こんな所に日本製蒸気機関車が@映画博物館

数日前(2018年3月28日)ですが、BMTA(バンコク大量輸送公社)管轄路線バスにおいて新型車両が実運行に投入された事を確認しました。

Bu138New Mochit

現在は以下の7路線への投入ですが、投入台数が一番多いのは138番でほとんど切り換えたように思えます。一方、141番は10台と車両の一部が切り換えられた印象です。

 20 ターディンデーン~プラサムットヂェーディ 15台
 21 ワット・クサーン~チュラロンコーン大学 15台
 76 サメーダム~ルンピニー公園 10台
105 マハーチャイ・ムアンマイ市場~ウォンウィエンヤイ 25台
138 プラプラデーン~北バスターミナル 30台
140 サメーダム~ラマ2世通り~戦勝記念塔 25台
141 サメーダム~サイアム(MBK) 10台

「上海申龍客車(通称;申龍)」製の車両で、一年以上前ですが489台中第一回納入87台と第2回納入99台がアセアン製(マレーシア)とならずに差し押さえられた過去を持つ車両と同型です。その時は長く荷揚げされた車両はレムチャバンなどで野ざらしになっていましたが、その後どうなったのか?

その差し押さえされた車両か別車両なのか?までは分かりませんが、同型車両は本年2018年1月にBMTA管轄ではない新たな民営化路線としてR26E番ですでに使われています。

Bus R26E Outside

すでに何度もこの車両に乗っていますが、私的には好きな車両ではないのでこの車両が増えるのはちょっと・・・

嫌いな理由はサスペンションが硬過ぎるのと座席数が少なく、またその座席も全て位置が良くない事です。バリアフリー(それ自体は当然良い事ですが)を意識し過ぎての変な造りなったのだと思います。

この民営化新路線は2018年1月にR26E番と同時にY70E番もスタートする予定だったのですが、その時に車両が1台しかなくて営業開始出来ませんでした。1ヶ月以上経った2018年3月になってやっと通常運航になり、前回その全容をエントリーしたばかりです。

BusY70E Mochit

このY70E番の車両は私的には気に入っているのですが、ミニバスで21席がぎっしりと設置されているので立ち席が出るとどうなるのか? いずれにしても新型車両が多く投入されるのは歓迎です。

さて、前置き話はこれぐらいで本題に入りましょう。

この民営化新路線であるY70E番に何度か乗ったので、久しぶりにバンコク都西のナコーンパトム県サーラーヤーに行く事になりました。

その時に、今まで全く気付かなかった事に出合ったのです。それが今回のお題の「映画博物館Thai Film Museum」です。

20180331 Film Museum 1

ここは前もって情報を得て意識して行かないと・・・なかなか気付かないですねぇ~ 2016年にすぐ前を何度か歩いてはいるのですが(汗) 近くのラーチャモンコン工科大学関係者か私のようにバスの終点まで乗りたい人以外には用はないし、周囲は殺風景な郊外の幹線道路沿いそのものですから。

20180331 Film Museum 2

画像上の白く曲線が特徴のビルがある敷地が「ラーチャモンコン工科大学ラッターナコシン校サーラーヤー・キャンパスRajamangala University of Technology」で、ここが路線バスY70E番515番サーラーヤー~戦勝記念塔)の起点(終点)になります。この大学入口の北300mが映画博物館入口です。

20180331 Film Museum 3

画像上のように見て分かるような施設の入り口がなく、あらためて見ても何かのお店の駐車場みたいな感じがします。ただ・・・よく見れば、絶対に私が素通り出来ないアレが見えていますねぇ~(笑)

20180331 Film Museum 4

そのアレとは・・・日本製蒸気機関車C56の「C56 47」が映画のセットのように置かれているのです。C56は戦前の1935~1939年に日本で160両生産された小型軽量の蒸気機関車です。

Film Museum 182

1941年末に軍事供出されて90両 (C56 1~90) がタイとビルマに送られ、あの有名な「泰緬鉄道Thai-Burma Railway」の主力機関車として使われました。運転台横には738と番号が記されていますが、46両がタイ国鉄700形 (701 - 746) として登録されています。

20180331 Film Museum 6

映画「線上に架ける橋」で有名になりカンチャナブリーへご旅行される日本人も多いかと思うのですが、泰緬鉄道はビルマ戦線への物資輸送の為に戦時中の1942年に建設開始した多くの不幸な話がある鉄道です。

20180331 Film Museum 5

戦局悪化の中での難工事に連合国捕虜も含めて人海戦術で強引に建設され1943年の完成です。しかし、完成後も何度も爆撃を受け私的にはこの鉄路とそこを走った蒸気機関車には悲しい思いがどうしてもしてしまいます。ここでは映画博物館らしくシネマ駅の設定で駅舎もセットになっていますねぇ~

20180331 Film Museum 7

C56に関して興味深い話があります。タイに送られ無事戦後を迎えたC56の中で2両が日本へ戻されました。C56 31は靖国神社の遊就館で静態保存されていますが、出征帰還の機関車ですね。そしてC56 44は大井川鐵道で動態保存されていますが・・・「きかんしゃジェームス号」になっちゃいました(汗) (画像下は大井川鐵道サイトから拝借です)

SLC56 181

タイではここ以外にバンコク中央駅ことファランポーン駅にも静態保存されています。中央駅を出た列車で進行方向左を見ているとホームを離れてすぐ見えるはずです。12番線の先で歩いても見に行けます。これはC56 16(タイでは714)ですねぇ~

SLC56 182

また泰緬鉄道の起点駅だったバンコクノイ駅(今はありません)近くのトンブリー機関車整備所には2両が動態保存されています。画像下は他の機関車の後方なので見難いですが、C56 15(713)です。煙(たぶん蒸気かな)が出ている気がしますが・・・

SLC56 183

まだまだタイの蒸気機関車に関しては裏話があって、映画博物館にあるC56 47は以前エカマイの科学教育センター敷地内に放置されていた蒸気機関車に思えるのです(未確認)。「科学教育センター」にも書いていますが、3年前に行ってその時無かったので館内事務所で尋ねたのですが、『数年前に列車関係はナコーンパトムへ移動した。詳細は知らない』と言われていました。

C56でも日本製でもありませんが、このサーラーヤーからソンテウで行ける乗物博物館ことJesada Technik Museumにも古い蒸気機関車が放置されています。日本製蒸気機関車がタイで使われる以前はドイツ製が主だったようですが、ドイツ・ハノーファーの蒸気機関の会社Hanomag製です。「ナコーンパトム⑥野犬が守るYS-11国産旅客機」からたどれます。

SLC 184

乗物好きな方はこうした古い蒸気機関車を訪ねてナコーンパトムへ行くのも良いかも知れません。

さて話を映画博物館に戻しましょう(汗)

敷地内は映画撮影のセットのようになっています。また街角に映画に関係した人々をモチーフとした像があります。映画通なら(私は映画を観るのが好きなだけ)きっと謂れがお分かりでしょう。

Filum Museum 181

20180331 Film Museum 8

中の説明を読むと「タイ王国文化省芸術局The Fine Arts Department」の下部組織として「フイルム・アーカイブFilm Archive」は1984年に設立されたそうです。組織名から想像するにタイ映画の保存活用が目的だったのでしょう。それがサーラーヤーに移されたのが1990年だそうです。

20180331 Film Museum 9

20180331 Film Museum 10

サーラーヤーに移された後に「タイ・フイルム・ミュージアムThai Film Museum」となったようですが、今の姿になったのはそれほど昔の事ではないでしょう。

20180331 Film Museum 12

敷地内には平日も入れますが、中の施設は土日祝以外は入れない部分もあります。私は平日に行きましたが、敷地内で結婚式もあって建物内部にはほとんど入れませんでした。また、実際に観客を入れて映写される映画もあるようです。きっとそれを楽しみな方もおられるのでしょう。

20180331 Film Museum 11

さて行き方ですが、以下の路線バスでアクセス可能です。お勧めは本数が多い515番で余計な所を通らず、ルート上の渋滞発生も戦勝記念塔周辺だけなので70~90分で戦勝記念塔から行けるでしょう。23バーツです。

モーチット駅から民営化新路線Y70Eは本数が若干少ないですが高速経由なので乗車時間は最短でこれもお勧めです。45バーツです。

エアコン車は行先を告げますが『サーラーヤー』と何度か言えば通じるはずです。

 84n サーラーヤー~BTSバンワー駅~ウォンウィエンヤイ
124 サーラーヤー~新南バスターミナル~王宮広場
388 サーラーヤー~パークレット
515 サーラーヤー~新南バスターミナル~戦勝記念塔
547 サーラーヤー~ペッカセーム通り~ラマ3世橋~ルンピニー公園
Y70E サーラーヤー~新南バスターミナル~高速経由~モーチット駅

20180331 Map 2

20180331 Map 1

さて、バンコク都とその周辺県の多くの博物館を訪れていますが、過去の博物館だけのエントリーは以下の通りです。

バンコクノイ博物館
グディ・ジーン博物館
バンランプー博物館
ジェッサダ・テクニック・ミュージアム(乗り物博物館)
ナショナル・メモリアル
バンコク水族館
花文化博物館
蓮ミュージアム
海軍博物館
タイ空軍博物館と航空公園
空軍博物館1
科学教育センター
王室御座船国立博物館
サイアム・ミュージアム
ラッタナーコシン博物館
国立博物館(ナショナル・ミュージアム)
バンコク・フォーク・ミュージアム
カムティエン・ハウス博物館
切手博物館

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2018.03.31 | コメント(4) | 博物館・パーク等

Y70E番 バンコク不完全バスガイド

2017年3月29日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ラーチャモンコン工科大学ラッターナコシン校サーラーヤー・キャンパスRajamangala University of Technology ~ サーラーヤーSalaya ~ マヒドン大学Mahidol University ~ ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnai ~ 新南バスターミナルSouthern Bus Terminal(Sai Tai Mai) ~ (タリンチャンTaling Chan)高速道路Express Way(チャトゥチャックChatuchak)~BTSモーチット駅Mochit

BusY70E Map All

2018年1月16日にR26E番と一緒にスタートした新路線ですが、Y70E番はその時に車両が1台しかなくて営業開始出来ませんでした。1ヶ月以上経った2018年3月になってやっと通常運航になりました。初(2番目が正しい)の民営化路線でBMTA管轄ではありません。

また昨年2017年8月に発表になった新路線番号付与方法での路線番号です。(BMTA直営バス試験走行を除きますが、BMTA試験走行に関しては「路線バス再編成が目指すのは?全試験路線踏破で考える」で書いています)

新路線番号付与方法は「バンコク路線バスが大きく変わる?路線も番号も(対比表付)」で詳細をエントリー済みです。ちなみに『Y70E』・・・1ケタ目の『Y』は管轄が南西部の意味で、次の『70』はBMTA直営556番がY65になる予定なので、それ以降の番号でしょうか? そして最後の『E』は高速使用路線の意味です。 

バンコク都西のナコーンパトム県サーラーヤーから新南バスターミナルを経由して、高速道路に入り、BTSモーチット駅までの路線です。

モーチット周辺以外は渋滞しないので、サーラーヤーとモーチット間なら最速のバスでしょう(50分程度)。新南バスターミナルとモーチット駅(あるいは北バスターミナル)間を移動するにも使えます。ただ往路と復路で微妙にバスターミナルへのアクセスが異なるので、以下の本文中に詳細を記載します。

運行台数が少なく(最多運行時でも10台ちょっと)路線が長いのですが、渋滞する所はモーチット側で一般道路部のみなので、本数は若干少なく感じる程度です。平日日中で25~35分に一本のイメージです。


特記事項

初の民営化路線ですが、既存路線の民営化ではなく全くの新規路線です。そして民営化と言ってもサービスが良くなったり、安全運転に徹しているわけではありません。ただ、同じく民営化路線としてスタートしたR26E番よりかなりマシと思います。

BusY70E Mochit

運転手のみで車掌さんが乗車していません。一回だけ何かの訓練なのか車掌さんっぽい方と運転手の二人乗車がありましたが、車掌さんの仕事は運転手がしてその手助けでした。

そのワンマン化の為かBTSで使える「ラビットカードRabbit Card」(BMTA路線バスが進めているE-Tcketバスで使う予定のメンムムカードとは違います)が使えます。ただBTSと異なって乗車時のみに行先を告げてカードをスキャンします。

BusY70E Pay

現時点では半数以上の方々が運転手に現金支払いをしています。その場合は現金支払い後に備え付けのカードをスキャンしてレシートのような切符を受け取ります。

ちなみに、サーラーヤーとモーチット駅間の料金が45バーツと(高速利用を含んでも)高いです。高速道路は使いませんが、BMTA管轄エアコンバス515番のサーラーヤー~戦勝記念塔間は23バーツなので、約倍ですね。


バス車種

エアコンミニバス
BusY70E

席数を数えたら25席でした。混んだ時にこのバスで立つのは辛いかも
BusY70E Inside 1

車内Free WiFiがあるようですが、私はスマホを持っていないので詳細分かりません(汗)
BusY70E Inside 2


ルート周辺

バスの出発はナコーンパトム県サーラーヤーにあるラーチャモンコン工科大学ラッターナコシン校・サーラーヤー・キャンパス前の3414号線(プッタモントン・サーイ5)からです。

BusY70E Salaya 1

BusY70E Salaya 2

ラーチャモンコン工科大学はパトゥムターニ県ランシットにあるタンヤブリー・キャンパス内を歩いた事がありますが、このキャンパスは入っていません。ラーチャモンコンは英語をそのまま読むとラージャマンガラになるのですが、タイの大学名ってこうした事がたまにありますが、何か古典的な言語の理由があるとは思うのですが知りません(汗) また、ラッターナコシン・キャンパスとなっていますが、私などはそれを聞くとバンコク王宮エリアかと勘違いしてしまいます。何かこれも理由があるのでしょう・・・

Rajamangala U Salaya 181

ラーチャモンコン工科大学の北には「映画博物館Thai Film Museum」があります。オープンセットがいくつかある中でタイの映画の歴史などが学べます。タイの映画史はまったく興味がないのですが、雰囲気だけでもなかなか楽しい所です。

Filum Museum 181

もう一つこの映画博物館は楽しみがあります。日本製蒸気機関車C56が映画のセットのように置かれているのです。日本製の蒸気機関車は第2次世界大戦中と戦後にかなりの数がタイに来ているはずです。トンブリー機関車整備所でもC5615を見ています。

Film Museum 182

バスはいったん北上して4006号線(たぶんサーラーヤー通りと呼ばれていると思いますが、GoogleMapsでは確認出来ませんでした)に入り東に向かいます。

BusY70E Salaya 3

バスは通りませんが4006号線をソンテウ8229番で西に向かうと、タイ国鉄南本線の「ワット・スワン駅Wat Suwan」があって、目の前がワット・スワン・ナーラムです。そしてお寺の正面が「マハサワット運河Khlong Maha Sawat」が流れています。

