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80番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月18日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ワット・シーヌアン・タマウィモンWat Srinuan Thammawimol ~ ノンケーム・ワットシーヌアン通りNong Khaem Wat Srinual ~ ペットカセーム・ソイ81 Phet Kasem Soi81 ~ ペットカセーム通りPhetkasem ~ バーンケー市場Bang Khae ~ BTSバーンワー駅Bang Wa ~ タープラTha Phra ~ ジャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ ピンクラオ通りPin Klao ~ ピンクラオ橋Pin Klao Br.~ 王宮広場Sanam Luang(王宮エリア規制中:ラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klang ~ 民主記念塔Democracy Momument)

Bus80 Map

バンコクの西サムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアンから王宮広場までの路線です。

王宮エリア側の起点(タマサート大学前)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)は民主記念塔でUターンしています。

本数は直営エアコンバスだけでも普通(15分に一本程度)なのですが、それ以外に委託エアコンバスとミニバスもあるので待つストレスはありません。

バス車種

直営エアコンバス・オレンジ(ワット・シーヌアン~王宮広場)
委託エアコンバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)
委託ノンエアコンミニバス(ワット・ノンケームWat Nong Khaem~王宮広場)

ルート周辺

バスの出発はバンコクとサムット・サコーン県との都境にあるワット・シーヌアン・タマウィモンです。このお寺横のノンケーム・ワットシーヌアン通りで路駐して出発を待っています。

Bus80 Wat Srinuan 1

ワット・シーヌアン・・・失礼ながらかなり普通じゃないお寺です(汗)本堂とか礼拝堂、僧堂、火葬堂などの集合体のイメージからは遠いです。お寺に付帯するのか定かではありませんが、学校と病院のビルがそこだけ集まっています。その中に閉じたままのお寺っぽいお堂はあるのですが・・・

Wat Srinuan 2017Jan 2

海軍の船だと思いますが掃海艇がその堂の横に置いてあるし、その堂以外は砦風に作った大きな建物の中に大砲や機関銃を飾ってあり、その前はアユタヤ時代の戦闘シーンです。色々変わったコレクションのお寺をタイで見ていますが、ここはバトルファンなのでしょうか?

Wat Srinuan 2017Jan 3

Wat Srinuan 2017Jan 4

居合わせた僧と少し話しましたが、ナレースワンなど歴代の王だそうです。なぜバトルなのかは私の幼稚なタイ語では最後まで分かりませんでした。

このお寺の裏、そしてバスが路駐している後ろに流れるのがナムデーン運河Nam Daengで、この小さな運河が都境になります。運河の手前にはバンコク都境標柱があります。

Wat Srinuan 2017Jan 5

バスがワット・シーヌアン前を出るとノンケーム・ワットシーヌアン通りを北上しますが、この通りは畑なのか果樹園なのか、ただの野原なのか・・・どうしてバスが通るのかを考えてしまう道です。でもここもバンコク都なのですねぇ~

Wat Srinuan 2017Jan 1

バスがパーシーチャルーン運河の手前の丁字路で右折する所がワット・ノンケームです。この丁字路手前に委託バス車庫(画像下)があり、車庫を出てすぐにコンビニ・セブン前から委託バスがルートに合流します。従って復路では委託バスはワット・シーヌアンまで行かないので注意です。

Bus80 Nong Khaem 1

ワット・ノンケームはパーシーチャルーン運河に接した大きなお寺で、1870年建立だそうです。当時この辺りは沼地でケーム(知らない英語でSACCHARUM)の草に囲まれていた事から名付けられたそうです。地方では普通にありますが、お寺の広い敷地では市が立っているようです。

Nong Khaem 2017Jan 1

パーシーチャルーン運河はバンコクヤイ運河に接するワット・パークナム横からターチン川まで一直線で28㎞の運河です。説明板に面白い話が載っていました。ラマ4世がアヘン税徴収官に命じて運河を掘らせたそうです。中国人工夫への支払いもアヘンが使われたそうです。

Nong Khaem 2017Jan 3

運河の完成はラマ5世統治下の1872年、ちょうどワット・ノンケームの建立と同じ時期ですね。そして工事費が回収されるまでは運河を利用する船から税金を徴収したそうです。そんな事からかパーシーチャルーンを訳すると「税金で繁栄」でしょうか。色々な意味で税金を上手に使った運河と言う事でしょうか・・・しかしアヘン税まであったのですねぇ~

その運河に立派な「ワット・ノンケーム船着場Wat Nong Khaem Pier」があるのですが・・・この下で登場するパーシーチャルーン運河ボートがここまで来ているはずはないし・・・今は謎のままです(汗)

