168番 168n番 バンコク不完全バスガイド

2017年4月6日、最終更新日2017年6月24日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

168番
ミンブリーMinburi ~ シハブラーヌキット通りSihaburanukit ~ラムカムヘン通りRamkhamhaeng ~ ラマ9世通りRama 9 ~ ディンデーン通りDin Daeng ~ ラチャウィティ通りRatchawithi ~ 戦勝記念塔Victory Monument

Bus168 Map

168n番
ミンブリーMinburi ~ シハブラーヌキット通りSihaburanukit ~ラムカムヘン通りRamkhamhaeng ~ ラムカムヘン・ソイ174Ramkhamhaeng Soi174 ~ ムーバーン・ブワカオ通りMuban Bua Khao ~ムーバーン・ブワカオMuban Bua Khao


Bus168n Map

ミンブリーからラムカムヘン通りとラマ9世通りを経由して戦勝記念塔までの、ルートとしてはシンプルな路線です。ラムカムヘン大学~戦勝記念塔間の短区間運転が多いです。

コーカイ(n)路線は私的にはBMTA路線バスでは一番短い路線に思えます。ムーバーン・ブワカオはなぜそこへバスが行くのか分からない、普通の住宅街です。

168番も168n番も起点であり管轄でもあるバス車庫が2016年11月末はスワンサイアム車庫でした。それが今年(2017年)3月にはミンブリー車庫に変わっていました。他の番号もスワンサイアムとミンブリーの間で行ったり来たりで頻繁に変えている意味が理解できません。

本数は全区間運転のミンブリー~戦勝記念塔間は25~30分に一本程度ですが、短区間運転のラムカムヘン大学~戦勝記念塔間は普通で15分に一本程度です。

コーカイ(n)路線は1時間に一本程度でしょうか、それでも日中は1台に4~5人の乗車です。いつも無料バスに思えるので、ここにバスを走らせる何か理由があるのでしょう。

なお、「n」全角英数字でエヌのnと入力しましたが、実際はこれに似たタイ文字の「鶏のコー」です。アルファベットでの「A」で、168Aと言った意味になります。


バス車種

168番 : 直営エアコンバス・オレンジ
    Bus168

2016年9月にこんな新車両を戦勝記念塔で見たのですが、今は見なくなりました。何かのテストだったのか・・・
    Bus168 New 1

168n番 : 直営ノンエアコンバス・赤バス
    Bus168n


ルート周辺

168番

バスの出発はミンブリー・バス車庫です。冒頭に書いたようにスワン・サイアム(テーマパークのサイアム・パーク)車庫から、今年(2017年)早い時期にミンブリー車庫へ変わりました。画像下は2016年11月30日のスアンアイアム車庫です。

Bus168 Siam Park

普通バス車庫は町中から外れた不便な場所にあるのですが、ミンブリーは中心地、市場の前にあります。この車庫内の待合所で出発のバスを待たれる方も多いです。画像下は2017年3月20日のミンブリー車庫です。

Bus168 Minburi

ミンブリーはバンコク都北東ですぐ横がチャチュンサオ県。スワンナプーム空港の真北にあります。町の中心地にはシハブラーヌキット通りを挟み旧市場と新市場があり、それに加えてチャトゥチャック2です。下の画像は新市場ですが、モスリムの方も多く商売されています。

Minburi New Market

旧市場裏(昔は正面だったのでしょうが)センセープ運河が流れていて、センセープ運河ボートはここが終点でした。かなり昔ですが、私はここまで乗った事があります。旧市場は新市場に比べ少し寂れてしまっています。

Minburi Canal

Minburi Old Market

バスがミンブリー車庫を出てすぐのシハブラーヌキット通りSihaburanukitには「チャトゥチャック2 JATUJAK2あるいはChatuchak Market 2」があります。一般的にはモーチットにあるチャトゥチャックウィークエンドマーケットが有名ですが、ミンブリーにも「2」があるのです。

Jatu Jak 2

チャトゥチャック2は屋根付き2階建てで、二棟あります。全体の大きさはモーチットに比べようがありませんが、歩く気が失せる事はない広さです(笑)今までのエントリーは「チャトゥチャック 2 ・ウィークエンドマーケット」や「JJ2で子供教室に飛入り参加」がありますが、かなりお気に入りの町です。近いですしね(笑)

Market 1

チャトゥチャック2裏にも普通の生鮮市場もあるので、この辺りは町全体が大きな市場だとも言えます。ローカルな市場を見たい方には絶対のお勧めの町だと思います。

バス車庫を出て市場を行き交う人々の間をかけ別けながらシハブラーヌキット通りに出ると左折してセンセープ運河を渡ります。ミンブリーの町中からラムカムヘン通りまでは往路と復路が少し異なります。ちなみにGoogle Mapsのバス停はこの部分が間違っていて、スウィンタウォン通りを走る事はありません。