Wat Suwan 181

このお寺からはマハサワット運河沿いの果樹園や花農園を回る「アグロツーリズムAgro Tourism」運河ボートツアーが出ています。「路線バスで行くナコーンパトム② サーラーヤー/農耕ツアー」で詳細エントリー済みです。

Wat Suwan 182

同じソンテウでさらに西へ行くと、日本製旅客機YS-11も見られる乗物博物館の「ジェッサダ・テクニック・ミュージアムJesada Technik Museum」や「ターナー百年市場Thana Old Market」へ行けます。「路線バスで行くナコーンパトム」で詳しく内容にリンクされています。

Thana Market 181

Jesada 181

Jesada 182

さてY70E番のバスに戻って・・・バスは4006号線で国鉄サーラーヤー駅近くを通ります。駅前に市場があってこの辺りで一番賑わう所でしょうか。通りの反対側はマヒドン大学ノースゲートです。

Salaya St. 181

タイ国鉄駅を過ぎてバスはすぐ右折し(実際はいったん左折しUターン)、3310号線(プッタモントン・サーイ4)を南下して「マヒドン大学Mahidol University」前を通ります。この大学はチュラロンコーン大学やタマサート大学と比べられる名門のようで、大学前からのバスやロットゥーでは留学生なのか外国人とよく乗り合わせます。

Mahidol 181

マヒドン大学はラマ5世によって1888年の設立されたシリラート病院医療学校が前身で、1943年に正式に大学になり、その後1969年にラマ8世の名(アーナンタ・マヒドン)を冠した大学になったようです。キャンパスバスにいつか乗りたいものです。

Mahidol 182

さて、バスは大きな立体交差でボロムラチャヨンニー通りに入り、東に向かいます。バスは通りませんがこの大きな立体交差でプッタモントン・サーイ4通りを南に行くと「プッタモントンPhuttha Monthon」です。プッタモントンは大変広大な仏教公園で仏暦2500年を記念して作られたそうです。建物などで目立ったものが無いのですが、その中で一番目立つのが中央にある背の高い遊行像で、説明板によると15.8mで世界一高いそうです。「路線バスで行くナコーンパトム① プッタモントン」で詳細エントリー済みです。

Phuttha Monthon 181

さてバスはボロムラチャヨンニー通りを東に向かい、アウターリングとも呼ばれるカンチャナピセーク通りを越えると新南バスターミナルです。

New South Bus Terminal 181

ブログ上での往路(モーチット行)はバスターミナルのボロムラチャヨンニー通りを挟んで反対側のバス停を通りますが(画像上)、復路(サーラーヤー行)はバスターミナル目の前のバス停を通ります(画像下)。

New South Bus Terminal 182

新南バスターミナルを過ぎるとラチャプルック通りから高速道路に入ります。復路での高速出口も含めてこの辺りはかなり複雑なルートをバスは走ります。

BusY70E Map Taling Chan 1

バスは高速道路でバンコクノイ運河、チャオプラヤー川、MRTパープルラインのバンソン駅、SRTレッドライン高架などを通り、北バスターミナル前で一般道に降ります。

バンコクノイ運河
Express-Bangkok Noi

チャオプラヤー川
Express-Chao P

MRTバンソン駅
Express-Bang Son

SRTレッドライン
Express-Red Line

北バスターミナル
Express-North Bus Terminal

一般道に入りすぐのバス停で降りると道路反対側は北バスターミナルです。このようにY70Eは新南バスターミナルと北バスターミナルを最速で結ぶバス路線ですが、復路(サーラーヤー行)は北バスターミナル手前で高速に入るので、モーチット行に乗るなど面倒になります。

BusY70E Map Mochit

北バスターミナルNorth Bus Terminal」は「Mochit 2 Bus Terminal Station」などとも呼ばれる長距離用のバスターミナルで、主に北部や東北部への長距離バスや中距離ロットゥーが発着しています。

North Bus Terminal 181

また北バスターミナルの隣はBMTA管轄バンコク路線バスの車庫があり、多くの首都圏路線バスが発着しています。北バスターミナルまでは徒歩5分ぐらいですが、道が狭く露天商の間を歩くので、荷物が大きいと大変です。(画像下は復路Y70Eから撮ったものです)

North Bus Terminal 182

バスはウイークエンド・マーケットとして観光客にも人気の「チャトゥチャック」を半周するように、カムペーンペット通りKamphaeng Phetからパホンヨーティン通りPhahon Yothinへと入ります。

JJ Market 181

MRTカムペーンペット駅Kamphaeng Phetのすぐそばには「オートーコー市場Ortorkor Market」があります。日本人在住者や観光の方にも人気の市場だと思います。

OTK Market 181

大変綺麗に整備整頓された市場で農業協同組合による市場です。ある意味生鮮市場のあるべき姿を表現した着飾った外面を感じます。商品は市井の市場に比べて高く、最近では中国語の表示が大変多いので、中国人観光客も呼び込んでいるものと思われます。ここは「タイ庶民の市場」ではありません。と言う事で私にも関係ない市場です。

OTK Market 182

バスがパホンヨーティン通りに入れば終点のBTSスクムビット線の北端駅「モーチット駅」とMRTブルーライン「チャトゥチャク公園駅」です。モーチット駅下のバス停が終点で、往路(サーラーヤー行)の起点はパホンヨーティン通りの反対側ですが、この終点からも乗れます。

BusY70E Mochit END

モーチット駅北側には「チャトゥチャック公園」やロットファイ(鉄道)公園こと「ワチラベンチャタット公園Wachirabenchatat Park」と大きな公園が広がり、ワチラベンチャタット公園では貸自転車もあって多くの人が自転車を楽しんでいます。

WB Park 181

また、週末の夜には「JJグリーン・ナイトマーケットJJ Green Night Market」も開かれます。「JJグリーン」で詳細エントリー済みです。

JJGreen 181

バスはこの後にラップラオ五差路内でUターンして再度モーチット駅に戻り、復路の起点モーチット駅下が復路の起点となります。この後のカムペーンペット2通りまでのルートは他の大型バスと異なり、陸橋を使いません。

BusY70E Mochit START

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2018.03.29 | コメント(4) | バンコク路線バス

トンブリー王朝の面影を探し25 バンコクノイ散策②

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回はトンブリー駅からバーンブ地域と呼ばれるエリアを訪ね、古い薬局や梁が無い特徴的な造りのワット・トン市場(ライカーン市場)にも行って、この地域の特徴について書きました。

20180321 BN 11

20171203 Thonburi 1

20180321 BN 6

興味深い所が多いトンブリー地区でも、このバンコクノイ運河沿いの「バーンブ地域Ban Bu Community」は特に好奇心を刺激してくれます。

それは、地域の特徴が最も現れている「カンノンヒーンKhan Long Hin(Stone Polished Bronze BowlsとかStone Finished Bowls)」と呼ばれるブロンズ製(青銅)の職人集団が住んでいた事でしょう。

20171120 Thonburi 8

現地の説明板に寄ると、アユタヤから移り住んだカンノンヒーンの職人集団はバーンブ地域でその仕事を再開したそうです。当時このエリアのほとんどの家々にブロンズを作る仕事場(工場)があったと記されています。

20180327 BB 1

それが現在は一か所だけ残っていて、ブロンズ工房の「Jiam Saeng Sajja Bronze Factory」がまだ活動を続けています。そこへ向かいましょう。

まずバーンブ地域の中心となっているワット・トン市場から運河に沿うように細い路地を東に向かいます。

20171120 Thonburi 4

非常に狭いエリアなので1~2分も歩くとブロンズ工房に着きます。まるで迷路のような路地奥ですので、意識して歩かないと通り過ぎてしまいます。

20180327 BB 2

実はこのエリアは2006年1月に火事で35軒が焼けています。この工場も完全に焼け落ちたと聞いたのですが、火災後に活動を再開したようです。ただ、私が訪れた時は工場の作業自体は行われていませんでした。

20180327 BB 3

20171120 Thonburi 9

たまたまお休みだったのか、ブロンズを作る工程がここでは行われていないのかは分かりません。ただ、行程の説明は現場のパネル板にあったので興味深く学ばせていただきました。

20180327 BB 4

全て手作業で作られるブロンズですが、現場でのパネル説明を簡単にまとめると次のような工程になります。日本語訳は私が勝手に推測した内容も含むので専門家が見ればおかしいのかも知れませんが、ご勘弁を。

1、Heating and knocking(加熱と叩き)
2、Shaping up(整形)
3、Lathe(旋盤)
4、Filingh(やすり仕上げ)
5、Polishing(磨き)
6、Final Shine(光沢だし)

いずれにしても暑いタイで熱を使っての作業をするには、過酷過ぎる環境ですねぇ~ 実際に作業が行われていたとしても、とても私には見続けられなかったでしょう(汗)

20180327 BB 5

工場内に冷房が効いた事務所があってブロンズ製品が展示されていました。中に入って見せて頂いていたのですが、ガイドに連れられたドイツ人ご婦人方が来訪されました。こうしたブロンズにご興味があるのか、いくつか買いそうな雰囲気です。上客の対応に忙しくなったので私は退散しましたが、出来れば価格を聞きたかったものです・・・

20180327 BB 6

さて、路地に戻って・・・さらに路地を東に向かいます。後でGoogleMapsを見ましたが、地図になっていない路地です。私は知らない地で方向感覚と脳内地図を頼りに手ぶらで歩く日々なので、(野犬とどんな所でも走るバイク以外は)不安はありませんが、スマホや地図が無いと歩けない方は要注意です。

20180327 BB 8

路地の中で今度は「バーンブ・コレクション・ステンレスBan Bu Collection Stainless」なる建物がありました。閉まっていたのでコレクションを展示しているのか、工房なのかは分かりません。

20180327 BB 7

例によって説明板を読むと・・・ここも以前はカンノンヒーンの工場だったそうです。それが第2次世界大戦後にカンノンヒーンの技術を使い、材料をブロンズからステンレスにして製品を作ったそうです。日本語だと何と言うのか?「打ち出し」でしょうか?ハンマーで叩きながら製品を作り出す手法のようです。

さらに路地をチャオプラヤー川がある東に向かってあるくと、今度はこの路地の似合わない近代的?な建物が現れました。「バーンブ・パビリオンBan Bu Pavilion」です。パビリオンとは仮設建築物の意味があり、展示館などにも使われるのですが、ここは外から見る限り(この地区ではお洒落な)集合住宅のようです。

20180327 BB 9

ここの説明板は何度読んでも具体的な事が書いていないので、中身がないのですが・・・バンコクでは大富豪がこうしたパビリオンを建てて貧しい人達を住まわせる事がよくあるそうです。お寺に関してとか、財産の価値を上げる等の説明がありますが、私には理解できませんでした。こうしたパビリオンがこのバーンブ地区には多く、ここもその一つのようです。

読解力がなくて、うまく説明できずに、すいません。

20180327 BB 10

路地の中を歩けば1分毎に色々現れる狭いエリアですが、さらに東に向かい歩きます。路地の中では狭い空ですが、少し開けた所でトンブリー機関車整備所の給水塔が見えました。そろそろ路地を抜けそうですねぇ~

20180327 BB 11

路地を抜けた所が「トンブリー機関車整備場Thonburi Locomotive Garage」でした。路地側から行くと突然目の前に現れる感じです。画像下で右が路地の入口です。

20180327 BB 12

20171120 Thonburi 13

長くなったので、また次回に続きます。次回はトンブリー機関車整備所から始めますが・・・いよいよこのシリーズも終わりに近づいてきました。

20180327 Map

最後に、「トンブリー王朝の面影を探し」シーリーズの今までのエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端
トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河
トンブリー王朝の面影を探し22 バンコクノイ博物館
トンブリー王朝の面影を探し23 ワット・スワンナラム
トンブリー王朝の面影を探し24 バンコクノイ散策①

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2018.03.27 | コメント(0) | バンコク街歩き

サムットプラカーン東部を行く⑥クローンダン

サムットプラカーン県でもバンコク都に近いサムロンやパークナムなどがある西部ではなく、チャチュンサオ県と接する東部『ディープ・イースト・サムットプラカーン』を紹介するシリーズです。

前回はサムロン運河が三叉路になる所、その運河沿いにあるバンボーの古い家並みを書きました。そのバンボーから南に向かいタイ湾に面する古い漁港のクローンダンに向かいます。

20180319 BB 4

「クローンダンKhlong Dan คลองด่าน」はバンボーの真南に8㎞ほど行った所にあります。「クローン คลอง」はタイ語でお馴染みの運河の事ですが、「ダンDan ด่าน」が何かと辞書を引くと「Check Point」と出て来ました。念のためにGoogleでタイ語から日本語にしたらチェックアウトだそうです。これはちょっと・・・笑

私のPCはアメリカで買ってOSもインストールしたソフトも全て英語版のままなので、GoogleMapsからブログサービスまでほとんど全てがデフォルトで英語で表示されます。タイ語で何かを読む必要がある時はまずは英語にする癖があります(汗)

話がこれ以上それない内に戻しましょう(汗)

20180218 SP 5

クローンダンの場合はCheckpointと言う事から検問所とか検査所的な意味ですが、昔風に地名になるとしたら「関」でしょう。運河の関と呼ばれる町ですねぇ~

スクムビット通りは昔サムットプラカーン道路と呼ばれていた事、そしてその古い地図を「サムットプラカーン東部を行く④海抜以下とサムロン運河」で書いています。

20180313 Map 2

関の意味が陸路上なのか水路上なのかは分かりませんが、このクローンダンのすぐ東はチャチェンサオ県、そしてすぐにチョンブリ―県、さらにラヨーン県、チャンタブリー県にトラート県でカンボジアとの国境になります。

これらタイ東部からバンコクに向かうと。このクローンダンを越えると首都圏まですぐ(50~60km)、昔ならおそらく行程上1日を残す程度の所だったのはないでしょうか? それで何らかのチェックがあったのか、ただの宿場町だったかは、史跡や現地での説明等を見たわけでないので分かりませんが(汗)

20180319 Map

そんなクローンダンの町にはバンボーから出るソンテウ1285番で行けます。バンボーを南北に通る3117号線の北端(バンナートラート通り近く・画像下)から南に行くので、バンボーの町でどこでも乗れます。

20180320 Songthew 1

このソンテウは珍しく時刻表があるのですが、それを信じられるかは別にしても朝6時から9時までは15分に1本、10時から16時までは各正時と半時の出発(両端)です。料金は一律8バーツです。

20180320 Map 1

バンボーを出ると養殖池が道路沿線に続く中をソンテウは南に向かいます。途中に乗り降りする人も少なく、バンボーとクローンダンを通して乗っても30分程度です。

20180320 Songthew 2

ソンテウが3117号線からスクムビット通りへと右折するとクローンダンの町です。ソンテウはダン運河を渡る橋の手前のスクムビット通り上でUターンして終点(画像下)です。

