間違いだらけのセンセープ運河ボート 完全ガイド1


こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

1月2日、今朝のバンコク(の隅っこ)は晴れです。タイ時間午前6時30分が日の出でしょうか、日本は箱根駅伝の1区のランナーがそろそろばらける頃ですね。今日も朝の画像ですが、明けの明星でしょうか、画面中央上に写っているかなぁ? 

Sun


元旦の昨日も良い天気でした。アパートから見る幹線道路の交通量はいつもの三分の一でしょうか、空気が澄んでいるのがよく分かります。そう言えば、かつて日本もそうでしたねぇ~

さて、働いている方には本当に申し訳ないのですが、私はリタイアして働いていない身ですから年中お休み。それに常夏のタイに一人で住んでいるとお正月を全く感じる事無く、通り過ぎて行こうとしています。

でも皆さんは、リタイアした方も、現役で働いている方も、主婦の方も、今はそれぞれのお正月を楽しく過ごされている事と思います。特に日本でご家族とお過ごしの方々・・・正直、かなり羨ましく思えます。後数日ですが(笑)皆様が良いお正月を過ごされる事を願っています。

さて、そんな正月に全く関係ないのですが、今日のエントリーは本ブログではあまり人気がないバンコクの公共交通に関してです(汗)

SAEN Boat 1

高架鉄道のBTSや(現在は)地下鉄のMRTなどのメジャーな公共交通に関しては、どんな観光ガイド本やサイトに載っているでしょうし、多くのブログで紹介されているはず。本ブログでは全く扱う気がないのですが、センセープ運河ボートも同じようにメジャーな交通手段として考え、今までずっと避けていました。

同じメジャーな交通手段であるチャオプラヤー・エクスプレスも避けていたのですが、公式サイトからウィキペディアにGoogle Mapsなどのチャオプラヤー・エクスプレスの情報にあまりに間違いが多いので、ついに「徹底検証」と称して一ヶ月前に書いてしまいました(笑)

それならいつか書かしかない・・・そう思っていたのがセンセープ運河ボートです。今は体調が悪くてもう数日全く部屋から動く事が出来ないので、この機会に私の日常の足でもあるこの運河ボートを完全ガイドしましょう(笑) 少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。

ちなみにバンコクの公共交通に関してですが、以下のようなエントリーが過去あります。

バンコク不完全バスガイド」路線毎にエントリーなので、いつ終わるか(汗)このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス」を選ぶと、今の所一応若い番号順に表示されます。
Bus 3

プラカノン運河を行く
Boat

パーシーチャルーン運河ボート活用術
Boat

チャオプラヤー渡し百景1~5」が最初のエントリーです。
Bus 6-1

チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証1~6」が1のエントリーです。
CPX

そのセンセープ運河ボート完全ガイドの第一回目は「間違いだらけのセンセープ運河ボート」です。 バンコク在住の方なら知らない人は居ないだろう運河ボート、少し慣れた観光客でも使うので、インターネットにはその情報が多いと思います。

ただ・・・それだけに間違いも多く私の前タイ在住時から気になっていました。そして何よりも、この運河ボートは子供連れ、お年寄り、そしてちょっと慣れなていないと危なっかしいのです。

「どぶ川で匂いがするけど、渋滞知らずで使いこなせれば便利」「バンコク庶民の足で運河沿いの生活を目に出来る」・・・なんて、センセープ運河ボートを紹介するサイトはこんな言葉を使っているのではないでしょうか・・・確かにそうですが、他の公共交通機関とは異なり、以下の理由で私は他人にはお勧めしません。

チャオプラヤー・エクスプレス・ボート(日中のオレンジ旗船)の70~80%は観光客です。センセープ運河ボートはいつ乗っても90%以上通勤通学客です。乗る側も乗せる側も日常で慣れている中での運航がされています。

SAEN Boat 2

そして平日昼過ぎまで上り(NIDAラインのプラトゥナーム行き)は激混みで(画像上)、暑さ、匂い、騒音の中で立ちっぱなしが不快そのものだからなのと、乗り降りが慣れない人には危険だからです。ちなみに私は始発の近くなので水しぶきがかからず、風が通る場所で座れますが、座れてもぎゅぎゅうに詰め込まれ、騒音は我慢です(匂いは慣れました)。

でも・・・安心してください(笑)
この完全ガイドを全て読んだら・・・あなたも乗れますよ!

さて、今回は完全ガイドと大きく出ているので(汗) 「基本の基本」から書くつもりでいますが、最初はトリビア的な話からです。

1、センセープ運河って言うけど・・・

西端のパーンファーリーラート船着場をセンセープ運河と言ったり、なぜなのかプラトゥナーム船着場をマハナーク運河と言っている間違いです。地図上表記と実際に歩いて運河表記を確認すると(するんですよ・・・暇人だから)、パーンファーリーラート船着場からボーベー市場辺りはセンセープ運河ではなくマハナーク運河です。

SEAN Boat 4

運河の名を変えるのはボーベー市場近くのパドゥンクルンカセーム運河との十字路(画像上)です。ここより東をセンセープ運河(画像では手前側)と呼んでいます。


2、なぜプラトゥナームで船が変わる?

