タイのクメール遺跡を巡る② バンコク~コラート

雨季に入り、街歩きに出かけるのに躊躇する日が多くなりました。この時期のバンコク周辺の天気予報は「曇り、所によっては雷雨、時々晴れ間も・・・」が判で押したように毎日続きます。確かにそうなのですが、果たして予報として役立つのか・・・

20180615 Rainbow

毎日、予報ではなく空を見て街歩きや買い物に出るのかを決めますが、数日前に部屋から外を見たら虹が出ていました。アパートがある所は雨の気配が全く無かったのですが、きっと少し離れた所では雨が降ったのでしょう。見る機会が多そうで意外と少ない虹でした。

そんな雨季の中で出かけたイーサン(タイ東北地方)でのクメール遺跡巡りでしたが、毎日雨に降られたものの移動中やホテルに居た時だけで、遺跡では青空すら広がっていました。きっと日頃の行いが・・・(笑)(画像下はピーマイ遺跡です)

20180615 Phi Mai 1

さて、今日は前回の「タイのクメール遺跡を巡る①序章」に続く第2回目ですが、バンコクからクメール遺跡巡りの基地としたコラートこと「ナコーン・ラチャシマ Nakhon Ratchasima」までの移動を中心に書きます。(画像下はコラートのシンボルであるターオ スラナーリー像(ヤーモー)です)

20180615 Yamo

ちなみによく知られている事ですが、イーサン地方への玄関口となるナコーン・ラチャシマは通常「コラート Korat โคราช」と呼ばれます。私自身、コラートとは異なる地名があるとは長く知りませんでした(汗) 

地図など公的には「ナコーン・ラチャシマ นครราชสีมา 」ですが、厄介なのはバスなど(特に地方路線バス)では「ラチャシマ ราชสีมา」の表記が多くある事です。(画像下はコラート~ピーマイ間の地方バス1305番です)

20180615 Bus1305

さて、タイの歴史を遡る旅を続ける中で、タイ族最初の王朝と言われるスコータイ王朝(1240年頃 - 1438年)以前になるとクメール王朝の影響を強く感じる事になります。スコータイ王朝の城壁都市であったカンペーンペットへの旅から戻って、クメール遺跡に行きたい気持ちが満ちていました(笑)

カンペーンペットの旅から戻った翌週に今年10回以上行っているアユタヤで調べものをして、その翌週にはコラートに向かいました。出かける3日前に決めてホテルだけ予約し、後は全て現地で考えるいつもと同じスタイルの旅です。

20180526 Mochit 1

5月最後の月曜早朝にアパートを出ました。いつものようにBMTA路線バス145番(パークナム~北バスターミナル)の1本で「北バスターミナル(モーチット2とかモーチット・マイとも言います)」へ行けるので、都内の移動は時間がかかるものの全く楽で(6.5バーツと安く)助かります。

北バスターミナルへのアクセスに関しては本ブログでも多くのエントリーがありますが、一番新しいのは「初めての一人旅① 序章&北バスターミナルへ」で詳しく書いています。

20180615 Mochit 1

その北バスターミナルでコラートがあるタイ東北部へのチケットカウンターは3階にあります。いつからか思い出せないぐらい以前から動かないエスカレーターを見ながら階段を上がります。

20180615 Mochit 2

3階に着いたと同時に朝8時でした。最近ではバンコクの町中では緩くなったように思うのですが、ここでは皆さん直立不動で国歌斉唱をされていました。ちょっと気付かず私はカウンターの方へ歩こうとしてしまいましたが、慌てて立ち止まりました。

タイのバスターミナルはどこも同じですが、特にバンコクの各バスターミナルはチケットカウンターが多すぎて慣れない旅行者は大変かと思います。私もですが(汗)

20180615 Mochit 3

ナコーン・ラチャシマへ長距離バスで行くのは、初めてタイに来た方がパタヤへバスで行くのと同じで簡単です。そして、おそらくバスの本数や運行時間帯は最多最長ではないでしょうか。私のイメージは少なくても30分に1本はあるし、間隔は空くものの24時間通して乗れる気がします。

