359番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年2月14日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
パトゥムターニ ปทุมธานี ~ パークレット ปากเกร็ด

ルート:

パトゥムターニ市場Pathum Thani Food Market ~ パトゥムターニ・サイナイ通りPathum Thani Sai Noi ~ 第2パトゥムターニ橋Pathum Thani Bridge 2 ~ パトゥムターニ・サイナイ通りPathum Thani Sai Noi ~ サパーンノンタブリー・バンブアトン通りSaphan Nonthaburi-Bang Bua Thong ~ ノンタブリー橋Nonthaburi Br ~ ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon Pathum Thani ~ チェーンワッタナ通りChaeng Wattana ~ パークレットPak Kret

Bus359 Map All

パトゥムターニ県パトゥムターニからノンタブリー県パークレットを結び、チャオプラヤー川沿いの右岸と左岸を走ります。

全車ノンエアコンバスですが、車掌さんに行先を告げて切符を買います。全区間を乗っても10バーツです。

地方バスの中では本数が少し多めで、15~20分に1本はあるように思えます。


バス車種

ノンエアコンバス

Bus359

Bus359 Inside


ルート周辺

バスの出発はバンコク北部パトゥムターニ県の県庁所在地パトゥムターニです。パトゥムターニは地方バスが集まる所ですが、359番は他のバスと違ってチャオプラヤー川沿いの「ワット・ソファラムWat Sopha Ram」前からの出発です。

Bus359 PT 1

Bus359 Map 1

パトゥムターニはチャオプラヤー川右岸(東側)に広がる町で、パトゥムターニ市場はチャオプラヤー川に面している市場で、観光用の水上(水辺)マーケットと称しても良いぐらいの雰囲気です。

Pathum Thani 181

Pathum Thani 182

このパトゥムターニ市場から対岸への渡し船が出ています。対岸(東側)には船着場が近接して複数あるのですが、よく分かりません。私は降りたら学校内だったので(画像下で右の赤い屋根)、学校敷地を抜けて外へ出ました(笑)

Pathum Thani 183

このパトゥムターニ市場の南端がワット・ソファラムに繋がり、バスはその門前からの出発です。復路でここに戻ったバスもここが終点で、客を降ろしたバスは川から少し離れた町中の「タラート・ホウセンチャイHo Saengchai Market」(画像下の下)周辺で待機します。

Bus359 PT 2

Bus359 PT 3

パトゥムターニではバス停が200mほど離れていますがBMTA管轄路線バス33番と接続出来ます。またチャオプラヤー川対岸に行きパトゥムターニ橋手前では90番と接続可能です。

Pathum Thani Bus33

バスは待機していたパトゥムターニ・サイナイ通りをチャオプラヤー川に沿って南下し、パトゥムターニを離れます。この通りは大通りではなく359番の独自路線で、チャオプラヤー川を進行方向左に見ながら走ります。

Pathum Thani Sai Noi 181

バスが345号線との交差点上の陸橋に近づくと、側道を通り左折し第2パトゥムターニ橋の下でUターンします。わざわざ遠回りして橋の下まで行くわけですが、これは往路だけで復路では陸橋上で交差点を直進します。

Pathum Thani 184

Bus359 PT 4

第2パトゥムターニ橋は2009年の完成で「チャオプラヤー名橋奇覧⑰第2パトゥムターニ橋」で詳しく紹介しています。

Pathum Thani 185

第2パトゥムターニ橋右岸(西側)でバスがUターンする所(バス停はありませんが降ろしてくれます)のすぐ近くには「ワット・チンワララムWat Chinwararam」があって、そのお堂の上からは川と橋がよく見えます。

Pathum Thani 186

またこのお寺には、地元の人や参拝者が楽しむような数軒の売店とチャオプラヤー川上の食事スペースがあります。ここより情けないレベルで水上マーケットを名乗っている所が多い中で、ここはそうした事もなく好感が持てます。