Nong Khaem 2017Jan 2

バスはペットカセーム通りSoi81からペットカセーム通りに出ると、いったん西へ行ってからUターンして東に向かいます。そしてペットカセーム通りとカンチャナピセーク通りが立体交差する所には、この地域で一番大きなショッピングモール「ザ・モール・バーンケーThe Mall Bang Khae」があります。「西の巨艦ショッピングモール」で詳細をエントリー済みです。

Mar29 Mall Bangkhae 1

ザ・モール・バーンケーから東のペットカセーム通りはMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸工事で現在はぐちゃぐちゃ状態です。その工事状態や駅の場所、周辺情報を「MRT高架延長部下を歩く 1」と「MRT高架延長部下を歩く 2」でエントリー済みです。

Mar26 Lak Song 2

ペットカセーム通り沿いのバーンケー市場はこの地域で一番大きな市場です。歩道上から市場内へと境目なく店が続き、いつ行っても多くの人で賑わっています。私の好きな市場の一つです。

Bus007 BangKhae1

バーンケー市場の横に小さな運河(Ratcha Montri)が南北に流れているのですが、ペットカセーム通りからワット・ニンマーノーラディーまでの運河沿いが独特の雰囲気なのです。なんて言うか・・・運河を背にした小さな店がずらっと並んでいます。

Bus007 BnagKhae2

またワット・ニンマーノーラディーには前述したパーシーチャルーン運河ボートの船着場がありますし、「パーシーチャルーン運河水上マーケット」のいい感じの木造長屋風造りの建屋が並んでいます(まぁ、あまり人気が無いようで寂しさが漂っていますが)。

Wat Nimma Norad

ペットカセーム通りSoi56~54の反対側にはショッピング・モール「シーコン・バーンケー Seacon Bangkae」があり、4階にはバンコクのショッピングモールで一番充実している遊戯施設「YoYoLand」があります。「もう一つのシーコン」で詳しく紹介しています。

Mar22 Seacon bankae 1

バスはBTSシーロム線の西端の駅「バンワー駅」の下を通りますが(画像下は珍しいエアコンバスです)、このすぐ近くにパーシーチャルーン運河ボートの「サパーン・タークシン-ペットカセーム船着場」があります。当時バンコクで一番新しい運河ボート(2016年9月からは二番目)で個人的にはかなり好きです。「バンコクで一番新しい運河ボート」や「パーシーチャルーン運河ボート活用術」などのエントリーがあります。

Bus80 Bangwa

Boat

ペットカセーム通りSoi20を15分ほど歩くとバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、新しく(強引に)作られた「バーンルアン運河水上マーケット」があります。規模が小さいし賑わっていませんが、隣はアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。詳しくは「トンブリー王朝を歩く(4) 水上マーケットとアーティスト・ハウス」でエントリー済みです。

BangLuang

Canal

タープラ交差点でバスは左折しジャラン・サニットウォン通りに入ります。この交差点上にMRTタープラ駅が工事中です。そのMRTブルーラインは延長部が完成すると数字の「9」のように変則環状線になります。タープラ駅はその「9」の字の重なり合う所で、現在工事でものすごい事になっています。

Mar24 Tha Phra 2

タープラ交差点近くには立派なお寺ワット・タラートがあるのですが、ここの本堂?の中に遺跡のような石組みの古い本堂?があって仏像が安置されています。

May26 Tha Phra 5

タープラ交差点まではペットカセーム通りでMRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事下を走ります。タープラ交差点からはジャラン・サニットウォン通りで同じくブルーラインのバンスー駅からの延伸高架工事下を走ります。結局80番は全部で9駅を通る事になります。

May26 Tha Phra 1

MRTブルーラインのファランポーン駅からの延伸高架工事も全区間を歩き、全駅を紹介しています。「MRTブルーライン延伸部を歩く 5 いよいよ最終回」が最後のエントリーです。

May26 13

ジャラン・サニットウォン通りSoi3の奥でバンコク・ヤイ運河に面してあるのが、上記の古い家屋を改装したアーティスト・ハウス「バーン・シンラピン」です。ギャラリーやカフェに土産物売りなどが運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。

Artist House 2

Artist House 3

ジャラン・サニットウォンSoi13の奥にはなかなか興味深い所です。MRT延伸工事など関係ないかのように昔からの家並みが続き、人がやっと通れる細い路地に運河が入り組んでいます。

