39番 バンコク不完全バスガイド

2017年2月25日、最新更新日2017年5月4日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

タラートタイTalat Thai ~ パホンヨーティン通りPhahon Yothin ~ フューチャー・パークFuture Park ~ パホンヨーティン通りPhahon Yothin ~ サパーンマイSaphan mai ~ ラックシー・モニュメント Lak Si Monument ~ バンケーンBang Khen ~ セントラル・ラップラオCentral Lat Phrao ~ BTSモーチット駅BTS Mochit St. ~ 戦勝記念塔Victory Monument

Bus39 Map

バンコク北部パトゥムターニ県にあるタイ最大(おそらく東南アジア最大)の卸売市場タラートタイと戦勝記念塔を結ぶ路線です。

本ブログ内容は直営バスのルートですが、往路と復路でタラートタイ周辺がかなり異なります。

直営バスにはランシットバス車庫発着便があります。


バス車種

直営エアコンアバス・オレンジ
    Bus39

委託ノンエアコンバス (タラートタイに行けた事はないです)
    Bus39 Private

委託ノンエアコン・ミニバス(カセサート大学獣医動物病院前~フィーチャー)
    bus39 Mini


ルート周辺

バスの出発はパトゥムターニ県にあるタラートタイです。巨大な卸売り市場の一番奥で路駐して出発を待っています。

Bus39 Tarat Thai 1

タラートタイは間違いなくタイで最大の青果卸売市場だと思います。私が見た限りでは東南アジアでもこれほど大きな青果市場を見た事がありません。バス通りの両側に大きな体育館のような建物がいくつも並んでいます。「最大級に面白い、東南アジア最大級卸売市場タラートタイ」で詳細をエントリー済みです。

Tarat Thai 2017Feb 1

Tarat Thai 2017Feb 2

ここでは果物や野菜の種類ごとに売り場がまとまっているのですが、スイカならスカイだけの売り場で先が見えないぐらいの大きさです。

Tarat Thai 2017Feb 3

バスが起点を出発するとしばらくはタラートタイの中央の通りを西へ向かいます。タラートタイ内だけでバス停は3~4個あるでしょうか、そこを抜けるとタイの1号線パホンヨーティン通りに突き当り左折して南下します。

Bus39 Tarat Thai 2

パホンヨーティン通りの反対側はタマサート大学ランシット・キャンパスも隣接するサイエンス・パークで学術機関が集中してあります。往路のバスはそこには入らずパホンヨーティン通りを南下しますが、復路のバスはタマサート大学とNSTDA(National Science and Technology Development Agency)の間にある小さなロータリーまで行きます。

Bus39 Thammasart

タマサートには王宮そばのタープラチャン・キャンパスTha Prachan、このランシット・キャンパス Rangsit Centerの他にパタヤ・キャンパスPattaya Learning Resortとラムパーン・キャンパス Lampang Centerがあるようです。ランシット・キャンパスにもタマサート大学のシンボリックな時計台をモチーフとした建物があり、復路のバスは前を通ります。

Thammasart Rangsit

復路のバスは画像上のタマサート大のキャンパスバスが写っている所で向きを変えて、パホンヨーティン通りに出てからいったん北上。Uターンブリッジを使い南下してタラートタイに入ります。

Bus510 Thammasart 2

Bus39 Map TaratThai

往路のバスに戻り・・・パホンヨーティン通りを南下するバスは、すぐに近代的なフォルムで強い印象を与えてくれるバンコク大学ランシット・キャンパスBangkok University Rangsit Campusの前を通ります。

Bangkok University Rangsit

私立のバンコク大学はクロントゥーイにキャンパスがあるのは知っていたのですが、いつの間にかランシットに大きなキャンパスを作ったようです。調べてみると東南アジア陶磁器博物館Southeast Asian Ceramics Museumがあるようなので、近く行くつもりでいます。

次にバスはランシットで非常に大きなショッピング・モール「フューチャー・パーク」前を通ります。関連エントリー「フューチャー・パークへ 最大級ショッピングモール」です。画像の39番はミニバスです。

Bus39 Future

Future Park 1

フューチャー・パークを過ぎてパホンヨーティン通りを南下し、ウィパワディーランシット通りとの三叉路にあるのが「ナショナル・メモリアル Nation Memorial」です。下の画像にはドンムアン空港へ着陸する飛行機が写っていますねぇ~ 機上から見た事がある人もおられるのでは?

