日本でロングステイ中、去り行く梅雨を惜しみ① ホタル

タイでのロングステイを終えて10日。海外在住28年超で13年ぶりに日本在住になった私にとって、今は日本にロングステイしているような感じです。

そんなロングステイ中の日本(笑)梅雨とは思えない晴れた日々が続いていますが、去り行く6月と梅雨を惜しむように20日過ぎになって蛍と紫陽花を追いかけてみました。画像下は鎌倉明月院ですが、この光景は感動ものでしたねぇ~

20180629 Kamakura 1

ところで、タイでホタルを見るのは場所にも寄るでしょうがそう難しくありません。意外に清らかな水の流れがなくても生息できるのは種類が異なるからでしょう。

私は日帰り出来るアンパワー水上マーケットに行った時、わざわざ泊まってホタル観賞ツアー船で「クリスマスツリーのような」と言われるホタルを見に行った事があります。

20180629 Amphawa 2

クリスマスツリーのような・・・は盛っているものの、そんな話が想像できるホタルで無理して泊まったのが正解だったとその時は思いました。季節や気象条件で変化が大きいかと思うので、なかなか盛大なホタルを見るのは難しいでしょうねぇ~ 画像下はイメージです(汗)

20180629 Amphawa 1

アメリカのジョージア州でもホタルはよく見ていました。季節は日本と同じぐらいだったと記憶しています。住んでいたアパート(画像下)の部屋から舞っているのを見れたので、この時期の楽しみの一つでした。他州ではクリスマスツリーのようなホタルが見られるとも友人から聞いていました。

20180629 USA

さて・・・日本では蛍も紫陽花も梅雨時の風物詩ながら、6月18日帰国後すぐに諸手続き等で一週間は動けなかったので時季外れかと思ったのですが・・・結果は十分に感激するものでした。長く日本を留守した私だからでしょう(笑)

私は横浜在ですが、実は蛍が見られる所が近くに数カ所あります。本牧に近い「三渓園」は有名な所かと思いますが、私が見に行ったのは自宅からバス一本で行ける公園でもなく住宅街に隣接した所です。

20180629 Yokohama 1

画像上と下は三渓園公式サイトから拝借ですが、今年2018年の鑑賞会「蛍の夕べ」」は5月25日~6月3日ですでに終わっていました。ここは横浜中心部にも近く毎回混雑しているようです。

家の近くへ見に行った時はホタルの画像を撮れるはずもなく全く情けない報告ですが(フラッシュは当然厳禁なのは常識ですね)、自宅近くでホタルを見れた事に感激しました。ずいぶん前に横浜市内の散策(私は2~3時間は普通に歩きます)で見つけた場所ですが、一年で数週間だけしか見られないので今回初めての事です。

20180629 Yokohama 2

その時に見えたのは4~5匹ですが、その場で会った鑑賞に来ていた人達の話だと数週間前には舞っているのが見えたとの事です。きっとご近所の方々で楽しみに何度も来ていたのでしょう。

20180629 Yokohama 7

周囲はそこだけ人家がなくて(老いた私の目では)足元が見えないぐらいの暗さです。そこで出会った人達と話すのもなぜかひそひそ話のように声を抑えてしまい、水の流れる音だけがします。

20180629 Yokohama 8

20180629 Yokohama 9

近くに湧き水があって小さな水の流れがある谷戸ですが、同じような所が横浜にあって公園になっている場合が多いです。

旭区の「大池こども自然公園(ホタル生息地)」は確実にホタルが見られる公園ですが、桜の時期は我が家にとって花見の場ともなります。来年は久しぶりに日本で花見が出来そうです。

20180629 Yokohama 3

栄区の「小菅ケ谷北公園」はなぜか7月13日にホタル観察会があるそうです。私的には遅すぎるかと思うのですが。種類が違うなど何かあるのでしょう。出来たら行ってみたいものです。

戸塚区の「舞岡公園」市営地下鉄の駅(舞岡駅)から近いのに里山の原風景が残る所です。何度か行った事がありますが、夏は子供たちの昆虫採集の場にもなるように思えます。

20180629 Yokohama 4

きっと私が知らないだけで、私自身が家の近所で見たようにホタルの生息地はまだまだある事でしょう。このように横浜市は中心地をちょっと離れると自然多く、違った街歩きが当分は楽しめそうです。

海外とは異なった四季の移り変わり、それを家のすぐ近くで感じ取れるのは幸せな事ですね。秋も冬も楽しみです。

20180629 Yokohama 5

さて・・・次回は古都・鎌倉のアジサイです。鎌倉まで歩くのは少しキツイのですが、電車だとすぐですし、自転車や路線バスを乗り継いでも行けます。そんな鎌倉でアジサイの名所を訪ねました。

完全な観光名所ですが(汗)日本は私からすればまだ海外のような地なのでご勘弁を(苦笑)

20180629 Kamakura 2

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

スポンサーサイト



2018.06.29 | コメント(5) | 日本生活

バンコクからソンテウで行くパタヤ⑤ ノンモン市場とバンセンビーチ

バンコク都心部からソンテウだけを乗り継いでパタヤまで行く・・・ソンテウを乗り継ぐ途中の町が主役の「ソンテウで行くパタヤ」シリーズの第5回目です。

前回の第4回目はチョンブリー県の県庁所在地「チョンブリー Chon Buri」の町を歩き、行先表示板の種類が多くて厄介そうなソンテウに乗りスクムビット通り沿いのノンモン市場まで来ました。

20180611 Chonburi 14

まずはこのシリーズでの今までのエントリーと、スタートしてからのソンテウ記録です。
  第1回「都心~パークナム
  第2回「パークナム~チョンブリー
  第3回「チョンブリー行き方戻り方
  第4回「チョンブリー~ノンモン市場

オンヌット~シーコンスクエア  1013番系統4番 8バーツ  50分
シーコンスクエア~パークナム  1096番系統    8バーツ 80分
パークナム~クローンダン     1140番系統   25バーツ 80分
クローンダン~チョンブリー    343番系統   25バーツ 70分
チョンブリー~ノンモン市場   6088番系統   15バーツ 60分

20180426 Map4

「ノンモン市場 Nong Mon Market」はスクムビット通りの主に西側(海側)に面し、チョンブリー市とシラチャ市の中間にある賑わいある所です。大きな中華門がある中に市場のスペースがありますが、賑わいの中心はスクムビット通り沿いにあります。

20180627 Nongmon 1

その特徴は市井の生鮮市場のような魚、野菜、肉などを扱う店よりも圧倒的に乾物など加工海産物、それもスナック化した海産物が多いように思えます。乾燥エビにイカ、魚醤、発酵調味料であるカピ、それにスィーツなどです。

20180627 Nongmon 2

それらはスクムビット通りを南北あるいは東西に移動する人々にとってちょうど良い土産物なのか、多くの車が立ち寄っています。日本でもありますよねぇ~ 街道沿いの市場で名産を売る露天商が道沿いに並んでいる・・・そんなイメージです。

20180627 Nongmon 3

そんなノンモン市場でチョンブリーから乗って来た赤色ソンテウ6088番系統は、市場北端の裏道で終点。画像上のようにその終点直後にスクムビット通りへ出て北へ向きを変えて、チョンブリーに戻るか、途中で向きを東に変えてバンセン・ビーチへ向かうようです。

20180611 Map 4

チョンブリーで聞いた限りではこのノンモン市場にシラチャへ行くソンテウがあるようです。市場を見ながら気にしていたのですがスクムビット通り西側には無さそうなので、一番可能性が高い東側を見てみました。通りの東側は南に下る車線側なので、パクソイのどこかにソンテウが待機しているはずです。

20180627 Nongmon 4

見つけました!パクソイではなくちょっとした広場の中で待機しているみたいで、その出口で出発待ちしていました。オレンジ色で1631番系統ですが「1631」とタイ文字が付くコーカイ路線のようで(BMTA路線バスでもあります)、「シラチャศรีราชา」「ノンモン หนองมน 」とあります。

20180627 Nongmon 5

このソンテウも運転席の上に大きく行先が書いていなくて、横に簡略フォントで小さく書いてあるだけ。走って来るソンテウを正面から見ても絶対に分からないのですねぇ~ まぁ、ソンテウはその地域に住む人達が利用するのが基本なので、そんなものかも(汗)

しかしこのシラチャ行きオレンジ色ソンテウが出発待機している所ですが、スクムビット通り反対側を見たら乗って来た赤色ソンテウがチョンブリーへ出発する所でした。ただ通りの反対側だったのです。しかも立派な歩道橋で結ばれています。市場が気になって全く気が付きませんでした(汗)

20180627 Nongmon 6

まだ時間が早かったのでそのままシラチャに向かわず、「バンセンビーチ Bangsan Beach หาดบางแสน」に行ってみたいと思います。

バンセンビーチは首都圏に住むタイの人々にとって、ビーチに行くとなったら誰もが真っ先に考える所でしょう。外国人ばかりで何もかも高くギラギラしたイメージのパタヤは一般的なタイの人々にとって候補にも挙がらないはずです。

20180627 Bangsen 1

歩道橋を渡ってスクムビット通り東側で赤色ソンテウが出発する所でしばらく観察しました。やはり分かりません(汗)そのままスクムビット通りを北へ向かいチョンブリーに戻るのか、途中から西へ向かいビーチに行くのか・・・全て同じ6088番系統ですが、色は違うものの書いてある行き先が違うとは思えません(苦笑)

いかにも海へ行くようにバッグを持った若者が乗り込んだソンテウがあったので運転手に聞きました。「バンセンビーチに行きますか?」また黙って頷かれてしまいました。行先表示板は青色でした(笑)

20180627 Bangsen 2

20180627 Bangsen 14

ソンテウはすぐに出発してスクムビット通りを北上し、すぐに3137号線へ左折し西へ向かいます。すれ違うソンテウを見ていましたが、やはり行先表示板の色が色々です(笑)

20180627 Bangsen 3

ソンテウがビーチに出た所の小さなロータリーで降りました。30分も乗らなかったと思います、10バーツでした。

20180426 Bang Sen

20180627 Bangsen 4

記憶に無いのでここに来たの初めてかと思います。もしかしたらソンテウを降りた所から遠い所を通った事ぐらいあるかも知れません。私的にはそれほど関心がなかった所ですが、ビーチの雰囲気が確かにしますねぇ~

ビーチ前のソンテウも通る通りです。

20180627 Bangsen 5

ビーチ前で椰子の木々の中にある歩行者通りで、露天商が並んでいます。

20180627 Bangsen 6

ビーチを前にして見渡す限りデッキチェアが並んでいます。

20180627 Bangsen 7

よく知られた話かと思いますが、タイ南部の島々とは異なり白浜に透明度が高い海ではありません。荒めの砂に波も荒く浜にはゴミも目立ちますが、水辺で遊ぶには十分でしょう。

20180627 Bangsen 8

20180627 Bangsen 9

この日は3月中旬の平日でしたが、混雑ほどではないものの多くの人が楽しまれていました。一般的にタイの人々のビーチでの楽しみ方は、友人同士、家族などグループで来て、海風にあたりながら日陰のデッキチェアで飲み食べ話す・・・その間に子供や若者が水遊びでしょうか。

20180627 Bangsen 10

いやぁ~海に入って泳がなければなかなか良い所ではないでしょうか。実際にデッキチェアやすぐ後ろに並ぶ屋台の料理を食べたわけではないので、価格など分かりませんが間違いなく手軽に家族などで楽しめる所です。

20180627 Bangsen 11

一人のオッサンが長居する所でもないので、ソンテウを降りたロータリーまで戻りました。待つことなくビーチ沿いを走って来たソンテウに乗りましたが、例の赤い6088番系統で今度は行先表示板は黄地で赤文字、そして書いてあるのは全く同じ「ノンモン หนองมน 」「バンセン บางแสน 」です。

20180627 Bangsen 12

もうこのソンテウは笑うしかないのですが、今度は運転手に何も聞かずに乗りました。ノンモン市場に行かなくても構わないと思いながら・・・そうしたら、ちゃんとノンモン市場の横に戻りました(画像下)。10バーツでした。全て結果オーライですが、さっぱり分からないままです(笑)

20180627 Bangsen 13

さぁ、寄り道しましたが目的のソンテウの旅を続けましょう。バンセンビーチに行く前にチェックしていたシラチャ行きのソンテウに乗り換えるので、歩道橋を渡りました。ノンモン市場とバンセンビーチ間の赤色6088番系統ソンテウの動きは、以下ルート図の通りです。

20180627 Map

そうそう、バンコクから直接バンセンビーチに行きたい方は、エカマイの東バスターミナルからシラチャやレムチャバン行きのバスに乗ってノンモン市場で降りて、私のようにソンテウで行くのが一般的かと思います。このバスに関しては後日使いましたので別エントリーで詳しく書きます。

20180617 Bus

次回に続きます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.27 | コメント(4) | タイ・トラベル

367番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年6月25日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

エアコン車とノンエアコン車でノンタブリー側起点が異なります。

エアコン車

行先表示:ランシット รังสิต ~ ノンタブリー นนทบุรี

ルート:
ランシットRangsit ~ ランシット・パトゥムターニ通りRangsit Pathum Thani ~ 345号線 ~ ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon Pathum Thani ~ プラチャラット通りPracharat ~ ピブーンソンクラム通りPibulsongklam ~ ノンタブリー市場 Nonthaburi Market

ノンエアコン車

行先表示:ランシット รังสิต ~ パークレット ปากเกร็ด

ルート
ランシットRangsit ~ ランシット・パトゥムターニ通りRangsit Pathum Thani ~ 345号線 ~ ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon Pathum Thani ~ チェーンワッタナ通りChaeng Wattana ~ パークレットPak Kret

Bus367 Map All

パトゥムターニ県ランシットからノンタブリー県パークレットへ行くノンエアコン車、そしてエアコン車はノンタブリー市場へ行く路線です。エアコン車はパークレット船着場とノンタブリー船着場には行きません(近くは通りますが)。

ノンエアコン車でも料金が地域制なので行き先を車掌さんに告げる必要があります。

本数はエアコン車・ノンエアコン車の両方を合わせると普通で日中15~25分に1本なのですが、どちらかだけになると30分以上待つ事もあります。

バス車種

エアコンバス
Bus367A

Bus367A Inside

ノンエアコンバス
Bus367 NA

Bus367 NA Inside


ルート周辺

ノンエアコン・エアコン車共通区間

出発はパトゥムターニ県ランシット地方バス発着所からの出発です。ランシットの中心となっている巨大ショッピングモール「フィーチャーパーク」から900m西になります。大通りから一歩奥に入ったビルに囲まれた広場です。

Rangsit Local Bus Depot 181

ブログ上復路(ランシット行)ではランシット・パトゥムターニ通りを西からフィーチャーパーク前(パホンヨーティン通りを挟んで反対側)の陸橋下まで来て、多くの乗客がそこで降りてからUターンして発着所へ向かいます。もちろん発着所までも乗れます。

Bus367 Rangsit

「フューチャー・パークFuture Park Rangsit」はアジア有数の巨大ショッピングモールでバンコク周辺でおそらく最大規模ではないでしょうか。「フューチャー・パークへ 最大級ショッピングモール」で詳細を書いています。

Future Park 181

フィーチャーパーク周辺は商業施設が集中し、BMTA管轄路線バスに他の地方バス、ロットゥーも非常に多く集まるので県内で最も人が行き来する所です。ここで降りる場合は良いのですが、ここからバスに乗りたい時はいったん発着所まで乗る事になります。

Local Bus ap Rangsit 181

他の路線も同じルートなので陸橋下へ来たバスに乗れば発着所まで行けます。行先を告げずに4バーツです。そして発着所で出発待ちをしている目的のバスへ乗り換えるわけです。発着所で367番は(大通りから入って)ほぼ中央で待機しています。

