514番 バンコク不完全バスガイド

2017年3月8日、最終更新日2017年7月2日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ミンブリー・バス車庫Minburi Bus Depot ~ シハブラーヌキット通りSihaburanukit ~ラムカムヘン通りRamkhamhaeng ~ バーンカピBangkapi ~ ラップラオ通りLat Phrao ~ラチャダピセーク通りRachadaphisek ~ ディンデーン通りDin Daeng ~ ラチャプラロップ通りRatchaprarop ~ プラトゥナームPratunam ~ セントラル・ワールド・センター(伊勢丹)Central World ~ シーロム通りSilom

Bus514 Map

バンコク北東部のミンブリーからバーンカピやプラトゥナームを通り、シーロム通りの高速道路下まで行く路線です。

ミンブリー発はシーロムまで行かず、セントラル・ラマ9やルンピニー公園の短区間運転が多いです。

本数は普通(15~20分に一本)ですが、ラップラオ通り、 ディンデーン通り、ラチャプラロップ通り、プラトゥナームと渋滞が日常的に発生する所を多く通るので、本数が少ないと感じる事がよくあります。


バス車種

直営エアコンバス・オレンジ
    Bus514


ルート周辺

バスの出発はミンブリー・バス車庫です。普通バス車庫は町中から外れた不便な場所にあるのですが、ミンブリーは中心地、市場の前にあります。この車庫内の待合所で出発のバスを待たれる方も多いです。

Bus514 Minburi

ミンブリーはバンコク都北東ですぐ横がチャチュンサオ県。スワンナプーム空港の真北にあります。町の中心地にはシハブラーヌキット通りを挟み旧市場と新市場があり、それに加えてチャトゥチャック2です。下の画像は新市場ですが、モスリムの方も多く商売されています。

Minburi New Market

旧市場裏(昔は正面だったのでしょうが)センセープ運河が流れていて、センセープ運河ボートはここが終点でした。かなり昔ですが、私はここまで乗った事があります。旧市場は新市場に比べ少し寂れてしまっています。

Minburi Canal

Minburi Old Market

バスがミンブリー車庫を出てすぐのシハブラーヌキット通りSihaburanukitには「チャトゥチャック2 JATUJAK2あるいはChatuchak Market 2」があります。一般的にはモーチットにあるチャトゥチャックウィークエンドマーケットが有名ですが、ミンブリーにも「2」があるのです。

Jatu Jak 2

チャトゥチャック2は屋根付き2階建てで、二棟あります。全体の大きさはモーチットに比べようがありませんが、歩く気が失せる事はない広さです(笑)今までのエントリーは「チャトゥチャック 2 ・ウィークエンドマーケット」や「JJ2で子供教室に飛入り参加」がありますが、かなりお気に入りの町です。近いですしね(笑)

Market 1

チャトゥチャック2裏には普通の生鮮市場もあるので、この辺りは町全体が大きな市場だとも言えます。ローカルな市場を見たい方には絶対のお勧めの町だと思います。

バス車庫を出て市場を行き交う人々の間をかけ別けながらシハブラーヌキット通りに出ると左折してセンセープ運河を渡ります。ミンブリーの町中からラムカムヘン通りまでは往路と復路が少し異なります。ちなみにGoogle Mapsのバス停はこの部分が間違っていて、スウィンタウォン通りを走る事はありません。

Bus514 Map Minburi

ミンブリーを出てすぐですが、ラムカムヘン通りSoi187と185の中間あたりにある「ワット・バンペン・ターイWat Bang Peng Tai」を抜けると、センセープ運河沿いに「クワン・リアム水上マーケット」です。。

Market 3

センセープ運河沿いが舞台となった恋愛小説の主人公「クワン」と「リアム」で、この水上マーケットの名の由来。土日だけで外国人観光客を見ることはありませんが、タイ人ファミリーでいつも賑わっています。「水上マーケット 私的ランキング ベスト編」で5位と好きな所でもあります。

Market 1

バスはラムカムヘン通りを南西に進みますが、私的に通ったのはラムカムヘン通りSoi110奥の「サマコーンSammakon」です。大きな池の周囲に住宅と洒落た一軒家のレストランが点在し、バンコク都心部からプロの料理家も通う店もあります。

20161113 Kurua 2

私のお気に入りは「クルア・ティー・ソンKrua Tee Song」で、素材も良いし、濃い味付けでエッジを効かせて美味しいと思わせるタイ料理とは異なりますが、高級ホテルのレストランとも違い本来のタイ家庭料理を楽しめます。もう10年以上前から通う店で信用しています。特にロイカートンでは池の周辺で、バンコク都心部では難しいコームローイ(コムファイ)を空に飛ばすことが出来ます。

