114番 バンコク不完全バスガイド

2016年9月17日

これはバンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、路線案内だけではなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。

バンコク路線バスは同じ番号でも短区間運転や枝線もあり、直営と委託会社、バスの種類別、行きと帰りルートが異なるのは普通です。また変更も多く交通事情や運転手の気分でも変わります。私自身も早朝深夜など全ての時間帯での運行を知る事は出来ません。ですからこれはいつまで経っても不完全バスガイド、路線の概略ぐらいにお考えください。

しかしエントリーするのは私自身が終点から始発まで、行き帰りを全て実際に乗った記録です。実際に乗っていない路線はエントリーしません。

路線番号順のインデックスを作っています。このブログ画面左にある「カテゴリー」から「バンコク路線バス・番号別インデックス」を選ぶと、目次のように番号順表示されます。

また、入門編「路線バスの初歩」、そして「ご質問専用室」も作ってあります。どこで質問してよいか分からない時、バスでの行き方、バスに限らバンコクの公共交通機関に関するなら何でも構いません。ご利用下さい。ブログ画面左にある「カテゴリー」からアクセス出来ます。


基本情報

ラマ5世橋Rama5 Bridge ~ ピブーンソンクラン通りPibulsongklam ~ ノンタブリ船着場Nonthaburi Pier ~ プラチャラット通りPracharat ~ ティワノン通りTiwanon ~ ンガムウォンワン通りNgam Wong Wan ~ カセート交差点Kaset Junction ~ パホンヨーティン通りPhahon Yothin ~ バンケーンBang Khen ~ ラックシー・モニュメント Lak Si Monument ~ サパーンマイSaphan mai ~ ラムルッカ交差点Lam Lukka

Bus114Map

バス車種

直営ノンエアコンバス・赤バス
直営エアコンバス・オレンジ


ルート周辺

バスの出発はチャオプラヤー川に架かるラマ5世橋の西側にある車庫ですが、ここでは乗れません。

Bus63 Rama5

上の画像で奥側がチャオプラヤー川で、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「N29/1 サパーン・プラ・ラーム・ハー船着場Rama 5 Bride」があります。この辺りは「チャオプラヤー・エクスプレス徹底検証6 変化の兆し」でエントリーしています。

Rama5 Bridge 2016AUG

バスは車庫を出てラマ5世橋の下を通り、いったん西側に向かってからUターンしてチャオプラヤー川を渡ります。渡り終えてすぐ左折してピブーンソンクラン通りへ入り、ノンタブリー船着場へ向かいます。往路だけが船着場前まで入りUターンし、復路はノンタブリー船着場には入らず手前のノンタブリー市場で左折してしまいます(画像地図の下)

Bus63 Nonthaburi Map

Bus114 Nonthaburi

ノンタブリー船着場はチャオプラヤー・エクスプレス・ボートの日中の終点になり、周辺はいつも大変な賑わいです。

Nonthaburi Pier 2016AUG

船着場のすぐ前には「ノンタブリ県旧庁舎Nonthaburi's Old Provincial Hall」があって、一部はノンタブリー・ミュージアムになっています。ラマ6世時代の貴重な建物ですが、痛みが目立ち保存が待たれます。

Nonthaburi Museum 2016AUG

船着場から真っすぐ東に向かうと左に「ノンベーカリー」、地元のパン屋さんですがケーキが人気でいつも混雑しています。種類が多くて安いので人気があるようです。一度小さなロールケーキを買いましたが、ちょっと日本のオジサンには甘すぎるかも(笑)

Nonthaburi Bakery 2016AUG

ノンべカリーのすぐ横の短い路地奥がノンタブリー県刑務所で、面会の人が時間になると多く待っています。実は、その北側は「バンクワン刑務所Bangwang Central Prison」で重罪受刑者用の刑務所です(入口は別で離れています)。以前の話ですが日本人の受刑者も何人かいて、差し入れを持って面会する事が可能だと聞いた事があります。今はどうなんでしょう? まぁ、興味本位でするような事ではありませんね。