Bus367 Depot 1

ランシットは他の地方バス以外にも多くのBMTA管轄路線バスに接続できます。

以下はフィーチャーパーク前での乗り換えです。
 39 タラートタイ~ランシット~サパーンマイ~戦勝記念塔
187 シープラヤ~戦勝記念塔~ランシット~クローン3
510 タマサート大学ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔
520 タラートタイ~ラックシー・ロータリー~ミンブリー
538 ラチャモンコン大学~ドンムアン空港~高速経由~戦勝記念塔

以下は地方バス発着所前を通るBMTA管轄路線バスです。
 29 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 34 ランシット~バンケーン~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 59 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~王宮広場
 95n ランシット~ドンムアン空港~バーンカピ(ハッピーランド)
185 ランシット~ラチャダピセーク通り~クロントゥーイ
503 ランシット~パホンヨーティン通り~戦勝記念塔~王宮広場
504 ランシット~ドンムアン空港~伊勢丹前~タノントック
522 ランシット~ンガムウォンワン通り~高速経由~戦勝記念塔
555 スワンナプーム空港~ラマ9世(高速)~ドンムアン~ランシット

さて、画像下のようにバスは発着所を出てすぐランシット・パトゥムターニ通りを西に向かいます。そしてすぐタイ国鉄ランシット駅の上を陸橋で渡ります。

Bus367 Depot 2

バスが通る陸橋のすぐ上には建設中のこれも国鉄ダークレッドラインの高架があり、少し北側にランシットの高架駅が造られています。ダークレッドラインに関しては「ダークレッドライン全て見せます⑩ 最終回 ランシット駅」で全てのエントリーにたどれます。

SRT-Rangsit ST 181

バスが陸橋を渡り終えるとすぐに345号線に左折し、西へ向かい第2パトゥムターニ橋へ向かいます。本ブログのルートで言えば往路はティワノン・パトゥムターニ通りへ左折して入りますが、復路では遠回りですが345号線で第2パトゥムターニ橋まで行き、橋の下でUターンします。

Bus367 on 345

国道345号線上にある第2パトゥムターニ橋は2009年の完成で、東はパトゥムターニ県で一番賑やかなランシットに通じ、西はノンタブリー県バーンブアトンの北を通ります。「チャオプラヤー名橋奇覧⑰第2パトゥムターニ橋」で詳細エントリー済みです。

Bus367 Bridge

バスはティワノン・パトゥムターニ通りでチャオプラヤー川左岸(東側)を南下します。エアコン車とノンエアコン車の共通する区間はティワノン・パトゥムターニ通りとチェーンワッタナ通りの交差点までです。

Bus367 Tiwanon 1

ノンエアコン車のみの区間

ノンエアコンアバスのみティワノン・パトゥムターニ通りとチェーンワッタナ通りの交差点でパークレット(市場や船着場)に向かいます。

Bus367 Non 1

チェーンワッタナ通りへ入ると終点のパークレット近くです。ラマ4世橋への陸橋側道に入り橋の下でUターンしますが、その手前でスーパーのTESCO Lutus前あたりが終点です。

Bus367 Non 2

このスーパー横の道の突き当りが「ワット・サナームヌアWat Sanam Nuea」(画像下)です。お寺の裏から観光地「クレット島Ko Kret」への渡し船があります。船賃片道2バーツです。「チャオプラヤー渡し百景 クレット島」で詳しく書いています。

Wat Sanam Nuea 181

Wat Sanam Nuea 182

陸橋下でUターンする所はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの最北端(上流)船着場になる「パークレット船着場」です。ここを利用するのは朝晩の緑旗船だけなので、私も乗船経験はありません。またこのラマ4世橋の下には対岸へ向かう渡し船が運航されています。「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」で詳細をエントリー済みです。

Rama 4 Br 182

クレット島は主にタイの人々に人気の観光地です。チャオプラヤー川の湾曲部をショートカットする水路を作ったために湾曲部が島(実は中州)となったもので、素焼きとお菓子の島として有名です。

Mutao 181

ラマ4世橋はクレット島の上流にあり、開通が2006年12月で1997年に円借款68億円が使われ、大成建設や三井住友建設などが施工しました。橋の袂にある塔には橋の規模等データーと「日本のODAが全体コストの50%に使われた」旨のプレートが埋め込まれています。「チャオプラヤー名橋奇覧⑮ラマ4世橋」で詳しく書いています。

Rama 4 Br 186

バスがラマ4世橋下でUターンすれば復路のスタートです。367番はパークレット側に待機所がないので、基本的に全車そのままパトゥムターニへ向かいます。

Bus367 Non 3

パークレットでは以下のBMTA路線バスに接続できます。
 32 パークレット~ノンタブリー船着場~テウェス~王宮広場
 51 パークレット~政府合同庁舎前~ラックシー~カセサート
 52 バンスー駅~モーチット駅~政府合同庁舎前~パークレット
104 パークレット~パホンヨーティン通り~北バスターミナル
166 戦勝記念塔~インパクト、戦勝記念塔~政府合同庁舎
505 パークレット~プラトゥナーム~ルンピニー公園

チャオプラヤー川右岸(西側)にもBMTA路線バスがあります。
751 BTSバンワー駅~ラチャプルック通り~ラマ4世橋西側

他の地方バスにも接続できます。
356 パークレット~サパーンマイ
388 パークレット~バンヤイ~サーラーヤー

Bus Map PakKret 181

エアコン車のみの区間

Bus367 Map A

エアコン車はティワノン・パトゥムターニ通りとチェーンワッタナ通りの交差点を直進し、パークレット(市場や船着場)には入りません。

Bus367 Tiwanon 2

ラッタナーティベット通りとの交差点を直進すると2016年8月に開業なったMRTパープルラインの保健省駅です。パープルラインは全線全駅を歩いて全て紹介済みです。最後のエントリー「MRTパープル徹底検証12 全路線全駅紹介⑨ 最終回!」から全ての関連エントリーにアクセス出来ます。

Bus367 Health

MRT駅の真横に大きく立派な保健省の案内板?が立っていて、保健省はその案内板があるティワノン通りから100mぐらい奥に入った所にゲートがあります。

バスがティワノン通りからプラチャラット通りへ右折して入り、直進すれば突き当りがノンタブリー船着場です。この部分が厄介で往復とも船着場に入る路線は少なく、往路のみとか復路のみのような路線が多いので、この部分を正確に説明しているかでその路線ガイドの精度を知れます。間違いが多いのが実際かと思います。

367番は往復ともノンタブリー船着場に入らず、ノンタブリー市場前の交差点で(往路は)左折します。画像下はその交差点で往路のバスなので左折する所です。

Bus367 Non 4

バスの終点はピブーンソンクラン通りのノンタブリー市場前です。ノンタブリー船着場には入りませんが、歩いてバス停1個分ぐらい離れています。画像下は終点の市場前です。

Bus367 Non 5

ノンタブリー市場前で乗客はほとんど降りますし、それが当然のように運転手も車掌さんも思っていますが、本当の終点はバス停2個ぐらい先で、丁字交差点で左折して待機になります。

Bus367 Non 6

バスは入りませんがノンタブリー船着場はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの日中の起点になり、周辺はいつも大変な賑わいです。チャオプラヤー・エクスプレスに関するエントリーは大変多いのですが、このエントリー時で一番新しいのは「激変のチャオプラヤー・エクスプレス最新事情」です。

Nonthaburi 181

船着場のすぐ前には「ノンタブリ県旧庁舎Nonthaburi's Old Provincial Hall」があって、一部はノンタブリー・ミュージアムになっています。ラマ6世時代の貴重な建物ですが、痛みが目立ち保存が待たれます。

Nonthaburi 182

また船着場から渡し船で対岸に渡り、徒歩15分で「チャルーム・カンチャナピセーク公園Chaloem Kanchanaphisek Park」へ行けます。この公園はチャオプラヤー川に面した大変美しい所で、私的公園ベスト3に必ず入ります。「ぶらり散策ノンタブリー④ 私的ベスト3に入る公園」に詳しく書いています。

Nonthaburi 184

船着場目の前の通りにある人気のパン屋さんノンベーカリー横の短い路地奥がノンタブリー県刑務所で、面会の人が時間になると多く待っています。実は、その北側は「バンクワン刑務所Bangwang Central Prison」で重罪受刑者用の刑務所です(入口は別で離れています)。

Nonthaburi 185

そして始発バス停前のノンタブリー市場はこの周辺で最も混む市場でしょう。ノンタブリーの渡し船を見ていても市場帰りの人を多く見かけます。町の中心部に刑務所があるのですが、この市場がエネルギッシュな町の中心です。

Nonthaburi 183

ランシット、パークレット、ノンタブリー市場とバンコク都の北側では賑やかな所を結ぶ路線です。覚えておくと便利にノンタブリー県とパトゥムターニ県を移動できます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.25 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

チャオプラヤー元流を歩く⑤水上マーケットと運河沿いの時計台

前回エントリーでご報告したように日本へ帰国しており、そのご報告を除けば最初の日本からのエントリーです。

ところで、私はスマホも携帯電話も大嫌いで、リタイア後は緊急時と各種手続きで(電話が)必要なのでやむを得ず携帯電話を入手しましたが全く携帯した事はありません。もちろんスマホは持った事も触った事もありません(笑)

今回、日本の自宅で更新作業を終えてブログを時に家内に見せたら、家内が「スマホの画面と違う!」と言うじゃないですか。驚いて初めて私のブログをスマホで見せてもらったら、全く関知しない広告があるじゃないですか!驚きました。

スマホは画面が小さいのでその広告がかなり目立ちます。正直醜いし見難くもあるブログで大変がっかりしました。こんなブログを作っているつもりはありませんでした。パソコンで表示すると画像下のように上から下まで全く広告がないのですが・・・

20180623 PC

調べると無料から有料にすると広告表示は消せるようですが、安くてもそこまでお金をかけるつもりはありません。

もう少し調べてみますが、スマホでご覧になっている方々に申し訳なく思っています。一度機会があったらパソコンで本来の表示をご確認下さい。またその時にまだ広告が表示される場合は別なサイトでクッキーを拾った事が原因と考えられます。対処方法はお使いのブラウザの設定で「クッキーや閲覧履歴を削除」ですが、PCが(勝手に)記憶したパスワードなども消えます(私は消したいので定期的に削除していますが)。

いずれにしても、表示等で不具合がある場合は非表示設定でも構いませんので、コメントでお知らせください。スマホは分かりませんがパソコンなら対処方法をご連絡させて頂きます。

さて・・・タイ中央部を南北に流れるチャオプラヤー川はタイの歴史、経済、文化、庶民の暮らしまで大きく影響を与えながらも、その流れを変えるショートカット「捷水路(しょうすいろ)」が多くの湾曲部に造られて今の姿は昔と異なります。

そのチャオプラヤー川の元の流れを追う事は、チャオプラヤー川左岸(東側)ラッターナコシン島の現チャクリー王朝、チャオプラヤー川右岸(西側)のトンブリー王朝、そしてアユタヤ王朝へと時代をも遡る事になります。(画像下は運河沿いに時計台を持つワット・ボートボンです)

20180609 Om Non 22

そんな「チャオプラヤー元流を歩く』シリーズの第5回です。今までのエントリーは以下の通りです。

第1回「チャオプラヤー元流を歩く①序章
第2回「チャオプラヤー元流を歩く②カトリック教会歴史地区
第3回「チャオプラヤー元流を歩く③ バンクルアイと船形の寺
第4回「チャオプラヤー元流を歩く④オームノン運河

前回はオームノン運河東端(下流)付近を歩き、狭い路地をウロウロしながらも周辺のお寺を楽しみました。そして船の形のお寺ワット・チャローまで戻り、バンクルアイ・サイ・ノイ通りからソンテウに乗ってナコーンイン通りまで移動して来ました。画像下は小さいながらも気品ある姿が印象的だったワット・ポーバンオーです。

20180609 Om Non 11

さて、ナコーンイン通りでかなり待ったソンテウはオレンジ色に白いライン(番号が書いてなく分かりません)の「ワット・ボートボン Wat Botbon」行きです。ノンタブリー船着場(東側)からラマ5世橋を渡り、水上マーケットで賑やかな「ワット・タキアン Wat Ta Khian」を経由してオームノン運河沿いのワット・ボートボンまで行くソンテウです。

行先表示は上段に「ワット・タキアン วัดตะเคียน」「ワット・ボートボン วัดโบสถ์」とあり、中段の「サーイ4 สาย4」は分かりませんが下段が「ターノムノン(ノンタブリー船着場) ท่าน้ำนนท์ 」です。

20180609 Om Non 15

ワット・タキアン水上マーケットに行く時使った事がありますが、本数はあまり多くなく30~40分待っても仕方ないかと・・・この区間はバスが無いので、このルートだとバックアップ案はタクシーなどになります。

20180609 Om Non 16

目的であり終点のワット・ボートボンとワット・タキアンは徒歩12分程度と近いので、ワット・タキアンでソンテウを降りて水上マーケットを見てみました。もう何度目なのか・・・「バーン・クー・ウィエン運河 Bang Khu Wiang」周辺が水辺の原風景が残っているようで街歩きで何度か来ています。「バンコクの原風景に出会う」で詳しく書いています。

20180619 Ta Khian 1

ワット・タキアン水上マーケットは外国人観光客が行くような所ではないものの、本当にいつも賑わっています。上記のようにチャオプラヤー川元流であるオームノイ運河に繋がるバーン・クー・ウィエン運河沿いにあります。

20180609 Om Non 17

ソンテウでそのまま乗ってもワット・タキアンを過ぎて数分でワット・ボートボンです。ソンテウは境内まで入ります。お寺境内への入口の門に三体の仏立像があるのはこのお寺の特徴です。また、このお寺はオームノイ運河に面していますが、運河沿いに時計台があるのも珍しいですねぇ~

20180609 Om Non 18

20180619 Om Nong 2

時計台は町の中央にはよくあるのですが、ここはお寺境内の広場で運河に面した所にあります。運河以外に人が乗り物が行き交う所ではりません・・・考えてみれば陸上交通よりも水運の方が盛んで、生活に密着していたでしょうから、時計台も行き交い人々にさぞ役立った事でしょう。

20180609 Om Non 19

建立はアユタヤ時代の1757年で、タークシン王がトンブリー王朝を興す(1767年)10年前です。この部分の捷水路となるノンタブリー船着場前が1636年には掘られていますので、建立時からすでにチャオプラヤー川本流ではなかった事になります。

20180619 Om Nong 1

現在の本堂は大変大きく(背が高い)オームノン運河の離れている所からもよく見えます。

20180619 Om Nong 3

20180619 Om Nong 4

階上の高い位置にある本堂は風の通りも良くて、壁画を拝見しながら少し休ませて頂きました。

20180619 Om Nong 11

そして、ここにも水上マーケットがあります。「ワット・ボートボン水上マーケット Wat Wat Botbon Floating Market」ですが・・・すぐ近くに賑わうワット・タキアン水上マーケットがあるので、お店も来ないし当然お客もまばらです。

20180619 Om Nong 5

ただ、この辺りのオームノン運河は観光客集めで強引に作った水上マーケットなんか無くてもかなり良い雰囲気です。車の通りが無く静かな中、物売りの舟がラッパの合図を鳴らしながら通って行きます。

20180619 Om Nong 6

他にも定番のクイッティアオ舟、アイスクリーム舟、おかず売りなどが次々と現れては静かに広がる波を残して去って行きます。

20180619 Om Nong 7

20180619 Om Nong 8

人でいっぱいの水上マーケットより、私的にはこちらの方がよほど良いです。この辺りは顔を背けたくなるような汚れもなく、ゴミが流れて来るのも(幸い)なくて、川面を眺めているだけでも癒されるような気がします。

20180619 Om Nong 9

20180619 Om Nong 10

東から西へとオームノン運河を遡って来ましたが、この辺りで流れは北へと大きく弧を描くように変わります。午後もだいぶ時間が経って来たので、アパートに戻る事にしました。

