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チャオプラヤー名橋奇覧⑰第2パトゥムターニ橋。日本政府開発援助

この名橋奇覧シリーズで今までエントリーした橋は今回の第2パトゥムターニ橋を含んで19本です。そして次回のパトゥムターニ橋が最終回で20本目になります。残りは(たぶん)あと一回だけですねぇ~

それぞれのエントリーで書いていますが、多くの橋に日本の政府開発援助(ODA)が使われています。

まだエントリーが出来ていないパトゥムターニ橋も日本のODAが使われているので、20本の内14本が日本の援助で造られたか大規模補修がされているのです。

この事もチャオプラヤー川に架かる橋に興味を覚えた理由の一つです。どのような場所でどのように使われてるのか・・・

20170306 Non 1

ところで、政府開発援助(ODA)には「無償資金協力」と「技術協力」そして「有償資金協力」(円借款とも呼ばれる)の3種類ありますが、日本がタイに援助した実績(2014年までの累計)が以下の通りです。

有償資金協力  21,986億円
無償資金協力  1,705億円
技術協力    2,487億円

こうしたデータは一部だけを切り取ってお見せするのはどうかと思う部分もあるのですが、主旨、事業展開計画、他の国への援助など公開されているので、以下の外務省資料で全体像を一度ご覧になると良いかと思います。

外務省ホームページからODA(政府開発援助)で今回の数字など全てご覧いただけます。

ちなみに平成28年度(2016年)は有償資金協力(円借款)で「SRT新線レッドライン」が1,669億円と無償資金協力で「チェンライ県山岳地帯の森林保全・再生と生計向上プロジェクト」に5,414万円となっています。

こうした政府資金援助金がタイで末端の現場でどう使われているのか・・・が非常に気になるのは私だけでしょうか・・・・

20170306 Bhu Br

ちなみにチャオプラヤー名橋奇覧シリーズで書いたのは有償資金協力(円借款)のみで、その金額は年代の差も大きいですし、橋梁のみではなく橋に繋がる道路整備などもあるでしょうから、一概に比較するのは無意味かもしれませんね。一応、下流側からの橋に使われた円借款をまとめると以下の様になり、総額は約1,200億円です。

プミポン橋     148億円
ラマ9世橋     259億円
クルンテープ橋   75億円
ラマ3世橋     75億円
タクシン橋     60億円
プラ・ポックラオ橋 42億円
メモリアル橋    42億円
プラ・ピンクラオ橋 13億円
ラマ7世橋      55億円
ラマ5世橋     172億円
ノンタブリ1橋   73億円
プラ・ナンクラオ橋 58億円
ラマ4世橋      68億円
パトゥムターニ橋  58億円

ところが、現地で実際に橋を渡り、周辺も歩いてみると・・・日本のODAが使われている事を示す物が現場には非常に少ない事に気付きます。

20170228 Br 5

私が気づいたのは上にある画像の3本だけです。

その掲示がある橋も普通(タイでは特に)人が歩かない橋の袂と橋の中央です。きっと私が気が付かなかっただけの所もあるでしょうが、意識して歩き回ってこの結果でした。別にこれ見よがしに掲示するのが良いわけではありませんけどね。

そして橋の袂などで営業している食堂や店で食べたり休憩した時に、タイのおばちゃん・おじちゃんと話すと・・・こんな会話がほとんどです。

おばちゃん 「何しに来た?」
私    「橋を見に…は無駄なのでマー・ティアオ(遊びに来た)」
おばちゃん「なに人だい?」
私    「日本人」
おばちゃん「ふーん、こんな所が面白いの?」
私    「うん、この橋は日本のお金が使われているし」
おばちゃん「あれまぁ~ そうかい、知らなかったよ」