Bus514 Map Minburi

ミンブリーを出てすぐですが、ラムカムヘン通りSoi187と185の中間あたりにある「ワット・バンペン・ターイWat Bang Peng Tai」を抜けると、センセープ運河沿いに「クワン・リアム水上マーケット」です。

Market 3

センセープ運河沿いが舞台となった恋愛小説の主人公「クワン」と「リアム」で、この水上マーケットの名の由来。土日だけで外国人観光客を見ることはありませんが、タイ人ファミリーでいつも賑わっています。「水上マーケット 私的ランキング ベスト編」で5位と好きな所でもあります。

Market 1

ラムサリー交差点までのラムカムヘン通り東側にはムーバーンと呼ばれる高級住宅街が続きます。ムーバーンは大通りから奥に入った所に多くありますが、コーカイ路線168n番が向かうのもそんなムーバーンのひとつムーバーン・ブワカオです。

そんなムーバーンの一つで私的に行っていたのはラムカムヘン通りSoi110奥の「サマコーンSammakon」です。大きな池の周囲に住宅と洒落た一軒家のレストランが点在し、バンコク都心部からプロの料理家も通う店もあります。

20161113 Kurua 2

私のお気に入りは「クルア・ティー・ソンKrua Tee Song」で、素材も良いし、濃い味付けでエッジを効かせて美味しいと思わせるタイ料理とは異なりますが、高級ホテルのレストランとも違い本来のタイ家庭料理を楽しめます。もう10年以上前から通う店で信用しています。特にロイカートンでは池の周辺で、バンコク都心部では難しいコームローイ(コムファイ)を空に飛ばすことが出来ます。

Loy Krathong Sammkon

ラムカーヘン通りSoi127/2と/4の間にあるのは特徴的な郊外型のショッピングモール「ザ・パシオ・タウン」です。バンコク西部のカンチャナピセーク通り沿いの日本をテーマにした「パセオ・パーク」と同じ運営ですが、ここは水上マーケット「タラートナーム・サパーンスーン」をパシオ・タウンの裏に強引に造りましたが、まぁ、なんちゃって系で今はどうなっているのか・・・

Paseo Town

Tarat 1

次にラムカムヘン通りSoi107の奥ワット・シーブンルアン裏にはセンセープ運河ボートの東の起点、まぁ都会から来ると終点の「ワット・シーブンルアン船着場 Wat Sriboonrueng」があります。

Wat Sriboonrueng

センセープ運河ボートに関しては全線全船着場を紹介していますが、「センセープ運河ボート完全ガイド6 東ライン3」からたどれます。

SAEN Boat 1

ワット・シーブンルアン船着場の近くには、こんな変わった所もあります。飛行機廃棄場ですが、「気になるスポット2 町中の飛行機1」でエントリー済みです。

Jun27 Ramkhamhaeng 1

Bus168 Ramkhamhaeng

この後バスはラムカムヘン通りとシーナカリン通りとの交差点「ラムサリー交差点Ram Sali」を直進しますが、この交差点を右折してセンセープ運河を渡るとバーンカピで、バーンカピ市場とパンティップ・プラザにザ・モール・バーンカピがあり多くの人で賑わう所。私的な出没エリアでもあります。

Market

Pantip Plaz

Mall inside 2

同じルートを走りラムカムヘン通りを直進する委託バス(58番や113番)はラムサリー交差点を陸橋で通過してしまいます。168番は律儀に側道を使って直進してくれるので、シーナカリン通りのバスに乗り換える必要がある私は委託バスは使えません。画像下はラムサリー交差点近くの側道を走る復路168番です。

Bus168 Ram Sali

ラムサリー交差点を過ぎたら住宅街からお店が多く賑やかなエリアになります。ラムカムヘン通りは若者が多く住むエリアですが、同時に近くにいくつかのイスラム寺院もあってムスリムの方が多く住むエリアでもあります。また、ラムカムヘン通りへ通じる路地はどこも生活しやすそうな感じで、食堂、ランドリー、カフェ、駄菓子屋など私の故郷の深川を思い出させます。

Ramkhamhaeng 2

ラムカムヘン通りが左に少しカーブする辺りがラジャマンガラ国立競技場Rajamangala National Stadiumとラムカムヘン大学です。ラジャマンガラ国立競技場はサッカーの交際試合がよく行われますね。

Rajamangala 2016NOV

ラジャマンガラ国立競技場の北側で、ラムカムヘン通りで言えばSoi61から65の反対側(偶数側)には「ラムカムヘン大学前ナイト・マーケット」が開催されています。最近見ていないので、ちょっと気になっていますが・・・