また、ナコーン・ラチャシマはタイ東北地方の玄関となる都市でもあるので、経由地とするバスも多くあります。

20180615 Mochit 4

何でも良かったのですが、ずらっと並ぶカウンターをざくっと見ながらナコーン・ラチャシマだけが目的地として書いてあったカウンター(画像上)で聞きました。「コラートではバスターミナル1ですか?2ですか?」答えは「両方行きますよ」だったので、このバスにしました。ボーコーソー・ガオ(旧バスターミナル・第1バスターミナル)へ行きたかったのです。

ナコーン・ラチャシマは大きな都市なので二つのバスターミナルがあります。第1バスターミナル(旧バスターミナルとも言います)は市内中心部にあって、第2バスターミナル(新バスターミナル)は国道2号線沿いで少し中心部から離れた所にあります。

20180615 Map

第1バスターミナルは市内と近郊への路線バス、ソンテウ、そしてバンコクとナコーン・ラチャシマ間の長距離バスの一部が使っています。大きさは地方都市によくあるバスターミナルで大きくはありません(建物に囲まれた小さなターミナルです)。

20180615 Korat 1

第2バスターミナルは大変大きなバスターミナルで、県外も含めて都市間を結ぶ長距離バスに路線バス、ロットゥー、一部のソンテウ、そしてバンコクとナコーン・ラチャシマ間の長距離バスの一部が使っています。バンコク発で東北各都市へ向かう長距離バスはここを経由する場合が多いです。

20180615 Korat 2

私は街歩きも前提にあったので、市街地中心部にあるホテルを予約していました。第1バスターミナルからは徒歩10分程度で、ソンテウが集中する「メー・キム・ヘーン新市場 Mae Kim Heng New Market」と「ターオ スラナーリー像(ヤー モー)」へも徒歩10分以内で行ける所です。

第1バスターミナルと第2バスターミナルをソンテウで移動する事は可能ですが、実際はターミナル内アクセスではなく近くを通るソンテウでの移動になるので荷物がある時などは少し不便です。これはこの後のエントリーで詳しく書きます。

さてバンコクの北バスターミナルに戻って・・・(汗)

チケットカウンターでは「クラス1 Class Ⅰ」となっています。初めての2等以上のバスです(笑)価格は191バーツで8時15分発です。後7分とあまり時間がないですねぇ~

20180615 Mochit 5

20180615 Mochit 6

コンビニにも寄らず連絡通路(画像上)を使って最短でバスが出る所まで行きました。バスに着いて切符を見せると荷物を受け取って、飛行機のCAさんのような姿の方が席まで案内してくれました。

20180615 Bus 1

いつものように窓際で車窓を楽しむのですが(まるで子供)幸いお隣はいなくて、どの席も同じような状態でガラガラでした。でも最後尾から3番目。いつもチケットを買ってギリギリでバスに乗るからですかねぇ~ 

20180615 Bus 2

ブランケットもあるし、つい最近混雑する2等バスでの旅を終えたばかりなので、何だかお金持ちになった気分です。座席横のボタンを押したらなんだか座席がブルブルするし(笑)

20180615 Bus 3

バス会社は「ナコンチャイ・トゥエンティーワン(21)Nakhonchai Twentu-one」でした。ナコンチャイエアーを意識しているのでしょうか・・・バスは定刻の8時15分に出発です。そんなに頑張って大丈夫でしょうか(笑)

20180615 Bus 4

出発してすぐにスナック箱(お菓子2種類)とペットボトルの水が配られました。コンビニに寄れなかったので助かります。

20180615 Bus 6

(たまたまこの時だけなのか分かりませんが)バスはソンストップで1号線を北上し、「サラブリー Saraburi」から2号線に入り方角を東北東に変えます。同時に峠越えをして高度も上げたように思えます。

20180615 Bus 5

コラートでは最初に第2ターミナルに着いて乗客を降ろし、その後に第1ターミナルへ入りました。数人間違って第2で降りて慌てて戻られましたが、初めての方はなかなか分からないですよねぇ~ 終点の第1ターミナルには3時間50分かかって12時過ぎの到着でした。

