32番 バンコク不完全バスガイド

2017年1月21日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報
パークレットPak Kret ~ ティワノン・パトゥムターニ通りTiwanon-Pathum Thani ~ MRT保健省駅Ministry of Public Health ~ プラチャラット通りPracharat ~ ノンタブリー市場Nonthaburi Market ~ ピブーンソンクラム通りPibulsongklam ~ プラチャラット・サイ1通りPracha Rat Sai1 ~ サムセン通りSamsen ~ テウェスThewet ~ 王宮広場Sanam Luang


Bus32 Map

ノンタブリー県パークレットから王宮までの路線です。

本来の王宮エリア側の起点(ワット・ポー)は2016年10月からプミポン前国王崩御に伴う王宮エリアの交通規制で使えません。その為現在(2017年1月時点)は王宮広場(国立博物館とナショナル・シアターの間)でUターンしています。

行き先表示板青板でワット・ポーのままなのを見ていますが、現在はそこまで行きません。

ノンタブリー船着場まで入るのはパークレット行のみで、王宮広場行は船着場に入りません

本数はあまり多くはありません。25~30分に一本のイメージです。


バス車種

直営ノンエアコンバス・赤バス


ルート周辺

バスの出発はパークレットのラマ4世橋へつながる陸橋下で、パークレット市場前です。この陸橋下は復路が側道反対側で終点となるので、同じ所を往路と復路が通ります。ただ、復路で終点を終えたバスは陸橋下でUターン後にいったん待機所へ行くので乗せてくれません。

Bus32 Parkret

陸橋下でUターンする所はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの最北端(上流)船着場になる「パークレット船着場」です。ここを利用するのは朝晩の緑旗船だけなので、私も乗船経験はありません。

CPX Pak Kret 2016 Sep

またこのラマ4世橋の下には対岸へ向かう渡し船が運航されています。「チャオプラヤー渡し百景12 パークレット」で詳細をエントリー済みです。

20161125 Rama4 Br 6

陸橋下側道で復路の終点となるのがスーパーTescoLotus前ですが、このスーパー横の道の突き当りが「ワット・サナームヌアWat Sanam Nuea」(画像下)です。お寺の裏から観光地「クレット島Ko Kret」への渡し船があります。船賃片道2バーツです。「チャオプラヤー渡し百景 クレット島」で詳しく書いています。

20161113 Sanam 1

Boat Ko Kret 2016 Sep

クレット島は主にタイ人に人気の観光地です。チャオプラヤー川の湾曲部をショートカットする水路を作ったために湾曲部が島(実は中州)となったもので、素焼きとお菓子の島として有名です。

Ko koret 2016 Sep

バスがパークレットの船着場や市場の賑わいある所を出てすぐ、ティワノン・パトゥムターニ通りへ右折して入ります。この通りはあまり目立った所がなく、ラッタナーティベット通りとの交差点を直進すると2016年8月に開業なったMRTパープルラインの保健省駅です。

Bus32 MRTP

パープルラインは全線全駅を歩いて全て紹介済みです。最後のエントリー「MRTパープル徹底検証12 全路線全駅紹介⑨ 最終回!」から全ての関連エントリーにアクセス出来ます。

MRT駅の真横に大きく立派な保健省の案内板?が立っていて、保健省はその案内板があるティワノン通りから100mぐらい奥に入った所にゲートがあります。

Sep30 Health 2

このゲートの先が広い公園を含んだキャンパスのような所で、病院や看護学校などが点在し、保健省自体はさらに奥なので歩いて行く気がしません。ただ、大変よく整備された広い公園で人は少なく鳥やリスが多く、公園としては穴場だと思います。

Sep30 Health 4

Sep18 Weather

バスがティワノン通りからプラチャラット通りへ右折して入り、直進すれば突き当りがノンタブリー船着場です。ここを通る全てのバス路線が往復とも船着場へ入るわけではなく厄介です。32番の王宮広場行き(画像下で紫)はノンタブリー船着場に入りませんが、復路のパークレット行き(画像下で赤)はノンタブリー市場前を過ぎるとすぐ左折して船着場に入ります。