20180603 Map 5

ワット・ボートボンからまたワット・タキアン経由でバーン・クー・ウィエン運河沿いを歩いて40分。カンチャナピセーク通りに出てバスでMRTピンクラインの「タラートバンヤイ駅」まで行き、そこからMRTとバスで帰りました。

20180603 Map 6

次回はバンヤイ・カオでの『九寺巡り』です。

広告等一切なく(PC表示時)、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.23 | コメント(3) | タイ・トラベル

ロングステイを終えて帰国しました。

一昨日の夜、日本へ帰国しました。

2015年1月8日深夜、スーツケース一つでスワンナプーム空港に着いてから3年6カ月と10日。来た時と同じようにスーツケース一つでタイを離れてロングステイを終えました。

20180621 Airport

『帰国』と書く事に違和感を感じてならないのは、長く海外に住んでいたので常に日本は行く所だったからでしょう。正直・・・戻ったと言う感じがはありませんでしたが・・・

ロングステイを始めた時に成田で家内と息子が見送ってくれたように、夜10時過ぎの小雨降る横浜で二人が駅まで迎えに来てくれていました。夜遅い時間なのに家内が用意してくれた料理、娘とは深夜過ぎまで話が弾みました。

20180621 Japan 2

こうして、これからは家族との時間、日本に戻った・・・そんな実感は日本に着いた時ではなく、じわじわと実感して行くのでしょう。

昨日は区役所に海外からの転入届に行きました。何て言うのか・・・日本に住民票があるのは13年以上なかった事です。この30年でもトータル4年も日本に住民票が無かったと思います(苦笑)

20180621 Japan 1

海外からの転入、保険年金・・・の手続きをしました。これで数週間後にマイナンバーも届くそうです。やっと日本国民の一員になった気がします(笑)

その海外からの転入手続きでちょっと気になる事がありました。

海外から帰国した事はパスポートの出入国スタンプが押されたページで役所側が確認をするのが一般的ですが、いつからなのか成田空港の入国審査は「顔認証ゲート」になっていて(私が入国した時は全ゲート)入国スタンプが押されません(画像下は法務省サイトから拝借です)。そこで待機している係員に頼んでスタンプを押してもらう必要があると思います。

20180621 Japan 5

私自身ですが、パスポートはビザや各国入出国スタンプですぐにページがいっぱいになり、過去30年近くずっと増刷(ページを発行期限内に増やす)していました。指紋認証が一部導入された10年ぐらい前も入出国スタンプを押されたくないので、導入すぐに登録を試みましたが、30年以上のキーボード作業でか指紋が10本の指で認証不可でした。関係ない話ですが、私の指紋問題はアメリカでも同じで毎回入国時に読み取り不可で別室送りを経験していましたし、タイのアパートですら入館セキュリティーで指紋が取れずに特別なカードを使っていました(苦笑)

今回の成田の入国審査顔認証ゲートは指紋を必要としないので、助かりましたが・・・全く見た事もないゲートで驚いてスタンプを押してもらうのを忘れて家に帰ってしまいました(汗) 

それで役所で転入手続きをした時・・・パスポート以外にも搭乗券など(いつもはすぐに捨てるのですが)を持って行ったので、それで確認をしていただきました。もし、日本へ今後帰国する予定がある方は、日本入国時にスタンプをわざわざ押してもらうのがベストかと思います。

さて・・・今日は息子と娘も時間が取れたので、横浜・馬車道近くの馴染みのイタリアンへ家族全員で食事に行き、さきほど戻ったばかりです。もう3年近くご無沙汰だったシェフやソムリエにも歓迎され、美味しい食事にスプマンテ、ワイン赤白、グラッパ、レモンチェロ・・・と楽しみ特別な一日になりました。

20180621 Japan 3

20180621 Japan 6

この後もまだ帰国手続きがありますが、同時に日本での日常が始まります。

まず最初にこのブログの読者の皆さんが一番気になる事を書きますが、しばらくブログは継続します。少なくても数か月は継続すると思います。ただ、気ままな一人の生活でなくなるので更新頻度は落ちるかと思います。

書きかけのシリーズ、エントリー予定の新シリーズ、データーベース的な路線バス関係の更新、多くのショートトリップやシリーズ化したエントリーのインデックス(目次)作成・・・などやり残した事がたくさんあります。

そして1400以上のエントリーは少なくても1年は誰もがアクセス出来るように現状を維持します。ブログランキング参加を止めた時はランキング内の全てのデーターを消去し、私自身の全てのエントリーのひとつひとつを修正しバーナーを外しましたが、今回そうした変化はありません。ただ更新出来なくなったら、放置したままにするのではなく何か考えたいと思います。

お読みになる方からすれば、私がタイに居ないだけで何も変わらないかと思います。ブログ・タイトルは内容との遊離が大きくなるまでは、このままとします。

20180109 Airport 2

さて、こうして日本へ戻り家族と暮らし始めた今、ロングステイを始めた時の事をどうしても思い出してなりません。

55歳で日本の企業を早期定年退職し海外を転々とする生活は終わったものの、結局はアメリカで現地採用されて全米中を行き来し、時にはヨーロッパや日本を含めたアジアにも出張する仕事は変わりがありませんでした。

無理に無理を重ねて持病を悪化させてそうした仕事がキツク感じ始めた時、それは同時に競争の激しいビジネス社会のアメリカでもう働き続けられないとも思い始めた時でした。定年がない国だけに解雇前に「終わり」を自分で判断しなければなりません。

10年暮らしたアメリカでリタイアする事は、私にとってそこで暮らし続ける事も出来ないので、仕事に生活環境・・・何から何まで激変する事になりました。

取りあえず日本に戻ったものの、そうした激変した環境に馴染めない自分がいました。何よりも稼ぎが無くなったまま日本に戻った自分が情けなく思う日々でした。20年以上一緒に暮らした事が無い私が老いて働けなくなって戻っても、家族も気を使い大変だったでしょう。何しろ子供たちなど私と一緒に暮らした記憶などないのですし・・・

暖かな(暑いとも言えますが)国で身体と気持ちを立て直そうと、また海外での一人暮らしを始めたのが・・・たまたまタイでした。それがロングステイの始まりです。

20180109 Airport 3

いずれにしても、旅行者よりも少し長く居させていただく『ロングステイ』です。ロングステイを始めた時、すでにアジア、ヨーロッパ、アメリカでの通算25年の海外在住経験があったので大それた『移住』なんて微塵も思わず、最初は1年ぐらい、長くても2年程度だと思っていたのですが、思いがけずに長くなりました。

3年半前、タイに行くのに(おそらくそれが別な国でも)そこに住む事は全く不安はありませんでした。健康への不安が常にあっただけです。

そんなタイに行った時に比べたら今度は日本でうまくやって行けるか、そんな不安が少しありますし、日本に戻る事を決めた理由が健康上にあるので、上手に持病と付き合いながら家族と一緒に乗り切れるでしょう。

ロングステイを始めた理由も止める理由も全くの個人事情ですから、ブログでこれ以上細々書く事はしません。詮索好きなコメントもご勘弁ください。

20171201 Room

さて・・・タイでのロングステイ中に働けなくなった自分を見つめる時間はたっぷりあったので、折り合いをつける事が出来たと信じたいです。自分の事なのに・・・自分自身の事がよく分からないのです。まぁ、受け入れないとならない・・・人生、何番目かの再スタートです。

そして、今まで日本で長く苦労させてしまった家内を大切にしたいと強く思っています。もう一人旅はなくなり家内と二人の旅行になり、バスも家内と一緒に乗る事になるでしょう。

まだこのブログを終えたわけではないのですが、この機会に長くアクセス頂いている方々へ心からお礼申し上げます。

押しつけがましく、饒舌で話がなかなか進まず、読む側からすれば厄介で面倒くさいブログだと思います。情報だけを得たい方には、ちゃちゃっとした内容の方が良い事でしょう。

それが分かるだけに、ある時からタイトルだけ見てアクセスされる方や、検索で情報を求めてその時だけ来られる方が少なくなるような造りのブログにして行きました。自分自身が公式サイト以外はネットとの距離を置くようにしていたからもあるでしょう。それまで長く続けてお読みいただいている方々に見て頂けたら良いような・・・

個人がパソコンを持つ事は珍しく、インターネットという言葉も一般的でなかった80年代末からネットに関わっていました。日本がパソコン通信のお手本としたアメリカの「コンピュサーブ CompuServe」(後にAOLに買収される)の会員になり、世界中のアクセスポイント(と言ってもただの現地の電話番号)に改造パソコンでダイアルアップで繋ぎ、現地からネットに発信していました。

まだ電話機もモジュラージャックがなく壁から直接電話機に繋がっていたり、もちろんデーターポートも無い時代。中国やカンボジア奥地では屋台のような電話屋さんで、受話器に音響カプラーを付けて非常に遅い通信速度で繋げたものです。

20180621 Tel

そんなハード的なパソコン改造や電話機と接続、そしてソフト的に世界から日本へ繋げるスクリプトを作成し仲間とオンでもオフでも交流していていました。それで創設当時のソフトバンク出版部から声がかかり、仲間と一緒に『旅先通信』の出版に関わりました。

当時は(言葉は悪いのですが)女子供が関わるようなネットではなく、オタクと呼ばれる強い趣味の方、メーカーのエンジニアなど専門職、そして海外在などでそうしたスキルを必要とした私のような人達がネットにいました。

不特定多数を対象とするSNSなんか無い時代ですので、個人間や会員間のコミュニケーションでもネットマナーを強く要求された時代です。内容の間違いはもちろん、どこからか引用コピペなどしたら容赦なく叩かれた・・・怖い世界でもありました。何しろ文字を一行ダウンロードするだけで何円かかったなんて思っていた時代です。

そんな時代からネットに関わった化石のような自分です。それだけに、今のように誰もが検証されないまま好き勝手に何でもネットに書けて、多くの人がそれを見てしまう事に強い懸念を覚えてならないです。

それで意識してネットやメディアとは距離を置き、自分自身が実際に経験した事だけを書くブログを書いて来たつもりです。それにネットにいくらでもあるような事は書かないようにも心がけていました。

昔話も多く長くなりました。本当に悪い癖です(汗)

30年近く、色々な媒体を通して、世界中から繋げた私の「旅先通信」は、このブログも含めて私自身の海外在住生活そのものだったと思います。

心は若い時のままで自由に旅が出来ますが、実際は身体が無理出来なくなりました。画像下のように世界中を自由に旅し、そこから伝えた旅先通信はもう出来ないのかも知れませんね・・・

20180621 Train

ありがとうございます。

2018.06.21 | コメント(34) | その他

最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場④時が流れるまま

観光地や日本人が多い所にメディアやネットで書かれているだろう事とは距離を置き、街を歩くだけで多くのお気に入りの地を紹介して来ましたが、その中でも最も気に入っている「ルアンペーン百年市場 Luang Phaeng Market 108Years」です。

20180619 LP 1

バンコク都内(東の端っこですが)ながらネットでは書かれた事がないでしょう。その雰囲気は独特で『賑わっていた時が去ったのを受け入れている』と私は思うのですが、寂れているのとは異なります。ただ、寂れていると感じる人が大半でしょうし、そう思う方はここは面白くないはずです。

20180619 LP 9

それでは、そんな寂れた所が私には面白いのでしょう? それを書く前に今までのこのシリーズのエントリーは以下の通りです。

第1回「最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場①
第2回「最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場② アクセス術
第3回「最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場③ここに暮らす人々

前回はこの市場の半分まで歩き、そこに暮らす人達と触れ合いながら運河の反対側へ危なげな木橋で渡った所まで書きました。

20180605 LP 10

橋を渡り終えると・・・そこはこの市場全体で唯一賑わっている?所で、私が苦手なカラオケを昼から楽しまれていました。その真ん中に飛び込んでしまいましたねぇ~

20180619 LP 2

橋を渡った所は集会所なのか、ただの食堂なのか、いずれにしてもこのルアンペーン市場で唯一賑わいある所です。早々にカラオケに誘われましたが、丁重にお断りしながらも立ち去りがたくクイッティアオを食べながら話には加わりました。

20180619 LP 3

お菓子やつまみはあるのですが、昼食となるのはクイッティアオぐらいしかないのが残念でしたが、普通に美味しく頂きました。

20180619 LP 4

20180619 LP 5

ここで初めて若い方にお会いしました(笑) なぜなのか、どこへ行っても皆さん話しかけて来ます。きっと皆さんがそうして毎日暇をつぶされているからなのでしょう。この市場のゆったりした感じがそうさせるのかも知れませんねぇ~

20180619 LP 6

クイッティアオを食べ終えて周囲を見回しました。画像下で看板の真ん中のタイ語「クローン คลอง(運河)」とタイ数字の「百八年 ๑๐๘ ปี」はパターン認識済みなので、おそらく『ルアンペーン運河百八年』でしょう。上のタイ語は認識してないので分かりません(汗) 

20180619 LP 7

こうした所は無理に古い物を集めて飾っている感がするのですが、ここは本当にほったらかしのまま時が過ぎて行ったような感じがします。賑わいがあった時の写真だけは、今見るとちょっと寂しく・・・

20180619 LP 10

20180619 LP 8

画像下のような全て木で出来ている仕組みがありました。自転車のチェーンで動力を伝えるような仕組みなのですが、何をするのか?? 何人かに聞いたのですが、私のタイ語レベルではまったく理解不能でした。

20180619 LP 11

さて、また危なげな木橋を渡り反対側に行って、今度は東側に向かいました。大きめのモスクが建っているので、それを見たかったのです。木橋の上から撮った画像下で左上のモスクです。

20180619 LP 12

橋を渡り終えて東に向かうと、とっても素通り出来ない薬局がありました。店の前は運河上の船から直接荷揚げが出来て仕分け作業など出来るようになっていて、店外で作業保存する漢方もあるのですかねぇ~

20180619 LP 14

20180619 LP 30

店内もすごく良い雰囲気です。もちろん現役の薬局屋さんで、お断りをして写真を撮らせて頂きました。

20180619 LP 13

20180619 LP 15

今までここでお会いしたタイの人々とは違って・・・シャキッとされていますねぇ~ 店や仕事に誇りがあるのでしょう。でも店の隅々を案内してくれて、実際の作業も見せてくれて、すごく優しい人でした。

20180619 LP 16

画像上は漢方薬の原料を細粉にする『薬研』と言う道具ですが、私だと(何の映像だったか)徳川家康が晩年これで漢方を押し砕いてのが思い出します。若い人なら「千と千尋の神隠し」の「釜爺」を思い浮かべるのかも知れませんね。そう言えばこの作業場も釜爺の部屋に似ているような・・・

20180619 LP 17

漢方の匂いが染みついたようなお店で、至る所に漢字が書かれている道具があります。ざるにさえ・・・。それは飾りでなく今も使われているように私に思えます。いったいどんなストーリーがこの薬局屋さんにあるのでしょうか。

20180619 LP 18

20180619 LP 19

百年市場と呼ばれる所は多くあります。バンコク周辺だけで言えば、そこは観光用であって観光客が入ってお金を落とす店なのですが、ここは今でもそこに住む人達が日常の生活で使い、時を過ごす店ばかりです。

20180619 LP 20

20180619 LP 21

ふと運河を見ると、モスリムのご老人が舟で寄って来ました。舫うのと舟から上がるのに手を貸してから話し始めました。

20180619 LP 22

タイ語が分かりませんでしたが、何かを買いに来たようです。どこへ行くにも舟を使うとの事、しばらく話してから雑貨屋さんに消えて、戻って来た時には小さなビニール袋が下げられ、その中には赤牛の栄養剤が見えました(笑)

20180619 LP 23

ルアンペーン市場の東端はかなり荒れています。注意深く板の上を歩いてモスクに通じる橋の近くまで行きました。橋はきっとモスクからお金が出ているのでしょう。立派なもので、そこまでの市場の朽ちようと対照的です。

