前国王崩御後586日 最終回

最近ですが普通の買い物でもお釣りなどで新札を手にする機会が増えて来ました。全国民が敬愛したプミポン前国王(ラマ9世)のお姿が徐々に日々の生活から薄れて行くような、そんな寂しさを覚えるのはなぜでしょうか・・・

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裏は20バーツがラマ1世と2世、(50バーツ札を持っていないのが残念ですが)100バーツは本ブログお馴染みのラマ5世に6世ですね。って言う事は50バーツ裏面は3世と4世でしょうか・・・

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確か先月慣例で(2018年4月の何かの記念日)に発行されたと思います。今の所20、50、100バーツ紙幣ですが、500、1000バーツ紙幣も今後何かの記念日に合わせて発行されるかと思います。そうなると500バーツ裏面でラマ7世に8世でしょうか・・・本ブログはやんわりと書いていますが、チャクリー王朝では謎多い国王達なのであまり話題にしない国王達かと思います。

そうなると興味深いのは1000バーツの裏面は当然プミポン前国王(ラマ9世)お一人か、自分も入れて現国王が表裏に登場でしょうか。まぁ、そんな事はニュースメディばかりコピペしているブログでも書いている内容でしょう。

いずれにしても一抹の寂しさと一緒に、見たばかりだからかお金の価値も何だか・・・この辺で止めておきましょう。

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さて、2016年10月13日プミポン前国王が崩御されてタイ中が長く喪に服した時からだいぶ経ちました。国王崩御からは1年7ヵ月が過ぎました。画像上は崩御五日後の王宮前で取りあえず駆け付けた人たちが祈っていました。この時はまだ服装要求に組織的弔問や規制にボランティアは全く無かった頃です。

このブログではそんなタイの人々と王宮エリアを崩御直後からずっと見続けています。過去のエントリーは次の通りです。

第23回目「前国王崩御後487日 今の王宮周辺は
第22回目「前国王崩御後454日 今の王宮周辺は
第21回目「今日の王宮広場、雨に打たれて
第20回目「今、絶対に行くべき火葬の儀施設と特別展②
第19回目「今、絶対に行くべき前国王火葬の儀施設①
第18回目「前国王葬儀 直後2日 王宮周辺と王宮広場内火葬施設
第17回目「前国王崩御後374日 リハーサルに近づく事も出来ない
第16回目「前国王崩御後 一年 火葬の儀 内容・日程・注意
第15回目「前国王崩御後360日 一般弔問終了後の王宮周辺
第14回目「前国王崩御後11か月 弔問残り一週間の王宮周辺
第13回目「前国王崩御後9か月 今の王宮周辺は
第12回目「前国王崩御100日以後の王宮周辺
第11回目「崩御後8週間後のバンコク② 王宮周辺エリアの現状
第10回目「崩御後8週間後のバンコク① 今の王宮エリアは
第9回目「崩御後5週間後のバンコク、今の王宮エリアと交通事情
第8回目「崩御後4週間のバンコク、三大衣料品市場を回る
第7回目「崩御後3週間のバンコク、今の王宮エリアは?
第6回目「崩御後2週間のバンコク、観光地の今は?
第5回目「国王崩御後11日間のバンコク、変わる黒服と上京する人々
第4回目「国王崩御後210時間のバンコク、すごい事になった10月22日の王宮前
第3回目「国王崩御後117時間のバンコク②、王宮に集まる人々
第2回目「国王崩御後117時間のバンコク①、王宮エリアは?街は?
第1回目「国王崩御後53時間のバンコク、交通機関、街、市場、夜市は?

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そんな一年半以上見続けていた王宮エリアですが、崩御後に約1年かけて緑の芝だけしかなかった王宮広場に前国王お一人の為だけに建てられた火葬の儀施設(画像上)が完成したのは、2017年10月26日から29日まで行われた国葬直前でした。

2015年 崩御以前
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2016年10月22日 国王賛歌の集会で王宮広場の中に私もいました。
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2016年11月1日 芝生が無くなり整地と周辺整備が始まりました。
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2017年7月15日 火葬の儀施設が見えて来ました。
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2017年9月18日 国葬に間に合うかと心配に・・・
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2017年10月26日 国葬の火葬の儀施設への葬送行進(公式サイトからです)
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2017年11月7日 国葬後に一般公開された火葬の儀施設
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2018年1月7日 一般公開終了で関係者外の立ち入り禁止
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2018年2月8日 1月11日からの解体作業開始直後
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彫刻など慎重に取り外しての作業なので、ただ解体撤収するだけでなく時間がかかるのはよく分かります。ただ、やはり作業が雑と言うか、文化財の取り扱いには私には見えませんでした。

