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トンブリー王朝の面影を探し21 チャックプラ運河

トンブリー王朝の面影を探しての街歩き、中心部であった旧王宮エリアと城壁跡を離れてバンコクヤイ運河とバンコクノイ運河沿いを歩いています。

前回はバンコクヤイ運河の終端でトンブリー王朝旧王宮エリアからは最も離れた、地図にも載らないような細い路地と運河が交差する所をエントリーしました。

20180222BCN 24

そこはバンコクの路地歩きの中で最も好きなエリアでもありました。細い路地が蜘蛛の巣の様に広がっている中を複数の運河が交差する地の中心にあったのは、小さく古いお寺ワット・コーでした。

車が通らない静かな地にそこに突然現れた観光客の皆さん、聞くとタリンチャン水上マーケット発の運河ツアーボートだと知りました。

20180222BCN 22

そして後日談ですが、この予期せぬ多くの観光客を見た日にアパートに戻って昔の画像を調べたら・・・3年前に遊びに来た娘を連れて行った事があるのが分かりました。実はその時、ツアーボート内のスピーカーから絶え間なく流される大声のタイ語の説明に耳が痛くなって途中離脱した所だったのです(笑)

それ以来苦手なタリンチャン水上マーケットですが、その時の画像でバンコクヤイ運河の終端から「バンクンシーBang khung Si」運河に「チャックプラChak Phra」運河、そしてタリンチャン水上マーケットと運河上から周囲を見てみましょう。この辺りは運河沿いに歩けないのでちょうど良いです(汗)

201802218 Canal 1

画像上がバンコクヤイ、バンクンシー、バンチュックナン、そしてモン運河が十字で交差する所です。画像上、左側になるバンクンシー運河に向かいます。ここからは今までと異なって運河沿いに歩く事が出来ません。運河沿いに護岸がなく杭を打ち込んでの浮き家が運河上にせり出しています。

201802218 Canal 2

チャオプラヤー川の元流だったバンコクヤイ運河はバンクンシー運河、そして地図上「バンプロムBang Phrom」運河と合流点(画像下)からチャックプラ運河と名を変えます。ちなみにバンプロム運河は西に流れ「クローン・ラット・マヨム水上マーケット」の200mほど南を流れます。

201802218 Canal 3

バンコクヤイ運河のワット・パクナムあたりからずっと、その流れはチャオプラヤー川の元流だったとは思えない細さです。元流でなくなってから500年近く経ち、都市部を流れるのでその様相は大きく変わったのでしょう。

201802218 Canal 4

チャックプラ運河は弧を描くように向きを北から東に変えます。そしてタイ国鉄南本線のトンブリー駅からの線路下を流れます。

201802218 Canal 5

この鉄道橋は(タイではどこも同じですが)生活道ともなっていて、橋のすぐ近くに「タリンチャン水上マーケットTaling Chan Floating Market」があります。

201802218 Canal 6

タイのガイドブックにはほとんど載る観光地なので本ブログでは対象外ですが、外国人観光客も多くそうした人々目当ての商売の地で私的にはちょっと苦手な所です。いずれにしても今まで見て来たタイの人々の生活がある地とは異なる賑わいある所です。

201802218 Canal 7

やがてチャックプラ運河はバンコクノイ運河と合流しますが、その手前の「バンクンノン通りBang Khun Non」の橋からは閘門があり、チャオプラヤー川と直接(閘門や水門がない)繋がるバンコクノイ運河と水位を調整しています。

201802218 Canal 8

そう言えばバンコクヤイ運河がスタートしたチャオプラヤー川との合流点にも閘門がありました(画像下)。そしてトンブリー王朝旧王宮エリアの中央を流れるモン運河とチャオプラヤー川合流点にも閘門がありました(画像下の下で閘門の中で船が水位調整が終わるのを待っていますね)。

20171214 KC 6

201802218 Canal 9

なぜ構造が水門より複雑な閘門を造ってまでトンブリー地区を(ボートを通しながらも)チャオプラヤー川の水位と隔離するのか分かりませんが、この後にエントリーするバンコクノイは水門も閘門もないので興味深いです。