20180619 LP 24

20180619 LP 25

橋の上にあがりモスクを見ると・・・祈りの時間なのかモスリムの人達が集まっていました。好奇心だけでそれ以上先へ行くのは良くないように思え、ここで引き返す事にしました。

20180619 LP 26

何やら声が聞こえたので市場の方をよく見ると・・・途中で話したオバサンが「橋の向こうに行けるよ!」と言っているようです(そう思えた)。きっと橋を渡ってモスクに行けるか私が聞いたからでしょう。橋の上で引き返した理由が分からず、声をかけた・・・そう思えます。

20180619 LP 27

そう言えば、「本当にこの中に入っていいのだろうか?」と心配になりながらも、アウエー感いっぱいの中に足を踏み入れてからずっと・・・誰かに見られていたように思えます。車もバイクも通らない静けさの中だけにそうした感覚も強くなるのかも知れません。

20180619 LP 28

帰りは運河沿いを歩き西へ向かうと・・・またきっと話しかけられるでしょう(笑)嫌ではないものの今日はもうたくさん人と触れ合ったので、これ以上は重たい気がしたのはあまりにも長い一人暮らしだからでしょうか。

東端にあった中華祠(画像下の赤と緑の建物)の裏へ出て戻る事にしました。ここが車でアクセスする場合の限界のようですねぇ~ そしてバンコク都の都標がありました。そう言えば、さっき見たモスクはチャチェンサオ県で、これから向かうソンテウが通るトゥータイ市場の裏はサムットプラカーン県です。

20180619 LP 29

都境と県境を見に来たのが最初の目的でしたねぇ・・・そんな事を思い出しながらソンテウを降りた交差点まで歩き、来た時と同じようにソンテウとバスでアパートへ戻りました。

20180518 Map

さて、これが本シリーズの最終回です。

ブログランキングも参加せず、検索にも出来る限りかからないような工夫をしているブログです。これを読まれて・・・(普通の人が見たら)こんな寂しい所へ行かれる事はいないかと思いますが、もし行かれるならお上品な恰好でタクシーか車で物見遊山気分で踏み込んで欲しくないって言うか・・・間違ってもそれで「日本人の知らないローカルな古市場へタクシーで」なんてネットに書かないで欲しくないような・・・いけないかも知れませんが、私はそう思います。

そして、このルアンペーン百年市場や近くのフアタケー古市場が大好きだった年寄りの日本人がいて、何を思い感じながら歩いたのかを思い出して頂けたら幸いです。

広告等一切なく(PC表示時)、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.19 | コメント(0) | マーケット

初めての一人旅③ カンペーンペットの町

チャオプラヤー川が始まる「ナコーンサワン Nakhon Sawan」、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市「カンペーンペット Kamphaeng Phet」を歩く旅です。画像下はカンペーンペットのナイトマーケットです。

20180617 KPP 1

チャオプラヤー川を遡りながらも歴史と王朝をも遡る旅は、本ブログの大きなテーマの一つです。そんなテーマの中、チャオプラヤー川に繋がるピン川沿いのカンペーンペット、そしてピン川がチャオプラヤー川となるナコーンサワンへの旅をしました。このシリーズの過去のエントリーは以下の通りです。

初めての一人旅① 序章&北バスターミナルへ
初めての一人旅② バンコク~カンペーンペット

さて、前回は初めての地でバスターミナルからホテルがある市街地までの移動に少しだけ苦労しましたが、無事ホテルに着いた所まで書きました。

20180617 KPP 2

若い時の旅は家族と一緒でない限り無計画で泊まるのもゲストハウスで十分でした。リタイア後で持病を抱えながらの初めての泊まる旅なのと、触った事もないスマホはもちろん携帯電話も持たないので、家族に大よその予定と宿泊先だけでも伝えておく必要があったのでホテルだけは予約していました。Phet Hotelです。

20180617 KPP 3

画像で見ると立派に見えますが、中身は古いと言うか一時代前のホテルがそのまま今になっている感じがします。それが安かった理由かと思いますが、朝食付きで一泊650バーツぽっきりでした。バスタッブはありますが、熱くならずにぬるいままのお湯を溜めたら茶色でした。ただ、昔によく経験した濃い茶色より薄くてあまり気になりませんでした(笑)

20180617 KPP 4

市街地のほぼ中央で市場やピン川へのアクセスも問題なく、街歩きや遺跡歩きで疲れては戻りシャワーを浴びて疲れを取ってまた出動が出来ました。またホテル前がコンビニのセブンで、その2軒隣がスーパーのTESCO Lotusでした。ビールや菓子などを買うのに便利過ぎるほどで、ついつい通ってしまいました(笑)

20180617 Map 1

カンペーンペットの町は私的に中途半端に感じる大きさでした。全てを歩くには辛い広さ(でも歩いたけど)ですが、市街地を路線バスやソンテウが縦横に走る広さはありません。

画像下の地図にある範囲内に多くのホテルやゲストハウスがあると思われます。市街中心部と市外を結ぶ交通の中心は画像下の地図で言えば左上の時計台があるロータリーで、遺跡公園はその更に上の地図外になります。遺跡公園に近い所の宿泊施設は少ないながらもあるかと思いますが、そこだと今度は市中心部から遠くなります。

20180617 Map 2

ホテルにチェックインして荷物を部屋に置き夕暮れ前の市内を散策しました。午後4時頃ですが、本当に暑い日でした。ホテルから北へ向かいながらソンテウの動きを観察していたのですが、この時間は学生さん達ばかり乗せた色々なソンテウが市内を動きまわっています。

20180617 KPP 5

それが・・・滞在中ずっとソンテウの動きを気にしていたのですが、赤、青、茶、黄、緑色別のソンテウを見たのですが、日中はぴたっと動きが止まりルート解析が出来ませんでした。朝晩だけルート上を走り、後は自由なのか・・・分かりません。

情けないけどさっぱり分からず、結局滞在中の市内中心部と遺跡公園(南側)は徒歩で移動し、後日にホテルからバスターミナルまで行ったのはサムロー(エンジン付き)を頼みました。

20180617 KPP 6

ホテルから市街地と遺跡公園の南北を別け、そしてピン川に架かる橋でバスターミナルや国道1号線がある西側と市街地がある東側を結ぶカンペーンペットの交通の要所が・・・画像上の時計台があるロータリーです。ホテルからここまで真っすぐ向かえば徒歩25分ぐらいだと思います。

20180617 KPP 8

ここはソンテウや地方バスが多く通るので立ち止まってしばらく見ていました。結果、後で分かったのですが、紺色で2531番のソンテウがバスターミナル(画像下)とこのロータリー(画像上)間を走っていました。ただ、その前後のルートも本数も分からないので意味ないですが(汗)

20180617 KPP 7

ここで完全にこの町でのソンテウ利用を諦めて遺跡公園(南側)に向かって歩き出したのですが、ロータリーのすぐ北東側に「ツーリスト・インフォメーション・センター Tourist Information Center」がありました。道路上のプレハブ造りなのですが、前に停めてあった観光用のバスも気になりました。

20180617 KPP 9

午後4時半までの営業なのでもう戸締りを始めた所でしたが、中に入ってまず地図を入手。ソンテウの事も聞きましたが要領を得ませんでした。ちなみに英語はほとんど通じなく、私の幼稚なタイ語での会話です。

小さな事務所で気が付いたのが画像下の観光バスの説明です。概略は・・・『午前は9時から2時間コースでご利益あるお寺などを回る。午後は4時から45分で市街地を回る。そして条件は4人以上のグループである事ですが、(この掲示物を作った時は)FREE!』だそうです。

20180617 KPP 10

FREE!に引かれて「これって明日もありますか?一人でも参加出来ますか?」と聞きました。FREEはもう終了したそうで、明日私一人のようです。どこかに電話して相談していましたが・・・結論は「350バーツならいいですよ」でした。

350バーツは迷いましたが、それまでこの町でソンテウなど公共交通機関が理解できなかった事が決めてとなって、お願いしました。条件は遺跡の北側を回り、私が望む所で降ろしてくれて待ってくれる事、そして町も一周する事です。

20180617 KPP 11

要は大きなピンクのトラム型観光バスを一人で貸し切った事になりますねぇ~ もう午後4時半を過ぎて帰りたかったでしょうが、オッサンの厄介な要求に応えてこれました。明日の朝8時半にこの事務所前の約束をしてお別れました。

さて・・・もう時刻は午後4時45分ですが、もしかしたら遺跡公園(南側)に入れるかも知れません。徒歩で10分もかからないはずです、行ってみる事にしました。

20180617 KPP 12

午後5時少し前に公園入口に着きました。ユネスコ世界遺産のマークが目立っていますねぇ~ 実はタイ観光庁のサイトだとAM8:00(あるいはAM9:00)~PM5:00になっているのですが、何だかよく分からないのですよねぇ~ とにかく中に無事入れるようです。

入口の横に貸自転車があったので、明日来るかも知れないけどこの自転車で北側の遺跡公園に行っても良いかと聞きました。南と北は繋がってなくて、途中一般道を通る必要があるからです。それに城壁も一周したかったし。答えは大丈夫との事です。

20180617 KPP 13

外国人入場料100バーツを払いながら「後1時間ぐらい見られますか?」と聞いたら、これも「大丈夫、門が閉まっていても鍵はかけないから」そんな事を言っているように思えました。最悪は公園内に閉じ込められるかもと考えましたが、柵を越えれば脱出可能でしょう。

管理人のお一人が息子さんが迎えに来ていて、ご帰宅のようです。きっともうお一人も私が中に入ったらご帰宅されるのでしょう。

20180617 KPP 14

明日、午前中にバスでざくっと見たら、午後は自転車で細かな所を見て回ろう・・・そんな事を考えながら、ちょうど西に傾いた太陽に向かうように公園内の遺跡に急ぎました。次回に続きます。

20180617 KPP 15

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.17 | コメント(2) | タイ・トラベル

タイのクメール遺跡を巡る② バンコク~コラート

雨季に入り、街歩きに出かけるのに躊躇する日が多くなりました。この時期のバンコク周辺の天気予報は「曇り、所によっては雷雨、時々晴れ間も・・・」が判で押したように毎日続きます。確かにそうなのですが、果たして予報として役立つのか・・・

20180615 Rainbow

毎日、予報ではなく空を見て街歩きや買い物に出るのかを決めますが、数日前に部屋から外を見たら虹が出ていました。アパートがある所は雨の気配が全く無かったのですが、きっと少し離れた所では雨が降ったのでしょう。見る機会が多そうで意外と少ない虹でした。

そんな雨季の中で出かけたイーサン(タイ東北地方)でのクメール遺跡巡りでしたが、毎日雨に降られたものの移動中やホテルに居た時だけで、遺跡では青空すら広がっていました。きっと日頃の行いが・・・(笑)(画像下はピーマイ遺跡です)

20180615 Phi Mai 1

さて、今日は前回の「タイのクメール遺跡を巡る①序章」に続く第2回目ですが、バンコクからクメール遺跡巡りの基地としたコラートこと「ナコーン・ラチャシマ Nakhon Ratchasima」までの移動を中心に書きます。(画像下はコラートのシンボルであるターオ スラナーリー像(ヤーモー)です)

20180615 Yamo

ちなみによく知られている事ですが、イーサン地方への玄関口となるナコーン・ラチャシマは通常「コラート Korat โคราช」と呼ばれます。私自身、コラートとは異なる地名があるとは長く知りませんでした(汗) 

地図など公的には「ナコーン・ラチャシマ นครราชสีมา 」ですが、厄介なのはバスなど(特に地方路線バス)では「ラチャシマ ราชสีมา」の表記が多くある事です。(画像下はコラート~ピーマイ間の地方バス1305番です)

20180615 Bus1305

さて、タイの歴史を遡る旅を続ける中で、タイ族最初の王朝と言われるスコータイ王朝(1240年頃 - 1438年)以前になるとクメール王朝の影響を強く感じる事になります。スコータイ王朝の城壁都市であったカンペーンペットへの旅から戻って、クメール遺跡に行きたい気持ちが満ちていました(笑)

カンペーンペットの旅から戻った翌週に今年10回以上行っているアユタヤで調べものをして、その翌週にはコラートに向かいました。出かける3日前に決めてホテルだけ予約し、後は全て現地で考えるいつもと同じスタイルの旅です。

20180526 Mochit 1

5月最後の月曜早朝にアパートを出ました。いつものようにBMTA路線バス145番(パークナム~北バスターミナル)の1本で「北バスターミナル(モーチット2とかモーチット・マイとも言います)」へ行けるので、都内の移動は時間がかかるものの全く楽で(6.5バーツと安く)助かります。

北バスターミナルへのアクセスに関しては本ブログでも多くのエントリーがありますが、一番新しいのは「初めての一人旅① 序章&北バスターミナルへ」で詳しく書いています。

20180615 Mochit 1

その北バスターミナルでコラートがあるタイ東北部へのチケットカウンターは3階にあります。いつからか思い出せないぐらい以前から動かないエスカレーターを見ながら階段を上がります。

20180615 Mochit 2

3階に着いたと同時に朝8時でした。最近ではバンコクの町中では緩くなったように思うのですが、ここでは皆さん直立不動で国歌斉唱をされていました。ちょっと気付かず私はカウンターの方へ歩こうとしてしまいましたが、慌てて立ち止まりました。

タイのバスターミナルはどこも同じですが、特にバンコクの各バスターミナルはチケットカウンターが多すぎて慣れない旅行者は大変かと思います。私もですが(汗)

20180615 Mochit 3

ナコーン・ラチャシマへ長距離バスで行くのは、初めてタイに来た方がパタヤへバスで行くのと同じで簡単です。そして、おそらくバスの本数や運行時間帯は最多最長ではないでしょうか。私のイメージは少なくても30分に1本はあるし、間隔は空くものの24時間通して乗れる気がします。

また、ナコーン・ラチャシマはタイ東北地方の玄関となる都市でもあるので、経由地とするバスも多くあります。

20180615 Mochit 4

何でも良かったのですが、ずらっと並ぶカウンターをざくっと見ながらナコーン・ラチャシマだけが目的地として書いてあったカウンター(画像上)で聞きました。「コラートではバスターミナル1ですか?2ですか?」答えは「両方行きますよ」だったので、このバスにしました。ボーコーソー・ガオ(旧バスターミナル・第1バスターミナル)へ行きたかったのです。

ナコーン・ラチャシマは大きな都市なので二つのバスターミナルがあります。第1バスターミナル(旧バスターミナルとも言います)は市内中心部にあって、第2バスターミナル(新バスターミナル)は国道2号線沿いで少し中心部から離れた所にあります。

20180615 Map

第1バスターミナルは市内と近郊への路線バス、ソンテウ、そしてバンコクとナコーン・ラチャシマ間の長距離バスの一部が使っています。大きさは地方都市によくあるバスターミナルで大きくはありません(建物に囲まれた小さなターミナルです)。

20180615 Korat 1

第2バスターミナルは大変大きなバスターミナルで、県外も含めて都市間を結ぶ長距離バスに路線バス、ロットゥー、一部のソンテウ、そしてバンコクとナコーン・ラチャシマ間の長距離バスの一部が使っています。バンコク発で東北各都市へ向かう長距離バスはここを経由する場合が多いです。

20180615 Korat 2

私は街歩きも前提にあったので、市街地中心部にあるホテルを予約していました。第1バスターミナルからは徒歩10分程度で、ソンテウが集中する「メー・キム・ヘーン新市場 Mae Kim Heng New Market」と「ターオ スラナーリー像(ヤー モー)」へも徒歩10分以内で行ける所です。

第1バスターミナルと第2バスターミナルをソンテウで移動する事は可能ですが、実際はターミナル内アクセスではなく近くを通るソンテウでの移動になるので荷物がある時などは少し不便です。これはこの後のエントリーで詳しく書きます。

さてバンコクの北バスターミナルに戻って・・・(汗)