Natinal Memorial 2016 Jun

ナショナル・メモリアルを日本語訳すると戦没者記念塔(館)あるいは戦没者慰霊塔(館)が良いように思えます。外に置かれた兵器は別にして、二つの建物内の展示はタイの歴史を知る上で価値があると思っています。画像は広島原爆投下と日本の敗戦についての説明です。

Natinal Memorial Inside 2016 Jun

バスはナショナル・メモリアルの前の三叉路でパホンヨーティン通りを直進するのでドンムアン空港前には行きません。この三叉路過ぎでナショナル・メモリアルの反対側にはスポーツ競技場「トゥパテミー・スタジアムThupatemee Stadium」があります。別名「空軍スポーツ・スタジアム」で空軍所属のサッカークラブチーム「エアフォース・セントラル AIR FORCE CENTRAL FC」の本拠地です。

July08 Air Force Stadium 3

空軍スタジアムがあるラムルッカ交差点Lam Lukkaから少し南へ行けば、現在BTSモーチット駅からのパホンヨーティン通り上延伸工事の最北端です(この先で方向を変えます)。この辺りに「N24クーコット駅」が出来るはずですが、現在はその姿を確認できません。いずれにしてもここから「N13カセサート駅」までずっとBTS延伸工事中のパホンヨーティン通りを走ります。

BTS Ku Kiat 2016July

この辺りはドンムアン空港の裏側になり、空軍の施設が続きます。下の画像は「王立タイ空軍航空公園Royal Thai Air Force Aviation Park」です。この公園の通りの反対側はタイ空軍本部で、公園の奥はタイ空軍アカデミーとタイ空軍の本拠地ですね。「タイ空軍博物館と航空公園」でエントリー済みです。

Aviation Park 2

Bus39 Air Force

続いてあるのが「タイ王立空軍博物館Royal Thai Air Force Museum」ですが、ここはバンコクに数ある博物館の中でもお勧めの所。無料で広い敷地に触り放題の航空機、兵器と言うよりタイでの航空機の歴史も学べます。「ここは面白い!空軍博物館1」でエントリー済みです。

Air Museum Front

画像下のミニバスは復路のバスですが、ちょうど空軍博物館内から撮ったものです。

Bus39 Museum

空軍博物館を過ぎるとパホンヨーティン通りで最も庶民の賑わいがあるサパーンマイです。ここはサパーンマイ市場とも呼ばれる「インチャロン市場Ying Charoen Market」が町の中心です。

Aug05 Saphan Mai 2

タイ国政府観光庁のサイトによると・・・バンコク郊外にある最大の私設市場で、総面積15,000平方メートルの敷地に約1,600店が軒を連ね、プロの料理人から家庭の主婦まで1日2万人のお客さんでにぎわうこの市場だそうです。すごいですねぇ~

Aug05 Market 5

観光庁が言っているのは少し大げさのように思えますが(笑) バンコクの市場の多くを見て来た私もこの市場の賑わいには驚きます。クロントゥーイを除けば広さと賑わいはミンブリーが一番でしょうか。次がここかバーンカピかバーンケーでしょう。

Aug05 Market 1

また昔話になりますが、インチャロン市場の裏にはラップラオ運河からの運河ボートが運航されていました。サパーンマイからサパーン・クローンタン間で、なんとクローンタンでセンセープ運河ボートと接続していたのです。

Saphan Mai 2016July

さらにバスは南下してラックシー・ロータリーを地下道で直進します。このロータリーを過ぎると大きく白い仏塔が印象的な「ワット・プラシーマハタトゥ Wat Prasri Mahadhat Worawihan」があります。

Wat Prasri Mahadhat Worawihan

空軍博物館あたりからからカセート交差点までは見飽きるほどBTS延伸工事が続いています。近い将来BTSが延びるとバス運行も大きな変化が起きるでしょう。BTS延伸に関しては「BTSモーチット駅先延伸部を歩く8 最終工事区間へ」から全ての駅と沿線にアクセス可能です。

July03 Sena Nikohom 1

パホンヨーティン通りのこの辺りは軍関係の施設が続きます。そんな中でスィーパトゥム大学バーンケン・キャンパス前を通ります。

Sripatum University

上の画像で見難いのですが、大学ロゴがピンク色の蓮の花になっています。なぜかこの辺りはピンク色が多く、大学裏にあるバンブア運河(ラップラオ運河の北)沿いのワット・バンブアはど派手なピンク色に染まったお寺です。

