番外編 4 町食堂とセントルイス3・チャン18/7

「あの話はどうなった」シリーズで「名だけの実体が無かった謎の駅が20年ぶりに実体化した」と紹介したBTSセントルイス駅、その駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフの4回目です。

番外編1は表サトーンことサトーン通り沿いのレストラン4店を書きました。
番外編2は裏サトーンを走るソンテウ路線の概要とバンコクの礎を築いた潮州人が眠るワット・ドンを紹介しました。
番外編3はCafeやスイーツ店が多いセントルイス Soi 3を紹介しました。

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番外編を含んだ「あの話はどうなった」シリーズのエントリー済みは以下の通りです。
(1) ニュースな私 & BRT
(2) どうするBRT & BTSのあれ
(3) どうするBTS サパーンタクシン駅
(4) タクシン橋の謎
(5) 45年前のマスタープラン
(6) BTS 謎の駅で不正料金
(7) BTS 謎の駅の正体1
(8) BTS 謎の駅の正体 2 サトーン地区
番外編 1 サトーンで行くべき店
番外編 2 ソンテウで行く裏サトーン
番外編 3 Cafe巡りのセントルイス Soi 3 

さて、いよいよ裏サトーンの主役の一つ、チャン通り Soi 18/7 にはいります。前回書いたセントルイス Soi 3(サトーン Soi 11)の奥に800mほど入りクランクを抜けるとチャン Soi 18/7 になります。BTSセントルイス駅からだと1㎞ぐらいになります。

セントルイス3ぐらいならサトーン通り側から歩けますが、チャン18/7になるとこのソイを走るソンテウかチャン通りを走る路線バスを利用するのが一般的です。詳しくはこのエントリーで後程書きます。

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その「チャン Soi 18/7」に入るとかなり雰囲気が下町っぽくなります。タイ都市部でよく見かける通り沿いの低層ビル一階にある商業スペース、大袈裟に言えばそのほとんどが飲食店に思えるほどです。

流行りのテイクアウトのコーヒー店やスイーツ店からピザ店も見かけますし、もちろん屋台もありますが、古くから商いしているだろう食堂が多くあります。

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今回はその古くからこの町で商売しているだろう食堂、勝手な呼称で「裏サトーンの町食堂」を紹介します。

でもその前に・・・厄介で面倒くさいブログですので、こうしたお店への一般的な思いを書きます。

まず、主に東南アジアで多く言える事ですが、屋台、食堂、フードコートの多くがMSG・化学調味料を使っていてうま味の輪郭をハッキリさせています。簡単に誰が食べても分かりやすい美味しさにする感じです。別に全否定するわけではないのですが、中にはかなり多く使う店もあり、私の場合は喉が渇いて半日ぐらい大変です。

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調理師免許制や衛生管理等の制度・法的規制がまったく異なるタイで、食材の扱いや調理方法もある程度は食べる側の許容範囲を広げないと、敏感だったり神経質な方には辛いと思います。街中の屋台や食堂では火が通ったものがほとんどで、味も濃いものが多く食材の鮮度をそう気にする事もありませんが、食べて・・・これは止めておこうと思う事も少なくないです。

バンコク首都圏の市場は全て回りましたが、観光用に造られたかのようなオートーコー市場を除き、市井の市場の中には目を覆いたくなるシーンが必ずあるものです。こうした所が料理を提供してくれる店の上流にあります。

20171006 Market 2

20171008 Meat

また、この手の店では、おかずを皿の上でご飯と混ぜながら食べる料理が多くなりがちですが、米を研いだり炊く水、そしてお米も気になる方は覚悟が必要です。

私はほぼ100%夕食は自炊でしたがお米と水には苦労しました。(私には高級な)スーパーで密封性が高く少量の2㎏の米を買ってきて、まずは虫のチェックをしながらタッパーに移して冷蔵庫で保管でした。大量に買って数日置くとコクゾウムシが湧くのが普通だからです。それが市井の食堂だったら・・・屋台なら・・・フードコートでも・・・

ロングステイの食卓 白いご飯に味噌汁」に詳しく書いています。

Aug23 Rice 3

水は水道水で野菜を洗ったり米を研ぐのに使いましたが、煮炊きになると濾過処理水を使いました。浄水場を出た後すぐの水ならともかく、古いアパートや町自体が古いと水道管がだいぶ傷んでいるので注意が必要です。これも市井のお店なら・・・

20170913 Water 7

ちなみにタイではミネラルウォーターは一般的ではなくて『売られている水=ミネラルウォーター』と勘違いしている方が少なくないと思いますが、ミネラルウォーターはボルヴィックやエビアンなどの輸入品かと思います。もちろん私は高いので飲みません(笑)

世界の水道に飲用水、タイでの水と費用は?」に詳しく書いています。

他にも色々気になる事があるのですが、それらを解ったうえで食する分にはタイは非常に安価で多彩な外食が楽しめる国であるのは間違いないです。一皿100バーツしないで客を満足させて、店も商いを続けるのは大変な事でしょう。

ところで私は長い海外生活でお腹を壊した事はほぼありません。インドで都市部を離れた内陸部でも食を楽しんでいました。まぁ、口に入れたヤバイと思ったら躊躇せずに吐き出すようにしてましたけど。日本で大好きな刺身とか生ガキを食べる方が今でもドキドキします(笑) 

