28番 バンコク不完全バスガイド

2017年9月14日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

新南バスターミナルSouthern Bus Terminal(Sai Tai Mai) ~ ボロムラチャチョナニー通りBorommaratchachonnai ~ チャラン・サニットウォン通りCharan Sanitwong ~ シリントン通りSirindhorn ~ クルントン橋Krung Thon Bridge ~ ラチャウィティ通りRatchawithi ~ 戦勝記念塔Victory Monument

Bus28 Map

本路線の本来は南バスターミナルと北バスターミナル(あるいはラチャヨーティーン)を結ぶ路線ですが、実際は新南バスターミナル(あるいは旧南バスターミナル)と戦勝記念塔の運行がほとんどです。

私自身はモーチット駅前でラチャヨーティーン行(画像下)を見た事はあるのですが、朝晩だけなのか、日中は2~3時間見ていても戦勝記念塔止りばかりなのが実態です。

Bus28 Mochit

旧南バスターミナルと戦勝記念塔間だけなら本数は多く、10分に1本はあるように思えます。


バス車種

委託エアコンバス・黄色(胴短) 旧南バスターミナル~戦勝記念塔間運転13バーツ均一
    Bus28 Aircon Yellow

委託エアコンバス・青と黄色
    Bus28 Aircon Blue

委託ノンエアコンバス・青色
    Bus28 Non-aircon


ルート周辺

出発はプーケット、サムイ島などタイ南部とナコーンパトム、カンチャナブリーなどタイ西部行きの長距離バスが発着する新南バスターミナルの東(下の画像の左)です。長距離バス発着ターミナルからは徒歩3分ぐらいですが、最近(2017年8月)位置が変わって少し近くなりました。

Southern Bus Terminal

Bus28 South Bus Terminal

バスが出発するとすぐにボロムラチャヨンニー通りを東に向かえないので、南に行ったり北に行ったり複雑な動きをしますが、まぁ仕方ない所でしょうか。バスは大幹線道路のボロムラチャヨンニー通りに入り速度を上げて走ります。

Bus28 Taling Chan

バスはボロムラチャチョナニー通りを東に向かいますが、バンコクノイ運河を渡る橋の上からは高速道路が北に見えますが、その下にはSRTの新線ライト・レッドラインがすでにこの区間は工事を終えています。ライトレッドラインに関しては「新線ライトレッドライン④ タリンチャン駅」から全線全駅に遡れます。

20170117 Taking Chan 1

20170117 Taking Chan 5

バンコクノイ運河を渡った所が旧南バスターミナルで、以前はここがタイ南部への長距離バスターミナルでした。2007年に上記の新南バスターミナルが出来ると共に使われなくなり、2016年10月までは画像下のように廃墟のようでした。

Bus Terminal

私が昔、旅人だった時は週末の度にバスや鉄道で旅をしていました。そんな旅の中で知ったのが、当時欧米人に人気が出始めたばかりのトラン諸島、シミラン諸島、スリン諸島で、そこへの出発がここでした。下の画像は2000年頃の南バスターミナルです。

Bus Terminal 2

薄暗く狭いバスターミナルに荷物をたくさん抱えた人たちがじっとバスを待つ、その中でうごめく様なエネルギーを全身で感じ、熱気と湿度でシャツが肌にまとわりついていたのが昨日のように思えます。「懐かしの南バスターミナル」でその頃の事を書いています。画像下は昨年(2016年4月)の南バスターミナルです。

20170413 South 2

そんな昔の思いでがありながらも廃墟のようだった南バスターミナルですが、2016年10月に戦勝記念塔、民主記念塔、ピンクラオ、ウォンウィエンヤイなどにあったロットゥーの発着場所から(バンコクから見た)タイ西部と南部方面がここに集まり、ロットゥーの発着拠点になっています。

20170413 Terminal 1

ただ(旧)南バスターミナルはボロムラチャチョナニー通りがバンコクノイ運河を越える陸橋横にあり、戦勝記念塔方面行きの28番は陸橋を走る為にターミナルの手前か過ぎた所で降りる必要があります。詳しくは「南バスターミナル徹底解剖」でエントリー済みです。

20170413 Map 1

戦勝記念塔発ではこの(旧)南バスターミナルまでの短区間運転が多く、この場合はターミナル前で降りれます。

Bus28 South Terminal

Bus28 Old Terminal

ボロムラチャチョナニー通りが南東に向きを変えてすぐ大型ショッピングモールが続きます。「ザ・センス・ピンクラオThe Sense Pinklao」はオープンが2年前ぐらいでしょうか、中にラーメン屋さんとかどこも同じような店があるのですが、近くにセントラルがあるのでなかなか厳しいように思えます。

Sence Pinklao 2016 Oct

同じ並びですぐ近くにはピンクラオのランドマーク「セントラルプラザ・ピンクラオ」です。バスやロットゥーも集中し多くの人が行き交っています。(画像下の28番は復路のバスです)

Bus28 Central Pin Klao

バスはチャラン・サニットウォン通りとの交差点で左折しますが、この交差点からMRTブルーラインはバンスー駅からの延伸高架工事下を走ります。ピンクラオ通りの二重立体交差点の更に上をMRT高架が走ります。MRTブルーライン延伸工事でこの辺りは「MRTブルーライン延伸部を歩く 4」で詳細エントリー済みです。