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解体後は一部の鉄骨構造物等がアユタヤの歴史公園へ、彫刻の一部はパトゥム・ターニ県の王室火葬博物館(この存在を私は知りません)とナコーン・パトム県の伝統芸術庁(ここも私は知りません)に展示される事が報道されていますが、少なくてもアユタヤは今年だけでも10回以上行って、先週も行きましたが歴史公園では全くそんな動きはありません。

ところで、解体撤収作業は2018年1月11日から60日かけて行うアナウンスだったのですが・・・前回エントリー(2018年2月12日)以降も3月と今月に王宮周辺をつぶさに見て来ているものの、今月になってやっとかなり整備されたようです。

2018年3月は施設自体の解体を終えたものの、整地はもちろんゴミだけで無残な王宮広場でした。まぁ、外から丸見えにはならないようにしているものの、その作業もいい加減だし(笑)

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整地どころか文化財の片付けもこの時点で終えてなく、日差しをたっぷり浴びて雨ざらしでもありました。管理がどうであれ作業自体はタイの気質が現れるものですねぇ~

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そして先日の2018年5月12日に「もう緑の王宮広場に戻っただろう」と行ったのですが、さすがに片付けは終えていたものの・・・火葬の儀の施設があった南側は土がむき出しのままです。

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北側は完全にコンクリートで固められたままです。この日は何かイベントもあった後のようでテントが建っていますが、北側半分は戻らないように今の所思えます。

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周囲の交通規制は以前ほどではありませんが、日々変化しています。今回(5月12日)は前回規制が無かったワット・プラケオへの外国人観光客入口がある「ナープララーン通りNa Phra Lan」が車両進入禁止でした。

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外国人観光客は相変わらずいっぱいですが、そのほとんどの人達は1年半前からつい数か月前まで王宮広場で何が行われたかを知らないでしょう。工事現場を見ながら王宮広場を一周しているのも私だけだし(笑) 今は誰も関心を向けない地です。

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さて・・・国王崩御後のタイの人々と王宮広場をずっと見守って来ましたが、このシリーズもこれで最終回です。きっと王宮広場はまた緑の芝になるかと思いますが、それが一部なのか?崩御以前のように戻る事はないようにも思えます。

最後に、現在のタイでは触れる事がないのですが、プミポン前国王の葬儀にも体調不良で国民の前にお姿を見せなかったシリキット王妃(86歳だったか)のご健康とご長寿を願うと同時に、王宮広場がまた姿を変えるのは私の人生ではもうない事を願っています。

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2018.05.26 | コメント(6) | タイ生活

コメント

新紙幣

わたしもタマにお釣りで新紙幣を貰うことがありますが、誤記載があったとニュースが配信されてましたね。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050400435&g=int

この辺もタイらしいというか(笑)

2018-05-26 土 12:20:50 | URL | dai #- [ 編集 ]

Re: 新紙幣

daiさん

コメントありがとうございました。

私も何かタイでの英字新聞で読んだ記憶がありますが、すぐに忘れました(笑)

今の所、財布に入った新紙幣を優先的に使って、財布の中は前国王のみにするように努力中ですが・・・それも後数か月出来るかですねぇ~

2018-05-26 土 12:54:26 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

新紙幣

こんにちは。
新紙幣の発行には準備期間が結構必要だと思いますが前国王崩御後、約一年半で発行とは早いですね。新紙幣の発行より他に優先してやることがありそうですが
・・・。

2018-05-26 土 18:09:06 | URL | kou63 #- [ 編集 ]

Re: 新紙幣

kou63さん

コメントありがとうございます。

別に急ぐ必要はないのですけどねぇ~

街角の国王のお写真もどんどん現国王に変えられています。まぁ、代替わりしたので当然って言えば当然なのですが、私的には寂しさを覚えてなりません。

2018-05-26 土 18:45:25 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

もう1年半

わたしがタイに留学していた頃に前国王が崩御されました。
その時のタイのざわつきを知っているのでなんとも言えない気持ちで記事を読ませていただきました。
帰ってきたのちのタイの姿を知ることができて感謝しています。

2018-05-26 土 19:21:17 | URL | Arya #- [ 編集 ]

Re: もう1年半

Aryaさん

コメントありがとうございます。

お書きになった通り『ざわつき』を感じた朝を鮮明に覚えています。

その記憶があるから、その日以来ずっと街と人々を見守るような気持ちを込めて王宮周辺の事を書いているのですが・・・どこまで書けたか分かりませんが、コメントを頂いた事で少しは何かに役立ったようで、嬉しく思いました。

ありがとうございます。

2018-05-26 土 21:50:02 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

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Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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