20180320 Songthew 3

クローンダンへのアクセスは上記のバンボーからのソンテウ1285番以外に3路線あります。都心部からはBTSサムロン駅近くから出るロットゥー1140番と、パークナムからのソンテウ1140番(ロットゥーと同じ番号ですが、同じ番号で多くの行先が異なるソンテウもあります)は「サムットプラカーン東部を行く③バンプーの桟橋」で詳しく乗り場など書いています。

20180320 Songthew 4

残り1路線はこの後のエントリーで登場するチョンブリー行きの地方バスとソンテウのハイブリッド路線で343番があります。小さな町ですが合計4路線がアクセスするのは、なかなか交通便利だと私的には思うのですが(笑)

20180320 KD 1

スクムビット通りとダン運河が交差する所が町の中央(画像上)です。交通量が多いのもここだけなのですが、通り沿いが市場で路駐の車が多いので余計に混雑しているように見えますねぇ~

20180320 KD 2

その市場はスクムビット通りで橋の東側で北側だけに広がっています。漁港があるのですが、だからと言って魚介類が多いかと言うと・・・あるにはありますが、量的にも質的にも大した事はないのが素直な実感です。

20180320 KD 3

それはそうですよねぇ~ 魚介類など特に鮮度を要するものは、漁港など荷揚げされる所ではなくその近くの多く消費される所にすぐ送られるでしょう。クローンダンでの消費がそう多いとは思えなく、この辺りならパークナムあたりになるでしょうか。

20180320 KD 4

さて市場を後にして路地を北に向かうと印象的で力強い門が見えて来ました。「ワット・モンコン・コーターワーWat Mongkol Kothawas」で、かなり大きなお寺です。

20180320 KD 5

ここって来るたびに毎回同じなのですが、夜になると日本で言う縁日のように屋台がたくさん出るようです。境内も小さな移動遊園地のようになっているし・・・一度ぐらい夜に来たいものです。

20180320 KD 6

お寺の前がダン運河です。画像下で言えば奥の上流側へ向かうとサムロン運河に繋がります。反対側(下流側)はすぐにタイ湾に繋がります。

20180320 KD 7

運河沿いに下流の海(タイ湾)に向かって歩くと・・・運河に多くの漁船が舫っていました。漁船の数はサムットプラカーン県では一番多いでしょう。

20180320 KD 8

20180320 KD 9

しばらく漁船を見ながら歩きましたが、海までは結構距離があるので諦めてスクムビット通りまで引き返しました。お昼でお腹が空いて来たのです。

20180320 Map

クローンダンから6㎞ほど離れていますが、今度こそ海を見ながらビールを飲みたくてチョンブリー行のソンテウ343番に乗り込みます。次回は海の上のお寺ワット・ホントーンに向かいます。

20180218 SP 3

最後に本シリーズの今までのエントリーです。

サムットプラカーン東部を行く①序章
サムットプラカーン東部を行く②スワンナプーム高架水路
サムットプラカーン東部を行く③バンプーの桟橋
サムットプラカーン東部を行く④海抜以下とサムロン運河
サムットプラカーン東部を行く⑤バンボー

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2018.03.25 | コメント(1) | タイ・トラベル

680番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年3月23日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
ランシット รังสิต ~ バンヤイ บางใหญ่

ルート:

ランシットRangsit ~ ランシット・パトゥムターニ通りRangsit Pathum Thani ~ 345号線 ~ 第2パトゥムターニ橋 ~ 345号線 ~ カンチャナピセーク通りKanchanaphisek ~バンヤイBang Yai

Bus680 Map

パトゥムターニ県で一番賑わいがあるランシットから、ノンタブリー県のへその位置になるバンヤイまでの路線です。

出発のランシットと終点のバンヤイ以外は、殺風景な首都圏周辺の幹線道路を走ります。

本数は20~30分に1本程度なので、地方バスの中では普通か少し多いと思います。


バス車種

全ての車種で行先は同じです。

ノンエアコンバス
Bus680 NA

エアコンバス
Bus680 A

エアコン・ミニバス
Bus680 Mini

Bus680 Inside


ルート周辺

出発はパトゥムターニ県ランシット地方バス発着所からの出発です。ランシットの中心となっている巨大ショッピングモール「フィーチャーパーク」から900m西になります。大通りから一歩奥に入ったビルに囲まれた広場です。

Rangsit Local Bus Depot 181

ブログ上復路(ランシット行)ではランシット・パトゥムターニ通りを西からフィーチャーパーク前(パホンヨーティン通りを挟んで反対側)の陸橋下まで来て、多くの乗客がそこで降りてからUターンして発着所へ向かいます。もちろん発着所までも乗れます。

Bus680 Rangsit

「フューチャー・パークFuture Park Rangsit」はアジア有数の巨大ショッピングモールでバンコク周辺でおそらく最大規模ではないでしょうか。「フューチャー・パークへ 最大級ショッピングモール」で詳細を書いています。

Future Park 181

フィーチャーパーク周辺は商業施設が集中し、BMTA管轄路線バスに他の地方バス、ロットゥーも非常に多く集まるので県内で最も人が行き来する所です。ここで降りる場合は良いのですが、ここからバスに乗りたい時はいったん発着所まで乗る事になります。

Local Bus ap Rangsit 181

他の路線も同じルートなので陸橋下へ来たバスに乗れば発着所まで行けます。エアコン・ノンエアコンに関係なく行先を告げずに4バーツです。そして発着所で出発待ちをしている目的のバスへ乗り換えるわけです。発着所で680番は(大通りから入って)正面で待機しています。

Bus680 Depot 1

ランシットは他の地方バス以外にも多くのBMTA管轄路線バスに接続できます。

以下はフィーチャーパーク前での乗り換えです。
 39 タラートタイ~ランシット~サパーンマイ~戦勝記念塔
187 シープラヤ~戦勝記念塔~ランシット~クローン3
510 タマサート大学ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔
520 タラートタイ~ラックシー・ロータリー~ミンブリー
538 ラチャモンコン大学~ドンムアン空港~高速経由~戦勝記念塔

以下は地方バス発着所前を通るBMTA管轄路線バスです。
 29 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 34 ランシット~バンケーン~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 59 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~王宮広場
 95n ランシット~ドンムアン空港~バーンカピ(ハッピーランド)
185 ランシット~ラチャダピセーク通り~クロントゥーイ
503 ランシット~パホンヨーティン通り~戦勝記念塔~王宮広場
504 ランシット~ドンムアン空港~伊勢丹前~タノントック
522 ランシット~ンガムウォンワン通り~高速経由~戦勝記念塔
555 スワンナプーム空港~ラマ9世(高速)~ドンムアン~ランシット

さて、画像下のようにバスは発着所を出てすぐランシット・パトゥムターニ通りを西に向かいます。そしてすぐタイ国鉄ランシット駅の上を陸橋で渡ります。

Bus680 Depot 2

その陸橋のすぐ上には建設中のこれも国鉄ダークレッドラインの高架があり、少し北側にランシットの高架駅が造られています。ダークレッドラインに関しては「ダークレッドライン全て見せます⑩ 最終回 ランシット駅」で全てのエントリーにたどれます。

SRT-Rangsit ST 181

陸橋を渡り終えるとバスはランシット・パトゥムターニ通りから345号線へと左折します。しばらく345号線を真っすぐ西へ向かって走りチャオプラヤー川を第2パトゥムターニ橋で渡ります。

第2パトゥムターニ橋は2009年の完成で「チャオプラヤー名橋奇覧⑰第2パトゥムターニ橋」で詳しく紹介しています。

Pathum Thani 185

第2パトゥムターニ橋を渡った右岸(西側)のすぐ近くには「ワット・チンワララムWat Chinwararam」があって、そのお堂の上からは川と橋がよく見えます。

Pathum Thani 186

またこのお寺には、地元の人や参拝者が楽しむような数軒の売店とチャオプラヤー川上の食事スペースがあります。ここより情けないレベルで水上マーケットを名乗っている所が多い中で、ここはそうした事もなく好感が持てます。

Pathum Thani 187

345号線がカンチャナピセーク通りと合流し、バスはそのままアウターリングことカンチャナピセーク通りを南に向かって走ると「バンブアトーンBang Bua Thong」です。バーンブアトーン運河とプラピモン運河Phra Phimonが丁字状に接する所で発展した古い町で、後に出来たカンチャナピセーク通りからは少し離れています。

Bang Bua Thong 181

ぶらりノンタブリー ② タワーがある町バーンブアトーン」や「ぶらりノンタブリー ③ 一番大きな中華寺」で詳しく書いています。

Bang Bua Thong 182

バンブアトーンを過ぎるとMRTパープルラインの起点「P01 クローン・バンパイ駅 Khlong Bang Phai」と車両基地が見えて来ます。パープルラインは開業当日から見続けていて、全区間全駅の紹介もしています。「開業直後の乗車!繋がったMRTブルーとパープル」から関連エントリーにたどれます。

Khlong Bang Phasi St 181

バスはこの後バ「PP02 バンヤイ・マーケット駅 Talad Bang Yai」までMRT高架下を走ります。

Bus680 Bang Yai 1

バンヤイ駅を過ぎるとすぐに巨大ショッピングモールの「セントラルプラザ・ウエストゲートCentral Plaza WestGate」前です。ここでほとんどの乗客が降ります。

Bus680 Bang Yai 2

Bus680 Bang Yai 3

セントラルプラザ・ウエストゲート」のすぐ裏には今月2018年3月にIKEAがオープンしました。タイではバンナー店に次いで2号店になります。

Central West 181

IKEA Bang Yai 181

バンヤイのセントラルプラザ・ウエストゲート前で接続出来る他の路線バスは、以下の通りです。

127 バーンブアトーン~新南バスターミナル~ピンクラオ~バンランプー
134 バーンブアトーン~ンガムウォンワン通り~北バスターミナル
177 バンブアトン~新南バスターミナル~戦勝記念塔の循環路線
337 パトゥムターニ~バンヤイ~ザ・モール・ンガムウォンワン
388 パークレット~バンヤイ~サーラーヤー
516 バーンブアトーン~新南バスターミナル~ピンクラオ~テウェス

セントラルプラザ・ウエストゲートを過ぎるとバスはカンチャナピセーク通りを南下し、バンヤイ運河を越えた先でUターンし、「ワット・コンカーWat Kongkha」(画像下)の反対側で復路の出発待機をします。

Wat Kongkha 181

Wat Kongkha 182

このワット・コンカーやバンヤイ運河を含めてこのエリアも街歩きをかなりしたので、今後詳細をエントリー予定でいます。

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2018.03.23 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

トンブリー王朝の面影を探し24 バンコクノイ散策①

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回はワット・スワンナラムを訪れました。アユタヤ時代に建立されトンブリー王朝時代にはビルマ兵の捕虜収容所や処刑場に使われましたが、現チャックリー王朝になってからは何度か修復され、その壁画など見るべきものが多いお寺です。

20171209 Thonburi 1

ワット・スワンナラムを後にして、古い木造家屋が並ぶ路地を歩き運河とは反対方向になる南に向かって歩きました。

20180321 BN 1

人がやっと歩けるような細い路地を行くと・・・いきなり線路に出ます。タイ国鉄南本線で起点であるトンブリー駅を出たばかりの線路です。

20180321 BN 2

住宅が密集するバンコクでは線路と人の生活エリアが密接しています。正しくは密接と言うよりかぶっている所も多くあります。マハーチャイ線はほぼ全線で、南本線ではトンブリー駅からタリンチャン駅までがこうした感じです。

20180321 BN 3

ちょうどトンブリー駅を出た列車をやり過ごしてから、線路沿いを歩いて「トンブリー駅Tohonburi St」に向かいました。

20171207 Thonburi 1

タイ国鉄南本線は1927年開通のチャオプラヤー川上流に最初に架かったラマ6世橋の開通で、チャオプラヤー川左岸(東側)に渡り多くの列車がファランポーン駅発になりました。ただ、正式にはまだトンブリー駅が南本線が起点となっています。

20171207 Thonburi 11

タイ国鉄の距離表を見るとトンブリー駅は起点駅から0.87kmとなっており「Distance measured from defunct Bangkok Noi (old Thon Buri) Station」とあるので、まだ「バンコクノイ駅Bangkok Noi St.」は国鉄距離表の中に生きているのですねぇ・・・

20180321 BN 11

バンコクノイ駅はバンコクノイ運河がチャオプラヤー川と合流する所にありました。2003年だったか?敷地をシリラート病院に明け渡し現在のトンブリー駅へ移ったのです。15年ほど前の事なので読者の中にはバンコクノイ駅を知る人も多いかと思います。

20171207 Thonburi 10

さてトンブリー駅の先にある「トンブリー機関車整備場Thonburi Locomotive Garage」はこの後で行くので、駅の西側でまたバンコクノイ運河に向かって路地に入ります。2~3分も歩けば古い薬局にたどり着きます。

20180321 BN 4

今でも現役で営業中の薬局「Sanguan-Osot」です。こうした薬局を見ると中に入って「写真を撮らせて下さい」と頼まずにはいられません(苦笑)

20171203 Thonburi 1

前回エントリーのバンボーでも古い薬草・漢方店を見つけ、写真を撮らせてもらいましたが、その店は漢字が残っていました。トンブリーのこの店はタイ語だけですねぇ~

Bang Bo 181

実は、まだエントリーしてないのですが、長い間バンコク都と周辺県であらゆる所を街歩きをして最も気に入っている所があります。日本や英語でのネットでは間違いなく書かれた事がないでしょうし、タイ人でも知る人は非常に少ないでしょう。そろそろ書いても良いかと思い始めているのですが・・・そこにも古い薬屋さん(画像下)があって、中での作業まで見せてもらっています。

20180321 LP 1

話をトンブリーに戻しましょう(汗)

この古い薬局があるのが「ワット・トン市場Wat Thong Market(ライカーン市場Rai-Kan Market)」です。前回に書きましたがワット・トンとはワット・スワンナラムの以前の寺名で、地元の方々はタラート・ライカーンと呼ぶそうです。

20180321 BN 5

タラートが市場の意味なのは本ブログ読者なら誰もが知る事でしょう。「ライカーンไร้คาน」は英語にすると「ビームBeam」です。ビームって、ウルトラマンが腕を縦と横に交差させて出すビーム(光線)の意味もあるのですが(笑) 建設構造上では「梁(はり、りょう)」を意味します。

20180321 BN 6

(旗が邪魔ですが)画像の屋根の部分が非常に特徴的なのがお分かりになるでしょうか?地面から垂直に立てた柱と柱の間を横に繋げて強度を保つ「梁」が無いと言うか・・・屋根の形に合わせたようなカーブした梁で屋根を支えています。これを梁と呼ぶのか分かりませんが・・・

