179番 バンコク不完全バスガイド

2017年7月1日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ラマ7世橋Rama7 Br. ~ ウォン・サワン通りWong Sawang ~ ラチャダピセーク通りRatchadaphisek ~ ラチャヨーティーンRatchayothin ~ ラチャダピセーク通りRatchadaphisek → ティアムルアミット通りThiam Ruam → ワタナタム通りWalthana Tham → ラマ9世バス車庫Rama9 Bus Depot

復路
ラマ9世バス車庫Rama9 Bus Depot → ラマ9世通りRama9 → ラチャダピセーク通りRatchadaphisek ~ 以下往路と同じ

Bus179 Map

ラマ7世橋とラマ9世通りとラチャダピセーク通りの交差点に近いバス車庫を結ぶ路線です。全体路線概要はラチャダピセーク通りのチャオプラヤー東側を南北に走るイメージです。

本数は普通か少し少ないイメージで、15~20分に一本です。


バス車種

直営ノンエアコンバス・赤バス
    Bus179


ルート周辺

バスの出発はラマ7世橋の右岸(西側)です。復路の起点ラマ9世バス車庫から来たバスはラマ7世橋を渡り、Uターンした川岸に戻りタイ国鉄(SRT)の新線ライトレッドラインの鉄橋とラマ7世橋の間が起点になります。

Bus179 Rama7 Br

画像上でバスの後方がSRTライトレッドラインの鉄橋で、その向こうに少しトラス部分が見えているのが旧ラマ6世橋です。他に高速道路の橋もあって4本の橋が集中している所が起点です。ライトレッドラインに関しては「最終回!新線ライトレッドライン④」から全エントリーをたどれます。

Rama7 Bridges 2016 Sep

「旧ラマ6世橋」は現在タイ国鉄SRT南本線鉄道専用橋ですが、昔はラマ6世橋と呼ばれていました。1922年建設開始で公式には1927年開通のチャオプラヤー川に最初に架かった橋です。ラマ6世統治下で建設が始まり開通はラマ6世崩御(1925年)後で、ラマ7世によって「ラマ6世橋」と名付けられたわけです。

20170203 Rama6 Br.1

日本だと大正11年に建設が始まり、昭和の始まりと同じ時代になりますね。当初は線路一本、道路一本に歩行者用一歩があったようですが、その後鉄道専用線になりました。それで”旧”ラマ6世橋なのです。

Rama6 Br 2017Jan1

ラマ6世橋と名付けたラマ7世の名を冠したラマ7世橋は着工1990年で1992年9月の開通。建設時は新ラマ6世橋と呼ばれていたそうです。外務省資料によると1987年に約55億円の円借款が使われ、大林組や住友建設などが施行にかかわったようです。詳しくは「チャオプラヤー名橋奇覧⑪ラマ7世橋」でエントリー済みです。

20170203 Rama7_2

そしてバスが出発待機をする目の前がチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N24 サパーン・プラ・ラーム・チェッ船着場 Rama 7 Bridge」があり、オレンジ旗船が停まります。このエリアは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で書いています。

20170203 Rama7_5

バスが起点を出発してラマ7世橋の下を通ってUターンするようにラマ7世橋を渡ります。途中には「バンコク北発電所Bangkok North Power Plant」前を通ります。

20170203 Rama7_4

ラマ7世橋を渡りチャオプラヤー川東岸でウォン・サワン通りを走ります。そして2016年に開業したMRTパープルラインの「PP14 ウォン・サワン駅WongSawang」前を通ります。パープルラインに関しては全路線・全駅をエントリーしています。「MRTパープル徹底検証12 全路線全駅紹介⑨ 最終回!」からたどれます。

Bus179 Wong Sawang

Wong Sawang ST 2017Jun

この通り名がラチャダピセーク通りと変わり、タイ国鉄北・東北本線を跨ぐ陸橋を越えると徐々に南へと方向を変えます。そしてパホンヨーティン通りと交差する所がラチャヨーティーン交差点です。