Pathum Thani 187

橋の下でUターンした後にバスはパトゥムターニ・サイナイ通りの交差点まで戻り、再度パトゥムターニ・サイナイ通りを走ります。

Bus359 PT 5

Bus359 Map 2

すぐにバスは307号線(サパーンノンタブリー・バンブアトン通り)との丁字交差点で左折し、307号線でノンタブリー橋を渡ります。

Nonthaburi Br 181

ノンタブリー橋は別名があり「ヌァンチャウィー橋Nuanchawee Br.」とも言われています(Google Maps英語版でも表示されています)。これには怖い話があって、タイで最も知られている殺人事件の一つに関係しますが、詳しくは「チャオプラヤー名橋奇覧⑯ ノンタブリー橋」で紹介してます。

Nonthaburi Br 182

ノンタブリー橋の中央がパトゥムターニ県とノンタブリー県の県境で、バスはここからノンタブリー県に入ります。

Bus359 Non 1

橋を渡り終えて1㎞弱でティワノン・パトゥムターニ通りへと右折します。ここからはチャオプラヤー川左岸(東側)を南下し、チェーンワッタナ通りとの交差点でパークレット(市場や船着場)に向かいます。

Bus359 Non 2

チェーンワッタナ通りへ入ると終点のパークレット近くです。ラマ4世橋への陸橋側道に入り橋の下でUターンしますが、その手前でスーパーのTESCO Lutus前あたりが終点です。

Bus359 Non 4

このスーパー横の道の突き当りが「ワット・サナームヌアWat Sanam Nuea」(画像下)です。お寺の裏から観光地「クレット島Ko Kret」への渡し船があります。船賃片道2バーツです。「チャオプラヤー渡し百景 クレット島」で詳しく書いています。

Wat Sanam Nuea 181

Wat Sanam Nuea 182

陸橋下でUターンする所はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの最北端(上流)船着場になる「パークレット船着場」です。ここを利用するのは朝晩の緑旗船だけなので、私も乗船経験はありません。またこのラマ4世橋の下には対岸へ向かう渡し船が運航されています。「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」で詳細をエントリー済みです。

Rama 4 Br 182

クレット島は主にタイの人々に人気の観光地です。チャオプラヤー川の湾曲部をショートカットする水路を作ったために湾曲部が島(実は中州)となったもので、素焼きとお菓子の島として有名です。

Mutao 181

ラマ4世橋はクレット島の上流にあり、開通が2006年12月で1997年に円借款68億円が使われ、大成建設や三井住友建設などが施工しました。橋の袂にある塔には橋の規模等データーと「日本のODAが全体コストの50%に使われた」旨のプレートが埋め込まれています。「チャオプラヤー名橋奇覧⑮ラマ4世橋」で詳しく書いています。

Rama 4 Br 186

バスがラマ4世橋下でUターンすれば復路のスタートです。359番はパークレット側に待機所がないので、基本的に全車そのままパトゥムターニへ向かいます。

Bus359 Non 3

パークレットでは以下のBMTA路線バスに接続できます。
 32 パークレット~ノンタブリー船着場~テウェス~王宮広場
 51 パークレット~政府合同庁舎前~ラックシー~カセサート
 52 バンスー駅~モーチット駅~政府合同庁舎前~パークレット
104 パークレット~パホンヨーティン通り~北バスターミナル
166 戦勝記念塔~インパクト、戦勝記念塔~政府合同庁舎
505 パークレット~プラトゥナーム~ルンピニー公園

チャオプラヤー川右岸(西側)にもBMTA路線バスがあります。
751 BTSバンワー駅~ラチャプルック通り~ラマ4世橋西側

他の地方バスにも接続できます。
356 パークレット~サパーンマイ
367 パークレット~ランシット
388 パークレット~バンヤイ~サーラーヤー

Bus Map PakKret 181

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2018.02.14 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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