チケットカウンターでは「クラス1 Class Ⅰ」となっています。初めての2等以上のバスです(笑)価格は191バーツで8時15分発です。後7分とあまり時間がないですねぇ~

20180615 Mochit 5

20180615 Mochit 6

コンビニにも寄らず連絡通路(画像上)を使って最短でバスが出る所まで行きました。バスに着いて切符を見せると荷物を受け取って、飛行機のCAさんのような姿の方が席まで案内してくれました。

20180615 Bus 1

いつものように窓際で車窓を楽しむのですが(まるで子供)幸いお隣はいなくて、どの席も同じような状態でガラガラでした。でも最後尾から3番目。いつもチケットを買ってギリギリでバスに乗るからですかねぇ~ 

20180615 Bus 2

ブランケットもあるし、つい最近混雑する2等バスでの旅を終えたばかりなので、何だかお金持ちになった気分です。座席横のボタンを押したらなんだか座席がブルブルするし(笑)

20180615 Bus 3

バス会社は「ナコンチャイ・トゥエンティーワン(21)Nakhonchai Twentu-one」でした。ナコンチャイエアーを意識しているのでしょうか・・・バスは定刻の8時15分に出発です。そんなに頑張って大丈夫でしょうか(笑)

20180615 Bus 4

出発してすぐにスナック箱(お菓子2種類)とペットボトルの水が配られました。コンビニに寄れなかったので助かります。

20180615 Bus 6

(たまたまこの時だけなのか分かりませんが)バスはソンストップで1号線を北上し、「サラブリー Saraburi」から2号線に入り方角を東北東に変えます。同時に峠越えをして高度も上げたように思えます。

20180615 Bus 5

コラートでは最初に第2ターミナルに着いて乗客を降ろし、その後に第1ターミナルへ入りました。数人間違って第2で降りて慌てて戻られましたが、初めての方はなかなか分からないですよねぇ~ 終点の第1ターミナルには3時間50分かかって12時過ぎの到着でした。

20180615 Bus 7

画像下はバスのルートです。

20180615 Map 5

さて、第1バスターミナルからホテルに向かいました。前日にアパートでGoogle Mapsで地図を頭にインプットしていたので、細い路地を歩きながら10分で迷わずホテルに着きました。サービスアパートメントの要素を持った「Romyen Garden Place」と言うホテルです。

ネット予約した時に今までしていたように現地でキャッシュで払いたかったのですが、それが受け付けられないで日本のクレジットカード(タイでは持っていません)を使っていました。それで金額を覚えていませんが、800バーツ前後だったような気がします。

20180615 Hotel 1

部屋はきれいでバスタッブはないものの(アパートにももちろん無いけど)、ヘアードライヤーにスリッパやアメニティーまであって、ホテルっぽいです(笑)バスもホテルも私には贅沢過ぎます。

20180615 Hotel 2

さてコラート・・・現在の事情は変わっているかと思いますが、タイではバンコク都を離れるほど労働コスト以外にも有利になるように設定されているので、ゾーン3だったか?ナコーン・ラチャシマ周辺は私の前在住時から多くの労働集約型日系企業が多く進出していました。それで旅行者以外にも多くの日本人がこの長距離バスやホテルを利用されているかと思います。

地方都市の中でも大きく便利な町かと思います。バンコク都でも端っこに住んでいる私にとってはここの方が都会のように思えます(苦笑) バンコクでは行く事もないアソークの観光客がいっぱいで何もかも高いターミナル21もバスの中から目にしましたし、ホテルの部屋からもタワーの上の部分が輝いていました。

20180615 Korat 3

もっともそうした所に行くためにコラートに来たのではないので、滞在中は「へぇ~すごいなぁ・・・」と何度も見ながら前を通り過ぎただけですが・・・

正午過ぎにホテルにチェックインして荷物を置けたので、午後は早々に出かける事にしました。次回に続きます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.15 | コメント(3) | タイ・トラベル

372番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年6月13日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
ランシット รังสิตバンパイン บางปะอิน

ルート:
ランシットRangsit ~ 346号線 ~ クローン・プレム・プラチャコーン通りKhlong Perm Prachakr ~ 3309号線 ~ バンパインBang Pa In


Bus372 Map 1

パトゥムターニ県ランシットからアユタヤ県バンパインまでの路線で、有名観光地であるバンパイン宮殿は少し離れていますが、徒歩20分程度で行けます。

ノンエアコンバスですが車掌さんに行先を告げる必要があります。

本数は普通より少し少な目の40分に1本のイメージですが、お客が多い路線でなくもっと待つ事もあるように思えます。ただ渋滞するような所はありません。


バス車種

ノンエアコンバス
Bus372

Bus372 Inside


ルート周辺

出発はパトゥムターニ県ランシット地方バス発着所からの出発です。ランシットの中心となっている巨大ショッピングモール「フィーチャーパーク」から900m西になります。大通りから一歩奥に入ったビルに囲まれた広場です。

Rangsit Local Bus Depot 181

ブログ上復路(ランシット行)ではランシット・パトゥムターニ通りを西からフィーチャーパーク前(パホンヨーティン通りを挟んで反対側)の陸橋下まで来て、多くの乗客がそこで降りてからUターンして発着所へ向かいます。もちろん発着所までも乗れます。

Bus372 Future

「フューチャー・パークFuture Park Rangsit」はアジア有数の巨大ショッピングモールでバンコク周辺でおそらく最大規模ではないでしょうか。「フューチャー・パークへ 最大級ショッピングモール」で詳細を書いています。

Future Park 181

フィーチャーパーク周辺は商業施設が集中し、BMTA管轄路線バスに他の地方バス、ロットゥーも非常に多く集まるので県内で最も人が行き来する所です。ここで降りる場合は良いのですが、ここからバスに乗りたい時はいったん発着所まで乗る事になります。

Local Bus ap Rangsit 181

他の路線も同じルートなので陸橋下へ来たバスに乗れば発着所まで行けます。行先を告げずに4バーツです。そして発着所で出発待ちをしている目的のバスへ乗り換えるわけです。発着所で372番は(大通りから入って)左から2~3番目で待機しています。

Bus372 Rangsit

ランシットは他の地方バス以外にも多くのBMTA管轄路線バスに接続できます。

以下はフィーチャーパーク前での乗り換えです。
 39 タラートタイ~ランシット~サパーンマイ~戦勝記念塔
187 シープラヤ~戦勝記念塔~ランシット~クローン3
510 タマサート大学ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔
520 タラートタイ~ラックシー・ロータリー~ミンブリー
538 ラチャモンコン大学~ドンムアン空港~高速経由~戦勝記念塔

以下は地方バス発着所前を通るBMTA管轄路線バスです。
 29 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 34 ランシット~バンケーン~戦勝記念塔~ファランポーン駅
 59 ランシット~ドンムアン空港~戦勝記念塔~王宮広場
 95n ランシット~ドンムアン空港~バーンカピ(ハッピーランド)
185 ランシット~ラチャダピセーク通り~クロントゥーイ
503 ランシット~パホンヨーティン通り~戦勝記念塔~王宮広場
504 ランシット~ドンムアン空港~伊勢丹前~タノントック
522 ランシット~ンガムウォンワン通り~高速経由~戦勝記念塔
555 スワンナプーム空港~ラマ9世(高速)~ドンムアン~ランシット

さて、画像下のようにバスは発着所を出てすぐランシット・パトゥムターニ通りを西に向かいます。そしてすぐタイ国鉄ランシット駅の上を陸橋で渡ります。

Bus372 Depot 2

その陸橋すぐ上には建設中のこれも国鉄ダークレッドラインの高架があり、少し北側にランシットの高架駅が造られています。ダークレッドラインに関しては「ダークレッドライン全て見せます⑩ 最終回 ランシット駅」で全てのエントリーにたどれます。

SRT-Rangsit ST 181

陸橋を渡りバスはランシット・パトゥムターニ通りを西に向かい、345号線に少し入ってからUターンしてランシット・パトゥムターニ通りを東に戻ります。今度は陸橋手前で左折してクローン・プレム・プラチャコーン通りへ入ります。

Bus372 Map 2

クローン・プレム・プラチャコーン通りは大きなバスがやっとすれ違える道路で、東側にある運河とタイ国鉄の線路と並行して北へ向かいます。周辺は田畑も多く鉄道まで見通しが良いので、記念日だけアユタヤへ走るSLをこのバスから見たいものです。

Bus372 Khlong 1

バスはクローン・プレム・プラチャコーン通りで北上を続け、パトゥムターニ県からアユタヤ県に入ります。もう地方道路そのものでバスの運転手さんも復路のバスとすれ違う時に物のやり取りなど、のんびりとしたものと言うか・・・

Bus372 Khlong 2

やがてバスはチャオプラヤー川の東側を沿うように走る3309号線へ丁字交差点で入ります。するとすぐに308号線と3477号線との十字交差点です。バスはその手前で終点となります。

Bus372 bang Pa In

バスの起点となる交差点から西へ向かうとチャオプラヤー川ですが、バンパインの古くからある町は川沿いにあり、対岸と結ぶフェリーが運航されています。

Bang Pa In 181

この古くからある川沿いの町中を抜けると、アユタヤ王朝時代の1637年に建てられた別荘「バンパイン宮殿 Bang Pa In Palace」です。アユタヤ王朝滅亡後は放置されたままだったのが、ラマ4世と5世によって現在の姿に再興されたそうです。

Bang Pa In 182

Bang Pa In 183

バスの終点からまっすぐ宮殿に向かうと徒歩20分でバンパイン宮殿に着きます。バンパイン宮殿は有名観光地ですが、アユタヤとはかなり離れているのと遺跡巡りのプラスアルファみたいな扱いで、ここだけ公共交通機関で行きたい場合にはこのバスが使えます。

Bus372 Map 3

また、バス372番の終点はアユタヤ(チャンタラカセーム国立博物館前)とバンパインを結ぶソンテウ2297番の起点と同じ所です。このソンテウは日本人村やワット・ヤイ・チャイ・モンコン前を通ります。本ブログの別シリーズで詳しく路線など紹介予定です。

Songthew2297 Bang Pa In 181

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.13 | コメント(2) | 首都圏地方路線バス

バンコクからソンテウで行くパタヤ④ チョンブリー~ノンモン市場

バンコク都心部からソンテウだけを乗り継いでパタヤまで行く・・・ソンテウを乗り継ぐ途中の町が主役の「ソンテウで行くパタヤ」シリーズの第4回目です。

前回の第3回目はソンテウに限らず、チョンブリー県の県庁所在地「チョンブリー Chon Buri」とバンコクを行き来する方法を記しました。

20180530 Bus 1

まず、このシリーズでの今までのエントリーと、スタートしてからのソンテウ記録です。
  第1回「都心~パークナム
  第2回「パークナム~チョンブリー
  第3回「チョンブリー行き方戻り方

オンヌット~シーコンスクエア  1013番系統4番 8バーツ  50分
シーコンスクエア~パークナム  1096番系統    8バーツ 80分
パークナム~クローンダン     1140番系統   25バーツ 80分
クローンダン~チョンブリー    343番系統   25バーツ 70分

20180426 Map4

さぁ、今日は前置き話は止めて、どんどん先へ進めましょう。

1日目はバンコク都からチョンブリー市内までソンテウを乗り継いで行きましたが、時間切れで夕暮れを前にソンテウと地方路線バスでいったんアパートに戻りました。いやぁ~戻る時が簡単な事って言ったら・・・(笑)

別な日にチョンブリー市まで行って、目的の『ソンテウだけでパタヤまで行く』旅への挑戦を続けなくてはなりませんが、行きだけはこれも一番簡単で早い方法を選択し、アパートそばのバンナートラート通りを走るチョンブリー行ロットゥー38番を使いました。

20180611 Van 1

このロットゥーの行先表示は「クルンテープ(バンコク)กรุงเทพฯ - バンナー บางนา -チョンブリー ชลบุรี 」となっています。バンコク側はエカマイの東バスターミナルですが、バンナー交差点発もあるように思えます。

本数も多く、バンナートラート通りのバス停でバス待ちしていると軽くクラクションを鳴らし「乗らないかい?」と言わんばかりにバス停に寄って来ます。乗る側もキンケーオやその先の工場に学校と短距離利用の人が乗り降りを繰り返します。

ロットゥーは比較的長距離で2点間を結ぶ場合は乗客が集まらないと出発しないタイプもありますが、それだけのように書いているネット情報は間違いです。

20180611 Van 2

バンコク近郊ではこうした途中乗り降りが多い路線バスの補完的ロットゥーが多くあります。私の生活圏で多く利用してのは38番以外に95番(ラムカムヘン大学~ランシット)、1145番(サムロン~テーパーラック通り~バンボー)、53番(バンナー~バンナートラート通り~バンボー)、916番(パークナム~シーナカリン通り~シーコンスクエア)、1140番(サムロン~スクムビット~クローンダン)、17番(ミンブリー~ノンヂョーク)・・・と枚挙にいとまがありません。

路線バス以外に本シリーズの主役であるソンテウ、そしてロットゥーと路線や運行状況を知ると・・・それは自由自在に首都圏から周辺県を移動できます。

話をチョンブリーに戻しましょう。結局は前置き話をしてしまったような・・・(汗)

バンナートラート通りで5分と待たずに38番のロットゥーに乗れました。途中乗り降りが多いのでチョンブリーまでは1時間ちょっとかかり、60バーツでした。チョンブリーではスクムビット通りとポトン通りの交差点(画像下)で降りました。

20180516 Songthew 3

「ポトン通りPo Thong」へ渡る為に歩道橋でスクムビット通りの反対側に行きましたが、この先もずっと南へソンテウで向かわなくてはなりません。画像下はその歩道橋上から撮ったスクムビット通り南行きです。

20180611 Po Thong 1

しばらくソンテウの動きを観察していましたが、南から歩道橋がある交差点まで来てポトン通りへ入るソンテウばかりで、反対にポトン通りからスクムビット通りを南に向かうソンテウは見られません。きっと町中を通ってずっと南でスクムビット通りへ入るのでしょう。ポトン通りでまだ観察が必要です(笑)

ポトン通りに入ってすぐ(デパート横)に赤い色のソンテウが3~4台路駐で出発待機をしています。赤色は全て6088番みたいですが、普通行き先が大きく書いてあるフロント運転席上には表示がないソンテウが多いし、ウインドシールド内側(運転席)に置く小さな行先表示板で区別しているみたいです。

20180611 Po Thong 2

その行先表示板は分かっただけで黄地、白地、赤地、青地とあります。字は小さいしフォントが簡略してあるもので、私には理解不能。ジロジロと見てカメラでそれぞれを撮っていると運転手さんが怪訝そうに私を見ています。居づらくなったので、その場を去って考える事にしました(笑)

しかし、ポトン通りはデパート前から「ワット・ノックWat Nok」前あたりがソンテウと地方バスが集中しています。お寺の中がソンテウの起点になっていたり、この通りで多くの見慣れないソンテウと地方バスを見ていると、この先の目的を忘れるぐらい楽しいです。

20180611 Po Thong 3

20180611 Po Thong 4

赤色以外のソンテウで暇そうにしている運転手さんがいたので、スクムビット通りでシラチャ方面に行けないか?と聞いてみました。答えは「シーデン(赤色)でノンモン市場まで行って乗り換え」との事です。やはり難関の赤色ソンテウのようです(苦笑)

事前にGoogle MapsとStreet Viewで見ていたスクムビット通りもチョンブリーの南へ向かうのは赤色ソンテウでした。ただ、行先表示までは見えなかったのですよねぇ~ 「まぁ、いいか。しばらくしたら赤色ソンテウの所に戻ってノンモン市場へ行くか?」聞いてみよう、それまで少しの間、街歩きです(苦笑)

