スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(5) ワット・プラケオ

チャオプラヤー川が始まる「ナコーンサワン Nakhon Sawan」、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市「カンペーンペット Kamphaeng Phet」を歩く旅の5回目です。

画像下はワット・プラケオの印象的な仏像です。
Kamphaeng Phet HP

なお、この旅は2018年5月に行ったもので、同年5月20日からブログ・エントリーし始めたものの完結せずに今に至っています。その為、情報等は全て当時のものです。このシリーズの過去のエントリーは以下の通りです。

スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(1) 序章&北バスターミナルへ
スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(2) バンコク~カンペーンペット
スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(3) カンペーンペットの町
スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(4) 歴史公園(城壁内)

さて、前回は「カンペーンペット歴史公園 Kamphaengphet Historical Park」(南側・城壁内)に午後5時の閉園直前に入り、慌ててワット・プラタートを見てすぐ隣の王宮寺院「ワット・プラケオ Wat Phra Kaeo」に行った事まで書きました。下の地図で右下(南東)の入り口から左上(北西)へ向かって歩いています。

20180701 Map 1

現在はバンコクの王宮寺院ワット・プラケオに国で最も重要な仏像「エメラルド仏 Emerald Buddha」が安置されていますが、そのエメラルド仏がたどった数奇な過去は諸説ある中で一部を前回で書いています。

20180701 Emerald

伝承?ではカンペーンペットのワット・プラケオに安置された時期があった・・・とありますが、私的にはビルマとの国境近くで城壁で囲むほど侵略を恐れていたこの地に安置したとは思えないなぁ~と私は現地で薄々感じていました。規模的にもそう大きくないですし・・・ まぁ、それでもエメラルド仏が安置された地だと信じましょう。

20180701 KPP 9

さて、ワット・プラケオはラテライト(主に基底部)とレンガ(建物の構造部や仏塔)で作られた基壇がいくつか残っていて、東側基壇(画像上)には一体の坐像(画像下)と上部が崩れた仏塔基壇が見られます。

20231030KPP1.jpg

ここの仏像だけではないのですが、多くの仏像が修復されているのでしょうがスコッタ(化粧漆喰)が完全に失われいるので、時代など全く分かりませんでした。

20231031KPP5.jpg

次の基壇には建物を支えた石柱の一部、そしてスコータイ様式の仏塔(画像下の下)があります。どこの遺跡も同じでしょうが、建物の屋根や壁が残っていないのは木造だったからでしょう。

20231031KPP7.jpg

このスコータイ様式の仏塔の東側が画像下の案内板にあった主仏堂ではないでしょうか? よく分かりませんが、ここにエメラルド仏が安置されていたのではないかと・・・

20231030KPP2.jpg

20180701 KPP 6

次の(さらに西側)基壇には一体の坐像、そしてさらに西側には印象的な三体の仏像が置かれています。

(この辺りからかなり日が傾いて来たので、写真が撮りにくくなりました。その為翌日に撮り直した画像が含まれます)

20231030KPP3.jpg

奥の一体の涅槃仏と二体の坐像ですが、この三体にはスコッタが残っているので表情が分かります。その為かこの三体だけはスコータイ様式からは少し違うように思えてなりませんでした。後の時代に作られたのでしょうか・・・

20231031KPP4.jpg

20231030KPP4.jpg

下の画像がスコータイ様式の仏像で、スコータイ歴史公園ワット・マハタートの仏像です。(頭の上の)炎の形をした髷、卵形の顔に弓状の眉毛・・・全体的には女性的と表現されることが多いようです。

20231030sukhothai.jpg

スコータイ様式の仏像の話になると、さらに長くなるので先を急ぎましょう(苦笑)

20231031KPP3.jpg

印象的な三体の仏像を後方に置き、さらに西へ向かうと上部構造物が何か分からない基壇がいくつかと、多くの小さな仏像が並んでいます。

20231031KPP8.jpg

20231031KPP10.jpg

やがて大きな仏塔の基壇が現れます。残念ですが仏塔上部は壊れているものの、基壇部の象の状態は良いものがいくつかあります。

20231031KPP1.jpg

ここがワット・プラケオの一部なのか、あるいは別な寺院跡なのか今一つはっきりしていませんが、ここが公園の西端です。もうとっくに閉園時間は過ぎているのでずっと園内は私一人です。

20231031KPP2.jpg

私以外誰もいない歴史公園、緑の木々に浮き出た赤茶けた遺跡、夕方の風が灼熱の一日が変わる頃を告げはじめ・・・少し物悲しく思える夕暮れが帰路を急がせました。

20180617 KPP 15

次回に続きます。

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2023.10.31 | コメント(0) | タイ・トラベル

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ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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