行く」で詳細を紹介していますが、ゆっくりと静かな運河ボートでシーナカリン通りのイアムソンバット市場まで行けます。私的に最も好きな運河ボートですが一時間に一本です(汗)

PhraKanong

そして船着場の目の前はプラカノン市場です。スクムビット通り沿いではバンナーまでの間で一番大きな市場です。

Market

プラカノンを過ぎればエカマイです。日系レストランも多い大型商業施設「ゲートウェイ・エカマイGateway Ekamai」、「ワット・タートンWat That Thong」、「東バスターミナル」に昔からある「メジャーMajor Cineplex」と人が集まる所です。

Ekamai Gateway 2016DEC

East Bus Terminal 2016DEC

またエカマイには「国立科学教育センターNational Science Centre for Education」もあります。ここのプラネタリウムは最初に行った時に改修で見られなかったのですが、2016年には終わっているはずなので行かなくては(笑)

Museum 4

この先のトンローから日本人遭遇率が高まり、チットロムまでは貧乏人の私が踏み込めない世界なので省略させて頂きます(笑)多くの詳細なガイドやネットの情報がある事でしょう。バスはそのチットロムの先にあるラチャプラソン交差点で右折してセントラル・ワールドと伊勢丹前を通ります。画像下は復路の511番です。

Bus511 Central World

ラチャプラソン交差点角には「エラワン廟」があり、ブラフマー神は願い事がかなうとタイ以外にも有名です。また、その次の伊勢丹前には「トリムルティ」「ガネーシャ」と恋愛や受験のパワースポットが続きます。

Erawan

Isetan

伊勢丹の反対側は「両替はどこで?」で紹介した両替激戦区です。緑・青・橙色のスーパーリッチと呼ばれる両替商が軒を並べています。

Super Rich

伊勢丹前を過ぎるとプラトゥナーム交差点直前にセンセープ運河を渡りますが、ここはセンセープ運河ボートの起点となる所で全航路と船着場を紹介していますが、慣れていない方は「センセープ運河ボート完全ガイド2 基本の基本」からご覧ください。

Center 1

バスが運河を渡るとプラトゥナーム交差点で左折しペッブリー通りに入ります。そして、ここからは高速経由のバスと同じルートになります。復路で511番に乗りたい時はパンティップ・プラザ反対側のバス停が高速経由と一般道に別れる所です。

Prat Nam 2016DEC1

プラトゥーナム市場には服を中心としたファションの店が軒を連ねています。この周辺はまさにタイでのファッションの中心でしょう。

PratNam 2016DEC2

ペッブリー通りでタイ国鉄の踏切を渡るとランルアン通りを走ります。ランルアン通りでパドゥン・クルンカセーム運河を渡る所は「マハナーク市場Mahanak Market」です。

Bus511 Lan Luang

マハナークは果物の市場でパイナップル、スイカにパパイヤと屋台で売られるような果物が多くキロ売りされていますので、これも多くの屋台や露天商行きになるのでしょう。

Mhanak Market 2016DEC

マハナーク市場とは隣同士で境目がないのがボーベー市場Bobe Marketです。この市場は衣料卸店が並ぶ問屋街のようなもので、まとめ買いする方がほとんどです。タイで人が集まる所は露天商が並び、どこにでもあるような安い服が必ず売られていますが、そうした服を見る度にここで買われたに違いないと思います。

Bobe 3

またパドゥン・クルンカセーム運河には2016年9月から運河ボートが無料で運航されていて、ランルアン通りの南に船着場があります。パドゥン・クルンカセーム運河ボートのエントリーは多くありますが、「BKK旧市街に新しい運河ボート②パドゥン・クルンカセーム運河」がこの辺りのエントリーです。

Krung Kasem Boat 2016DEC

バスはランルアン通りからラチャダムヌンクラン通りに入る所はセンセープ運河ボートの西端になる「パーンファー・リーラート船着場」で、本船着場は「センセープ運河ボート完全ガイド3 西ライン」でエントリー済みです。

Phanfa

パーンファー・リーラート船着場すぐ隣は「ラマ7世博物館King Prajadhipok Museum」です。タイが絶対君主制から立憲君主制に移る重要な歴史を無料で学べます。後方にワット・サケット(黄金の丘)が見えていますね。