20180321 BN 7

いずれにしても、この特徴的な屋根の構造で天井が解放された市場の空間を造っています。いつからこの市場が利用されたのか定かではないようですが、現地での説明板では80年以上の歴史はあるようです。

20180321 BN 8

この市場の南側はバンコクノイ運河に面していますが、他の三方は車もアクセス出来ないような狭い路地ばかりです。その為か水運中心から陸運中心となった現在では市場としての機能は少ないようです。それでもここが今も残っているのは・・・きっとこの地域が持つ歴史と人々が必要としているからでしょう。

20180321 BN 9

その地域と人々は「バーンブ地域Ban Bu Community」と呼ばれています。現地説明板に寄ると・・・トンブリー王朝後のチャックリー王朝はラッターナコシンをアユタヤを真似るように街造りをしたそうです。

20180321 BN 10

アユタヤが川で囲われた地であった事から、王宮などがあった中心部を堀とチャオプラヤー川で囲い「ラッターナコシン島」と呼んだ事はよく知られていますね。職人など専門職が集まった地域を造り、そこをアユタヤ時代と同じ名を付けたそうです。日本でも同じような地名がありますよねぇ~ 鍛冶屋町みたいなイメージだと思います。

20171120 Thonburi 4

今はそうした地域が少なくなりましたが、このエリアにはそうした特徴がまだ一部残っているそうです。だからこそ市場の機能は薄れてもタラート・ライカーンは大切に残されているのでしょう。

20171120 Thonburi 8

バンコクノイ運河のワット・スワンナラム側でタラート・ライカーンを中心としたバーンブには、「カンノンヒーン ขันลงหิน Khan Long Hin(Stone Polished Bronze BowlsとかStone Finished Bowls)」と呼ばれるブロンズの器を作る人達のコミュニティーがあり、今でも一か所だけですがその工場を見る事が出来ます。

さて・・・どんどん深みにハマるようにトンブリー地区を街歩きして長く経ちますが、次回はブロンズ工房とトンブリー機関車整備場へと向かいます。

20180321 Map

最後に、「トンブリー王朝の面影を探し」シーリーズの今までのエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端
トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河
トンブリー王朝の面影を探し22 バンコクノイ博物館
トンブリー王朝の面影を探し23 ワット・スワンナラム

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2018.03.21 | コメント(2) | バンコク街歩き

サムットプラカーン東部を行く⑤バンボー

サムットプラカーン県でもバンコク都に近いサムロンやパークナムなどがある西部ではなく、チャチュンサオ県と接する東部『ディープ・イースト・サムットプラカーン』を紹介するシリーズです。

20180313 Samrong 4

前回はサムットプラカーン県の標高図や古地図からサムロン運河の歴史や役割を書きました。いずれにしても水運頼りの時代は県内で東西を貫くこの運河が大切な役割を果たした事でしょう。

そのサムロン運河沿いに栄えた町で県内一番東にあるのが「バンボーBang Bo」です。その町の名の謂れも記しましたが、産業も移動も水とは密接な町だったのです。

20180218 SP 4

ちなみにサムットプラカーン県のバンボー郡は北東の角で少しだけチャチェンサオ県のバーンポー郡に接していたと思います。バーンポーはトヨタTMTがサムロン、ゲートウェイに次いで三番目の工場を建てて一躍脚光を浴びていますが、「水辺の村のバンบาง」と「家のバーンบ้าน」。「池のボーบ่อ」と「菩提のポーโพธิ(超有名なワット・ポーのポーです)」とタイ語だと全く違うのですが、日本語にするとややこしいですねぇ~

バンボーบางบ่อそして、バーンポーบ้านโพธิ์

話を戻しましょう(汗) 本当にこのブログは話が右往左往してなかなか進みませんねぇ~ 

まぁ、言いたかった事は、バンボーでもバーンプーでも、サムットプラカーン県でもチャチェンサオ県でも、そして多くのタイの町が・・・タイに住む多くの日本人にとって工場団地のイメージが強いはずですが、そうした所にも町や人々の記憶に刻まれた歴史があるって事です。

20180319 BB 21

それを感じ取るのは・・・自家用車や社用車で(そこがバンコクでなくても)高級マンションと工場を行き来し、日本人同士で日本食を食べ、休日には日本人仲間とゴルフをする・・・自らを駐妻と称し「ローカルな○○へタクシーで行ってランチ」なんてブログを書かれているような方々には、まずあり得ない事でしょう。

20180319 BB 22

さて、バンボーの町ですがバンナートラート通りとテーパーラック通り東端(画像下)を結ぶ3117号線沿いの2㎞程度に町は広がっています。バンナートラート通りもテーパーラック通りも工場が並ぶ産業道路ですので、その間に細長く町があります。

3117号線バンナートラート側
20180319 BB 1

3117号線テーパーラック通り東端
20180319 BB 2

20年以上前はサムロン運河を渡る所ぐらいが町だったのですが、今は上の画像の通りで全く面白くない工場団地周辺の町に見えます。夜は真っ暗で裸電球で照らされた屋台が並ぶ通りが、今は車のディーラーすら何店かこの通りにあります。3117号線の通りもこんなに幅広かったか・・・

20180319 BB 3

くどくなりますが、この町で好奇心を刺激してくれるのはサムロン運河沿いです。百年市場とか古市場と名付けてはなく、普通に現役で営業している運河沿いの商店ですが、間違いなくそこには周囲の町とは別に経過した時間の蓄積を感じます。

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20180319 BB 5

その中心が3117号線がサムロン運河を渡る橋の下になります。通りは大きく変わりましたが、この橋と橋の下から運河沿いは昔のままです。

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ここには昔から続いているのだろう商店が並んでいます。多くの百年市場(タラート・ロイピー)と同じように運河沿いに板張りした通路を確保し、商品を運んだ船や周囲の家々から漕ぎだされた舟が舫われるようになっています。

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そんな店の中で歴史を感じさせる漢方・薬草店がありました。店中に薬の匂いが染み込んでいるかのようで、今で言うなら人気のカレー店の前を通る時のように2~3軒手前から匂いでこの店が分かります。

20180319 BB 10

Bang Bo 181

もちろん運河に面した食堂もありますし、運河を渡る風が通り抜ける床屋さんも営業されています。

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20180319 BB 12

運河の南側は営業されている店もかなりあるのですが、北側はすでに寂れてしまっています。ここだけでなく、多くの運河沿いの古い町が同じようなのですが、水路中心から陸路へと変わって行った時の流れを感じさせます。

20180319 BB 14

さてバンボーへの行き方ですが、バンコク都方面からだと路線バス1本とバンボーが終点のロットゥーが3本あります。またチョンブリー行などバンナートラート通りを走るロットゥーでバンボーで降りる方も多いです。

20180319 Map

まず路線バスですが、バンナートラート通りを走る地方バス365番で3117号線の北端に行けます。365番はスクムビット通りでサムロン駅からバンナー駅も通ります。エカマイからチョンブリー行38番のロットゥーもバンボーのバス停で降りればその後は同じです。

20180319 BB 15

直接バンボー行のロットゥーは3路線ですが、その一つ戦勝記念塔からバンボー行のロットゥー129番もバンナートラート通りと3117号線が合流する近くが終点(画像下)です。このロットゥーの戦勝記念塔側の乗り場は「戦勝記念塔発着ロットゥー調査②全路線紹介」で詳細を書いています。

20180319 BB 16

この地方バスやロットゥーが発着するバンナートラート通りと3117号線の交差点からサムロン運河まで2kmで歩くと20分以上かかるので、画像下の空色ソンテウを使います。一律8バーツですが、バンボーの町とワット・バンボーの反時計回り循環路線なので、3117号線は北から南にしか行きません。

20180319 BB 17

53番(か53A)のロットゥーはテーパーラック通り東端の交差点近くに待機所(画像下)があって、バンナー・トラート通りを走りバンナー交差点まで25バーツで行きます。バンナー交差点では高速道路下ではなく昔からの北東角から出発です。

20180319 BB 18

ロットゥー1145番はサムロンからテーパーラック通りを走りバンボーまで行くので、途中のバンプリー古市場に行くにも使えます。サムロンでの乗り場は「インペリアル・ワールドImperial World」の南隣です(画像下)。BTSサムロン駅からだと1番出口からスカイウォークでサムロン運河を渡り左に降りた近くです。

20180319 BB 19

このロットゥー1145番はソンテウ1145番系統と同じルートを走ります。ソンテウだと一本で行けないでどこかで繋ぎますが、ソンテウだと真っすぐ(途中ケーハー・バンプリーで寄り道しますが)行けます。また以前は同じルートを走る1145番地方バスがあったのですが、最近見なくなりました。ロットゥーに代ったのかも・・・

20180319 BB 20

このようにアクセスが色々あるのも面白いですねぇ~ まぁ、私はロットゥーが苦手なのとアパート近くで地方バス365番に乗れるので、地方バスとソンテウで行く事が多いですけど(苦笑)

20180313 Map 3

最後に本シリーズの今までのエントリーです。

サムットプラカーン東部を行く①序章
サムットプラカーン東部を行く②スワンナプーム高架水路
サムットプラカーン東部を行く③バンプーの桟橋
サムットプラカーン東部を行く④海抜以下とサムロン運河

次回はバンボーからソンテウでクローンダンへ向かいます。

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2018.03.19 | コメント(0) | タイ・トラベル

1141番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年3月17日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
パークナム ปากน้ำ ~ シーイアム ศรีเอี่ยม
(ラムカムヘン大学2行は少ないです)
パークナム ปากน้ำ ~ ラム2 ราม2

ルート:
パークナムPak Nam ~ サムロンSamrong ~ バンナー交差点Bangna ~ バンナートラート通りBangna Trat ~ ワット・シーイアムWat Sri Iam ~ ラムカムヘン大学2 Ramkhamhaeng Univesity Bangna Campus

Bus1141 Map

サムットプラカーン県パークナムからスクムビット通りをバンナー交差点まで走り、バンナーからはバンナートラート通りでラム2ことラムカムヘン大学バンナーキャンパスまでが本線ですが、実態はパークナム~ワット・シーイアム間がそのほとんどです。

全路線で地方バス365番とルートが重なっていますが、1141番の方が運行が短いのでいつも空いています。

本数はあまり多くなく30分に1本程度です。


バス車種

ノンエアコンバス

Bus1141

Bus1141 Inside


ルート周辺

バスが出発するパークナムはチャオプラヤー川の河口の町で、サムットプラカーン県の県庁所在地で正式名はサムットプラカーンです。バス車庫は特になく「パークナム展望タワーPaknam Observation Tower」周辺からクロコダイル・ファーム(サムットプラカーン クロコダイルファーム&ズーSamutprakarn Crocodile Farm and Zoo)までの広いエリアで路駐待機しています。

Bus1141 Pak Nam

パークナム側で待機しない場合は「ワット・ピチャイ・ソンクラームWat Phichai Songkhram」手前で復路運転を終了し、Uターンして往路スタートします。パークナム市場こと「ウィブーンシー市場Vibun Si」過ぎが確実な起点です。

Bus507 Map Pak Nam

ウィブーンシー市場は魚介類の豊富な事ではバンコク周辺の中でもぴか一でしょう。イカに海老や貝類専門店もあるのと乾物を扱う店も多いです。

Pak Nam Market 1

Pak Nam Market 2

Pak Nam Market 3

この市場奥にはチャオプラヤー川で一番下流の渡し船があり、対岸の「プラ・サムット・チェーディー船着場Phra Samut Chedi」を結びます。船は渡し船の中では大きな方ですが、実際にお客が乗る所は平底でなく横に渡された板の上に腰掛けるスタイル。2018年3月時点で5.5バーツです。

Pak Nam Boat

Phra Samut Chedi 1

プラ・サムット・チェーディーの仏塔はサムットプラカーン県の県章にもなっています。またピースアサムット島へ吊り橋で渡ると「ピースアサムット要塞Phi Seur Samut Fort」があります。「首都防衛要塞を行く②プラサムットチェーディー」で詳しく書いています。

Phra Samut Chedi 2

プラ・サムット・チェーディーから大型ソンテウに乗ると、チャオプラヤー川河口に造られた「プラ・チュラチョームクラオ要塞Phra Chulachomklao Fort」へ行けます。ここには元練習艦メークロン号が置かれています。

Phra Chulachom klao Fort 1

前記のピースアサムット要塞を含め、西洋列強の脅威を感じ始めたラマ5世(1868~1910年)統治下に海から攻めて来る敵から守る為、チャオプラヤー河口から王宮近くまでのチャオプラヤー川沿いに整備し造った要塞で、「首都防衛要塞を行く⑤プレーン・ファイファー要塞 Season1最終回」から詳細エントリーにたどれます。

Phra Chulachom klao Fort 2

起点となるのはパークナム・タワー近くですが、このタワーは179.55メーターだそうです。展望台とレストランが出来るそうですが、チャオプラヤー川がタイ湾に出合う所なので、さぞ見晴らしは素晴らしい事でしょう。

Pak Nam Tower 1

私がロングステイを始めた2015年末の開業予定でした。昨年クレーンが撤去されたので、今年2018年末ぐらいには・・・BTS延伸部開業待ちかも。

Pak Nam Tower 2

そしてこのタワーは画像の通り刑務所跡地に作られていて、目の前にBTSサムローン駅先延伸部の高架がスクムビット通り上を通っています。BTSやMRTの新線・延伸に関しては全駅全区間を紹介していますが、この区間に関しては「全て見せますBTS延長部と新駅3」でエントリー済みです。

Pak Nam Tower 3

起点を出発したバスは最初の交差点でスクムビット通りへ入ります。ちょうどその交差点が画像上です。

バスはパークナム中心部を離れサムット・プラーカーン県庁前(下の画像で時計台がある建物)の交差点でスクムビット通りに入り、再度BTSスクムビット線延伸工事高架下を走ります。BTS新駅「サムット・プラーカーン・シティホール駅」がすぐ近くです。

Pak Nam City 1

県庁はチャオプラヤー川にも面しており、時折大きな船が川を行き来するのが見えます。またこの辺りの川沿いはきれいに整備されており、川面を渡る風が心地よい所です。

Pak Nam City 2

サムット・プラーカーン県庁前を過ぎると次はタイ海軍関係の施設が続き、「海軍博物館 Naval Museum」前を通ります。入る時に何らかの身分証明書が必要ですが、無料で中に入れます。「海軍博物館@パークナム」で詳細をエントリー済みです。BTS新駅「ネーバル・アカデミー駅」が目の前です。

Naval Museum 181

バスはBTS新駅「エラワン・ミュージアム駅」を過ぎると右手に三頭を持つ巨大な象の像がある「エラワン・ミュージアム」です。この施設を美術館と言って良いのか分かりませんが、その外観からも分かるような独特の世界を表現しています。施設前で参拝する方も絶えないので、何かご利益もあるのかも知れません。