20180516 Songthew 2

ポトン通りを海に向かって歩き、ワット・ノック入口前で二股に別れる所(画像上)で右の道を選ぶと、周囲は服の生地を扱っている店が増えて来ます。大昔ですが、何かで読んだか聞いた事があるチョンブリーの「布タラート Fabric Market」のようです。

20180611 Chonburi 1

「布タラート」は正式名ではなくて通称でしょうが、18年前の前在住時からここは生地や手芸用品の種類が多いと聞いていました。まぁ、私には関係ないのですが、コスプレイヤーには嬉しい地でしょう(笑)

20180611 Chonburi 2

この布タラートは市井の市場のように大きな屋根の下に店が集まっているのではなく、狭く入り組んだ路地の中に店が並んでいるイメージで、その奥は広場となって生鮮品を扱う普通の市場があります。恐らくこの市井の市場周辺に布関係を扱う店が増えて行ったのでしょう。

20180611 Chonburi 3

バンコク都だとウォンウィエンヤイに布など服飾関係の店が集中している所があり、そこは一見してプロ相手の問屋のような店に見えます。バンコク都でこのような服飾関係の店が多いエリアは他に出合った事がありませんが、私が知る限りですがウォンウィエンヤイに次ぐのがチョンブリーのように思えます。なぜでしょうねぇ・・・

布関係の店を見ていても面白く無いので、海に向かいました。チョンブリー中心街はGoogle Mapsで見るとスクムビット通りの海側(西側)で縦に南北で走る道が二本だけで、海に向かって東西に走る路地はたくさんあります。どの路地を歩いても海に出るような感じです。

20180611 Chonburi 4

そしてGoogle Maps上で「土曜夜シーフードマーケット Saturday Evening Seafood Market」とあったのが気になっていました。土曜日でも夜でもありませんが、海を見るついでにどんな所かを見たかったのです。

20180611 Map 1

歩く事15分ぐらいで海に出ましたが、海沿いを走る交通量が多い道の手前が地図上ではシーフードマーケットが開かれる所のようです。朝早い漁から帰ったのだろう漁船、そして網の手入れをされている方達だけがいましたが、土曜の夜はかなり賑わうだろう事が想像できます。

20180611 Chonburi 5

20180611 Chonburi 6

道路を渡り海を見ますが、まったく波がなくかなり遠浅のようです。何なのか分かりませんが、見渡す限り柵のように竹の棒が刺さっています。

20180611 Chonburi 7

20180611 Chonburi 8

海沿いから町の方を振り返ると、漁師たちの仕事と生活の場の向こうに小高い丘が見えています。こうした海沿いに広がる町とそのすぐ近くにある丘や山の風景は、バンコク都やサムットプラカーン県ではなく、このチョンブリーから始まります。

20180611 Chonburi 9

さて、ポトン通りへ戻りソンテウの旅を続けましょう。今度は待機している数台の赤色ソンテウをジロジロと見たり写真を撮らずに、「ノンモンへ行きますか?」と一番手前の待機中の運転手に聞きました。黙って頷かれただけですが、それがたまたま行先表示板白地で赤と青文字で「ノンモン หนองมน 」「バンセン บางแสน 」とありました。

20180611 Chonburi 10

後で別な色の行先表示板の画像をチェックしましたが、どれも同じようにノンモンやバンセンと書いてある気がします。いったい何か違うのか? ルートが異なるのでしょうが、時間さえあれば全て乗って確かめたかったです(笑)

チョンブリー発ノンモン市場行き赤色ソンテウ6088番の行先表示白板のルートは以下の通りでした(ノンモン行きの往路だけで復路は分かりません)。結果的に余計な所へ寄らない最短ルートかと思います。

20180611 Map 2

ソンテウは起点となるポトン通りを出てしばらくチョンブリー市の中心地を走り、市の南側でスクムビット通りへ入ります。

20180611 Chonburi 11

20180611 Map 3

スクムビット通りでは何カ所かで同じ赤色ソンテウ6088番が待機している所を見ました。数台待機しているとそれぞれ行先表示板の色が異なっています。短区間運転のソンテウでしょうか?今回のシリーズで最後まで全容が分からなかったソンテウです(笑)

20180611 Chonburi 12

20180611 Chonburi 13

ノンモン市場の手前で右折して「バンセンビーチ Bang Saen Beach」へ通じる3137号線に入ります。一瞬、バンセンビーチに寄ってからノンモン市場へ行くのかと思ったら、すぐ左折してノンモン市場の横で終点(画像下)でした。

20180611 Chonburi 14

結局大きくUターンした事になり、ここでスクムビット通りに出れば復路の起点となります。チョンブリーからノンモン市場まで約1時間かかり15バーツでした。

20180611 Map 4

さて・・・この赤色ソンテウは行先表示板の使い方が分からずストレスが溜まりましたが、折角ですからノンモン市場から首都圏や周辺県にお住まいのタイの人々に大人気のバンセンビーチに行く事にしました。それも同じ赤色ソンテウを使うのですが(笑)

20180426 Bang Sen

次回に続きます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。


2018.06.11 | コメント(1) | タイ・トラベル

チャオプラヤー元流を歩く④オームノン運河

タイ中央部を南北に流れるチャオプラヤー川はタイの歴史、経済、文化、庶民の暮らしまで大きく影響を与えながらも、その流れを変えるショートカット「捷水路(しょうすいろ)」が多くの湾曲部に造られて今の姿は昔と異なります。

そのチャオプラヤー川の元の流れを追う事は、チャオプラヤー川左岸(東側)ラッターナコシン島の現チャクリー王朝、チャオプラヤー川右岸(西側)のトンブリー王朝、そしてアユタヤ王朝へと時代をも遡る事になります。(画像下はオームノン運河です)

20180609 Om Non 1

そんな「チャオプラヤー元流を歩く』シリーズの第4回です。今までのエントリーは以下の通りです。

第1回「チャオプラヤー元流を歩く①序章
第2回「チャオプラヤー元流を歩く②カトリック教会歴史地区
第3回「チャオプラヤー元流を歩く③ バンクルアイと船形の寺

前回はバンクルアイ運河が一番古い捷水路であるバンコクノイ運河、そして元流であるオームノン運河と丁字状に交わる所まで来ました。そこには船の形をしたお寺ワット・チャローがありました。

20171218 Wat 1

ワット・チャローが面しているバンコクノイ運河の対岸には風情ある家々が並んでいます。運河沿いによくある乱雑に建てられたバラックとは異なります。人とバイクが渡れる橋があったので向かいました。

20180609 Om Non 2

20180609 Om Non 14

狭い路地を方向感覚だけで進みます。家々は水辺の中に柱を立ててその上に家を建て、その間に道を造っているのですねぇ~ それは路地の奥に進んでも湿地帯で路地からそれる事は出来ません。

20180609 Om Non 4

細い路地が続きますが車が通らないので静かですし、時たまバイクが来ても遠くから音で分かります。湿地の上に渡したコンクリート板すら外さなければ安心です。

都市部では歩道を歩いていても道はデコボコで穴があったり、下ばかり見ていると至る所で上から垂れ下がる電線で首を吊る事になります。しかも人が歩く事を完全に無視するように段差や歩行を防ぐ看板もあります。絶え間ない騒音の中で歩道上を前からも後ろからもバイクが真横を通るので気が抜けません。

20180609 Om Non 5

ここでの路地歩きの大敵は・・・アレです。日本語も英語も私のタイ語もまったく通じないし、年寄りに敬意を払わないお犬様です。バンコク都心部はもちろん住宅密集地の野良犬はそう怖くはないのですが、周辺部で野原が多い所の野良犬は縄張り意識が強く本当に怖いです。どんなに可愛く見える犬も同じで、画像下のような場合は引き返して別な道を探すしかありません。

20180609 Om Non 6

ウロウロしていたら湿地帯を抜けてオームノン運河沿いのお寺「ワット・タノー Wat Tanod」に出ました。小さなベル型の仏塔が並んでいるお寺の裏のような所です。都心部を離れたお寺ではよく目にしますが、故人の写真や名を記したものもあってお墓のように見えますが、タイの人々は墓を持たないし中華系の墓とも異なっています。お寺への寄贈なのか?分かりません。

20180609 Om Non 7

この辺りは民家が少なく荒れた林が多いのですが、この寺のものなのか、お隣のお寺なのか・・・かなり古そうな仏塔もありました。気になりますが、謂れを知る術がなく残念です。

20180609 Om Non 8

隣にもお寺があるのでそちらへ向かう途中、まるで発掘されたような木をくり抜いて作った舟が祀られていました。謂れがあったのですが、全てタイ語なのでこれも理解できないのが残念です。目の前がチャオプラヤー川元流ですし、近くには一番古い捷水路なので何か関係ありそうですが・・・

20180609 Om Non 10

20180609 Om Non 9

オームノン運河沿いを上流に向かうように林の中の小道を歩くと、ワット・タノーのお隣の「ワット・ポー・バンオー Wat Pho Bang O」に出ました。小さなお寺ですが何か気品があって、(後で分かりましたが)タイ観光庁のサイト(英語版)にも書いてありました。

20180609 Om Non 11

そのタイ観光庁によるとアユタヤ時代に建立されたお寺だそうで、(専門用語を知りませんが日本だと)切妻屋根の「人」形の間に施された彫刻、本堂入口のフレームの彫刻にも見るべきものがあるそうです。残念ながら訪問後に知りましたし、本堂は扉が閉まったままで入れませんでした。

20180609 Om Non 12

地図で見るとオームノン運河沿いにまだお寺があるようですが、運河に近づける道が無いように思えます。チャオプラヤー川元流であるオームノン運河は川幅も広く、この辺りから運河沿いに続く風景も魅力的なのですが、いったん戻ってソンテウに乗る事にしました。

20180609 Om Non 13

20180609 Map 2

ワット・チャロー前からソンテウでバンクルアイ・サイ・ノイ通りを北上し、終点のナコーンイン通りでソンテウを乗り換えて西に向かう事で、再度オームノン運河に近づく作戦です。

20180609 Map

ワット・チャロー前からバンクルアイ・サイ・ノイ通りを北へ向かうには何番のソンテウでも良いのですが、幸いすぐに1010番(前回のエントリーでルート図を書いています)が来ました。このソンテウはちょうどナコーンイン通りとの交差点が終点です。

20180809 Om Non 21

次はバンクルアイ・サイ・ノイ通りとナコーンイン通りの交差点でソンテウを待ちますが、これがなかなか来ません。画像下がその交差点ですが、画像奥がラマ5世橋で来るソンテウは右折したり左折してしまいます。

20180609 Om Non 20

待ったソンテウはオレンジ色に白いライン(番号が書いてなく分かりません)の「ワット・ボートボン Wat Botbon」行きです。ノンタブリー船着場(東側)からラマ5世橋を渡り、水上マーケットで賑やかな「ワット・タキアン Wat Ta Khian」を経由してオームノン運河沿いのワット・ボートボンまで行くソンテウで、ワット・タキアン(画像下)やノンタブリーから何度か乗った事があるのですが・・・

20180609 Om Non 15

まぁ、路線バスやソンテウを使う限り、なかなか来ないのはよくある事で仕方ないです(汗) 次回に続きます。

20180428 Map 1

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.09 | コメント(0) | タイ・トラベル

最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場③ここに暮らす人々

観光地や日本人が多い所にメディアやネットで書かれているだろう事とは距離を置き、街を歩くだけで多くのお気に入りの地を紹介して来ましたが、その中でも最も気に入っている「ルアンペーン百年市場 Luang Phaeng Market 108Years」です。

20180605 LP 1

バンコク都内(東の端っこですが)ながらネットでは書かれた事がないでしょう。その雰囲気は独特で『賑わっていた時が去ったのを受け入れている』と私は思うのですが、寂れているのとは異なります。ただ、寂れていると感じる人が大半でしょうし、そう思う方はここは面白くないはずです。

20180605 LP 2

それでは、そんな寂れた所が私には面白いのでしょう? それを書く前に今までのこのシリーズのエントリーは以下の通りです。

第1回「最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場①
第2回「最高のお気に入り、ルアンペーン百年市場② アクセス術

前回はここへのアクセス術を詳しく書きました。バンコク都であり私が住む地区の近くなのですが(苦笑)一般的には日本人にもバンコクっ子にも縁がない所でしょう。タクシーや自家用車を使うような方々が行くような所でもないので、ソンテウに乗る必要があります。

20180518 LP 3

ラートクラバン通りからソンテウ1013番系統222番に乗って終点「ワット・ラチャコーサー Wat Ratchakosa」まで行き、お寺の境内を抜けて「プラウェートブリーロム運河 Prawet Burirom」沿いを歩いたら百年市場の入口です。

20180510 LP 8

20180518 Map

そして運河両側に並ぶ集落に入るにはためらいがありました。板を張っただけの足元が心配だったのもありますが、ご老人たちが、何をするわけでもなくこの板張りの運河沿いで時間をつぶしておられます。そんな中へ物珍しさに入って良いのか? そんな思いがしたのです。

20180518 LP 14

場違いな所へ迷い込んだような気持ちのまま、何かをしゃべらずに通れない気がして、下手なタイ語で「こんにちは、暑いですねぇ・・・」なんて声をかけながら奥に入って行きました。挨拶が返らないまま歩いて行くと・・・やがて声がおじいさんやおぼあさんからかけられて来るようになりました。

20180605 LP 3

そしてお茶に呼ばれたのが画像上の方達です。挨拶をして通り過ぎようとしたら、何か声をかけられました。「遊びに来たの?」そんな言葉です。それを機会にベンチに一緒に座り話し始めました。茶葉がたくさん浮いている中国で出させるようなお茶も頂きました。

「日本人です」「働いていないでバンコクに住んでいます」「ここにはソンテウで来ました」・・・そんな他愛無い話ですが、私の下手なタイ語も相手が三人だと誰かが分かり「この人、こう言っているのじゃないか・・・」と三人で確認しながらの会話です(笑)

20180605 LP 4

目の前が日用雑貨などの店で、この三人の中で誰かが店番だと思うのですが店はほったらかしです(笑) 中を見せてもらいましたが、売っている物はともかく昭和のど真ん中で下町育ちの私には・・・どこか懐かしさを覚える店です。

しばらく話して「向こうを見て来ます」と席を立ったのですが、私がオジサン達と話していたは、この板張り通路で暇つぶしをされている方々にとって絶好の好奇心の対象だったようです。

20180510 LP 2

最初は「中へ物珍しさで入って良いのか?」と思ったほどのアウエー感いっぱいだったのですが、今度は皆さんが待ち構えているように見えます(笑) 笑顔で私が通るのを待たれているようにも思えます。

20180605 LP 5

歩く先々で話しかけられるので、なかなか先に進めません。やがてここが「ルアンペーン」と呼ばれる事を知りました。昔は賑わったそうですが、それはどれほどだったのかを知れるほどタイ語が話せないのが残念です。

20180605 LP 6

こうした運河沿いに残る市場の特徴は、運河に並ぶ家々の前には運河に沿って板張りの通路があって、そこには船が舫えて人も通路を行き来出来る事です。

20180605 LP 7

20180605 LP 8

こうした構造の多くが運河の片側にあるのですが、ルアンペーンは両側がそうした構造なのが特徴的です。そして中央に両側を行き来出来る(かなり危なげな)橋が架けられています。

20180510 LP 1

20180605 LP 9

橋の対岸には何の船なのか大きめの船が舫われています。そしてこのルアンペーン市場に入った時から何やら音楽が聞こえていたのですが、その発生元が橋の向こう側のようです。

20180605 LP 12

20180605 LP 13

そこで、その橋を渡り対岸に向かう事にしましたが少し怖いです(汗)ここが賑わっていた時はきっとこの橋がアピールポイントだったのでしょう。中央にベンチまでありますが、「LOVE」とある飾りは無い方が・・・

20180605 LP 10

20180605 LP 11

そして橋を渡り終えると・・・そこはこの市場全体で唯一賑わっている?所で、私が苦手なカラオケを昼から楽しまれていました。その真ん中に飛び込んでしまいましたが、いったいどうなるやら・・・次回に続きます。

