あの話はどうなった? (1) ニュースな私 & BRT

タイで以前報じられた疑しげニュースが現在どうなっているか?新シリーズの開始です。1回目はニュース好きな自分、そしてBRT(バス高速輸送システム)です。

ニュースなネタでブログを書かない
10年以上前から「ニュースなネタ」と「○○へ行って××食べた」的な事は基本的にブログで書かないと決め何度かそれを書いています。もちろんそうした内容の可否を言っているのではなく、それらを書く方も好む方も多いと言うか、ブログやSNSの大半がそうした内容で世界中溢れているのではないかと思います。

SNSとブログの違い
上手く言えませんが…(ネット上で消えていく)フロー型のSNSなら「○○行った、楽しかった」「○○食べた、美味しかった」「こんなニュースがある」でも良いでしょうが、(ネット上に情報資産として残る)ストック型のブログならその内容が情報に値するか、そしてネットでちょっと調べてコピペではなく、実体験に基づき自身の思いも書くのが必要ではないかと思うのです。個人のブログですので情報精度と言うより実体験と自身の考えで書くのが大切の意味です。

ブログと情報資産
5年以上更新出来なかったブログをネット上に残したのは、読者のリクエストも多くありましたが、そんなブログと情報資産の考えがあったからです。5年間ずっとコメントでご意見や質問を受けながら、まだ少しはお役に立っているのかなぁ・・・と思いながら。

そして今回再開したのは、そんな情報を求めて5年以上たった今でもアクセスされる方が少なくない事を知り、そうした読者の後押しも少なからずあったからです。

ではなぜブログで扱わない?
残念ですが、タイではニュースと食いしん坊的話題を上記のように意識した私がブログに書くと、多くがネガティブになりそうで(苦笑)基本的に扱わないとしたのです。 

それにニュースは本来出来るだけネタ元で知るべきです。可能な限りフィルターを避けないと「伝言ゲーム」のように中身が変わります。受け身ではなく能動的に情報を取らないと間違ったり偏った理解になります。そんな考えがあるから、たかがブログですが、わざわざニュースを扱って書くことはないなぁ・・・って。

ブログに値するか? ネガティブ(批判的・否定的・攻撃的)になってないか? アクセスを気にするあまり内容がないエントリーになっていないか? そんな事ばかり気にするのは、私が化石のように古いネットワーカーだからでしょう(苦笑)

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書かなくても実は大好きなニュースと食いしん坊ネタ
さて、そんなブログでは基本扱わないニュースも食べる事も、私は大好きと言うか人生で重要な要素です。40年以上の長い月日を過ごした中で自分自身の一部を成していたと言えるほど、日々意識して時間も費用も今でも割いています。そこまで言い切れるのは・・・

食いしん坊な事は別な機会で書くとして・・・ニュースに関しては40年以上前からから海外で暮らし働いていたので、情報をどう得るかがとても重要でした。現在のように誰もが世界中で容易にインターネットを経由して情報を得られる時代ではありません。

70~80年代のニュース
仕事上で国際的な通信手段はテレックス(長い電報のようなもの)がメインでした。基本英文で短縮した単語(例えばandをYとする)を多く使うので、慣れないと英語が分かっても解読できない事になります。オフィスで稀に国際電話は使っても、プライベートで日本へ電話したい時は交換手に申し込んで、いったん電話を切って繋がるのを待った時代です。

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20代に開発途上国で仕事をした時は現地での言葉が分からないので、短波ラジオを持って行ったものです。雑音の中からかすかな日本語を探し出すのに苦労する、そんな自らが必死に情報を取らないと島流し的存在になる時代を生きた経験が長すぎたのでしょう・・・

90年代以降のニュース
やがて数日遅れの日本語新聞が海外でも入手できるようになり、1990年代前半には画像下のようにドイツでも衛星放送JSTV(Japan Satellite TV)を大きなパラボラアンテナを設置して観られるようになりました(ニュースはNHKワールドのみ)。この頃は現地の英字新聞も合わせて読むのが習慣になり、それはタイでも継続しました。

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日本に戻った今もNHK BSの(たいていは政府系メディア(タイはMCOT)なのが残念ですが)世界のニュースを毎日2時間以上はチェックします。同時にアメリカを含めて新聞も電子版で見出しだけでもチェックしています。もちろん日本のニュースもほぼ全チャンネルでチェックし、BSで一つのテーマを深堀する番組も多く観ます。一日5時間ぐらいはニュース漬けなので、ちょっとやり過ぎかも(笑)