Bangkwang Prison 2016Aug

ノンタブリー市場はこの周辺で最も混む市場でしょう。ノンタブリーの渡し船を見ていても市場帰りの人を多く見かけます。町の中心部に刑務所があるのですが、この市場がエネルギッシュな町の中心です。

Nonthaburi Market 2016AUG

ノンタブリー船着場と市場を離れるとプラチャラット通りを東に向かい、ティワノン交差点で左折しティワノン通りへ入ります。ティワノン通りでは2016年8月6日に開業したばかりのMRTパープルラインの「保健省駅 Ministry of Public Health」の高架下を走ります。

Bus114 MRTP Health

ティワノン通りから右折してンガムウォンワン通りに入ると「パンティップ・プラザPantip Plaza」と「ザ・モール・ンガムウォンワンThe Mall Ngam Wong Wan」が続けてあり、この周辺のランドマークになっています。

The Mall Ngam Wong Wan

ンガムウォンワン通りとプラチャチュン通りの交差点を過ぎて、クロンプレム中央刑務所Klong Prem Central Prison前を通ります。薬物関係での受刑者が多いようで、中には女性受刑者の施設もあるとか。ノンタブリー船着場に近いバンクワン刑務所が重罪受刑者なのに対し、比較的刑が軽いからかサッカーで刑務所内ワールドカップが行われる事でも知られています。

Klong Prem Central Prison

刑務所前を過ぎるとタイ国鉄とウィパワディーランシット通りを陸橋で越えますが、ちょうど陸橋横がタイ国鉄新線ダークレッドラインの新駅「バンケーン駅SRT Bang Khen」が建設中です。

SRT Dark Red Line Bang Khen ST

陸橋を渡り終えるとすぐカセサート大学バンケーンキャンパスです。この大学はチュラロンコン、タマサートに次いで3番目に歴史のある国立大学です。

Kasetsart University

このカセサート大学のキャンパス内なのか分かりませんが、大学横でカセート交差点の北西角にあるのが「バンコク・アクアリウム(水族館)Bangkok Aquarium」。淡水魚に関しての貴重な研究が行われているようです。

Jun23 Aquarium 4

カセート交差点で左折しパホンヨーティン通りに入りますが、この交差点は現在BTS延伸工事で復路の場合は右折できずその為に左折してカセートナワミン通りを東へかなり行ってからUターン。カセート交差点の下を地下道で抜けます。

さて、パホンヨーティン通りに入ると軍関係の施設が続きます。そんな中でスィーパトゥム大学バーンケン・キャンパス前を通ります。

Sripatum University

上の画像で見難いのですが、大学ロゴがピンク色の蓮の花になっています。なぜかこの辺りはピンク色が多く、大学裏にあるバンブア運河(ラップラオ運河の北)沿いのワット・バンブアはど派手なピンク色に染まったお寺です。

Jun17 BangBua 1

カセート交差点から終点近くまで見飽きるほどBTS延伸工事が続いています。近い将来BTSが延びるとバス運行も大きな変化が起きるでしょう。BTS延伸に関しては「BTSモーチット駅からの延伸部を歩く1」がシリーズ1回目です。

Bus114 Phahonyothin

さらにバスは北上してラックシー・ロータリーを地下道で直進します。このロータリー手前には大きく白い仏塔が印象的な「ワット・プラシーマハタトゥ Wat Prasri Mahadhat Worawihan」があります。

Wat Prasri Mahadhat Worawihan

やがてパホンヨーティン通りで最も庶民の賑わいがあるサパーンマイを通ります。ここはサパーンマイ市場とも呼ばれる「インチャロン市場Ying Charoen Market」が町の中心です。

Aug05 Saphan Mai 2

タイ国政府観光庁のサイトによると・・・バンコク郊外にある最大の私設市場で、総面積15,000平方メートルの敷地に約1,600店が軒を連ね、プロの料理人から家庭の主婦まで1日2万人のお客さんでにぎわうこの市場だそうです。すごいですねぇ~

Aug05 Market 5

観光庁が言っているのは少し大げさのように思えますが(笑) バンコクの市場の多くを見て来た私もこの市場の賑わいには驚きます。クロントゥーイを除けば広さと賑わいはミンブリーが一番でしょうか。次がここかバーンカピかバーンケーでしょう。

