MRTブルーライン延伸部を歩く 4


こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

5月23日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りのようです。昨日は夜にパラパラと少しあったものの、降りそうで降らない曇りの日でした。雲が厚かったので日差しは弱く、気温も34℃ぐらいだったと思います。雨が心配ながらも街歩きでバテない日でした。

さて、BTSやMRT延伸部分を全て歩くシリーズ、MRTブルーラインはバンスー駅からタープラ駅間の10駅の延伸部をエントリーし始めています。今日はその四回目です。もちろん全て歩いています(笑)

MRTブルーライン延伸部を歩く 3」バンオー駅~バンイーカン駅
MRTブルーライン延伸部を歩く 2」タオプーン~バンオー駅
MRTブルーライン延伸部を歩く 1」バンスー~タオプーン駅


MRTはバンイーカン駅を出てチャラン・サニットウォン通り上を南西に進むとピンクラオ通りとの交差点です。バンコクのチャオプラヤー西岸で最も賑やかな通りだと思うのですが、MRTの駅はなぜかピンクラオ通り近くにはありません。

ピンクラオとの交差点は今でも陸橋が二重になっているので、MRTは更にその上を通ります。そんな事もあって近くに駅が作れないのかも・・・しかし、バンコクは大きな地震が無い所で本当にほっとするMRT高架部です。でも地震はないけど、手抜き工事とか・・・汗

May23 Pinklao

ピンクラオ・・・日本人には覚えやすい名ですが、ラマ4世時代の副王で(私が酷評している)国立博物館にピンクラオ副王のお部屋が展示してあったと思います。ラマ4世も日本人にはお馴染み通りですね~ タイでは禁止されている劇「王様と私」の時代でもあります。

また、この交差点近くにあるかなり古めのローカルデパートの屋上に「パタ動物園 Pata Zoo」があるのですが、バンコクに長い方はご存知の方もきっとおられるでしょう。残念ながら自前の画像がありませんでした。

そんなピンクラオ通りを後にして、バンコクノイ運河を渡ります。下の画像はちょうどバンコクノイ運河の上のMRTと運河で、この辺りからトンブリーと呼ばれる地区へ入ります。

May23 Bangkok Noi 1

下の画像は、チャラン・サニットウォン通り上からバンコクノイ運河の下流チャオプラヤー川との合流地点を撮ったものです。運河の奥で右側にはトンブリー駅の機関車整備場の給水塔が見えています(画像では小さすぎて分からないのですね)。

May23 Bangkok Noi 2

運河の左側には(見えないけど)私が「バンコク三大がっかり」と言っている「王立御座船博物館」がバンコクノイ運河に面してあります。

Museum 4


バンクーンノーン駅 Bang Khun Non

駅はチャラン・サニットウォン通り上で、バンクーンノーン通りとトンブリー駅からのタイ国鉄線路の間にあります。工事は駅の基礎部を仕上げている感じです。

May23 Bang Khun Noi 1

上の画像はバンクーンノーン通りとの交差点上で駅の北側、画像右がバンクーンノーン通りになります。地域の説明板(英語有)によると昔この辺りは果樹園が盛んだったようです。

そう言えばバンクーンノーン通りの奥で西へ向かうとタリンチャン水上マーケットで、あの凶器と思える煩いスピーカー付きボートツアーに乗るとそんな昔の名残を見たような・・・この交差点はそのタリンチャン水上マーケットに行く路線バス79番が曲がる所です。

TalingChan

駅の南側はトンブリー駅Thon Buri Railway St.からの南本線の踏切です。下のタイ国鉄南本線は1903年開業で高架のMRTは後5年以上開業まで必要でしょう。そこに120年以上の時の流れがあるのです・・・

May23 Bang Khun Noi 2

「ちょっと待った!」「南本線!?」「そりゃあ~違うだろう!ファランポーン駅からだろう!」と思われる方が多いでしょう。確かに今はローカル線そのものなのですが、旧ラマ6世橋が鉄道専用橋となりチャオプラヤー川を渡りファランポーン駅に行くようになる前、南本線は他の路線と接続しないでトンブリー駅(バンコク・ノーイ駅)が南本線のターミナル駅なのです。そして今でもトンブリー駅を南本線の起点としているようです。