プラトゥナームで西と東の船が変わりますが、西側は若干小さめになっています。運河自体の幅も狭いのですが、運河にかかる橋が低いからです。

SEAN Boat 3

そのために、西側(Golden Mountライン)では船が通るときに屋根を一時的に下げる機能(画像下)があります。水位が高いときは上げ下げで大変ですが、水位が普通でもボーベー市場船着場の東側の橋(画像上)で屋根が下がる(前に傾けて下げる)時があります。

SEAN Boat 5


3、消えた船着場、増えた船着場に注意!

西側(Golden Mountライン)ではボーベー市場とサパーン・ジャルーンポンの間にBaan Krua Nua船着場があったのですが、今はありません。東側(NIDAライン)ではE7イタリタイとE9バーン・ドーン・モスクの間にE8ワット・マイ・チョン・ロムがあったのですが、今は船着場が残るだけです(画像下)。E8は欠番になっています。

SAEN Boat 6

また「センセーブ運河ボートに新船着場」でエントリーしたように、センセープ運河ボートのエアポートリンク高架下に新しい船着場「ラムヌン」が昨年2015年9月末から運用されています。

Pier 2

E13クローンタン船着場とE14ザ・モール・ラムの間でE13-1です。当初利用者が全く居なくて素通りでしたが、現在は数人の利用者がいる場合の方が多くなっています。


4、消えたルートがありました。

10年以上前になりますが、センセープ運河ボートは東端のワット・シーブンルアンよりもっと先のミンブリまで運航されていました。下の画像はミンブリ近くのセンセープ運河と運河ボートがですが、護岸工事はされてなかったのが分ります。運河ボートによる波での浸食と騒音がこの地区で運航されなくなった原因と聞いています。2年ぐらい前に一時的に(政治的理由?)復活したのですが、すぐに中止されました。「消えた運河ボート」でエントリー済みです。

Boat 5


5、通過に注意!

意外と知られていませんが、降りる客も居なく船着場で合図する人も居ないと通過するのはバスと同じです。降りる人は前もって準備するのでボタンが押される事はないのですが、ちゃんと降りる合図用のボタンが屋根裏にあります。

SAEN Boat 7

また船着場に数人の場合はバスやタクシーへの合図と同じで手を斜め下に差し出します。降りる時ですが、早めに舷側に行って、船着場に着く直前に舷側意立ちます。私も早めに降りる準備をしますが、下の画像の人はやり過ぎかも(汗) まぁ降りる人が少ない船着場だと私も本当にこうします。

SAEN Boat 8

ちなみに運転手も係員もとにかく急いでいますので、船着場にはきちんと横付けされる事は滅多に無いです。動きながらの乗り降りが一般的。タイの方でも乗れなかったり、降りれない人がたまにいます。


6、下がった運賃と支払い方法裏技

センセープ運河ボート料金と値下げ」でエントリーした通り、昨年2015年8月20日に一律1バーツ値下げになりました。ディーゼル価格の値下がりによるものです。現在各船着場に数種類の料金表がありますが、下の画像の場合は2バーツを引くと現在の価格になります。

Fare Old 1

下の料金表だとマイナス1バーツです。

Fare Old 2

そして実際に支払う時はボートに乗り込んでから係員に行き先を告げる必要がありますが、すごいエンジン音と混んでいる中で舷側にいる係員に行き先が伝わらないのは当たり前の事。普通通勤者はコインできっかりを渡し行き先を言わない場合が半分。後の半分は行き先を言いながらも指で合図します。20バーツ札を出しながら指を全部広げて15バーツの意味を伝えるのです。


7、僧侶席はどこ?

路線バス、BTSにMRTなどは僧侶用席が示されているのはご存知の通りです。また路線バスで僧侶用席以上の僧侶が乗ってくると、間違いなく車掌か運転手がすでに座っている人に声をかけて僧侶用に席を空けさせます。

SAEN Boat 9

チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの場合は後方のエンジンの覆いあたりに立たれている場合が多いです。路線バス、BTSでもボートでも特に女性客は僧侶に触れないように注意が必要ですが、センセープ運河ボートは一番後ろの席(画像上)に僧侶が座るのが暗黙の了解事項です。

以上のように、センセープ運河ボートは乗り慣れている人ばかりが利用しています。もちろん観光や初めての人が利用するも出来るのですが、危険や不快なおもいをしないように十分に注意してください。乗り降りなどは次回「基本の基本」で詳しく説明します。

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2016.01.02 | コメント(2) | 水上/運河ボート

コメント

浄化政策?

謹賀新年!
 ご快癒、お祈りいたします。
 で。
 先日、政府が“センセーブ運河の浄化”政策を発表していたようですが、これ、船とめてやるンでしょうか。 もしおわかりになるようでしたらぜひお教え戴きたく。
 サンペンレーンの運河橋あたりもやたら整理されちまって、タラート・レック?もなくなったり。
 露天禁止ともども“きれい”はいいンだけど“風情”と“便利”がとんでしまうあたり、阿藤海さん風に「なんだかなあ」とつぶやいてしまいそうで。

2016-01-03 日 02:13:34 | URL | pangpohn #x/AtbYG6 [ 編集 ]

Re: 浄化政策?

pangpohnさん

コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

浄化ですか・・・あまり信じてないのですが(笑)
どぶさらいのような川床の浄化の前に、護岸、周辺住宅、繋がっている排水環境などを何とかしないと・・・

ほぼ毎週乗っているので、変化があればブログ上でエントリーします。

2016-01-03 日 08:20:32 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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