Bus63 Nonthaburi Map

Bus32 Nonthaburi

画像上は船着場ではUターンする復路(パークレット行)32番ですが、Uターン後のバス停は少し先(ノンべカリー近く)です。ノンタブリー船着場はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの日中の終点になり、周辺はいつも大変な賑わいです。

Nonthaburi Pier 2016AUG

船着場のすぐ前には「ノンタブリ県旧庁舎Nonthaburi's Old Provincial Hall」があって、一部はノンタブリー・ミュージアムになっています。ラマ6世時代の貴重な建物ですが、痛みが目立ち保存が待たれます。

Nonthaburi Museum 2016AUG

また船着場から渡し船(3バーツ)で対岸に渡り、徒歩15分で「チャルーム・カンチャナピセーク公園Chaloem Kanchanaphisek Park」へ行けます。この公園はチャオプラヤー川に面した大変美しい所で、私的公園ベスト3に必ず入ります。「ぶらり散策ノンタブリー④ 私的ベスト3に入る公園」に詳しく書いています。

Chaloem Kanchanaphisek Park 2016SEP

東岸の船着場に戻り真っすぐ東に向かうと左に「ノンベーカリー」、地元のパン屋さんですがケーキが人気でいつも混雑しています。種類が多くて安いので人気があります。最近は私もここへ行けば買って帰るようになりました。

Nonthaburi Bakery 2016AUG

ノンべカリーのすぐ横の短い路地奥がノンタブリー県刑務所で、面会の人が時間になると多く待っています。実は、その北側は「バンクワン刑務所Bangwang Central Prison」で重罪受刑者用の刑務所です(入口は別で離れています)。

Bangkwang Prison 2016Aug

ノンタブリー市場はこの周辺で最も混む市場でしょう。ノンタブリーの渡し船を見ていても市場帰りの人を多く見かけます。町の中心部に刑務所があるのですが、この市場がエネルギッシュな町の中心です。

Nonthaburi Market 2016AUG

バスはピブーンソンクラム通りでチャオプラヤー川東側をラマ7世橋近くまで南下します。途中、純白の大きな仏塔が印象的なお寺「ワット・ケーマー・ピラターラームWat Khema Phirataram」前を通ります。

Wat KhemaPhirataram

ラマ7世橋東側を通りプラチャラット・サイ1通りに入ります。ラマ7世橋の隣には鉄道専用橋がありますが、この橋は昔ラマ6世橋と呼ばれてチャオプラヤー川に最初に架けられた大橋です。その後に鉄道専用橋になり、その隣に新ラマ6世橋が作られラマ7世橋と命名されました。また、現在はSRTライトレッドライン、高速道路の橋もすぐ横で建設中で4本の橋が並ぶ大変忙しい所です(笑)

Rama7 Bridges 2016 Sep

プラチャラット・サ1通りはMRTブルーラインのバンスー駅からの延伸部で、バンポー駅Bang Pho駅下を横切ります。MRTブルーライン延伸部のこの区間は「MRTブルーライン延伸部を歩く 2」でエントリー済みです。

May17 Bang Pho 1

バスはプラチャラット・サイ1通りからサムセン通りに入ります。サムセン通りSoi28を入ったオンカラックSoi13には「花文化博物館The Museum of Floral Culture」があります。静粛の大人の上品な空間で私的に大好きな博物館です。

FloralCulture 1

サムセンSoi11や13の奥には観光的には全く話題にもならないでしょうが、周囲とは異なった独特の雰囲気を持つ地があります。アユタヤ時代にナーラーイ王からカトリック聖職者に与えられた土地で、最初に小さな教会が建てられたのが1674年とか。それって現チャクリー王朝がラタナコーシン島(現バンコク旧市街)に王宮を建てたずっと前の時代です。

Coception Church 2016 Sep

続いて国立図書館前を通ります。国立図書館については「本を友に。タイの貸本屋と国立図書館」で詳細をエントリーしています。

Library

バスが国立図書館前を過ぎたらすぐにテウェスです。テウェスは生鮮市場、植木市場、学校、お寺と賑やかな所です。またカオサン地区の北に位置しますが、落ち着いた雰囲気のゲストハウスに食堂・カフェも多く、カオサンより居心地が良さそうに思えます。