Jun17 BangBua 1

ミニバスはカセート交差点手前のカセサート大学獣医動物病院前(画像下)でUターンして復路へと戻ります。復路ではフィーチャーを過ぎたらUターンします。

Bus39Mini Kaset

同じくカセート交差点の手前、北西角にあるのが「バンコク・アクアリウム(水族館)Bangkok Aquarium」。淡水魚に関しての貴重な研究が行われているようです。

Jun23 Aquarium 4

カセート交差点はエントリー時点(2017年2月)でBTS工事で直進出来ず、左折してカセートナワミン通りを2㎞以上東に行ってUターンして戻ります。無駄な寄り道をしてやっとカセート交差点に戻ると現在バンコクでも最も激しい渋滞区間に入ります。ラチャヨーティーン交差点の陸橋をBTS高架を通すために撤去したからで、BTS高架工事と陸橋撤去跡(2017年2月時点で撤去済み)で大変な事になっています。

Bus39 Ratchayothin

ラチャヨーティーン交差点過ぎの印象的なエレファント・タワー前を通り、これも何だか分からないヨーロッパの廃城とゴーカートコース前を走ります。ここも「気になるスポット1 パホンヨーティン通り」でエントリー済みです。

Elephant

Jun17 Chateau

パホンヨーティン通りとウィパワディーランシット通りが英語のエックス「X」状に交差する所、そこへ東から来たラップラーオ通りが突き当たり五差路です。そこには巨大なショッピングモール「セントラル・プラザ・ラップラオCentral Plaza Radprao」がランドマークになっています。MRTパホンヨーティン駅もあります。

Jun26 Central Lat Phrao

五差路を越えたらBTSモーチット駅/MRTチャトゥチャックパーク駅前を走ります。ここではウイークエンド・マーケットとして観光客にも人気の「チャトゥチャック」、週末の夜には「JJグリーン・ナイトマーケットJJ Green Night Market」も開かれます。

Jatujak

JJ Green Night Market

モーチット駅からはBTS高架下をパヤタイ駅まで走ります。次のサパーンクワイ駅の周辺は見どころたっぷりです。「切手博物館」の前を通り、お守りの「プラクルアン市」はモーチット駅近くまで道路沿いに広がっています。

Market 4

サパーンクワイ交差点を過ぎてすぐの所には、レストランを一か所にまとめたアーケード街「アクアAQUA」が最近オープンしました。歩いていても見過ごしてしまうような小さな所ですが、ビール専門店やイーサン料理もあってちょっと気になっています。

Bus074 AQUA

やがてバスは戦勝記念塔のロータリーに入り、ロータリー内でUターンして終点です。バスから往路の乗客が降りると、あまり休むことなく復路へと戻ります。

Bus63 VM Map

Bus39 VM

昨年2016年10月に戦勝記念塔周辺から300㎞以内の各地に出ていたロットゥーが北・南・東バスターミナルへ移動しましたが、その代わりに現在は近距離のロットゥーが戦勝記念塔のロータリーに沿って発着しています。「戦勝記念塔発着ロットゥー調査②全路線紹介」と「戦勝記念塔発着ロットゥー調査③全路線紹介」で詳細エントリー済みです。

VM Mini Van 2017Apr

いかがでしょうか、BTS高架工事区間は激しい渋滞なので使用を避けたい現在ですが(たぶん2018年ぐらいまでは続くかも)、タラートタイへは一度は行く価値があります。その時はフューチャー・ランシットまで510番や538番を使って乗り換えすると良いでしょう。

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2017.02.25 | コメント(1) | バンコク路線バス

コメント

Re: タイトルなし

非表示コメントを頂いています。

まず、私の持病をご心配頂きましたが、まぁ持病なので・・・大丈夫です。
いずれにしても、ありがとうございます。今は辛抱時期ですが、また、街歩きを再開したいと強く思っています。

それより、足を怪我した中でのご旅行だったようで、戻られたら十分に怪我を治されてください。

11番のバスは・・・最初に黄色委託エアコン車に乗ったのだと思います。委託バスはタラート・イアム(プラカノン運河がある)へ行かないでシーナカリン通りを高架で越えて直進しますから。直営の赤バスだと行くのですけど、分かり難いですよねぇ。

その後の行程も拝見しましたが、行く所が私と同じようで決してメジャーな所でないのに、路線バスを使いこなされているし、感心しました。

こうしたご報告が一番の励みになります。本当に感謝です。

また、ご旅行中に少しでも気になった事、分かり難かった事など・・・遠慮なくコメントして下さい。私も学べるし、知らない事も多いかと思います。

2017-02-25 土 10:31:21 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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