20180605 LP 14

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.07 | コメント(2) | マーケット

初めての一人旅② バンコク~カンペーンペット

チャオプラヤー川が始まる「ナコーンサワン Nakhon Sawan」、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市「カンペーンペット Kamphaeng Phet」を歩く一人旅です。画像下はカンペーンペットのピン川です。

20180601 Pin

チャオプラヤー川を遡りながらも歴史と王朝をも遡る旅の一つで、それはこのブログがずっと続けている大きな流れの一つでもあります。現在まで以下のような関連したシリーズがあります。

「アユタヤへの道、アユタヤの歩き方(仮称・エントリー予定)」
チャオプラヤー元流を歩く(アップ中で現時点最新エントリー)
トンブリー王朝の面影を探し 全27回
首都防衛城壁を歩く 全8回
首都防衛要塞を行く 全5回

さて、前回の「初めての一人旅① 序章&北バスターミナルへ」では良い機会なのでバンコクの長距離バスターミナル全体像、そして「北バスターミナル North Bus terminal」(モーチット・ソン Mochit 2、モーチット・マイ New Mochit、チャットチャック Chatu Chakバスターミナルとも呼ばれます)へのアクセス方法詳細とターミナル内での行先方面別のチケットカウンターをざくっと書きました。

20180526 Mochit 1

前回も書きましたが世界の多くの国でバスターミナルは混沌としています。この混沌とした感じが「これから日常を離れて旅に出る・・・」そんな旅情感を増して来るのです。

世界の多くの国に住み、数える事をとっくに諦めたほど多くの国を旅をし、タイは通算6年半も住んで、このバスターミナルは年間何十回も来ているので慣れているはずなのに、旅のスタートはいつも「これから何が待っているのか・・・」とワクワクしながらもちょっぴりの不安も感じます。

20180601 Mochit 1

チッケトカウンターはどこか、バスはどんなのか、乗り合わせる乗客たちは、乗車まで時間はあるか、トイレを済ませて小腹が空いた時用にコンビニにも行って・・・色々な事を頭の中でフル回転しています(苦笑)何か忘れ物をしていないか?がいつになってもどこでも一番の心配事項なのですが(笑)

さて、そんな北バスターミナルで北方行きのカウンターをざっと見て・・・一番ありがちなのですが(汗)真ん中で「Northern 99&999 Bus Ticket Cnter Goverment Bus」のオレンジラインで目立つカウンターでチケットを買いました。

この999バスは「ガバメント・バスGoverment Bus」なんて書いてあるので『国営バス』とネットに書く方がいるかも知れませんが、「それは違うよなぁ~」と私は思い、国営ではなく『交通省管轄下のバス会社群』のイメージが強いです。

20180601 Mochit 2

ちなみにバスターミナルの事をタイ語で「ボーコーソー บขส」と書くネットも非常に多いかと思います。間違っていますが確かにそれで通じます(笑) 本来は交通省下部組織にある「トランスポートカンパニーリミテッド Transport Co.,Ltd บริษัท ขนส่ง จำกัด (บขส)」の略文字かと私は思っています。

20180601 Mark 3

同じ交通省下部組織にバンコク首都圏路線バスで本ブログに何度も登場するBMTA(バンコク大量輸送局)があって、そのBMTA管轄で多くの委託バス会社がBMTAの名の下に運行していますが、そんなイメージがボーコーソーにも私はあります。

すなわち、ボーコーソーのバスが起点とする各地のバスターミナルがボーコーソーと呼ばれるようになった・・・バンコク首都圏路線バスのBMTA車庫を「ボーソーモーゴー ขสมก」と呼ぶようになるのと一緒ではないかと(実際はBMTAの場合はそう呼ばれてはいませんし、画像下のマークも今は英語が使われています)。いずれにしてもバンコク首都圏を走るBMTA管轄バスは『都バス』でもなく、断じて『市バス』ではないのです。

20180601 Mark 4

それではなぜ(私はそう思いませんが)国営バスと呼ばれるこの会社が「99」「999」と呼ばれるかと言うと・・・この会社の登記上住所が「999 Kamphaengphet 2 Road、Chatuchak」だからじゃないかと想像しているのですが・・・ちなみに「99」でも同じ所をGoogl Mapsは表示するし、別な通りなのかもしれません。私的「謎」に満ちたバスであるのは間違いないのですが(笑)

多くの謎に満ちた国ですし、私的な誤解も多く間違っている事も多いでしょう。その際はご勘弁を。言いたかった事は、海外の交通インフラに興味ある私が政府公式サイトを見ているだけでもこうした「謎の旅」が出来る・・・そんな事です(笑)

話を本題に戻しましょう・・・(汗)

この時の時刻は朝7時40分ぐらいでカウンターで「カンペーンペット、一人」と告げると、「はい、200バーツね」と即答でした(笑) 「何時発ですか?」と聞くと「8時」とこれも簡単な答えがすぐに返って来ました。「窓際でお願いします」と言いながら200バーツを払うと、チケットに乗り場番号の117とカラーペンで大きく書いて渡してくれました。

バンコクからカンペーンペットまで360㎞で7時間ぐらいでしょうか。それが200バーツ(680円ぐらい)で助かります。高いので1年以上乗っていない高架電車BTSならウドムスックからプルンチットまで3回しか乗れず、2往復出来ないです(笑)

20180601 Mochit 3

さて、乗り場117番はチケット売り場が並ぶターミナル1階を抜けたらすぐですので、ターミナル内で近くのトイレに寄ってからコンビニで水とお菓子を買って向かいました。バスはチェンマイ行きなのですねぇ~ 

外国人旅行者、特に日本人がお好きなファーストクラスでもVIPバスでもありませんが、年間千回はオンボロの路線バスに乗っている私にとっては天国のようなバスです(笑)

タイで旅行中にバスと言えば・・・15年前ですが、日本から遊びに来た家族と一緒に列車でスラタニまで行って、バスとフェリーでサムイ島まで行った時のトラブルを思い出します。

20180601 Bus 1

フェリー乗り場までのバスが突然の変更で、大きな荷物を入れてたり写真を撮っている間に家族の乗ったバスは発車し私は取り残される・・・家族離散危機でした(汗) フェリー乗り場で再会出来ましたが、画像上がその時のものです。写真など撮っている場合じゃなかったですねぇ(苦笑)

話を現在に戻しましょう・・・(汗)

20180601 Bus 2

バスに乗る前にキャリーバックを預けました。バンコク路線バスでも座って足の間に置けるし、厳しいエアーアジアでも十分に機内持ち込み出来る小さなバックですが(笑)車内には置き場所がまずありません。

車内に持ち込むのはカメラと本が入った小さな肩がけバックに、10年以上前に買ったi-Podとイヤホン。それに長袖の上着とコンビニで買った飲み物とお菓子です。BOSEのヘッドフォンがあれば良かったのですが・・・いずれにしても、耳を塞ぐ機器と寒さを防ぐ服はタイで長距離バス移動には必需品です(笑)

20180601 Bus 3

バスの席は後ろから2番目でした。脛骨が弱点の自分には結構揺れがキツイ所ですねぇ~ 問題はお隣さんですが・・・おばあさん(って言っても私より若いかも)が来て、最初の2時間は電話しっ放しでした。一人に30分ぐらい話しては次から次へと相手を変えて、しかも声が大きくて・・・まぁ、小さな方だったし、使わないと言うのでシートベルトをお借りして(私のが壊れていた)結んで使っていました(笑)

20180601 Bus 4

スウェットで旅をしているのが大バレですが、アメリカ~日本の飛行機移動なども全てこれが私の旅のスタイルです(汗)街歩きになったら半ズボンに古いTシャツですが・・・ いずれにしても、一般的な2等バスの席はこんな感じです。

20180601 Bus 5

バスは(タイでは)定刻の8時10分にスタートして、1号線を北上し途中ナワナコン(パトゥムターニ県)とアユタヤ(32号線沿い)で乗客を増やして行きました。アユタヤで北へ行く長距離用バスがどこに停まるのか、気になっていたのでターミナル(って言うほどではない)の場所が分かって良かったです。近くまでソンテウで行った事もあるし(笑)

20180601 Bus 6

途中一度5分間のトイレ休憩があって、次に停まったのはチャオプラヤー川を西に初めて渡った直後のナコーンサワンのバスターミナルでした。ここはカンペーンペットの後に来るので、そのエントリーで詳しく書きます。

20180601 Bus 7

ナコーンサワンで10人ぐらいは降りられ、お隣のおばあさんともお別れです。隣の席も空いてゆったり車窓を楽しみながら、後少しでカンペーンペットだと思い始めた時、急にバスは国道上でUターンです。

わざわざ戻って道路反対側のドライブインで午後1時半からの30分休憩ですって。皆さん何か食べに行かれましたが、私はバスの中でお菓子など食べていたのでバスに残って本を読んでいました。するとバスの隣に別な立派なバスが来て停まるじゃないですか。

20180601 Bus 8

乗っていたバスと同じバンコク~チェンマイ間のバスですが、少し空いたカーテンから見えた車内はシェルタイプの座席でモニターに電源も見えますねぇ~ これが私は未経験のファーストクラスかVIPクラスでしょうか・・・

画像上のバスは違いますが、そう言えば数年前にワンランク上のバス会社としてタクシー会社だったか?が「ナコーン・チャイ・エアー Nakhonchai Air(NCA)」を立ち上げて運行を開始しましたね(カンペーンペットは行かないけど)。Airと言っても航空会社ではなく、そうしたサービスを目指すって事でしょうか・・・

その起点が北バスターミナルの北約2㎞にあるのですが、その前後なのか北バスターミナルにも寄るので(画像下)よく見かけます。予約して支払い済みの上での乗車なので皆さんかなり早く行くでしょうし、場所も不便なのに起点から乗られる方も多そうです。

20180601 Bus 9

路線バスだと3番(BTSクルントンブリー駅~北バスターミナル)16番(シープラヤ~北バスターミナル)49番(ファランポーン駅~北バスターミナル)77番(セントラル・ラマ3~北バスターミナル)170番(オームヤイ~北バスターミナル)がナコーン・チャイ・エアー発着所前を通ります。

モーチット駅(はあまり良く無くてサパーンクワイ駅の方が無難)では3番と77番ですが、まさか高いBTSでモーチット駅まで行かれてから、危険なモタサイ(高い料金を吹っ掛けられ)にバックを抱えて乗ってまでしてナコーン・チャイ・エアーに行ってVIPバスに乗られる方はいないかと思いますが・・・一度は乗ってみたいものです。でも、事前に日時まで決めて支払済みのバスに乗るのは、私にはハードルが高いかも(笑)

話を戻しましょう・・・(汗)

(30分と告げられて)40分休憩後にバスは出発してまた国道上でUターン、その後50分で無事カンペーンペットのバスターミナルに着きました。時刻は午後3時少し前。モーチットを出てから7時間弱のバスの旅でした。

20180601 Bus 10

さて・・・カンペーンペットの町を歩くのは初めてですが、バスターミナル、ホテル、市場に遺跡公園だけはGoogle Mapsを何度も見て完全に頭に入れています。世界中どこへ行っても同じ街歩きの方法で、スマホは持った事すらないし、地図も頭に入れるあるだけで紙の地図すら見ません。GPSは脳内にありますし、道々で聞いて確認しながら歩いたり公共交通機関を使うスタイルです。

カーナビもない時代に世界中を車で移動していたので、地図を見ながら運転するわけには行きません。地図は頭に中に入れて、運転中は『66号線から77号線でNW(北東)へ』のようなメモを手元に置く習慣が身に付きました。

また、ホテルだけはネットで予約をしました。何しろガラケーと呼ばれる携帯電話すら持ち歩かないので、家内には事前に大よその予定とホテル連絡先だけは伝えておく必要があります。

20180526 Map

そのカンペーンペットのバスターミナルはピン川の西側にあって、市街地と遺跡公園は東側にあります。ホテルまでは4㎞程度で歩いたら50~60分でしょうか。いつものように手ぶらなら考えますが、小さくても荷物があるので歩きたくありません。

しばらくバスターミナルでソンテウの動きを観察する事にしました。地方都市にある普通のバスターミナルですが、活気なく強い日差しを避けただけで気だるさに包まれて(親切に声をかけてくれる)客引きもいません。

そしてとにかく暑いです・・・バンコク都で最高気温34℃の日でカンペーンペットは38℃で晴天でした。

20180601 KPP 1

早くホテルに行きたかったのですが、その方法は行けばなんとかなるだろうと思っていました。荷物もあったし屋根の下で扇風機の風があたる所から動かずに、バスが停まった反対側に何台か停まっていたソンテウの動きを観察していました。

しかし30分以上全く動きがありません。後で分かった事ですが、ここで待機しているソンテウはターク市などかなり離れている所へ行く長距離ソンテウで、この時間帯は1時間に1本あるかないかの運行でした。

そして市街地へ出るソンテウは違う所でした。上の画像で言えば奥の売店とチケットカウンターの向こう側(国道側)でした。ターミナルを一回りしたら分かったはずですが(汗)画像下は後日撮ったもので、バスタ―ミナルには寄るだけのソンテウです。これも後で知ったのですが、市街地とバスターミナルを結ぶのはシーデン(赤色)だそうです。

20180601 KPP 2

全く動きが見られないので、画像上で見えているターミナルで待機しているソンテウに行って、ブラブラしていた運転手らしい人に町中まで行けるか聞きました。「どこだ?」と言うのでホテル名で分からず近くの市場名を告げて「いくら?」と聞きました。「100バーツ」とすぐの返答。

「要らない!俺はクルンテープから200バーツと7時間かけてバスで来たばかりだよ」と言って去ろうとしたらすぐに「80バーツ」、バンコクでのタクシーなら60バーツ前後の距離でしょう。「50バーツ」と言ったら「乗れ」との事でした。まぁ、お金じゃなくて吹っ掛けられた言いなりになりたくないだけですが(笑)

このソンテウ・・・小型のピックアップトラックを改造した一番よくあるタイプですが、荷台の長椅子が真ん中にもあって3列です。ソンテウ(2列)ではなくてサムテウ(3列)ですねぇ~ しかも、荷物を持った若い子もお一人乗っていました。本来のこのソンテウのルートに乗る人でしょうが、私が貸し切った形のソンテウに乗ったまま市街地まで行ってから、バスターミナルに戻るかそのまま目的地に向かうのでしょう。

20180601 Map

バスターミナルで思わぬ時間を費やしてしまいましたが、無事ホテルに入りました。カンペーンペットの全体のイメージは上図の通りで、ホテルは市街地中心部にあって詳しくは次回に続きます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.05 | コメント(0) | タイ・トラベル

1237番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年6月3日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
サムロン สำโรง ~ バンプロン บางโปรง

ルート:
サムロンSamrong ~ ターン・ロッファイ・サーイガオ通りThang Rotfai Sai Kao ~ プーチャオ・サミンブライ通りPhuchao Saming Phray ~ ワット・バンプロンWat Bang Prong


Bus1237 map All

サムットプラカーン県サムロンからチャオプラヤー川沿いの南バンコク発電所まで行く路線です。発電所近くがワット・バンプロンです。

サムロンの市場の中から出発して、その路線のほとんどが裏道を走ります。ソンテウ路線が周囲に多くある中で、ソンテウより短いか同じ程度の距離で日中は数人の乗客しか見た事がありません。

路線周囲もサムロンを除けば、住宅街でもなく工場地帯でもなく、かなり中途半端な所を走ります。なぜバス路線が維持できるのか全く理解できないのですが、発電所の裏が終点なので、その関係で維持しているのか・・・と私的には思っています。