May23 Thon Buri

ここからトンブリー駅まで歩いても10~15分ぐらいでしょうか。以前はチャオプラヤー川に接するように駅があったのですが、数年前にシリラート病院に土地が移譲され今のトンブリー駅がターミナル駅になりました。その為にチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N11 ロットファイ船着場Thonburi Railway」(トンブリー鉄道駅船着場)は私でも歩くのが嫌になるほど遠くなりました(笑)

Railway Pier

今は船着場近くに置かれた、日本製蒸気機関車「ミカド」がその駅の存在を示しているだけです。

SL

いずれにしてもアクセスが不便な国鉄トンブリー駅が少しは便利になります。
話をMRTに戻しましょう(汗)


イエークファイチャイ駅 Yaek Fai Chai

バンクーンノーン駅とタイ国鉄の踏切を過ぎると、もう高架も出来てない工事区間が続きます。会員制スーパーのmakroがある辺りは高架支柱だけが並んでいます。

May23 Fai Chai 3

そしてチャラン・サニットウォン通りが真南にカーブする辺りにバンクーンシー市場Bang Khun Sri Marketがあり、この辺りは支柱すら出来ていません。

May23 Fai Chai 4

バンクーンシー市場はこの周辺で一番大きな市場なのですが、近年に改修されたのか中はかなり整備されています。私はバンコクや周辺で一番清潔に思う市場はラムカムヘン大学バンナーキャンパス前の市場なのですが、そこによく似ており、整然と売り場が仕切られタイル張りの床もまだきれいに残っています。市場内食堂もなかなか良くて利用しています。

May23 Fai Chai 5

さて駅ですが、この辺りは駅の基礎工事も高架部すら出来ていなく、「イエークファイチャイ」駅名由来も分かっていません。唯一私が知っているのはチャラン・サニットウォン通りとプランノック通りとの交差点がイエークファイチャイと呼ばれているので、そのあたりが駅の位置かと・・・私の勝手な想像です。

May23 Fai Chai 1

そのイエークファイチャイの「ファイチャイ」はSpotlightスポットライトの意味があるそうで、英語の意味すら今一つ理解できないのですが(汗)文脈から第二次世界大戦末期のバンコク空襲に備えての対空迎撃用投光器に関係があるようです。そんな説明板がある交差点が下の画像です。

May23 Fai Chai 2

そう言えば前述のトンブリー駅も空襲の被害が出ましたし、同様に前述の旧ラマ6世橋も被爆した為にファランポーン駅からトンブリー駅にターミナル機能を持った歴史があります。

MRTブルーライン延伸部の起点はバンスー駅でした。そのMRTバンスー駅裏のバンスー鉄道操車場も爆撃の対象でした。MRTがチャオプラヤー川を渡るのは旧ラマ6世橋のすぐそばですし、トンブリー駅も・・・

このMRT延伸部を歩き周辺の街並みや歴史に思いを馳せた時、気が付けば第二次世界大戦の中で連合軍と日本軍の間で揺れ動いたタイ。そしてバンコクも連合軍から空襲を受けた事実が浮かび上がっていました。

次回はいよいよ最終回です。

May23 Map

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2016.05.23 | コメント(2) | 国鉄・BTS・MRT

コメント

ますます便利に。

トンブリ駅は、渡し舟でチャオプラヤー川を渡ってから、徒歩15分ぐらいですが、これでかなり行きやすくなりますね。

カンチャナブリに行くのに、本当は国鉄を使いたいのですが、最近は時間節約のためロットゥーに乗ることが増えてしまい「これでは、いけない」と反省していたのですが。

3つクリックさせていただきました。

2016-05-23 月 04:44:29 | URL | フラキート #- [ 編集 ]

Re: ますます便利に。

フラキートさん

いつもコメント&クリックありがとうございます。

トンブリ駅は機関車整備場もあって興味深いのですが、確かに、とにかく今は孤立して不便ですね。
MRTはまだまだ時間がかかるので、私がタイに居る間には開通しないでしょう(涙)

2016-05-23 月 09:37:03 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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プロフィール

ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 深川生まれの江戸っ子。アジア・ヨーロッパ・アメリカなどで海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後3年半タイでロングステイ。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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