Rachayothin 2017Jun

ラチャヨーティン交差点はBTS高架を通すために従来あった陸橋を2017年初めに撤去しました。その工事の関係で現在(2017年6月)交差点内右左折が全ての方向で出来ません。179番は直進するだけなので関係ありませんが渋滞必至です。

Ratchayothin 2017Jun 2

画像上はラチャヨーティン交差点内中央からパホンヨーティン通り北東側を撮ったものですが、BTSモーチット駅以北の延伸工事がずっと続いています。「BTSモーチット駅先延伸部を歩く9 工事最北端 (後編)」から全ての延伸区間の詳細にたどれます。

July03 Major 1

交差点の北東角にあるのが「メジャー・シネプレックス・ラチャヨーティンMajor Cineplex Ratchayothin」です(画像上)。メジャーはこの辺りでは人気の商業施設です。まぁ、今となってはちょっと古い感じがするのですが・・・

July03 Major 2

このラチャヨーティーンは179番で一番の難所ですが、ここを過ぎてバスはラチャダピセーク通りを南下します。画像下ではラチャヨーティーンにあるエレファント・タワーのお尻側がバスの左側に写っています。

Bus179 Ratchayothin

バスがラチャダピセーク通りを南下すると、すぐにラップラオ通りとの大きな交差点に入りバスは直進します。この交差点にはMRT「ラップラオ駅」があります。また交差点の南西角には「スアンルム・ナイトバザール」が開かれていたのですが、今(2017年6月)は片付けられていますねぇ~ まぁ、すぐ横のザ・バザール・ホテルの併設施設のようで、観光客が多く露天商や施設もそれ用に思えます。

Suanlum Night Bazar

現在のラチャダピセーク通りは大きなショッピングモールにホテルやビジネスビルが立ち並び、地下鉄MRTも通り大変賑わいのある通りです。一方夜になると風俗関係のネオンが目立つ二面性ある通りでもあります。

MRT Phra Rama 9

Bus179 Ratchadapisek

ラチャダピセーク通りを南下すると次の地下鉄駅「ホイクワン駅Huai Khwang」がホイクワン交差点にあります。この交差点横にパワースポットとして有名なガネーシャの祠があります。ガネーシャの召使のネズミを通してお願い事をするそうですが、画像の下側手前にネズミが写っています。

Bus074 Shrine

このホイクワン交差点を西へ行くとホイクワン市場です。タイでよく見る市場のスタイルで賑わっていますが、この辺りは夜にはさらに町中が賑やかになる所です。通って来たスティサン通りにすぐ近くのラチャダピセーク通り沿いと、夜になると町の様相ががらっと変わる所でもあります。

Bus074 Market

交差点を反対側の東に行くと町の様子はがらっと変わり、中国語の看板だらけになります。私的にはリトル・ヤワラーと呼んでいるのですが、中華料理も観光客仕様でないものが食べられます。

Rachada Chin

次にバスは2015年12月開業の大型複合商業施設「ザ・ストリートTHE STREET」前を通ります。ここの特徴が5階の「BOUNCE Inc FREE-JUMPING REVOLUTION」で、トランポリン等を使った各種の遊戯?スポーツ?施設で、ボルダリングもあって見るだけでも楽しめます。「開業1年のザ・ストリート・ラチャダー」で詳細エントリー済みです。

20161127 Street 2

20161127 Street 8

ザ・ストリート前を過ぎると画像下のようにバスはラチャダピセーク通りを離れ、ティアムルアミット通りへ入ります。

Bus179 Street 1

ティアムルアミット通りでは韓国大使館の前を通ります。ソウルの大統領官邸である青瓦台をモチーフとした門が印象的です。そう言えば、バスは通りませんがこの先東にカンボジア大使館があって非常にインパクトある建物です。また179番の復路ではラチャダピセーク通りで中国大使館前を通ります。

South Korea Embassy

さて、このエリアは一方通行が多くて遠回りして終点に向かいます。また往路と復路のルートが異なるので、詳細ルート図を作成しました。

Bus179 Map Detail

バスの終点はワタナタム通りに面するラマ9世バス車庫です。画像下はバス車庫から出る復路の179番です。私自身はこのバス車庫内から乗った事がなく、ラマ9世通りからラチャダピセーク通りに入ってからが復路の起点かと思います。