20180222 Map 1

さて、チャックプラ運河とバンクンノン通りが交差する近くには1799年にタークシン王によって建てられたと言われる「ワット・チャオアムWat Chao Am」があります。この辺りになると、また多くのお寺に境内にはタークシン王廟が見られます。

20180228 Wat Chao Am 1

20180228 Wat Chao Am 2

さて、チャックプラ運河とバンコクノイ運河が合流する所はバンコクノイ運河の東側の「ワット・スワン・キーリーWat Suwan Keree(現地説明板ではWat Suwan Khiri)」へ行けばよく見えます。画像下で正面奥がチャックプラ運河で横がバンコクノイ運河です。

201802218 Canal 10

ワット・スワン・キーリーはトンブリー王朝以前のアユタヤ時代に建てられ、ナーラーイ王の時代にワット・スワン・キーリーと名付けられたと現地説明板にはあります。キーリーとはこの地に多くあった木の名だそうです。どんな木なのは分かりませんが(汗)

Wat Suwan Khiri 1

画像上は本堂ではなく鐘堂か礼拝堂かと思うのですが、あまり見ない形が印象的です。また境内(裏になるのか?)少し大きめの祠があって立像三体が祀られています。かなり古そうなのですが、野犬が番をしていたので近づけなかったです(涙)

Wat Suwan Khiri 2

謂れが現地説明板にあるものの、今一つ英語文が何を言いたいのか分からないのですが(汗)、3本の運河が交差する所に祀られていた・・・そんな内容でした。このシリーズ主旨から言えば興味が尽きないのですが、今後機会があったら調べたいものです。

Wat Suwan Khiri 3

そしてこの寺にもタークシン王の祠がありました。トンブリー地区においてすでにお馴染みなのですが、現王朝前の一代限りの王が現在でもこれほど人々に崇めたてられている事に驚くしかありません・・・

Wat Suwan Khiri 4

今回歩いたバンクンノン通りは以下の路線バスが走っています。特に79番はタリンチャン水上マーケットへの唯一のアクセスバスです。

 57 チャオプラヤー側西側で南北の楕円状になる循環路線
 79 プッタモントン・サーイ2~タリンチャン水上マーケット~サイアム

ワット・スワン・キーリーは旧南バスターミナル裏になり、セントラル・ピンクラオなども近くです。ボロムラチャチョナニー通りやピンクラオ通りを走る路線バスは非常に多いのですが、本数が多くルートも使いやすいのが戦勝記念塔からの28番かと思います。

20180228 Map

さて、次回はバンコクノイ運河になります。トンブリー王朝の面影を探す旅もやっと大きな円を描くようにバンコクヤイ運河からバンコクノイ運河となり、旧王宮エリアに戻ります。そろそろこのシリーズも終わりが近づいています。そして、本シリーズの過去のエントリーは次の通りです。

トンブリー王朝の面影を探し1 その中核と歴史
トンブリー王朝の面影を探し2 城壁跡を歩く 南側
トンブリー王朝の面影を探し3 城壁跡を歩く 中央部
トンブリー王朝の面影を探し4 城壁跡を歩く 北側-1
トンブリー王朝の面影を探し5 城壁跡を歩く 北側-2
トンブリー王朝の面影を探し6 城壁跡内
トンブリー王朝の面影を探し7 次回予告と新たな気付き
トンブリー王朝の面影を探し8 傭兵達に与えた地グディ・ジーン
トンブリー王朝の面影を探し9 ポルトガル縁の地
トンブリー王朝の面影を探し10 モスリム地区-1
トンブリー王朝の面影を探し11 モスリム地区-2
トンブリー王朝の面影を探し12 タークシン王が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し13 王を支えた猛将が眠る寺
トンブリー王朝の面影を探し14 タラート・プルー
トンブリー王朝の面影を探し15 非常に印象的な二寺
トンブリー王朝の面影を探し16 ワット・パクナム
トンブリー王朝の面影を探し17 バーンルアン水上マーケット
トンブリー王朝の面影を探し18 バーン・シンラピン
トンブリー王朝の面影を探し19 路地歩きが楽しいエリア
トンブリー王朝の面影を探し20 バンコクヤイ運河の終端