May26 Phanitchayaka 2

観光地ではなく全く普通の下町、そこにバンコクの原風景を感じて、度々訪ねている私的に注目している所です。

May26 Phanitchayaka 1

やがてバスはジャラン・サニットウォン通りとプランノック通りとの交差点「イエーク・ファイチャイ」を直進します。「イエーク」は交差点で「ファイチャイ」はSpotlightスポットライトの意味があるそうで、英語の意味すら今一つ理解できないのですが(汗)文脈から第二次世界大戦末期のバンコク空襲に備えての対空迎撃用投光器に関係があるようです。そんな説明板がある交差点が下の画像です。

May23 Fai Chai 2

そしてジャラン・サニットウォン通りが東へカーブする辺りには、この周辺で一番大きなバンクーンシー市場Bang Khun Sri Marketがあります。近年に改修されたのか中はかなり整備されています。私はバンコクや周辺で一番清潔に思う市場はラムカムヘン大学バンナーキャンパス前の市場なのですが、そこによく似ており、整然と売り場が仕切られタイル張りの床もまだきれいに残っています。市場内食堂もなかなか良くて利用しています。

Bus80 Charan Sanit Wong

May23 Fai Chai 5

次にバスは「トンブリー駅Thon Buri Railway St.」からの南本線の踏切を渡ります。「南本線はファランポーン駅からだろう!」と思われる方が多いでしょう。旧ラマ6世橋が鉄道専用橋となりチャオプラヤー川を渡りファランポーン駅に行くようになる前、南本線は他の路線と接続しないでトンブリー駅が南本線のターミナル駅で、今でもトンブリー駅を南本線の起点としているのです。

May23 Bang Khun Noi 2

バスはバンコク・ノイ運河を渡り「ボロムラチャヨンニー交差点Borommaratchachonnani Junction」で右折しますが、交差点を曲がるとすぐローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」があります。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

パタデパートを過ぎるとプラ・ピンクラオ橋を渡りますが、その手前橋の下にはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N12 プラ・ピンクラオ船着場 Phra Pin Klao Bridge」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳細をエントリー済みです。

Pin Klao Bridge

またプラ・ピンクラオ橋近くの「ワット・ドゥシダーラーム・ウォラウィハーンWat Dusidaram Worawihan」横から狭い路地を行くと、「王室御座船国立博物館 Royal Barge National Museum」へ徒歩15分ぐらいで着きます。「バンコク三大がっかり 御座船博物館」でエントリーしていますが、私的にはがっかりだった所です。

Museum 4

Bus80 Pin Klao

バスがチャオプラヤー川を渡る橋は「プラ・ピンクラオ橋Phra Pin Klao Bridge」です。「チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋」で詳細をエントリー済みです。

20161220 Pin Klao 5

バスがピンクラオ橋でチャオプラヤー川を渡り、王宮広場を右に見ながらラチャダムヌンクラン通りに入り民主記念塔手前が終点です。民主記念塔のロータリー(委託バスはその前)でUターンして復路に入ります。

Bus80 DM (Start)

Democracy Monument

この終点から復路に入るルートですが、冒頭に書いた通りプミポン前国王崩御に伴う規制で2016年10月から王宮広場周辺には入りません。たぶん一年間(2017年10月)までこの臨時のルートになるかと思われます。以前は画像下のように王宮広場を半周したのですが・・・

Bus80 Sanam Luang

さて、終点の民主記念塔の手前はカオサン通りのすぐ横です。昔と違って安宿と情報を求めてバックパッカーが集まる所ではなくなったように思えます。スマホさえあればいくらでも旅の情報が得られる時代ですが、なぜか未だに旅人が集まります。

Khaosan 3

また民主記念塔の辺りは「ラッターナコシン島」と呼ばれるバンコクの始まりの地で、この辺りの散策はいにしえにバンコクを歩く歴史の道でもあります。関連エントリーは「ラッターナコシン、いにしえの島を歩く」や「ラッターナコシン博物館」などがあります。

Ratcha Natdaram 3

いかがでしょうか、80番はワット・シーヌアンからペットカセーム通りまでが他の路線がない(80n番は一部同じです)独自路線です。その辺りを詳しく書きましたが、そこではバンコク都とは思えないような雰囲気が味わえます。

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2017.01.18 | コメント(2) | バンコク路線バス

コメント

はじめまして、
只今ペッカセーム81の友人宅に滞在中です。
とても参考になります。
ありがとうございます!

2017-02-01 水 19:50:32 | URL | きよ #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

きよさん

コメントありがとうございます。

ソイ81ですか・・・ペットカセームのパクソイからパーシーチャルン運河辺りまでは住みやすそうな所だと見ていました。

ワット・ノンケームやワット・シーヌアンを歩いた時を思い出します。ブログには書ききれていませんが、それはそれで周囲に面白い所がありますね。

2017-02-01 水 20:03:48 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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