1196番 バンコク首都圏地方バス不完全ガイド

2018年1月19日

これはバンコク首都圏でのBMTA(バンコク大量輸送局)管轄以外の路線バス(以下、地方バス)についてのエントリーです。路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク首都圏の路線バスは非常に複雑です。BMTA管轄路線バスは直営と委託があって(私の経験で)205の系統番号があります。同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。全く同じ番号で行先が5カ所と全く異なるケースすらあって、それらを数えたら300以上の路線があると私は思っています。

何の資料も見る事無く、その路線全てを全区間・行き帰り・会社別・ルート別で全て乗って、それをブログで全て書くのに2年半かかりました。複雑で変化が激しいタイの路線バスだからこそ自らが実際に全ての区間に乗って経験する事に拘りました。

BMTA管轄路線バス以外に、首都圏には地方バスもあります。

ネットで調べるのを避けている私にとって地方バスは暗闇で手探り状態です。BMTA管轄路線バス以上に自由ですし、地方バス故になかなか乗ること自体が難しく、乗ったら何もない田舎の野原に着いた・・・なんて事もあって、「分からない」「乗れない」「つまらない」の三重苦でブログに書かないつもりだったのですが・・・

地方バス全ての路線を書けません。全区間・往復乗らない路線もあります。中途半端になるのは分かっていますが、私の経験をブログと言う形で記録に残せたら・・・もしかしたら他人様の何かのお役に少しはなるかも知れないと思うようになりました。

地方バスは特にですが、変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。時間帯による運行の違いもあるかと思います。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。地方バスはBMTA管轄路線バスの下にあります。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

行先表示:
パークナム ปากน้ำ ~ シーイアム ศรีเอี่ยม

ルート:
パークナムPak Nam ~ スクムビット通りSukhmvit ~ シーナカリン通りSrinakarin ~ ワット・シーアムWat Sri Iam(シーナカリン通りとバンナー・トラート通りのジャンクション)

Bus1196 Map 1

サムットプラカーン県の県庁所在地パークナムからシーナカリン通りを走り、バンナー・トラート通りとの交差点(終点だけがバンコク都)までの短い路線です。

BMTA管轄直営バス145番のルートの一部(パークナム~ワット・シーアム間)とほぼ同じルートを走ります。またソンテウとロットゥーの1196番もほぼ同じルートを走り、全車ではありませんが少し先のシーコン・スクエアまで行きます。

料金は一律8バーツで行先を言う必要はありません。本数は地方バスでは普通か少し多い方で平日昼でも20~30分に一本はバスがあります。ソンテウと合わせると10分に一本はあるように思えます。


バス車種

ノンエアコン中型バス

Bus1196 Outside

Bus1196 Inside

参考までに1196番のソンテウとロットゥーです。

Van 1196

Songtew 1196


ルート周辺

バスが出発するパークナムはチャオプラヤー川の河口の町です。サムットプラカーン県の県庁所在地でもあって、サムロンと並んで県下で最も賑わいのある町です。

Bus1196 PN 1

その中でバスの起点(終点)は建設中の「パークナム展望タワーPaknam Observation Tower」のすぐ横で、「ワット・ピチャイ・ソンクラームWat Phichai Songkhram」の横でもあります。

Bus1196 PN 2

このパークナム・タワーは179.55メーターだそうですが、後45センチは何とかならなかったのでしょうか(笑)そして展望台とレストランが出来るそうですが、チャオプラヤー川がタイ湾に出合う所なので、さぞ見晴らしは素晴らしい事でしょう。

Pak Nam Tower 1

私がロングステイを始めた2015年末の開業予定でした。昨年クレーンが撤去されたので、今年2018年末ぐらいには・・・BTS延伸部開業待ちかも。

Pak Nam Tower 2

そしてこのタワーは画像の通り刑務所跡地に作られていて、目の前にBTSサムローン駅先延伸部の高架がスクムビット通り上を通っています。BTSやMRTの新線・延伸に関しては全駅全区間を紹介していますが、この区間に関しては「全て見せますBTS延長部と新駅3」でエントリー済みです。

Pak Nam Tower 3

パークナム・タワー横を出発したバスは大きくタワーを回るようにしてスクムビット通りへ入ります。ちょうどその交差点が画像上です。ところで起点で出発待ちしているバスやソンテウに乗る事も出来ますが、どれが先に出るのか分かりません。そこで普通は画像下のバス停で待ちます。この先のスクムビットとの交差点近くのバス停はすぐ右折するので停まらない事が多いです。

Bus1196 PN 3

Bus1196 Map 2

このバス停のすぐ近くがパークナム市場こと「ウィブーンシー市場Vibun Si」です。当たり前過ぎますが、魚介類の豊富な事ではバンコク周辺の中でもぴか一でしょう。イカに海老や貝類専門店もあるのと乾物を扱う店も多いです。