20180615 Bus 7

画像下はバスのルートです。

20180615 Map 5

さて、第1バスターミナルからホテルに向かいました。前日にアパートでGoogle Mapsで地図を頭にインプットしていたので、細い路地を歩きながら10分で迷わずホテルに着きました。サービスアパートメントの要素を持った「Romyen Garden Place」と言うホテルです。

ネット予約した時に今までしていたように現地でキャッシュで払いたかったのですが、それが受け付けられないで日本のクレジットカード(タイでは持っていません)を使っていました。それで金額を覚えていませんが、800バーツ前後だったような気がします。

20180615 Hotel 1

部屋はきれいでバスタッブはないものの(アパートにももちろん無いけど)、ヘアードライヤーにスリッパやアメニティーまであって、ホテルっぽいです(笑)バスもホテルも私には贅沢過ぎます。

20180615 Hotel 2

さてコラート・・・現在の事情は変わっているかと思いますが、タイではバンコク都を離れるほど労働コスト以外にも有利になるように設定されているので、ゾーン3だったか?ナコーン・ラチャシマ周辺は私の前在住時から多くの労働集約型日系企業が多く進出していました。それで旅行者以外にも多くの日本人がこの長距離バスやホテルを利用されているかと思います。

地方都市の中でも大きく便利な町かと思います。バンコク都でも端っこに住んでいる私にとってはここの方が都会のように思えます(苦笑) バンコクでは行く事もないアソークの観光客がいっぱいで何もかも高いターミナル21もバスの中から目にしましたし、ホテルの部屋からもタワーの上の部分が輝いていました。

20180615 Korat 3

もっともそうした所に行くためにコラートに来たのではないので、滞在中は「へぇ~すごいなぁ・・・」と何度も見ながら前を通り過ぎただけですが・・・

正午過ぎにホテルにチェックインして荷物を置けたので、午後は早々に出かける事にしました。次回に続きます。

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2018.06.15 | コメント(3) | タイ・トラベル

コメント

スクンビットから北バスターミナルへ

バス旅行の師匠と呼ばせてください。

今回のチャオプラヤ川の源流に向かっての地方都市のバス旅行良いですね。

今はまだ私はセミリタイアで、年に6回日本とバンコクを往復しながらバンコクに短期滞在ですが、完全リタイアしたら1年位バンコクにアパートを借りて住みたいと思っています。

北バスターミナルにはタクシーで昔ウドンに帰る二人の女性と見送りに行った事がありますが、バスで行った事はありません。

ついては私の定宿のあるスクンビットソイ4付近からエアコンバスを乗り継いで北バスターミナルに行く良いルートがあれば教えてください。

2018-06-19 火 08:32:02 | URL | AAA #- [ 編集 ]

Re: スクンビットから北バスターミナルへ

AAAさん

スクムビットのナナからオンヌットあたりまでの間で路線バスを使うのは、どこへ行くにも渋滞と言う名の困難を越える必要があるのでかなり厄介だと思っています。

素直にBTSでモーチット駅に行って、後はこのブログで詳しく書いてある方法で北バスターミナルへ行くのが他の選択肢がないぐらい一番良いかと思います。

それを承知された上で路線バス、しかもエアコン車だとすると・・・ナナで511番(南バスターミナル行き)を待ち、セントラル・ワールド前で77番(北バスターミナル)直営エアコン車を乗るのがルート的に最短かと思います。ただ511番のナナは一般道走行車のみになり、77番は委託と直営ノンエアコン車を避けるので、運行車両の中での対象車が少なく運が良くないと・・・かなり2カ所で待つでしょう。

ナナで40番と48番のエアコン車、及び508番に乗ってチットロムで降りて、セントラル・ワールドまで歩けば同じ77番エアコン車を待てますが、あまり良いルートではありません。

なお、同じ内容での投稿が続いたので、一つは削除させていただきました。

2018-06-19 火 21:28:23 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

北バスターミナルの行き方了解です

セントラルワールド前から77番が近いとの回答ありがとうございました。

77番はまだ乗ったことが無いので乗ってみようと思います。

2018-06-20 水 14:30:57 | URL | AAA #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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