こんなの見たら並びたくなります
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ネガティブな事ばかり書きましたが、「下町の路地奥にある古い食堂、○○食べたら旨かった! 絶品!!」なんて安易で幼稚な記事を書くには歳を取り過ぎたのでしょう。

美味しい時もあるし、今日は失敗したのかなぁ~と思う時もある。バラツキ幅が大きいのもこうした店でよくある事。調理や食事に店と人の管理(あるのか?)などで気になれば止めれば良いだけの「当たり前の」自己責任です。

最後に、私は外食した後、声に出さなくても「いただきます」と「ごちそうさま」は欠かさず、お店で働く人たちに感謝していました。海外で自炊をして20年弱、色々と苦労していましたから(笑)

いつも通りの長い前置き話ですが、食に関しての平均値レベルが高く選択肢が豊富なのが「チャン Soi 18/7(あるいは区別なくセントルイスSoi3と呼ばれる方が多い)」かと思います。

それではお店に・・・

でもその前に必要になるのがこのソイを走るソンテウ1256番ですので、今回はまずそのソンテウを詳しく書きましょう。

このブログではソンテウの入門編として以下のエントリーがあります。一般的な話としてまずは安全性の確認、そして使いこなすのに少しはお役に立つかも知れません。

ソンテウの乗り方(1) 乗り物の種類と使い分け」と「ソンテウの乗り方(2)

それではソンテウ1256番です。

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路線は以下の通りです。

シャロンファン橋53 Chaloem Phan 53 สะพานเฉลิมพันธ์53
     ↓↑
ワット・チョーンロム Wat Chong Lom วัดช่องลม


20240211map1256.jpg

観光の方、在住の方でも、BTSサパーンタクシン駅をチャルンクルン通り側に出て、ずらっと並んでいる赤いソンテウを見た事がある方が多いかと思います。このソンテウが1256番です。

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ソンテウに書かれている起点名「シャロンファン橋53」とはチャルンクルン通りがサトーン運河を渡る橋です。BTSサパーンタクシン駅とした方が分かりやすいはずですが、このBTS駅が開業した1999年以前からソンテウはあるわけで、そんな古い言い方をそのまま使っているのです。ソンテウはそんな事が少なくないです。画像を見ると数字の「5」じゃない気がします(苦笑)もう少し調べないとなりませんね。

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1256番はBTSサパーンタクシン駅を出ると、そのままサトーン通りを西に向かいます。そして新しく出来たBTSセントルイス駅を過ぎた所でUターンし、AIAサトーンタワー横にあるセントルイス Soi 3(サトーン Soi 11)に入ります(画像下)。

20240211ST2.jpg

セントルイス Soi 3は800mほど行くと短いクランクがあってチャン通り Soi 18/7に入ります。

20240211ST1.jpg

この後1256番はチャン通りを東に進み、BRTが走るナラティワート・ラチャナカリン通りを過ぎてナンリンチ―通りからラマ3世通りに向かいます。

クロントーイからのラマ3世通り高架下には車両基地みたいに1256番がたくさん並んでいる所があって、私はここを通る度にこのソンテウに興味を抱いていました。

20240217ST1256_3.jpg

終点はラマ3世沿いのワット・チョーンロム(画像下)ですが、実際にここまで運行されているのか実際に終点まで乗った事がないので分かりません。ナンリンチ―通りからラマ3世通りに入った所で降ろされそうな気もします。

20240217ST1256_4.jpg

料金は2015年で7バーツでした。全路線を通して乗った事がないので定かではありませんが一律料金のように思えます。少なくても今回の主要テーマのセントルイス Soi 3とチャン通り Soi 18/7内は現在(2024年)でも10バーツ以下じゃないかと思います。なお、ソンテウの画像の一部はストリートビューからです。

最後は路線バスですが、ソイの中には入りませんがチャン通りは走っていますので、ソイ18/7近くで降りれば十分にアクセス可能です。ただ・・・そのバスが分かりません(涙) 本当に情けないです。

私のロングステイは毎日路線バスに乗ってルートを解明する日々でした。205あった系統路線で往復、直営と委託、本線と枝線・・・などをただ乗るだけで調べて「バンコク路線バス不完全ガイド」を2018年に書き終えたのに・・・

きっと私がタイを離れたのを見ていたのでしょう。その後ガチャをされたので今は全く分からないのです。正直、調べる気にもなりません。

昔なら、何も見ないで即答できたでしょう。チャン通りを走る路線バスなら「62番 戦勝記念塔Victory Momument ~サトゥプラディト船着場Sathu Pradit Pier」と「35番 新南バスターミナルSouthern Bus Terminal(Sai Tai Mai) ~プラプラデーンPhara Pradaeng(スクサワット通りSuk Sawat)も通るけど、これは厄介な路線です」ですと。

Bus062 VM

たぶん、これらのルートを引き継いだバスが走っているかと思うのですが、今は何も言えません。

さて、次回はやっとお店紹介です(苦笑)

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2024.02.17 | コメント(0) | バンコク街歩き

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ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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