Pak Nam Market 1

Pak Nam Market 2

Pak Nam Market 3

この市場奥にはチャオプラヤー川で一番下流の渡し船があり、対岸の「プラ・サムット・チェーディー船着場Phra Samut Chedi」を結びます。船は渡し船の中では大きな方ですが、実際にお客が乗る所は平底でなく横に渡された板の上に腰掛けるスタイル。2018年1月時点で5.5バーツです。

Pak Nam Boat

Phra Samut Chedi 1

プラ・サムット・チェーディーの仏塔はサムットプラカーン県の県章にもなっています。またピースアサムット島へ吊り橋で渡ると「ピースアサムット要塞Phi Seur Samut Fort」があります。「首都防衛要塞を行く②プラサムットチェーディー」で詳しく書いています。

Phra Samut Chedi 2

プラ・サムット・チェーディーから大型ソンテウに乗ると、チャオプラヤー川河口に造られた「プラ・チュラチョームクラオ要塞Phra Chulachomklao Fort」へ行けます。ここには元練習艦メークロン号が置かれています。

Phra Chulachom klao Fort 1

前記のピースアサムット要塞を含め、西洋列強の脅威を感じ始めたラマ5世(1868~1910年)統治下に海から攻めて来る敵から守る為、チャオプラヤー河口から王宮近くまでのチャオプラヤー川沿いに整備し造った要塞で、「首都防衛要塞を行く⑤プレーン・ファイファー要塞 Season1最終回」から詳細エントリーにたどれます。

Phra Chulachom klao Fort 2

さてパークナムのバスに戻って・・・バスはパークナム中心部を離れサムット・プラーカーン県庁前(下の画像で時計台がある建物)の交差点でスクムビット通りに入り、再度BTSスクムビット線延伸工事高架下を走ります。

Pak Nam City 1

県庁はチャオプラヤー川にも面しており、時折大きな船が川を行き来するのが見えます。またこの辺りの川沿いはきれいに整備されており、川面を渡る風が心地よい所です。

Pak Nam City 2

今度はパークナムタワー北側を通りすぐシーナカリン通りへ入ります。アウターリングの高速道路を過ぎてテーパーラック通り手前、西側には大型ショッピングモールの「プラス・モール」と隣接した「THE OUTDOOR」があります。TescoLotusが基本で、よくある郊外の大型ショッピングモールですが・・・

Bus1196 Mall 2

Bus1196 Mall 1

天井が高くスペースが広く取ってあり、ゆったり感があります。テナント店などは全てのスペースが埋まっていて、「終わった感」がありませんし、平日なのに賑やかです。しかしこの先にあるシーコンスクエアとは違って混雑感がしないのです。全体的にごちゃごちゃした感じがしないのです。

Bus1196 Mall 3

続いてテーパーラック通りとの交差点を直進しますが、シーナカリン通りとの交差点からソンテウに乗りテーパーラック通りを東に行くと、バンプリーBigC裏にはバンプリー古市場があります。「珍景!渡し舟私的ランキング」で2位になった渡し船(橋?)もここにあります。

20171106 Bang Phli

バスがテーパーラック通りを過ぎると、2016年11月末にオープンしたばかりの複合商業施設「ジャス・アーバン・シーナカリンJAS URBAN Srinakarin」前を通ります。

Bus1196 Mall 4

Bus1196 Mall 5

やがて終点のワット・シーアムです。大幹線道路のバンナートラート通りとシーナカリン通りのジャンクションの一部が終点です。大きなジャンクションなので復路で道路反対側に行くのに複雑な動きと時間がかかります。

Bus1196 Map3

この為にバス停はないのですが、このジャンクション内で合図すればどこでも乗せてくれます。って言うか・・・地方バスの場合はどこでもバス停以外で停まってくれる場合が多いです。

画像下は終点(起点)のワット・シーアム(ジャンクション内)です。往路でここへ来たバスは道路上でUターンして、画像のように並んで出発を待ちます。後方の黄色いバスはBMTA管轄207番でここが起点でバーンカピまでの路線です。

Bus1196 Sri Iam

全線がBMTA管轄145番とほぼ同じルートを走るのですが、実は違いがここの起点にあります。145番はシーナカリン通りを陸橋で直進する為にバンナートラート通りとの乗り換えが非常に遠いのです(バス停1~2個離れている)。その点1196番は接続が楽で、バンナートラート通り上のメガ・バンナーやセントラル・バンナーへ行くバスに乗り換えできます。

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2018.01.19 | コメント(0) | 首都圏地方路線バス

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ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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