July14 Ramkhamhaeng 9

ラジャマンガラ国立競技場を過ぎるとすぐラムカムヘン大学前です。この大学はマンモス大学で多くの若者が働きながら卒業を目指しています。

Ramkhamhaeng 3

168番はラムカムヘン大学~戦勝記念塔間の短区間運転が多く、大学前ラムカムヘン通りに沿って短区間運転のバスが多く待機しています。

Bus168 Ram Start

更にラムカムヘン通りを南西に向かうと、ラムカムヘン通りSoi39には「ワット・テープリーラー」があります。ここははいつ行っても参拝者が多い人気のお寺です。多くの参拝者(しかも女性ばかり)が大きな木に水をかけているので、何かいわれがあると思うのですが、私のタイ語レベルではまったく解りません(汗)

Wat Thepleela 2

ラムカムヘンSoi24には地元の方が使われる市場があります。この市場横から出発するソンテウはラムカムヘン大学とラジャマンガラ国立競技場の裏を通り、ショッピングモール「ザ・ナイン」へ行けます。

Bus093 Seri Market

Jun 02 Nine 1

ラムカムヘンSoi29の奥ですが舟に繋がれたロープが操作され、立ったまま乗る変わった渡し舟があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」で4位に輝いた(笑)渡し舟ですが、かなり揺れるので怖いです(笑)

Ram 29 2

ラムカムヘンSoi12の隣が「ザ・モール・ラムカムヘン」で、短区間運転の終点になります。ここはモール・グループの中でもかなりローカル色を感じるのですが、ラムカムヘン地区のランドマーク的存在です。ラムカムヘン通りの反対側にもモールがあって、動く歩道の歩道橋(笑)で結ばれています。

Mall Ram 2

ザ・モール・ラムカムヘンを過ぎるとラマ9世通りとの大きな交差点で右折し、ラマ9世通りを西に向かいます。ラマ9世通りでは2017年にオープンしたばかりのエンタメ・ショッピングモール「SHOW DC」へアクセス出来ます(徒歩10分ぐらいか)。SHOW DCは中身がほぼ韓国でツーリストをターゲットとしたモールです。「楽しめる?中身韓国で中国人ツアーが多いSHOW DC」で詳細をエントリーしています。

20170614 Show 1

ラマ9世通りとラチャダピセーク通りとの交差点を直進しますが、この交差点北側は「フォーチュンタウンFortune Town」と「セントラルプラザ・グランド・ラマ9 Central Plaza Grand Rama 9」がラチャダピセーク通りを挟み向かい合っています。

Fortune Town

Centra lPlaza Grand Rama9

ラマ9世通りがラチャダピセーク通りを渡るとディンデーン通りと通り名が変わり、終点の戦勝記念塔はもう近くです。その戦勝記念塔を前にして高速道路を横切りますが、そのすぐ手前で降りて少し北へ歩けば「バンコク・ユースセンターBangkok Youth Center(Thai-Japan)」があります。日本の援助で作られた本格的なスポーツ施設で陸上競技場からプールなど国際競技会対応施設です。

Bangkok Youth Center Front

さて高速道路高架下を横切れば、今度はディンデーン通りからラチャウィティ通りへと通り名が変わり戦勝記念塔のロータリーに入ります。ここで168番はUターンして復路に戻ります。

Bus168 VM 1

戦勝記念塔は大きなロータリーで大きなバス停が4カ所ありますが、基本ルールでバスがロータリーを出る直前のバス停に停まります。168番は終点なので起点も同じで一か所のバス停です(ここを通過する路線の多くは往復でバス停が異なります)。

Bus69 Map-VM

Bus168 VM 2


168n番

バスの出発はミンブリーバス車庫で、コーカイ路線も168番と一緒にスアンサイアム車庫から異動して来ました。バス車庫内で乗車出来て、出発後もしばらく168番と同じルートです。なぜかロムクラオ通りからラムカムヘン通りへと入る所が少し違います(運転手の気分かも)。

Bus168n Minburi

ラムカムヘン通りではソイ174へ入ります。このソイ自体バスが通るのが不思議な狭い道で、周囲は特に何かあるわけではありません。

Bus168n Soi 1

バスはくねくねと曲がりながらソイの奥に向かいます。画像下のような高級そうな住宅街が出て来たら終点近くです。

Bus168n Soi 2

バスはこの地域のグランド(あまり手入れがされてない)を一周したら、こんな所で休む必要は無い!と言わんばかりに急いで復路に入ります。

Bus168n Soi 3

Bus168n Soi 4

ミンブリーバス車庫を出てから30分もかかっていないでしょう。もっともその多くの時間は車庫を出て市場横を抜けるだけで半分ぐらい使っているような・・・それでBMTAバス路線の中で一番短いのではないかと思っています。

広告等一切なく、ブログ・ランキングも参加していないブログです。このすぐ右下の「コメント」をクリックしてお気軽にコメントやご質問をして頂けたら幸いです。コメント欄にあるメールアドレス・URL・パスワードの記入なしでも送信出来ます。

2017.04.06 | コメント(0) | バンコク路線バス

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

FCカウンター

QRコード

QR