Erwawan Museum 181

次のBTS新駅は「プーチャオ・サミング・プライ駅」で、駅の西側は「トヨタ自動車」のタイで最初のサムロン工場、東側は「パナソニック」のサムロン工場で松下電器(現パナソニック)の記念すべき最初の海外工場です。西へ向かうプーチャオ・サミング・プライ通りには「いすゞ自動車」のサムロン工場がありますし、初期にタイに進出した自動車メーカー、電気電子メーカーを中心とした多くの日系企業が集中する所です。

Phuchao S P 181

Bus1141 Samrong 2

プーチャオ・サミング・プライ通りの西端にはチャオプラヤー川の渡し船があり、チャオプラヤー川のプラプラデーン渡し船ではここが一番眺めが素晴らしいです。またバイクやトゥクトゥクも乗る車両用が人用と少しはなれて運航されています。「チャオプラヤー渡し百景1」に詳細をエントリー済みです。

PPD 181

渡し船があるプラプラデーンはモン族が住み着いた地で、今もその痕跡を見つける事が出来ます。また首都防衛の要塞が両岸にあってその跡も見る事が出来ます。「渡し船とソンテウで行くサムットプラカーン」シリーズで詳しく書いています。

PPD 182

スクムビット通りを走るバスは次に昨年2017年4月に開業なったBTS「サムロン駅」下を走ります。画像下はそのサムロン駅からプーチャオ・サミング・プライ駅側を撮ったもので、遠くにエラワンの象の像が見えています。

20180218 SP 1

Bus1141 Samrong 1

2018年2月現在、BTSスクムビット線最東端(実際は最南端)のサムロン駅はバンコク都を離れた最初の駅でもあり、この先の延伸区間は前記の通りパークナムより南に延びています。開業直後のサムロン駅、そして今後の延伸区間全てを歩き全区間全駅を次のエントリーで紹介しています。

開通BTSサムロン駅④今後の延伸部、そして次なる課題
全て見せますBTS延長部と新駅4

BTS-Samrong 181

南北のスクムビット通りと東西のサムロン運河が交差し、西のプラプラデーンに通じるプーチャオ・サミング・プライ通りに、東のバンボーやバンプリーに通じるテーパーラック通りと交通の要所です。その中心は「インペリアルワールド・サムローン」と「サムロン市場」でバスやソンテウにロットゥーが集まり、曜日や時間に限らず人がうごめいています。

Samrong 181

スクムビット通りの両側に市場が広がり、東側の市場は魚介、肉、野菜などが中心で市場裏のサムロン運河には珍しいロープを手繰る渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」でエントリー済みです。

Samrong 182

バスはBTSベーリング駅からサムットプラカーン県を離れバンコク都に入り、バンナー交差点で右折しバンナートラート通りへと入ります。交差点角はBITEC(バンコク国際貿易展示場)で何かのイベントがあると渋滞が激しい交差点です。

BITEC 181

スクムビット通りではパークナムからバンナー交差点までの間で、以下のBMTA管轄路線バスに接続出来ます。

  2 サムロン~スクムビット通り~セントラル・ワールド~王宮広場
 23 サムロン~エカマイ通り~ペッブリー通り~テウェス
 25 プレークサ通り~スクムビット通り~ヤワラー~ター・チャーン
 45 サムロン~スクムビット通り~ラマ4世通り~シープラヤ船着場
102 パークナム(プレークサ)~ クロントゥーイ~セントラル・ラマ3
129 バンケーン車庫~セントラルラップラオ~高速経由~サムロン
142 パークナム~バンナー~高速経由~ラマ2世通り~サメーダム
507 パークナム~ファランポーン駅~新南バスターミナル
508 パークナム~スクムビット~サイアム~ワット・ポー
511 ファームチョラケー車庫~スクムビット通り~新南バスターミナル
536 パークナム~高速経由~戦勝記念塔~北バスターミナル

さて、バンナー交差点をソンテウ1143番で西側に2.5kmほど行くとチャオプラヤー川で、対岸のプラプラデーン(パパデーン)へ渡し舟で行けます。ンコク周辺のチャオプラヤー川渡し船は全て詳細をエントリー済みで、ここは「チャオプラヤー渡し百景2」で書いています。

bangna 181

対岸ワット・バーンナムプーン・ノークに着くと、そこからモタサイで5分ぐらいでしょうか、私はいつも歩きますが17分で「バーンナムプン水上マーケット」に行けます。

PPD 183

バスは大幹線道路のバンナートラート通りを東に向かいます。すぐにこの地区で商業的な中心となる「セントラル・バンナーCentral Plaza Bangna」前を通ります。

Central Bangna 181

セントラル・バンナーを過ぎると、バンナートラート通りとシーナカリン通りの大きなジャンクション「ワット・シーイアムWat Sri Iam」です。ほとんどのバスがここで終点です。画像下はシーイアム発パークナム行のバスです。

Bus1141 Sri Iam

シーイアムのジャンクションを越えて、首都圏で最大のショッピングモールだろう「メガ・バンナーMEGA Bangna」手前でバスは左折してラムカムヘン大学へ向かいます。メガバンナーへ行く場合は左折直後で降ります。

メガバンナーに関するエントリーは多いのですが、「拡張なったメガバンナー 最新アクセス術付」が最新のエントリーです。

20180131 MEGA 2

バスがメガバンナー手前でバンナートラート通りから外れると、すぐにラムカムヘン大学バンナーキャンパス(ラム2)前で終点です。

Ram 2 Univer 181

バンナートラート通りではバンナー交差点からバンケーオの間で、以下のBMTA管轄路線バスに接続出来ます。バンケーオはメガバンナーの西側です。

  2枝 サムロン~スクムビット通り~セントラル・ワールド~王宮広場
 23枝 サムロン~エカマイ通り~ペッブリー通り~テウェス
 38 ラムカムヘン大学2~アソーク~戦勝記念塔~チャンカセーム大学
 46 ラムカムヘン大学2~ラマ4世通り~ファランポーン駅近く
 48 ラムカムヘン大学2~スクムビット通り~ワット・ポー
139 ラムカムヘン大学2~高速経由~プラトゥナーム~戦勝記念塔
180 メガバンナー~高速経由~クロントゥーイ~セントラル・ラマ3
558 スワンナプーム空港~バンナートラート通り~高速~ラマ2世通り

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2018.03.17 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

トンブリー王朝の面影を探し23 ワット・スワンナラム

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回はスワンナラム高校内にある教室の一室を使ったような「バンコクノイ博物館Bangkok Noi Museum」を紹介しました。博物館と書いていますが実態は郷土資料館で、管理人も居ない時が多くなかなか入れません(笑)

20180307 BN 8

ここからバンコクノイ運河沿いにチャオプラヤー川に向かって歩きますが、実は街歩きをする中で画像下のような「バンコクノイ散策道」(勝手に名付けました)の案内図を見かけました。

20180315 Map 1

実は、今回のトンブリー地区の街歩きの中で多くのこうした散策案内図を以下の様に見かけました。タイの人々にとっても街歩き、路地歩きをするのに面白い所なのでしょう。

グディ・ジーン
20180315 KC

グディ・カオ
20180315 KK

タラート・プルー
20180117 TP 4

バーンルアン
20180210 BL 13

これらはほとんどがタイ語のみで小さな画像では読み取れないでしょうが、ご安心ください。こうした案内図に書いてある所は全て本ブログで書いていますし、それ以上を紹介していますから(苦笑)

多くの散策道があるトンブリー地区ですが、結論から言えばここまでこのブログを通して読まれている方なら是非訪れたい地であると言えます。そこは今までのように歴史的な意味合い、運河沿いの風情、庶民の暮らし・・・と言った意味ではなく、変化に富んでいるからです。

20180307 Map

さて、バンコクノイ博物館がある高校のすぐ裏、バンコクノイ運河よりが「ワット・スワンナラムWat Suwannaram」です。

20180307 BN 11

私がこの寺を知ったのはトンブリー王朝の面影探しの街歩きをするずっと前の事で、バンコクの図書館で読んだタイ文化の英語の本でした。

20180315 Suwannaram 1

その本にはこの寺の壁画の価値について述べられていました。それが最初に訪れたきっかけとなり、トンブリーの街歩きに中でも数回訪れています。

20180315 Suwannaram 2

本堂はいつ訪れてもお参りの方が数人いるかいないかなので静けさの中でゆっくり出来ます。本堂仏像の背面と両側は一般的によく見られる壁画内容で仏陀の一生などを描いたものと思われます。

20180307 Suwannaram 4

興味深いのは入口がある壁に描かれている内容です。モチーフは仏陀と煩悩の化身マーラとの闘いだと思うのですが(たぶん)、それが時代を反映してか、何かを表現したかったのか、西洋人と思われる顔つきに様相、そして人々の生々しい暮らしすらも見えて来るのです。

20171209 Thonburi 1

壁画は傷みもあるし上の方は角度も悪く見難いのですが、不思議な事にじっくりと何度も見ていると・・・物語まで見えて来るのです。

20180307 Suwannaram 3

ワット・スワンナラムはアユタヤ時代に建立され当初は「ワット・トンWat Thong」だったそうです。この「トンทอง」はタイ語で黄金の意味になり、地名にも使われる事があるのでパターン認識しています(汗)。ワット・トンはワット・スワンナラムのすぐ横を流れる小さな運河の名となって今も残っています。

20171120 Thonburi 1

トンブリー王朝時代はビルマ軍捕虜の収容所だったとか、処刑場だったと言われています(バンコクノイ博物館の係員説明)。今までトンブリー王朝の面影を探しながら街歩きをして来ましたが、旧王宮エリアを囲った城壁の外側で位置的にもそれが頷けます。

20180307 Suwannaram 6

そしてワット・スワンナラム前にはバンコクノイ運河が流れ、タークシン王廟がここにもありました。このバンコクノイ運河はチャオプラヤー川の元流でしたが、この寺が建立された時にすでにショートカットが掘られていたのではないかと思われます。

20180307 Suwannaram 5

現チャックリー王朝になってからワット・スワンナラムと名が変わり、何度か改修もあったそうです。ここお寺で見るべき三階建ての鐘楼は中国式と現地説明にあるのですが、ちょおとその意味が私的には不明です。ラマ3世の私的好みでこんな形になったようです。

20180307 Suwannaram 7

さて、次回からは冒頭に書いたバンコクノイ散策道に従っての路地歩きになります。

20171120 Thonburi 3

最後に、「トンブリー王朝の面影を探し」シーリーズの今までのエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端
トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河
トンブリー王朝の面影を探し22 バンコクノイ博物館

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2018.03.15 | コメント(0) | バンコク街歩き

サムットプラカーン東部を行く④海抜以下とサムロン運河

サムットプラカーン県でもバンコク都に近いサムロンやパークナムなどがある西部ではなく、チャチュンサオ県と接する東部『ディープ・イースト・サムットプラカーン』を紹介するシリーズです。

20180305 BP 2

前回は海に突き出た桟橋とその根元にある食堂を紹介しました。地元の方々だけが知る、ゆったりした時と海風が気持ち良い所で、このエリアへの公共交通も紹介しました。観光ガイドはもちろんネットでは書かれた事が無いだろう地です。

今回からはサムットプラカーン県の最東端になるバンボー郡のエントリーになります。東隣はチャチュンサオ県です。本ブログで何度も書いていますが、バンコク都を知る前にサムロンやパークナムを80年代から訪れていた私にとって20年以上前から良く知る地でもあります。

20180218 SP 4

前回までのバンプー同様にタイ語から始めてみましょう。くどいのですが、私はタイ語を話すのは超幼稚で読み書きは全く出来ず、地名など最低限必要なタイ語をパターン認識しているだけです。バスやソンテウに乗るのにいつの間にか覚えたと言うか、記憶しただけですね(汗)

カタカタで『バンボー』、英語だと「Bang Bo」ですが、「バンบาง」は地名によくある「水辺の村」の方のBangで、例によってバンナー、バンプリー、バンカピ・・・とバス乗りは嫌でも真っ先にパターン認識したタイ文字です(笑)

บางบ่อ

「ボーบ่อ」は「池」のボーです。たしかに初めてここを訪れた時から今も、池だらけです。行っても行っても池ばかりだったのが正直な印象です。養殖に使われている池も使われていない池もあるでしょう。昔は大きな工場団地が無かっただけで、その周囲は変わりはありません。塩が関係するのか稲作や畑が広がる地とも異なります。

こんな地域の特徴と、熱心な読者からのご質問もあったので、古い地図や画像が好きなブログですが、今回はいつもと違って標高図を出しましょう。これが面白いのです・・・青色が平均海面 (MSL)以下で水色同じレベルを意味しています。

20180313 Map

面白いのは、バンコク都東端に南北に走る深く広い溝が見られる事と、それがサムットプラカーン県で大きく広がっている事です。この標高図範囲だけで言うなら北はパトゥムターニ県のラーチャモンコン工科大学タンヤブリー校(画像下)から真南に向かっています。この大学と位置は「蓮ミュージアム」で書いています。

20180313 Univ

南北の大きな溝はミンブリーの東にある「ワリィピロム自転車公園Wareepirom Park」(画像下)を通り、スワンナプーム空港の北で大きく三角州(デルタ地帯)のようにサムットプラカーン県を中心に広がります。ワリィピロム自転車公園の位置は「アパート近くにこんな所があれば②自転車に乗るなら」で書いています。

20180313 Park

これはまるで古代のチャオプラヤー川の流れに見えないでしょうか? 専門知識がなくネットはもちろん今回は文献を調べたわけでないので、私的な勝手な古代への妄想で笑われてしまいそうですねぇ~

本シリーズの「②スワンナプーム高架水路」に書いているのですが、スワンナプーム空港の計画が公になった時に私を含めて地元の方々は『なんであんな湿地帯ですぐ水が出る所に・・・』と誰もが思ったわけがここにあるのです。空港周囲を3m程度の堤防を築き、特別な排水路を造っても・・・本当に大丈夫かと誰もが半信半疑だったのです。

そしてそのスワンナプーム高架水路のエントリーでちょっと触れたバンコク首都圏を守る2014年度の「キングスダイクKing Dike建設計画」ですが、これが人口密集度が高く政治経済の中心であるバンコクを守るべき堤防なのです。この海抜ゼロメートルの溝の西側に造られています。

20130313 King Kaeo

堤防と言っても高さ1mぐらい道路を上げるような考え方で歩いても気が付かないぐらいかと思います。画像上の空港西側のキンケーオ通りの中央分離帯もこの堤防の一部とされています。

これが2011年のように北からじわじわと洪水が迫った時にバンコク都を守り、人口非密集地帯へ水の流す考えです。この非密集地帯には空港もサムットプラカーン県の工場団地も含まれています。ただし、実態はズタズタで今のままでは役に立たないとハッキリ言えます。