橋のすぐ近くで生活している人でもこんな感じ。無理はないです。そして車やバスで橋を渡る人は、それが毎日欠かせなくても、まず知る事はないでしょう。

いずれにしても、日本人の税金がタイの国と人々のお役に立てているのは間違いないでしょう。

さて、そろそろ本題ですが、その前にいつもように本シリーズのエントリー済みは以下の通りです。

チャオプラヤー名橋奇覧⑯ノンタブリー橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑮ラマ4世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑭プラナンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑬ノンタブリー1橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑫ラマ5世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑪ラマ7世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑩クルントン橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑨ラマ8世橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑧ピンクラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑦メモリアル橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑥ プラ・ポックラオ橋
チャオプラヤー名橋奇覧⑤ タクシン橋
チャオプラヤー名橋奇覧④ クルンテープ橋・ラマ3世橋
チャオプラヤー名橋奇覧③ ラマ9世橋
チャオプラヤー名橋奇覧②プミポン橋1&2
チャオプラヤー名橋奇覧①カンチャナピセーク橋


第2パトゥムターニ橋 Pathum Thani Bridge 2

第2パトゥムターニ橋は国道345号線上にあります。東はパトゥムターニ県で一番賑やかなランシットに通じ、西はノンタブリー県バーンブアトンの北を通ります。

20170306 Br 3

私がいつも調べる公式サイト、日本外務省政府開発援助やタイ国土交通省の資料にもこの橋の資料が見つからなかったので、概要データが分かりませんが、橋の両端に2552年と大きく橋名の表示があるので、2009年の完成だと思われます。

20170306 Br 2

20170306 Br 7

チャオプラヤー川に架かる橋の多くが見るのも美しく、中にはライトアップまでされている橋もあるのですが、この橋は・・・橋自体もその周辺もあまりぱっとしません。

20170306 Br 1

20170306 Br8

橋の構造も斜張橋や古いタイプのトラス橋ではないので私的にはロマンを感じないのですが、主桁と橋脚が一体化したPCラーメン橋だと思いますが、素人の一つ覚えで定かではありません。

20170306 Br 4

橋が架かる地域も両側とも住宅街ではなく、産業道路沿いの埃っぽい殺風景なエリアです。その中で東側は「ランシット・プラユーンサック運河Rangsit Prayunsak(通称ランシット運河)」のチャオプラヤー川と接する所がすぐそばです。画像下ではだるま船が多く停泊しているので分かり難いですが、画像左です。

20170306 Br 5

このランシット運河はあの「ドリームワールドDream World」前の運河で、タイで初めての農業向け灌漑事業の大動脈となった運河です。ドンムアン空港へ北側から進入する飛行機から定規で何本も引いたような運河を見た事があるでしょうか?それらは全てランシット運河に繋がります。完成が1897年でラマ5世統治下ですね。

20170306 Canal

橋の西側で川に面してあるWat Chinwararamは古代建築スタイルのお堂、そしてブッダ生涯図を目的に訪れる人がいるお寺です。

20170306 Temple 1

そして、この高いお堂の上は第2パトゥムターニ橋を見るベストポジションです。

20170306 Temple 2

また、このお寺には水上マーケットとは言えないのでしょうが、川の上の食堂と売店、そしてタンブン用の魚の餌やリリース用の魚を売っています。

20170306 Temple 3

20170306 Temple 4

さて、この橋へのアクセスですが簡単ではありません。公共交通のみでタクシーやモタサイは全く眼中にないので、ある意味一番難しかったです。BMTA(バンコク都)路線バスでは東側は2㎞離れたティワノン・パトゥムターニ通りを90番が走っています。西側はノンタブリー橋バンブアトン通りを走る33番から2㎞程度離れています。

20170306 Br 6

ただパトゥムターニの地方バス359番(パトゥムターニ~パーククレット)のパーククレット行が橋の袂を通ります。パトゥムターニ行はバス停が離れてますが、歩いても10分以下です。359番は地方バスですが本数が多いのでお勧めです。パーククレットではラマ4世橋の下、パトゥムターニではパトゥムターニ市場の南でパトゥムターニ・サイ・ナイPathum Thani Sai Nai通り上で乗れます。

20170306 Bus359

いかがでしょうか、バンコク中心を流れるチャオプラヤー川に架かる橋はその存在も目立っていますが、バンコクをここまで離れると道路の一部のようで無表情に感じます。

次回はいよいよ(たぶん)最終回です。

20170306 Map

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2017.03.06 | コメント(0) | バンコク街歩き

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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