チャオプラヤー名橋奇覧⑪ラマ7世橋

こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

2月3日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。昨日も終日雲が多い一日で、日差しのきつさは和らぎました。私が住むエリアは風があると埃っぽいのが悩みなのですが、昨日はアレルギーも出たような・・・そう言えば日本も花粉が飛び始める頃でしょうか。

さて、1月も終わり、2月もすでに3日になってしまいました。今日は節分でしょうか・・・本当に早いものですねぇ~ うかうかしているとすぐ年末なので、このシリーズも急ぎましょう。

と言う事で・・・今日はいつもの長い前置き話は無し!きっぱりと無しです。ハイ・・・(笑)

ラマ7世橋、河口から数えて13番目の橋ですが、12番目のクルントン橋とラマ7世橋の間には、鉄道専用橋が二つ、そして高速道路専用の橋も架かっています。こうなると何番目の橋なんて意味がありませんね(汗)

と言う事で、チャオプラヤー名橋奇覧のシリーズもとうとう11回目でラマ7世橋です。派手な斜張橋や武骨なトラス橋と違って、外見は特徴がなく地味ですねぇ~

20170203 Rama7_1

今までも書いていますが、バンコクとその周辺でチャオプラヤー川に架かる橋の多くは歴代の王に縁の名が使われています。チャクリー王朝の第7代でラマ7世の通称が「ポッククラオPhra Pok Klao」でその名を冠した橋は1984年12月開通でメモリアル橋の隣にあります。それがなぜその後完成した橋にもラマ7世と名付けたのでしょうか?

20161128 Rama 7

そんな地味なのですが、歴史的に面白い「ラマ7世橋」が今日のお題です。
その本題に入る前に、本シリーズのエントリー済みは以下の通りです。

チャオプラヤー名橋奇覧⑩クルントン橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑨ラマ8世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑥ プラ・ポックラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑤ タクシン橋
チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋
チャオプラヤー名橋奇覧③ ラマ9世橋
チャオプラヤー名橋奇覧②プミポン橋1&2
チャオプラヤー名橋奇覧①カンチャナピセーク橋

それでは本題に・・・でも、ちょっとその前に(やはり前置き話かと思われるでしょうねぇ~)

前回のクルントン橋から上流に向かうと、MRTブルーラインのバンスー駅側からの延伸部かチャオプラヤー川を渡る鉄道橋にまず出合います。橋としての工事は終えているようですが、電車の開通まではまだまだかかりそうです。

May17 Bang Pho 5

「バンポー駅 Bang Pho」と「バンオー駅 Bang Ao」間でチャオプラヤー川を渡りますが、このMRT延伸部に関しては「MRTブルーライン延伸部を歩く 2」で詳しくエントリーしています。

MRT Blue line

MRT鉄道専用橋からさらに上流に向かうと・・・4本の橋が並ぶなんとも大変忙しい所になります。

Rama7 Bridges 2016 Sep

下流側から高速走路専用橋、タイ国鉄SRT南本線鉄道専用橋(旧ラマ6世橋)、タイ国鉄SRTライトレッドライン鉄道専用橋、そしてラマ7世橋です。

高速道路専用橋は守備範囲じゃないので飛ばしますが(汗)、タイ国鉄SRT南本線鉄道専用橋は昔ラマ6世橋と呼ばれ、この名橋奇覧シリーズで飛ばす事が出来ない重要な橋です。

20170203 Rama6 Br.2

旧ラマ6世橋は1922年建設開始で公式には1927年開通のチャオプラヤー川に最初に架かった橋です。ラマ6世統治下で建設が始まり開通はラマ6世崩御(1925年)後で、ラマ7世によって「ラマ6世橋」と名付けられたわけです。

20170203 Rama6

ラマ6世もタイ王国ではタブー視されている話があるのですが、差し障りのない程度に書くと・・・タイ王国で初めて海外留学を経験している国王で、名君と言われたラマ5世の後を継いで改革を続けました。44歳で亡くなられていますが、お子様はその死の二日前の女子誕生です。そして異母弟のラマ7世が王位継承をされています。

20170203 Rama6 Br.1

日本だと大正11年に建設が始まり、昭和の始まりと同じ時代になりますね。当初は線路一本、道路一本に歩行者用一歩があったようですが、その後鉄道専用線になりました。それで”旧”ラマ6世橋。

Rama6 Br 2017Jan1

このラマ6世橋の開通でタイ国鉄南本線はチャオプラヤー川右岸(西側)にあったトンブリー駅(バンコクノーイ駅)起点だったのが、多くの列車がファランポーン駅発になりました。ただ、正式にはまだトンブリー駅が南本線が起点となっているようです。

20170203 Rama6 Br.3

そして旧ラマ6世橋とラマ7世橋の間にあるのが「タイ国鉄SRTライトレッドライン鉄道専用橋」です。この橋は「バーンソン駅」と「バーンバムル駅」の間にあり、将来ここを都市型高速鉄道が走るのでしょうが、いつになるやら・・・ライトレッドラインに関しては「新線ライトレッドライン④ タリンチャン駅」から全てのエントリーをたどれます。

20170203 SRT

ラマ7世橋Rama 7 Bridge

さて、やっとラマ7世橋です(汗) バンコク都最後の橋で、右岸(西側)のバーンプラット地区(Bang Phlat)と左岸(東側)のバンスーBang Sue地区を結んでいます。左岸側はウォン・サワン通りWong Sawangからラチャダピセーク通りRatchadaphisekと都心部を囲む環状線の一部になります。

20170203 Rama7_2

着工1990年で1992年9月の開通。建設時は新ラマ6世橋と呼ばれていたそうです。外務省資料によると1987年に約55億円の円借款が使われ、大林組や住友建設などが施行にかかわったようです。

PC橋だと思いますが(いつもながら素人考えです)、橋は片側3車線で上下線が少し離れている複線に見えます。

20170203 Rama7_3

左岸側には「ラマ7世橋公園」がありますが、橋へのアクセス道の隙間を公園にした感じで私的にはちょっと・・・。右岸にはチャオプラヤー川に面して大きな「バンコク北発電所Bangkok North Power Plant」があります。

20170203 Rama7_4

また右岸側でラマ7世橋とSRTライトレッドライン鉄道専用橋の間には、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N24 サパーン・プラ・ラーム・チェッ船着場 Rama 7 Bridge」があり、オレンジ旗船が停まります。

20170203 Rama7_5

橋の両岸を通るバスは多いのですが、橋を渡る路線バスで私的に把握しているのは以下の通りです。

18番(ターイット~戦勝記念塔)
50番(ラマ7世橋~ルンピニー公園)
170番(オームヤイ~北バスターミナル)
175番(ノンタブリー船着場~タラートプルー)
179番(ラマ7世橋~ラマ9世車庫)
203番(ターイット~王宮広場)

20170203 Rama7_6

いかがでしょうか、ラマ7世橋よりも旧ラマ6世橋に興味があるのがバレバレですね(笑) しかし4本の橋が並ぶなんとも大変忙しい所ですね。

20170203 Map

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2017.02.03 | コメント(0) | バンコク街歩き

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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