Bus179 Rama9 Bus Depot

復路ではバス車庫を出ていったんラマ9世通りを走り、すぐにラチャダピセーク通りに入ります。すぐにあるのが「フォーチュンタウンFortune Town」です。バンコクっ子にはパンティップ・プラザ同様にIT関係のショップが集まっているので有名です。またメルキュール・ホテルや大型スーパーTescoLotusも併設しています。

Fortune Town

フォーチュンタウンの反対側には「セントラルプラザ・グランド・ラマ9 Central Plaza Grand Rama 9」があります。比較的新しくオープンした大型商業施設です。

Centra lPlaza Grand Rama9

Bus179 Central Rama9

次にバスは大型複合商業施設「エスプラネードEspranade」前を通ります。ここは日本が色濃い所で日本食レストランが多く入っています。まぁ、チェーン展開している店なので、バンコクでは珍しくもないのですが。

Espranade

このエスプラネードの裏ではナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー(鉄道市場ラチャダー)」が毎日(月曜を除く)行われていて、都心部に近くMRT地下鉄駅からすぐなので人気です。

Bus Train Night market Rachada

エスプラネードに続いて「ザ・ストリート」前を通れば、ここからがやっと往路と同じルートになります。

Bus179 Street 2

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2017.07.01 | コメント(2) | バンコク路線バス

コメント

バス路線図の充実素晴らしいです

最近バス路線図を見ると素晴らしく充実した事に気が付きました。

早速印刷しました。ポケットに収まらないのでデイバックをついでに買いました。

早速活用すべく、今まで一度も出発地にしなかったバンカピへセンセーブ運河でナナから行きました。

運河ボートは午後3時過ぎでも座席は満席で、渋滞が無いのが良いですね。お代は16Bでした。

バンカピモール前のバス停に来たのが27番のエアコンバスです。

路線図を見るとBTSモーチット駅経由で戦勝記念等が終点とありますからうまい具合に帰る方向です。

乗ると一人席に座れてラッキーです。

エアコンバスは行先によって料金が違いますし、タイ語の発音は日本人に無理だから乗らない方が良いと書いている本がありますので実際私を含めて乗らない方が多いのではないでしょうか?

出来ない、しない方が良い等と書く前に出来る方法を考えるべきです。

私はタイ人にタイ語で「終点まで」と書いてもらい、車掌に見せています。

見せると車掌はうなづき24Bだと言います。24Bはエアコンバスの上限価格のようですから、BTS二駅分並みで素晴らしく遠くまで行けるので乗らない方は(乗れない方は)大変損をしていると思います。

という事でお陰で又世界が広がりました。

お礼を申し上げます。

2017-07-02 日 19:55:24 | URL | AAA #- [ 編集 ]

Re: バス路線図の充実素晴らしいです

AAAさん

コメントありがとうございます。

リタイア生活のライフワークになった感がありますねぇ~
タイに居る間に少しは他人様にお役に立つ何かを残したい気持ちで書いています。大袈裟だと笑わないで下さいね。

ブログ自体はもう止めたい気持ちが半分はあるのですが、このバンコク不完全バスガイドがあるのでブログを止められないのが本音です。このシリーズを書くとアクセスとクリック数が激減するのですが(笑)

公式サイトや(読者コメントによると)有料本にも間違えが多いそうです。バンコク路線バスは変化が激しいので、何かの資料で作ると現実と違う事が多いのでしょう。私自身は自分の行き帰りで複数回乗った経験だけで書いていますが、それでも以前書いた路線は見直しが必要と感じています。

もう乗っていない(乗れない)路線は数少なくなりました。全路線踏破も近いと思うのでですが、修正・追記の更新は永遠に続きそうな感じがしています。

全路線のエントリーが出来たら、全路線見直し修正して、その後は目的地別インデックスを作るつもりでいます。
まだまだブログを止められないですねぇ~

2017-07-02 日 22:39:59 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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