日本でロングステイ中、去り行く梅雨を惜しみ② 明月院

タイでのロングステイを終えて2週間。海外在住28年超で13年ぶりに日本在住になった私にとって、今は日本にロングステイしているような感じです。

そんなロングステイ中の日本(笑)7月に入りましたし関東では梅雨が明けましたが、去り行く6月を惜しむように先月20日過ぎになって蛍と紫陽花を追いかけてみました。画像下は長谷寺のあじさい路です。

20180630 Kamakura 1

前回は家の近所でホタルを見た事から、横浜市内でのホタル生息地を紹介しました。水がきれいと言った単純な事ではなく、ホタル自身の幼虫から成虫の生息条件が整い、同時にエサの生息条件もあって、その上で水や気温や湿度から風なども影響するでしょう。もちろん夜でも常に明るい照明を必要とし、自然環境を汚染する人間との適度な距離感も必要でしょう。

20180630 Yokohama 1

そんな多様な生態系の条件が形成されるのが横浜だと谷戸(やと)と呼ばれる小さな谷です。その谷戸の特徴が最も現れているのが同じ神奈川の鎌倉のように思えます。画像下は北鎌倉から「あじさい寺」とも呼ばれる「明月院」に通じる道で、ここも谷戸ですね。

20180630 Kamakura 3

ホタルではなくアジサイを求めてですが、そんな谷戸が多い鎌倉に行ったのは6月26日でした。家族からは「もう終わっている」と言われたし、平日とは言え有名観光地なので混雑していると思ったのですが、梅雨とは思えない青空に誘われるように出かけました。

行ったのは・・・明月院、淨智寺、東慶寺、長谷寺に御霊神社前の江ノ電と全くベタな所で、有名観光地は避けていたタイでは考えられない自分です(笑)まぁ、有名観光地なので余計な説明は避けて、タイや国内でも遠くに住む方に写真をお楽しみ頂けたら幸いです。

20180630 Kamakura 2

まずはJR横須賀線で北鎌倉駅へ行きました。私自身は東京生まれで今は横浜に家があるので、JRと言えば自動的に大きな駅を思い浮かべてしまいます。そんな私が北鎌倉でホームに降りると・・・どこか遠くに来たような思いがします。

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平日の朝9時少し過ぎ、駅から少し線路沿いを歩き、鎌倉らしい谷戸の中へ入り込むように徒歩10分で明月院に着きました。紫陽花シーズンの週末は100m以上列をなすそうですが、そんな混雑ではありませんでした。確かに人は多いものの、目立つのは小学生の課外学習のような多くの集団だけで、その姿は鎌倉の至る所で見る事になりました。

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画像上の上がその時の明月院の入口ですが、この時アジサイはいい感じで私的には最盛期に思えたほどです。写真に良い場所は多少人が目立ちますが、狭い敷地ながらもビューポイントがたくさんあります。

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いやぁ~、ちょっと驚いたぐらい良かったです。アジサイに関しては有名すぎる所なので偏屈な私は「どうせ大した事はないだろう」と思っていたのですが、混む週末を避けた上で比較的空いている時間なら遠くの方が無理してでも行くべき所だと思いました。

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明月院のアジサイでもっとも特徴的なのはその色でしょう。アジサイの色は土壌によって決まると昔何かの本で読んだ事がありますが、ヒメアジサイと呼ばれる日本古来の品種だそうです。「明月院ブルー」と呼ばれる淡い青のみに揃えているのは意図してコントロールしているように思えます。

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青のみのアジサイですが、それが潔いようにも清らかにも思えます。そして同じ青でも透き通るような淡い青から深い青まで無数の異なる青があるように見えます。それは時と共に変わるのか、光の当たり方やちょっとした湿度の違いでも変化するのかも知れません。

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明月院の謂れはネットで多く書かれているでしょうから本ブログでは省略しますが、建立は1160年だそうです。日本では平清盛の晩年になりますが、タイではタイ民族初のスコータイ王朝(1238年~1448年)が興される78年も前の時代で、クメール王朝がタイの多くを支配していた時代だと思います。

20180602 Phimai

本ブログでは別シリーズ「タイのクメール遺跡を巡る」を書いている最中ですが、ピーマイ遺跡の多くの建築物が建てられている頃(11世紀~12世紀)と同じと考えると・・・大変感慨深いです。

私は明月院でそんな事を想い、石と木の文化の違いの究極を考えていました。まぁ、強引にタイに触れるのも無粋すぎるのでこれ以上は止めておきましょう(汗)

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明月院は紫陽花寺とも呼ばれるぐらいアジサイが有名ですが、私にはアジサイ以外にも見所たっぷり・・・って言うか、ここで感じる(人が多くいるにもかかわらず)落ち着いた雰囲気が気に入りました。

20180629 Kamakura 1

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明月院だけでもまだまだ書きたい事がありますが、そろそろアジサイを追っての鎌倉の旅は次に向かいましょう。次回に続きます。

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2018.07.01 | コメント(1) | 日本生活

コメント

Re: はじめまして

非表示設定でのコメントを頂いています。ありがとうございます。

時間だけはたっぷりあった年寄りが、ただバンコク首都圏などを毎日を歩いたブログですので、お忙しい方が気にされるような内容ではないかと思いますが、何かのお役に立てば幸いです。

いずれにしてもタイでのブログは3年半続け、先月帰国していますので・・・

2018-07-19 木 16:27:43 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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