別な話で、2015年に終えた日本の約55億円の無償資金援助が使わて、かさ上げされた国道9号線かさ上げ工事も洪水対策で、アユタヤ県からバンコク都でこの溝のすぐ西側になりキングスダイクに繋がります。

もっとも都心部ど真ん中でもゲリラ豪雨まで行かなくても、激しい雨ですぐに冠水するエリアが多いのは別な話です。そしてサムットプラカーン県で言えば、地盤沈下に海岸浸食、そして海面上昇と高潮の方が深刻な問題になるように私的には思えます。

話を戻しましょう・・・・(汗)

いずれにしてもこうした地であるのを実感させるのがバンボー(池の水辺の村)の意味です。

20180313 Hia

サムットプラカーン県の資料に寄るとバンボーは1930年に「バンヒアBang Hia」から変えられたそうです。バンは例の通りで「ヒア เหี้ย」はミズオオトカゲ(画像上)の意味です。まぁ、それもこの地を現していたとは思うのですが、タイでは人を罵倒する時にも使われる言葉なのでさすがに具合が悪かったのでしょう。

話を戻しましょう・・・・(汗)

サムットプラカーン県の他の郡同様に、バンボーも誰もが知るだろう日系大企業の工場があるのですが、大幹線道路のバンナートラート通りやスクムビット通りが整っていない時代は水路沿いに町が点々として、周囲は池がずっと続いていた事でしょう。

バンボーの中心部にはそんな昔をしのばせる風景が残っています。サムロン運河が三叉路のように交差する所です。

20180313 Samrong 1

サムロン運河はチャオプラヤー川とバンパコン川を東西に結ぶ運河です。直線距離だと50㎞ぐらいだと思います。サムロン、バンプリー、バンボー、そしてバンパコンを結びます。

サムロン:多くのエントリーがありますが「⑥来月BTSが通るサムロン」がまとまっています。

20180313 Samrong 2

バンプリー:多くのエントリーがありますが「⑧バンプリーで絶対に行くべき寺」がまとまっています。

20180313 Samrong 3

バンボー:今後のエントリーですね(笑)

20180313 Samrong 4

サムロン運河はちょっと離れていますがバンナートラート通り(画像下)の南側、そしてテーパーラック通り(画像下の下)のすぐ北側を流れます。

20180313 Road 1

トヨタ、日産、ホンダ、いすゞ、日野と言った早くからの自動車製造業の進出があり、サプライチェーンも県内至る所で見られ、バンプー、バンプリー、バンボーと言った工業団地を支える幹線道路が走るサムットプラカーンですが、そんな道路がない時代はサムロン運河のみが県の東西を繋いでいたのです。

20180313 Road 2

バンナートラート通りやテーパーラック通りのような産業道路と言える新しい道は別にして、「バンコク・サムットプラカーン道路」がスクムビットと名を変えたのが1936年9月8日です。その翌年1937年の地図が以下です。

20180313 Map 1

この地図はタイ国鉄より早く1893年に開業した外国資本の民間鉄道でパークナム線の一部です。タイで最初の鉄道がパークナムからファランポーン近くまで走っていたのですが、その痕跡を追っての街歩きもしています「⑤タイ初の鉄道跡を通りサムロンへ」が、この時点でも(今のスクムビット通りが)サムットプラカーン道路として工事中(Under Consutruction)になっています。

要はちゃんとした道路など無かったのですが、注目すべきは鉄道のサムロン駅に「Landing Boat to Chachoeng Sao」と記されているのです。もちろん「サムロン運河Khlong Samrong」の事です。ここからチャチュンサオへ運河船で行くのが常だったのでしょう。

20180313 Map 2

画像上が1954年のサムットプラカーン県で、私がよちよち歩きを始めた頃でしょうか(笑)スクムビット通りに上記のパークナム鉄道、それ以外で・・・市街地がパークナムにあるぐらいでしょうか、この地図でもサムロン運河が東西交通の重要な役割だったのが理解できます。

サムロン運河がいつ出来たのか調べた事があるのですが、英語の文献に『アユタヤの記録に15世紀末にサムロン運河の浚渫を行ったとの記録がある』と読んだ事があるのですが、そこまで古いのか疑問でそれ以上調べるを止めしてしまいました(汗)

20180313 Bang Bo 1

いずれにしてもバンプリー古市場も120年ぐらいだったと思うので、バンボーの町も百年以上の歴史があるのでしょう。もっとも運河沿いの古い家並み以外は全くそんな感じがしないで、周囲の工場団地と新興住宅で賑わいある所です。

その古い家並みが残っているのがサムロン運河が三叉路になる所です。サムロンがある西から来た運河はバンボーで南と東に別れます。東に行けばチャチュンサオでバンパコン川に接し、南はダン運河でタイ湾へ接しています。そこがクローンダンの町(画像下)です。

20180218 SP 5

さて・・・次回からはバンボーの古い家並みが残っている運河沿い、そしてバンボーから南下してクローンダン、その後に海沿いのスクムビットを通り海に突き出たワット・ホントーン、その後にバンパコン川河口を見るショートトリップになります。

20180313 Map 3

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2018.03.13 | コメント(2) | タイ・トラベル

番号なし バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年3月11日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

この路線の番号も素性も分かりません。車のライセンスプレートが無い事、ドンムアン空港と空軍基地の周囲を循環している事、色が派手でない事・・・などから私的には軍が運行している路線バスと勝手に思っていますが・・・全く普通の路線バス同様に誰でも料金を払えば乗り降り出来ます。

素性をご存知の方は、どうか教えてください。
2018年3月12日追記:読者コメントでエアコン車前面にある印刷文字で、エアコン車の略文字であるポーオーปอの次の2文字「ทอ」がRoyal Thai Air Forceの略語だと教えて頂きました。従って空軍が関係する路線バスには間違いないようです。もちろん誰もが普通に乗れます。

ドンムアン空港をぐるっと回る両方向循環路線ですが、以下は反時計回りルートで、起点は特にないのでドンムアン空港としました。時計回りではラムルッカ交差点で待機中をよく見るので起点にも思えます。

行先表示:
ドンムアン ดอนเมือง ~ サパーンマイ สะพานใหม

ルート:
ドンムアン空港Don Muang → 国鉄ラックシー駅SRT Lak Si St. → ラックシー・ロータリーLak Si Roundabout → パホンヨーティン通りPhahon Yothin → サパーンマイSaphan mai → ラムルッカ交差点Lam Lukka → ウィパワディーランシット通りVibhavadi Rangsit → ドンムアン空港Don Muang

Bus000 Map

路線はほとんどバンコク都内ですが、ナショナルスタジアムでパホンヨーティン通りからウィパワディーランシット通りに入ると時にパトゥムターニ県を一瞬走ります。

本数は路線が短いのであまり待つ印象はありません。15~20分に1本は平日日中でもあるように思えます。

バス車種

ノンエアコンバス、一律9バーツです。

Bus000 NA

Bus000 NA Inside

エアコンバス、黙ってお金を出せば一律12バーツです。6バーツもあるように思えますが短距離なのか分かりません(汗)

NBus000 A

Bus000A Inside

ライセンスプレートの代わりなのかタイ文字数字で番号があるのと、車体横と後方には大きな3ケタのタイ文字数字で車体番号も書かれています。


ルート周辺

上記した通り循環路線で起点が分かりませんので、一番分かり易いドンムアン空港としました。この空港の現在はエアアジアなどLCCの起点となる空港です。

Don Mueang 181

同じ路線バスの空港アクセス便A1、A2、A3にA4との違いはそれらが空港ターミナル前で乗れるのに対し、このバスはいったん空港ターミナルを出てウィパワディー・ランシット通りのバス停で乗る事でしょうか。国際線ターミナルT1ならおよそ5分ほど歩かなくてはなりません。画像下が空港側でその下が国鉄ドンムアン駅側です。

Bus000 Don Mueang 1

Bus000 Don Mueang 2

ドンムアン空港はスワンナプーム開港前の思い出がたくさんある方も多いと思います。そんな古い空港ですが、2015年12月末には第2ターミナル(画像下)が国内線専用として再稼動されました。「再編成後のドンムアン空港1(第1ターミナル)」や「再編成後のドンムアン空港2(第2ターミナル)」でT2開業後の空港をエントリーしています。

Don Mueang 182

ドンムアン空港からラックシーまでは建設中のタイ国鉄新線ダークレッドラインと並行して走ります。ダークレッドラインの詳細は「ダークレッドライン全て見せます⑩ 最終回 ランシット駅」で全区間全駅にたどれます。

Lak Si 182

ラックシーではチェーン・ワッタナ通りへ左折しますが、時計回りではチェーン・ワッタナ通りからウィパワディー・ランシット通りへ右折出来ないので、反対に左折して2㎞以上行ってからUターンしてドンムアンに向かいます。

さて反時計回りのルートに戻り、チェーン・ワッタナ通りはラムイントラ通りと名を変えて、すぐにパホンヨーティン通りと交差します。そこは「ウォンウィエン・ラックシー(ラックシー・ロータリー)」と呼ばれれる大きなロータリー式交差点で、中央にはラックシー記念塔「The Fifth Constitution Monument (Lak Si Monument)」があるのですが、訳すると「5番目の憲法記念碑」ですが詳細不明です(汗)

Lak Si Rotary 181

バスはロータリー内で左折してパホンヨーティン通りを北へ向かいますが、このロータリー南には大きく白い仏塔が印象的な「ワット・プラシーマハタトゥ Wat Prasri Mahadhat Worawihan」があります。

Wat Prasri Mahadhat 181

パホンヨーティン通りは現在BTSスクムビット線モーチット駅からの延伸工事中です。全ての延伸工事区間はエントリー済みですが、「BTSモーチット駅先延伸部を歩く9 工事最北端 (後編)」からたどれます。そしてどうもロータリー内に「N17 ワット・プラシーマハタトゥ駅 Wat Prasri Mahadhat Worawihan」が出来そうですね。

Lak Si Rotary 182

Bus000 Sai Yut

ラックシー・ロータリーを過ぎるとパホンヨーティン通りで最も庶民の賑わいがある「サパーンマイSaphan Mai」です。このバスの車体フロント部に書かれている行先はサパーンマイとドンムアンになっていますが、終点ではなくループ部の一か所です。

Bus000 Saphan Mai

サパーンマイには画像上のようにBTSサパーンマイ駅も出来ますし、サパーンマイ市場とも呼ばれる「インチャロン市場Ying Charoen Market」が町の中心です。

Saphan Mai 182

タイ国政府観光庁のサイトによると・・・バンコク郊外にある最大の私設市場で、総面積15,000平方メートルの敷地に約1,600店が軒を連ね、プロの料理人から家庭の主婦まで1日2万人のお客さんでにぎわうこの市場だそうです。ちなみに私的には、観光庁が言っているのは少し大げさのように思えますが(笑)

Saphan Mai 183

また昔話になりますが、インチャロン市場の裏にはラップラオ運河からの運河ボートが運航されていました。サパーンマイからサパーン・クローンタン間で、なんとクローンタンでセンセープ運河ボートと接続していたのです。

Saphan Mai 181

続いてバスは「タイ王立空軍博物館Royal Thai Air Force Museum」前を通ります。ここはバンコクに数ある博物館の中でもお勧めの所。無料で広い敷地に触り放題の航空機、兵器と言うよりタイでの航空機の歴史も学べます。「ここは面白い!空軍博物館1」でエントリー済みです。

Air Force Museum 181

この辺りはドンムアン空港の裏側になり、空軍の施設が続きます。下の画像は「王立タイ空軍航空公園Royal Thai Air Force Aviation Park」です。この公園の通りの反対側はタイ空軍本部で、公園の奥はタイ空軍アカデミーとタイ空軍の本拠地ですね。「タイ空軍博物館と航空公園」でエントリー済みです。

Air Force Museum 182

バスは空軍施設が続くパホンヨーティン通りを北上し、ラムルッカ交差点手前の道路反対側で待機して時計回りのバスを見ますので、ここが車庫から来たバスの一応の起点かも知れません。

Bus000 Lum Lukka

ラムルッカ交差点を過ぎるとスポーツ競技場「トゥパテミー・スタジアムThupatemee Stadium」です。別名「空軍スポーツ・スタジアム」で空軍所属のサッカークラブチーム「エアフォース・セントラル AIR FORCE CENTRAL FC」の本拠地です。

Air Force Stadium 181

次にバスはウィパワディーランシット通りとの三叉路にある「ナショナル・メモリアル Nation Memorial」前を通ります。そして三叉路で左折してウィパワディーランシット通りへ入ります。

NatinalMemorial 181

ナショナル・メモリアルを日本語訳すると戦没者記念塔(館)あるいは戦没者慰霊塔(館)が良いように思えます。外に置かれた兵器は別にして、二つの建物内の展示はタイの歴史を知る上で価値があると思っています。

Bus000 CCW

ナショナル・メモリアルを過ぎれば高速道路下を南下し、ドンムアン空港まであっと言う間です。

このバスのルート上は全てBMTA管轄の路線バスが多く走っています。ただし、このバスのようにドンムアン空港を一周するような路線はありません。BTSが延伸されると、空港とBTS駅を結ぶ最短バスルートの可能性も出て来ます。

なお接続の為の、ドンムアン空港前のウィパワディーランシット通りを走るBMTA管轄路線バスと地方バスは以下の通りです。

 29 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 59 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~王宮広場
 95n ランシット~ドンムアン空港~バーンカピ(ハッピーランド)
187 シープラヤ~戦勝記念塔~ランシット~クローン3
356 パークレットorノンタブリー~サパーンマイ~ドンムアン~パークレット
504 ランシット~ドンムアン空港~伊勢丹前~タノントック
510 タマサート大学ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔
538 ラチャモンコン大学~ドンムアン空港~高速経由~戦勝記念塔
554 スワンナプーム空港~ラムイントラ通り~ドンムアン~ランシット
555 スワンナプーム空港~ラマ9世(高速)~ドンムアン~ランシット

上記以外にドンムアン空港内アクセス路線がありますが、接続にはあまり便利ではありません。

 A1 北バスターミナル~モーチット駅~高速経由~ドンムアン空港内
 A2 戦勝記念塔~モーチット駅~高速経由~ドンムアン空港内
 A3 ルンピニー公園~プラトゥナーム~高速経由~ドンムアン空港内
 A4 王宮広場~カオサン~民主記念塔~高速経由~ドンムアン空港内

サパーンマイもタイ国道1号線でもあるパホンヨーティン通り上なので、以下の多くのBMTA管轄路線バスと地方バスに接続しています。

 34 ランシット~バンケーン~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 39 タラートタイ~ランシット~サパーンマイ~戦勝記念塔
114 ラマ5世橋~ンガムウォンワン通り~ラムルッカ交差点
185 ランシット~ラチャダピセーク通り~クロントゥーイ
356 パークレットorノンタブリー~サパーンマイ~ドンムアン~パークレット
503 ランシット~パホンヨーティン通り~戦勝記念塔~王宮広場
520 タラートタイ~ラックシー・ロータリー~ミンブリー
522 ランシット~ンガムウォンワン通り~高速経由~戦勝記念塔
543 バーンケン~サパーンマイ~ラムルッカ通り~ラムルッカ市場
1009 サパーンマイ~ミンブリー

