6147番 バンコク首都圏不完全地方バスガイド

2018年4月26日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
ナコーンパトム นครปฐม ~ サーラーヤー ศาลายา

ルート:
サーラーヤーSalaya ~ マヒドン大学Mahidol University ~ ボロムラチャヨンニー通りBorommaratchachonnai ~ 3235号線 ~ ターナー百年市場Thana Old Market ~ 3094号線 ~ ペットカセーム通り(4号線)Phet Kasem ~ ナコーンパトムNakhon Pathom

Bus6147 Map Big

Bus6147 Map All

バンコク都西のナコーンパトム県サーラーヤーからターナー百年市場を経由して、ナコーンパトムまでの路線です。

ノンエアコンバスですが一律料金ではなく、車掌に行き先を告げる必要があります(切符はありません)。

本数は少なく日中なら40分~50分に一本は程度でしょうか。


バス車種

ノンエアコン小型バス

Bus6147

Bus6147 Inside


ルート周辺

バスの出発はバンコク都西隣りのナコーンパトム県サーラーヤーで、4006号線(たぶんサーラーヤー通りと呼ばれていると思いますが、GoogleMapsでは確認出来ませんでした)上からです。

Bus6147 Salaya 1

サーラーヤーでは以下のBMTA管轄路線バスに接続できます。
84n サーラーヤー~BTSバンワー駅~ウォンウィエンヤイ
124 サーラーヤー~新南バスターミナル~王宮広場
515 サーラーヤー~新南バスターミナル~戦勝記念塔
547 サーラーヤー~ペッカセーム通り~ラマ3世橋~ルンピニー公園
556 ワット・ライキン~サーラーヤー~新南バスターミナル~王宮広場

BMTA管轄以外では以下の新民営化路線と地方バスに接続できます。
Y70E サーラーヤー~高速経由~モーチット駅
388 パークナム~バンヤイ~サーラーヤー

国鉄サーラーヤー駅前に市場があって衣料雑貨や生鮮品まで揃っています。この辺りで一番賑わう所でしょうか。

Salaya St. 181

バスはその市場前あたりから営業運行しますが、通りの反対側はマヒドン大学ノースゲートで、6147番は路上駐車で出発待機しています。

Bus6147 Salaya 2

バスは通りませんが4006号線をソンテウ8229番で2㎞ほど西に向かい、会員制スーパーmakro横の交差点で南に行くとすぐに「映画博物館Thai Film Museum」があります。オープンセットがいくつかある中でタイの映画の歴史などが学べます。

Filum Museum 181

もう一つこの映画博物館は楽しみがあります。日本製蒸気機関車C56が映画のセットのように置かれているのです。日本製の蒸気機関車は第2次世界大戦中と戦後にかなりの数がタイに来て、C56は主に泰緬鉄道で活躍した機関車です。

Film Museum 182

さらに4006号線を西へ行くとタイ国鉄南本線の「ワット・スワン駅Wat Suwan」があって、目の前がワット・スワン・ナーラムです。そしてお寺の正面が「マハサワット運河Khlong Maha Sawat」が流れています。

Wat Suwan 181

このお寺からはマハサワット運河沿いの果樹園や花農園を回る「アグロツーリズムAgro Tourism」運河ボートツアーが出ています。「路線バスで行くナコーンパトム② サーラーヤー/農耕ツアー」で詳細エントリー済みです。

Wat Suwan 182

タイ国鉄駅を過ぎてバスはすぐ右折し(実際はいったん左折しUターン)、3310号線(プッタモントン・サーイ4)を南下して「マヒドン大学Mahidol University」前を通ります。この大学はチュラロンコーン大学やタマサート大学と比べられる名門のようで、大学前からのバスやロットゥーでは留学生なのか外国人とよく乗り合わせます。

Mahidol 181

マヒドン大学はラマ5世によって1888年の設立されたシリラート病院医療学校が前身で、1943年に正式に大学になり、その後1969年にラマ8世の名(アーナンタ・マヒドン)を冠した大学になったようです。キャンパスバスにいつか乗りたいものです。

Mahidol 182

Bus6147 Salaya 3

さて、バスは大きな立体交差でボロムラチャヨンニー通りに入り、西に向かいます。バスは通りませんがこの大きな立体交差でプッタモントン・サーイ4通りを南に行くと「プッタモントンPhuttha Monthon」です。

Bus6147 Map Salaya

プッタモントンは大変広大な仏教公園で仏暦2500年を記念して作られたそうです。建物などで目立ったものが無いのですが、その中で一番目立つのが中央にある背の高い遊行像で、説明板によると15.8mで世界一高いそうです。「路線バスで行くナコーンパトム① プッタモントン」で詳細エントリー済みです。

Phuttha Monthon 181

さてバスはボロムラチャヨンニー通りを西に向かい、ターチン川を渡ります。ターチン川はタイ中部のチャイナート県Chai Natのチャオプラヤー川から分岐し、サムットサコーン県マハーチャイでタイ湾に繋がります。

Bus6147 Tha Chin 1

ターチン川を渡ると川の右岸(西側)を上流に向かってバスは3235号線を走ります。時々、ターチン川が見えてその途中はお寺があるような・・・そんな地方の道路です。

Bus6147 Tha Chin 3

Bus6147 Tha Chin 2

やがてバスは3235号線でターナー百年市場前を通ります。ターナー市場はターチン川に面した古い市場ですが、10年ぐらい前の百年市場ブームで集客に力を入れたようです。画像下の6147番は本ブログ上復路(サーラーヤー行き)です。

Bus6147 Tana

Thana Market 181

またターナー市場裏(表?)のターチン川に架かる橋を渡ると、日本製旅客機YS-11も見られる乗物博物館の「ジェッサダ・テクニック・ミュージアムJesada Technik Museum」へ行けます。「路線バスで行くナコーンパトム」で詳しく内容にリンクされています。

Jesada 181

Jesada 182

さてバスがターナー市場を過ぎるとナコーンパトムへとバスは速度を上げます。道路脇ではこの地名産のソムオーを売る店が続いています。こう言うのって・・・バンコクを離れた感じがしますねぇ~

Bus 402 NP 1

ナコーンパトムの手前(東)でペットカセーム通りを離れ「テーサー通りTesa」へ入り、この通りが突き当たるのがナコーンパトムを象徴する「プラパトムチェーディーPhra Pathom Chedi」です。

Bus 402 NP 2

バスはプラパトムチェーディーを時計回りで一周するように走り、お堀を渡りプラパトムチェーディーの北側へ着けば終点です。

Bus 402 NP 3

Bus6147 Nakhon Pathom

バスの終点はお堀端で多くの別な路線バスが停まっています。また少し北へ行けばタイ国鉄「ナコーンパトム駅Nakhonpathom St.」です。

Nakhonpathom St. 181

ナコーンパトムとプラパトムチェーディーについてはバンコクで言えば王宮のような有名観光地です。メジャーな所を扱わない本ブログでの紹介は無用でしょう。

Bus 402 Map 3

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2018.04.26 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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