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2018.03.01 | コメント(5) | バンコク街歩き

コメント

運河めぐり

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。
バンコク大好きでもう何回も行っていますが、川ならチャオプラヤエクスプレスやセンセープ運河しか移動経験がありません。

こないだの日曜日、パンファー乗り場近くで自称「大学の教授」という方に声をかけられ、「今日はブッダの日だからショッピングセンターは13時で閉まる。ショッピングはやめてリアルバンコクが見れるロングボートで運河一周をオススメする」と言われ通常観光客価格で3000バーツのところ1200バーツで乗れるからターティアンまでトゥクトゥクで20バーツで行って約一時間ボートの旅をオススメすると言われトゥクトゥクをとめられました。
かなり高いのと、その付近からターティアンまでトゥクトゥク20バーツは安いと感じたのと、半ば強引だったので断りましたが、地図に書き込まれたのがこのルートだと思います。
ターティアンからバンコクノイ-チャックプラ-バンクンシー-バンコクヤイのルートってあるんでしょうか?ネットでそういうツアーがあるのか調べても出てこず。。。
運河が変わるたび乗り換えでしょうか?その場合何バーツほどかかるのでしょうか。
ブッタの日でもなかったようですので、そもそも客引きだったのではないかと思っています。

2018-09-26 水 13:49:54 | URL | avril14 #- [ 編集 ]

Re: 運河めぐり

avril14さん

コメントありがとうございます。

お書きになったような誘い方は間違いなく「怪しげな客引き」と私は思います。「○○は今日は休み。だから・・・」的な話は大昔から非常に多くある(陳腐な)客引きと在住経験者ならどなたも知っているでしょう。

ちなみにターティアンにかかわらず、チャオプラヤー沿いには多くのチャーターボートが営業しており、それらの多くは右岸側のバンコクヤイ運河に入ります。そのルートはチャーター時間によって変わります。

私自身はチャーターのロングテイルボートの経験がありませんが、運河沿いのお寺で出会った西洋人の方と雑談したした時に聞いたら700バーツと言っていました。時間や人数は不明ですがお二人連れでした。

また、バンコクノイ運河沿いを巡るボートツアーはタリンチャン水上マーケット発で2時間一人99バーツ(2015年時点)から出ています。私自身はちょっと苦手なツアーボートです。

2018-09-27 木 13:48:48 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

返信ありがとうございます。
同じような手口で引っかかっている方がいらっしゃったのでボッタクリ勧誘だったと確信しました。

バンコクヤイ運河に入るにはチャーターしかないのでしょうか?
水上マーケットにはあまり興味がないのでできれば通常便がいいのですが・・・
セーンセープのようにローカル人々の生活の足になっていないのでしょうか。
お分かりでしたらお教えいただけますと幸いです。返事は急ぎませんので・・・

2018-09-28 金 14:43:06 | URL | avril14 #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

avril14さん

遅くなりました。ごめんなさい。

バンコクヤイ運河に入る運河ボートですが、チャーター船以外では前回書いたタリンチャン水上マーケットから出る観光ボートが一瞬入ります。

それ以外では現在は実質的にチャーター船のみかと思います。

昔の話ですが、チャオプラヤー川のターチャンから朝夕だけ通勤者が使うボートがあったのは知っていますが、現在は定かではありません。これらに関して私が知っている事は 「トンブリー王朝の面影を探し⑰バーンルアン水上マーケット」http://alsterusa.blog.fc2.com/blog-entry-1368.html で書いています。

2018-10-04 木 16:42:09 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

返信ありがとうございます!
めちゃくちゃ参考になります。
また次回行くときの参考にさせていただきます。
お体に気を付けて無理のない範囲でブログ更新、楽しみにしています。

2018-10-05 金 14:29:00 | URL | avril14 #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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