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2018.03.11 | コメント(2) | 首都圏地方路線バス

トンブリー王朝の面影を探し22 バンコクノイ博物館

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回まではチャックプラ運河とバンコクノイ運河が合流する所まで書きました。長かったトンブリー王朝の面影を探しながらの街歩き、それもやっと最終章に近づいてきました。

20180222 Map 1

今回からはバンコクノイ運河沿いを歩き、この旅の始めに歩いた旧王宮エリアの北端に向かいます。

最初に地図ばかりになって恐縮ですが、今回街歩きする所は以下の地図の通りです。このルートの半分はGoogle Mapsをいくら拡大しても現れない路地です。

好きなトンブリーの路地なので、最後に行き着くまで何回のエントリーが必要か分かりません。それで最初に全体像を地図で示すのです。

20180307 Map

バンコクノイ運河の北側は別シリーズとして「チャオプラヤー川元流を歩く(仮)」で書くつもりでいます。今までエントリーをして来たバンコクヤイ運河からチャックプラ運河、そしてバンコクノイ運河もチャオプラヤー川元流なので、結局は続いて長々と書く事になるのですが(汗)

今回の街歩きのスタートはジャラン・サニットウォン通りがバンコクノイ運河を渡る橋の上からです。川幅は広く護岸されており住宅が密集しています。画像下は北側(上流)です。

20180307 BN 1

画像下は南側(下流)を撮ったもので、奥に見えるビル群がシリラート病院で、その白いビル群を背景に真っ黒なトンブリー機関車整備場の給水塔が見えています。画像で運河の右にあるお寺は「ワット・スワンナラムWat Suwannaram Ratchaworawihan」です。

20180307 BN 2

そして橋がある「ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong」上はMRTブルーラインのタオプーン駅からの延伸高架が走っています。このMRT延伸工事に関しては「MRTブルーライン延伸部を歩く 5 最終回」で詳しく書いていますが、橋のすぐ南西側には「バンクーンノーン駅 Bang Khun Non」が出来つつあります。

20180307 BN 3

このバンクーンノーン駅下のバス停で降りて歩きだします。ここを通る路線バスは以下の通りです。私自身は戦勝記念塔発の108番が本数が多く、単純なルートなので渋滞箇所が少なくよく使います。

 40 ラムカムヘン~スクムビット~ヤワラー~旧南バスターミナル
 42 サオ・チン・チャー~ジャラン・サニットウォン~ピンクラオの循環
 57 チャオプラヤー側西側で南北の楕円状になる循環路線
 68 サメーダム~タープラ~ピンクラオ~バンランプー
 80 ペットカセームSoi81~BTSバンワー駅~王宮広場
108 タープラ~クルントン橋~戦勝記念塔
171 ナッギラー・レムトーン~ラムカムヘン~ケーハー・トンブ
175 ノンタブリー船着場~ラマ7世橋~タラートプルー
509 プッタモントン・サーイ2~戦勝記念塔~北バスターミナル

ここのバス停は現在(2018年3月)MRT新駅の工事のど真ん中にあって、場所が頻繁に変わります。タイでは普通なのですが、歩行者への安全対策が無い所でバスを降りて歩くので十分に注意して下さい。まぁ、将来はMRT新駅が出来てこの辺りも大きく変わるって事ですねぇ~

20180307 BN 4

バス停からすぐのジャラン・サニットウォンSoi32へ入ります。パクソイから200mも歩けば「バンコクノイ博物館Bangkok Noi Local Museum」がある「スワンナラム高校Suwannaram High School」です。

20180307 BN 5

博物館と言っても高校内の一室のある郷土資料館と理解した方が良いです。そして私自身はトンブリー王朝の面影がどこかにないか?と思って訪ねましたが、普通は行く価値があるかは疑問でしょう。高校の門から入り校舎一階の(画像下で言えば)左側です。

20180307 BN 6

高校内なので門番のオジサン(画像下)に一言かけて入ります。そこまでは良いのですが、肝心の博物館へは二回訪ねて誰も居なくて入れず、三回目に入れました。小さな郷土資料館なので訪ねる人も少ないのでしょう。管理人も外出している事が多いのが実態です。

20180307 BN 7

三回も行ったのは最初に行った時にガラス越しに城壁(の模型)を見たからで、トンブリー王朝を囲った城壁の資料を見たかったのです。

20171203 Thonburi 2

くどいのですが郷土資料館なので驚くような展示はないのですが、バンコクノイ地区に絞っての資料なのでここで多くの事を知り、古い画像も多く今ままで本ブログで使っています。

20180307 BN 8

20180307 BN 9

そしてワット・プラヤタム(画像下)はここで知ってあらためて見に行ったし、この後に登場する(以前から気になっていた)「ワット・ドゥシダーラーム・ウォラウィハーンWat Dusidaram Worawihan」も再訪させる気にさせました。チャオプラヤー川のショートカットの説明もありました。

20171205 Thonburi 8

20171213 Map 4

資料がタイ語ばかりなので外国人が来る事を考えもしなかったのでしょう。管理の人が一生懸命英語で説明してくれましたが、その大半が分からなかったのが残念です。

20180307 BN 10

バンコクノイ博物館がある学校がスワンナラム高校なのですが、この学校はこの後に行くワット・スワンナラムに付属するような高校かと思います。いずれにしてもこの学校の裏がワット・スワンナラムです。

20180307 BN 11

壁画や鐘楼、そしてトンブリー王朝時代はビルマ兵の捕虜収容所(一説には処刑場とか)だったと言われるワット・スワンナラムは次回にさせて頂きますが、この「トンブリー王朝の面影を探し」シーリーズの今までのエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端
トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河

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2018.03.09 | コメント(2) | バンコク街歩き

サムットプラカーン東部を行く③バンプーの桟橋

サムットプラカーン県でもバンコク都に近いサムロンやパークナムなどがある西部ではなく、チャチュンサオ県と接する東部『ディープ・イースト・サムットプラカーン』を紹介するシリーズです。

20180226 BP 2

前回はスワンナプーム空港を洪水から守る為に造られたスワンナプーム放水路とその高架放水路を紹介しました。まぁ、そんな事を書くブログは他には無いと思いながらも、こうした人が作り出した構造物が好きなのです(笑)

観光地はもちろん大自然なんかも全く興味がないのですが、人々の生活や暮らし、そして人々が作った構造物が好奇心の対象です。

今回も人が作り出した物であるのは間違いないのですが・・・ここも何もブログに書くような所ではないなぁ~って思っています。

20180218 SP 2

ただ海へ突きた桟橋で、船が横付けされる構造ではないので、何のために作ったか?全く分かりません(汗)そして、本当は桟橋とも呼べないのかも知れません。

実は・・・たくさんありそうですが、チャチュンサオ県、サムットプラカーン県、バンコク都、サムットサコーン県、サムットソンクラーム県とタイ湾北側は遠浅で浜辺がなくてマングローブの林が続く塩性湿地帯です。

20180305 Map

海に面している上記の1都4県では、波が打ち寄せる海を見る・・・なんて事はまず出来ないのです。もちろん今回のシリーズで登場する海に突き出た桟橋やお寺に食堂なんかはありますが、それらは特殊な所だと言えます。

そんな特殊な所でサムットソンクラーム県の船で行く干潟の貝狩り(未エントリーです)や、バンコク都でも「最も心細かった路線バス後編 バンコク都の海」で書いた船で行くレストラン(画像下はお店のホームページからです)なんて所もありますが・・・どこもオッサン一人が行くような所ではないのが残念です。

20180305 Bkk Sea

西だとチャアムが有名なペッチャブリー県、東だとバンセンが人気のチョンブリー県あたりからビーチで呼べる所が出て来ます。チャアムの先はホアヒン、バンセンの先はパタヤと世界的な観光地になって来ますね。

さて、そろそろ本題に入りましょう(汗)

サムットプラカーン県で私が知る限りですが、海に突き出た桟橋は3カ所です。全てバンプーにあります。一つは少しはディープな観光ガイドや日本人ブログでも書かれているだろう有名観光地になる「バンプー保養地Bangpoo Resort」で、バンプー・シーサイド・レクリエーション・センターとかカモメ食堂なんても言われているかも知れません。

20180305 BP 1

バンプー・リゾートは有名過ぎるので本ブログの対象外ですが、いかにも日本人ブログやフリーペパーで『ローカルな○○へタクシーで・・・』なんて書かれている気がします(笑) 普通に(私が20年近く前に銀行口座を開き歯医者に通った)パークナムからソンテウで8バーツで行けるのですが・・・

バンプー・リゾートの東に行くと、観光の方々が来ない地元の人々が楽しむ海に突き出た桟橋が2カ所あります(本当は小規模な桟橋がもう1カ所あるのですが)。1カ所は「ワット・ラッブルムングWat Rat Bamrung」裏で、残りの1カ所が今回エントリーするスワンナプーム放水路近くの桟橋です。実はここがもっとも海に突き出ていて、良い雰囲気です(笑)。

20180305 BP 2

さて、前回はスワンナプーム高架水路を過ぎてすぐのソイ(路地)「テーサバーン・バンプー126 Thetsaban Bang Pu」でソンテウを降りました。路地の奥、海に向かって歩きます。

20180305 BP 3

ソイの中に入ってすぐはどこにでもあるような普通の路地なのですが、すぐに右側に小さな川が見えて来ます。そこには沿岸で使われている小さな漁船が舫われています。チャオプラヤー川や周辺運河を行き来するロングテールボートより小さいですねぇ~

20180305 BP 4

冒頭に書いたタイ湾北部で海に接する1都4県は沿岸部に大きな漁港がなくて、バンパコン川、チャオプラヤー川、ターチン川、そしてメークロン川の河口近くに漁港があります。このシリーズで登場予定のクローンダンはそれらの河口漁港に次いで大きな漁港でしょう。それ以外はここのように小さな川に小さな漁船を舫っているのです。

のんびり歩いて10分で海が見えて来ました。

20180305 BP 5

桟橋の根元には海の上に建てられた1軒の食堂があります。その手前にはお客さん用の駐車場にお土産の屋台、それだけの所です。数年ぶりに来ましたが、いやぁ~懐かしいです。

20180305 BP 6

20180226 BP 5

桟橋は近所の子供たちが遊びに来ていただけでした。釣りだと思うのですが、何か桟橋の下にいるのでしょうか・・・ 他の子ども達は枝に糸を付けて釣るようですが、こうして毎日遊ぶのですねぇ・・・いいなぁ~

20180305 BP 7

20180305 BP 8

桟橋の先には東屋があって、ここも子供たちの遊び場のようです。ここから見る海は本当に広くて気持ちよいです。

20180305 BP 9

桟橋の東西は海岸の侵食を防ぐ防波堤以外は何もないですねぇ~ 

20180305 BP 10

20180305 BP 11

さて遅めのランチと思って桟橋の根元、海の上の建つ食堂へ行くと・・・満席状態です。以前の記憶だとガラガラなのですが、皆さん車で食事に来ているようです。オッサン一人が相席で入り込むのは気が引けて諦めてしまいました。

20180305 BP 12

20180305 BP 13

バンプー保養所ほどでもありませんが、ここにもおねだりカモメがたくさんいます。きっと食堂のお客さんが餌を与えるのを覚えているのでしょう。桟橋根元にある一軒だけのお土産さんも人気の様です。

20180305 BP 14

20180305 BP 15

お腹が空いていたまま桟橋を後にしてスクムビット通りへ戻りました。画像下ではちょうど道路反対側のクローンダン行ソンテウが停まっていますねぇ~ パクソイで待つ事10分ぐらいでパークナム行のソンテウが来ました。

20180305 BP 16

20180305 BP 17

ソンテウは観光客に人気のバンプー保養所(バンプー・リゾート)や小型化した古代都市テーマパークの「ムアン・ボーラーンAncient City (Mueang Boran)」前を通ります。もっともこの辺りは別なソンテウ路線がたくさん走っています。

Mueang Boran 181

20180305 Map 1

ムアン・ボーラーンを過ぎたらパークナム近くでBTS延伸区間の最南端と車両基地(画像下)が見えて来ます。BTS延伸区間の全てを詳細に見たくてサムロンからこの辺り(ケーハ・プラット・プラカーン)まで歩いた事があるので、もうこの辺りは地元に思えます(笑)「全て見せますBTS延長部と新駅4」でその時のエントリーにたどれます。

20180305 BP 18

私は料金が高いのでBTSは1年以上乗っていませんが(汗)バンコクではBTSとその沿線周辺が大好きな日本人の方々が多いので、この辺りまで開業するとパークナム以東のスクムビット通り周辺も大きく変わるのかも知れませんね・・・そんな事を考えていたら終点です。ソンテウにしてはかかなり長距離を乗って18バーツでした。

Songthew 1140 PN 181

クローンダン~パークナム間のソンテウ1140番(同じ番号で行先が異なるソンテウが多いです)の起点はサムロン方面行きの路線バスでウィブーンシー市場過ぎのバス停横(画像上)です。って言う事で簡単にバスに乗り換えて帰りました。

20180305 Map 2

このバス停前は一方通行なので路線バスはサムロンなど北行だけです。サムロンなどから来た場合はワット・ピチャイ・ソンクラーム前がバス停になります。パークナムの路線バスは以下の通りです。

 25 プレークサ通り~スクムビット通り~ヤワラー~ター・チャーン
102 パークナム(プレークサ)~ クロントゥーイ~セントラル・ラマ3
142 パークナム~バンナー~高速経由~ラマ2世通り~サメーダム
145 プレークサ通り~バーンカピ~北バスターミナル
365 パークナム~サムロン~バンナー~バンボー~バンパコン
507 パークナム~ファランポーン駅~新南バスターミナル
508 パークナム~スクムビット~サイアム~ワット・ポー
511 ファームチョラケー車庫~スクムビット通り~新南バスターミナル
536 パークナム~高速経由~戦勝記念塔~北バスターミナル
1141 パークナム~バンナー~ララムカムヘン大学2
1196 パークナム~シーイアム

今回はバンコク民営化新路線バスR26E番に乗った帰りで意図せずバンプー地区の桟橋に行きましたが、普通はパークナムからソンテウで向かうのが良いかと思います。近くのムアン・ボーラーンやバンプー保養所へは、上記のソンテウ以外にも同じ1140番でも「36」(スクムビット36㎞の意味)と記したソンテウが行きますが、その種類は非常に多いので行先表示に注意です。