料金は一律8バーツで、本数は日中でも30分に1本程度のイメージです。


バス車種

ノンエアコンバス

Bus1237


ルート周辺

バスの出発はサムロンで一番賑わう古いショッピングモール「インペリアル・ワールド Imperial World」裏からで、市場前でソンテウが集まる所からです。

Bus1237 Samrong 1

サムロンは南北のスクムビット通りと東西のサムロン運河が交差し、西のプラプラデーンに通じるプーチャオ・サミング・プライ通りに、東のバンボーやバンプリーに通じるテーパーラック通りと交通の要所です。その中心は「インペリアルワールド・サムローン」と「サムロン市場」でバスやソンテウにロットゥーが集まり、曜日や時間に限らず人がうごめいています。

Samrong 181

スクムビット通りの両側に市場が広がり、東側の市場は魚介、肉、野菜などが中心で市場裏のサムロン運河には珍しいロープを手繰る渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」でエントリー済みです。

Samrong 182

またサムロン運河の南側は昨年2017年4月に開業なったBTS「サムロン駅」です。画像下はそのサムロン駅からプーチャオ・サミング・プライ駅側を撮ったもので、遠くにエラワンの象の像が見えています。

20180218 SP 1

巨大な象の像がある「エラワン・ミュージアム」ですが、この施設を美術館と言って良いのか分かりませんが、その外観からも分かるような独特の世界を表現しています。施設前で参拝する方も絶えないので、何かご利益もあるのかも知れません。

Erwawan Museum 181

2018年5月現在、BTSスクムビット線最東端(実際は最南端)のサムロン駅はバンコク都を離れた最初の駅でもあり、この先の延伸区間はパークナムより南に延びています。開業直後のサムロン駅、そして今後の延伸区間全てを歩き全区間全駅を次のエントリーで紹介しています。

開通BTSサムロン駅④今後の延伸部、そして次なる課題
全て見せますBTS延長部と新駅4

BTS-Samrong 181

そんな賑わいのサムロンからバスはスクムビット通りではなくターン・ロッファイ・サーイガオ通りへと入ります。この通り名は訳すると「廃線通り」でしょうか・・・ずいぶん前に興味を持って歩きましたが、まったく線路跡は見られませんでした(苦笑)

Bus1237 Map Samrong

ここを走った鉄道はタイ国鉄より早く1893年に開業した外国資本の民間鉄道でした。タイで最初の鉄道がパークナムからファランポーン近くまで走っていたわけで、このターン・ロッファイ・サーイガオでクロントゥーイまで、その先は現在のラマ4世通りに沿うように線路があったものと考えられます。

Bus1237 Rotfai

バスが通る区間とは遠いのですが、そんな事を思い起こさせるのが2016年にラマ4世通り沿いにオープンした「スアンプルーン・マーケットSuanplern Market」(画像下)でしょうか。レンガ造りの駅舎がモチーフで、この施設のすぐ裏を通るのがターン・ロッファイ・サーイガオ通りなのです。だから駅舎なのか・・・

Suanplern Market Rama4

そんな事を考えているとバスはプーチャオ・サミング・プライ通りへと右折、西へ向かいます。バスは通りませんがこの交差点を東に行けばBTS新駅「プーチャオ・サミング・プライ駅」で、駅の西側は「トヨタ自動車」のタイ初のサムロン工場、東側は「パナソニック」のサムロン工場で松下電器(現パナソニック)の最初の海外工場と、日系企業のタイ進出の歴史のような所です。

Phuchao S P 181

プーチャオ・サミング・プライ通りには(バスは手前で曲がりますが)「いすゞ自動車」のサムロン工場がありますし、初期にタイに進出した自動車メーカー、電気電子メーカーを中心とした多くの日系企業が集中する所です。

Bus1237 PSP

また、プーチャオ・サミング・プライ通りの西端にはチャオプラヤー川の渡し船があり、チャオプラヤー川のプラプラデーン渡し船ではここが一番眺めが素晴らしいです。またバイクやトゥクトゥクも乗る車両用が人用と少しはなれて運航されています。「チャオプラヤー渡し百景1」に詳細をエントリー済みです。

PPD 181

渡し船があるプラプラデーンはモン族が住み着いた地で、今もその痕跡を見つける事が出来ます。また首都防衛の要塞が両岸にあってその跡も見る事が出来ます。「渡し船とソンテウで行くサムットプラカーン」シリーズで詳しく書いています。

PPD 182

バスはプーチャオ・サミング・プライ通りからSoi9(Google MapsだとThetsaban Samrong Tai 9 Rd,)へと左折して入りますが、この通りはバスがすれ違える?と思うほど狭い通りです。

Bus1237 Soi

この後バスは終点まで狭い通りをくねくねと曲がりながら走りチャオプラヤー川沿いの南バンコク発電所へ向かいます。終点となるのがワット・バンプロンの入口です。

Bus1237 Bang Prong 1

ワット・バンプロンは地域のお寺で学校もあるようですが、特に何かが目立ったお寺とは思えませんでした。

Bus1237 Bang Prong 2

ワット・バンプロンから徒歩30分はかかりますが、チャオプラヤー川を少し上流側に向かえば(終わってしまった感がありますが)チャオプラヤー川最下流にある「ワット・バン・フアスア水上マーケット」があります。

Bang Hua Sue 181

さて、終点にある南バンコク発電所は1972年にオープンした火力発電所で、その後油の代わりに天然ガスを使用して発電所を組み合わせるように変更されました。首都圏の経済と人々の暮らしを支える発電所の一つです。画像下は発電所のサイトから拝借です。

South Power Plant 181

日中に乗る限りではバス路線を維持するようなルート周辺ではなくソンテウで十分かと思うのですが、この南バンコク発電所が唯一その理由に思えます。全く私見でよく分からないのですが・・・

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.03 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

タイのクメール遺跡を巡る① 序章

リタイアして一人で暮らす海外、思い立ったら(体調さえ許せば)すぐに迷うことなく旅に出られるのですが・・・今週も旅に出て、昨日バンコクのアパートに戻りました。

毎日が旅のようなものだし、見方に寄ってはもう30年近く日本を離れて旅を続けているのかも知れません。それでも、この頃は毎週のように旅に出ていますねぇ~ 

画像下は今週のパノムルン遺跡です
20180602 Phanom Rung

また事前予告に無かった新シリーズです(汗) 毎回饒舌で押しつけがましい長話しばかり。しかも話が飛び飛びになってしまい、読む側からすれば厄介なブログだと思うのですが・・・本当に申し訳ないです。

今回の旅も私が使った交通機関や地図など後日詳しくエントリーするのですが、例によって序章的な前触れです。また、この前触れを書く事で、旅の記録と画像を整理してブログにする厄介な作業に自分を追い込む目的もあります(汗) 

公式サイト以外は見ないので、ネットで調べながらコピペしてちゃちゃっとブログに書くような作業は出来ないのですよねぇ~(苦笑)街歩きや以前の旅で気になった事を現地や図書館に博物館で調べ、それを積み重ねる過程が面白いのです。まぁ、時間だけはたっぷりある年寄りの趣味です。

画像下は今週のムアンタム遺跡です
20180602 Muang Tam

ところで、過去世界各国を旅して来ましたが、大自然は興味が無くてアフリカとか南米のジャングルをさ迷った事はありません(笑)人が作り出した歴史の痕跡や世界各国の人々の文化・暮らし(特に酒や食生活)などに興味があります。だから昔の遺跡遺産などから現在のインフラ施設(橋とか交通機関)からシステムも好奇心の対象になります。

そんな興味や好奇心からの旅は常に人が関わっているので、過酷な旅にはならないし、肉体的にきつい旅もあまり経験していないのですが、その中でもワースト3に入る旅が16年前(2002年)にバンコクから陸路で行ったアンコールワット遺跡群でした。

20180602 Angkor 1

わざわざ『遺跡群』としたのは、あまりにも有名過ぎて多過ぎるほど事前知識があったアンコールワットよりも、周辺遺跡の素晴らしに目を奪われたからです。アンコールワット遺跡群自体は誰にも強くお勧め出来る地だと確信しています。

それがなぜ最悪の旅の一つだったのか・・・国境タイ側アランヤプラテートまでは順調でしたが、国境の混沌とした中で歩いてカンボジア側に行き乗ったバスが幼稚園バスのようで、しかもかなり昔の韓国製バスでした。今もあるのですかねぇ?あの国境越えのリヤカー(笑)

20180602 Angkor 2

国境カンボジア側ポイペトの町を出たら舗装道路は未舗装の悪路になって、こぶし大の砕いた岩をばらまき、その上に赤茶けた土を固めた状態の道路がそのままシェムリアップ直前まで続く事になったのです。そこを幼稚園バスは絶え間ない振動に左右前後に嵐の中の船のように揺れて進みます。

途中でパンクする事2回。しかも予備のタイヤを積んでいないので、修理に毎回1時間以上かけて・・・その間にバスの外に出たら「絶対に道路から出ないように!地雷がありますから!」と強く真顔で注意されたのを覚えています。

20180602 Angkor 3

それが6時間以上続いた後に美しく整備された別世界のようなシェムリアップに着いた時は疲れ果てたと同時に、シェムリアップだけが別な国のように思えた事に驚きました。まさに観光の為に日本を含めた海外からの支援金が大量投入されているのを実感した時です。空路でこの地に入った人は、本当のカンボジアを知らずに帰る事になるわけです。

まぁ、この道を数日後に戻ったのですが(笑)これが最悪の旅の理由の一つです。今はきっと舗装されていますよねぇ~ あのポイペトからシェムリアップへの道。それに国境越えの混乱とか混沌は以前旅人には『ぼったくる』と悪名高い所だったのですが、ここに限らず先進国でも開発途上国でも世界の中どこでもお上品な日本人が目立って歩いたら、『ネギを背負ったカモ』と思われるのは当然な事。それらを受け入れられないか対処できない人、本当の貧しさを知らない人が今でもきっとネットに(自分の間抜けさを置いて)そう書くのでしょう。

20180602 Angkor 4

残念ですが、私は四捨五入したら70歳になる歳(まだ60歳代と言いたい!)で、もうこうした旅が出来る体力はなくなりました。またカンボジアとアンコールワットを再訪する事はないかと思いますが、『最悪の旅の一つ』と言いながらも、今から思えば良い?思い出ですし、それでもカンボジアもアンコールワットも嫌いではないのです。その逆ですねぇ~ 

そんな16年前に旅で接したクメール遺跡ですが、また気になりだしたのは最近の事です。(画像下はアユタヤのワット・チャイワッタナーラームです)

20180428 Ayutthaya

それは現チャックリー王朝(1782年 - 現在、ラッターナコシン王朝や外国人にはバンコク王朝とも言われます)からトンブリー王朝(1767年 - 1782年)、そしてアユタヤ王朝(1351年 - 1767年)へとチャオプラヤー川を遡りながらも歴史をも遡ると旅を続けている中での事です。

タイでは現王朝からアユタヤ王朝まではその変遷がバトンタッチのように明確なのですが、アユタヤ王朝以前のタイ族最初の王朝と言われるスコータイ王朝(1240年頃 - 1438年)の時代とその前になると、私的には何だかモヤモヤとハッキリ見えなくなります。(画像下は最近行ったばかりのカンペーンペットのワット・プラケーオです)

20180526 KPP 1

スコータイ王朝自体の領地はスコータイ、ピサヌローク、カンペーンペット、ナコーンサワンなどタイ北部の南側から、最盛期のラムカムヘン大王在位(1279年 - 1299年 頃)でも中部の一部を含む程度の規模だったとされます。

この時代、北にはチェンマイを中心としたラーンナー王朝(1292年 - 1775年)が存在し、しばらくして南にはアユタヤ王朝(1351年 - 1767年)が興ています。その後スコータイ王朝は徐々に衰退しアユタヤ王朝に吸収され、ラーンナー王朝はビルマに占領されたりしながら衰退し復興ラーンナー王朝を興したもののチャックリー王朝が中央集権を強め20世紀になって姿を消した・・・これがタイの大雑把な歴史でしょうか。(画像下は2003年チェンマイのワット・チェディ・ルアンです)

20180602 Changmai

それではその前はどうなのか? ざくっとした概要で言えば、現在のカンボジアのクメール王朝がタイ東北部からさらに勢力を拡大しており、その支配が13世紀まで続いていたとされます。私的にはスコータイ王朝やラーンナー王朝が興されたのはクメール王朝が弱体した結果だと思っています。

歴史の中で常にタイは西のビルマ、そして東のクメールとの戦いですねぇ~ 

そして、その両者の影響を現在でも遺跡で強烈に目にする事が出来るのは、アユタヤやロッブリーにイーサンと呼ばれるタイ東北部を訪れた方なら誰もが経験しているのではないでしょうか。(画像下はロッブリーのプラーン・サームヨートです)

20180602 Lopburi

そう言えば本ブログではかなり詳しく書いたトンブリー王朝とタークシン王ですが、タークシン王がビルマ軍を追い出したのは、ビルマが清に攻め込まれての戦い(1765年-1769年)でタイまで手が回らずその間にトンブリー王朝を興した(1767年)わけですねぇ~

そのタークシン王がアユタヤからトンブリーに遷都し、タークシン王に仕えた将軍が後にチャオプラヤー川対岸のラッターナコシン島へ遷都したラマ1世で、それが現在のラマ10世とバンコクに繋がるわけですが・・・歴史ですねぇ~

話をタイでのクメール遺跡に戻しましょう(汗)

画像下は今週のピーマイ遺跡です
20180602 Phimai

今回行った所は以下の4カ所です。

ピーマイ遺跡 Phimai (画像上)ナコーンラチャシマ県
パノムワン遺跡 Phanom Wan (画像下)ナコーンラチャシマ県
パノムルン遺跡 Phnom Rung (画像一番番上) ブリーラム県
ムアンタム遺跡 Prasat Muang Tam (画像上から二番目) ブリーラム県

タイにあるクメール遺跡は私には数えられないぐらい多くあります。寺院だけでなく治水に優れたクメール王朝なので森林や田畑に埋もれるような灌漑遺跡も入れたら、おそらく何百もあると思います。

画像下は今週のパノムワン遺跡です
20180602 Phanom Wan

今回、クメール遺跡初心者の私は比較的大きな寺院遺跡のみを巡りました。タイ観光庁の公式サイトに寄ると他にも大きな寺院遺跡あるそうです。「プラサート・サドック・コック・トムPrasat Sadok Kok Thom」はサケーオ県Sa Kaeoで冒頭に書いた国境の町アランヤプラテートの北東近くです。また国境上の山の上にもあってタイとカンボジアでその所有を争っているニュースも見た事があります。

いずれにしても、多くの遺跡へのアクセスが難しいのが共通しています。

今の時代はカーナビ、GPSにスマホがあるので、車やバイクなど自力で動かれる方は苦労なく行けるでしょう。私のようにタイ語の読み書きが出来ずに話すのも幼稚で四捨五入したら70歳(くどい?)、しかも持病持ちがスマホも地図も持たず交通機関を利用してのアクセス出来る所は・・・本当に限られています。

20180602 Map

公式サイト(今回はタイ観光庁)以外は見ないで行く過程をも楽しむ旅ですが、バンコク首都圏や地方都市部を離れたら・・・それを何度も後悔しかけた情けない旅人になってしまいました(苦笑)

しかも、普段知らない地に行く時はGoogle Mapsを出発前にパソコンで見てメモを取るのですが、今回は思い立って出発したのと範囲が広すぎてメモすら取らずに記憶した方角と距離感だけで出てしまいました。旅の中で現在位置を知りたくてスマホなる武器を持っていない事を何度も悔いました。もっとも持っていても使った事がないので、機能を使いこなせない悲しい年寄りです。

さぁ、どうなるでしょうか・・・次回に続きます。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントを頂けたら幸いです。なお、ご質問は大歓迎で一生懸命お答えしますが、それが役に立ったのか?立たなかったのか?など後でご一報下さい。

2018.06.01 | コメント(8) | タイ・トラベル

«  | ホーム |  »

プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

FCカウンター

QRコード

QR