トンブリー王朝の面影を探し⑰バーンルアン水上マーケット

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回のワット・パクナムあたりからトンブリー王朝の面影が薄れて来ていますが、引き続きバンコクヤイ運河沿いを歩きます。本当はタイトルを『トンブリー王朝の面影を探し』から『チャオプラヤー川元流を歩く』にどこかで変えなくてはならないのですが・・・

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前回はワット・パクナム周辺を歩きました。運河が交錯し細い路地が複雑に入り組んで小さな橋を何度も渡る事になります。そこは周辺住民とお寺に暮らす僧侶たちの生活道でもあるのです。

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そんな情緒ある地を運河沿いに歩くとすぐに「ペットカセーム通りPhet Kasem」に出ます。この通りは現在MRTファランポーン駅からの延伸工事で、バンコクヤイ運河近くに「バンパイ駅 Bang Phai」が出来ます。「MRT高架延長部下を歩く 1」でこの地区を書いています。

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この駅が開業すると、今回歩いている地区へのアクセスが格段に良くなるでしょう。もっとも今でも画像上のようにペットカーセーム通りを多くの路線バスが走っています。ここを走る路線バスは以下の通りです。

  7 ペッカセーム・ソイ69~バーンケー市場~ファランポーン駅
  7n プッタモントン・サーイ2車庫~バーンケー市場~パーククロン市場
 80 ペットカセームSoi81~BTSバンワー駅~王宮広場
 80n ムーバーン・ウォー・ポー・オー・11~バンコクヤイ
 81 プッタモントン・サーイ5~BTSバーンワー駅~ピンクラオ橋
 84 ワット・ライキン~バーンケー~クルントンブリ駅
 84n サーラーヤー~BTSバンワー駅~ウォンウィエンヤイ
 91 アサンプション大学トンブリー校~BTSバンワー駅~民主記念塔
 91n サナームルアン2~バンワー駅~タープラ~バンコクヤイ
101 プッタモントン・サーイ2~タープラ~ラマ2世通り・Soi33
146 新南バスターミナルからの循環路線
147 ラマ2世~ペットカセーム通り~カンチャナピセーク通りの循環
157 オームヤイ~バンワー駅~戦勝記念塔~北バスターミナル
171 ナッギラー・レムトーン~ラムカムヘン~ケーハー・トンブ
509 プッタモントン・サーイ2~戦勝記念塔~北バスターミナル
547 サーラーヤー~ペッカセーム通り~ラマ3世橋~ルンピニー公園
710 BRTラチャプルック駅発のチャオプラヤー川西側循環路線

いやぁ~ ものすごく多い路線ですねぇ・・・書いていて間違えがないか心配になります が、抜けはあるかも(汗)

このペットカセーム通りがバンコクヤイ運河を越える陸橋下そばに船着場があります。実は今まで通って来たほとんどの所を通る運河ボートが運航されていたようです。バンコクヤイ運河がチャオプラヤー川と合流したすぐ下流にあるサパーンプット(メモリアル橋)からここペットカセーム通り20までです。

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この運河ボートが運航されていたら、本当に便利なのですが・・・もしかしたら今でも朝夕はあるのかも知れません。そう言えばターチャンからバンコクノイ運河を通る運河ボートが朝夕だけありましたが、こうした地元の方しか知りようがない運河ボートがある(あった?)のもバンコクです。

さて、ペットカセーム通りソイ20に入って運河沿いに歩きましょう。初めにお断りしますが、前回ワット・パクナム、そして今回のエリアは観光で訪れる方も多い所です。ネットでも多く書かれているかと思います。私のブログでも何度か書いているし(笑)

ペットカセーム通りソイ20は車もやっと通れるぐらいの路地ですが、途中の電信柱に茶色の案内板があり、Khlong Bang Luang Floating MarketとArtist Houseはあっちと矢印があります。これが今回の目的地です。

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ペットカセームSoi20が突き当たった所は「ワット・トーン・サーラー・ンガームWat Thong Sala Ngam」で、門の上の鹿と鐘楼が印象的なお寺ですが、現地案内板などなく謂れなど不明です。外見からはそう古いお寺ではないようですが・・・

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このお寺を右に回りこみ後方に行くと別なお寺の「ワット・カンペーン・バンチャックWat Kamphang Bang Chak」です。小さなお寺ですが本堂の正面の壁画に古いお堂が残されているのが印象的です。

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ここも現地案内板がなくて謂れが不明ですが、古いお堂からはトンブリー王朝以前からあったのではないかと思われます。

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そしてすぐ横に古いお堂があり「萬林佛祖」とあります。両方とも中に安置された仏像はその前に座するだけで心落ち着く時を与えていただきました

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このお寺の本堂が向いている方向がバンコク・ヤイ運河です。境内が運河に面していますが、そこに新しく作られた「バーンルアン運河水上マーケットKhlong Bang Luang Floating Market」があります。何度も書いていますが、バーンルアン運河とはバンコク・ヤイ運河の昔の名です。

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この水上マーケットは運河沿いに2軒ぐらい食堂のような建物があるだけで、かなり強引に作ったのがミエミエです。「水上マーケット私的ランキングがっかり編」で見事2位に輝きました(笑)

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最近「バーンルアン運河博物館」(画像上)をオープンしましたが、古そうな物を片っ端から集めて棚に置いただけで、ミュージアムなんて名乗るのが恥ずかしくないのでしょうか。

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まぁ、こうした冗談のような所が出来るのもお隣に来る観光客目当てなのでしょう。その観光客が集まる所へ向かいましょう。

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運河沿いからも行けますが、運河から離れると風情ある路地が入り組んでいます。小さな橋(画像上)も強引にバイクが通るからか、中央が削れていますねぇ~

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そしてすぐにたどり着くのが・・・運河沿いの「アーティスト・ハウスArtist House」こと「バーン・シンラピンBaan Silapin」です。

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古い家屋を改装したギャラリーやカフェに土産物売りなどが運河沿いの木の通路に沿って並んでいます。

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バンコクヤイ運河を振り返れば、ワット・パクナムの白い仏塔が遠くに見えています。ここまでかなり歩いて来たので、今回はここまでにしましょう。

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バンコクヤイ運河を小さな橋で渡れば「ジャラン・サニットウォン通りソイ3Charan Sanitwong Soi3」で、このソイ内だけを走るソンテウ1418番でジャラン・サニットウォン通りへあっという間に出られます。こんな短い距離のソンテウは珍しいですねぇ~ 間違えようがないのでソンテウに慣れていない方に最適で、一律5バーツです。

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次回はこのジャラン・サニットウォン通りからバーン・シンラピンへのアクセス、そしてさらにバンコクヤイ運河に沿って歩きましょう。画像下の地図で歩いたルートを記しました。オレンジ色は前回のワット・パクナムからペットカセーム通りまで、赤色が今回のルートです。

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最後に、今回が第17回目のエントリーですが、過去のエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し①その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し②城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し③城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し④城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し⑤城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し⑥城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し⑦次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し⑧傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し⑨ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し⑩モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し⑪モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し⑫タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し⑬王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し⑭タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し⑮非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し⑯ワット・パクナム

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2018.02.04 | コメント(1) | バンコク街歩き

コメント

Re: いつも楽しく参考に!

非表示設定でコメントを頂いています。

同様なお話は多くあるのですが、全く身勝手で付き合い下手な人間ですので、全て応じていないのが実情です。

また、ブログ上の事は全てブログ内でやり取りをさせていただいています。どなたにもメールを差し上げる事はありません。

大変申し訳ありません。そして失礼をご勘弁ください。

2018-02-05 月 15:53:29 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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