出入国審査の変化 I-94用紙廃止他

今回夏休みでアジアを回り、7月中旬にアメリカに戻ったのですが、日本とアメリカ両国の出入国審査が自分の今までの経験とは異なったことがありました。

日本における出入国審査の自動化ゲートに関しては、数年前から実施されており、私自身も成田空港で自動化ゲート設置直後に登録していました。
ただ、登録時から指紋読み取りがうまく出来ず、右手薬指と左手中指のように変則で登録したものの、その後何度も自動化ゲートで指紋確認が出来ず、結局自動化ゲートを使うのをあきらめていました。

カメラ禁止エリアなので自前画像がなく、政府広報サイトからの画像です。
Auto Gate

元々日本の出入国審査自動化ゲートを使う目的は時間短縮ではなく、入出国のスタンプを押さないで欲しいからでした。各国のビザや入出国スタンプでパスポートの空きスペースがなく、すでに一回増刷済みなので、いよいよスペースが無くなったら更新時期前なのにパスポート更新の必要が生じていたからです。
そのためにどの国でも毎回入出国時に、出来るだけ詰めてスタンプするようにお願いしていたぐらいでした。それなのに自動化ゲートを使えず、本当に困っていました。

実は、昔から私はキーボードの打ちすぎなのか指紋が読み取り難く、アメリカの入国審査においての指紋採取でかなりトラブルになっていました。それは現在の10本指確認になる以前のことで、片手2指の指紋確認をしていた時なのですが、まず90%ぐらいの確立で指紋が読めず、入国審査の別室に回されて別審査を受けることを繰り返していたのです。

その為にアメリカ入国審査はどこで空港でも時間がかかってしまい、1~2時間かかるのは当たり前状態でした。その影響で乗り継ぎ便に間に合わなかったり、機内預けの荷物をピックアップできなかったり、かなり私的には頭を悩ませていたのです。

それも2年ぐらい前でしょうか・・・入国審査時の指紋採取が10指になってから、以前のことが嘘のように全く問題なく指紋採取が出来るようになったのです。たぶん10指にしたことで読み取り精度を下げたのか、片手で何本か読み取れればOKみたいな変更があったのだと思います。

そうそう、日本の出入国審査の自動化ゲートですね・・・
今年になってパスポートの更新を行いました。それで自動化ゲートの登録が無効になったのは知っていたのですが、たまたま成田からバンコクに向かった時にフライトが1時間遅れとチェックイン時に言われていたので、暇つぶしに新しいパスポートで再度自動化ゲートの登録をしたのです。

そうしたら・・・やはり人差し指では左右とも採取できなかったのですが、中指であっさりと確認できたのです。一週間後にバンコクから成田に戻った時も一回で確認。その後成田から出国する際は一回だけ読み取り出来ませんでしたが、再トライしてOK。

自動化ゲートの指紋確認の精度を下げたとは思えないので、私の指紋が再生して来たのかも知れません(笑) そう言えば、最近は仕事をサボってばかりでキーボードもたいして使ってないのですよねぇ~

そうして無事日本の出国審査を終え、アメリカに戻る機内でのことです。
例によって機内で米国税関審査の用紙が配られ始めたのですが、ビザ所有者に配られるはずのI-94が配られてないのです! 聞くと「I-94用紙は廃止された」との事。何も知りませんでした・・・

私の前回渡航は2013年2月だったのですが、このI-94 のペーパーレス化は2013年4月末から5月末にかけて各空港別に導入されたそうです。だから私にとっては初の経験になります。旅行代理店とか通すと事前にアナウンスされるのかも知れませんが、毎回全て個人手配なので全く知らず、かなり驚きました。

実は半信半疑でおどおどしながらアトランタで入国審査に並んだのですが、確かにI-94は不要でした。
ただ分からなかったのは・・・どうやってI-94、すなわち滞在資格を証明するかです。

私のように非移民ビザでアメリカに入国する外国人は、そのビザの種類によって異なると思うのですが、入国審査時に記載されたI-94を勤め先などに提出することが必要な場合があります。私の場合は入出国の度に勤め先の人事にI-94の半券コピーを出していました。たぶんいつまで米国に滞在するのが許されているのかの帯在資格を管理する為だと思います。

後日調べて分かったことですが、このようにI-94 を必要とする外国人は、入国審査後に各自が税関国境警備局(CBP)のウェブサイト https://i94.cbp.dhs.gov/I94/request.html にアクセスし、氏名、誕生日、パスポート番号、パスポート発行国、入国日、そしてビザの種類を入力することで、自分がいつまで滞在することが許されているのかを記したI-94を印刷することが出来るのです。

下の画像は実際のCBPの入力画面で、記入後Submitすると自分のI-94が表示されます。
I-94 WEB

日本の自動化ゲートも、アメリカの入国審査ペーパーレス化も、私の場合はメリットをあまり感じないのですが、とにかく日本もアメリカも、そしてどの国でも入出国審査のスピードアップと用紙の共通化などに取り組んで欲しいものです。

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2013.07.19 | コメント(0) | トラックバック(0) | アメリカ生活

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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