132番 バンコク不完全バスガイド
2016年8月17日、更新2017年3月14日
これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。
バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。
しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。
路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。
また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。
基本情報
オンヌットOnnut ~ スクムビット通りSukhumvut ~ バンナー交差点Bangna ~ バンナー・トラート通りBangna Trat ~ キンケーオ交差点King Kaeo ~ バンブリー通りBang Phli ~ カーンケーハ・バンブリーKan Kheah bang Phli
いつもはInbound(中心へ向かう)順で書いていますが、今回は日本人にお馴染みのオンヌットからのOutBound順で書きます。
スクムビット通りはオンヌットからセントラル・バンナーとメガバンナーを経由し、日本から進出した多くの企業があるバンプリー工業団地まで行く路線です。
委託ノンエアコンバスは普通一律9バーツですが、(たぶん)メガバンナーより東は料金が変わるので行先を聞かれます。
バス車種
委託ノンエアコンバス・ピンク
委託エアコンバス・黄色 以下2017年3月14日追記
2017年3月16日にエアコンバスを初めて見ました。台数は非常に少ないはずです。
ルート周辺
バスの復路の終点はスクムビット通りオンヌット交差点の少しBTSオンヌット駅寄りのバス停です。
復路の終点を通るとプラカノン運河を渡る陸橋下でUターンし、休憩等なくそのまま往路に入ります。その為に往路の最初のバス停はオンヌット交差点を過ぎた最初のバス停です。下の画像は陸橋下でUターンする132番です。
バスがUターンした所はオンヌット通りを走る地方バス1013番やソンテウの待機駐車場となっています。ソンテウは複数ルートがありますが、シーコンスクエアに行く4番は日本人の方にも知られているようです。
地方バス1013番はオンヌット通りを真っすぐ走り、スワンナプーム空港の北にあるフアタケーまで行きます。途中「ザ・パセオ・モール」「スワンナプーム・ナイトマーケット」、「古市場と水上マーケット フアタケー」と本ブログでも登場する事が多いバスです。
132番がUターンした陸橋横には歩道橋があって運河をプラカノン側へ渡れます。歩道橋を渡った所はプラカノン運河ボートの乗り場です。「プラカノン運河を行く」で詳細を紹介していますが、ゆっくりと静かな運河ボートでシーナカリン通りのイアムソンバット市場まで行けます。私的に最も好きな運河ボートですが一時間に一本です(汗)
船着場を過ぎればすぐ目の前はプラカノン市場です。スクムビット通り沿いではバンナーまでの間で一番大きな市場です。
オンヌットに戻って(汗)バスの路線から少し外れますが、オンヌット通りを東に向かいSoi7に入ると占いの店が軒を連ねています。ソイの奥にある「ワット・マハーブット」へ参拝する女性が多いのでどの店も賑わっています。
ワット・マハーブットは有名な幽霊ナークを祀った廟のあるお寺で、本当に女性の参拝者が絶えません。ナークの話は怪談なので省略するとして(汗)タイでは何度も映画になっているので、最も有名な幽霊でしょう。
132番のバスに戻りましょう。バスはスクムビット通りではオンヌットからずっとBTSスクムビット線の高架下を走りますが、最後のBTS駅は「ウドムスック駅Udom Suk」、ここでBTSからバスへ乗り換える方々が多くいます(←自分も含みます)。
ウドムスック駅横には市場と呼ぶには小さ過ぎるおかず横丁があって、そこを抜けるとウドムスック通り。
路線バスがなくてソンテウが頼りですが、私が乗るのもここからです。そのソンテウ乗り場の少し先にはこの周辺では珍しい肉骨茶(バクテー)食堂があります。
スクムビット通りをバンナー交差点で左折しバンナー・トラート通りに入ります。交差点角はBITEC(バンコク国際貿易展示場)です。
バンナー・トラート通りでは「セントラル・バンナーCentral Plaza Bangna」前を通ります。セントラル・バンナーは私の「買い物先発三本柱」のひとつです。古くからバンナー地区のランドマーク的存在で、最近では屋上プールが改装されてちびっ子達に人気のようです。「セントラル・バンナー 活用術」や「セントラル・バンナーが変わっていた」をエントリー済みです。
ラムカムヘン大学2と呼ばれるラムカムヘン大学バンナー・キャンパスはメガバンナー反対側でTescoLotus手前から路地に入り4kmぐらい北に入った所です。ラムカムヘン大学2(下の画像)へは38番、46番、48番、139番と多くのバスがこの路地に入ります。
ラムカムヘン大学2周辺は低層アパートが多く若い人たちが多く働きながら大学卒業を目指しています。ちなみにラムカムヘン大学2の前にある市場は私のお気に入りです。内容は普通にある生鮮市場ですが、私が知る限り最も整然として清潔な市場です。
132番はラムカムヘン大学2に向かわずバンナー・トラート通りを直進し、すぐにメガバンナー前です。下の画像では復路の132番が写っていますが、往路では歩道橋を渡った所です。
メガ・バンナー内には北欧家具のIKEAがあり、モデルルームのような中を歩くのも楽しいですし、レストランやカフェスタンドは重宝しています。「IKEA 活用術」で詳細を書いています。またメガバンナーも「メガ・バンナー 活用術」でエントリー済みです。
メガバンナーを過ぎると次はキンケーオ交差点です。バスはバンナー・トラート通りを直進しますが、キンケーオ通りはスワンナプーム空港のすぐ横西側の通りです。この交差点過ぎがキンケーオ市場前で、そのすぐ横が会員制スーパーmakroです。
キンケーオ市場の反対側にはホームセンターのHomePro、スーパーのTescoLotusに新しいショッピングモールMarket Village Suvarnabhumiと大変賑やかな場所です。
バンナー・トラート通りで反対側になりますが、キンケーオを過ぎてすぐのSukhaphiban 6の奥には有名な?バンプリー古市場があります。バンナー・トラート通りのパクソイからソンテウで行けます。
また、この古市場には舟を繋いだ渡し舟??があって、ここもディープなタイファンには有名なのでご存知の方もおられるでしょう。「珍景!渡し舟私的ランキング」でなんと2位に輝きました(笑)
見どころたっぷりなバンプリー古市場周辺ですが、タイ最大級の涅槃仏があるワット・バンプリー・ヤイ・クランも近くです。
バスはバンナー・トラート通りを東に進み、KM24過ぎでUターン。向きを西に変えてすぐのバンプリー通りに左折して入ります。バンプリー工業団地入口の大きな看板があって、次々と工場が続きます。
テーパーラック通りを越えたあたりでフェードアウトするように終点になります。本来は少し先へ行ってから西へ向きを変えるのですが、私が一番新しく乗った時はニコムバンプリーSoi4に入られて降ろされました(汗) まぁ、委託バスでかなり郊外なので、よくある運転手の気分次第のフェードアウト終点です。
いかがでしょうか、実はこのバスは普段私が利用するバス停の一つでよく使います。その多くはアパートそばからスクムビット通りへ出たり、メガバンナーに行くのに使っています。どこかで乗っているかも(笑)
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2016.08.17 | コメント(2) | バンコク路線バス