Songthew 1140 PN 182

もっとも私ならクロコダイル・ファーム行き路線バス511番、536番などでBTS新駅サイルアット駅あたりからソンテウに乗りますが・・・その方がソンテウ乗車区間が短くなのからです。

一般的な日本人の方々がこうした桟橋に行くとは思えないのですが(汗)ムアン・ボーラーンやバンプー保養所を含めてこのエリアに行く一番良い簡単で早い方法があります。私的には苦手なロットゥーですが、サムロンからクローンダン行が出ていて、ずっとスクムビット通りを走り、これも1140番です。

20180305 Van 1

このロットゥーは他の路線以上にちょっと乗りの方々が多いように思えます。パークナムやバンプーなどスクムビット通りを移動する時は非常に便利なので覚えておきたいロットゥーです。

サムロン~クローンダン間は35バーツ、サムロン~バンプー保養地なら20か25バーツだと思います。乗り場が分かり難いのですがスクムビットSoi109と111の間の画像の所からです。

20180305 Van 2

さて、次回は二日目と言う事でさらにサムットプラカーン県の東側に行きます。最後に今までのエントリーです。

サムットプラカーン東部を行く②スワンナプーム高架水路
サムットプラカーン東部を行く①序章

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2018.03.05 | コメント(8) | タイ・トラベル

1138番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年3月3日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
ランシット รังสิต ~ パトゥムターニ ปทุมธานี

ルート
ランシットRangsit ~ ランシット・パトゥムターニ通りRangsit Pathum Thani ~ プーンサップ市場Poomsap Market ~ パトゥムターニ橋Pathum Thani Br. ~ パトゥムターニPathum Thani

Bus1138 Map 1

パトゥムターニ県で一番賑わいがあるランシットから県庁所在地パトゥムターニを結ぶ路線です。

パトゥムターニへ行くバスはBMTA管33番と他の地方バスも多いのですが、交通便利なランシットから最短距離で結ぶのと、本数も多い事から私的には迷わずこの路線を使います。

数年前ですがパトゥムターニ側待機所でノンエアコンバスで行先表示が異なるバスを見た事があるので、もしかしたら枝線があるかも知れません。いずれにしても現在は見ないしランシット側では見た事が全くありません。

本数は平日日中でも10~15分に1本程度です。

車内で切符を買う時に車掌さんに行き先を告げる必要がありますが、起点ランシットから終点パトゥムターニまで13バーツです。一度黙って20バーツを出したら何も言わずにお釣りが戻りました。短距離路線なので、途中早めに降りる人以外は言う必要はあまりないのかも知れません。


バス車種

エアコンバス

Bus1138

Bus1138 Inside


ルート周辺

出発はパトゥムターニ県ランシット地方バス発着所からの出発です。ランシットの中心となっている巨大ショッピングモール「フィーチャーパーク」から900m西になります。大通りから一歩奥に入ったビルに囲まれた広場です。

Rangsit Local Bus Depot 181

ブログ上復路(ランシット行)ではランシット・パトゥムターニ通りを西からフィーチャーパーク前(パホンヨーティン通りを挟んで反対側)の陸橋下まで来て、多くの乗客がそこで降りてからUターンして発着所へ向かいます。もちろん発着所までも乗れます。

Bus1138 Future

「フューチャー・パークFuture Park Rangsit」はアジア有数の巨大ショッピングモールでバンコク周辺でおそらく最大規模ではないでしょうか。「フューチャー・パークへ 最大級ショッピングモール」で詳細を書いています。

Future Park 181

フィーチャーパーク周辺は商業施設が集中し、BMTA管轄路線バスに他の地方バス、ロットゥーも非常に多く集まるので県内で最も人が行き来する所です。ここで降りる場合は良いのですが、ここからバスに乗りたい時はいったん発着所まで乗る事になります。

Local Bus ap Rangsit 181

他の路線も同じルートなので陸橋下へ来たバスに乗れば発着所まで行けます。行先を告げずに4バーツです。そして発着所で出発待ちをしている目的のバスへ乗り換えるわけです。発着所で1138番は(大通りから入って)一番左で待機しています。

Bus1138 Rangsit

ランシットは他の地方バス以外にも多くのBMTA管轄路線バスに接続できます。

以下はフィーチャーパーク前での乗り換えです。
 39 タラートタイ~ランシット~サパーンマイ~戦勝記念塔
187 シープラヤ~戦勝記念塔~ランシット~クローン3
510 タマサート大学ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔
520 タラートタイ~ラックシー・ロータリー~ミンブリー
538 ラチャモンコン大学~ドンムアン空港~高速経由~戦勝記念塔

以下は地方バス発着所前を通るBMTA管轄路線バスです。
 29 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 34 ランシット~バンケーン~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 59 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~王宮広場
 95n ランシット~ドンムアン空港~バーンカピ(ハッピーランド)
185 ランシット~ラチャダピセーク通り~クロントゥーイ
503 ランシット~パホンヨーティン通り~戦勝記念塔~王宮広場
504 ランシット~ドンムアン空港~伊勢丹前~タノントック
522 ランシット~ンガムウォンワン通り~高速経由~戦勝記念塔
555 スワンナプーム空港~ラマ9世(高速)~ドンムアン~ランシット

さて、バスが発着所を出発するとすぐにタイ国鉄ランシット駅の上を陸橋で渡ります。そのすぐ上には建設中のこれも国鉄ダークレッドラインの高架があり、少し北側にランシットの高架駅が造られています。ダークレッドラインに関しては「ダークレッドライン全て見せます⑩ 最終回 ランシット駅」で全てのエントリーにたどれます。

SRT-Rangsit ST 181

バスはランシット・パトゥムターニ通りを北西に向かい、チャオプラヤー川の東を沿うように南北に走る「ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon-Pathum Thani(国道306号線)」との「バンクラン交差点Ban Klang」で右折しますが、この交差点手前が「プーンサップ市場Poonsap Market」です。

Poonsap Market 181

Bus1138 Poonsap

プーンサップ市場はバイク(車も)のパーツで有名ですが、(私は詳しく無いのですが)首都圏最大の車関係のパーツ市場ではないでしょうか。って言う事はタイ最大ですね。見ていると改造用のパーツも多くあって、客層もだいぶ市井の市場とは異なります。

Poonsap Market 182

Poonsap Market 183

この市場があるバンクラン交差点にある大きな病院「聖カルロス病院Krung Siam Saint Carlos Hospital」と隣のマツダのディーラーの間の路地奥には、「ワット・サーンチャオ水辺マーケットWat San Chao Market」があります。

San Chao Floating Market 181

バス通りから歩いて20分弱ですが、ソンテウなどの情報も含めて「偶然見つけた水辺マーケット、ワット・サーンチャオ」で詳細を書いていますが、地元の方々で賑わいがある所です。

San Chao Floating Market 182

バンクラン交差点からティワノン・パトゥムターニ通り(346号線)に入ってすぐ「パトゥムターニ橋Pathum Thani Bridge」でチャオプラヤー川西側へ行きます。

Bus1138 Bridge

この橋の開通は1984年で外務省の資料によると1981年の円借款58億円が使われ、施工は住友建設などが行ったようです。「チャオプラヤー名橋奇覧ついに最終回⑱パトゥムターニ橋」で詳しく書いています。

Pathum Thani Br 181

橋を渡り終えると大きくUターンするように終点のパトゥムターニへ向かいます。パトゥムターニはチャオプラヤー川右岸(東側)に広がる町で、パトゥムターニ市場はチャオプラヤー川に面している市場で、観光用の水上(水辺)マーケットと称しても良いぐらいの雰囲気です。

Pathum Thani 181

Pathum Thani 182

バスはこのチャオプラヤー川沿いのパトゥムターニ市場前が終点です。この後バスは待機所に向かいます。

Bus1138 Pathum Thani 1

Bus1138 Pathum Thani 2

このパトゥムターニ市場から対岸への渡し船が出ています。対岸(東側)には船着場が近接して複数あるのですが、よく分かりません。私は降りたら学校内だったので(画像下で右の赤い屋根)、学校敷地を抜けて外へ出ました(笑)

Pathum Thani 183

パトゥムターニでは地方バスの多くに接続できますが、バス停が200mほど離れていますがBMTA管轄路線バス33番とも接続出来ます。またチャオプラヤー川対岸に行きパトゥムターニ橋手前では90番と接続可能です。

Pathum Thani Bus33

Bus1138 Map 2

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2018.03.03 | コメント(2) | 首都圏地方路線バス

トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回はバンコクヤイ運河の終端でトンブリー王朝旧王宮エリアからは最も離れた、地図にも載らないような細い路地と運河が交差する所をエントリーしました。

20180222BCN 24

そこはバンコクの路地歩きの中で最も好きなエリアでもありました。細い路地が蜘蛛の巣の様に広がっている中を複数の運河が交差する地の中心にあったのは、小さく古いお寺ワット・コーでした。

車が通らない静かな地にそこに突然現れた観光客の皆さん、聞くとタリンチャン水上マーケット発の運河ツアーボートだと知りました。

20180222BCN 22

そして後日談ですが、この予期せぬ多くの観光客を見た日にアパートに戻って昔の画像を調べたら・・・3年前に遊びに来た娘を連れて行った事があるのが分かりました。実はその時、ツアーボート内のスピーカーから絶え間なく流される大声のタイ語の説明に耳が痛くなって途中離脱した所だったのです(笑)

それ以来苦手なタリンチャン水上マーケットですが、その時の画像でバンコクヤイ運河の終端から「バンクンシーBang khung Si」運河に「チャックプラChak Phra」運河、そしてタリンチャン水上マーケットと運河上から周囲を見てみましょう。この辺りは運河沿いに歩けないのでちょうど良いです(汗)

201802218 Canal 1

画像上がバンコクヤイ、バンクンシー、バンチュックナン、そしてモン運河が十字で交差する所です。画像上、左側になるバンクンシー運河に向かいます。ここからは今までと異なって運河沿いに歩く事が出来ません。運河沿いに護岸がなく杭を打ち込んでの浮き家が運河上にせり出しています。

201802218 Canal 2

チャオプラヤー川の元流だったバンコクヤイ運河はバンクンシー運河、そして地図上「バンプロムBang Phrom」運河と合流点(画像下)からチャックプラ運河と名を変えます。ちなみにバンプロム運河は西に流れ「クローン・ラット・マヨム水上マーケット」の200mほど南を流れます。

201802218 Canal 3

バンコクヤイ運河のワット・パクナムあたりからずっと、その流れはチャオプラヤー川の元流だったとは思えない細さです。元流でなくなってから500年近く経ち、都市部を流れるのでその様相は大きく変わったのでしょう。

201802218 Canal 4

チャックプラ運河は弧を描くように向きを北から東に変えます。そしてタイ国鉄南本線のトンブリー駅からの線路下を流れます。

201802218 Canal 5

この鉄道橋は(タイではどこも同じですが)生活道ともなっていて、橋のすぐ近くに「タリンチャン水上マーケットTaling Chan Floating Market」があります。

201802218 Canal 6

タイのガイドブックにはほとんど載る観光地なので本ブログでは対象外ですが、外国人観光客も多くそうした人々目当ての商売の地で私的にはちょっと苦手な所です。いずれにしても今まで見て来たタイの人々の生活がある地とは異なる賑わいある所です。

201802218 Canal 7

やがてチャックプラ運河はバンコクノイ運河と合流しますが、その手前の「バンクンノン通りBang Khun Non」の橋からは閘門があり、チャオプラヤー川と直接(閘門や水門がない)繋がるバンコクノイ運河と水位を調整しています。

201802218 Canal 8

そう言えばバンコクヤイ運河がスタートしたチャオプラヤー川との合流点にも閘門がありました(画像下)。そしてトンブリー王朝旧王宮エリアの中央を流れるモン運河とチャオプラヤー川合流点にも閘門がありました(画像下の下で閘門の中で船が水位調整が終わるのを待っていますね)。

20171214 KC 6

201802218 Canal 9

なぜ構造が水門より複雑な閘門を造ってまでトンブリー地区を(ボートを通しながらも)チャオプラヤー川の水位と隔離するのか分かりませんが、この後にエントリーするバンコクノイは水門も閘門もないので興味深いです。

20180222 Map 1

さて、チャックプラ運河とバンクンノン通りが交差する近くには1799年にタークシン王によって建てられたと言われる「ワット・チャオアムWat Chao Am」があります。この辺りになると、また多くのお寺に境内にはタークシン王廟が見られます。

20180228 Wat Chao Am 1

20180228 Wat Chao Am 2

さて、チャックプラ運河とバンコクノイ運河が合流する所はバンコクノイ運河の東側の「ワット・スワン・キーリーWat Suwan Keree(現地説明板ではWat Suwan Khiri)」へ行けばよく見えます。画像下で正面奥がチャックプラ運河で横がバンコクノイ運河です。

201802218 Canal 10

ワット・スワン・キーリーはトンブリー王朝以前のアユタヤ時代に建てられ、ナーラーイ王の時代にワット・スワン・キーリーと名付けられたと現地説明板にはあります。キーリーとはこの地に多くあった木の名だそうです。どんな木なのは分かりませんが(汗)

Wat Suwan Khiri 1

画像上は本堂ではなく鐘堂か礼拝堂かと思うのですが、あまり見ない形が印象的です。また境内(裏になるのか?)少し大きめの祠があって立像三体が祀られています。かなり古そうなのですが、野犬が番をしていたので近づけなかったです(涙)

Wat Suwan Khiri 2

謂れが現地説明板にあるものの、今一つ英語文が何を言いたいのか分からないのですが(汗)、3本の運河が交差する所に祀られていた・・・そんな内容でした。このシリーズ主旨から言えば興味が尽きないのですが、今後機会があったら調べたいものです。

Wat Suwan Khiri 3

そしてこの寺にもタークシン王の祠がありました。トンブリー地区においてすでにお馴染みなのですが、現王朝前の一代限りの王が現在でもこれほど人々に崇めたてられている事に驚くしかありません・・・

Wat Suwan Khiri 4

今回歩いたバンクンノン通りは以下の路線バスが走っています。特に79番はタリンチャン水上マーケットへの唯一のアクセスバスです。

 57 チャオプラヤー側西側で南北の楕円状になる循環路線
 79 プッタモントン・サーイ2~タリンチャン水上マーケット~サイアム

ワット・スワン・キーリーは旧南バスターミナル裏になり、セントラル・ピンクラオなども近くです。ボロムラチャチョナニー通りやピンクラオ通りを走る路線バスは非常に多いのですが、本数が多くルートも使いやすいのが戦勝記念塔からの28番かと思います。

20180228 Map

さて、次回はバンコクノイ運河になります。トンブリー王朝の面影を探す旅もやっと大きな円を描くようにバンコクヤイ運河からバンコクノイ運河となり、旧王宮エリアに戻ります。そろそろこのシリーズも終わりが近づいています。そして、本シリーズの過去のエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端

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2018.03.01 | コメント(5) | バンコク街歩き

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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