私がニュースで気を付けているのは、可能な限り幅広くアクセスする事で、同じニュースでも複数媒体でチェックしています。偏らず色々な角度から読み解きたいのです。センシティブ過ぎると思うのですが、ニュース自体も容易に信じないのです。

そんなわけでニュースは昔からかなり意識しているのですが・・・タイでは官から発せられるニュースの信憑性に疑問を感じる事が多いのが私の認識です。出来もしない事を勢い余って言っちゃったのかなぁ~って、まぁどこの国でもある事ですが。

年寄りの悪い癖で前置き話が長くなりました。すいません。
今日は以前(珍しく)このブログで扱った『ニュースなネタでブログを書かないのですが』などで、5年以上前に書いた内容が現在どうなっているかを検証します。出来るだけネガティブな内容にならないように(笑)

BRT(Bus Rapid Transit)廃止

バンコク都心部交通システムなのでネットに多く乗り方ガイドや路線紹介があるでしょうから、このブログでは対象外でした。それで少し説明を・・・BRTとはバスを都市型電車のように使うバス高速輸送システムで、専用レーンと改札やプラットフォームを備えた駅を有するものから、専用レーンだけが主体のものなど色々あるかと思います。

20231203BRT1.jpg

BRTは都市型鉄道に比べ導入コストと工事期間がメリットかと思いますが、現行道路上に専用レーンと駅を設置する場合では十分な道路幅が必要で、交差点が多いとBRTのみならず周辺渋滞の原因にもなりBRT自身の輸送能力と定時性をも失うことになります。要は設置は容易だが、どこに導入するかが問題だと考えます。

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南米がかなり早く導入したと思います。アジアではジャカルタ(画像上)が2004年と一番?早かったと思います。もちろん私はその2004年にジャカルタで乗りましたが(笑)、渋滞に苦しむ都市が(地下鉄やモノレールとは異なり)早く設置出来てコスト的にも有利だが、現行道路状況からアジアでは設置できる都市・道路が難しいなぁ~と思いました。

バンコクは2010年導入(画像下)ですが、ジャカルタとほぼ同じシステムで専用レーンに駅を有しています。しかし、西側部分(ラチャプルック側)は専用レーンを確保できず(全長の30%ぐらいかなぁ)、BRTの利点を完全に活かせない中途半端なものになっています。

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バンコクではサトーン~ラチャプルック間で試験走行が始まったのが2010年ですが、2017年早々には乗客数減少と経済損失の為2017年4月廃止のニュースがバンコク都庁から流れました。そのニュースは単発ではなく何度か繰り返されたので本気度を感じながらも、2018年でも廃止されず私は帰国しました。

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当初計画は5路線だったのが、サトーン~ラチャプルック間の1路線になったのはなぜか?私の推測はBRT設置に適した道路がそこしか無かったのだと思います。この唯一のBRT路線の70%近くがナラティワート・ラチャナカリン通りとラマ3世通りを走ります。

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(画像上)ナラティワート・ラチャナカリン通りは道路中央部に運河があり片側4車線ある道路です。中央部の運河の為にこの道路と交差する道路が少なく、中央部にBRT専用レーンを造りやすかったはずです。

(画像下)ラマ3世通りはチャオプラヤー川に沿った道路なので、この道路と交差する大きな道路は元々ありませんでした。プミポン1橋ラマ9世橋が交差していますが、下流の橋なので大型船を通すために桁下高が高く、ラマ3世通りのはるか上に取付道路があります。

20231203BRT3.jpg

さて、そんな2017年4月廃止が打ち出されたBRTは現在どうなっているでしょうか? 日本にいて自分の目で確認する事が出来ないのと、ネット検索を公式サイト以外しない主義なのでBRT運行会社「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited」などのサイトと、画像下の2枚の画像のようにGoogleストリートビューで確認しました。結果、何事も無かったように営業している様です。

サトーン駅近く
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ラチャプルック駅近く
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BRT運行管理会社のサイトでは廃止やその取りやめには触れておらず、更新もしていない様子です。計画時の資料(24ページ)が保存公開されていたので中身を見たら、私が知っていた「当初計画が5路線」どころか14路線あった事を初めて知りました(笑)画像下でBRT1が現行路線です。