Jun05 MRT1

この交差点を過ぎてすぎるとボロムラチャチョナニー通りはピンクラオ通りと名を変えます。従ってバスはピンクラオ通りを走らないのですが・・・ピンクラオ、日本人には覚えやすい名ですが、ラマ4世時代の副王で(私が酷評している)国立博物館にピンクラオ副王のお部屋が展示してあったと思います。ラマ4世も日本人にはお馴染み通りですね。タイでは禁止されている劇「王様と私」の時代でもあります。

Bus28 Borommaratchachonnai

バスが左折する交差点の少し先にはローカルデパートの「パタデパート PATA Department Store」があります。昭和の雰囲気を持つ古いデパートです。

Jun05 Pata 1

またこのパタデパートの6階7階には「パタ動物園 PATA Zoo」があり、緩~いタイの動物園を満喫できます。「ローカルデパート内の動物園 PATA Zoo」で詳細をエントリー済みです。

Jun05 Zoo1

チャラン・サニットウォン通りではずっとMRT高架工事下を走ります。チャラン・サニットウォン通りSoi42の奥はWat Kharueha Bodi。ラマ8世橋の近くにあって、ここも渡し船でチャオプラヤ川反対側のテウェスThewetまで行けます。

Bus28 Sirindhorn

May19 Ferry 2

チャラン・サニットウォン通りとシリントン通りとの交差点で右折、ラチャウィティ通りに入りチャオプラヤー川のクルントン橋を渡ります。ラチャウィティ通りは昔「サンヒ通りSang Hi」と呼ばれていたそうです。その意味は中国語で「縁起の良い喜び」のようです。

Bus28 Krung Thonburi 1

橋の説明板によるとクルントン橋は一般的にはサンヒ橋とも呼ばれているそうです。今は老朽化が進み大型車の通行を規制していますし、橋桁も低く画像のようにだるま船でもギリギリなので、大型船の通行に障害があるでしょう。詳しくは「チャオプラヤー名橋奇覧⑩クルントン橋」でエントリー済みです。

Krung Thon Br 2016 AUG

クルントン橋右岸(西側)の下はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場「N16 右岸 サパーン・クルントン Krung Thon Bridge(Sung Hi)」があって、日中にメインで走るオレンジ旗船が停まります。「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」で詳しく書いています。

Krung Thon Pier 2017Jan

チャオプラヤー川を左岸(東側)に渡った先の南側には私的に好奇心を刺激される地が広がっています。サムセンSoi11や13の奥で、観光的には全く話題にもならないでしょうが、周囲とは異なった独特の雰囲気を持つ地があります。アユタヤ時代にナーラーイ王からカトリック聖職者に与えられた土地で、最初に小さな教会が建てられたのが1674年とか。それって現チャクリー王朝がラタナコーシン島(現バンコク旧市街)に王宮を建てたずっと前の時代です。

Bus28 Krung Thonburi 2

Coception Church 2016 Sep

ラチャウィティ通りに戻りサムセン通りとの交差点を越えれば、そこはドゥシット地区です。多くの見どころがありますが、バスは「ウィマンメーク宮殿(ラマ5世博物館)Vimanmek Mansion Palace(Vimanmek Mansion Museum)」前を通ります。現在(2017年7月)は改修工事中で閉鎖されていますが、全てチーク材の3階建て木造建築で大変興味深い施設です。

Vimanmek Mansion 2016 AUG

ウィマンメーク宮殿の南側は「旧国会議事堂(アナンタ・サマーコム宮殿)Ananta Samakhom Throne Hall」で、その前にはラマ5世騎馬像があります。

Ananta Samakhom 2016Aug

Ananta Samakhom Rama5

ウィマンメーク宮殿の隣が「ドゥシット動物園Dusit Zoo」で、バスは2番ゲートの前に停まります。この動物園の見どころ・・・何でしょう(笑) 私的には2階から見るキリンさんが好きです。手が届くような所で餌を食べているのが見られます。

Dusit Zoo Giraffe

動物園過ぎからラチャウィティ通りは渋滞が多くなり戦勝記念塔が目の前です。多くのはバスは戦勝記念塔が終点ですので、ロータリー内を一周してラチャウィティ通りへ戻る手前が終点のバス停です。

Bus28 VM 1

Bus28 VM 2

昨年2016年10月に戦勝記念塔周辺から300㎞以内の各地に出ていたロットゥーが北・南・東バスターミナルへ移動しましたが、その代わりに現在は近距離のロットゥーが戦勝記念塔のロータリーに沿って発着しています。「戦勝記念塔発着ロットゥー調査②全路線紹介」と「戦勝記念塔発着ロットゥー調査③全路線紹介」で詳細エントリー済みです。

VM Mini Van 2017Apr

いかがでしょうか、冒頭に書いたように戦勝記念塔~モーチット駅・北バスターミナル・ラチャヨーティンの区間が定かでないのが残念ですが、この区間を走る他路線も多くあって特に28番に乗る理由も無いのが事実です。

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2017.09.14 | コメント(2) | バンコク路線バス

コメント

楽しく拝見しています。

おはようございます(^^)/
南バスターミナルから高速バスでプーケットに一度は行ってみたいです(^^♪
前回の水の話は大変興味深く拝見しました!(^^)!

2017-09-14 木 10:11:25 | URL | matu #- [ 編集 ]

Re: 楽しく拝見しています。

matuさん

コメントありがとうございます。

更新への励みになります。
水の話は・・・もっと世界各地の話を書きたかったのですが、それだけでブログを一か月は続けられそうなので止めました(笑)

2017-09-14 木 10:54:44 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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