Loy Krathong Sammkon

ラムカーヘン通りSoi127/2と/4の間にあるのは特徴的な郊外型のショッピングモール「ザ・パシオ・タウン」です。バンコク西部のカンチャナピセーク通り沿いの日本をテーマにした「パセオ・パーク」と同じ運営ですが、ここは水上マーケット「タラートナーム・サパーンスーン」をパシオ・タウンの裏に強引に造りましたが、まぁ、なんちゃって系で今はどうなっているのか・・・

Paseo Town

Tarat 1

ラムカムヘン通りSoi107の奥ワット・シーブンルアン裏にはセンセープ運河ボートの東の起点、まぁ都会から来ると終点の「ワット・シーブンルアン船着場 Wat Sriboonrueng」があります。

Wat Sriboonrueng

実はこの514番はセンセープ運河ボート東ラインの終点プラトゥナーム船着場も通ります。起点と終点を通り、間は抜けです。センセープ運河ボートに関しては全線全船着場を紹介していますが、「センセープ運河ボート完全ガイド6 東ライン3」からたどれます。

SAEN Boat 1

ワット・シーブンルアン船着場の近くには、こんな変わった所もあります。飛行機廃棄場ですが、「気になるスポット2 町中の飛行機1」でエントリー済みです。

Jun27 Ramkhamhaeng 1

この後バスはシーナカリン通りとのラムサリー交差点で右折してバーンカピを通ります。ザ・モール・バーンカピの大きなショッピングセンター、TescoLotus、バーンカピ市場、ハッピーランドと言う名のちょっと時代を感じる施設、なんとパンティッププラザまであるのですから、(私的に勝手に思っている)「バンコク最大の下町繁華街」です。

Market

バーンカピからはラップラオ通りを走りますが、ザ・モール・バーンカピ前のバス停は路線中最も乗り降りが多い所です。

Bus514 Bangkapi

Mall inside 2

バスは渋滞が多いラップラオ通りを走り、インペリアル・ワールド(BigCと言う人が多い)前を通ります。インペリアル・ワールドの5Fにはミャンマー、カンボジア、ラオスの方々用のイミグレーションがあります。私は日本人ですが(笑)ここで90日レポートを済ませました。

BigC

インペリアル・ワールドを過ぎるとプラディットマヌータム通りとの交差点です。514番は通りませんが、この交差点からプラディットマヌータム通りを北に少し行くと「セントラルフェスティバル・イーストビル」「CDCクリスタル・デザイン・センター」「ザ・クリスタル」などの大型最新複合商業施設が並んでいます。「身近なお気に入りエリア」で詳細をエントリーしています。

Front

ラップラオ通りでは「チュークチャイ4市場」の前を通ります。またチュークチャイ4通りは美味しいと評判の店が多いと言われているのですが、私的にはそんな店と巡り合う幸運には恵まれていません。

Bus122 Chok Chai 4

ただ、チュークチャイ4通りから奥に入った所にある「ワット・ラップラオ」は運河に面したかなり立派なお寺で、旧市街地やトンブリー地区以外のお寺ではここが好きで、時々行っています。てんこ盛りのお寺が多いタイですが、その中でもここの凝縮感はなかなかです。

Bus122 Wat Lat Phrao

次にラップラオ通りはラチャダピセーク通りとの大きな交差点で左折します。この交差点にはMRT「ラップラオ駅」があります。また交差点の南西角には「スアンルム・ナイトバザール」が開かれます。まぁ、すぐ横のザ・バザール・ホテルの併設施設のようで、観光客が多く露天商や施設もそれ用に思えます。2017年7月現在縮小方向のようです。

Suanlum Night Bazar

現在のラチャダピセーク通りは大きなショッピングモールにホテルやビジネスビルが立ち並び、地下鉄MRTも通り大変賑わいのある通りです。一方夜になると風俗関係のネオンが目立つ二面性ある通りでもあります。

MRT Phra Rama 9

Bus514 Rachadaphisek

ラチャダピセーク通りを南下すると次の地下鉄駅「ホイクワン駅Huai Khwang」がホイクワン交差点にあります。この交差点横にパワースポットとして有名なガネーシャの祠があります。ガネーシャの召使のネズミを通してお願い事をするそうですが、画像の下側手前にネズミが写っています。

Bus074 Shrine

このホイクワン交差点を西へ行くとホイクワン市場です。タイでよく見る市場のスタイルで賑わっていますが、この辺りは夜にはさらに町中が賑やかになる所です。通って来たスティサン通りにすぐ近くのラチャダピセーク通り沿いと、夜になると町の様相ががらっと変わる所でもあります。

Bus074 Market

交差点を反対側の東に行くと町の様子はがらっと変わり、中国語の看板だらけになります。私的にはリトル・ヤワラーと呼んでいるのですが、中華料理も観光客仕様でないものが食べられます。