Rama7 Museum 2016DEC

パーンファー・リーラート船着場を過ぎたらバンコク以前のラッターナコシン島です。この辺りの散策はいにしえにバンコクを歩く歴史の道でもあります。関連エントリーは「ラッターナコシン、いにしえの島を歩く」や「ラッターナコシン博物館」などがあります。

Ratcha Natdaram 3

ラチャダムヌンクラン通りの中心は民主記念塔で、そこを過ぎたバス停で降りるとカオサン地区がすぐ近くです。

Democracy Monument

カオサンはバックパッカーだけでなく多くの観光客に人気のエリア。「カオサン周辺とムエタイジム」では観光客でも体験できるムエタイジムを紹介しています。

Boxing 3

バスはやがて王宮広場の北側を見ながら「ピンクラオ橋Pin Klao Br.」でチャオプラヤー川を渡りますが、ピンクラオとはラマ4世統治下の副王(1851年 - 1866年)でラマ3世やラマ4世とご兄弟でラマ2世が父親です。詳しくは「チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋」でエントリー済みです。

20161220 Pin Klao 3

橋を渡った先の橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

またピンクラオ橋先で南側の「ワット・ドゥシダーラーム・ウォラウィハーンWat Dusidaram Worawihan」横から下の画像(水兵さんが歩いていますね)のような狭い路地を行くと、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩15分ぐらいで着きます。「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、私的にはがっかりだった所です。

Royal Barge Soi

Museum 4

バスはピンクラオ通りを走り、昭和の雰囲気を持つ古いデパートの「パタデパート PATA Department Store」前を通ります。

Jun05 Pata 1

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

バスはチャラン・サニットウォン通りとの交差点を直進しますが、この交差点上にはチャラン・サニットウォン通り上を通るMRTブルーライン・バンスー駅からの延伸工事が行われています。ブルーライン延伸工事に関しては全ての路線と駅の詳細をエントリー済みで、この部分は「MRTブルーライン延伸部を歩く 4」で書いています。

Jun05 MRT1

この交差点を過ぎれば通り名がボロムラチャヨンニー通りに変わりますが、ピンクラオのランドマーク「セントラルプラザ・ピンクラオ」です。バスやロットゥーも集中し多くの人が行き交っています。

Bus511 Central Pin Klao

セントラルに続きショッピングモールが並びます。「ザ・センス・ピンクラオThe Sense Pinklao」はオープンが2年前ぐらいでしょうか、中にラーメン屋さんとかどこも同じような店があるのですが、近くにセントラルがあるのでなかなか厳しいように思えます。

Sence Pinklao 2016 Oct

バンコクノイ運河の手前は旧南バスターミナルで、今は廃墟のようですが、以前はここがタイ南部への長距離バスターミナルでした。下の画像は現在です。

Bus Terminal

前在住時(2000~2003年)は週末の度に、連休なら必ず、バスや鉄道で旅をしていました。そんな旅の中で知ったのが、当時欧米人に人気が出始めたばかりのトラン諸島、シミラン諸島、スリン諸島で、そこへの出発がここでした。

Bus Terminal 2

薄暗く狭いバスターミナルに荷物をたくさん抱えた人たちがじっとバスを待つ、その中でうごめく様なエネルギーを全身で感じ、熱気と湿度でシャツが肌にまとわりついていたのが昨日のように思えます。「懐かしの南バスターミナル」でその頃の事を書いています。

旧南バスターミナルを過ぎてボロムラチャヨンニー通りを真っすぐ進み、終点はプーケット、サムイ島などタイ南部とナコーンパトム、カンチャナブリーなどタイ西部行きの長距離バスが発着する新南バスターミナルの裏(下の画像の左奥)です。長距離バス発着ターミナルからは徒歩5分ぐらいでしょうか。

Southern Bus Terminal

Bus511 South Bus Terminal

いかがでしょうか、それにしても長かったですねぇ~ BMTA直営バスの中では一番営業距離が長い路線かも知れません。
ブログ本文でのルート紹介も、日本人にはお馴染みのトンローからチットロムまでは省略して、この長さです。いやぁ~申し訳ありません。

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2017.01.02 | コメント(10) | バンコク路線バス

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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