Bus 23 Market

Bus32 Thewet

テウェスの中央を流れるパドゥン・クルンカセーム運河の上では魚が干されています(笑) 画像左がテウェスの生鮮市場で、右が植木市場で後方が船着場です。

Bus 23 Cannal

運河がチャオプラヤー川に合流する所がテウェス船着場でチャオプラヤー・エクスプレスのオレンジ旗が停まります。またここにもチャオプラヤー対岸二ヶ所に向かう渡し船もあります。「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6」と「チャオプラヤー渡し百景8」で詳細を書いています。

Bus 23 Pier

バスはパドゥン・クルンカセーム運河を渡りますが、橋を渡り運河沿いを南東に行くと、2016年9月に始まったばかりのパドゥン・クルンカセーム運河ボートが運航されています。テウェスからバンコク中央駅ことファランポーン駅までで現在無料です。「BKK旧市街に新しい運河ボート」で詳細をエントリー済みです。また、現在全ての船着場を紹介中です。

Sep09 Boat 3

テウェスを過ぎるとカオサン地区です、ここから王宮広場までは往路と復路がかなり異なります。また規制が多い地区なので(特にプミポン前国王崩御2016年10月から1年間は)ルートがよく変わります。現在のルート詳細図を作成しました。

Bus32 Map Detaile

--往路--

カオサン地区でチャクラポン通りに入ると左はバンランプー市場で、安い服が多く売られいますがその存在感は薄いように思えます。ただバンランプー市場そばのワット・ボヴォニベートは大好きなお寺です。

Khaosan

チャクラポン通りでワット・ジャナソンクラーム・ラーチャウォラマヴィハーンWat Chanasongkhram Ratchaworamahawihan前はカオサン通りの西端です。昔と違って安宿と情報を求めてのバックパッカーは少なくなり、観光地化しています。

Khaosan 3

またワット・ジャナソンクラーム・ラーチャウォラマヴィハーン近くには観光客でも体験できるムエタイジムがあります。「カオサン周辺とムエタイジム」でエントリーしています。

Boxing 3

カオサン地区を抜けるとラチャダムヌンクラン通りRatchadamnoen Klangを民主記念塔のロータリーに向かいUターンします。そして国立劇場Natinal Theatreと国立博物館前の中間が現在の暫定的な終点(起点)です。

Front

Bus32 Sanam Luang

--復路--

復路は国立劇場からピンクラオ橋の下を通り、プラ・アーチット通りを走ります。この通りでは「 プラ・アーチット(バンランプー)船着場」のそばに停まります。関連エントリーは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証5 観光ハイライト」などがあります。

CPE

プラ・アーチット通りではブラスメン砦とバンランプー博物館前を通り、サムセン通りへと左折して、往路と同じルートになります。

Pom Pra Sumen 2016OCT

Banglamphu Museum 2016 OCT

いかがでしょうか、実はエントリー直前になって国王崩御による王宮エリアの規制が始まり、かなりルートが右往左往しました。今は上記の通りで落ち着いているのですが、まだしばらくこの暫定ルートが続くと思うので、取りあえずエントリーをしておきます。たぶん2017年10月には元に戻るか、また変更になるかだと思います。

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2017.01.21 | コメント(3) | バンコク路線バス

コメント

Re: オートーコー裏、渡し船

非表示設定でコメントを頂いています。

渡し舟に乗られた方からです。周辺の下町風情も含んで楽しまれたようです。
そして・・・運河沿いのワット・パイソン側ではお父さんたちがビールを飲んでいたそうですが、私が見た時も昼から飲んでいました(笑) きっと毎日あの綺麗とは言えない運河を見ながら、昼から飲んでいるのでしょう・・・いやぁ~羨ましいですね。

2017-01-21 土 19:55:19 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

参考になりました。

この前、コークレットへ行ったとき、利用したかったバスですが、本数が少ないようで見かけませんでした。
王宮行は船着場へ入らないんですね。外を見ていて、市場が見えたら降りないとだめですね。
それに、観光客には関係ないですが、コークレットの渡し船は深夜早朝は2Bではないようです。

2017-01-22 日 09:52:05 | URL | booonsak #WFf5cCDo [ 編集 ]

Re: 参考になりました。

booonsakさん

コメントありがとうございます。

本数が少ないのは本文記載の通りです。記載はしていませんが、無料バスが多くある路線です。



2017-01-22 日 11:06:30 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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