Rachada Chin

次にバスは2015年12月開業の大型複合商業施設「ザ・ストリートTHE STREET」前を通ります。ここの特徴が5階の「BOUNCE Inc FREE-JUMPING REVOLUTION」で、トランポリン等を使った各種の遊戯?スポーツ?施設で、ボルダリングもあって見るだけでも楽しめます。「開業1年のザ・ストリート・ラチャダー」で詳細エントリー済みです。

20161127 Street 2

20161127 Street 8

ザ・ストリートの次はすぐに大型複合商業施設「エスプラネードEspranade」前を通ります。ここは日本が色濃い所で日本食レストランが多く入っています。まぁ、チェーン展開している店なので、バンコクでは珍しくもないのですが。

Espranade

このエスプラネードの裏ではナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー(鉄道市場ラチャダー)」が毎日(月曜を除く)行われていて、都心部に近くMRT地下鉄駅からすぐなので人気です。

Bus Train Night market Rachada

続いてラチャダピセーク通りにあるのが「フォーチュンタウンFortune Town」です。バンコクっ子にはパンティップ・プラザ同様にIT関係のショップが集まっているので有名です。またメルキュール・ホテルや大型スーパーTescoLotusも併設しています。

Fortune Town

フォーチュンタウンの反対側には「セントラルプラザ・グランド・ラマ9 Central Plaza Grand Rama 9」があります。比較的新しくオープンした大型商業施設です。

Centra lPlaza Grand Rama9

バスはラチャダピセーク通りを離れディンデーン通りを経由してラチャプラロップ通りを走ります。この通りでスワンナプーム空港に繋がるエアポートリンク「ラチャプラロップ駅 ARL Ratchaprarop St.」前を通り、タイ国鉄東本線の踏切を渡ります。

Bus14 Ratchaprarop
ラチャプラロップ駅を過ぎればプラトゥナームです。プラトゥナーム市場は衣料品を仕入れるプロや一般の人でいつも混んでいます。またIT関連商品でパンティップ・プラザに行った事がある人も多いのではないでしょうか。

20161111 Pratunam 1

20161111 Pratunam 3

続いてバスはプラトゥナーム交差点を直進しセンセープ運河を渡りますが、ここはセンセープ運河ボートの起点となる所で全航路と船着場を紹介していますが、慣れていない方は「センセープ運河ボート完全ガイド2 基本の基本」からご覧ください。

Center 1

バスが運河を渡ると伊勢丹とセントラル・ワールドCentral World前を通ります。画像下は復路の514番です。

Bus514 Central World

伊勢丹の反対側は「両替はどこで?」で紹介した両替激戦区です。緑・青・橙色のスーパーリッチと呼ばれる両替商が軒を並べています。

Super Rich

伊勢丹前のラチャダムリ通りがラマ1世通りと交差するラチャプラソン交差点角には「エラワン廟」があり、ブラフマー神は願い事がかなうとタイ以外にも有名です。また、その前の伊勢丹前には「トリムルティ」「ガネーシャ」と恋愛や受験のパワースポットが続きます。

Isetan

Erawan

バスはラチャプラソン交差点を直進してルンピニー公園横を通ります。この公園はビジネス街のビルに囲まれた大きな公園で、中にある池ではボートを漕いだり、ジョギング、自転車、太極拳など思い思いのリラックスした時を過ごされています。ラーマ6世統治時代に出来たようで、南西の入り口にラーマ6世の銅像が立っています。

201604 Lumpini Parke

514番は行先表示板赤板でのが短区間運転多く、ルンピニー公園で運転を終了するバスは公園を時計回りで一周して復路へと戻ります。この場合は多くのバスが日本大使館前のウィッタユ通りWitthayuで路駐して休憩しています。

Bus514 Lumpiny

さて、終点のシーロムまで行くバスはサラデーン交差点を直進しシーロム通りへと入ります。シーロム通りはビジネス街ですが夜になると様相が変わるタニヤやパッポン前を通り、リタイアメント・ビザを取得するのに口座開設で無理(免許証など日本の物を持っていない私だけ?)を言ったバンコク銀行本店前も通ります。

Bangkok Bank outside

またシーロム通りではインド様式のお寺(ヒンドゥー寺院)、シーマハーマリアムマン寺院 SRI MAHAMARIAMMAN TEMPLEの前を通ります。2016年前半も改修工事が続いていたのですが、そろそろ工事も終わるかと思います。

Bus077 Silom

インド様式のお寺を過ぎると終点です。高速道路下で右折して高架下がバスの終点。ここに路駐して復路への出発をバスは待ちます。

Bus514 Silom

復路の場合は高架下からチャルンクルン通りへ一瞬入り、大きくUターンするようにシーロム通りへと戻ります。

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2017.03.08 | コメント(0) | バンコク路線バス

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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