ローカル鉄道マハーチャイ線を歩く1 クロンサン


こんにちは。今日もアクセスありがとうございます。

6月6日、今朝のバンコク(の隅っこ)は曇りです。いやぁ~、昨日は暑かったですねぇ~ 夕暮れ後に一雨ありましたが、近頃では珍しく朝から晴れて、日中の日差しはきつく感じました。 ノンエアコンのバスは陽が当たる側の席は誰も座らず、片側だけにお客が座っています。それでバスが右左折して陽が当たる側が変わると人も移動です(笑) 

いやぁ~ やってしまいました(汗)

センセープ運河ボートの船着場を全て訪れ、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着場全てを紹介し、バンコク周辺も含めて渡し舟を探し求め、BTSやMRTの延伸工事部は全て歩き貫き、バンコク都バスの全路線紹介を目標としているのに・・・今度は国鉄マハーチャイ線です(苦笑)

ハイ、今のところは全て沿線を(って言うかほとんど線路上を)歩いています(笑) ただ・・・もう無理かと思っています。全て歩くのは・・・だから途中から列車に乗ったりバスを使っても勘弁してください(汗)

それにしても「おいおい、クロンサンって何だよ!間違っているだろう!!」とのブログ間違い探しが好きな読者の声が聞こえるようです。そうなんですよねぇ・・・・


今回の「マハーチャイ線の旅」は自分が撮った一枚の画像から始まりました・・・

Bus057 Chroen Rat

いつもの街歩き、もう1年近くチャオプラヤー川西側はトンブリー地区を好んで歩いています。多くのエントリーをしていますが、そこにはいつもトンブリー王朝の歴史があり、入り組んだ運河があり、古いお寺があり、どこか懐かしい下町の路地がありました。人々の暮らしの距離感が近いと言うか・・・明らかにチャオプラヤー川東側とは違ったものを感じ、それが魅力に思えるのです。

街歩きをしながらカメラを向ける被写体に観光的に有名なものはなく、いつも街並みや庶民の暮らしです。それらは本ブログで長いシリーズになっている「バンコク路線バス不完全ガイド」に多く登場する路線周辺の画像の通りです。

そんな街並みと一緒に知らない路線バスも一緒に撮る事が多いのですが・・・上の画像でお気づきでしょうか?まるで単線の線路上をバスが走っているかのように見えませんか?乗り物好きな私の目の錯覚でしょうか? 早々に翌日その通りへ確認に行きました(笑)

Jun04 CharoenRat 1

Jun04 CharoenRat 2

まるで線路跡のように道路の真ん中を真っすぐ伸びています。いったい何でしょう?
この通りはウォンウィエンヤイに近いジャルンラット通りです。この通り、下の地図を見れば分かるように現在の国鉄マハーチャイ線(メークロン線東線)の終点(始発)ウォンウィエンヤイ駅から真っすぐに東に延びて、クロンサン・プラザまで延びています。もうそこはチャオプラヤー川ですね。

Jun04 Map

まるで線路がチャオプラヤー川まで延びているかのようですが・・・調べるとその通りだった事が分かりました(笑)

現在の国鉄マハーチャイ線は1905年に民営ターチーン鉄道としてクロンサン駅~マハーチャイ駅間が開業したのが始まりでした。そう、当初はクロンサンとウォンウィエンヤイ間に線路があって、ウォンウィエンヤイ駅は途中駅だったのですねぇ~

交通渋滞の対策として1961年にクロンサン駅~ウォンウィエンヤイ駅間が廃止された後も、線路が取り外されることは長く無かったそうです。

ジャルンラット通りが廃線跡だったのが分かりましたが、舗装道路を作った時に線路は撤去したでしょう。それなのに今も線路跡のように見えるのが何なのかは謎のままですが、その幻のような線路が私をクロンサンまで引き寄せた事は間違いありません。

ジャルンラット通りを走るバスから通りを見ると、まるで50年以上の時を遡り、チャオプラヤー川に向かって走る列車の先頭に乗っているかのように思えます。

Jun04 CharoenRat 3

ジャルンラット通りの東端はシャルンナコン通りとの交差点ですが、その交差点の東側はクロンサン・プラザです。プラザと名付けたものの露天商が集まったようなマーケットで、すぐ横のミレニアム・ヒルトン・バンコクとは対照的に少し寂れた所です。

Jun04 Klongsan Plaza 1

まるでウォンウィエンヤイ駅から延びた線路がクロンサン・プラザの中まで通っているかのように思えるのは私だけでしょうか(笑)このクロンサン・プラザがクロンサン駅の跡地に出来たのは間違いないでしょう。その駅の痕跡を探してプラザ内に入ってみました。

Jun04 Klongsan Plaza 2

残念ながら線路跡や駅舎跡は分かりませんでしたが、私が駅だったと思うからか、そこがまるで終着駅かのように見えてなりませんでした。

このクロンサン・プラザの奥はチャオプラヤー川の渡し船があって、対岸のシープラヤまで行けます。「チャオプラヤー渡し百景3」で詳細を書いています。

このクロンサンに鉄道駅があった頃・・・この渡し船もきっと列車から降りた乗客をたくさん乗せてチャオプラヤー川を渡った事でしょう。ちょうどマハーチャイ線の西端でターチン川を渡し船で対岸へ行き、メークロン線に乗るように・・・

Si Phraya

一枚の写真に偶然写り込んだ線路のような跡から、思いがけずマハーチャイ線の歴史を知る事となりました。元々、民間の鉄道会社だったので今もタイ国鉄の他の路線と接する事はありません。

第二次世界大戦中に民間から軍事管理下になり、その後国鉄となった事も知りました。街歩きをして歴史を遡ると、チャオプラヤー川周辺には我々日本人があまり知らない戦争の影響を垣間見ることもよくあります。

さて、次回は今の始発駅、ウォンウィエンヤイ駅周辺を歩きます。

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2016.06.06 | コメント(2) | 国鉄・BTS・MRT

コメント

凄い洞察力ですね。自分も興味があるので、見に行きます。

2016-06-06 月 22:33:43 | URL | HIDEKI #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

HIDEKIさん

コメントありがとうござます。

ただ暇を持てあまして街歩きしているだけです(汗)

以前チャルンクルン通りで偶然、路面電車の線路跡を見つけた事があるからかも(笑)
http://alsterusa.blog.fc2.com/blog-entry-511.html

2016-06-06 月 23:38:31 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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