20231204map2.jpg

しかしバンコクで14路線も専用レーンがあるBRTを走らせたらどうなっていたでしょう(笑)渋滞はさらに悪化し、BRT自体も無意味になった事でしょう。

BRTの話をただ「廃止されていない」と書くだけではこのブログではありません。もう少し考えてみたいのですが、長くなりましたので次回に続きます。
次回は前置話を短くして、BRT以外のネタも書かなければなりませんね(汗)

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2023.12.07 | コメント(6) | バンコク街歩き

コメント

BRT 乗りましたよ( 2023年5月)

アルスターさん、こんばんは。BRTに2023年5月に乗りました。サトーン駅からナララマ3駅まででした。滅多にBRTには乗らないのですが、友人とTawandang German Breweryに行くときにだけBRTに乗りますね。サトーン駅の待合室やバス車内にも電光掲示板がばっちりあり、2017年ぐらいに乗った時に比べて進化しているように感じました。Tawandangも相変わらずライブ演奏がよかったです。但し私は以前のようにタワービールを飲むことができなくなっていたのでジョキでちびちび味わいました。

2023-12-09 土 20:02:52 | URL | オバカチ #- [ 編集 ]

Re: BRT 乗りましたよ( 2023年5月)

オバカチさん!

BRTよりタワデーンが気になって仕方ないです。
チョンノンシーのジャーマン・タワデーンは1回だけ行きましたが、スクムビット近くのイーサン・タワデーンは一回目の在タイ時にレストランや飲み屋の従業員達と行ったものです。大昔の事を思い出しました。

ありがとうございます。

2023-12-09 土 22:28:58 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

タワデーン

アルスターさん、こんばんは。
ちょっと話がBRTからそれてしまって恐縮ですが、チョンノンシー タワデーンは相変わらずタイソングに交えて昴(谷村さんお亡くなりになって残念です)や、中国の懐かしソングも歌ってくれていました。このジャーマンタワデーンはラムイントラにも支店があり、一度行きましたがかなりタイ寄りの音楽が多く意外に楽しかったですね。イーサン タワデーンを知りませんでしたので今度行って突撃レポートをしますね。

2023-12-10 日 23:44:45 | URL | オバカチ #- [ 編集 ]

Re: タワデーン

オバカチさん

イーサン・タワデーンが今もあるのか気になってストリートビューで見てみました。
ありましたが、昼の画像なので(笑) まだ営業しているか分かりませんでした。

ソイ・プラカノンを北に向かいペッチャブリー通りとの交差点で右折、高速道路下を過ぎたらすぐ左側です。
タクシーでほぼ間違いなく行くかと思います。イーサン音楽をがんがんに鳴らしていますが、盛り上がるのは夜10時から午前1時でしょう。

ちなみに、このプラカノンとペッチャブリーの交差点近くに、フカヒレの「ヘン・フーシャラン」がありますが、行った事ありますか? 熱々の土鍋に大量のパクチーを入れて食べるのがお勧めです。フカヒレ以外も味は良く安いのですが、二度ばかり釣銭をごまかそうとした店員がいたので(あきらかに意識してやっていた)ネットで書いた事はありません。でも食べに行っていたけど(笑) まぁ、衛生的な問題だとか、化学調味料たっぷり料理が普通・・・そんな店が多くて、堂々とネットで書ける店は数少ないです。それがタイですが・・・

2023-12-11 月 07:41:00 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

イサーン・タワデーン

アルスターさん、こんにちは。
今日はタイは昨日の憲法記念日の振り替え休日です。以前に比べてタイも祝日が多くなったような気がしています。
イサーン・タワデーンに今度行ってまた報告しますね。ところでフカヒレレストランは行ったことないですね。実は私はパクチーがずっと大の苦手です。最初に覚えたタイ語が"マイヤオ パクチー"と言ってもいいぐらいです。ただし負フカヒレは大好きですねのこちらも是非行ってみたいと思います。

2023-12-11 月 15:08:36 | URL | オバカチ #- [ 編集 ]

Re: イサーン・タワデーン

オバカチさん

いやぁ~ パクチーが苦手でしたか・・・失礼しました。それじゃぁ、タイご飯はキツイですね。

とにかく、くれぐれも体調にはお気をつけて下さい。

2023-12-11 月 20:11:00 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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