Aug05 Market 1

また昔話になりますが、インチャロン市場の裏にはラップラオ運河からの運河ボートが運航されていました。サパーンマイからサパーン・クローンタン間で、なんとクローンタンでセンセープ運河ボートと接続していたのです。

Saphan Mai 2016July

続いてあるのが「タイ王立空軍博物館Royal Thai Air Force Museum」ですが、ここはバンコクに数ある博物館の中でもお勧めの所。無料で広い敷地に触り放題の航空機、兵器と言うよりタイでの航空機の歴史も学べます。「ここは面白い!空軍博物館1」でエントリー済みです。

Air Museum Front

この辺りはドンムアン空港の裏側になり、空軍の施設が続きます。下の画像は「王立タイ空軍航空公園Royal Thai Air Force Aviation Park」です。この公園の通りの反対側はタイ空軍本部で、公園の奥はタイ空軍アカデミーとタイ空軍の本拠地ですね。「タイ空軍博物館と航空公園」でエントリー済みです。

Aviation Park 2

その先は現在BTSモーチット駅からの延伸工事の最北端です。この辺りに「N24クーコット駅」が出来るはずですが、現在はその姿を確認できません。いずれにしてもここから「N13カセサート駅」までずっとBTS延伸工事中のパホンヨーティン通りを走ります。

BTS Ku Kiat 2016July

やがてバスは終点の空軍スタジアムがあるラムルッカ交差点Lam Lukkaです。空軍スタジアムの正式名称はスポーツ競技場「トゥパテミー・スタジアムThupatemee Stadium」で、空軍所属のサッカークラブチーム「エアフォース・セントラル AIR FORCE CENTRAL FC」の本拠地です。

July08 Air Force Stadium 3

空軍スタジアムの反対側は「ナショナル・メモリアル Nation Memorial」です。下の画像にはドンムアン空港へ着陸する飛行機が写っていますねぇ~ 機上から見た事がある人もおられるのでは?

Natinal Memorial 2016 Jun

ナショナル・メモリアルを日本語訳すると戦没者記念塔(館)あるいは戦没者慰霊塔(館)が良いように思えます。外に置かれた兵器は別にして、二つの建物内の展示はタイの歴史を知る上で価値があると思っています。「ナショナル・メモリアル」で詳細エントリー済みです。

Natinal Memorial Inside 2016 Jun

バスはラムルッカ交差点手前が終点で、そのまままっすぐ行ってナショナル・メモリアル横の陸橋下でUターンして復路に入ります。下の画像はUターン後の復路の起点で、後方にナショナル・メモリアルが写っています。

Bus114 Lam Lukka

いかがでしょうか、都心部は全く通らずバンコク都北部のノンタブリー県とドンムアン空港裏を結ぶ地味な路線ですが、北部を移動するのはかなり便利な路線でもあります。

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2016.09.17 | コメント(2) | バンコク路線バス

コメント

久しぶりです。

いつも楽しくタイを楽しませて頂いております。

古い洋館をお願いしまっす。

がんばってください。

2016-09-17 土 20:48:26 | URL | ノーマイフラン #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ノーマイフランさん

コメントありがとうございます。

古い洋館って・・・ノンタブリー県旧庁舎の事でしょうか?
お願いの意味が勘違いでなければ、もう少し詳細を書いて・・・でしょうか?

まぁ、そう言う意味に受け取り、だいぶ先になるかとは思いますが、詳しく書くと思います。

2016-09-17 土 22:58:44 | URL | ALSTER #- [ 編集 ]

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ALSTER

Author:ALSTER
 
ALSTER(アルスター) 東京深川出身。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど海外在住28年超。55歳で日本企業を早期定年退職後アメリカで現地採用され2014年末退職。その後タイでロングステイし2018年帰国。90年代前半からパソコン通信・PC改造・ホームページ運用を行い世界中からアクセス。そんな趣味から海外アクセス術、旅先通信本などの出版にも関わる。ヨーロッパ、北米、東南アジアの国々はほとんど訪れ、旅行にお酒・食べ歩き大好き人間です。

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